JP4646620B2 - ヒンジキャップ - Google Patents

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Description

本発明は、ヒンジキャップに関するものであり、とくに商品の流通段階でのキャップの不用意な開放に起因した内容物の漏洩を確実に回避しようとするものである。
容器の口部に装着されるキャップ本体は、このキャップ本体に合わさりヒンジを介して開閉可能に連結される蓋体とを備えた、いわゆるヒンジキャップは、片手によって蓋体を簡単に開閉できる利点があり、また、蓋体の紛失を防止できることから、調味料用の容器や薬品用の容器、シャンプー、リンスを入れる容器等幅広い分野において利用されている。
ところで、ヒンジキャップを装着した容器は、不正な開封がなされやすく、また、商品の流通段階での所期しない衝撃力が負荷された場合に蓋体が開いてしまって内容物が漏洩する等の不具合しばしば見受けられることから、流通時の液漏れを防止する目的で注出口と栓体との嵌合力を強めに設定する改良が加えられてきているが、このような改良は、使用時におけるキャップの開放に際して蓋体を開け難くし、蓋体を開けることができてもその感触としては非常に固く取り付けられているように感じる等の不具合を生じさせる原因になっていた。そこで、近年、この種のキャップには開封時に引きちぎりによって離脱させるバージンチップが付設されるようになってきている(例えば特許文献1参照)。
特開平9−12054号公報
バージンチップを備えた従来のヒンジキャップは、バージンチップの脱落の有無が一目で確認できるので、とくに、不正な開封がなされたかどうかを確実に判断できる有用な手段であるとされていた。
しかしながら、かかるヒンジキャップにあっても、容器の流通段階でキャップの蓋体に対してそれを引き上げるような不用意な力が加えられるようなことも想定され、この場合、バージンチップが連結部分から破断して蓋体あるいは栓体による容器の密閉が保てなくなり内容物が漏洩するのが避けられず未だ多少の改善の余地が残されていた。
本発明の課題は、商品の流通段階において起こりがちな上記のような不具合を解消できるシール性に優れた新規なヒンジキャップを提案するところにある。
本発明は、容器内の内容物を注出する注出口を有し容器の口部に装着されるキャップ本体と、このキャップ本体にヒンジを介して開閉可能に合わさる蓋体とを備えたヒンジキャップであって、
前記キャップ本体は、容器の口部にねじ若しくはアンダーカットによって係合保持される筒体と、この筒体の外側に別体若しくは一体的に配置されキャップの外観を形作るとともに前記蓋体の外壁面と同一面になる壁面を有する外筒からなり、
前記ヒンジの反対側に位置する筒体の前面壁部にその上端縁部から下方に沿って延びる凹部を形成し、
前記外筒に、筒体の凹部に向けて押圧、弾性的に反転させて反転姿勢をそのまま維持して蓋体の下端面を露出させる反転壁部を設けたことを特徴とするヒンジキャップである。
上記の構成になるヒンジキャップにおいて、前記外筒には、筒体の凹部を形成する稜線に沿って設けられ、そこを起点にして反転壁部を反転させる薄肉部を設ける。
キャップ本体の外筒とこれに合わさる蓋体はその外壁面と壁面が同一面を有するものであり、蓋体に不用意な力が加わり、商品の流通過程で蓋体が開くようなことはない。
また、容器を開封するに際しては、反転壁部を押圧して該反転壁部を反転させることで蓋体の下端面が露出することになり、その露出部に指を掛けて蓋体を引き上げることで内容物の注出が可能となる。
さらには、容器の開封後(使用後)に、反転壁部を再反転させて当該反転壁部を蓋体の外壁面と同一面になるように復帰させ、蓋体を開放するための引っ掛かり部を無くしておくこともでき、この場合、幼児に対してのチャイルドプルーフ機能を有するヒンジキャップとしても利用することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明にしたがう合成樹脂製のヒンジキャップの実施の形態をその外観で示した図である。図における1は内容物を収納する容器、2はキャップ本体である。このキャップ本体2は容器1内の内容物を注出する注出口p(図4参照)を有しており、図2にその要部を示す如く容器1の口部にねじ若しくはアンダーカットによって係合保持される筒体2aと、この筒体2aの外側に別体若しくは一体的に配置されキャップの外観を形作る外筒2bからなる。
また、3はキャップ本体2にヒンジhを介して開閉可能に合わさる蓋体である。この蓋体3の外壁面3aと上記キャップ本体2の外筒2bの壁面は同一面になっている。
4はヒンジhの反対側(対向側)に位置する筒体2aの前面壁部に設けられた凹部である(図2参照)。この凹部4は蓋体3が合わさる上端縁部から下方に沿って延びている。
5は外筒2bにおいて筒体2aの凹部4に面して設けられた反転壁部、6は筒体2aの凹部4を形成する稜線4a(図2参照)に沿って設けられそこを基点に反転壁部5を反転させる薄肉部である。
容器を開封すべく、反転壁部5を筒体2aの凹部4に向けて押圧すると、該反転壁部5は図3に示すように凹部4に向けて弾性的に反転して蓋体3の下端面が露出することになり、ここに指を引っ掛けて図4に示すように蓋体3を引き上げることで内容物の注出が可能となる。
本発明にしたがうヒンジキャップにおいて、筒体2aと外筒2bは別体ものとして説明したが、筒体2aの前面に凹部4を形成することが可能であるならば外筒2bと一体に成形したものであってもかまわない。
また、凹部4及び反転壁部5は筒体2aの蓋体3が合わさる上端縁部から下端縁部に至るまでの全域に設けてもよいし、上端縁部を含めた一部分に設けてもよくこの点については限定されない。
商品の流通過程で蓋が開いて内容物が漏れ出すことのないヒンジキャップが提供できる。また、使用形態によっては、流通段階での確実なシール性を維持するのに加え、チャイルドプルーフ機能を有するヒンジキャップとしても利用し得る。
本発明にしたがうヒンジキャップの外観斜視図である。 図1に示したヒンジキャップの要部を断面で示した図である。 図1に示したヒンジキャップの開放要領の説明図である。 図1に示したヒンジキャップの開放状態を示した図である。
符号の説明
1 容器
2 キャップ本体
2a 筒体
2b 外筒
3 蓋体
4 凹部
4a 稜線
5 反転壁部
6 薄肉部
h ヒンジ

Claims (2)

  1. 容器内の内容物を注出する注出口を有し容器の口部に装着されるキャップ本体と、このキャップ本体にヒンジを介して開閉可能に合わさる蓋体とを備えたヒンジキャップであって、
    前記キャップ本体は、容器の口部にねじ若しくはアンダーカットによって係合保持される筒体と、この筒体の外側に別体若しくは一体的に配置されキャップの外観を形作るとともに前記蓋体の外壁面と同一面になる壁面を有する外筒からなり、
    前記ヒンジの反対側に位置する筒体の前面壁部にその上端縁部から下方に沿って延びる凹部を形成し、
    前記外筒に、筒体の凹部に向けて押圧、弾性的に反転させて反転姿勢をそのまま維持して蓋体の下端面を露出させる反転壁部を設けたことを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 前記外筒は、筒体の凹部を形成する稜線に沿って設けられ、そこを起点にして反転壁部を反転させる薄肉部を有する、請求項1記載のヒンジキャップ。
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