JP2006176194A - ヒンジキャップ - Google Patents

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Yoshiyuki Tsunoda
義幸 角田
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

【課題】簡易な構造でもって高いシール性を有するヒンジキャップを提案する。
【解決手段】容器(1)内の内容物を注出する注出口(2a)を有し容器(1)の口部(1a)に装着されるキャップ本体(2)と、キャップ本体(2)にヒンジ(h)を介して開閉可能に連結される蓋体(3)とを備えたヒンジキャップにおいて、前記注出口(2a)の通路に、薄肉部(4a)を介して切り離し可能に配設され該通路を閉塞状態に保持するバージン栓(4)を設け、前記蓋体(3)の裏面に、蓋体(3)を閉じた状態でバージン栓(4)に強固に嵌合し、蓋体(3)の開放に合せてバージン栓(4)を引き上げるとともに切り離して注出口(2a)の通路を開通させる栓体(5)を一体的に設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒンジキャップに関するものであり、とくに商品の流通段階でのキャップの開放に起因した内容物の漏洩を確実に防止しようとするものである。
容器の口部に装着されるキャップ本体と、このキャップ本体に合わさりヒンジを介して揺動可能に連結される蓋体とを備えた、いわゆるヒンジキャップは、片手によって蓋体を簡単に開閉できる利点があり、また、蓋体の紛失を防止できることから、調味料用の容器や薬品用の容器、シャンプー、リンスを入れる容器等幅広い分野において利用されている。
ところで、ヒンジキャップ付きの容器は、不正な開封がなされやすく、また、商品の流通段階で所期しない衝撃力が負荷された場合に蓋体が開いてしまって内容物が漏洩する等の不具合がしばしば見受けられることから、流通時の液漏れを防止する目的で注出口と栓体との嵌合力を強めに設定する改良が加えられてきているが、このような改良は、使用時におけるキャップの開放に際して蓋体を開け難くし、蓋体を開けることができてもその感触としては非常に固く取り付けられているように感じる等の不具合を生じさせる原因になっていた。そこで、近年、この種のキャップには開封時に引きちぎりによって離脱させるバージンチップが付設されるようになってきている(例えば特許文献1参照)。
特開平9−12054号公報
バージンチップを備えた従来のヒンジキャップは、バージンチップの脱落の有無が一目で確認できるので、とくに、不正な開封がなされたかどうかを確実に判断できる有用な手段であるとされていた。
しかしながら、かかるヒンジキャップにあっても、容器の流通段階でキャップに所期しない大きな衝撃が加えられた場合にバージンチップが連結部分から破断して蓋体あるいは栓体によるシールが保てなくなり内容物が漏洩するおそれもあって、未だ多少の改善の余地が残されていた。
本発明の課題は、商品の流通段階において起こりがちな上記のような不具合を解消できるシール性の高い新規なヒンジキャップを提案するところにある。
本発明は、容器内の内容物を注出する注出口を有し容器の口部に装着されるキャップ本体と、このキャップ本体にヒンジを介して開閉可能に連結される蓋体とを備えたヒンジキャップであって、
前記注出口の通路に、薄肉部を介して切り離し可能に配設され該通路を閉塞状態に保持するバージン栓を設け、
前記蓋体の裏面に、蓋体を閉じた状態でバージン栓に強固に嵌合し、蓋体の開放に合せてバージン栓を引き上げるとともにそれを薄肉部より切り離して注出口の通路を開通させる栓体を一体的に設けたことを特徴とするヒンジキャップである。
上記の構成になるヒンジキャップにおいて、前記栓体は、バージン栓の少なくとも先端部分で強固に嵌合する開口を有する円筒状のものが有利に適合する。
容器の開封前は、バージン栓が注出口の通路を閉塞した状態にあるため、流通段階での衝撃等によって内容物が漏れ出すことはなく、開封に際しては蓋体を引き上げるだけで簡単に容器内の内容物を注出することが可能となる。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明にしたがうヒンジキャップの実施の形態をその断面について示した図である。
図における1は内容物を充填する容器、2は容器1の口部1aにねじあるいはアンダーカット係合によって装着されるキャップ本体(図示の例はねじによる装着を表示する)であって、このキャップ本体2は容器1内の内容物を注出する注出口2aを有している。
また、3はキャップ本体2にヒンジhを介して開閉可能に連結される蓋体、4はキャップ本体2の注出口2aの通路に設けられたバージン栓である。このバージン栓4は薄肉部4aを介して切り離し可能に配設されるもので注出口2aの通路を閉塞状態に保持する。
5は蓋体3の裏面に一体的に設けられキャップ本体2の注出口2aを取り囲む環状壁、6は同じく蓋体3の裏面に一体的に設けられた栓体である。この栓体6は内部が空洞になった開口6aを有しており、図2に示す如く蓋体3を閉じたとき、該開口6aを通してバージン栓4が空洞において強固に嵌合するとともにその外側が注出口2aに圧入嵌めされ、該注出口2aを確実にシールすることができるサイズに設定されている。
容器を開封すべく、蓋体3を図3に示すように引き起こすとバージン栓4は蓋体3とともに引き上げられ、そのとき該バージン栓4は薄肉部4aから切り離されて注出口2aの通路が開通する。
上記のような構成になるヒンジキャップは、容器の開封前(出荷段階)に、図2に示すような状態にしておくことで、確実なシールが可能となり流通段階における衝撃等によって内容物が漏れ出すことはなく、また、不正な開封がされたかどうかも簡単に把握できる。
容器を開封した後において、蓋体3をキャップ本体2に合せると、栓体6はキャップ本体2の注出口2aの通路において嵌合することとなり容器の開封後においてはこの部位でシールがなされる。
バージン栓4の引き上げ、切り離しは、上記の実施の形態では開口6aを有する筒状の栓体6を例として示したが、バージン栓4において一端が開放された空間部を設け、この空間部に栓体6を挿入して強固に嵌合させることもでき、この点については限定されない。また、図示はしないが、バージン栓4と栓体6の開口6aとの嵌合を確実にするためバージン栓4の外周面あるいは開口6aの内周面には嵌合時に潰される1以上の環状突起を設けるか、アンダーカット嵌合する機構部(凹凸嵌合等)をそれぞれに形成し嵌合強度を高めることも可能であり、この点についても限定されない。
また、本発明にしたがうヒンジキャップは図示はしないが、商品の流通段階での不正な開封を目視でもって一目で把握できるようにキャップ本体2と蓋体3とを相互につなぎ、容器を開封する際に引きちぎることができるバージンチップを設けることもできる。
簡単な仕組みでもって高いシール性を有するヒンジキャップが提供できる。
本発明にしたがうヒンジキャップの実施の形態を示した断面図である。 図1のヒンジキャップにおいて蓋体を閉めた状態を示した図である。 図2に示した状態から蓋体を開けた状態を示した図である。
符号の説明
1 容器
1a 口部
2 キャップ本体
2a 注出口
3 蓋体
4 バージン栓
4a 薄肉部
5 環状壁
6 栓体
6a 開口

Claims (2)

  1. 容器内の内容物を注出する注出口を有し容器の口部に装着されるキャップ本体と、このキャップ本体にヒンジを介して開閉可能に連結される蓋体とを備えたヒンジキャップであって、
    前記注出口の通路に、薄肉部を介して切り離し可能に配設され該通路を閉塞状態に保持するバージン栓を設け、
    前記蓋体の裏面に、蓋体を閉じた状態でバージン栓に強固に嵌合し、蓋体の開放に合せてバージン栓を引き上げるとともにそれを薄肉部より切り離して注出口の通路を開通させる栓体を一体的に設けたことを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 前記栓体が、バージン栓の少なくとも先端部分で強固に嵌合する開口を有する、請求項1記載のヒンジキャップ。
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