JP4703458B2 - 注出栓 - Google Patents

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Description

本発明は、容器を傾けることによって内容物を注出するハンディタイプの容器に装着して好適な注出栓に関するものであり、商品の流通段階での予期しない衝撃に起因した液漏れを確実に回避しようとするものである。
シャンプーやリンス、整髪剤、化粧料、調味料等を入れるハンディタイプの容器には、操作性の改善を図る観点から片手でもって内容物を注出できるヒンジタイプの注出栓が装着されている。
かかる注出栓は、蓋体の裏面に一体的に設けられた棒状凸部を注出筒の通路に嵌合させることで内容物の注出を防止する仕組みになっており(例えば、特許文献1参照)、商品の流通段階では、容器の胴体部分に予期しない衝撃が付加されて、該棒状凸部が注出筒の通路から外れて内容物が漏れてしまうことも想定されることから、その対策が望まれていた。
特開2005-14968号公報
本発明の課題は、容器の開封前においては蓋体をしっかりと閉止状態に保持しておくことができ、容器の開封後においては、比較的小さな力で開閉操作が行える新規な注出栓を提案するところにある。
本発明は、内容物を注出する注出筒を有し容器の口部に固定保持される基体と、この基体にヒンジを介して開閉可能に連結し棒状凸部を注出筒の通路に嵌合させて該注出筒を密閉する蓋体とからなる注出栓であって、
前記蓋体に、注出筒の周りで隙間を開けてそれを取り囲む環状体を設け、この環状体と注出筒とによって形成される隙間に、外壁部分を蓋体の環状体の内壁に着脱可能に嵌合すると同時に、内壁部分を注出筒の外壁に着脱自在に嵌合するストッパーを配設してなる、ことを特徴とする注出栓である。
上記の構成になる注出栓において、前記ストッパーは、筒状もしくはその一部分を取り除いたC型形状からなり、その外壁部分、内壁部分をそれぞれ蓋体の環状体の内壁、注出筒の外壁に嵌合させる本体と、この本体に一体的につながる摘み部にて構成することができる。
容器の開封前においては、蓋体と基体がそれぞれにおいて嵌合するストッパーにて連結された二重嵌合となるため、商品の流通段階で多少の衝撃が付加されても蓋が簡単に外れることはない。
容器の開封後は、ストッパーを取り外しておくことにより注出部分の嵌合が棒状凸部との嵌合のみになるので、蓋体の開閉は比較的小さな力でこと足りることとなり開閉動作に支障をきたすことはない。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1(a)(b)は本発明に従う注出栓の実施の形態を示した図であり、(a)は平面図(蓋体の図示は省略)、(b)は側面を断面で示した図である。
図における番号1は容器、2は容器1の口部1aにねじ止めする例(アンダーカットによる係合でもよい。)で示した注出栓である。この注出栓2は基体2aと、この基体2aにヒンジhを介して開閉可能に連結する蓋体2bからなる。
基体2aの天面壁には容器内の内容物を通す通路を有する注出筒2aが設けられており、蓋体2bの裏側には、注出筒2aの通路に嵌合して該注出筒2aを密封する棒状凸部2bと、注出筒2aの周りで隙間t(図2参照)を開けて該注出筒2aを取り囲む環状体2bが設けられている。
また、3は基体2aと蓋体2bを相互に連結するストッパーである。このストッパー3は筒状の本体3aと、この本体に一体的につながる摘み部3bからなり、ストッパー3の本体3aは、外壁部分が蓋体2bに設けられた環状体2bの内壁に嵌合し、内壁部分が注出筒2aの外壁に嵌合する。
商品の出荷段階で、上記のようなストッパー3を組み込んでおくと、基体2aと蓋体2bとの連結力が増大され、容器に予期しない外力が付加されることがあっても注出筒2aの密封状態が簡単に解除されることがなくなる。
容器を開封する際には多少の力が必要になるが、容器を開封したのち、摘み部3bを使いストッパー3を注出筒2aから取り外すことで、図2に示すような状態で蓋体2bの開閉が行えることとなる。
図3、図4は、本発明に適用し得るストッパー3の他の例を示したものである。ストッパー3は図3に示すように、本体3aの一部分を取り除くことによりC型形状とすることができる他、摘み部3bをヒンジ3b′を介して本体3aにつなげる図4に示すような構成を採用することも可能で、とくに、摘み部3bをヒンジ3b′を介して本体3aにつなげる構造のものではストッパー3の取り外しの際の摘み部3bの引き起こしがより簡単になる。
商品の流通段階で液漏れを起こすことのない注出栓が提供できる。
本発明に従う注出栓の実施の形態を示した図であり、(a)は平面図、(b)は側面を断面で示した図である。 図1に示した注出栓においてストッパーを取り外した状態を示した図である。 ストッパーの他の例を示した図である。 ストッパーのさらに他の例を示した図である。
符号の説明
1 容器
1a 口部
2 注出栓
2a 基体
2a注出筒
2b棒状凸部
2b環状体
2b 蓋体
3 ストッパー
3a 本体
3b 摘み部
3b′ヒンジ
h ヒンジ

Claims (2)

  1. 内容物を注出する注出筒を有し容器の口部に固定保持される基体と、この基体にヒンジを介して開閉可能に連結し棒状凸部を注出筒の通路に嵌合させて該注出筒を密閉する蓋体とを備えた注出栓であって、
    前記蓋体に、注出筒の周りで隙間を開けてそれを取り囲む環状体を設け、この環状体と注出筒とによって形成される隙間に、外壁部分を蓋体の環状体の内壁に着脱自在に嵌合すると同時に、内壁部分を注出筒の外壁に着脱自在に嵌合するストッパーを配設してなる、ことを特徴とする注出栓。
  2. 前記ストッパーは、筒状もしくはその一部分を取り除いたC型形状からなり、その外壁部分、内壁部分をそれぞれ蓋体の環状体の内壁、注出筒の外壁に係合させる本体と、この本体に一体的につながる摘み部からなる、請求項1記載の注出栓。
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JP2005014968A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd スナップヒンジキャップ

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