JP2005047567A - キャップ - Google Patents

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JP2005047567A JP2003282180A JP2003282180A JP2005047567A JP 2005047567 A JP2005047567 A JP 2005047567A JP 2003282180 A JP2003282180 A JP 2003282180A JP 2003282180 A JP2003282180 A JP 2003282180A JP 2005047567 A JP2005047567 A JP 2005047567A
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Abstract

【課題】 キャップにおいて、蓋体を簡易に開き止めすること。
【解決手段】 キャップ本体20に蓋体40をヒンジ結合してなるキャップ10であって、蓋体40とキャップ本体20の一方にロック片50をヒンジ結合し、ロック片50が係止し得る閉じ用係止部61を蓋体40とキャップ本体20の他方に設けたもの。
【選択図】 図2

Description

本発明は容器のキャップに関する。
容器に封着されるキャップ本体に蓋体をヒンジ結合してなるキャップにおいて、容器の物流段階等で、蓋体の開き止めを行なうものとして、キャップ本体と蓋体の合せ目にタックシールを貼るものがある。ところが、容器をダンボール箱や買い物袋に出し入れするとき、キャップの蓋体に設けてあるつば等に手が掛かると、タックシールが切れて蓋体が開き、内容物が漏出するおそれがある。一度切れたタックシールは、二度と使えないし、上下の切れ端がキャップ本体と蓋体に貼付いて残り、外観を損なう。
タックシールを用いずに、蓋体を開き止めする従来技術として、特許文献1に記載の如く、容器に被着されるベースと、ベースに回動可能に保持されるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジ結合される蓋体とを備え、ベースと蓋体との相互間に、蓋体をキャップ本体に合致させた状態にてキャップ本体をベースの周りに回動させて蓋体の開栓する向きへの揺動を防止するロック機構を設けたものがある。
特開2002-337904
特許文献1の従来技術には以下の問題点がある。
a ロック機構がキャップの外観に表われず、一見しただけでは、ロック状態とロック解除状態の区別がつかないし、開け方もわからない。
b キャップ本体と蓋体からなるヒンジ結合体に対する別部品としてベースを用いるものであり、コスト高である。
本発明の課題は、キャップにおいて、蓋体を簡易に開き止めすることにある。
請求項1の発明は、キャップ本体に蓋体をヒンジ結合してなるキャップであって、蓋体とキャップ本体の一方にロック片をヒンジ結合し、ロック片が係止し得る閉じ用係止部を蓋体とキャップ本体の他方に設けたものである。
キャップ10は、洗剤等の計量キャップであり、図1、図2に示す如く、容器1の口部に螺着(又は打ち込み)等にて被着されるキャップ本体20と、キャップ本体20の開口部に嵌着される中栓30と、キャップ本体20にヒンジ11を介してヒンジ結合された蓋体40とを有する。キャップ本体20と蓋体40はヒンジ11とともに一体で樹脂成形される。
キャップ本体20は、容器1の口部に封着される筒体21の下端側内周に、容器1のねじ部1Aに螺合するねじ部21Aを備える。キャップ本体20は、筒体21の内周の中間部に連続する底部22の中央陥凹部に注出筒23を立上げ、筒体21と底部22と注出筒23がともに区画するスペースを計量部24とする。注出筒23は上端側側壁の周方向複数位置に注出口23Aを開口し、上端部に液押え板25を封着し、液押え板25の舌片25Aを注出口23Aの周辺に拡開可能に臨ませる。
中栓30は、キャップ本体20の筒体21の上端側内周に環状突起部からなるシール部31Aを介して嵌着される環体31を有し、筒体21の上端面に封着されるフランジ部31Bを環体31の上端外周に備える。中栓30は、環体31の上端内周に設けた天板部32に、キャップ本体20の計量部24のための吐出口32Aを開口し、外方に向けてラッパ状に開く吐出ガイド32Bを吐出口32Aの外周に備える。
蓋体40は、キャップ本体20に嵌着された中栓30の環体31が備えるフランジ部31Bの上面に切離し得るカップ体41を有し、カップ体41の外周側の周方向の一部をヒンジ11のアーム11Aとし、アーム11Aをヒンジ部11Bでキャップ本体20の筒体21の外面に結合している。カップ体41は中栓30のフランジ部31Bの上面に接する開口端の外周につば41Aを有し、カップ体41の内面には、キャップ本体20の注出筒23の注出口23Aまわりに嵌着し得る内筒シール部42と、中栓30の吐出口32Aに嵌着し得る外筒シール部43を同軸的に備える。
蓋体40の閉じ状態で、内筒シール部42は注出筒23の外周の注出口23Aまわりに、液押え板25の舌片25Aを挟みつつ液密に嵌着し、外筒シール部43は天板部32の吐出口32Aの内周に液密に嵌着する。蓋体40の開き状態で、内筒シール部42はキャップ本体20が備える注出筒23の外周の注出口23Aまわりから離脱し、外筒シール部43は中栓30が備える天板部32の吐出口32Aの内周から離脱する。
キャップ10にあっては、蓋体40にロック片50をヒンジ結合し、蓋体40の図1、図2に示すロック状態でロック片50が係止し得る閉じ用係止部61をキャップ本体20に設け、蓋体40の図3、図4に示すロック解除状態でロック片50が係止し得る開き用係止部62を蓋体40に設けてある。ロック片50を閉じ用係止部61に係止することで、蓋体40の閉じ状態をロックし(ロック状態)、ロック片50を閉じ用係止部61から外すことで蓋体40のロック状態が解除される(ロック解除状態)。ロック片50を開き用係止部62に係止することで、蓋体40のロック解除状態が安定維持される。
ロック片50は、蓋体40に一体で樹脂成形され、蓋体40のカップ体41の開口端の外周であって、ヒンジ11の反対側に相応する部分(蓋体40の中心部を挟んでヒンジ11の概ね反対側となる部分で、つば41Aを除去してある部分)の外縁にヒンジ部51を介して結合される。ロック片50は、先端側を指掛け部52とし、中間部に貫通孔状の係止孔53を備える。キャップ本体20と蓋体40のそれぞれに設けた閉じ用係止部61、開き用係止部62は、キャップ本体20の筒体21の上端側外周と、蓋体40のカップ体41の外周のそれぞれに形成された凸部からなる。ロック片50は、係止孔53をそれらの閉じ用係止部61、開き用係止部62に押込み、それらの閉じ用係止部61、開き用係止部62との摩擦力により係止される(図5)。
ロック片50は、蓋体40のカップ体41における外周面と上面が交差する丸味状(傾斜面状でも可)面取り外面44に沿う曲がり状(弓なり状)をなす。ロック片50をキャップ本体20の閉じ用係止部61に係止した状態で、図5(A)に示す如く、ロック片50の指掛け部52がキャップ本体20の筒体21の外面から反り返り状に突き出る。ロック片50を蓋体40の開き用係止部62に係止した状態で、図5(B)に示す如く、ロック片50の指掛け部52を含む全体が蓋体40の面取り外面44に隙間なくフィットする。
キャップ10は以下の如くに用いられる。
(1)容器1の物流段階等では、ロック片50が閉じ用係止部61に係止され、蓋体40をロック状態にする。
(2)容器1の使用段階では、ロック片50が閉じ用係止部61から外され、蓋体40をロック解除状態にする。蓋体40は開閉自在になる。
(3)上述(2)において、ロック片50を開き用係止部62に係止することで、蓋体40のロック解除状態を安定的に維持できる。
尚、容器1の使用段階では、上述(2)によりロック解除された蓋体40を開き、容器1の可撓容器本体をスクイズすることにより、容器1の内容液をキャップ本体20の注出筒23の注出口23Aから計量部24Aに注ぎ出し(液押え板25により注出液の飛散が防止される)、計量部24にて計量された内容液を中栓30の吐出口32Aから吐出する。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(請求項1に対応する作用効果)
(1)ロック片50と閉じ用係止部61がキャップ10の外観に表われる。従って、キャップ10を一見しただけで、ロック片50が閉じ用係止部61に係止しているロック状態と、ロック片50が閉じ用係止部61に係止していないロック解除状態を区別できるし、開け方も容易にわかる。
(2)キャップ本体20と蓋体40をヒンジ結合したキャップ10を単一成形体として一部品化でき、コスト低減できる。
但し、本発明にあっては、キャップ本体20と蓋体40を連結ピンによりピン結合する等により、別部品化するものであっても良い。
(3)ロック片50と閉じ用係止部61との係止は確実であり、容器1の取扱い時に、キャップ10の蓋体40に設けてあるつば41A等に手がかかっても、蓋体40は開き止めされ、内容物の漏出を生ずることがない。
(請求項2に対応する作用効果)
(4)ロック片50が係止し得る開き用係止部62を設けることにより、閉じ用係止部61から外したロック片50を開き用係止部62に係止し、蓋体40のロック解除状態を安定維持できる。
(請求項3に対応する作用効果)
(5)ロック片50が蓋体40の面取り外面44に沿う曲がり状をなすことにより、蓋体40に設けた開き用係止部62に係止したロック片50は蓋体40の面取り外面44にフィットして出っ張りなく納まる。また、キャップ本体20に設けた閉じ用係止部61に係止したロック片50は、先端指掛け部52をキャップ本体20の外面から反り返り状に突き出るものになり、この指掛け部52に指を掛け易く、解除操作性を向上できる。
(請求項4に対応する作用効果)
(6)計量キャップ10において上述(1)〜(5)を実現できる。
本発明においては、キャップ本体にロック片をヒンジ結合し、蓋体に閉じ用係止部を設け、キャップ本体に開き用係止部を設けるものでも良い。
図1はキャップのロック状態を示す正面図である。 図2は図1のII−II線に沿う断面図である。 図3はキャップのロック解除状態を示す正面図である。 図4は図3のIV−IV線に沿う断面図である。 図5はキャップの要部を示し、(A)はロック状態の断面図、(B)はロック解除状態の断面図である。
符号の説明
10 キャップ
11 ヒンジ
20 キャップ本体
23 注出筒
24 計量部
40 蓋体
44 面取り外面
50 ロック片
61 閉じ用係止部
62 開き用係止部

Claims (4)

  1. キャップ本体に蓋体をヒンジ結合してなるキャップであって、蓋体とキャップ本体の一方にロック片をヒンジ結合し、ロック片が係止し得る閉じ用係止部を蓋体とキャップ本体の他方に設けたキャップ。
  2. 前記ロック片が係止し得る開き用係止部を蓋体とキャップ本体の一方に設けたキャップ。
  3. 前記ロック片が蓋体の面取り外面に沿う曲がり状をなす請求項1又は2に記載のキャップ。
  4. 前記キャップ本体が注出筒の周囲に計量部を備えた請求項1〜3のいずれかに記載のキャップ。
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