JP4705793B2 - 中栓 - Google Patents

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Description

この発明は、容器口部に装着されるキャップの中栓に関するもので、更に述べると、上蓋装着の際に、保持治具により固定される中栓に関するものである。
スクリュー式キャップは、嵌合部とねじ筒を有する中栓と、該中栓に螺着される上蓋とを備えている。該スクリュー式キャップは、上蓋を中栓に螺合装着した状態で内容液が充填された容器の口部に装着されることが従来からおこなわれており、上蓋の中栓への螺合装着にあたっては、嵌合部の外壁を保持治具で挟持固定し、該中栓を回転不能に固定した上で上蓋を螺合させている。
しかし、上蓋のスカートが中栓の側壁の大部分を覆うキャップの場合には、側壁の挟持部分の面積が極端に小さくなるので、前記保持治具により回転不可能に挟持することが困難である。
そこで、上記問題を解決するため、ねじ筒と注出筒との間に環状空間を形成するとともに該環状空間にリブを設け、該環状空間を保持治具の突起に嵌め込み、中栓を回転不能に保持している(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2000−085818 特開2001−171705
従来例では、中栓位置決めの際、保持治具が内壁を傷つけたり変形させたりして、該中栓が設計通りの状態を維持できないことがある。そのため、このキャップを容器口部に打栓装着すると、容器口部に密着している内壁から液漏れ等が発生することがある。
この発明は、上記事情に鑑み、中栓を保持治具に固定して上蓋をセットしても、中栓が損傷しないようにすることを目的とする。
この発明は、キャップ本体に、容器口部に嵌着される嵌合部と、上蓋が螺着されるねじ筒部とを設けた中栓であって、前記嵌合部は、側壁と、該側壁の内側に配設された内壁と、前記両壁を連結する頂壁と、から構成され、前記嵌合部の側壁下端面に、保持治具の係止部と係合する係合部を形成し、前記内壁の内側に、保持治具の内側突起部に当接する補強壁を設け、前記内壁と補強壁との間に補強部材を介在せしめたことを特徴とする。
この発明の係合部は、凹部又は凸部であることを特徴とする。この発明の側壁下端部外周面に、滑り止めが設けられていることを特徴とする。
この発明は、中栓の嵌合部の側壁下端面に、保持治具の係止部と係合する係合部を形成したので、前記中栓を保持治具で固定しても、中栓が損傷するのを防止することができる。
この発明の第1実施の形態を図1〜図3により説明する。
スクリュー式キャップは、合成樹脂により射出成型された中栓2と上蓋30とを備えている。中栓2のキャップ本体1には、ねじ筒3と嵌合部5が設けられている。
ねじ筒3の内側には、注出筒6が設けられ、該注出筒6の下端部は、裂き溝7が形成された遮断壁9により閉鎖されている。前記裂き溝7の内側には、プルリング10が設けられている。
嵌合部5は側壁11と内壁12とを備え、前記両壁11、12は頂壁13を介して連結されている。前記内壁12は、前記ねじ筒3の延長線上に位置している。
側壁11は小径上段部11aと、該上段部11aに連続する大径下段部11bとからなり、その内面には、容器口部の環状係止部に係合する環状突起16が形成されている。側壁下端面11cには、保持治具20の係止部21に係合する係合部17が形成されている。前記係合部17として、例えば、凸部が採用されるが、この凸部の大きさや個数等は必要に応じて適宜選択される。
保持治具20は、先端部が円筒状に形成され、その上端面20aには前記側壁11の外面に当接する環状外壁23と、該環状外壁23の内側に設けられ、前記係合部17に係止する係止部21が設けられている。前記係止部21として、例えば、前記凸部17に嵌合する凹部21が採用されるが、この凹部21の大きさや個数等は必要に応じて適宜選択される。
上蓋30は、天壁31と、該天壁31に連続するスカート33とを備えている。前記天壁31の内面には、前記注出筒6と当接するシールリング35が設けられている。スカート33の内面には、前記ねじ筒3に螺合するねじ部36が設けられている。
次に本実施の形態の作動について説明する。
中栓2の側壁11の下端面11cと保持治具20の上端面20aとを対向させ、両者11,20を当接させ、保持治具20の環状外壁23に側壁11の大径下段部11bを嵌合させ、側壁11の外周面を前記環状外壁23の内周面に当接させる。この時、側壁11の凸部17と治具20の凹部21に嵌合していない場合には、中栓2又は治具20のいずれか一方を回し、前記凸部17と前記凹部21を嵌合させる。これにより中栓2は、回動不能に保持治具20に固定される。
次に、上蓋30を中栓2に被せ閉蓋方向に回転させると、ねじ部36がねじ筒3に螺着され、スカート33の下端面33aは大径下段部11bの段面に当接し、キャップのセットは完了する。その後、保持治具20を中栓2から外す。
この発明の第2実施の形態を図5〜図7により説明するが、図1〜図4と同一図面符号はその名称も機能も同一である。
この実施の形態と第1実施の形態との相違は、次の通りである。
(1)側壁11の係合部として、凸部の代わりに、凹部44が設けられていること。
(2)内壁12の内側に、補強壁40を設け、該補強壁40と内壁12との間に補強部材42を配設すること。
(3)保持治具20には、凹部の代わりに、前記凹部44に嵌合する凸部45が設けられていること。
(4)保持治具20には、補強壁40に当接する環状内壁47が設けられていること。
この実施例では、中栓2を治具20にセットすると、前記凹部44は、前記凸部45に嵌合し、補強壁40は環状内壁47の内面に当接する。この時、環状内壁47は補強壁40に圧接するが、補強部材42が設けられているので、内筒12が押圧されることはない。なお、補強部材42を省略することも可能である。
この発明の第3実施の形態を図8により説明する。
この実施の形態と前記第1、第2実施の形態との相違点は、側壁11の下端部周面に、滑り止め50を設けたことである。この滑り止め50として、例えば、凹凸部が採用される。この滑り止め50により、中栓2と保持治具20との固定は、より強固なものとなる。
本発明の第1実施例を示す図で、上蓋の一部断面図である。 本発明の第1実施例を示す図で、保持治具に固定された中栓の縦断面図である。 中栓の底面図の一部を示す図である。 保持治具の平面図の一部を示す図である。 本発明の第2実施例を示す図で、保持治具に固定された中栓の縦断面図である。 中栓の底面図の一部を示す図である。 保持治具の平面図の一部を示す図である。 本件発明の第3実施例を示す図で、中栓の底面図の一部を示す図である。
符号の説明
1 キャップ本体
2 中栓
3 ねじ筒
5 嵌合部
11 側壁
12 内壁
17 係合部
20 保持治具
21 係止部
23 環状外壁

Claims (3)

  1. キャップ本体に、容器口部に嵌着される嵌合部と、上蓋が螺着されるねじ筒部とを設けた中栓であって、
    前記嵌合部は、側壁と、該側壁の内側に配設された内壁と、前記両壁を連結する頂壁と、から構成され、
    前記嵌合部の側壁下端面に、保持治具の係止部と係合する係合部を形成し
    前記内壁の内側に、保持治具の内側突起部に当接する補強壁を設け、前記内壁と補強壁との間に補強部材を介在せしめたことを特徴とする中栓。
  2. 前記係合部は、凹部又は凸部であることを特徴とする請求項1に記載の中栓。
  3. 前記側壁下端部の外周面に、滑り止めが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の中栓。
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