JP5026030B2 - 化粧料塗布具 - Google Patents

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Description

本発明は、塗布具、とくにしごき中栓と、塗布部材の軸のしごき部分を、エラストマー等の軟材質の素材をもって構成した化粧料塗布具に関するものである。
マスカラ等の化粧料塗布具の軸と中栓の一部にエラストマーを用いることは、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、マスカラ等の化粧料塗布具のしごき中栓を二つの部分から構成することは、従来より知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−185360号公報 特開2001−278365号公報
しかしながら、上記各文献記載の従来の塗布具は、軸と中栓にエラストマーを用いたり、しごき中栓を二つの部分として保管時の気密性を高めるようにしているが、とくに内容物が揮発性の高いものにおいては、保管時の密封が充分でなかったという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決することを課題として、キャップを締着した塗布具保管時に、容器内部の気密性を高め、揮発性成分を多く含んだ内容物に適用できる化粧料塗布具を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、化粧料塗布具として、容器本体としごき中栓、塗布部材を取着したキャップからなる化粧料塗布具であって、しごき中栓は、上端に鍔を設けた栓体と、軟材質を素材としたしごき体とからなり、しごき体は、栓体の内側に突出するしごき部と、容器本体の口部内周に接する環状リブと、抜け防止部とを具えており、塗布部材は、キャップの内方上部に嵌合される筒体と底板とからなる嵌合部と、底板の下面に垂設される軸部と、ブラシ部とからなり、軸部は、軸杆と軟材質の素材とした掻き落し体を具え、掻き落し体は、底板としごき中栓の鍔との間のパッキン部と、しごき中栓の栓体の内周面上部に係合する掻き落し部と、しごき中栓のしごき部を受け入れる環状凹部とが設けられていることを特徴とする構成を採用する。
しごき体と掻き落し体の実施例として、しごき体と掻き落し体の軟材質の素材を、エラストマー製にすることを特徴とする構成を採用する。
本発明の化粧料塗布具は、栓体とエラストマー等の軟材質の素材を用いたしごき体を一体化したしごき中栓と、塗布部材の軸部に、パッキン部と、栓体の内面側に接する掻き落し部と、環状凹部を設けたエラストマー等の軟材質の素材の掻き落し体を具備したことにより、しごき部と掻き落し部のそれぞれの作用がスムースに行えるようになり、また、容器の気密性を高め、揮発性成分の高い内容物にも大きな密封性を得られるようになった。
次に、本発明の化粧料塗布具に適用した実施形態について、図面を参照して説明する。
図1、2において、Aは容器本体、Bはしごき中栓、Cはキャップ、DはキャップCに取着された塗布部材である。
容器本体Aは、縮径された口部1と肩部2、胴部3と底部4から構成され、口部1の外周には、ねじ5が螺設されている。
しごき中栓Bは、上端に鍔6を有する栓体7と、軟材質の素材を用いたしごき体8とから一体成形されており、しごき体8は、栓体7の中間部内側に斜め下方に突設したしごき部9を設けるとともに、栓体7の外側に口部1内周に接する複数の環状リブ10を設け、下端には、抜け防止突条11が設けられている。
栓体7は、しごき体8を口部1内周に当接させ、その状態を維持し変形しないように、ほぼ口部1内周の全体にわたって押圧するだけの寸法を有しており、一体成形にあたって、栓体の内側に環状のしごき部9が形成されるように複数の連通孔が形成されるようになっている。
キャップCは、頂壁15と側周壁16とからなり、側周壁16の上方部は、塗布部材Dの保持部となっている。
側周壁16の下方部には、口部1のねじ5に螺合するねじ17が螺設され、その上方は、内方に突出する膨出環18が設けられている。
塗布部材Dは、キャップCに装着される嵌合部20と軸部21とブラシ部22とから形成されている。
嵌合部20は、キャップCの側周壁16に嵌合される筒体23と底板24とからなり、底板24の中央部から軸部21の軸杆25が垂設されている。
軸部21は、合成樹脂製の軸杆25と軟材質の素材からなる掻き落し体26とからなっており、嵌合部20と軸杆25と掻き落し体26とからなる軸部21は、一体成形されている。
軸杆25の上端は拡径杆27、中間部は小径杆28、下端部は拡径杆29となっており、嵌合部20の底板24上方の拡径杆27、小径杆28には、掻き落し体26が接着されている。
掻き落し体26は、底板24に接するパッキン部30と、掻き落し部31と、しごき中栓Bのしごき部9を受け入れる環状凹部32、およびしごき部9と係合する拡径された係合部33とからなっている。
ブラシ部22は、軸杆25の拡径部29に連設されている。
次に、本発明塗布具の使用態様と作用効果について説明する。
キャップCをゆるめて上方に引き上げると、しごき中栓Bの斜め下方に突出したしごき部9に軸部21の掻き落し体26とブラシ部22が接触し、掻き落し体26に付着した不用の内容物がぬぐえるとともに、ブラシ部22に適量付着させることができる。
化粧が終了し、キャップCを閉めると、しごき中栓Bの栓体7の内側に付着している内容物を、掻き落し部31により容器本体A内に戻すことが可能となっている。
しごき体8と掻き落し体26を軟材質の素材により構成したので、不用な内容物をスムースに除去できるようになった。
また、軟材質の素材をエラストマーにすることにより、なお一層スムースに除去できるようになった。
しごき体8は、栓体7の外側に口部1に接する環状リブ10を設けるとともに、抜け防止突条11を設けたので、しごき体8が、口部1に密着可能であること、やや硬質な軸部21上方に軟材質の素材の掻き落し体26を設けたこと、掻き落し体26のパッキン部30と掻き落し部31が栓体7内面に密接することにより、揮発性の内容物にも密封可能となった。
しごき中栓Bのしごき部9が受け入れられる環状凹部32を設けたことにより、しごき部9がへたることなく長期間使用可能となった。
軸杆25の中間に小径杆28を設け、軟材質の掻き落し体26を接合しているので、軸部21は曲がりやすくなり、軸部21を長くして、キャップCを閉じたときに、ブラシ部22の下端を、図3に示すように、容器本体Aの底部4の外側底面に接するようにすることができる。
ブラシ部22の下端の側縁が底部4に当接することにより、内容液を最後まで使用することができるようになっている。
本発明は、栓体とエラストマー等の軟材質の素材を用いたしごき体を一体化したしごき中栓と、嵌合部下方と軸部上方には、パッキン部と栓体の内面側に接している掻き落し部としごき部が受け入れられる環状凹部を設けたエラストマー等の軟材質の素材の掻き落し体を具備したことにより、気密性が増し、内容物が揮発性の高いものにも充分機能するので、マスカラ、その他の化粧料塗布具として広く利用できるようになった。
本発明化粧料塗布具の一部断面立面図である。 本発明化粧料塗布具の拡大一部断面立面図である。 ブラシ部が容器底部の外側底面に接触しているときの一部断面立面図である。
符号の説明
A 容器本体
B しごき中栓
C キャップ
D 塗布部材
1 口部
2 肩部
3 胴部
4 底部
5、17 ねじ
6 鍔
7 栓体
8 しごき体
9 しごき部
10 環状リブ
11 抜け防止突条
15 頂壁
16 側周壁
18 膨出環
20 嵌合部
21 軸部
22 ブラシ部
23 筒体
24 底板
25 軸杆
26 掻き落し体
27、29 拡径杆
28 小径杆
30 パッキン部
31 掻き落し部
32 環状凹部
33 係合部

Claims (2)

  1. 容器本体としごき中栓、塗布部材を取着したキャップからなる化粧料塗布具であって、
    しごき中栓は、上端に鍔を設けた栓体と、軟材質を素材としたしごき体とからなり、
    しごき体は、栓体の内側に突出するしごき部と、容器本体の口部内周に接する環状リブと、抜け防止部とを具えており、
    塗布部材は、キャップの内方上部に嵌合される筒体と底板とからなる嵌合部と、底板の下面に垂設される軸部と、ブラシ部とからなり、
    軸部は、軸杆と軟材質の素材とした掻き落し体を具え、
    掻き落し体は、底板としごき中栓の鍔との間のパッキン部と、しごき中栓の栓体の内周面上部に係合する掻き落し部と、しごき中栓のしごき部を受け入れる環状凹部とが設けられていることを特徴とする化粧料塗布具。
  2. しごき体と掻き落し体の軟材質の素材を、エラストマー製にすることを特徴とする請求項1記載の化粧料塗布具。
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