JP5107156B2 - 容器のラチェット構造および液体注出容器 - Google Patents

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本発明は、内容液を収容する容器にキャップが螺合するときにラチェット効果を生じて固定する容器のラチェット構造および液体注出容器に関する。
従来、液体洗剤のような液体洗浄剤向けに用いられる容器形態の場合、本体にノズル付中栓を嵌合させて注出方向を位置合わせし、さらにその中栓に計量キャップ(オーバキャップ)等を着脱自在に備えたものがある。
このような容器を使用する場合には、計量キャップを回動してノズル付中栓から取り外すが、この時の戻しトルクによってノズル付中栓が一体状態で前記本体から外れないように、ノズル付中栓と容器の嵌合部位にはラチェット構造を設けるのが一般的である。
特開平7−330000号公報(特許文献1)には、容器の嵌合部位にラチェット構造を設ける容器キャップの戻り回転防止機構が記載されている。この戻り回転防止機構は、容器本体とノズル付中栓との間に、容器本体の外ラチェット歯とノズル中栓の内ラチェット歯の少なくとも一方が2種類以上のピッチで構成されているラチェット機構を設けたものである。この戻り回転防止機構によれば、容器キャップの停止位置が正規停止位置からずれた場合でも内ラチェット歯と外ラチェット歯とでラチェット歯のピッチが全て同一では無いので、どれかの歯が当接し、戻り回転防止機能を発揮するようにしている。
図6〜図8は、容器10の口元部10aに装着されて内容液を中空部12aから注出する注出ノズル12を設けた中栓体14を、従来のラチェット構造16によって前記口元部10aに螺合し固定するようにした液体注出容器を説明するものである。なお、この中栓体14にはその注出ノズル12を覆うオーバキャップ18を着脱できるものである。
中栓体14は、ノズル12の基部から軸方向の上方に向けて立ち上がり、側面のスリット12bで中空部12aは開放している。ノズル12周囲に空間22を隔てて筒状壁部20が立設しており、該ノズル12基部から底部を介して筒状壁部が連続している。ノズル12の基部付近の中空部12aは、基部に囲まれる位置から底部の低い位置に亘って開口した開口部12cに連通しており、この開口部12cから容器10内から液を流し出し、戻り液を容器10内に流し込むように形成されている。
なお、ノズル12基部と筒状壁部20との間の空間22には、オーバキャップ18の計量部を挿入してオーバキャップ18が中栓体14に螺合によって着脱容易に取付けられるようになっている。
ここで、前記中栓体14には、前記筒状壁部20が容器10口元部10a内に挿入した状態で、該口元部10aを覆って該口元部10aに中栓体14を装着するための椀状部24が筒状壁部20の外周に形成されている。この椀状部24の内周面には、雌ネジが形成され、口元部10aの外周面の雌ネジに螺合して、中栓体14を口元部10aに取付けるようになっている。
前記ラチェット構造16は、中栓体14を口元部10aに螺合したときに、螺合が抜けないように回転止めするものである。ラチェット構造16は、この中栓体14の椀状部の下端部に板状に立設した中栓体14側ラチェット部16aと、前記口元部10a外周の突起状に形成された容器10側ラチェット部16bとからなる。
図7に示すように、口元部10a外周の容器10側ラチェット部16bは口元部10a基部の外周と拡径部上面壁10bの2箇所に接続されて複数箇所形成され、外面に中栓体14の回転方向に対して外方向への傾斜面が形成されている。
また、図8は、中栓体側ラチェット部16aは、中栓体14の椀状部24の下端部内側が段状に形成されていて、中栓体14を上下逆にして下端部内側方向から拡大視して示すものである。図6、図8に示すように、板状の前記ラチェット部16aは前記段状に形成された側壁部24aと底面部24bの2箇所に接続された状態で形成されている。
上記ラチェット構造16では、容器10に中栓体14を締め付けて取付ける際に、図8(b)に示すように、容器10側ラチェット部16bで乗り越える中栓体14側ラチェット部16aは、2箇所で支持されているためラチェット部16aは上部端(符号16a1で示す)がねじれる等して倒れ込みながら乗り越えるため、大きめの締め付けトルクを必要とする。また、上部端しか曲がらないため、各ラチェット部16b、16b同士を深く係合させることができない。そのため、取付けし易くするために締め付けトルクを小さくしたときには、中栓体14に螺合させたオーバキャップを開栓する際に中栓体14が口元部10aからゆるんで共回りして容器10口元部10aから外れる場合があった。
また、締めトルクが著しく大きい場合には、中栓体14のラチェット部16aによって容器10側のラチェット16bを削り取り、穴あき等の破損を伴うことも考えられる。
特開平7−330000号公報
本発明は、上記実情に鑑み、低い閉めトルクでもラチェット効果が生じ、現状の成形設備でも金型の一部改善によって実現可能な容器のラチェット構造および液体注出容器を提供するものである。
本発明は液体注出容器にかかるものである。
本発明は、内容液を収容する容器に樹脂成形のキャップが螺合するときにラチェット効果を生じて固定する容器におけるラチェット構造であって、
前記キャップに、前記容器の口元部をその外周から覆って装着するための椀状部を形成し、
前記容器の口元部外周と前記キャップの椀状部の内周との各対向部分における、容器の口元部外周には、該口元部の軸中心から径方向外側に突出する係合部を設けると共に、
前記キャップの椀状部の前記装着方向側端に、前記装着方向側に面する底面部及び底面部から装着方向に立設した側壁部を形成し、該側壁部の内向き壁面に前記係合部に係合するための弁状の係合爪部を設け、この係合爪部は椀状部の軸方向側端部が底面部側から隙間を介して切り離されて固定されずに前記の内向き壁面から径方向内側に向けて延在しており、
前記椀状部には、該椀状部に外側から内側に向けて樹脂成形時に金型が挿通される通し孔があり、この通し孔から挿通された金型によって前記係合爪部の前記軸方向側端部が底面部から切り離されて独立作動するようになっていることを特徴とする容器のラチェット構造である。
本発明においては、前記容器にキャップを閉め操作する場合において、容器側の係合部をキャップの係合爪部が容易に乗り越えられるように、容器の口元部外周の係合部の外面が、キャップの閉め操作時の回転方向に対する傾斜角度が鋭角に形成したものであると共に、前記係合部がキャップの係合爪部の内向き壁面部側から開放端部の順に当接するように形成し、
一方、容器からキャップを開操作しようとする場合において、容器の係合部がキャップの係合爪部を乗り越え不可能なように、該係合部の外面が、キャップの開操作時の回転方向に対する傾斜角度が鈍角に形成したものであると共に、前記係合部がキャップの係合爪部が開放端部に当接するように形成したことが好適である。
本発明は、キャップが容器口元部に装着されて内容液を中空部から注出する注出ノズルを設けた中栓体であり、この中栓体にはその注出ノズルを覆うオーバキャップを着脱できるものであり、
前記中栓体を本発明の請求項1または2に記載のラチェット構造によってラチェット効果を生じて容器に固定したことを特徴とする液体注出容器である。
本発明においては、前記オーバキャップは、前記注出ノズルから注出した液体を受け止めて計量する計量部を設けた計量キャップであることが好適である。
本発明の請求項1〜2記載の容器のラチェット構造および液体注出容器によれば、前記容器の口元部外周と前記キャップの椀状部の内周との各対向部分における、容器の口元部外周には、該口元部の軸中心から径方向外側に突出する係合部を設けると共に、前記キャップの椀状部の前記装着方向側端に、前記装着方向側に面する底面部及び底面部から装着方向に立設した側壁部を形成し、該側壁部の内向き壁面に前記係合部に係合するための弁状の係合爪部を設け、この係合爪部は椀状部の軸方向側端部が底面部側から隙間を介して切り離されて固定されずに前記の内向き壁面から径方向内側に向けて延在しており、前記椀状部には、該椀状部に外側から内側に向けて樹脂成形時に金型が挿通される通し孔があり、この通し孔から挿通された金型によって前記係合爪部の前記軸方向側端部が底面部から切り離されて独立作動するようになっているので、キャップ側の係合爪部が内向き壁面側から先端部が変形し、従来の軸方向側端部が固定されているものに比較して弱い力で弾性変形するため口元部の係合部が乗り越える際に小さな力で乗り越えることができ、閉め操作が容易である。しかも、従来のものは無理に閉めると係合部が塑性変形して係合力が弱くなるが本発明では弾性変形が容易に係合位置に復帰するので係合力が強く確実にキャップを容器に固定することができる、という優れた効果を奏し得る。
また、係合爪部を、その軸方向側端部を固定しないようにキャップに形成する際に、係合爪部の軸方向端部とキャップとの間を仕切る金型を径方向に延設すれば良いため容易に形成ができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
図1〜図5は本発明の実施形態に係る液体注出容器である。なお、図6〜図8と同一部分に同一の符号を付している。
図1(a)、(b)は、実施形態に係る容器のラチェット構造を説明するためのノズル付の中栓体(キャップに相当)とオーバキャップの縦断面、要部拡大図、図2(a)、(b)は中栓体の側面図、底面視図、図3(a)、(b)は係合爪部付近で横断面視したラチェット構造の作動説明図、図4(a)、(b)は該ラチェット構造の係合爪部付近の拡大説明図、図5は中栓体への係合爪部形成用金型構造の説明図である。
この実施形態は、内容液を収容する容器に中栓体14Aが螺合するときにラチェット効果を生じて固定する液体注出容器におけるラチェット構造に関するものである。
前記液体注出容器は、内容液を収容する容器10(部分的に図示)と、前記容器10の口元部10aに装着されて容器10を傾けることによって前記内容液を中空部12aから注出する概略筒状の注出ノズル12を有した中栓体14Aと、前記ノズル12から注出した内容液を受け止めて一時貯留し計量する(計量目盛りが設けられる)貯留筒部(計量部)18aを有しかつ前記ノズル12を覆って中栓体14Aに着脱自在に装着できるオーバキャップ18とを備えたものであり、前記中栓体14Aをラチェット構造26によってラチェット効果を生じて容器に固定するものである。
なお、中栓体14Aの筒状壁部20上端部に外面部に雄ネジ部を形成し、オーバキャップ18の下部内面部に雌ネジ部を形成しており、筒状壁部20には、その上端部をオーバキャップ18の下部で覆って、該オーバキャップ18を回転させて螺合させるようになっている。
よりラチェット構造26を詳しく説明する。
前記中栓体14Aには、前記容器10の口元部10aをその外周から覆って装着するための椀状部24を形成している。前記容器10の口元部10a外周と前記中栓体14Aの椀状部24の内周との各対向部分における、容器10の口元部10a外周には、該口元部10aの軸中心(符号「O」で示す)から径方向外側に突出する係合部26bを設けると共に、前記中栓体14Aの椀状部24の内向き壁面に前記係合部26bに係合するための弁状の係合爪部26aを設け、この係合爪部26aは前記軸方向側端部が固定されずに前記の内向き壁面から径方向内側に向けて延在している。
係合爪部26aは、実施形態では、図2〜図4に示すように、概略矩形の弁形状を呈して長手方向の一端部が前記椀状部24の内向け壁面(側壁部24a)に固定され他端部(内側端)および側端部(図で上下端)が椀状部24(の底面部24b)から独立して形成されたものである。
前記ラチェット構造26の係合爪部26aは椀状部24の外側から金型を差込んで成形することによって椀状部24の底面部24bから独立作動するようになっている。図5に示すように、椀状部24外側から係合爪部26a個々に対応させて椀状部24の側壁部24aに左右外側から内側に向けて平坦板状の金型28を差込んで貫通させて、図1、図4に示すように、係合爪部26aを底面部24bから切り離すようにして形成している。図1(b)には椀状部24に金型を通すために通し孔(スリット)30を形成している。
このスリット30は、図1、図2に示すように、中栓体14Aの椀状部24の外側と内側を貫通して複数の係合爪部26aに応じて形成されている。
前記容器10に中栓体14Aを閉め操作する場合において、図3(a)、(b)に示すように、容器10側の係合部26bを中栓体14Aの係合爪部26aが容易に乗り越えられる。このようにするため、容器10の口元部10a外周の係合部26bの外面が、中栓体14Aの閉め操作時の回転方向(図3では符号「R」方向)に対する傾斜角度が鋭角に形成したものであると共に、前記係合部26bが中栓体14Aの係合爪部26aの内向き壁面部(側壁部24a)側から開放端部の順に当接するように形成している。
一方、容器10から中栓体14Aを開操作しようとする場合において、図3(b)に示すように、容器10の係合部26bが中栓体14Aの係合爪部26aを乗り越え不可能なように、該係合部26bの外面が、中栓体14Aの開操作時の回転方向に対する傾斜角度が鈍角に形成したものであると共に、前記係合部26bが中栓体14Aの係合爪部26aが開放端部に当接するように形成したものである。
なお、容器10は、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、或いはエチレンビニルアルコール(EVOH)とポリエチレン等との多層構造等で樹脂成形されたものである。
中栓体14Aおよびオーバキャップ18は、PE、PP、ABS等で形成できる。
次に、上記した実施の形態の作用を説明する。
前記容器10の口元部10a外周と前記キャップの椀状部24の内周との各対向部分における、容器10の口元部10a外周には、該口元部10aの軸中心から径方向外側に突出する係合部26bを設けると共に、前記中栓体14Aの椀状部24の内向き壁面に前記係合部26bに係合するための弁状の係合爪部26aを設け、この係合爪部26aは前記軸方向側端部が固定されずに前記の内向き壁面から径方向内側に向けて延在しているので、図3(a)、(b)、図4(a)(b)に示すように、中栓体14A側の係合爪部26aが内向き壁面側から先端部が変形する。従来の前記図8に示した軸方向側端部が固定されているもの(中栓体側ラチェット部16a)に比較して弱い力で弾性変形するため口元部10aの係合部26bが乗り越える際に小さな力で乗り越えることができ、閉め操作が容易である。
しかも、従来のものは無理に閉めると係合爪部や係合部が塑性変形して(図8(b)参照)係合力が弱くなるが、本発明に係る実施形態では図4に示すように、弾性変形が容易に係合位置に復帰するので係合力が強く確実に中栓体14Aを容器10に固定することができる。
また、係合爪部26aを、その軸方向側端部を固定しないように中栓体14Aに形成する際に、係合爪部26aの軸方向端部と中栓体(椀状部24の底面部24b)との間を仕切る金型28を径方向に延設すれば良いため容易に形成ができる。
尚、本発明の液体注出容器は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。容器口元部に取付けるキャップとしてオーバキャップ付の中栓体を例示したが、オーバキャップの無いキャップを容器口元部に取付ける場合にも採用できる。
(a)、(b)は、実施形態に係る容器のラチェット構造を説明するためのノズル付の中栓体(キャップに相当)とオーバキャップの縦断面、要部拡大図である。 (a)、(b)は中栓体の側面図、底面視図である。 (a)、(b)は係合爪部付近で横断面視したラチェット構造の作動説明図である。 (a)、(b)は該ラチェット構造の係合爪部付近の拡大説明図である。 中栓体への係合爪部形成用金型構造の説明図である。 (a)、(b)は従来の容器口元部に中栓体を設けた状態の縦断面説明図、同ノズル部材の斜視図、底面視図である。 容器口元の軸方向視図、側面図である。 (a)、(b)は従来のラチェット構造の内ラチェット歯と外ラチェット歯の拡大説明図である。
符号の説明
10 容器
10a 容器の口元部
12 注出ノズル
14A 中栓体
24 椀状部
24a 椀状部側壁部
24b 底面部
26 ラチェット構造
26a 係合爪部
26b 係合部
28 金型
30 椀状部に形成のスリット
R 中栓体の閉め方向
O 軸中心

Claims (4)

  1. 内容液を収容する容器に樹脂成形のキャップが螺合するときにラチェット効果を生じて固定する容器におけるラチェット構造であって、
    前記キャップに、前記容器の口元部をその外周から覆って装着するための椀状部を形成し、
    前記容器の口元部外周と前記キャップの椀状部の内周との各対向部分における、容器の口元部外周には、該口元部の軸中心から径方向外側に突出する係合部を設けると共に、
    前記キャップの椀状部の前記装着方向側端に、前記装着方向側に面する底面部及び底面部から装着方向に立設した側壁部を形成し、該側壁部の内向き壁面に前記係合部に係合するための弁状の係合爪部を設け、この係合爪部は椀状部の軸方向側端部が底面部側から隙間を介して切り離されて固定されずに前記の内向き壁面から径方向内側に向けて延在しており、
    前記椀状部には、該椀状部に外側から内側に向けて樹脂成形時に金型が挿通される通し孔があり、この通し孔から挿通された金型によって前記係合爪部の前記軸方向側端部が底面部から切り離されて独立作動するようになっていることを特徴とする容器のラチェット構造。
  2. 前記容器にキャップを閉め操作する場合において、容器側の係合部をキャップの係合爪部が容易に乗り越えられるように、容器の口元部外周の係合部の外面が、キャップの閉め操作時の回転方向に対する傾斜角度が鋭角に形成したものであると共に、前記係合部がキャップの係合爪部の内向き壁面部側から開放端部の順に当接するように形成し、
    一方、容器からキャップを開操作しようとする場合において、容器の係合部がキャップの係合爪部を乗り越え不可能なように、該係合部の外面が、キャップの開操作時の回転方向に対する傾斜角度が鈍角に形成したものであると共に、前記係合部がキャップの係合爪部が開放端部に当接するように形成したことを特徴とする請求項1に記載の容器のラチェット構造。
  3. キャップが容器口元部に装着されて内容液を中空部から注出する注出ノズルを設けた中栓体であり、この中栓体にはその注出ノズルを覆うオーバキャップを着脱できるものであり、
    前記中栓体を請求項1または2に記載のラチェット構造によってラチェット効果を生じて容器に固定したことを特徴とする液体注出容器。
  4. 前記オーバキャップは、前記注出ノズルから注出した液体を受け止めて計量する計量部を設けた計量キャップであることを特徴とする請求項3に記載の液体注出容器。
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