JPH07330000A - 容器キャップの戻り回転防止機構 - Google Patents
容器キャップの戻り回転防止機構Info
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- JPH07330000A JPH07330000A JP6147148A JP14714894A JPH07330000A JP H07330000 A JPH07330000 A JP H07330000A JP 6147148 A JP6147148 A JP 6147148A JP 14714894 A JP14714894 A JP 14714894A JP H07330000 A JPH07330000 A JP H07330000A
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 9
- 239000011295 pitch Substances 0.000 abstract description 18
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- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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- B65D47/06—Closures with discharging devices other than pumps with pouring spouts or tubes; with discharge nozzles or passages
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- B65D41/02—Caps or cap-like covers without lines of weakness, tearing strips, tags, or like opening or removal devices
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器本体に螺合するキャップの停止位置がず
れても戻り回転防止機能が発揮され、従って容器キャッ
プの打栓作業が容易になると共に、キャップの緩み防止
や不正開封を確実に防ぐことができる容器キャップの戻
り回転防止機構を提供すること。 【構成】 螺合する容器本体1とキャップの間にラチェ
ット機構を設け、前記ラチェット機構は互いに噛み合う
容器本体1に設けられた外ラチェット歯6とキャップ3
に設けられた内ラチェット歯16とを有し、外ラチェッ
ト歯6と内ラチェット歯16は異なるピッチで構成さ
れ、又は外ラチェット歯6は2種以上のピッチで構成さ
れ、又は内ラチェット歯16は2種以上のピッチで構成
されていることを特徴とする容器キャップの戻り回転防
止機構。
れても戻り回転防止機能が発揮され、従って容器キャッ
プの打栓作業が容易になると共に、キャップの緩み防止
や不正開封を確実に防ぐことができる容器キャップの戻
り回転防止機構を提供すること。 【構成】 螺合する容器本体1とキャップの間にラチェ
ット機構を設け、前記ラチェット機構は互いに噛み合う
容器本体1に設けられた外ラチェット歯6とキャップ3
に設けられた内ラチェット歯16とを有し、外ラチェッ
ト歯6と内ラチェット歯16は異なるピッチで構成さ
れ、又は外ラチェット歯6は2種以上のピッチで構成さ
れ、又は内ラチェット歯16は2種以上のピッチで構成
されていることを特徴とする容器キャップの戻り回転防
止機構。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、容器キャップが容器
本体に締まる方向とは逆方向の回転、つまり容器キャッ
プが緩む方向若しくは容器キャップを外す方向に回転す
ることを防止するための戻り回転防止機構に関するもの
である。
本体に締まる方向とは逆方向の回転、つまり容器キャッ
プが緩む方向若しくは容器キャップを外す方向に回転す
ることを防止するための戻り回転防止機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】容器本体のノズル部の口部をねじで螺合
して閉じる形式の容器キャップを使用する場合に、その
容器キャップが緩む方向若しくは容器キャップを外す方
向に回転することを防止する必要がある場合があり、こ
のような場合に戻り回転防止機構を使用する。このよう
な容器キャップの戻り回転防止機構は、キャップの緩み
防止や或いは容器内の不正開封を防止するために使用さ
れる。
して閉じる形式の容器キャップを使用する場合に、その
容器キャップが緩む方向若しくは容器キャップを外す方
向に回転することを防止する必要がある場合があり、こ
のような場合に戻り回転防止機構を使用する。このよう
な容器キャップの戻り回転防止機構は、キャップの緩み
防止や或いは容器内の不正開封を防止するために使用さ
れる。
【0003】このような戻り回転防止機構として、従来
一般に用いられているものは、ラチェットを使用するも
のである。このラチェット機構は互いに噛み合う外ラチ
ェット歯と内ラチェット歯とを使用し、外ラチェット歯
をボトルノズル部の外側に形成し、内ラチェット歯を容
器キャップの内周面に形成し、内ラチェット歯と外ラチ
ェット歯を噛み合わせて一方向には相対回転可能とする
が逆方向では両ラチェット歯の歯が干渉して逆転を許容
しない構造になっている。このようなラチェット機構を
用いた戻り回転防止機構としては、例えば、昭和52年
特許出願公告第14677号公報や昭和54年特許出願
公告第12872号公報に記載されたものがある。
一般に用いられているものは、ラチェットを使用するも
のである。このラチェット機構は互いに噛み合う外ラチ
ェット歯と内ラチェット歯とを使用し、外ラチェット歯
をボトルノズル部の外側に形成し、内ラチェット歯を容
器キャップの内周面に形成し、内ラチェット歯と外ラチ
ェット歯を噛み合わせて一方向には相対回転可能とする
が逆方向では両ラチェット歯の歯が干渉して逆転を許容
しない構造になっている。このようなラチェット機構を
用いた戻り回転防止機構としては、例えば、昭和52年
特許出願公告第14677号公報や昭和54年特許出願
公告第12872号公報に記載されたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、これら従来
の戻り回転防止機構に使用されるラチェット歯は、内外
両方のラチェットのピッチが同一であるため、正規停止
位置では戻り回転防止の効果が発揮されるが、停止位置
が正規停止位置からずれると、両ラチェット歯の歯同志
が重なり合ってラチェット同士が回転方向で干渉せず、
又は両ラチェット歯の歯同士の間に遊びが生じ、逆転方
向の相対回転が可能となって逆転防止の機能が発揮され
ない場合がある。このようなことからキャップの停止位
置が正規停止位置からずれても捩り回転防止機能が発揮
される容器キャップの捩り回転防止機構の開発が望まれ
ている。
の戻り回転防止機構に使用されるラチェット歯は、内外
両方のラチェットのピッチが同一であるため、正規停止
位置では戻り回転防止の効果が発揮されるが、停止位置
が正規停止位置からずれると、両ラチェット歯の歯同志
が重なり合ってラチェット同士が回転方向で干渉せず、
又は両ラチェット歯の歯同士の間に遊びが生じ、逆転方
向の相対回転が可能となって逆転防止の機能が発揮され
ない場合がある。このようなことからキャップの停止位
置が正規停止位置からずれても捩り回転防止機能が発揮
される容器キャップの捩り回転防止機構の開発が望まれ
ている。
【0005】この発明は上記の如き事情に鑑みて成され
たものであって、容器本体に螺合するキャップの停止位
置がずれても戻り回転防止機能が発揮され、従って容器
キャップの打栓作業が容易になると共に、キャップの緩
み防止や不正開封を確実に防ぐことができる容器キャッ
プの戻り回転防止機構を提供することを目的とするもの
である。
たものであって、容器本体に螺合するキャップの停止位
置がずれても戻り回転防止機能が発揮され、従って容器
キャップの打栓作業が容易になると共に、キャップの緩
み防止や不正開封を確実に防ぐことができる容器キャッ
プの戻り回転防止機構を提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的に対応して、こ
の発明の容器キャップの戻り回転防止機構は、螺合する
容器本体とキャップの間にラチェット機構を設け、ラチ
ェット機構は互いに噛み合う容器本体に設けられた外ラ
チェット歯とキャップに設けられた内ラチェット歯とを
有し、外ラチェット歯と前記内ラチェット歯の少なくと
も一方は2種以上のピッチで構成されていることを特徴
としている。
の発明の容器キャップの戻り回転防止機構は、螺合する
容器本体とキャップの間にラチェット機構を設け、ラチ
ェット機構は互いに噛み合う容器本体に設けられた外ラ
チェット歯とキャップに設けられた内ラチェット歯とを
有し、外ラチェット歯と前記内ラチェット歯の少なくと
も一方は2種以上のピッチで構成されていることを特徴
としている。
【0007】
【作用】容器キャップを容器本体に螺合させる場合に
は、内ラチェット歯と外ラチェット歯が互いに相手の歯
を乗り越えて回転可能であるので、容器キャップを容器
本体に締め付けることができる。容器キャップが容器キ
ャップの停止位置が正規停止位置からずれた場合でも内
ラチェット歯と外ラチェット歯とではラチェット歯のピ
ッチが全て同一ではないので、どれかの歯が当接し、戻
り回転防止機能を発揮する。
は、内ラチェット歯と外ラチェット歯が互いに相手の歯
を乗り越えて回転可能であるので、容器キャップを容器
本体に締め付けることができる。容器キャップが容器キ
ャップの停止位置が正規停止位置からずれた場合でも内
ラチェット歯と外ラチェット歯とではラチェット歯のピ
ッチが全て同一ではないので、どれかの歯が当接し、戻
り回転防止機能を発揮する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の詳細を一実施例を示す図面
について説明する。図1は容器本体とキャップ及びカバ
ーキャップが組み合わされた状態を示している。この発
明の戻り回転防止機構は容器本体とキャップとの間に設
けられるものである。すなわち、図1において1は容器
本体であり、容器本体1のノズル部2にキャップ(中
栓)3が螺着している。さらにこのキャップ3にカバー
キャップ4が螺合してキャップ3を覆っている。
について説明する。図1は容器本体とキャップ及びカバ
ーキャップが組み合わされた状態を示している。この発
明の戻り回転防止機構は容器本体とキャップとの間に設
けられるものである。すなわち、図1において1は容器
本体であり、容器本体1のノズル部2にキャップ(中
栓)3が螺着している。さらにこのキャップ3にカバー
キャップ4が螺合してキャップ3を覆っている。
【0009】容器本体1は図1、図2、図3及び図4に
示すように、ノズル部2に外ねじ5を有し、かつノズル
部の下端部に外ラチェット歯6を備えている。外ラチェ
ット歯6は6個の歯Za1からZa6を備えている。そ
れぞれの歯Za1からZa6は鋸歯状をなすが、これら
の歯Za1からZa6のピッチは同一ではなく、歯Za
1と歯Za2の間のピッチ及び歯Za2と歯Za3の間
のピッチ、歯Za4と歯Za5との間のピッチ、歯Za
5と歯Za6との間のピッチは等しくP1であるが歯Z
a3と歯Za4の間のピッチ及び歯Za1と歯Za6の
間のピッチはP2=2P1になっている。
示すように、ノズル部2に外ねじ5を有し、かつノズル
部の下端部に外ラチェット歯6を備えている。外ラチェ
ット歯6は6個の歯Za1からZa6を備えている。そ
れぞれの歯Za1からZa6は鋸歯状をなすが、これら
の歯Za1からZa6のピッチは同一ではなく、歯Za
1と歯Za2の間のピッチ及び歯Za2と歯Za3の間
のピッチ、歯Za4と歯Za5との間のピッチ、歯Za
5と歯Za6との間のピッチは等しくP1であるが歯Z
a3と歯Za4の間のピッチ及び歯Za1と歯Za6の
間のピッチはP2=2P1になっている。
【0010】キャップ3は図1及び図5から図8に示す
ように、中心軸方向に頭部7、胴部8、裾部11とが連
続した筒状をなしており、頭部7に注出口12を有し、
胴部8の外面に外ねじ13を有している。裾部11は短
尺の内筒14とその外側に長尺の外筒19とを有し、外
筒19の内周面に内ねじ15を形成しており、かつ外筒
19の内周面の下端に内ラチェット歯16を有する。内
ラチェット歯16は10個の歯Zb1〜Zb10を備え
ている。これらの歯Zb1〜Zb10のピッチは同一で
はなく、歯Zb1と歯Zb2の間、歯Zb2と歯Zb3
の間、歯Zb6とZb7の間及び歯Zb7と歯Zb8の
間はピッチがP3 であるが、歯Zb3と歯Zb4の間、
歯Zb4と歯Zb5の間、歯Zb5と歯Zb6の間、歯
Zb8と歯Zb9の間及び歯Zb9とZb10の間はピ
ッチがP4 (P3 ≠P4 )である。
ように、中心軸方向に頭部7、胴部8、裾部11とが連
続した筒状をなしており、頭部7に注出口12を有し、
胴部8の外面に外ねじ13を有している。裾部11は短
尺の内筒14とその外側に長尺の外筒19とを有し、外
筒19の内周面に内ねじ15を形成しており、かつ外筒
19の内周面の下端に内ラチェット歯16を有する。内
ラチェット歯16は10個の歯Zb1〜Zb10を備え
ている。これらの歯Zb1〜Zb10のピッチは同一で
はなく、歯Zb1と歯Zb2の間、歯Zb2と歯Zb3
の間、歯Zb6とZb7の間及び歯Zb7と歯Zb8の
間はピッチがP3 であるが、歯Zb3と歯Zb4の間、
歯Zb4と歯Zb5の間、歯Zb5と歯Zb6の間、歯
Zb8と歯Zb9の間及び歯Zb9とZb10の間はピ
ッチがP4 (P3 ≠P4 )である。
【0011】カバーキャップ4は図1に示すようなドー
ム状をなしていて下端部の内周面に内ねじ17を形成し
ている。
ム状をなしていて下端部の内周面に内ねじ17を形成し
ている。
【0012】このように構成された戻り回転防止機構に
おいては、キャップ3は容器本体1のノズル部2に嵌着
して取付けられ、カバーキャップ4は内ねじ17によっ
てキャップ3の外ねじ5によってキャップ3に嵌着して
キャップ3の頭部7を覆う。キャップ3は裾部11の内
ねじ15によって容器本体1のノズル部2の外ねじ5に
螺着することによって容器本体1のノズル部2に取付け
られるが、このとき内ねじ15と外ねじ5との螺合の終
端において、内ラチェット歯16と外ラチェット歯6と
が噛合ってラチェット18を構成し、キャップ3の逆転
を抑止する。ラチェットの停止位置としては図9
(a)、(b)、及び(c)に示すような種々のものが
考えられるが、内ラチェット歯16と外ラチェット歯6
は、歯数、ピッチが同一ではないので、歯の噛み合い位
置がランダムになり、ラチェットのすべての歯が同時に
噛み合うことはないが、どれかの歯は完全に噛み合うか
或いは完全な噛み合いに近い状態にあるので、ラチェッ
トの停止位置にかかわらず、ただちに、逆転防止機能が
発揮される。
おいては、キャップ3は容器本体1のノズル部2に嵌着
して取付けられ、カバーキャップ4は内ねじ17によっ
てキャップ3の外ねじ5によってキャップ3に嵌着して
キャップ3の頭部7を覆う。キャップ3は裾部11の内
ねじ15によって容器本体1のノズル部2の外ねじ5に
螺着することによって容器本体1のノズル部2に取付け
られるが、このとき内ねじ15と外ねじ5との螺合の終
端において、内ラチェット歯16と外ラチェット歯6と
が噛合ってラチェット18を構成し、キャップ3の逆転
を抑止する。ラチェットの停止位置としては図9
(a)、(b)、及び(c)に示すような種々のものが
考えられるが、内ラチェット歯16と外ラチェット歯6
は、歯数、ピッチが同一ではないので、歯の噛み合い位
置がランダムになり、ラチェットのすべての歯が同時に
噛み合うことはないが、どれかの歯は完全に噛み合うか
或いは完全な噛み合いに近い状態にあるので、ラチェッ
トの停止位置にかかわらず、ただちに、逆転防止機能が
発揮される。
【0013】
【発明の効果】このように、この発明の容器キャップの
戻り回転防止機構によれば、容器本体に螺合するキャッ
プの停止位置がずれても、戻り回転防止機構が発揮さ
れ、したがって、キャップの緩み防止や不正開封を確実
に防ぐことができるとともに、キャップの停止位置決め
の要件が緩和されるところから、容器キャップの打栓作
業が容易になる。
戻り回転防止機構によれば、容器本体に螺合するキャッ
プの停止位置がずれても、戻り回転防止機構が発揮さ
れ、したがって、キャップの緩み防止や不正開封を確実
に防ぐことができるとともに、キャップの停止位置決め
の要件が緩和されるところから、容器キャップの打栓作
業が容易になる。
【図1】逆転防止機構の縦断面図。
【図2】容器本体のノズル部の正面図。
【図3】容器本体のノズル部の平面図。
【図4】容器本体のノズル部の部分拡大断面図。
【図5】キャップの正面図。
【図6】キャップの側面図。
【図7】キャップの平面図。
【図8】キャップの底面図。
【図9】ラチェットのと噛合状態を示す説明図。
1 容器本体 2 ノズル部 3 キャップ 4 カバーキャップ 5 外ねじ 6 外ラチェット歯 Za1〜Za6 歯 7 頭部 8 胴部 11 裾部 12 注出口 13 外ねじ 14 内筒 15 内ねじ 16 内ラチェット歯 Zb1〜Zb10 歯 17 内ねじ 18 ラチェット 19 外筒 P1 ,P2 ,P3 ,P4 ピッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 螺合する容器本体とキャップの間にラチ
ェット機構を設け、前記ラチェット機構は互いに噛み合
う前記容器本体に設けられた外ラチェット歯と前記キャ
ップに設けられた内ラチェット歯とを有し、前記外ラチ
ェット歯と前記内ラチェット歯の少なくとも一方は2種
以上のピッチで構成されていることを特徴とする容器キ
ャップの戻り回転防止機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6147148A JPH07330000A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 容器キャップの戻り回転防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6147148A JPH07330000A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 容器キャップの戻り回転防止機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07330000A true JPH07330000A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15423674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6147148A Pending JPH07330000A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 容器キャップの戻り回転防止機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07330000A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004106845A (ja) * | 2002-09-13 | 2004-04-08 | Daiwa Can Co Ltd | ピルファープルーフ機構付き容器 |
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US7648301B2 (en) | 2005-03-17 | 2010-01-19 | Rnd Group Llc | Cosmetic container |
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CN104383576A (zh) * | 2014-11-18 | 2015-03-04 | 中山赛特奥日用科技有限公司 | 连接器组件及其应用的香薰器 |
WO2018184804A1 (de) * | 2017-04-07 | 2018-10-11 | Linhardt Gmbh & Co. Kg | Behälterverpackung |
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EP4385916A1 (de) * | 2022-12-14 | 2024-06-19 | Neutec Chemie GmbH | Produktaufnahmebehälter mit gewindeadapter |
-
1994
- 1994-06-06 JP JP6147148A patent/JPH07330000A/ja active Pending
Cited By (13)
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