JP7009023B2 - チューブ容器 - Google Patents
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Description
内容物が収納される胴部上端に設けられた肩部に口筒部が立設されたチューブ本体と、口筒部に装着されると共にチューブ本体の倒立を維持するキャップとを有して成るチューブ容器であって、
肩部と胴部との境界部分に第1屈曲部が形成され、口筒部と肩部との境界部分に第2屈曲部が形成され、肩部は第1屈曲部及び第2屈曲部を起点として反転変形可能とされおり、
肩部が胴部内に陥没状に変形することで凹部が形成されると共に、キャップの開口端が凹部内に入り込んでいることを特徴とする、と云うものである。
またチューブ本体の上端に凹部を容易に形成する機能を発揮し得る。
またチューブ容器を使い切る直前においては、チューブ容器内に残留している内容物を容易に搾り出すことができる。
図1は本発明の実施例として、チューブ容器の正立状態を示す半断面図、図2はチューブ容器本体に凹部を形成する過程を示し、Aは凹部を形成する直前の状態、Bは凹部を形成した直後の状態、Cは更にキャップを装着した状態を示している。また図3はチューブ容器を倒立させた状態を拡大して示す部分半断面図である。
本発明のチューブ容器は、例えば洗顔フォーム、ヘアトリートメント剤、歯磨き剤、化粧料等の内容物を収容する容器であり、例えばバスルームや洗面所の棚や台座等の設置面上にキャップを下に向けた倒立姿勢の状態で置かれるものである。
図1に示すように、チューブ容器は、内容物が収容されるチューブ本体1と、封止用のキャップ11を有して構成されている。チューブ本体1は、例えばポリエチレンなど合成樹脂製の積層シートを丸めて両端部を重ね合わせ、その重ね合わせ部を溶着して円筒状に形成された胴部5の上端にヘッド部2が設けられている。ヘッド部2は、凹状に形成された肩部4と、この肩部4の中央に立設された口筒部3とを有して構成され、ヘッド部2の基端である肩部4の基端が胴部5の上端に溶着等により接続されたものである。また胴部5の下端は扁平状にシールされた底シール部6によって封止されている。なお、口筒部3の外周面には雄ネジ部3aが形成されている。
外筒部13の半径rは、チューブ本体1の容器軸Oから第1屈曲部7までの半径Rよりも小さい寸法で形成されている。また外筒部13の高さ寸法Hは、本実施例ではキャップ11をチューブ本体1側の口筒部3に装着した状態において、外筒部13の開口端13aが陥没設された断面円弧状の凹部9の表面のいずれかの位置に対して近接する寸法で形成されているが、いずれかの位置にて当接する寸法で形成されていても良い。
尚、この実施例では、チューブ本体1の口筒部3に上方に向かって縮径状に形成されて成るノズル10が取り付けられており、ノズル10の先端の吐出口から内容物を吐出させることが可能となっている。
ところで、図4に示すように従来例のチューブ容器は、口筒部3側に突出形状された肩部4がほとんど反転変形しない形状であるため、胴部5を搾っても内容物を吐出させ難いものであった。
これに対し、図5に示すように、本発明のチューブ容器では肩部4が反転変形可能であることから、肩部4を陥没設させて凹部9とした状態では、肩部4の内面が胴部5の内面に接近するので内容物をより簡単に搾り出すことが可能である。よって、特にチューブ容器を使い切る直前においては、チューブ容器内に残留している内容物をこれまで以上に効率良く搾り出すことができる。
第2実施例に示すチューブ容器が、上記第1実施例において説明したチューブ容器と異なる点は肩部4及び凹部9の形状にあり、その他の構成及び効果を上記第1実施例同様である。
図6Aに示すように第2実施例に示すチューブ容器では、肩部4が中間屈曲部4aで屈曲する断面略台形状で形成される構成である。そして、図6Bに示すように、この第2実施例においも肩部4を第1屈曲部7及び第2屈曲部8を起点に陥没状に反転変形させることで凹部9が形成されるが、このとき肩部4は中間屈曲部4aにおいても反転することになる。この第2実施例においても、上記第1実施例同様又はそれ以上に、簡単に凹部9が再反転して元の肩部4の形状(上方に湾曲状に突出する形状)に戻ることを抑制することが可能である。
例えば、上記実施例では、チューブ本体1の口筒部3の先端にノズル10を有する構成を示して説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、口筒部3にノズル10を設けず、内容物が口筒部3を介して直接吐出される構成であっても良い。
2 : ヘッド部
3 : 口筒部
3a : 雄ネジ部
4 : 肩部
4a : 中間屈曲部
5 : 胴部
6 : 底シール部
7 : 第1屈曲部(境界部分)
8 : 第2屈曲部(境界部分)
9 : 凹部
10 : ノズル
11 : キャップ
12 : 頂壁
13 : 外筒部
13a: 開口端
14 : 内筒部
14a: 雌ネジ部
20 : 設置面
Claims (4)
- 内容物が収納される胴部(5)上端に設けられた肩部(4)に口筒部(3)が立設されたチューブ本体(1)と、前記口筒部(3)に装着されると共に前記チューブ本体(1)の倒立を維持するキャップ(11)とを有して成るチューブ容器であって、
前記肩部(4)と前記胴部(5)との境界部分に第1屈曲部(7)が形成され、前記口筒部(3)と前記肩部(4)との境界部分に第2屈曲部(8)が形成され、前記肩部(4)は前記該第1屈曲部(7)及び前記第2屈曲部(8)を起点として反転変形可能とされおり、
前記肩部(4)が前記胴部(5)内に陥没状に変形することで凹部(9)が形成されると共に、前記キャップ(11)の開口端(13a)が前記凹部(9)内に入り込んでいることを特徴とするチューブ容器。 - 肩部(4)の断面形状が湾曲状又は台形状である請求項1記載のチューブ容器。
- 第1屈曲部(7)及び第2屈曲部(8)が肉薄部で形成されている請求項1又は2記載のチューブ容器。
- キャップ(11)の開口端(13a)が、凹部(9)の表面に当接している請求項1乃至3のいずれか一項に記載のチューブ容器。
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- 2017-06-30 JP JP2017128786A patent/JP7009023B2/ja active Active
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