JP4862660B2 - 電子写真感光体 - Google Patents
電子写真感光体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4862660B2 JP4862660B2 JP2007003838A JP2007003838A JP4862660B2 JP 4862660 B2 JP4862660 B2 JP 4862660B2 JP 2007003838 A JP2007003838 A JP 2007003838A JP 2007003838 A JP2007003838 A JP 2007003838A JP 4862660 B2 JP4862660 B2 JP 4862660B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydroxy
- resin
- bis
- layer
- photoreceptor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Description
電子写真技術の中核となる感光体については、無公害で成膜が容易、製造が容易である等の利点を有する有機系の光導電物質を使用した感光体が使用されている。
有機系の光導電材料を用いた感光体としては、光導電性微粉末をバインダー樹脂中に分散させたいわゆる分散型感光体、電荷発生層および電荷輸送層を積層した積層型感光体が知られている。積層型感光体は、それぞれ効率の高い電荷発生物質、および電荷輸送物質を組み合わせることにより高感度な感光体が得られること、材料選択範囲が広く安全性の高い感光体が得られること、また感光層を塗布により容易に形成可能で生産性が高く、コスト面でも有利なことから感光体の主流であり、鋭意開発され実用化されている。
電子写真感光体は、電子写真プロセスすなわち帯電、露光、現像、転写、クリーニング、除電等のサイクルで繰り返し使用されるためその間様々なストレスを受け劣化する。このような劣化としては例えば帯電器として用いられるコロナ帯電器から発生する強酸化性のオゾンやNOxが感光層に化学的なダメ−ジを与えたり、像露光や除電光で生成したキャリアが感光層内を流れることや外部からの光によって感光層組成物が分解したりなど、化学的、電気的劣化がある。またこれとは別の劣化としてクリーニングブレード、磁気ブラシなどの摺擦や現像剤、転写部材や紙との接触等による感光層表面の摩耗や傷の発生、膜の剥がれといった機械的劣化がある。また、特にエンドレスベルト状感光体に於いては、ベルトユニットを構成するローラー周囲を繰り返し通過する際に発生する屈曲および張力のため、感光体表面にクラックを発生することもある。特にこのような感光層表面に生じる損傷は画像上に現れやすく、直接画像品質を損なうため感光体の寿命を制限する大きな要因となっている。すなわち高寿命の感光体を開発するためには電気的、化学的耐久性を高めると同時に機械的強度を高めることも必須条件である。
また、高速印刷の要求の高まりから、より高速の電子写真プロセス対応の材料が求められている。この場合、感光体には高感度、高寿命であることの他に、露光されてから現像されるまでの時間が短くなるために応答性が良いことも必要となる。感光体の応答性は電荷輸送層、なかでも電荷輸送物質により支配されるが、バインダー樹脂によっても大きく変わることが知られている。
状の支持体をドラム状の支持体に巻き付け、ディップコート等の塗布方法を用いることもできる。これらの層形成方法では、層に含有させる物質を溶剤に溶解させて得られる塗布溶液として塗布するなどの公知の方法が適用されている。そして多くの工程では、予め塗布溶液を調製し、それを保存することが行なわれている。そのため、バインダー樹脂には、塗布工程に用いられる溶剤に対し、溶解性が優れることおよび溶解後の塗布溶液の安定性も必要となる。
また、特定構造の二価フェノール成分を用いたポリアリレート樹脂をバインダー樹脂として用いた電子写真用感光体の技術が開示され、感光体製造時の溶液安定性が向上すること、機械的強度、特に耐磨耗性が優れていることが知られている(例えば、特許文献8および9参照)。
また、従前知られたポリエステル樹脂を用いた電子写真感光体では、強度等は向上するものの、感光層形成用塗布液としたときに安定性に乏しく、白濁したり、沈殿を生じたり、不溶化したりする等の問題がある。また、その他にも、十分な電気特性を発現させることが困難でもあった。
本発明は、このような課題を解決すべくなされたものである。
即ち、本発明の目的は、感光層形成用塗布液の安定性が高く、実用上の負荷に対する耐磨耗性に優れ、高い機械的強度を持ち、さらに電気特性が良好なシート状、さらにはベルト状電子写真感光体を提供することにある。
すなわち本発明の要旨は、シート状の導電性支持体上に感光層を有する電子写真感光体において、該シート状の導電性支持体が金属層を積層したフィルムであり、且つ該感光層が下記一般式(1)で表される繰り返し構造を含むポリエステル樹脂を含有し、且つ該ポリエステル樹脂のジカルボン酸成分のうち、下記一般式(3)で表されるジカルボン酸残基が、モル分率で70%より大きいことを特徴とする電子写真感光体に存する。
一般式(1)
また、本発明の要旨は、該シート状導電性支持体がエンドレスベルトを形成することを特徴とした電子写真感光体に存する。あるいは、該感光体に含有される一般式(1)で表される繰り返し構造を含むポリエステル樹脂が、特に下記一般式(2)で表される感光体に存する。
一般式(2)
本発明の電子写真感光体はシート状の導電性支持体を有し、その感光層は本発明の特定構造を有するポリエステル樹脂を含有し、該樹脂は感光体の導電性支持体上に設けられる感光層のバインダー樹脂として用いられる。
いられる。
<導電性支持体>
本発明の導電性支持体としては、樹脂や紙、その中でも二軸延伸フィルムに金属層を積層したものが好ましく、二軸延伸フィルムの材質としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等の線状ポリエステル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等が挙げられるが、機械的強度、寸法安定性等の点から線状ポリエステル樹脂、特にポリエチレンテレフタレートが好ましい。なお、フィルムの厚みは通常30〜150μmであり、好ましくは50〜120μm、更に好ましくは70〜100μmである。
支持体表面は、平滑であっても良いし、樹脂に粒径の大きな粒子を混合すること等によって、粗面化されていても良い。
<ポリエステル樹脂>
本発明の電子写真感光体の感光層は、導電性支持体上に感光層を有する電子写真感光体において、該感光層が下記一般式(1)で表される繰り返し構造を含むポリエステル樹脂を含有する。
一般式(1)
上記一般式(1)の繰り返し構造中のジカルボン酸残基は、下記一般式(3)で表される。
一般式(3)
一般式(3)で表されるジカルボン酸残基の具体例としては、ジフェニルエーテル−2,2’−ジカルボン酸残基、ジフェニルエーテル−2,3’−ジカルボン酸残基、ジフェニルエーテル−2,4’−ジカルボン酸残基、ジフェニルエーテル−3,3’−ジカルボン酸残基、ジフェニルエーテル−3,4’−ジカルボン酸残基、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸残基が挙げられる。これらの中でも、ジカルボン酸成分の製造の簡便性を考慮すれば、ジフェニルエーテル−2,2’−ジカルボン酸残基、ジフェニルエーテル−2,4’−ジカルボン酸残基、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸残基が好ましく、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸残基が特に好ましい。
また、二価ヒドロキシアリール残基となる二価ヒドロキシアリール化合物は、下記一般式(4)で表されるが、好ましくは下記一般式(5)で表される。
一般式(4)
一般式(5)
一般式(4)のアリーレン基及び一般式(5)のフェニレン基の置換基としては、各々独立に水素原子、アルキル基、アリール基、ハロゲン基、またはアルキル基が挙げられる。感光層用バインダー樹脂としての機械的特性と感光層形成用塗布液に対する溶解性を勘案すれば、アリール基としてフェニル基、ナフチル基、ハロゲン基としてフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、ブト
キシ基が好ましい。アルキル基としては、炭素数が1〜10のアルキル基が好ましく、さらに好ましくは炭素数が1〜8であり、特に好ましくは炭素数が1〜2である。
好ましくは、3,3’,5,5’−テトラメチル−4,4’−ジヒドロキシビフェニル、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)エーテルである。
ロキシ−4−メチルフェニル)(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)エーテル、(3−ヒドロキシ−4−エチルフェニル)(4−ヒドロキシ−3−エチルフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシ−3−エチルフェニル)エーテル、さらには、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、(2−ヒドロキシフェニル)(4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(2−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ケトン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)シクロヘキサン、ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)シクロヘキサンなどが挙げられる。
一般式(5)の具体例としては前述にもあるが、R1が水素原子の場合、ビス(2−ヒドロキシフェニル)メタン、(2−ヒドロキシフェニル)(3−ヒドロキシフェニル)メタン、(2−ヒドロキシフェニル)(4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(3−ヒドロキシフェニル)メタン、(3−ヒドロキシフェニル)(4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(2−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)メタン、ビス(2−ヒドロキシ−3−エチルフェニル)メタン、(2−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)(3−ヒドロキシ−4−メチルフェニル)メタン、(2−ヒドロキシ−3−エチルフェニル)(3−ヒドロキシ−4−エチルフェニル)メタン、(2−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)メタン、(2−ヒドロキシ−3−エチルフェニル)(4−ヒドロキシ−3−エチルフェニル)メタン、ビス(3−ヒドロキシ−4−メチルフェニル)メタン、ビス(3−ヒドロキシ−4−エチルフェニル)メタン、(3−ヒドロキシ−4−メチルフェニル)(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)メタン、(3−ヒドロキシ−4−エチルフェニル)(4−ヒドロキシ−3−エチルフェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシ−3−エチルフェニル)メタンが挙げられる。また、R1がメチル基の場合は、1,1−ビス(2−ヒドロキシフェニル)エタン、1−(2−ヒドロキシフェニル)−1−(3−ヒドロキシフェニル)エタン、1−(2−ヒドロキシフェニル)−1−(4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,1−ビス(3−ヒドロキシフェニル)エタン、1−(3−ヒドロキシフェニル)−1−(4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,1−ビス(2−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)エタン、1,1−ビス(2−ヒドロキシ−3−エチルフェニル)エタン、1−(2
−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)−1−(3−ヒドロキシ−4−メチルフェニル)エタン、1−(2−ヒドロキシ−3−エチルフェニル)−1−(3−ヒドロキシ−4−エチルフェニル)エタン、1−(2−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)−1−(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)エタン、1−(2−ヒドロキシ−3−エチルフェニル)−1−(4−ヒドロキシ−3−エチルフェニル)エタン、1,1−ビス(3−ヒドロキシ−4−メチルフェニル)エタン、1,1−ビス(3−ヒドロキシ−4−エチルフェニル)エタン、1−(3−ヒドロキシ−4−メチルフェニル)−1−(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)エタン、1−(3−ヒドロキシ−4−エチルフェニル)−1−(4−ヒドロキシ−3−エチルフェニル)エタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)エタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3−エチルフェニル)エタンが挙げられる。
<ポリエステル樹脂の製造方法>
次に、一般式(1)あるいは(2)で表される繰り返し構造を有するポリエステル樹脂の製造方法について説明する。該樹脂の製造方法として、公知の重合方法を用いることができる。例えば界面重合法、溶融重合法、溶液重合法などが挙げられる。
媒として用いられる四級アンモニウム塩もしくは四級ホスホニウム塩としては、トリブチルアミンやトリオクチルアミン等の三級アルキルアミンの塩酸、臭素酸、ヨウ素酸等の塩、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド、ベンジルトリメチルアンモニウムクロライド、ベンジルトリブチルアンモニウムクロライド、テトラエチルアンモニウムクロライド、テトラブチルアンモニウムクロライド、テトラブチルアンモニウムブロマイド、トリオクチルメチルアンモニウムクロライド、テトラブチルホスホニウムブロマイド、トリエチルオクタデシルホスホニウムブロマイド、N−ラウリルピリジニウムクロライド、ラウリルピコリニウムクロライドなどが挙げられる。
<下引き層>
導電性支持体と感光層との間には、接着性・ブロッキング性等の改善のため、下引き層を設けても良い。
液の安定性の面から、平均一次粒径として10nm以上100nm以下が好ましく、特に好ましくは、10nm以上50nm以下である。
下引き層は、金属酸化物粒子をバインダー樹脂に分散した形で形成するのが望ましい。下引き層に用いられるバインダー樹脂としては、フェノキシ、エポキシ、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、カゼイン、ポリアクリル酸、セルロース類、ゼラチン、デンプン、ポリウレタン、ポリイミド、ポリアミド等が単独あるいは硬化剤とともに硬化した形で使用できるが、中でも、アルコール可溶性の共重合ポリアミド、変性ポリアミド等は良好な分散性、塗布性を示し好ましい。
バインダー樹脂に対する無機粒子の添加比は任意に選べるが、10重量%から500重量%の範囲で使用することが、分散液の安定性、塗布性の面で好ましい。
下引き層の膜厚は、任意に選ぶことができるが、感光体特性および塗布性から0.1μmから25μmが好ましい。また下引き層には、公知の酸化防止剤等を添加しても良い。
本発明の電子写真感光体が積層型感光体である場合、その電荷発生層に使用される電荷発生材料としては例えばセレニウム及びその合金、硫化カドミウム、その他無機系光導電材料、フタロシアニン顔料、アゾ顔料、キナクリドン顔料、インジゴ顔料、ペリレン顔料、多環キノン顔料、アントアントロン顔料、ベンズイミダゾール顔料などの有機顔料等各種光導電材料が使用でき、特に有機顔料、更にフタロシアニン顔料、アゾ顔料が好ましい。これらの微粒子をたとえばポリエステル樹脂、ポリビニルアセテート、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エステル、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリビニルアセトアセタール、ポリビニルプロピオナール、ポリビニルブチラール、フェノキシ樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、セルロースエステル、セルロースエーテルなどの各種バインダー樹脂で結着した形で使用される。この場合の使用比率はバインダー樹脂100重量部に対して30から500重量部の範囲より使用され、その膜厚は通常0.1μmから1μm、好ましくは0.15μmから0.6μmが好適である。
る 。
D型は、CuKα線を用いた粉末X線回折において、回折角2θ±0.2゜が27.3゜に明瞭なピークを示すことを特徴とする結晶型である。フタロシアニン化合物は単一の化合物のもののみを用いても良いし、いくつかの混合状態でも良い。ここでのフタロシアニン化合物ないしは結晶状態に置ける混合状態として、それぞれの構成要素を後から混合して用いても良いし、合成、顔料化、結晶化等のフタロシアニン化合物の製造・処理工程において混合状態を生じせしめたものでも良い。このような処理としては、酸ペースト処理・磨砕処理・溶剤処理等が知られている。
<電荷輸送層>
積層型感光体の電荷輸送層は、電荷輸送物質を含有するとともに、通常はバインダー樹脂と、必要に応じて使用されるその他の成分とを含有する。このような電荷輸送層は、具体的には、例えば電荷輸送物質等とバインダー樹脂とを溶剤に溶解又は分散して塗布液を作製し、これを順積層型感光層の場合には電荷発生層上に、また、逆積層型感光層の場合
には導電性支持体上に(下引き層を設ける場合は下引き層上に)塗布、乾燥して得ることができる。
バインダー樹脂と電荷輸送物質の割合は、通常、バインダー樹脂100重量部に対して30〜200重量部、好ましくは40〜150重量部の範囲で使用される。また膜厚は一般に5〜50μm、好ましくは10〜45μmがよい。
<分散型(単層型)感光層>
分散型感光層の場合には、上記のような配合比の電荷輸送媒体中に、前出の電荷発生物質が分散される。
があり、例えば好ましくは0.5〜50重量%の範囲で、より好ましくは1〜20重量%の範囲で使用される。
<保護層>
感光層の上に、感光層の損耗を防止したり、帯電器等から発生する放電生成物等による感光層の劣化を防止・軽減する目的で保護層を設けても良い。
<電子写真感光体の調製方法>
本実施の形態が適用される電子写真感光体の調製方法は特に限定されないが、通常、これらの感光体を構成する各層は、シート状電子写真感光体の感光層形成方法として公知な、ダイコート法、リバースコート法、グラビアコート法、バーコート法等により支持体上に塗布して形成される。
塗布後の感光体は、塗布膜の溶剤が実質的に蒸発除去されるまで乾燥工程に付される。乾燥方法としては、従前公知で行なわれている方法を適用することができ、例えば加熱ローラー、熱風乾燥機、蒸気乾燥機、赤外線乾燥機、遠赤外線乾燥機等の少なくとも一つによって行なわれ、乾燥温度は、通常60〜140℃の範囲で実施される。
<画像形成装置>
次に、本発明の電子写真感光体を用いた画像形成装置の実施の形態について、装置の要部構成を示す図1を用いて説明する。但し、実施の形態は以下の説明に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り任意に変形して実施することができる。
電子写真感光体1は、上述した本発明の電子写真感光体であれば特に制限はないが、図1ではその一例として、シート状導電性支持体の表面に上述した感光層を形成し、超音波融着によってエンドレスベルト状とした感光体を示している。この電子写真感光体1の外周面に沿って、帯電装置2,露光装置3,現像装置4,転写装置5及びクリーニング装置6がそれぞれ配置されている。
なお、電子写真感光体1及び帯電装置2は、多くの場合、この両方を備えたカートリッジ(以下適宜、感光体カートリッジと言う)として、画像形成装置の本体から取り外し可能に設計されている。そして、例えば電子写真感光体1や帯電装置2が劣化した場合に、この感光体カートリッジを画像形成装置本体から取り外し、別の新しい感光体カートリッジを画像形成装置本体に装着することができるようになっている。また、後述するトナーについても、多くの場合、トナーカートリッジ中に蓄えられて、画像形成装置本体から取り外し可能に設計され、使用しているトナーカートリッジ中のトナーが無くなった場合に、このトナーカートリッジを画像形成装置本体から取り外し、別の新しいトナーカートリッジを装着することができるようになっている。更に、電子写真感光体1,帯電装置2,トナーが全て備えられたカートリッジを用いることもある。
トナーの種類は任意であり、粉砕トナーのほか、懸濁重合法や乳化重合法などを用いた重合トナー等を用いることができる。特に、重合トナーを用いる場合には径が4〜8μm程度の小粒径のものが好ましく、また、トナーの粒子の形状も球形に近いものからポテト上の球形から外れたものまで様々に使用することができる。重合トナーは、帯電均一性、転写性に優れ、高画質化に好適に用いられる。
記録紙P上に転写されたトナーは、定着器を通過する際、トナーが溶融状態まで熱加熱され、通過後冷却されて記録紙P上にトナーが定着される。
以上のように構成された電子写真装置では、次のようにして画像の記録が行なわれる。即ち、まず感光体1の表面(感光面)が、帯電装置2によって所定の電位(例えば−600V)に帯電される。この際、直流電圧により帯電させても良く、直流電圧に交流電圧を重畳させて帯電させてもよい。
光し、感光面に静電潜像を形成する。そして、その感光体1の感光面に形成された静電潜像の現像を、現像装置4で行なう。
現像ローラー4に担持された帯電トナーが感光体1の表面に接触すると、静電潜像に対応するトナー像が感光体1の感光面に形成される。そしてこのトナー像は、転写装置5によって記録紙Pに転写される。この後、転写されずに感光体1の感光面に残留しているトナーが、クリーニング装置6で除去される。
なお、画像形成装置は、上述した構成に加え、例えば除電工程を行なうことができる構成としても良い。除電工程は、電子写真感光体に露光を行なうことで電子写真感光体の除電を行なう工程であり、除電装置としては、蛍光灯、LED等が使用される。また除電工程で用いる光は、強度としては露光光の3倍以上の露光エネルギーを有する光である場合が多い。
<樹脂の製造>
まず、粘度平均分子量の測定について説明する。
a=0.438×ηsp+1 ηsp=t/t0−1
b=100×ηsp/C C=6.00(g/L)
η=b/a
Mv=3207×η1.205
以下、ポリエステル樹脂の製造方法について説明する。
製造例1(樹脂X)
1000mLビーカーに水酸化ナトリウム23.01gとH2O940mLを量り取り 、攪拌しながら溶解させた。そこにビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)メタン(以下、BP−a)49.36gを添加、攪拌、溶解した後、このアルカリ水溶液を2L反応槽に移した。次いで、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド0.5766g及び2,3,5−トリメチルフェノール1.2955gを順次反応槽に添加した。次に、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸クロライド65.27gとジクロロメタン470mLの混合溶液を滴下ロート内に移した。重合槽の外温を20℃に保ち、反応槽内のアルカリ水溶液を攪拌しながら、滴下ロートよりジクロロメタン溶液を1時間かけて滴下した。さらに5時間攪拌を続けた後、ジクロロメタン783mLを加え、撹拌を7時間続けた。その後、酢酸8.34mLを加え30分攪拌した後、攪拌を停止し有機層を分離した。この有機層を0.1N水酸化ナトリウム水溶液942mLにて洗浄を2回行ない、次
に0.1N塩酸942mLにて洗浄を2回行い、さらにH2O942mLにて洗浄を2回 行なった。洗浄後の有機層をメタノール6266mLに注いで得られた沈殿物を濾過にて取り出し、乾燥して目的の樹脂Xを得た。得られた樹脂Xの粘度平均分子量は51,400であった。樹脂Xの繰り返し構造を以下に示す。
1000mLビーカーに水酸化ナトリウム22.34gとH2O940mLを量り取り 、攪拌しながら溶解させた。そこに1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)エタン(BP−b)51.04gを添加、攪拌、溶解した後、このアルカリ水溶液を2L反応槽に移した。次いで、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド0.5579gおよび2,3,5−トリメチルフェノール1.0613gを順次反応槽に添加した。別途、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸クロライド63.37gとジクロロメタン470mLの混合溶液を滴下ロート内に移した。重合槽の外温を20℃に保ち、反応槽内のアルカリ水溶液を攪拌しながら、滴下ロートよりジクロロメタン溶液を1時間かけて滴下した。さらに5時間攪拌を続けた後、ジクロロメタン783mLを加え、撹拌を7時間続けた。その後、酢酸8.10mLを加え30分攪拌した後、攪拌を停止し有機層を分離した。この有機層を0.1N水酸化ナトリウム水溶液942mLにて洗浄を2回行い、次に0.1N塩酸942mLにて洗浄を2回行い、さらにH2O942mLにて洗浄を2 回行なった。洗浄後の有機層をメタノール6266mLに注いで得られた沈殿物を濾過にて取り出し、乾燥して目的の樹脂Yを得た。得られた樹脂Yの粘度平均分子量は51,700であった。樹脂Yの繰り返し構造を以下に示す。
実施例1
平均一次粒子径40nmのルチル型酸化チタン(石原産業社製「TTO55N」)と該酸化チタンに対して3重量%のメチルジメトキシシランをボールミルにて混合して得られたスラリーを乾燥後、更にメタノールで洗浄、乾燥して得られた疎水性処理酸化チタンを、メタノール/1−プロパノールの混合溶媒中でボールミルにより分散させることにより、疎水化処理酸化チタンの分散スラリーとなし、該分散スラリーと、メタノール/1−プロパノール/トルエン(重量比7/1/2)の混合溶媒、及び、ε−カプロラクタム/ビス(4−アミノ−3−メチルシクロヘキシル)メタン/ヘキサメチレンジアミン/デカメチレンジカルボン酸/オクタデカメチレンジカルボン酸(組成モル% 60/15/5/15/5)からなる共重合ポリアミドのペレットとを加熱しながら撹拌、混合してポリアミドペレットを溶解させた後、超音波分散処理を行うことにより、疎水性処理酸化チタン/共重合ポリアミドを重量比3/1で含有する固形分濃度18.0%の分散液とした。
次に、CuKα線によるX線回折においてブラッグ角(2θ±0.2)が27.3゜に
強い回折ピークを示し、図2に示す粉末X線回折スペクトルを有するオキシチタニウムフタロシアニン10重量部を1,2−ジメトキシエタン150重量部に加え、サンドグラインドミルにて粉砕分散処理を行ない顔料分散液を作成した。こうして得られた160重量部の顔料分散液に、ポリビニルブチラール(電気化学工業(株)製、商品名#6000C)の5%1,2−ジメトキシエタン溶液100重量部と適量の1,2−ジメトキシエタンを加え、最終的に固形分濃度4.0%の分散液を作製した。
次に、以下に示すヒドラゾン化合物の電荷輸送物質(CTM)50重量部、製造例1で製造した樹脂X100重量部、レベリング剤としてシリコーンオイル0.05重量部をテトラヒドロフランとトルエンの混合溶媒(テトラヒドロフラン80重量%、トルエン20重量%)640重量部に混合し、電荷輸送層形成用塗布液を調製した。
実施例1の電荷輸送層形成用塗布液に用いた樹脂Xを製造例2で製造した樹脂Yにした以外は、実施例1と同様にして感光体シートBを作製した。このとき、樹脂の溶媒に対する溶解性は良好であった。
比較例1
実施例1の電荷輸送層形成用塗布液に用いた樹脂Xを下記構造の樹脂Zとした以外は、実施例1と同様にして感光体シートCを作製した。樹脂Zの粘度平均分子量は52,000であった。
実施例1の電荷輸送層形成用塗布液に用いた樹脂Xの代わりに下記繰り返し構造単位で形成されるポリカーボネート樹脂を用いた以外は、実施例1と同様にして感光体シートD
を作製した。このポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量は50,500である。
<電気特性試験>
電子写真学会測定標準に従って製造された電子写真特性評価装置(続電子写真技術の基礎と応用、電子写真学会編、コロナ社、404〜405頁記載)を使用し、上記感光体シートを直径80mmのアルミニウム製ドラムに貼り付けて円筒状にし、アルミニウム製ドラムと感光体シートのアルミニウム支持体との導通を取った上で、ドラムを一定回転数60rpmで回転させ、帯電、露光、電位測定、除電のサイクルによる電気特性評価試験を行なった。その際、感光体の初期表面電位が−700Vになるように帯電させ、ハロゲンランプの光を干渉フィルターで780nmの単色光としたものを1.0μJ/cm2で露 光したときの露光後表面電位(以下、VLと呼ぶことがある)を測定した。VL測定に際しては、露光から電位測定に要する時間を100msとし、高速応答の条件とした。測定環境は、温度25℃、相対湿度50%(以下、NN環境と呼ぶことがある)および、温度5℃、相対湿度10%(以下、LL環境と呼ぶことがある)で行なった。
<摩耗試験>
上記感光体シートを直径10cmの円状に切断しテーバー摩耗試験機(Taber社製)により、摩耗評価を行なった。試験条件は、23℃、50%RHの雰囲気下、摩耗輪CS−10Fを用いて、荷重なし(摩耗輪の自重)で1000回回転後の摩耗量を試験前後の重量を比較することにより測定した。
製造例3(樹脂W)
次に、実際のプリンターに搭載する感光体シートを作成する目的で、製造例2の樹脂Yについて、目標とする分子量を変えて、大量に合成した。これを樹脂Wと呼ぶ。以下に製
造法を記す。
反応槽1の外温を20℃に保ち、反応槽1を攪拌しながら、反応槽2のジクロロメタン溶液を1時間かけて反応槽1へ投入した。反応槽1の攪拌を4時間続けた後、ジクロロメタン468kgを加え、撹拌を8時間続けた。その後、酢酸3.86kgを加え30分攪拌した後、攪拌を停止し有機層を分離した。
この有機層を0.1N塩酸424Lで4回洗浄し、さらに脱塩水424Lで2回洗浄した後、分離した有機層の遠心分離操作を行い、有機層中に残存している水分を除去した。
幅500mmであり、シリカ粒子を含有させることで表面が粗面化(Ra=0.10μm)された厚み75μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムの表面に70nmの厚さでアルミニウム蒸着膜を設け、巻き取り、長さ1000mのロールとした。
次に、平均一次粒子径13nmの酸化アルミニウム粒子(日本アエロジル社製 Aluminum Oxide C)を、メタノール/1−プロパノールの混合溶媒中で超音波により分散させることにより、酸化アルミニウムの分散スラリーとなし、該分散スラリーと、メタノール/1−プロパノール(重量比7/3)の混合溶媒、及び、ε−カプロラクタム/ビス(4−アミノ−3−メチルシクロヘキシル)メタン/ヘキサメチレンジアミン/デカメチレンジカルボン酸/オクタデカメチレンジカルボン酸(組成モル%75/9.5/3/9.5/3)からなる共重合ポリアミドのペレットとを加熱しながら撹拌、混合してポリアミドペレットを溶解させた後、超音波分散処理を行うことにより、酸化アルミニウム/共重合ポリアミドを重量比1/1で含有する固形分濃度8.0%の分散液とした。
次に、CuKα線によるX線回折においてブラッグ角(2θ±0.2)が9.3゜、10.6゜、13.2゜、15.1゜、15.7゜、16.1゜、20.8゜、23.3゜、26.3゜、27.1゜に強い回折ピークを示すオキシチタニウムフタロシアニン10重量部と、4−メトキシ−4−メチル−2−ペンタノンを150重量部混合し、サンドグラインドミルにて粉砕分散処理を行い顔料分散液を製造した。この顔料分散液に、ポリビニルブチラール(電気化学工業(株)製、商品名デンカブチラール#6000C)の5重量% 1,2−ジメトキシエタン溶液50重量部、およびフェノキシ樹脂(ユニオンカーバイド社製、商品名PKHH)の5重量%1,2−ジメトキシエタン溶液50重量部を混合し、更に適量の1,2−ジメトキシエタンを加えて最終的に固形分濃度4.0%の分散液を調製した。
次に、特開2002−80432号公報中に示される下記の化学構造とその異性体を含む化合物からなる電荷輸送物質40重量部、製造例3で製造した樹脂W100重量部、酸化防止剤(チバガイギー社製、商品名Irganox1076)8重量部、レベリング剤としてシリコーンオイル0.05重量部をテトラヒドロフランとトルエンの混合溶媒(テトラヒドロフラン80重量%、トルエン20重量%)640重量部に混合し、電荷輸送層形成用塗布液を調製した。この塗布液は、1ヶ月経過後もゲル化等見られず、安定であった。
このようにして得られた感光層の塗布されたロール状シートを、連続式の断裁機を用いて381mm×245mmのサイズに切り出し、適切な位置にガイドリブおよび導電帯を設け、両端を1mm重ね合わせて超音波融着することで、幅245mm、周長380mmの電子写真感光体Eを得た。
比較例3
実施例3の電荷輸送層形成用塗布液に用いた樹脂Wの代わりに下記繰り返し構造単位で形成されるポリカーボネート樹脂を用いた以外は、実施例3と同様にして感光体ベルトFを作製した。このポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量は41,000である。
実施例3の電荷輸送層形成用塗布液に用いた樹脂Wの代わりに下記繰り返し構造単位で形成されるポリカーボネート樹脂を用いた以外は、実施例3と同様にして感光体ベルトGを作製した。このポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量は40,000である。
<電気特性試験>
感光体ベルトを作成するために用いたロール状シートを切り出し、そのシートをアルミニウム製ドラムに貼り付けて円筒状にし、感光体シートA,B,C,Dを測定したときと同じ条件で、電気特性を測定した。便宜上、これらを感光体ベルトE,F,Gの電気特性と称する。
<実機試験>
市販のレーザービームプリンタRicoh社製Ipsio2200に感光体ベルトE,F,Gをそれぞれを装着し、画像評価を行なった。感光体ベルトEとGでは良好な画像が得られたが、感光体ベルトFでは感光体シートの反りが大きいことが原因で、ベルトがラッパ形状となり、端部が実機中のスコロトロン帯電器に接触し、正常に画像を得ることができなかった。
結果を表2に示す。
また、10,000枚耐刷後の感光体ベルトの表面を観察したところ、感光体E,Gともに大きな傷やクラックの発生はなく、本発明の感光体ベルトEは、不具合を発生することなく耐磨耗性を向上できたことがわかった。
2 帯電装置
3 露光装置
4 現像装置
5 転写装置
6 クリーニング装置
P 記録紙
Claims (3)
- シート状導電性支持体がエンドレスベルトを形成することを特徴とする、請求項1記載の電子写真感光体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007003838A JP4862660B2 (ja) | 2006-01-16 | 2007-01-11 | 電子写真感光体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006007201 | 2006-01-16 | ||
JP2006007201 | 2006-01-16 | ||
JP2007003838A JP4862660B2 (ja) | 2006-01-16 | 2007-01-11 | 電子写真感光体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007213044A JP2007213044A (ja) | 2007-08-23 |
JP4862660B2 true JP4862660B2 (ja) | 2012-01-25 |
Family
ID=38491476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007003838A Active JP4862660B2 (ja) | 2006-01-16 | 2007-01-11 | 電子写真感光体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4862660B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4847247B2 (ja) * | 2006-07-31 | 2011-12-28 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体の製造方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1129426A (en) * | 1977-11-28 | 1982-08-10 | Suzanne P. Clark | Photoconductive compositions |
JP3537065B2 (ja) * | 1996-07-01 | 2004-06-14 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
JP4152922B2 (ja) * | 2004-06-18 | 2008-09-17 | 株式会社リコー | 電子写真感光体ベルトの製造方法 |
JP2007079554A (ja) * | 2005-08-15 | 2007-03-29 | Canon Inc | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
JP4847245B2 (ja) * | 2005-08-15 | 2011-12-28 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
JP4566867B2 (ja) * | 2005-09-08 | 2010-10-20 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
JP4566876B2 (ja) * | 2005-10-11 | 2010-10-20 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
JP4566875B2 (ja) * | 2005-10-11 | 2010-10-20 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
JP4847305B2 (ja) * | 2005-12-20 | 2011-12-28 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
-
2007
- 2007-01-11 JP JP2007003838A patent/JP4862660B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007213044A (ja) | 2007-08-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4517964B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP5527467B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP5625231B2 (ja) | 液体現像用画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP5481829B2 (ja) | 電子写真感光体、並びにそれを備えたカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2008293006A (ja) | 電子写真感光体 | |
JP4246621B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP6380124B2 (ja) | 電子写真感光体、画像形成装置、及びポリエステル樹脂 | |
JP4862661B2 (ja) | 感光層形成用塗布液、電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ及び画像形成装置 | |
JP6123338B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真カートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP5741180B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真カートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP4214866B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP4765836B2 (ja) | 電子写真感光体及びそれを搭載した画像形成装置。 | |
JP4862660B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP4661575B2 (ja) | 電子写真感光体、該感光体を用いる電子写真カートリッジ、及び該感光体を用いる画像形成装置 | |
JP4973196B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ及び画像形成装置 | |
JP6070261B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真カートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP4973200B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ及び画像形成装置 | |
JP5040319B2 (ja) | 正帯電型電子写真感光体、画像形成装置、画像形成方法及び電子写真感光体カートリッジ | |
JP4862662B2 (ja) | 電子写真感光体並びにそれを用いた画像形成装置及び電子写真カートリッジ | |
JP4449481B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP4475065B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP4835683B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP6024415B2 (ja) | 電子写真感光体、該感光体を用いる電子写真カートリッジ、及び該感光体を用いる画像形成装置 | |
JP2014002317A (ja) | 電子写真感光体及び画像形成装置 | |
JP3868329B2 (ja) | 電子写真感光体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20090708 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090721 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110427 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110531 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110728 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111011 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111024 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4862660 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |