JP4856154B2 - 被覆圧縮パイプ部品の製造方法および製造装置 - Google Patents

被覆圧縮パイプ部品の製造方法および製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、その周囲の温度と異なる温度をもつ流体を輸送するか又は収容しているパイプ製作物(例えば配管)の絶縁、とくに断熱または一様な防音の分野に関する。本発明は、とくにパイプ製作物(pipework)とその周囲との間の熱交換を制限しようとするものである。
より詳しくは、本発明は、フェルトを有するアセンブリとしての被覆圧縮パイプ部品を製造するための方法および装置に係り、圧縮された状態の体積およびその減圧された状態と比較して増加する密度に関する。
本発明の第1の実施形態によれば、アセンブリは被覆に用いることができるパイプ部品である。本発明の第2の実施形態によれば、フェルトはパイプ部品の一部であって、かつ、格納され、輸送されるために圧縮され、それから被覆すべきパイプ製作物上にパイプ部品として載せるために減圧される。この第2の実施形態によれば、従来技術のパイプ部品と比べて非常に少ない体積を占めると共に、フェルトの圧縮性はそれを格納して、それを輸送することを可能にする。そして、それは貯蔵および輸送コストに非常に実質的に反映される。
本発明の特定の使用は、家庭流体(domestic fluids)において、熱水または冷水が流れる配管の分野に関する。
また、本発明は、打ち抜きにより環状(実際にはチューブ状)の要素を製造する方法に関する。ここで、出発材料は結合された(通常、架橋されたバインダによって結合された)繊維の材料(すなわち、フェルト)例えばミネラルウールを練った(熱テンパリングという意味において)不織ウェブである。ここで、押圧板に取り付けられて、再びそれから引き抜かれる結合された繊維の材料の不織ウェブによって押圧される少なくとも一つのパンチナイフの形で、前記方法はパンチング(またはスタンピング)治具を使用する。
パイプ製作物を絶縁する手段は、どのような直径、長さ、曲率半径でも入手される。
流体を輸送するパイプの断熱は、パイプを寒気(霜)から保護するため、およびポジティブ熱またはネガティブ熱の過度の損失を両方ともに防ぐため、とくに省エネルギーの理由のために、非常に広範囲にわたるものである。
建築物と周囲との絶縁は、通常、非加熱部分を通過する流体を輸送するパイプのための被覆材のように、特定のガラスウールまたはロックウールにおいて、発泡させた合成物(expanded synthetic matter)またはミネラルウールから成る。この被覆材(保温・保冷材)は、パイプ部品(pipe sections)と呼ばれる円筒要素によって生産される。
全てが互いに実質的に平行に配列されるミネラルウール繊維でパイプ及びパイプベンドを絶縁するためにミネラルウールの環状要素を使用することは公知である。
さらに、加熱調節されたミネラルウール(tempered mineral wool)の形態で不織布から結合繊維材料(bonded fibrous material)のウェブを打ち出すことによってこの種の環状の(または管状の)要素を生産することは公知である。なお、全ての繊維は実質的に前記ウェブの長手方向に配列される。3つの打抜き具によって打ち抜きが行われる。これら3つの打抜き具は、前記ウェブと同じ側に配置され、前記ウェブに1つずつ押圧される。第1の打抜き具が結合繊維材料の不織ウェブに押圧される間に、同時に打撃パンチ(knocking punch)が下降する。この打撃パンチはミネラルウールの円筒のようなものとして第1の要素を外へ押し出し、その結果、孔が前記ウェブに形成される。次いで、上方の孔が第2の打抜き治具の内側に置かれる第2の打撃パンチと向き合うようにウェブは前進される。この第2の打撃パンチはウェブが中心となるように上方の孔のなかに移動し、その後に環状要素が前記孔のまわりに打ち出される。その結果、上述の最初に言及した孔より大きい孔のなかにウェブが残っている。ここで、ウェブを再び特定のある距離だけ前進させ、これによって拡張された孔は第3の打撃パンチの反対側に位置する。第3の打撃パンチは、第3の打抜き具を取り囲み、拡張された孔のなかに下降し、その後に問題の打ち抜き具がウェブに押し付けられる。その結果、他の環状要素がさらに打ち出され、この他の環状要素は先行して生産された環状要素の直径より大きい直径を有するものとなる。換言すれば、この公知の方法は異なる直径を呈する2つのタイプの環状の(または管状の)要素が製造される結果をもたらす。このような方法は、かなり大きな設備の使用を必要とするという理由と、生産された環状の(または管状の)要素の圧縮強さが出発材料の圧縮強度より低いという理由とを完全に満たさない。
従来技術によれば、ミネラルウール被覆材システムは軸方向に縦分割された堅い円筒長さの形態である。これらの長さは、それらの非常に高い密度のため、および維間のバインダのかなりの量の使用のために、堅くなる。これらのパイプ部品は、若しそれらを変形させるために十分な力が印加されると、それ以上圧縮されることができず、それらパイプ部品の構造が損傷し、変形した一部は必ずしもその最初の形状に戻らない。したがって、このパイプ部品は実際に「ばね」効果を有しない。特に、これらのパイプ部品は、パイプベンドの輪郭およびパイプによって印加される曲面カーブに追従できるほど十分に柔軟なものではない。
このような被覆材を使用する組立工(fitter)は、適合するサイズ断面の形態において斜め継ぎ(mitres)の特定の数を切断しなければならず、必要とされるパイプの長さに合致させることができる。次いで、組立工は、各々のカーブまたはエルボの回りに手によって場所にそれらを置く。この従来の方法は、時間が掛かり、非実用的であり、熱の観点から見て能率が悪い。
特許文献1(フランス特許FR 2378230)は被覆材パイプのためのパイプ部品を開示している。そのパイプ部品は、繊維がシリンダの軸に直交する面に置かれた無機繊維でできた真っ直ぐな円筒要素から成るものである。この取り合わせ配置は比較的柔軟な要素(可撓性要素)を得ることを可能とし、それがパイプの曲面の一部に特に使用することができる。しかし、パイプ部品の軸方向の圧縮性のみのケースでは、繊維の弾性によって次々に供給される柔軟性は制限される。
また、先行技術文献として以下の文献、特許文献2(WO 96/37728)、特許文献3(EP 0205714)、特許文献4(FR 2278485)、特許文献5(EP 0133083)、特許文献6(WO 98/12466)にも言及することができる。
フランス特許2378230号公報 WO96/37728号公報 欧州特許0205714号公報 フランス特許2278485号公報 欧州特許0133083号公報 WO98/12466号公報
本発明の目的は、パイプ製作物の補修を容易にし、直管のみではなく、曲りベンドを含むときであっても、パイプ製作物の上に容易に配置できる施工性に優れた被覆圧縮パイプ部品の製造方法および製造装置を提供し、出発材料として同じ圧縮強さと柔軟性を有する既製品の要素を打ち抜いて被覆圧縮パイプ部品を製造する方法および装置を提供する。
アセンブリは、一方に管状の圧縮ミネラルウールフェルト要素を有し、他方に前記フェルト要素の圧縮状態を維持する少なくとも1つの手段を有する。圧縮フェルトは、それが圧縮状態にもはや維持されないときに、その最初の体積に戻ることができる。この認識において圧縮フェルトが圧縮できないものであることが認められる。
本発明によるアセンブリ(被覆圧縮パイプ部品)を製造する方法は、次の工程を含むものである。
フェルトマットレスの厚みに対応するミネラルウールフェルト要素の長さに、前記フェルトマットレスから前記ミネラルウールフェルト要素を打ち抜く工程、
前記打ち抜いた要素の体積を減少させるために前記打ち抜き方向と同じ方向に前記打ち抜き要素を圧縮する工程、
前記要素を圧縮状態に維持できる手段を用いて前記打ち抜き要素を圧縮状態にブロックして、その体積を減少させる工程。
本発明は被覆材パイプのための少なくとも一つのフェルト要素を含み、ターム要素(term element)がターム長(term length)に等しい。フェルトは、ガラスウールまたはロックウールのようなミネラルウールでつくられていてもよい。本発明の状況の範囲内で使用される圧縮されていない最初のフェルトは、出発フェルトと呼ばれる。特許文献5(EP 0133083)に記載されているように、例えば平面内で等方性の構造をもつ出発フェルトを使用することは可能である。本発明の範囲内で用いることができる出発フェルトは、容易に圧縮できなければならず、とりたてて大きな腕力を持たない平均的な人が手によって圧縮することができるということを言っている。それほどその繊維に損傷を与えそうでない圧力(平均的な強さの人によって手によって加えられる圧力が適切である)により圧縮した後に、一種の「ばね」効果において、圧力が取り除かれるときに、フェルトは実質的に最初の寸法に戻らなければならない。このばね効果は、フェルトのこれらのタイプが通常扱われる架橋したバインダによって実際にフェルトに授けられる。バインダがない場合、フェルトはいかなる真のばね効果を持たない木綿のようにふるまう。あまりにも多量のバインダが使用されるところでは、フェルトはあまりに堅くなってしまい、いかなるばね効果も有しない。また、フェルトの幾何学的形状を変えるようなあまりにも大きな力がフェルトに負荷されるところでは、繊維が破壊されてフェルトが損傷することは確かである。
したがって、バインダの量は、出発フェルト10cm長さを平均的な強さの人が一人で片手によって容易に圧縮することができるようなものでなければならず、また人によって解除されたときには実質的に直ちにその最初の体積に戻るものでなければならず、またカバーされた配管の方向に対応する方向(すなわちパイプ部品の軸方向、すなわち長手方向)に圧縮が働いたときに少なくともこれを阻止するものでなければならない。通常、フェルトは3〜8質量%の割合で架橋したバインダを含む。バインダは、通常、フェノール樹脂である。
打ち抜き方向は、パイプ部品が取り囲むことを意図するパイプワークの方向と一致し、打ち抜き具の外側が通常実質的に円筒形を有する。したがって、打ち抜かれたフェルト要素は、一般的にチューブの形状を有し、その長さは、減圧された状態において、(出発)フェルトマットレスの厚みと一致する。外表面と同様に、チューブは、2つの環状形状のベースと、平行である2つのベースと、2つのベースの間に位置する円筒周面から成るものである。
本出願の状況の範囲内で、「長手方向」の用語は、カバーされる配管の方向に対応する打ち抜き方向のことをいい、環状の形状を有するフェルト要素の場合は、その回転軸のことをいう。「半径方向」の用語は、長手方向に対して直交する方向をいう。
好ましくは、長手方向は、ミネラルウール繊維がフェルトを製造している間に、沈澱する平面に対して直交している。したがって、繊維は半径方向を向くことが好ましい。フェルトをクレーピングすることは除外されないが、それは好ましくない。出発フェルトの厚みは、20〜300mm、好ましくは100〜250mmとすることができる。出発フェルトは、例えば5〜25kg/m3、好ましくは10〜15kg/m3(圧縮されていない状態)の範囲の密度を有することができる。平均的な強さの人の手による圧縮によって、出発フェルトは、通常7〜10倍に等しい密度とすることができ、より一般的にはフェルトの構造が損傷することなく出発フェルトの密度の8倍とし、圧縮を解除したときにフェルトはその最初の体積に戻ることができる。
本発明は、パイプ製作物の補修を容易にし、直管のみではなく、曲りベンドを含むときであっても、パイプ製作物の上に容易に配置できる施工性に優れたパイプ部品を提供する。
ミネラルウールとしてロックウールを用いることができるが、好ましくはガラスウールが使用される。事実、ガラスウールは、「内部の遠心分離(internal centrifuging)」と呼ばれるその製造方法のゆえに、「外部の遠心分離(external centrifuging)」と呼ばれる方法で製造されるロックウールと比べて低い非繊維率(unfibrized rate)と長い繊維を有し、その結果としてより優れた機械的性質を備えている。
打ち抜き具は、被覆されるパイプ製作物の周囲に適合できるようにするために、開けられるフェルト要素が長手に切断することができる。したがって、長手カット(縦のカット)の方向は打ち抜き方向と一致する。よって、長手カットは、フェルト要素の管状形状の切断と同時になされるか、またはその後になされる。
打ち抜き後に、打ち抜かれたフェルト要素は、その見掛けの体積が減少するように圧縮される。この圧縮は、2つの面が平行の環状形状ベースに働く圧力によって行われる。その圧力は、圧力が取り除かれた場合に、フェルト要素がその最初の体積に戻らなくなるというほどに、繊維を破壊することのない程度に、該フェルト要素の見掛けの体積を減らすのに十分なものでなければならない。必要とされる圧力の大きさオーダーの観念を提供するために、一般に、平均的な強さの人の両手によって出される圧力が適当である。
フェルト要素は、管状の形状が一般的であり、それらの形状は長さと2つの直径とによって規定することができる。2つの直径とは、フェルト要素の外周横断面に対応する一方の直径(D)と、フェルト要素の内周横断面に対応する他方の直径(d)とである。それは被覆されるパイプ製作物の径(図1の(D)および(d)参照)とするか、またはそれに近いものに一致する後者の直径とするのが可能である。
直径(D)は、35〜110mmの範囲とすることができ、より一般的には約70mmである。直径(d)は、19〜60mmの範囲とすることができ、より一般的には約25mmである。
図1Aに、打ち抜かれてフェルト要素となる厚さを有する元のフェルト(1)と、そのフェルトの打ち抜きのために準備された上方に位置する打ち抜き具(2)とを示す。図1Bに、管状の形状に打ち抜かれたフェルト要素(3)と、元のフェルト(1)と同等のものである元のフェルトマットレスの高さと同一じ高さのチューブを示す。長手カット(4)は、フェルト要素を開放するために役立てられ、それによってそれがパイプのまわりに配置されることができ、フェルト要素の管状の形を切断した後にできたものである。
第1の実施例によれば、打ち抜かれた出発フェルト要素は、長手方向に圧縮されて、その円筒形状の表面に巻きつけられるフィルムによって圧縮状態に維持される。圧縮された位置において適正に維持されるフェルト要素のために、その要素のまわりにフィルムを密着させることが好ましい。この場合、維持手段は、フィルムであり、好ましくは接着剤と組み合わせられる。また、フェルト要素が半径方向にある程度まで圧縮できるので、フィルムを用いると、その直径をわずかに減少させるように半径方向に要素を圧縮することができる。フェルト要素に半径方向に働くばね効果のゆえに、パイプ部品に用いられたフィルムはさらに引っ張られて、シワがより少なくなり、美学的に有利である。表面をつけられたパイプ部品(surfaced pipe section)の組み立て中にフェルトに働く圧縮は、部分的でなければならないだけでなく、一方では長手の圧縮であり、勿論わずかな半径の圧縮もある。表面をつけられたパイプ部品の内部で圧縮されるフェルトは、例えば15〜30kg/m3、好ましくは18〜24kg/m3の範囲の密度を有することができる。好ましくは、出発フェルト密度(圧縮前)に対する表面をつけられたパイプ部品内の圧縮フェルト密度の比率は、1.5〜2.5の範囲である。
この第1の実施例のコンテキストの範囲内で、最初のフェルトが理論的に耐えることができたそれと比較して、圧縮フェルト要素は、事実上部分的に圧縮されているだけである。圧縮されたフェルトが圧縮可能性を残していることは、この意味である。圧縮のために働く圧力は、フェルトがパイプ製作物の周りで圧縮状態に置かれるときに、圧縮状態に維持されたフェルトが変形可能性を残しているようなものでなければならないものであり、それがパイプ製作物および特に90°ベンドの方向への変化が容易に追従できる。したがって、圧縮フェルト要素は、この第1の実施例のために90°ベンドを形成するために容易に変形可能である。
フィルムは、例えばポリオレフィン(ポリエチレンやポリプロピレン等)のような熱可塑性ポリマーか、または例えばポリエチレン・テレフタレート(PET)のようなポリエステルのうちの少なくとも1つの層を有する。また、フィルムは、アルミニウム層を有し、この場合、これは通常、金属化外観を備えたパイプ部品を提供するためのものである。したがって、任意のアルミニウム層は、それがパイプ部品の外側の表面か、あるいはそれが熱可塑性ポリマー層を通して見ることができるという理由から、一般に外部から見ることができるものである。アルミニウム層は、パイプ部品に関して内面または外面に拘わらず、熱可塑性ポリマー層の上に重ね合わせられたアルミニウムシートからなるものであってもよいし、または熱可塑性ポリマー層の上に気相堆積(金属蒸着またはスパッタリングによって)成膜されたものであってもよい。
また、フィルムは、ガラスまたはポリマー(例えばPET)繊維によって強化することができる。このような繊維は平行のライン(平行ラインを形成する繊維のストランド)または格子に形成されるフィルムに密着接合された連続する繊維である。この繊維は10〜100g/m2の割合でフィルムに適用できる。
通常、フィルムは、10〜100μmの範囲、好ましくは10〜80μmの範囲の厚さを有する。
表面をつけられたパイプ部品の製造に適したフィルムの実施例をいくつか下記に挙げる。
Figure 0004856154
この表1において、各行には実施例をそれぞれ設けている。この表1の第1欄において、フィルムがいくつかの層を有するときに、先ず第1に(パイプ部品の外側でから見える)外側の層を示し、他の層がそれから外側の層から始めてそれらが存在する順番に示した。
この第1の実施例を図2に示す。図2Aに、打ち抜かれた出発フェルト要素(いかなる応力も掛からず、したがって圧縮していない)を示す。図2Bに、並べて圧縮された(これら要素の各々の長さは図2Aの要素の長さと比べて減少する)要素のいくつか(4つ)を示し、圧縮状態において維持される予備サイズのフィルムがそれらの要素のまわりに適用されている。図2Bには製造中のいくつかの要素の組合せを示す。この製造の最後に、フィルムは、いくつかの並列の打ち抜かれたフェルト要素を併合している表面をつけられたパイプ部品(フィルムによってパイプ部品に付与される表面状態に関して)として公知である形態にするために並列された要素を完全に取り囲む。ここで「表面をつけられたパイプ部品(surfaced pipe section)」の用語は、長手方向に少なくとも1つの圧縮フェルト要素(通常いくつかの圧縮フェルト要素)を有するアセンブリのことをいい、この場合に前記少なくとも1つの要素はその圧縮状態を維持しているフィルムを有するその軸(図2においてX−X´)と平行してその外面を取り囲まれたものである。可能な種々の要素は、相互に一致するそれぞれの回転軸(図2においてX−X´)を有する。もちろん、接着剤が圧縮状態を維持するために必要とされる場合には、その所望の圧縮状態は接着剤が硬化する間において維持されなければならず、接着剤単独で前記圧縮状態を維持することができるフィルムとなる。単一の要素のみをフィルムで圧縮状態に取り囲むことは、除外されない。しかし、一般には最少2つの要素が、より一般的には最少の3つの要素およびそれ以上の要素が、さらにより一般的には4つまたは5つまたは6つまたは7つの要素が表面をつけられたパイプ部品内に置かれる。これら種々の要素は、それらのリング形のベース(パイプ部品を形成しているチューブのリング形状を有するベース)によって、パイプ部品内で相互に接触する。もちろん、パイプ部品がいくつかの要素を含む場合は、種々の並列要素の長手カット4は表面をつけられたパイプ部品の内部において整列配置される。いくつかの要素を含んでいる全く同一のパイプ部品の内部では、要素はそれら自体の圧縮効果の下において相互にきつく詰め込まれている。さて、このような方法において、分岐しているパイプ部品内の要素以外で、ベンドのような非常に曲がって真っ直ぐでないパスを有するパイプ製作物に続くものとして、表面をつけられたパイプ部品を作ることは可能である。フェルト要素または要素がまだ圧縮できる余裕を残しているパイプ部品の内側で圧縮されるという事実は、直管ではなく、あるいはベンドを含むときであっても、パイプ製作物の上に容易に配置できる性能を備えたパイプ部品を提供する。これは、ベンドにおいて、該ベンドの内側でより圧縮されながら、ベンドの位置でフェルト要素が該ベンドに追従し、また2つのフェルト要素が既に説明したようにベンド内で適正に並列され続けることの理由である。この意味では、パイプ部品の内側でそれらのベースによって相互に密着接合されることは除外されないにもかかわらず、前記要素がパイプ部品の内側でそれらの圧縮の効果の下に互いに十分にきつく詰め込まれる場合、これは必要であるために明らかではない。
その結果、真っ直ぐでないパイプ製作物の一部の絶縁は、正しく確実にされることができる。
例えば、表面をつけられたパイプ部品は、30〜120cmの範囲の長さを有することができる。
一般に、絶縁されるパイプ製作物は単一の表面をつけられたパイプ部品よりもむしろ長く、通常いくつかの表面をつけられたパイプ部品を順番に並べることが適切である。パイプ製作物を絶縁する責任をもつユーザは、それらの軸(すなわちパイプ製作物の軸)の方向にそれらを僅かに圧縮することによってそれらを互いにきつく詰め込むために表面をつけられたパイプ部品の圧縮性能を変えることが有用であるということが分かっている。したがって、プラント設備は、パイプ部品間の適当な接合を提供するためにパイプ部品のばね効果から利益を受ける。表面をつけられたパイプ部品は、図3に示すタイプのものとすることができる。図3はパイプ部品の軸方向から見たパイプ部品(3)を示す。このパイプ部品は可撓性のプラスチック・フィルム(5)で取り囲んだ。フィルムはパイプ部品の外側のシリンダ形の表面に密着接合した。フィルムは、パイプ部品をぐるりと回ることを目的とする寸法であり、フラップ(6)を作るためにパイプ部品の外周より少し長い。このフラップの機能は、被覆されるパイプ製作物の周囲に配置された後に、長手カット(4)より上方にパイプ部品の上で閉じることにある。フラップは、破線で示す接着剤(7)(例えば熱溶融タイプの永久接着剤)の層を備えてもよい。接着剤層は、最終使用まで接着剤を保護する機能をもった剥がし可能なフィルム(例えばシリコン化された紙でできている)のストリップ(8)で覆うことができる。被覆されるパイプ製作物の周囲にパイプ部品を配置した後に、組立工は、剥がし可能なストリップ(8)を剥がして、図3に示すように領域(9)で指示する金属化フィルム(5)の他方のエッジにフラップを貼り付ける。次いで、パイプ部品をパイプ製作物の上に適切に置いて保持し、フラップが長手カットを覆う。また、フラップ6を直接貼り付けることができ、そして適当に再配置される永久接着剤の特性を変えてやることにより領域9に対して所望に剥ぎ取ることができることから、剥がし可能なストリップに頼らないことは可能である。この場合は、パイプ製作物の周囲に配置する前に、ユーザは閉状態のパイプ部品を持ち、フラップ6が(剥がし可能なフィルム8がない)領域9に貼り付けられる。次に、組立工は、長手カット4を見つけるためにフラップを剥ぎ取り、パイプ製作物の周囲にパイプ部品を配置して、領域9にフラップ6を再度貼り付けることによって再びパイプ部品を閉じる。接着剤によって与えられる再配置特性(repositioning property)のおかげによって、例えばパイプ製作物の上で修理を実施することを可能にするために、フラップを貼り付け、容易に取り除かれ、剥ぎ取り、それからパイプ製作物のまわりに戻され、パイプ部品のために可能である。
表面をつけられたパイプ部品も、その軸に対して直交する方向において圧縮できる性能を有する。ユーザは、この圧縮性能を変えることができ、より大きいかより小さい程度にパイプ製作物を緊密に近接するフラップ位置を選ぶことによってパイプ部品を閉じることができる。これは、この圧縮性能のおかげによって、パイプ製作物上に配置する前にパイプ部品の内径では必ずしもない直径を有するパイプ製作物の上に、パイプ部品を配置することが可能であることの理由である。したがって、パイプ製作物の直径は、パイプ製作物上に配置される前のパイプ部品の内径のそれよりも僅かに小さくてもよいし、または、僅かに大きくてもよい。
特に、表面をつけたパイプ部品は、それが覆うパイプ製作物を修理することをより簡単にするという長所を有する。これは、パイプ製作物が修理されなければならないときに、パイプ部品をパイプ製作物から取り外すことが重要でないことの理由である。事実、過剰圧縮状態を維持すること、および補修を実施することで、パイプ製作物の覆いを取り除いて欠陥を補修するために必要とされる補修の場所では、長手方向のパイプ部品に過剰圧縮することで十分である。補修が終了すると、パイプ部品で再びパイプ製作物をカバーするためには、過剰圧縮を除去すれば十分である。この場合に、表面をつけられたパイプ部品が圧縮可能性を残しているという利点があることは事実である。
表面をつけられたパイプ部品は、例えば、6〜34mmの範囲の内径(図3の「d」)を有し、19〜25mmの範囲の厚み(図3の「e」)を有することができる。
表面をつけられたパイプ部品は、例えば、以下の寸法を有する。
Figure 0004856154
本発明の第2の実施形態によれば、フェルト要素が圧縮前の体積に戻すために、圧縮維持手段は、永久にフェルト要素に固定されることなく、取り除くことができる。この利点は、打ち抜かれたフェルト要素が圧縮できるものではあるが、長手方向には圧縮できないものであるということである。この場合、長手方向の圧縮後に、圧縮されたフェルト要素は、圧縮維持手段によって圧縮状態に維持される。したがって、減少する体積を有する要素を格納して、輸送することは可能である。絶縁されるパイプの周囲に配置される要素を使用する前に、要素が圧縮前の体積に戻るようにするために、維持手段を除去する。勿論、一般に、同一の維持手段によって一緒に圧縮されて一緒に保持されたそれらのリング形のベースによって並列されるいくつかの(2つ又は3つ又は4つ又は5つ又は6つ又は7つ又はそれより多くの)フェルト要素とすることができる。
したがって、本発明は、一方では、ミネラルウールでできている少なくとも1つの圧縮フェルト要素を有するアセンブリに関するものであり、そして他方では、要素の圧縮状態を維持する維持手段から該要素が開放されるときに、より少ない圧縮状態に戻すことが可能である。
選択した体積に圧縮した後に、フェルト要素は、その圧縮状態を維持する少なくとも1つの手段によってその位置でブロックされる。この維持手段はいかなる適切なシステムでもあってもよい。
例えば、次のように進めることが可能である。
例えばポリオレフィン(PE、PP、その他)のようなボードまたはブラスチックでつくられた堅い剛性のシートを、打ち抜かれる要素とともに持ち出される2つの面の各々の上に置き、次いで2つの剛性シートの外面上に圧力を働かせ、次いで圧縮位置に維持されているアセンブリを熱収縮性フィルムによって取り囲み、かつ、前記スリーブを加熱して、それを収縮させるとともに、圧縮状態にそれを維持するためにアセンブリを緊密に保持する。次いで、維持手段によって圧縮状態にブロックされたフェルト要素を有するアセンブリを回復するために、剛性シートの面に働いている初期の圧力を取り除くことができる。この場合、維持手段は、前記アセンブリに結合を提供するために、圧縮フェルト要素の両側に配置される2枚の堅いシートからなり、かつフェルト要素に密接に取付けられた熱収縮スリーブおよび少なくとも2枚の剛性シートの周辺部からなる。このアセンブリは、小さな体積を有するので、取扱い、格納、または輸送が容易である。その使用の時点で、圧縮前に示されているという、フェルト要素をその出発体積に戻すために、熱収縮可能なスリーブを切断するかまたは引き裂けば十分である。次いで、フェルト要素は、被覆されるパイプ製作物の上にパイプ部品として置くことができる。
また、次のこのような方法で進むことも可能である。
圧縮されていない状態の少なくとも1つのフェルト要素を、その一方の端部で閉じたシリンダ内に置き、他方の端部にねじ山を付ける。次いで、フェルト要素をシリンダ内に完全に再び入れるために、フェルト要素はそれから圧縮される。そして、シリンダのねじ山にネジでとめられるプラグによってシリンダを閉じる。この場合、フェルト要素を使用する時点で、フェルト要素が減圧され、維持手段によって保持されるために圧縮前の体積に戻すためには、シリンダからプラグのネジを抜くだけで十分である。それから、フェルト要素は、パイプ部品として、被覆されるパイプ製作物上の場所に置かれる。
この第2の実施形態のコンテキストの範囲内で、一般に、フェルト要素は、単独で圧縮されなくて、同様に圧縮される他の同一のフェルト要素と組み合わせられる。
それらのフェルト要素の圧縮状態において、全てのこれらのフェルト要素はそれらのリング形のベースによって並列され、それらフェルト要素の外側のシリンダ形の表面がすべて互いに直線上にある。
この第2の実施例のコンテキストの範囲内で、維持手段から開放されるフェルト要素は、絶縁パイプ部品であってもよい。少なくとも1つのフェルト要素は、可撓性のシートを有するその外側のシリンダ形の表面または前記要素が圧縮されるのを妨げることなく、減圧された柔軟な可撓性フィルムに提供される。維持手段にはアルミニウムシートを含ませることができ、通常、上述の外側のシリンダ形の表面に貼り付け接合される。しかし、それが前記要素にその外側のシリンダ形の表面上のこの種のコーティングを提供するのを要求される場合、前記コーティングが例えばポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン等)をベースとする熱可塑性ポリマーの少なくとも1つの層を有することが好ましい。これは、この種の熱可塑性ポリマーがアルミニウムシートより柔軟であるという理由であり、この場合において圧縮や圧縮解除は、より美学的であり、よりシワがつかない外観に結果としてなる理由である。また、第1の実施形態のコンテキストの範囲内で言及される膜のうちの1枚を使用することは、可能である。
一般に、いくつかのフェルト要素および1枚の膜(これらのフェルト要素)を使用することは、それらの軸に沿って整列され、それらのリング形のベースによって相互に接触し、共通のフィルム(1枚のフィルムの長さはいくつかのフェルト要素を取り囲む)によって取り囲まれている。
この第2の実施形態のコンテキストにおいて、その密度がすでに与えられる最大の可能な値に近ずくようにフェルトを圧縮するためには、出発フェルトの密度に対して7倍〜10倍とし、より一般的にはフェルト構造に損傷を与えることのない約8倍とすることが好ましい。さらに、この第2の実施形態のコンテキストにおいて、通常、フェルトは15〜150kg/m3の範囲の密度に到達させるために、圧縮は実施される。
この第2の実施形態のコンテキストにおいて、すでにフェルト要素として、第1の実施形態のコンテキストに記載されているように、表面をつけられたパイプ部品を使用することは、可能である。この場合、フェルト要素は、第1の実施例のコンテキストの範囲内で、すでに部分的に圧縮されて、第2の実施例のコンテキストの範囲内で、更に圧縮される。維持手段を取り除いたときに、表面をつけられたパイプ部品はその最初の体積に戻り、それはそれが第1の実施形態の実施のためにあったように、フェルトが圧縮性を残していることを意味する。
図4に、本発明(第2の実施形態)によるアセンブリを製造するのに使用することができる部品が2枚の剛性シート(板またはプラスチックであるか何か他の適切な材料でできている)および熱収縮可能なフィルムによって圧縮において維持される2つのフェルト要素を示す。以下はストップ(ストッパ)として動作するベース11に固定した棒10上を滑る。
第1の剛性マンドレル12(例えば金属でできている)、
圧縮される要素の直径に近い直径を有する第1の剛性シート13(例えばボードでできている)、
可撓性のフィルムコーティング(図示せず)が設けられた圧縮可能な2つの要素3、
圧縮される要素の直径に近い直径を有する第2の剛性シート14(例えばボードでできている)、
第2の剛性マンドレル15(例えば金属でできている)。
管状のマンドレル12および15は、剛性シート13,14の直径よりも小さい直径を有する。
次に、圧力は、棒10上を摺動する全ての部品をきつく詰め込むため、およびフェルト要素を圧縮するためにマンドレル15に印加される。所望の圧縮率を得るために必要とされる圧力が加えられる。
次に、熱収縮できる熱可塑性フィルムスリーブを圧縮アセンブリの周囲に配置する。このスリーブの直径は、フェルト要素の直径より大きく、隣接して一緒に詰め込まれる剛性シートの直径より大きい。また、スリーブは、加熱されると収縮して、フェルト要素および剛性シートのきつく詰め込まれた状態を維持する。図5に示すアセンブリが得られ、該アセンブリはフェルトおよび熱収縮したフィルムの両側に設けた剛性ボードシートによって圧縮状態に維持されるフェルトを有する。熱収縮可能なフィルムの寸法は、収縮後において、熱収縮したフィルムがマンドレル12と15を拘束することなく自由に離脱させることを可能とするために、両側に十分なスペースを残すように選ばれる。熱収縮したフィルムが最終のアセンブリの両側面上に開口を形成する。その開口の直径(y)はマンドレル12,15の直径より大きい。これにより、苦もなく、フェルトを含むアセンブリをマンドレル12,15の束縛から解放して自由にすることを可能にしている。
図6に、本発明の圧縮アセンブリの他の実施形態を示す。3つの打ち抜かれたフェルト要素は、雄ねじ山17を設けた透明プラスチックシリンダ16内に減圧された状態に置かれる。圧縮フェルトを含む本発明のアセンブリを得るためには、フェルトをシリンダ16に完全に再び入れ、次いでシリンダ16にプラグ18をねじ込むようにするために、シリンダ16の雄ねじ山17に適合した雌ねじ山19を備えたプラグ18でフェルト要素を圧縮することで十分である。
また、本発明は、公知の打ち抜き方法と比べて、はるかに単純でより信頼でき、小さな部屋だけを要する設備によって実施することができ、さらに、打ち出された要素の圧縮強さが出発材料の圧縮強度と実質的に同じであることを確実に保証するパンチング(又はスタンピング)方法に関する。
本発明の打ち抜き方法は、使用した管状パンチナイフが押圧板を通って突出し、その突出はウェブ厚みの80〜350%の長さ、好ましくは200〜300%の長さである。任意に孔を設けた背圧板に向けて打ち抜きが行われ、ちょうど打ち出される最初の要素がパンチナイフ内に一時的に保持されるようにして打ち抜きが行われる。
しかし、ミネラルウールのような繊維材料ウェブの段階的な前進の後に、管状パンチナイフの内方に再び新たに押圧される要素が、いま打ち出されたばかりの要素によってパンチナイフを通って後方に押圧される。このように、各々の要素が一旦打ち出されて、打抜き具に置かれ、これらの要素が次のワーキング層の打抜き具によって打ち出されている打ち抜き要素により打抜き具から打ち出し、このようにして得られた非常に単純で信頼できる方法である。管状パンチナイフおよびこれに付随する押圧板は、多くの場所を取らない。環状要素の圧縮強さは、出発材料の圧縮強さと比べて顕著に減少しなかった。
本発明に係る打ち抜き方法の一実施形態では、例えば要素がパイプ断熱用ケーシングである。本実施形態の方法は、使用するパンチナイフは大径の管状パンチナイフと小径のパンチナイフとで形成され、該管状パンチナイフはミネラルウールのウェブの両側に配置され、パンチナイフが個々にウェブに押圧され、パンチナイフ間に形成される環状要素が大径の管状パンチナイフ内でプラグとして落ち着く結果を伴ってパンチナイフが相互に押圧され、ミネラルウールのウェブから一旦引き離された2本のパンチナイフを1段ずつ前進させ、2本の管状パンチナイフがミネラルウールのウェブに再び個々に押圧され、いま打ち出された環状要素が大径の管状パンチナイフの前段(前工程)の間に打ち出された環状要素を押圧する結果、前記後者の環状要素は後者のパンチナイフから後方に解除されるという特徴を有する。本実施形態は、特に環状要素の製造に適していることが分かった。
本発明に係る打ち抜き方法の第2の実施形態は、小さい管状パンチナイフにおいてウェブ内に押圧している内方から生じているミネラルウール繊維のプラグが、吸引装置によってパンチナイフを通って後方へ吸い込まれるという特徴を有する。
本発明に係る打ち抜き方法の第3の実施形態は、パンチナイフをウェブに押圧すると共に回転させると、その結果として打ち出される要素が特に平らな表層を備えていることを特徴とする。
本発明に係る打ち抜き方法の第4の実施形態は、大きい管状のパンチナイフから放出される環状要素が、解除された直後に集められるという点を特徴とする。本実施形態は、比較的迅速に実施されることになっている最も有利な手順であることが分かった。
本発明に係る打ち抜き方法の第5の実施形態は、出発材料に15〜80kg/m3の密度、好ましくは35kg/m3の密度を有するガラスウール、ロックウールまたは植物繊維の織られた繊維製品を用い、ウェブが4〜20cm、好ましくは5〜15cm、特におおよそ10cmの厚みを有することを特徴とする。本実施形態は特に有利なことが分かった。
また、本発明は、本発明の打ち抜き方法を実施するための装置に関する。本発明の装置は、ウェブ長手方向に伸びるミネラルウールまたは植物繊維のような繊維材料のウェブを1段ずつ前進させるためのデバイスを有し、同様に少なくとも一つのパンチナイフを備えた押圧板を有する。本発明装置は、パンチナイフが管状であり、かつ前記ウェブの厚みの80〜500%、好ましくは100〜350%、特に200〜300%の長さであり、孔を任意に備えた背圧板が押圧板からある距離をおいて反対側に配置され、パンチナイフが、該パンチナイフの内側のチャネルを通って後方に生じうる環状要素の外方への押し出しを確実にするために押圧板の孔に取り付けられることを特徴とする。本発明の装置は、特に本発明方法を実施することに適していることが分かった。
上記の本発明装置において、パンチナイフは大径の管状パンチナイフおよび小径の管状パンチナイフを有し、ウェブを通過したパンチナイフの後に除去される背圧板に向けて小径のパンチナイフを押圧できるように、結合された繊維材料のウェブのそれぞれの側に互いに反対側に直にパンチナイフが設けられ、かつ、大径のパンチナイフは小径のパンチナイフを超えて摺動するように小径のパンチナイフと好ましくは実質的に同心である。この種の装置は、特に効率的な方法で作動することが分かった。それに加えて、この種の装置はほとんど場所をとらない。
上記の本発明装置において、小径の管状パンチナイフを吸引装置と連通させることができ、その結果、小さい管状のパンチナイフ内部で形成されるミネラルウールのプラグを取り外すことが特に簡単になる。
最後に、本発明において、小径の管状パンチナイフは、ウェブ厚みの80〜150%の長さ、好ましくは100〜120%である。このように小さい管状パンチナイフの実施形態は、特に本発明方法の使用に適していることが分かった。
図7は、本発明の第1の実施形態に係る装置においてパンチナイフが最も高い位置にあるときを示す斜視図である。
図8は、図7の装置に対応してパンチナイフが最も低い位置にあるときを示す斜視図である。
図9は、2つのパンチナイフを備える本発明の第2の実施形態に係る装置を示す斜視図である。
図10は、図9の装置に対応してパンチナイフをウェブ内に押込んだときを示す斜視図である。
図11は、いま打ち出されたばかりの他の要素によってパンチナイフを通って上方にパンチング押し出しされた要素を示す拡大斜視図である。
図12は、図11の装置に対応して中央孔を有する要素がパンチング押し出しされたところを示す斜視図である。
図13は、打ち抜き方法の3つの工程を示す図である。
図7に示す装置が本発明の打ち抜き方法を実施するために用いられる。以下に打ち抜き方法について更に詳細に説明する。装置は、例えばウェブの長手方向Aに延び出すミネラルウールまたは植物繊維のようなものからなる結合された繊維材料のウェブ22を段階的に前進させるためのデバイス21を備えている。それに加えて、装置は、押圧板24と、押圧板24の孔25に取り付けられるパンチナイフ27とを備えている。パンチナイフ27は、管状であり、その長さxがウェブ22の厚さtの80〜500%、好ましくは100〜350%、特に200〜300%である。孔28を任意に有する背圧板210は、図9のように、押圧板24の反対側に配置される。
パンチナイフ27は、パンチナイフがウェブに押圧され、打ち抜かれた要素が後方に押圧され、パンチナイフの内側チャネルを通って出るときの長さ、すなわち、パンチナイフが更なる要素を打ち出すためにウェブに1つ又はそれ以上の後続のストロークによって押圧されるときの長さである。
また、図9に示すように、パンチナイフは、大径の管状パンチナイフ215および小径の管状パンチナイフ216によって形成することができる。これらのパンチナイフは、ウェブ22を挟んで互いにウェブ22の反対側に直接配置される。一方のパンチナイフ216が他方のパンチナイフ215内を摺動できるとともに、それがウェブ22内に押圧されるように、パンチナイフ215と216は配置され、図10に示すように、前記パンチナイフ216は前記パンチナイフ215に対して実質的に同心である。
図9に示すように、パンチナイフ216は、ウェブ22に対してパンチナイフ216で内方に押圧する間に、パンチナイフ216の内部において形成されるプラグから材料を集めることができるようにするために、吸引装置218に連通させることができる。パンチナイフ216は、ウェブ22の厚さtの80〜150%、好ましくは100〜120%の長さyである。図9において、パンチナイフ216は、明快さのために特に長く示される。
本発明の打ち抜き方法では、打ち抜きにより環状要素のような要素を生産するために使用され、それは加熱強化されたミネラルウール、ロックウールまたはガラスウールのような結合された繊維材料のウェブの形態で出発材料を使用する。本発明の打ち抜き方法の目的は、出発材料として同じ圧縮強さと柔軟性を有する既製品(レディーメード)の要素を提供することにある。
本発明の打ち抜き方法は、図13に示すように、次の工程を含む。
a)管状のパンチナイフ27は、押圧板24を通って突出し、ウェブの厚みの80〜350%の長さ、好ましくは200〜300%の長さを有する。
b)パンチナイフ7による打ち抜きは、孔28を任意に備える背圧板210に向かって実施される。
c)打ち抜きは、いま正に打ち抜かれたばかりの要素212が、図11に示すように、先ずパンチナイフ27内に保持されるが、管状のパンチナイフ27の内側に向けて押圧されるミネラルウールおよび更新されたウェブ2の段階的な前進の後に、該要素212は次に打ち抜かれた要素212´によって前記パンチナイフを通って後方および外方に押し出される。
図11および図12は、最初に打ち抜かれた要素212および213が、それぞれ管状のパンチナイフ27およびパンチナイフ215を通って押圧され、矢印Bおよび矢印Cに示すように、それぞれパンチナイフから押し出され、一旦パンチナイフ27およびパンチナイフ215がウェブ22に対して下方へ再び押圧されることに関するものである。ただし、図11および図12中には破線によってパンチナイフ27とパンチナイフ215のみを示している。最新の打ち抜きによって要素212´および要素213´がそれぞれ形成される結果、これらの要素212´および213´が先に打ち抜かれた要素212および213をそれぞれ押圧し、管状のパンチナイフ27および215をそれぞれ通っていく結果となる。上下に積み重ねるかまたは横並びに並列される、製造された環状の要素213,213´は、例えばパイプ用の断熱ケーシングとして用いることができる。
図9に示した実施形態と関連して、パンチナイフ216が最初に内方に押圧され、すなわち、第2の背圧板219のほうに向かって最初に押圧されることが、強調されなければならない。この背圧板219は前進位置に置かれるが、上方に押圧した直後に背圧板219を退避位置に戻して、二方向の矢印Fに示すように、その後においてパンチナイフ215ウェブに押圧される。2本のパンチナイフを互いに離れるように引っ込め、ウェブを1段だけ前進させ、2本のパンチナイフ216および217をウェブに再び押圧させることができる。現在打ち出される環状要素213´は、大径の管状パンチの上方(矢印E参照)および外部(矢印C参照)へ向けて前工程の間に、打ち出される環状要素213を押圧し、後者の環状要素213をパンチナイフ27から後方に解除する。
特定の打ち抜き方法によれば、パンチナイフ215および215をウェブ22に押圧させている間に、これらを回転させる。大きい管状のパンチナイフ215から放出される環状要素213は、それらの解除の直後に集められることができる。
本発明の打ち抜き方法のコンテキストの範囲内で、使用する出発材料は、15〜80kg/m3、好ましくは35kg/m3の密度を有するガラスウール、ロックウールまたは植物繊維の結合された繊維でつくることができる。ウェブは、4〜20cm、好ましくは5〜15cm、特におおよそ10cmの厚みとすることができる。
パンチナイフとフェルトマットレスを示す斜視図。 フェルト要素を示す斜視図。 フェルト要素を示す斜視図。 圧縮状態維持手段としてのメタライズ膜の一部を展開したアセンブリを示す斜視図。 本発明のアセンブリを示す断面図。 アセンブリ製造装置を示す斜視図。 フェルト要素を示す斜視図。 本発明の他の実施形態に係る圧縮アセンブリを示す分解斜視図。 本発明の第1の実施形態に係る装置においてパンチナイフが最も高い位置にあるときを示す斜視図。 図7の装置においてパンチナイフが最も低い位置にあるときを示す斜視図。 2つのパンチナイフを備える本発明の第2の実施形態に係る装置を示す斜視図。 図9の装置においてパンチナイフをウェブ内に押込んだときを示す斜視図。 他の要素によりパンチナイフを通って上方にパンチング押し出しされた要素を示す拡大斜視図。 図11の装置において中央孔を有する要素がパンチング押し出しされたところを示す斜視図。 パンチング方法の3つの工程を示す図。
符号の説明
3…管部(フェルト要素)
4…長手切込み
5…柔軟性プラスチック膜(圧縮状態維持手段、金属化膜)
6…フラップ
7…接着剤
8…ストリップ
9…領域
10…バー
11…ベース
12,15…マンドレル
13,14…剛性シート
16…透明プラスチックシリンダ
18…プラグ(吸引装置)
19…ネジ溝
21…デバイス
22…ウェブ
24…押圧板
25,215…パンチナイフ
27,216…管状パンチナイフ
28…孔
210…背圧板
218…吸引装置

Claims (16)

  1. 出発材料は加熱強化されたミネラルウールのような繊維質材料に結合されたウェブ(22)であり、押圧板(24)に取付けられ、かつ再び引き抜かれるウェブ(22)によって押圧される少なくとも1つのパンチナイフ(27,215、216)の形に打抜き具を使用し、打ち抜きによって環状要素のような要素(212,212´,213,213´)を製造する方法において、
    押圧板(24)による突出物を用いた管状のパンチナイフ(27,215,216)が、ウェブ(22)の厚み(t)の80〜350%の長さ(x)のものであり、孔(28)を任意に設けた背圧板(210)に向けて打ち抜きが行われ、その打ち抜きは、最初はちょうど打ち出される要素(212,213)が一時的にパンチナイフ(27,215)において保持されるように行われるが、後にはミネラルウールのような繊維質材料のウェブ(22)を段々に前進させて、管状パンチナイフの内方に再び押圧して行われ、まさに打ち出された要素(212´,213´)により前記パンチナイフを通って前記要素が後方に押圧されることを特徴とする被覆圧縮パイプ部品の製造方法。
  2. 前記要素がパイプ用の断熱ケーシングとして用いられる請求項1記載の方法において、
    使用される前記パンチナイフは大径の管状パンチナイフ(215)と小径の管状パンチナイフ(216)とによって形成され、該管状パンチナイフを前記ミネラルウールのウェブ(22)のそれぞれの側部に配置し、
    前記パンチナイフを個々に前記ウェブ(22)に押圧し、
    前記パンチナイフの相互間に形成される環状の要素(213)が大径の管状パンチナイフ(215)内のプラグとして落ち着き、
    ミネラルウールの前記ウェブ(22)から離れて引き出された前記2つのパンチナイフを1段ずつ進め、
    前記大径の管状パンチナイフ(215)が先行して出て行く間において今まさに打ち抜かれたばかりの前記環状要素(213´)を既に打ち抜かれた前記環状要素(213)で押圧する結果をもたらすミネラルウールの前記ウェブを2つの管状パンチナイフが再び個々に押圧し、
    前記後続の環状要素(213)は前記後続のパンチナイフ(215)から後方に排出されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 小さい管状のパンチナイフ(216)においてウェブ(22)の内部に押込まれる結果として生じるミネラルウール繊維のプラグが、吸入装置(218)によってパンチナイフ(216)を通って後方に吸い出されることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. ウェブ(22)内に押込まれている間に、使用するパンチナイフ(27、215、216)を回転させることを特徴とする請求項2又は3のいずれか一方に記載の方法。
  5. 大きい管状のパンチナイフから吐き出される環状の要素(213)は、パンチナイフから解除された直後に集められることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項記載の方法。
  6. 使用する出発材料が15〜80kg/m3の範囲の密度を有するガラスウール、ロックウールまたは植物繊維の織られた繊維でできており、かつ、前記ウェブ(22)が4〜20cmの厚み(t)を有することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項記載の方法。
  7. ウェブ長手方向(A)に伸びるミネラルウールまたは植物繊維のような繊維材料のウェブ(22)を1段ずつ前進させるためのデバイス(21)、同様に少なくとも一つのパンチナイフ(27,25)を備えた押圧板(24)を有する請求項1乃至6のいずれか1項記載の方法を実施するための装置であって、
    前記パンチナイフ(27,215)は、管状であり、かつ前記ウェブの厚み(t)の80〜500%の長さ(x)であり
    孔(28)を任意に備えた背圧板(210)が前記押圧板(24)からある距離をおいて反対側に配置され、
    前記パンチナイフ(27,215)は、該パンチナイフ(215)の内側のチャネル(218)を通って後方に生じうる前記環状要素(213)の外方への押し出しを確実にするために前記押圧板(24)の孔(25)に取り付けられることを特徴とする被覆圧縮パイプ部品の製造装置。
  8. 前記パンチナイフは大径の管状パンチナイフ(15)と小径の管状パンチナイフ(16)とを有し、前記ウェブを通過したパンチナイフの後に除去される背圧板(19)に向けて前記小径のパンチナイフ(16)を押圧できるように、結合された繊維材料の前記ウェブ(22)のそれぞれの側に互いに反対側に直に前記パンチナイフが設けられ、かつ、前記大径のパンチナイフ(15)は前記小径のパンチナイフ(16)を超えて摺動するように前記小径のパンチナイフと実質的に同心であることを特徴とする請求項7記載の装置。
  9. 前記小径の管状パンチナイフ(16)が吸引装置(18)に連通することを特徴とする請求項8記載の装置。
  10. 前記小径の管状パンチナイフ(16)は、前記ウェブの厚み(t)の80〜150%の長さ(y)であることを特徴とする請求項8又は9のいずれか1項記載の装置。
  11. 前記パンチナイフが、前記ウェブの厚み(t)の200〜300%の長さ(x)であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  12. 前記ウェブが5〜15cmの厚み(t)を有することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項記載の方法。
  13. 前記ウェブ(22)がほぼ10cmの厚み(t)を有することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項記載の方法。
  14. 前記パンチナイフが、前記ウェブの厚み(t)の100〜350%の長さ(x)であることを特徴とする請求項7記載の装置。
  15. 前記パンチナイフが、前記ウェブの厚み(t)の200〜300%の長さ(x)であることを特徴とする請求項7記載の装置。
  16. 前記小径の管状パンチナイフが、前記ウェブの厚み(t)の100〜120%の長さ(x)であることを特徴とする請求項8又は9のいずれか1項記載の装置。
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