JP4852902B2 - 玉通路の合流構造、玉払出装置及び遊技機 - Google Patents
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を有することを特徴とする。
また、玉通路分離部材と対向する第2の玉通路の通路壁からの距離が20.5mm以上22mm未満の位置に、玉通路分離部材と対向する第1の玉通路の通路壁が屈曲点を有することが好ましい。
このような構成とすることで、第1の玉通路と第2の玉通路から流下する玉が合流するところで、玉が通路壁に対して直交する方向に2個並ぶことができないため、通路壁間に玉が並んで挟まることにより生ずる玉詰まりを防止することができる。
図1に、本発明に係る玉払出装置4を備えたパチンコ機の遊技台盤面1の裏面図を示す。
本発明の一例に係る玉払出装置4は、整列レール3から二列に整列されて流入した玉を玉通路の上流部で一列に整列するように、供給される玉を受け入れる玉供給口の直下で玉通路を二列から一列に合流させることによって装置を薄型化した玉払出装置である。また、玉払出装置4は、玉通路の合流部において、玉が2個並列に並んだ状態で、その並んだ玉の両端が玉通路の壁面と接触し、2個の玉がロックすることで生じる玉詰まりを防止する通路構造を有するものである。
まず、玉通路合流部10について説明する。
図6に示すように、玉供給通路23及び24は、それぞれ玉供給口21及び22から玉通路分離部材25で隔てられ、並行して略垂直に降下し、玉供給通路23及び24が玉通路11に合流する近傍にて、玉供給通路23が上側、玉供給通路24が下側となるように湾曲する。また、玉通路分離部材25も、玉供給通路23が玉を1個ずつ流下させるだけの幅を保つように、玉供給通路23及び24の湾曲部で屈曲する。そして、玉供給通路24を挟んで玉通路分離部材25と対向している、玉供給通路24の通路壁(下側通路壁)27からの距離が、略玉1個の距離(従来のパチンコ玉では、玉の直径が公称値で11mmであるため、玉の製造公差や玉払出装置4の組み立て誤差などを考慮して、11mmより大きく、12mm以下が好ましい)となるところで終端となる。
玉供給通路23を経て玉通路11へ到達する玉B1とし、玉供給通路24を経て玉通路11へ到達する玉をB2とする。図7(a)に示すように、玉B1と玉B2は、玉通路分離部材25の終端を過ぎて玉の通路が一列になったところで、下側通路壁27に対して直交する方向に2個並ぶ場合でも、玉B1の上側通路壁26に対する接触面が玉B1と玉B2の並び方向に対して略垂直にならず、玉B1の下流側の面で接触する。そのため、玉B1及び玉B2がそれぞれ上側通路壁26及び下側通路壁27から受ける力の方向が角をなしてバランスがとれた状態にはならず、玉B1の流下だけが妨げられて玉B2が先に流下することになり、玉詰まりを生じない。
図3〜図5に示すように、玉払出部13は、玉通路11内に玉を貯留するストッパとしての役割と、玉払い出し時には玉を1個ずつ送出するための役割を担う回転体30と、回転体30を駆動するための駆動モータ31と、駆動モータ31が生ずる動力を回転体30に伝達するための駆動伝達ギヤ32と、回転体30の回転量を検知するための回転検知センサ33と、玉通路11から払い出される玉を検知してその数を計数する玉計数センサ34などを備える。
図3に示すように、玉抜き通路14は、玉通路11が回転体30に到達する直前で玉通路11より分岐し、玉払出装置4の下端に設けられた玉抜き口17へ回転体30を経由せずに連なる通路である。また玉抜き通路14は、遊技機の出荷検査時、遊技ホール内での遊技機の移動若しくは廃棄する時等に玉払出装置4及び玉払出装置4に連結される整列レール3、貯留タンク2に貯留されている玉を全て回収するために備えられている。
図8は、玉通路切替部15を、玉通路11から玉が払い出されるように配置した場合の玉払出装置4の概略断面図である。また、図9は、図10の断面を逆方向に見た断面斜視図である。図8及び図9に示すように、玉抜き操作レバー42の突起部を下方へ押し下げた状態では、玉抜き操作レバー42のアーム423の先端部が、フレーム50に形成された下方の凹部424aに嵌合されて玉抜き操作レバー42が固定される。そして、玉抜き操作レバー42の棒状部材421の上端部が通路切替弁41の板状部材411を下方より押圧し、板状部材411を上方へ回動させる。その結果、通路切替弁41の板状部材411は玉抜き通路14への分岐口を塞ぎ、玉通路11の通路壁の一部を構成する。したがって、玉は、玉通路11から回転体30を経て玉払出口16から玉降下通路5へと流下する。
また、玉通路11内に玉が流下する際、玉通路11の上端部近傍に設けられた玉検知センサ12により、玉通路11内に流下し、一時的に貯留される玉が検知される。
また、上述してきた実施形態に係る玉払出装置が備える、玉詰まりを生じさせずに二列から一列へ玉通路を合流させる玉通路合流部の構造は、玉払出装置以外でも使用することができる。例えば、貯留タンクから整列通路への玉通路、整列通路から玉払出装置への玉通路上に上述の玉通路合流部の構造を使用することもできる。
2 貯留タンク
3 整列レール
3a、3b 整列通路
4 玉払出装置
5 玉降下通路
6 基板部
10 玉通路合流部
11 玉通路
12 玉検知センサ
13 玉払出部
14 玉抜き通路
15 玉通路切替部
16 玉払出口
17 玉抜き口
21、22 玉供給口
23、24 玉供給通路
25 玉通路分離部材
26 下側通路壁
27 上側通路壁
28 屈曲点
29 最短距離点
30 回転体
31 駆動モータ
32 駆動ギヤ
321 スリット
33 回転検知センサ
34 玉計数センサ
41 玉通路切替弁
411 板状部材
42 玉抜き操作レバー
421 棒状部材
422 扇状部材
423 アーム
424a、424b 凹部
50、51 フレーム
Claims (6)
- 供給される玉を1個ずつ流入させるための第1及び第2の玉供給口と、
前記第1の玉供給口に接続される第1の玉通路と、
前記第2の玉供給口に接続される第2の玉通路と、
前記第1の玉通路と前記第2の玉通路の間に配置される玉通路分離部材と、
前記第1の玉通路と前記第2の玉通路を合流させて一列の玉通路とする玉通路合流部であって、前記玉通路分離部材と対向する前記第1の玉通路の通路壁上における、前記玉通路分離部材の終端との最短距離点から、前記玉通路分離部材と対向する前記第2の玉通路の通路壁までの最短距離が玉の直径の2倍よりも小さい玉通路合流部と、
を有し、
前記第1の玉通路と前記第2の玉通路とは垂直方向に並んで配置され、
前記玉通路合流部において、前記第2の玉通路を流下する玉が前記玉通路分離部材と対向する前記第2の玉通路の通路壁上を流下するように、前記第2の玉通路は前記第1の玉通路側へ湾曲し、かつ、前記第1の玉通路が前記第2の玉通路の上方から合流するように前記第1の玉通路は湾曲し、
前記玉通路分離部材の終端が前記第1の玉通路側へ湾曲していることを特徴とする玉払出装置。 - 前記玉通路分離部材と対向する前記第2の玉通路の通路壁からの距離が20.5mm以上22mm未満の位置に、前記玉通路分離部材と対向する前記第1の玉通路の通路壁が屈曲点を有する、請求項1に記載の玉払出装置。
- さらに、前記一列に合流された玉通路に近接し、該玉通路を流下する玉を1個ずつ送出する回転体を有し、且つ、前記玉合流部から該回転体までの該玉通路の長さよりも前記玉合流部から前記第1及び前記第2の玉供給口までの該玉通路の長さが短い、請求項1又は2に記載の玉払出装置。
- 請求項1〜3の何れか一項に記載の玉払出装置と、
供給された玉を一時的に貯留する貯留タンクと、
前記玉払出装置の第1の玉供給口に接続される第1の整列通路及び前記玉払出装置の第2の玉供給口に接続される第2の整列通路を有し、該第1及び第2の整列通路に沿って玉を流下させて、前記貯留タンクから流下する玉を二列に整列する整列レールと、
を有することを特徴とする遊技機。 - 玉を1個ずつ流下させる第1及び第2の玉通路と、
前記第1の玉通路と前記第2の玉通路の間に配置される玉通路分離部材と、
前記第1の玉通路と前記第2の玉通路を合流させて一列の玉通路とする玉通路合流部であって、前記玉通路分離部材と対向する前記第1の玉通路の通路壁上における、前記玉通路分離部材の終端との最短距離点から、前記玉通路分離部材と対向する前記第2の玉通路の通路壁までの最短距離が玉の直径の2倍よりも小さい玉通路合流部と、
を有し、
前記第1の玉通路と前記第2の玉通路とは垂直方向に並んで配置され、
前記玉通路合流部において、前記第2の玉通路を流下する玉が前記玉通路分離部材と対向する前記第2の玉通路の通路壁上を流下するように、前記第2の玉通路は前記第1の玉通路側へ湾曲し、かつ、前記第1の玉通路が前記第2の玉通路の上方から合流するように、前記第1の玉通路は湾曲し、
前記玉通路分離部材の終端が前記第1の玉通路側へ湾曲していることを特徴とする玉通路の合流構造。 - 前記玉通路分離部材と対向する前記第2の玉通路の通路壁からの距離が20.5mm以上22mm未満の位置に、前記玉通路分離部材と対向する前記第1の玉通路の通路壁が屈曲点を有する、請求項5に記載の玉通路の合流構造。
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