JP2005224350A - 玉ホッパーの玉抜き構造 - Google Patents

玉ホッパーの玉抜き構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2005224350A
JP2005224350A JP2004034993A JP2004034993A JP2005224350A JP 2005224350 A JP2005224350 A JP 2005224350A JP 2004034993 A JP2004034993 A JP 2004034993A JP 2004034993 A JP2004034993 A JP 2004034993A JP 2005224350 A JP2005224350 A JP 2005224350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
passage
dispensing device
unit
balls
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004034993A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4483326B2 (ja
Inventor
Masaaki Washimi
昌昭 鷲見
Shunji Mori
俊二 森
Riyousei Hori
了生 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2004034993A priority Critical patent/JP4483326B2/ja
Publication of JP2005224350A publication Critical patent/JP2005224350A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4483326B2 publication Critical patent/JP4483326B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】
この発明は、玉ホッパーからの玉抜きに際して、多数個のスイッチやソレノイドを使用せずに玉抜き構造を簡単に構築することができる玉ホッパーの玉抜き構造を提供することを目的とする。
【解決手段】
この発明は、玉を転動させて通過させる傾斜通路に上流側より転動して導かれた玉を回転体の回転送り動作により下流側に払出す玉払出し装置を連設し、前記玉払出し装置を玉払出し位置より変位させて該玉払出し装置の通路底面とその上流側の傾斜通路の底面との間に玉抜き開口部を形成する玉抜き機構を備えた
玉ホッパーの玉抜き構造であることを特徴とする。
【選択図】 図7

Description

この発明は、例えばパチンコ遊技機の入賞玉の払出しや貸玉装置の貸玉の払出しに用いられる玉ホッパーに関し、さらに詳しくは貯留タンクに貯留されている多数の貯留玉を簡単に回収する玉ホッパーの玉抜き構造に関する。
以下、パチンコ遊技機を例にとって説明する。
一般に、パチンコ遊技機は、パチンコ玉(以下、玉と称す)を遊技媒体として、パチンコ台の背面側からパチンコ台の前面側に玉を供給している。この玉の供給に際しては、パチンコ遊技機の背面側上部に多数個の玉を貯留する貯留タンク(景品玉タンク)を設置し、この貯留タンク内へは上方の図示しない補給機構から玉を補給させて貯留し、これより貯留した玉を下方に払出すようにしている。この玉の払出し時に、貯留タンクから玉を整列する玉整列装置を介して玉払出し装置(入賞玉処理装置)に導き、ここで払出し指令された玉数を払出して、パチンコ遊技機の前面下部に位置する上皿または下皿に払出している。
ところで、パチンコ遊技機には玉払出し動作とは別に、特許文献1および特許文献2に開示されているように貯留タンクに貯留されている玉を一気に排出(回収)させて貯留タンク内を空にする玉抜き構造が付設されている。上述の玉抜きの目的はパチンコ遊技機の出荷検査時、遊技ホール内でのパチンコ遊技機の移動もしくは廃棄するなどのために備えられている。
通常、このような玉抜き構造およびその玉抜き動作は、貯留タンクから玉払出し装置まで緩やかに傾斜する通路間において実施され、具体的には通路方向が傾斜方向から真下の垂直方向へと方向変換する屈曲通路部の付近でなされている場合が多い。
この屈曲通路部の付近で玉抜き構造を設けるのは、通路底面の開放手段として、例えばリンク機構を使用した機械的な開放構造あるいはソレノイド等を使用した電気的な開放構造を用いている。これにより、通路底面を開放するだけで玉が自重によって容易に下方の玉抜き通路へと導かれるためである。
しかしながら、このような開放構造では、現在パチンコ遊技機の図柄表示装置が大きくなって、その背面側の配置スペースを大きく占有する傾向にあるほか、リンク機構等の機械的部品やソレノイド等の電気部品を配置した場合はパチンコ遊技機の背面側のスペースをさらに狭めてしまう。
さらに、このほか特許文献3および特許文献4に開示されるような玉抜き構造については、多数個のスイッチとソレノイドが必要であるため高価なものになってしまうほか、通電状態でないと玉抜きが実施できないという不便性が生じていた。
特開平11−90008号公報。 特開2002−200289号公報。 特開2000−189618号公報。 特許第3231387号公報。
そこでこの発明は、玉ホッパーからの玉抜きに際して、多数個のスイッチやソレノイドを使用せずに玉抜き構造を簡単に構築することができる玉ホッパーの玉抜き構造を提供することを目的とする。
この発明は、玉を転動させて通過させる傾斜通路に上流側より転動して導かれた玉を回転体の回転送り動作により下流側に払出す玉払出し装置を連設し、前記玉払出し装置を玉払出し位置より変位させて該玉払出し装置の通路底面とその上流側の傾斜通路の底面との間に玉抜き開口部を形成する玉抜き機構を備えた
玉ホッパーの玉抜き構造であることを特徴とする。
ここで玉払出し装置とは、傾斜通路を転動して上流側から導かれてきた玉を、例えばスプロケット等の回転体で個別に回転送りして、払出し指定された玉数だけ入賞玉あるいは貸玉として下流側に払出し動作する。
この発明によると、玉抜き機構により玉払出し装置を変位させれば、通路底面に玉払出し装置が玉払出し位置より変位した分だけ開放空間が形成されて玉抜き開口部を形成することができる。このように、玉払出し装置を変位させるだけで玉払出し動作か玉抜き動作かに切換えることができる。
そして、玉抜き開口部の開口位置と対応する下方に玉抜き通路を接続しておけば、玉抜き機構による切換え操作だけで転動してきた玉を玉抜き開口部より落下させて一気に玉抜きすることができる。
さらに、この玉抜き構造は玉払出し装置を変位させるだけでよいため簡単に構成でき、新たな機械部品や電気部品を要しなくなり、部品点数を削減して経済的に製作できるほか、パチンコ遊技機の背面側のスペースを大きく占有しなくなり、パチンコ遊技機の図柄表示装置の増大化を促進できる。また、通電状態でなくても玉抜きを実施できるため、係員は玉抜き作業に不便を感じず、容易に玉抜き作業を実行できる。
この発明の別の構成では、多数個の玉を貯留する貯留タンクと、前記貯留タンクに貯留された玉を自重により傾斜方向に転動させながら下流側に整列する整列部と、前記整列部に整列された玉を回転体の回転送り動作により下流側に払出す玉払出し装置とを同一傾斜通路上に連設してなる玉ホッパーであって、前記玉払出し装置を前記同一傾斜通路の傾斜方向にスライドさせるスライド機構と、前記玉払出し装置を前記スライド機構により同一傾斜通路の上流側と離れる下流方向にスライドさせたとき、該玉払出し装置の通路底面とその上流側の同一傾斜通路の底面との間に下方の玉抜き通路に連通する玉抜き開口部を形成するスライド操作部とを備えた玉ホッパーの玉抜き構造であることを特徴とする。
ここで整列部とは、貯留タンクの下流側に接続され、前記貯留タンクより供給された玉を1列あるいは複数列に整列させて下流側の玉払出し装置に玉を安定供給できるように整列流下させるものである。
この発明によると、操作者がスライド操作部を操作すれば、スライド機構が玉払出し装置を同一傾斜通路の傾斜方向にスライドさせて玉抜き開口部を開口または閉鎖することができる。従って、玉抜きするときは、操作者がスライド操作部を操作するだけで玉抜き開口部を開口することができる。この開口に基づいて上流側より転動してきた玉は玉抜き開口部の位置で自重により落下して玉抜きされる。
この玉抜きに際しては、玉の通過規制状態から玉抜きするため、同一傾斜通路上に連なっている玉同士が傾斜方向に加わる加圧力によって傾斜方向にひしめきあい、傾斜方向に空中ブリッジを生じるなど傾斜方向と異なる真下へは落下し難い状態にある。ところが、玉払出し装置をスライドさせたときは、瞬間的に傾斜方向の位置規制が解かれて、玉同士の加圧力を開放させることができる。このため、落下抵抗を解消して自然に玉を落下させることができる玉抜きに適した構造が得られる。このように、玉払出し装置を変位動作させる一例として、玉払出し装置を同一傾斜通路に沿って少しスライドさせるだけでスライドによる簡単な玉抜き構造を構築することができる。
この発明の別の構成では、前記スライド操作部は、操作者の操作力を受ける操作部と、前記操作部が操作力を受けたとき前記玉払出し装置の玉払出し位置でのスライド規制を解除するスライド解除機構と、前記スライド解除機構のスライド解除動作に連動して前記玉払出し装置を玉払出し位置から玉抜き位置へとスライドさせる付勢機構とを備えた玉ホッパーの玉抜き構造であることを特徴とする。
前記操作部は、操作者の指先でワンタッチにて入力操作可能な例えば押しボタン、レバー等によって簡単に構成することができ、操作者による玉抜き操作の作業負担を軽減している。
この発明によると、操作者が操作部を操作したとき、この操作に基づいてスライド解除機構がスライド規制を解除して玉払出し装置のスライドを許容し、このとき一方に引張り力を与えるコイルバネ等の付勢機構の付勢力を玉払出し装置に加わるようにすれば、この付勢力を受けた玉払出し装置は玉払出し位置から玉抜き位置へとスライドして玉抜き開口部を形成する。この結果、操作部を操作しただけで上流側より転動してきた玉を玉抜き開口部の位置で自重により落下させて玉抜きすることができる。
前記玉払出し装置を玉抜き位置から元の玉払出し位置に戻すときは、付勢機構の付勢力に抗して操作者が玉払出し装置を逆方向にスライドさせて押し戻せば、再びスライド規制させて玉払出し装置を元の玉払出し位置に戻すことができる。
この発明の別の構成では、前記玉払出し装置の前段に位置し、前記同一傾斜通路の上流側より流下してきた玉の通過を規制する玉通過規制位置と、この玉通過規制位置より退避して玉の通過を許容する退避位置とに切換え操作される玉通過規制部材を設け、前記玉通過規制部材を玉通過規制位置に切換えた後、前記玉払出し装置を玉払出し位置から玉抜き位置へとスライドさせたとき、前記玉通過規制部材を玉抜き開口部へと臨む玉抜きガイド兼用位置に至らせる玉ホッパーの玉抜き構造であることを特徴とする。
この発明によると、玉払出し装置を玉払出し位置から玉抜き位置へとスライドさせれば、その時点で玉通過規制部材が玉抜き開口部へと臨み、この玉通過規制部材が上流側から下流側へと転動する玉を玉抜き開口部に流下ガイドさせる玉抜きガイド部材に兼用することができる。
このため、玉通過規制部材を、本来の玉の流れを制限・許容する役目以外に、玉抜きガイド用としても兼用することができる。このため、既存の玉通過規制部材を兼用できることから新たな玉抜きガイド部品を配設しなくても済む。
ことに、通路底面に玉抜き開口部を開口しただけでは、傾斜方向に連続する玉同士が傾斜方向に加わる加圧力により空中ブリッジを生じて落下し難いため、この玉通過規制部材を玉抜き開口部へと臨ませることによって、流下する玉を確実に方向変換させて円滑に落下させることができる。
この発明の別の構成では、多数個の玉を貯留する貯留タンクと、前記貯留タンクに貯留された玉を自重により傾斜方向に転動させながら下流側に整列する整列部と、前記整列部に整列された玉を回転体の回転送り動作により下流側に払出す玉払出し装置とを同一傾斜通路上に連設してなる玉ホッパーであって、前記玉払出し装置は、前記整列部より整列して導かれた玉を回転送りして個別に払出し動作する回転体と該回転体より払出された玉数を計数する計数センサとをケーシングに内蔵して一体的に設けた払出しユニットと、該払出しユニットを駆動する駆動ユニットとから構成され、前記払出しユニットの取付け位置をロック・ロック解除するロック機構と、前記ロック機構をロック解除操作したとき、前記払出しユニットを回動させて該払出しユニットを玉払出し位置から前記同一傾斜通路の底面に玉抜き開口部を形成する玉抜き位置に回動させる回動機構とを備えた玉ホッパーの玉抜き構造であることを特徴とする。
この発明によると、払出しユニットのロックを解除した後は、回動機構を回動操作すれば、該払出しユニットと同一傾斜通路の底面に玉抜き開口部を形成することができる。従って、玉抜きするときは、操作者がロック解除して回動機構を回動操作するだけで払出しユニットが開口方向に回動して玉抜き開口部を開口することができる。これに基づいて上流側より転動してきた玉は玉抜き開口部の位置で自重により落下して玉抜きされる。このように、払出しユニットを少し回動させて変位させれば、玉抜き開口部を形成して回動による簡単な玉抜き構造を構築することができる。
この発明によれば、玉払出し装置を変位させるだけで通路底面に玉抜き開口部を開口する玉抜き構造を形成することができる。このため、新たな機械部品や電気部品を要しなくなり、部品点数を削減して経済的に製作することができる。このほか、パチンコ遊技機の背面側のスペースを狭めなくなるため、パチンコ遊技機の図柄表示装置の増大化を促進することができる。また、通電状態でなくても玉抜きを実施することができるため、操作者は玉抜き作業に不便を感じず容易に玉抜き作業ができる。
通路底面に玉抜き開口部を開口するための玉抜き構造、玉払出し装置を変位させて構築する。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて説明する。
図1はパチンコ遊技機のパチンコ台11Aの背面側上部に装備される玉ホッパー11を示す。この玉ホッパー11は、図2にも示すように、上流側の貯留タンク12と下流側の玉払出し装置13とを一体化して構成され、これらは横長に設置した大きな貯留タンク12の台端側に小さな玉払出し装置13を連結した単体構成をとっている。
上述の貯留タンク12は、図3に示すように、上面を開放した先細の凹形状を有し、この上面開放部に対して上方の図示しない補給機構から玉が補給され、ここで多数個の玉を貯留する。この貯留タンク12に貯留された玉は自重により転動して上流側から下流側の玉払出し装置13へと導くように構成している。
この場合、玉を上流側から下流側に円滑に通過させるために玉払出し装置13の前段には整列通路14を形成している。この整列通路14は、図4に示すように、貯留タンク12と一体に構成され、この貯留タンク12の先端部に細長い整列通路14を突出させて備えている。
ところで、上流側の貯留タンク12内のタンク底面から下流側の玉払出し装置13の玉を払出す底面にかけては、同一傾斜方向に緩やかに傾斜させて直進する長い同一傾斜通路Lを設けている。
この同一傾斜通路Lは、貯留タンク12と整列通路14と玉払出し装置13との順に玉Pを転動させて通過させる各通路の底面を、同一傾斜方向の緩やかな傾斜角度に設定して接続した通路である。このため、玉が自重により上流側から下流側へと緩やかに転動する。
またこの場合は、同一傾斜方向に直進する通路であるため、玉流下時の落差や方向変換がなくなり、玉の流下に適した滑らかな直進移動しながら流下する。
この場合、同一傾斜通路Lの傾斜角度が小さければ、その傾きが緩いので玉の転動速度が遅くなり、下流側への玉の供給が滞りやすくなる。これに対し、同一傾斜通路Lの傾斜角度が大きいと、その傾きが急になるので連なって流下する玉への重力による負荷が増大する。この結果、例えば5〜8度程度の緩やかな傾斜角度にして転動させるのが適している。このため、ここを転動する玉は速度差が少なくなり、安定して流下する。
ことに、同一傾斜通路Lは、斜め下向きに長く直進する通路であるため縦(高さ)方向よりも横方向に長く延びることになる。このため、高さ方向の占有場所が少なくて済み、高さ方向の長さを短縮した通路になり、パチンコ台11Aの背面側中央部のスペースを広くとれるコンパクトな取付けが可能になる。
上述の貯留タンク12と整列通路14と玉払出し装置13との順に連設される3要素については、これらを通路方向に直列して、横長に一体に保持板15で保持してなる一体物の水平払出しユニット16を設けている。
この水平払出しユニット16の保持板15は、パチンコ台11Aの幅長さよりも短い横長で平板状を有し、この保持板15の一片面に整列通路14を備えた貯留タンク12と玉払出し装置13とを横長に一体に取付けた状態で、他片面をパチンコ台背面側に取付けて、該保持板15の両面をそれぞれ取付け面に有効に利用している。また、この場合は1枚の保持板15を介して取付けるため部品点数が少なくなり、取付けが簡単化する。さらに、パチンコ台11Aの背面側から見て、保持板15の背面側には貯留タンク12と玉払出し装置13とが露出しているため、これらに対しては係員による保守点検が容易になる。
また、貯留タンク12と整列通路14と玉払出し装置13との3要素は横長の直列に連設した一体物の水平払出しユニット16として単品で扱うことができるため、パチンコ台11Aへの組付け作業が容易になる。
さらに、この水平払出しユニット16は横方向に向けて長い緩やかな同一傾斜通路Lを有しているため、全長が横方向に長く、直方体状の一体物となり、該通路Lの高さ方向を短くできる。このため、縦型のパチンコ台背面側の上部位置に横長にして小さく組込むことができる。このため、パチンコ台背面側に取付けられた水平払出しユニット16の下方には他部品の取付けスペースが大きく取れる。また、3要素を直列させることにより、下流側の玉払出し装置13に玉を導くときにS字形通路のように通路を湾曲させたり、折り返させたりせずに済み、直線的に設けることができる。このため、全通路長さを短縮して小型化している。
さらに、水平払出しユニット16からの玉の払出し口17を、該ユニット16の玉払出し装置13の通路終端側に位置する一端部の下面に設けて、該払出し口17より玉を下方に払出すように構成している。このため、該ユニットの側方のスペースを十分に活用できる。この払出し口17に、玉降下通路18(図1参照)を接続して、これより払出された玉を下方の図示しないパチンコ台前面の受皿へと払出す。
上述の同一傾斜通路Lの上流側に位置する貯留タンク12の底面には、タンクスイッチSW1と、玉有無検知スイッチSW2を配設して、該タンク12内での玉の収容状態を検知している。
この貯留タンク12の下流側の先端部には、該タンク12に貯留された積層状態の玉を少しずつ整列させて流下させるように先端部の左右の両壁を先細に絞り、その絞った細長い通路を前方に長く延設し、この延設部分を整列通路14に設けている。
この整列通路14は、左右の壁面とその間の仕切板とで2列の凹溝を有する通路14a,14bを構成している。
この場合、整列通路14の底部には異物排除用に格子状に開口した排除口14cを開口している。この排除口14cを設けることにより、貯留タンク内に異物が混入しても、その下流側の整列通路14に移動した時点で、異物は排除口14cより落下して排除される。このため、常に玉Pのみを通過させるようにして異物の混入による玉詰りを回避することができる。
上述の2列の通路14a,14bを持つ整列通路14と、その上方に対設される後述する重なり制限ローラ19とで、ここに不規則に導かれた玉を2列に整列させる。
上述の重なり制限ローラ19は、整列通路14の上方に玉の重なりを崩して整列する整列部20として対設したものである。この整列部20は、通路方向に直交する上部の片持ち支持軸21を傾動支点に通路方向に回動許容し、該軸21の下部に回転自由な重なり制限ローラ19を吊支している。この重なり制限ローラ19を備えることにより、玉を貯留タンク12から下流側の整列通路14を介して玉払出し装置13へと受渡す場合の玉の重なりを崩して過負荷を抑制することができ、玉の受渡しに適した流下ガイド作用が得られる。上述した重なり制限ローラ19は回転自由に軸支して設けるだけでもよく、崩し力を高めるために回転力を伝達して回転駆動するように構成することもできる。
そして、整列された玉はその下流側に位置する玉払出し装置13へと2列に導かれる。この場合、整列通路14の先端部14dは玉払出し装置13の位置まで延びており、図5に示すように、上流側の貯留タンク12と下流側の玉払出し装置13とは整列通路14を介して直線的に同一傾斜通路Lにて接続されている。また、玉払出し装置13は水平払出しユニット16から着脱許容して設け、この玉払出し装置13の内部の保守点検を容易にしている。
上述の貯留タンク12は、貯留した多数個の玉Pを、自重により転動させて下流側の玉流下口12aへと導くようにしており、この玉流下口12aに向けて側面の幅方向を次第に幅狭に絞った逆ハの字形の絞り部を設けている。
また、この貯留タンク12の下流側上部には、図6にも示すように、天板22を備えている。この天板22は、整列通路14と玉払出し装置13の上面を覆う長さを有する平板で構成できる。この天板22の上流側の端部には、貯留タンク12の下流側に対応し、該貯留タンク内の上方から真下に臨んで、重なり移動する玉Pの上層部を受止める受止め片 (図2参照) 23を垂設している。
この受止め片23を設けることによって、山積み状態にある玉Pの上層部の流れを阻止する。このため、下部層の玉Pだけを流下させることができ、これ以降は玉数の流下割合を十分に減らして下流側に供給することができる。これにより、下流側への玉圧を軽減した流れになり、貯留タンク12から整列通路14側への玉Pの供給に適した円滑な流れを確保できる。
また、天板22を設けたことにより、貯留タンク12に供給された玉Pが仮に勢いよく飛び跳ねて整列通路14や玉払出し装置13に至っても天板22で遮って、飛び込まなくなるので、玉詰りや誤動作を誘起する恐れがなくなる。
次に、玉を払出し動作する玉払出し装置13について説明する。
この玉払出し装置13は貯留タンク12の下流側の整列通路14に続く同一傾斜通路Lに沿って送り部24と検出部25とをこの順に有している。
上述の送り部24は、同一傾斜通路Lの終端部上面にスプロケット26を対設し、このスプロケット26と同一傾斜通路Lとの間に導いた玉を払出し回転方向に1個ずつ連続的に送り出すものである。
また、上述のスプロケット26と、その下方の同一傾斜通路Lとの上下間に導かれた玉はスプロケット26の回転に伴って1個ずつ送り動作される。このため、連続的に供給される複数個の玉は途切れることなく連続的に払出される。
このスプロケット26は、外周面に玉送りに適した半円状の凹部と凸部(爪部)とを周方向に交互に有している。そして、図示しない払出しモータの駆動力により、スプロケット26を払出しに適した一定速度に回転させる。これにより、ここに導かれた玉Pを該スプロケット26の回転に伴って1個ずつ爪部で仕切り、凹部で保持しながら個別送りする。
上述の検出部25は、払出された玉を計数する2列の通路に対応する2つの計数センサSとして、例えば近接センサを同一傾斜通路Lの終端位置近くに配設して構成する。そして、玉が同一傾斜通路Lを通って払出されたとき、通過した払出し直後の玉を計数センサSが計数する。
さらに、玉払出し装置13の前段にあっては、同一傾斜通路Lの底面とその上方の対向面間で玉の重なりを制限する平板状の重なり防止カバー27を同一傾斜通路Lの上方に対設している。この重なり防止カバー27は逆への字形の平板を、同一傾斜通路Lに沿って、その上方に玉1個を通過許容する高さ間隔に沿設したものである。この重なり防止カバー27によって玉の重なりを防止して、スプロケット26の直前での整列を完全にしている。
また、玉払出し装置13の直前の位置には、玉の流れを規制する玉通過規制レバー28を配設している。この玉通過規制レバー28は、図7に示すように、後述する駆動ユニットU2の側壁に突出する支軸29に該玉通過規制レバー28の上端部を軸支して設けている。この支軸29を回動支点に該レバー28の下端部を上下位置に回動許容して設け、上動退避位置に移動させている場合は同一傾斜通路Lでの規制がないため玉Pの通過を許容し、下動させた場合には同一傾斜通路Lに直交して該同一傾斜通路Lを閉鎖し、玉Pの通過を規制して、玉払出し装置13への玉Pの供給を停止する。
この玉通過規制レバー28の下端部は玉Pの球面に面接触して安定した受止め作用ができる円弧形状にしている。また、後述する玉抜き操作時に玉Pを真下に排出させやすくするガイド通路の役目も果たしている。
一方、玉通過規制レバー28の上端部には扇形状を有し、この扇形部分に該レバー28を上向きに傾動させたときに弾性変位して位置決めするための下部弾性係止片30を設け、この下部弾性係止片30が駆動ユニットU2の側壁に突出する係合ピン31に係止対応したとき、該玉通過規制レバー28を上動退避位置にて弾性保持する。これにより、玉の通過が許容されて玉払出し装置13へと玉が連続的に供給される。
同じく、レバー上端部の扇形部分に該レバー28を下向きに傾動させたときに弾性変位して位置決めするための上部弾性係止片32を設け、この上部弾性係止片32が前記係合ピン31に係止対応したとき、該玉通過規制レバー28を下動規制位置にて弾性保持する。この場合は、該レバー28の下端部が同一傾斜通路Lを閉鎖することによって玉Pの通過を規制する。このように、玉通過規制レバー28を上動退避位置か下動規制位置かのいずれかに傾動させて、玉の流れを開放または停止させることができる。
ところで、この玉ホッパー11には、図8に示すように、貯留タンク12および同一傾斜通路Lに存在している全ての玉を玉抜き回収して玉ホッパー11を空にするための玉抜き機構71を備えている。この玉抜き機構71は、玉払出し装置13を同一傾斜通路Lの傾斜方向にスライドさせるスライド機構72と、このスライド機構72を操作者がスライド操作させるスライド操作部73とから構成される。
この玉抜き機構71によって玉払出し装置13を下流方向にスライドさせたとき、該玉払出し装置13の通路底面とその上流側の同一傾斜通路Lの底面との間に玉抜き開口部74を形成して、同一傾斜通路Lから玉抜き通路75に玉を真下に落下させる。そして、この玉抜き開口部74の下方に接続される玉抜き通路75を介して玉抜きするように設けている(図7参照)。
前記スライド機構72は、図9に示すように、払出しユニットU1と駆動ユニットU2との両ユニットU1,U2を左右に連結して一体化した玉払出し装置13を玉ホッパー11の長手(傾斜通路)方向にスライド許容して設けたものである。
このスライドに際しては、図10および図11に示すように、保持板15の内壁面に突設するガイド突起76に、駆動ユニットU2に延設したガイドレール77を係合させて玉払出し装置13を玉ホッパー11の長手方向にスライドガイド可能に支持している。
このガイドレール77は、図12に示すように、スライド方向に沿って開口した直列する両側の長孔78に一対のガイド突起76をそれぞれ係合させることにより安定してスライドガイドされる。そして、長孔78の開口長さがほぼスライド長さに相当し、この長孔78の一端面78aにガイド突起76が当接してスライド規制される。
この玉払出し装置13はガイドレール77の側面に突設した係止突起79と、図13に示す保持板15の内壁面に突設した係止突起80との間に張設されたコイルバネ81の引張り作用によって玉抜き開口部74を開口する方向に付勢している。通常、このコイルバネ81は玉抜き開口部74を閉じた状態から開口する方向に付勢作用を働かせた状態に支持されている。
このときのスライド位置の位置規制および位置規制解除は、図14に示すように、スライド操作部としての押しボタン部82を持つ連結レバー83と、玉払出し位置でのスライド規制を解除するスライド解除機構84とを組合せて実行される。
前記連結レバー83は、図8、図14および図16にも示すように、通路方向に沿って長く延び、そのレバーの中間部に通路方向と直交する中間軸85を天板22の下面に軸支し、この中間軸85を傾動支点に該連結レバー83を上下方向にシーソー状に傾動許容して取付けている。
この連結レバー83の基端部の上面に、指先で押すことができる押しボタン部82を有し、この押しボタン部82が天板22の上面に開口した押しボタン窓86に押下可能に突出して取付けられる。
これとは反対側のレバー先端部には分岐して並列する一方に細長いレバー爪87を突設し、このレバー爪87が駆動ユニットU2に設けられた固定爪88に係脱自在に設けられ、通常の玉払出し状態ではレバー爪87が固定爪88に引っ掛かってスライド規制されている。レバー先端部に分岐して並列する他方には過剰傾動規制片89を突設し、この過剰傾動規制片89が天板22の下面に当接して、押しボタン部82の押下操作に連動して該連結レバー83が傾動したときの過剰傾動を防いでいる。
次に、玉抜きを行なう際の手順について説明する。
先ず、操作者は玉通過規制レバー28を指先で押し下げて、該玉通過規制レバー28の下端部を下動規制位置に下動させる。これにより、該玉通過規制レバー28の下端部が同一傾斜通路Lに直交し、同一傾斜通路Lを流れる玉の通過を規制して上流側からの玉Pの流れを一時停止させる。
この通路閉鎖状態にした後、図15および図17に示すように、連結レバー83の上面に露出する操作ボタン部82を指先で押下操作すると、スライド解除機構84としてのレバー爪87が固定爪88より外れる。このスライド解除動作に基づいて玉払出し装置13は下流方向にスライドして玉払出し位置から玉抜き位置へと至り、通路底面に玉抜き開口部74が開口される。この玉抜き開口部74が開口されると直ちに玉抜き動作が開始される。
この場合、玉Pの通過規制状態から玉抜きするため、同一傾斜通路L上に連なっている玉同士が傾斜方向に加わる加圧力によって傾斜方向に空中ブリッジを生じるなど傾斜方向と異なる真下へは落下し難い状態にある。ところが、玉払出し装置13をスライドさせたときは、瞬間的に傾斜方向の位置規制が解かれて、その傾斜方向の玉同士の加圧力を開放させることができる。このため、落下抵抗を解消して玉Pを自重により自然に落下させることができる。
さらに、玉抜き開口部74の開口時には玉通過規制レバー28を玉抜き開口部74へと臨ませて、流下する玉を傾斜方向から真下に方向変換させて円滑に落下させることができる。
この玉抜き後は、同一傾斜通路Lの傾斜面上を上流側から下流側へと玉が転がるため、その後は自然と玉抜きがなされる。
このほか、玉抜き開口部74より後段に位置する玉払出し装置13のスプロケット26に玉Pが仮に1〜2個残存するようなことがあっても、払出しユニットU1の外部に突出する操作摘み90を操作者が回動操作すれば、スプロケット26より玉抜き開口部74に導かれて完全に排出できる。
そして、玉ホッパー11での全ての玉の回収を終えると、操作者は玉払出し装置13を掴んでスライド前の位置に押し戻すように逆向きにスライドさせれば、玉払出し装置13は再び玉払出し位置に戻り、このときレバー爪87が固定爪88を係止して位置規制されると同時に玉抜き開口部74が閉じられる。その後、玉通過規制レバー28を上動退避位置に引き上げれば、再び同一傾斜通路Lは開放されて玉が流れ、その下流側の玉払出し装置13に玉が供給されて次の玉の払出しに備えられる。
次に、玉払出し装置13をスライドさせずに、その一部の払出しユニットU1だけを回動させて玉抜き開口部74を開口する回動型の玉抜き構造を示す。前記実施例1とは回動させて玉抜きする部分のみが異なり、他の構造は同一であるため異なる部分についてのみ説明する。また、実施例1と同様の構成については、同様の符号を用いて説明を省略する。
先ず、回動される払出しユニットU1については、図18に示すように、スプロケット26と計数センサSとを払出しケーシング91に内蔵して一体的にユニット化している。この払出しユニットU1を駆動ユニットU2から取外して分割可能に一体的に連結している。また、払出しユニットU1を駆動ユニットU2に連結した状態で回動操作可能に設けている。
この払出しユニットU1に内蔵されているスプロケット26は、その回転軸92が払出しケーシング91の通路幅方向に横貫して軸支され、該払出しケーシング91の外方に突出する該回転軸92の一端部を駆動ユニットU2との連結用に延設し、他端部を手動回転用の操作摘み90の取付け部位に延設している。
両ユニットU1,U2の連結および位置決めに際しては、駆動ユニットU2の側壁面を、払出しユニットU1が平面対応して位置決めするための取付け基準面93とし、その取付け基準面93に駆動伝達用の軸孔94を開口している。そして、この駆動ユニットU2に払出しユニットU1を連結する際は、前記軸孔94に払出しユニットU1の回り止めキー面95を有する回転軸92を挿入し、挿入完了した時点で、該払出しユニットU1の払出しケーシング91の側壁面が駆動ユニットU2の取付け基準面93に平面対応して、両ユニットU1,U2間の連結方向の高さ、通路方向、幅方向が位置決めされる。
次に、払出しユニットU1の周方向の位置決めに際しては、軸孔94の上方位置の取付け基準面93に位置決めピン96を突設しており、払出しユニットU1を玉払出し方向に回動(図中右回転)させて、該位置決めピン96に払出しユニットU1の上部に突設した玉払出し位置決め用の第1ピン対応凹部97を周方向に嵌合対応させたとき、その位置で回り止めされて払出しユニットU1は周方向の玉払出し位置に位置決めされる。
この周方向の位置決め操作は、回転軸92と軸孔94とによって両ユニットU1,U2間の周方向以外の位置合せが既に決まっているため、その位置合せ状態のまま払出しユニットU1を取付け基準面93に沿ってピン対応方向に回動させれば、周方向の位置決めができる。そして、第1ピン対応凹部97が位置決めピン96に嵌合対応したとき周方向の位置決めが完了する。
さらに、払出しユニットU1の上部には玉抜き位置決め用の第2ピン対応凹部98を有しており、払出しユニットU1を玉抜き方向に回動(図中左回転)させて、該第2ピン対応凹部98が同方向に回動して位置決めピン96に嵌合対応したときは、その位置で回り止めされて払出しユニットU1は周方向の玉抜き位置に位置決めされる。このとき、整列通路14の底面と払出しユニットU1の傾斜通路の底面との間に、玉を落下させることができる空間を有する玉抜き開口部74を開口する。
このように、払出しユニットU1は回動時に第1ピン対応凹部97と第2ピン対応凹部98が位置決めピン96に回り止めされる回動範囲で回動される回動機構を有している。通常、払出しユニットU1は第1ピン対応凹部97に位置決めされており、その取付け位置をロック機構としてのユニット連結レバー99によって係脱自在に固定されている。
このユニット連結レバー99は、図19および図20に示すように、該レバー99の基端部を取付け基準面93に突設する支軸100に軸支して上下方向に傾動自由に設けている。そして、この傾動自由に設けた自由端側に細長い円弧形の弾性係合片101を形成し、この弾性係合片101を第1ピン対応凹部97の外側の円弧面に形成した係止段部102に係脱自在に設けることにより、これらを係止対応させたときに一体に固定され、両ユニットU1,U2は一体に連結される。
このユニット連結レバー99を、支軸100を傾動支点に上方に引き上げれば、係止段部102と弾性係合片101との係合が外れて、払出しユニットU1は離脱許容される。
次に、玉抜きを行なう際の手順について説明する。
玉抜きに先立ち、玉通過規制レバー28を下動規制位置に押し下げて同一傾斜通路Lを閉鎖する。これにより、上流側からの玉Pの流れを一旦規制する。
続いて、ユニット連結レバー99を上動退避させて払出しユニットU1のロックを解除する。これにより、払出しユニットU1は駆動ユニットU2との係合が解除されて回動許容される。この回動許容された払出しユニットU1を操作者が掴んで玉抜き方向に回動させる。
このとき、払出しユニットU1は位置決めピン96とピン対応凹部97との周方向の嵌合対応から開放された後、払出しユニットU1は玉抜き方向に回動し、位置決めピン96と第2ピン対応凹部98とが嵌合対応した玉抜き位置で回動停止する。
そして、最後に操作者が玉通過規制レバー28を押し上げて上動退避させれば、玉Pの流下規制を解除して整列通路14の底面と払出しユニットU1の傾斜通路の底面との間に玉を真下に落下させることができる玉抜き開口部74を開口でき、この玉抜き開口部74から玉Pを連続的に排出して玉抜きすることができる。
この発明の構成と、上述の実施例の構成との対応において、
この発明の回転体は、実施例のスプロケット26に対応し、
以下同様に、
付勢機構は、コイルバネ81に対応し、
玉通過規制部材は、玉通過規制レバー28に対応するも、この発明は上述の実施例の構成に限定されるものではなく、請求項に記載される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
実施例1の玉ホッパーを備えたパチンコ台の要部背面図。 実施例1の玉ホッパーを示す縦断面図。 実施例1の玉ホッパーを示す斜視図。 実施例1の貯留タンク内の玉の流れを示す斜視図。 実施例1の玉ホッパーの一部分解斜視図。 実施例1の玉ホッパーの玉払出し状態を示す縦断面図。 実施例1の玉ホッパーの玉抜き状態を示す要部縦断面図。 実施例1の玉ホッパーに組込まれた玉抜き機構を示す一部分解斜視図。 実施例1の玉ホッパーに組込まれた玉抜き機構を示す要部分解斜視図。 実施例1の保持板とスライド機構との関係を示す斜視図。 実施例1の玉払出し装置とスライド機構との関係を示す斜視図。 実施例1のコイルバネとガイドレールとの係止状態を示す拡大斜視図。 実施例1のコイルバネと保持板との係止状態を示す要部拡大斜視図。 実施例1のスライド解除機構の規制状態を示す要部縦断面図。 実施例1のスライド解除機構の解除状態を示す要部縦断面図。 実施例1のスライド解除機構の規制状態を示す要部斜視図。 実施例1のスライド解除機構の解除状態を示す要部斜視図。 実施例2の回動型の玉抜き構造を示す要部斜視図。 実施例2の回動型の玉抜き状態を示す要部斜視図。 実施例2の回動型の玉抜き状態を示す要部縦断面図。
符号の説明
11…玉ホッパー
13…玉払出し装置
71…玉抜き機構
74…玉抜き開口部
U1…払出しユニット
L…同一傾斜通路

Claims (5)

  1. 玉を転動させて通過させる傾斜通路に上流側より転動して導かれた玉を回転体の回転送り動作により下流側に払出す玉払出し装置を連設し、前記玉払出し装置を玉払出し位置より変位させて該玉払出し装置の通路底面とその上流側の傾斜通路の底面との間に玉抜き開口部を形成する玉抜き機構を備えた
    玉ホッパーの玉抜き構造。
  2. 多数個の玉を貯留する貯留タンクと、前記貯留タンクに貯留された玉を自重により傾斜方向に転動させながら下流側に整列する整列部と、前記整列部に整列された玉を回転体の回転送り動作により下流側に払出す玉払出し装置とを同一傾斜通路上に連設してなる玉ホッパーであって、
    前記玉払出し装置を前記同一傾斜通路の傾斜方向にスライドさせるスライド機構と、
    前記玉払出し装置を前記スライド機構により同一傾斜通路の上流側と離れる下流方向にスライドさせたとき、該玉払出し装置の通路底面とその上流側の同一傾斜通路の底面との間に下方の玉抜き通路に連通する玉抜き開口部を形成するスライド操作部と、
    を備えた玉ホッパーの玉抜き構造。
  3. 前記スライド操作部は、操作者の操作力を受ける操作部と、
    前記操作部が操作力を受けたとき前記玉払出し装置の玉払出し位置でのスライド規制を解除するスライド解除機構と、
    前記スライド解除機構のスライド解除動作に連動して前記玉払出し装置を玉払出し位置から玉抜き位置へとスライドさせる付勢機構と、
    を備えた請求項2記載の玉ホッパーの玉抜き構造。
  4. 前記玉払出し装置の前段に位置し、前記同一傾斜通路の上流側より流下してきた玉の通過を規制する玉通過規制位置と、この玉通過規制位置より退避して玉の通過を許容する退避位置とに切換え操作される玉通過規制部材を設け、
    前記玉通過規制部材を玉通過規制位置に切換えた後、前記玉払出し装置を玉払出し位置から玉抜き位置へとスライドさせたとき、前記玉通過規制部材を玉抜き開口部へと臨む玉抜きガイド兼用位置に至らせる
    請求項1、2または3記載の玉ホッパーの玉抜き構造。
  5. 多数個の玉を貯留する貯留タンクと、前記貯留タンクに貯留された玉を自重により傾斜方向に転動させながら下流側に整列する整列部と、前記整列部に整列された玉を回転体の回転送り動作により下流側に払出す玉払出し装置とを同一傾斜通路上に連設してなる玉ホッパーであって、
    前記玉払出し装置は、前記整列部より整列して導かれた玉を回転送りして個別に払出し動作する回転体と該回転体より払出された玉数を計数する計数センサとをケーシングに内蔵して一体的に設けた払出しユニットと、該払出しユニットを駆動する駆動ユニットとから構成され、
    前記払出しユニットの取付け位置をロック・ロック解除するロック機構と、
    前記ロック機構をロック解除操作したとき、前記払出しユニットを回動させて該払出しユニットを玉払出し位置から前記同一傾斜通路の底面に玉抜き開口部を形成する玉抜き位置に回動させる回動機構と、
    を備えた玉ホッパーの玉抜き構造。
JP2004034993A 2004-02-12 2004-02-12 玉ホッパー Expired - Lifetime JP4483326B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004034993A JP4483326B2 (ja) 2004-02-12 2004-02-12 玉ホッパー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004034993A JP4483326B2 (ja) 2004-02-12 2004-02-12 玉ホッパー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005224350A true JP2005224350A (ja) 2005-08-25
JP4483326B2 JP4483326B2 (ja) 2010-06-16

Family

ID=34999518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004034993A Expired - Lifetime JP4483326B2 (ja) 2004-02-12 2004-02-12 玉ホッパー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4483326B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007202974A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Heiwa Corp 遊技機の球払出装置
JP2007330397A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Mrd:Kk 遊技機の球流下構造
JP2008188336A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Heiwa Corp 遊技機の球払出装置
JP2009000415A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Omron Corp 球貯留装置、貯留タンク一体型球払出装置及び遊技機
JP2009160048A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Okumura Yu-Ki Co Ltd パチンコ遊技機
JP2010207282A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Heiwa Corp 球払出装置及び遊技機
JP2011183114A (ja) * 2010-03-11 2011-09-22 Omron Corp 球払出装置の球抜き機構
JP2012152618A (ja) * 2012-05-23 2012-08-16 Okumura Yu-Ki Co Ltd パチンコ遊技機

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007202974A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Heiwa Corp 遊技機の球払出装置
JP2007330397A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Mrd:Kk 遊技機の球流下構造
JP2008188336A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Heiwa Corp 遊技機の球払出装置
JP2009000415A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Omron Corp 球貯留装置、貯留タンク一体型球払出装置及び遊技機
JP2009160048A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Okumura Yu-Ki Co Ltd パチンコ遊技機
JP2010207282A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Heiwa Corp 球払出装置及び遊技機
JP2011183114A (ja) * 2010-03-11 2011-09-22 Omron Corp 球払出装置の球抜き機構
JP2012152618A (ja) * 2012-05-23 2012-08-16 Okumura Yu-Ki Co Ltd パチンコ遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4483326B2 (ja) 2010-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006271550A (ja) 玉払出装置及び遊技機
JP4483326B2 (ja) 玉ホッパー
JP5925586B2 (ja) 遊技機における球払出装置
JP4501582B2 (ja) 整列通路、貯留タンクおよび玉ホッパー
JP2004275744A (ja) パチンコ遊技機
JP4992322B2 (ja) 球払出機の球抜き装置
JP5418319B2 (ja) 球払出装置の球抜き機構
JP4378982B2 (ja) パチンコ玉ホッパー
JP4587643B2 (ja) 貯留タンクおよびパチンコ玉ホッパー
JP6593884B2 (ja) 遊技機
JP2004154184A (ja) パチンコ遊技機
JP2006000370A (ja) 台間機用遊技メダルの一括投入機構
JP4444899B2 (ja) 遊技機用台間機
JP6021286B1 (ja) 遊技機
JP5176408B2 (ja) 球貯留装置、貯留タンク一体型球払出装置及び遊技機
JP4487677B2 (ja) スプロケットの回転停止位置制御方法、玉払出装置の払出制御方法、玉払出装置および玉ホッパー
JP2001231999A5 (ja)
JP2007244554A (ja) メダル送り装置
JP4684907B2 (ja) 遊技機用台間機
JP4608447B2 (ja) 遊技機用台間機
JP6042098B2 (ja) 遊技機における球払出装置
JP4431100B2 (ja) メダル送り装置
JP5975413B1 (ja) 遊技機
JP2007215564A (ja) 遊技機用台間機
JP4444898B2 (ja) 遊技機用台間機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090827

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100302

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4483326

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140402

Year of fee payment: 4

EXPY Cancellation because of completion of term