JP4992322B2 - 球払出機の球抜き装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばパチンコ機の入賞球の払出しや貸球装置の貸球の払出しに用いられる球払出機に関し、さらに詳しくは貯留タンクに貯留されている多数の貯留球をワンタッチで効率よく回収処理する球払出機の球抜き装置に関する。
以下、パチンコ機を例にとって説明する。一般に、パチンコ機は、パチンコ球(以下、球と称す)を遊技媒体として、パチンコ台の背面側からパチンコ台の前面側に球を供給している。この球の供給に際して、パチンコ機の背面側上部に多数個の球を貯留する貯留タンク(景品球タンク)を設置し、この貯留タンクへは上方の補給機構から球を補給させて貯留し、払出要請に応じて貯留した球を下方に払出すようにしている。この球の払出し時に、貯留タンクから球を整列させる球整列装置を介して、貯留タンクに貯留した球を球払出装置(入賞球処理装置)に導き、ここで払出し指令された球数を払出し、パチンコ機の前面の上皿または下皿に払出している。
ところで、パチンコ機には球払出し動作とは別に、特許文献1及び特許文献2に開示されているように貯留タンクに貯留されている球を一気に球抜き(回収)させて貯留タンク内を空にする球抜き装置が備えられている。この種の球抜きの目的は、パチンコ機の出荷検査時、遊技ホール内でのパチンコ機の移動、もしくはパチンコ機を廃棄するなどのために備えられている。
通常、このような球抜き装置の球抜き動作は、貯留タンクと球払出装置との間を結ぶ緩やかな傾斜通路間において実施され、球の流れる方向が傾斜方向から真下の垂直方向へと方向変換させ、球を落下させて回収するように通路底面を開放させて球抜きしている。
この通路底面の開放手段として、例えば先行出願の特許文献3に開示されているように、球払出装置を下流側に変位(例えばスライド)させることに連動して、該球払出装置の通路底面と、その上流側の通路底面との間に、下方の球抜き通路に連通する球抜き開口部を開口する球抜き構造が知られている。これにより、通路底面を開口するだけで球は自重によって転動し下方の球抜き通路へと導かれる。
しかし、球抜き開始時には、上流側から流下してきた球を球払出装置側から回収通路側へと切換えて供給できるように、係員が手で球通過規制レバーを動かして、球払出装置の直前で通路を切換える必要がある。また、傾斜通路に球が直列に並んでいる整列状態の所へ球通過規制レバーの先端を割り込ませるため、該球通過規制レバーの先端が連続的に並んでいる球に接触するおそれがある。該レバーの先端が球に接触して球と球との間に介入できない場合は割り込み不可となり、球抜き用の回収通路を形成できなくなる。このようなことを考慮して、球抜き操作時には係員が手作業により球と球との間に、レバー介入空間を作ってから球通過規制レバーを割り込ませたり、完全に切換えられたことを確認するなど係員による通路の切換え操作に手間がかかっていた。
また、球抜き終了後は、係員の手動操作によって、先に球通過規制レバーを元の待機位置に戻し、通過規制を解除した後、球払出装置を係員によって元の待機位置に戻していた。この場合、係員が球通過規制レバーの復帰操作と、球払出装置の復帰操作との元に戻す順番を間違えると、球詰りや破損及び故障の原因になってしまう。このため、球抜き操作をする場合は、切換に手間のかかる係員作業と、正確な操作順序とを必要として係員作業の負担が大きく、効率の良い球抜き操作ができない問題を有していた。
特開平11−90008号公報。 特開2002−200289号公報。 特開2005−224350号公報。
そこでこの発明は、球払出機からの球抜きに際して、球払出装置のスライド動作に全ての球抜き動作を連動させることにより、球抜き操作をワンタッチで効率よく実行させることができる球払出機の球抜き装置を提供することを目的とする。
この発明は、多数個の球を貯留する貯留タンクと、前記貯留タンクに貯留されている球を自重により傾斜方向に転動させる傾斜通路を有し、その傾斜通路上を転動する球を直列に整列させる整列部と、前記整列部に整列された球を回転体の回転送り操作により下流に払出す球払出装置とを、同一傾斜通路上の傾斜方向に直線的に連設させてなる球払出機であって、前記球払出装置を前記同一傾斜通路上の傾斜方向に沿って上流側から下流側にスライドさせるスライド機構と、前記スライド機構を介して前記球払出装置をスライドさせることに基づいて、該球払出装置と対応する傾斜通路の底面と、その上流側の傾斜通路の底面との間に、球抜き開口部を開口させるスライド操作部と、前記スライド操作部の操作に基づき、前記球払出装置のスライドする動きに連動してスライド移動する球抜きガイドレバーと、前記球払出装置の前記球抜き開口部を開口させるスライドする動きに連動して該球抜きガイドレバーがスライド移動する際、該球抜きガイドレバーを球抜き待機位置から前記球抜き開口部の球抜きガイド位置へと摺動ガイドする凹凸部を備えた球抜きガイドレールとを備え、前記球抜きガイドレバーは回転自由に軸支され、球抜き待機位置では前記球抜きガイドレールの前記凹凸部の凹部に摺動ガイドされており、球抜きガイド位置では前記球抜きガイドレールの前記凹凸部の凸部に摺動ガイドされる球払出機の球抜き装置であることを特徴とする。
この発明の態様として、前記球抜きガイドレールは、傾斜通路の凹溝内を並列通路に仕切る仕切板の上面に形成することができる。
この発明の態様として、前記球抜きガイドレールは、傾斜通路の傾斜方向に沿う側壁に形成することができる。
この発明によれば、球払出装置のスライドする動きに連動して開口される球抜き開口部の開口に合わせて、球抜きガイドレバーを球抜きガイド位置へと移動させることができるため、球抜き作業に手間がかからず、また球抜き開始時や復帰時操作をワンタッチで正確に実行できる。従って、その操作手順も自動化して間違いもなくなるので係員作業の負担が小さくなり、球抜時の作業効率が向上する。また、球抜き動作を安定して実行させることができるので信頼性の高い球抜きを実行できる。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて説明する。
図1はパチンコ機のパチンコ台11Aの背面側上部に装備される球払出機11を示す。この球払出機11は、図2にも示すように、上流側の貯留タンク12と下流側の球払出装置13とを一体化して構成され、これらはパチンコ台11Aの一方の台端側に横長に設置した大きな貯留タンク12の他方の台端側に延びる端部に小さな球払出装置13を連結した単体構成をとっている。
上述の貯留タンク12は、図3に示すように、上面を開放した先細の凹形状を有し、この上面開放部に対して上方の図示しない補給機構から球が補給され、ここで多数個の球を貯留する。この貯留タンク12に貯留された球は自重により転動して上流側から下流側へと流下し、該流下した球を下流側に配設された球払出装置13へと導くように構成している。
この場合、球を上流側から下流側に円滑に通過させるために球払出装置13の前段には整列通路14を形成している。この整列通路14は、図4に示すように、貯留タンク12と一体に構成され、この貯留タンク12の先端部に細長い整列通路14を突出させて備えている。
ところで、上流側の貯留タンク12内のタンク底面から下流側の球払出装置13の球を払出す底面にかけては、同一傾斜方向に緩やかに傾斜させて直進する長い同一傾斜通路Lを設けている。
この同一傾斜通路Lは、貯留タンク12と整列通路14と球払出装置13との順に球Pを転動させて通過させる各通路の底面を、同一傾斜方向の緩やかな傾斜角度に設定して接続した通路である。このため、球が自重により上流側から下流側へと緩やかに転動する。
またこの場合は、同一傾斜方向に直進する通路であるため、球流下時の落差や方向変換がなくなり、球の流下に適した滑らかな直進通路となり、球は同一傾斜方向に直進移動しながら流下する。
この場合、同一傾斜通路Lの傾斜角度が小さければ、傾きが緩いので球の転動速度が遅くなり、下流側への球の供給が滞りやすくなる。これに対し、同一傾斜通路Lの傾斜角度が大きいと、傾きが急になるので下流側へ連なって流下する球の重力による負荷が増大する。このようなことから同一傾斜通路Lの傾斜角度は、球の円滑な流れが得られる5〜8度程度の緩やかな傾斜角度が適している。このため、ここを転動する球は速度差が少なくなり、個々の球は安定して流下する。
ことに、同一傾斜通路Lは、斜め下向きに長く直進する直線の通路であることから縦(高さ)方向よりも横方向に長く延びることになる。このため、同一傾斜通路Lは高さ方向の占有場所が少なくて済み、パチンコ台11Aの背面側中央部のスペースを広くとれるコンパクトな取付けが可能になる。
上述の球払出機11の3要素である貯留タンク12と整列通路14と球払出装置13とについては、これらを横長に保持板15で保持して一体化してなる水平払出しユニット16として設けている。
この水平払出しユニット16の保持板15は、パチンコ台11Aの幅長さよりも短い横長で平板状を有し、この保持板15の一片面に、整列通路14を備えた貯留タンク12と球払出装置13とを横長に一体に取付けた状態で、他片面をパチンコ台背面側に取付けている。また、この場合は1枚の保持板15を介して取付けるため部品点数が少なくなり、貯留タンク12と球払出装置13との取付けが簡単化する。さらに、パチンコ台11Aの背面側から見て、保持板15に取付けられている貯留タンク12と球払出装置13とが露出しているため、これらに対しては係員による保守点検が容易になる。
また、貯留タンク12と整列通路14と球払出装置13とは、横長の直列に連設した一体物の水平払出しユニット16として単品で扱うことができるため、パチンコ台11Aへの組付け作業が容易になる。
さらに、この水平払出しユニット16は横方向に向けて長い緩やかな同一傾斜通路Lを有しているため、全長が横方向に長く、直方体状の一体物となり、該通路Lの高さ方向を短くできる。このため、縦型のパチンコ台背面側の上部位置に横長にして小さく組込むことができる。このため、パチンコ台背面側に取付けられた水平払出しユニット16の下方には他部品の取付けスペースが大きく取れる。また、横長に直列させることにより、下流側の球払出装置13に球を導くときにS字形通路のように通路を湾曲させたり、折り返えさせたりせずに済み、直線的に設けることができる。このため、全通路長さを短縮して小型化できる。
さらに、水平払出しユニット16からの球の払出し口17を、該ユニット16の球払出装置13の通路終端側に位置する一端部の下面に設けて、該払出し口17より球を下方に払出すように構成している。このため、該ユニット16の側方のスペースを十分に活用できる。この払出し口17に、球降下通路18(図1参照)を接続して、これより払出された球を下方の図示しないパチンコ台前面の受皿へと払出す。
上述の同一傾斜通路Lの上流側に位置する貯留タンク12の底面には、球有無検知スイッチSWを配設して、該タンク12内での球の収容状態を検知している。この貯留タンク12の下流側先端部には、該タンク12に貯留された積層状態の球を少しずつ整列させて流下させるように先端部の左右の両壁を先細に絞り、その絞った細長い通路を前方に長く延設し、この延設部分を整列通路14に設けている。
この整列通路14は、左右の壁面とその間の仕切板68とで2列の凹溝を有する通路14a,14bを構成している。この場合、整列通路14の底部には異物排除用に格子状に開口した排除口14cを開口している。この排除口14cを設けることにより、貯留タンク内に異物が混入しても、その下流側の整列通路14に移動した時点で、異物は排除口14cより落下して排除される。このため、常に球Pのみを通過させるようにして異物の混入による球詰りを回避している。
上述の2列の通路14a,14bを持つ整列通路14と、該整列通路14の上方空間部に対設される後述する重なり制限ローラ19とで、ここに未整列の不規則に導かれた球を2列に整列させる。
上述の重なり制限ローラ19は、整列通路14の上方に球の重なりを崩して球を整列させる整列部20として対設したものである。この整列部20は、通路方向に直交する片持ち支持軸21を傾動支点に通路方向に回動許容し、該軸21の下部に回転自由な重なり制限ローラ19を吊支している。この重なり制限ローラ19を備えることにより、球を貯留タンク12から下流側の整列通路14を介して球払出装置13へと受渡す場合の球の重なりを崩して球が集積状態に流下するときの過負荷を抑制することができ、球の受渡しに適した流下ガイド作用が得られる。上述した重なり制限ローラ19は回転自由に軸支して設けるだけでもよく、球の崩し力を高めるために重なり制限ローラ19に回転力を伝達させて回転駆動するように構成することもできる。
そして、2列に整列された球は、その下流側に位置する球払出装置13へと2列のまま導かれる。この場合、整列通路14の先端部14dは球払出装置13の位置まで延びており、上流側の貯留タンク12と下流側の球払出装置13とは整列通路14を介して直線的に同一傾斜通路Lにて接続されている。また、球払出装置13は、水平払出しユニット16から取外して単独で扱えるように着脱許容して設けており、この球払出装置13の内部の保守点検を容易にしている。また、整列通路14の先端部14d側の仕切板68には、後述する球抜きガイドレバー60を摺動ガイドする凹状の球抜きガイドレール62を設けている。
上述の貯留タンク12は、貯留した多数個の球Pを、自重により転動させて下流側の球流下口12aへと導くようにしており、この球流下口12aに向けてタンク側面の幅方向を次第に幅狭に絞った逆ハの字形の絞り部を設けている。
また、この貯留タンク12の下流側上部には天板22を備えている。この天板22は、整列通路14と球払出装置13の上面を覆う長さを有する平板によって構成している。この天板22の上流側の端部には、貯留タンク12の下流側に対応し、該貯留タンクの上方空間部から真下に臨んで、積層された状態で重なり移動する球Pの上層部を受止める受止め片(図2参照)23を垂設している。
この受止め片23を設けることによって、貯留タンク12内で山積み状態にある球Pの上層部の流れを阻止する。このため、下部層の球Pだけを流下させることができ、これ以降は流下する球数の割合を減らして下流側に供給することができる。これにより、流下される球は下流側への球圧が軽減された流れになり、貯留タンク12から整列通路14側へと流下される球Pの供給に適した円滑な流れを確保できる。
また、天板22を設けたことにより、貯留タンク12に供給された球Pが仮に勢いよく飛び跳ねて貯留タンク12から飛び出し、該球Pが整列通路14や球払出装置13に至っても天板22で遮って、整列通路14や球払出装置13に飛び込まなくなるので球詰りや誤動作を誘起させる恐れがなくなる。
次に、球を払出し動作する球払出装置13について説明する。
この球払出装置13は送り部24と検出部25とから構成され、上流側の貯留タンク12と整列通路14に続く、その下流側の同一傾斜通路Lに沿って前記送り部24と検出部25とをこの順に有している。
上述の送り部24は、同一傾斜通路Lの終端部上面にスプロケット26を対設し、このスプロケット26と同一傾斜通路Lとの間に導いた球Pを払出し回転方向に1個ずつ連続的に送り出すものである。
また、上述のスプロケット26と、その下方の同一傾斜通路Lとの上下間に導かれた球Pはスプロケット26の回転に伴って1個ずつ送り動作される。このため、連続的に供給される複数個の球Pは途切れることなく連続的に払出される。
このスプロケット26は、外周面に球送りに適した半円状の凹部と凸部(爪部)とを周方向に交互に有している。そして、図示しない払出しモータの駆動力により、スプロケット26を払出しに適した一定速度に回転させる。これにより、ここに導かれた球Pを該スプロケット26の回転に伴って1個ずつ爪部で仕切り、凹部で保持しながら個別送りする。
上述の検出部25は、払出された球Pを計数する2列の通路に対応する2個の計数センサSを設けたものであり、例えば近接センサを同一傾斜通路Lの終端位置近くに配設して構成する。そして、球Pが同一傾斜通路Lを通って払出されたとき、通過した払出し直後の球Pを計数センサSが計数する。
さらに、球払出装置13の直前には、同一傾斜通路Lの底面とその上方の対向面間で球Pの重なりを制限する逆への字形の平板状の重なり防止カバー27を該同一傾斜通路Lの上方に対設している。この重なり防止カバー27によって球Pの重なりを防止して、スプロケット26の直前での球Pの整列を完全にしている。
また、球払出装置13の直前の位置には、球Pの流れを止めることができる球通過規制レバー28を配設している。この球通過規制レバー28は、図5に示すように、後述する駆動ユニットU2の側壁に突出する支軸29に該球通過規制レバー28の上端部を軸支して設けている。この支軸29を回動支点に該レバー28の下端部を上下位置に回動許容して設け、上動退避位置に移動させている場合は同一傾斜通路Lでの規制がないため球Pの通過を許容し、下動させた場合には該レバー28の下端部が同一傾斜通路Lに直交して該同一傾斜通路Lを閉鎖し、球Pの通過を規制して、球払出装置13への球Pの供給を停止する。
この球通過規制レバー28は、並列する整列通路14の手前側の通路14aと奥側の通路14bとに別々に対応するように該レバー28の先端部が二股に分かれていて、さらに流下方向に段違いにずらして互いの通路14a,14bの球規制位置を流下方向にずらした形状になっている。これにより、並列した通路であっても連続した球Pと球Pの間に手前側の通路14aと奥側の通路14bとのそれぞれに球通過規制レバー28の先端部が滑らかに入り込むようにするためである。
さらに、球通過規制レバー28は上端部に扇形部を有し、この扇形部に、該レバー28を上向きに傾動させたときに弾性変位して該レバー28を上動退避位置に位置決めするための下部弾性係止片30を設けている。そして、この下部弾性係止片30が駆動ユニットU2の側壁に突出する係合ピン31に係止対応したとき、該球通過規制レバー28を上動退避位置にて弾性保持する。これにより、球Pの通過が許容されて球払出装置13へと球Pが連続的に供給される。
また、球通過規制レバー28の扇形部分には、該レバー28を下向きに傾動させたときに下動規制位置で位置決めするための上部係止片32を設け、この上部係止片32が前記係合ピン31に係止対応したとき、該上部係止片32は球通過規制レバー28を下動規制位置にて保持する。この場合は、該レバー28の下端部が同一傾斜通路Lを遮って閉鎖することにより球Pの通過を規制する。このように、球通過規制レバー28を上動退避位置か下動規制位置かの何れかに傾動させて、球Pの流れを開放または停止させることができる。
この球通過規制レバー28については、球詰りなどで球払出装置13を取外す際に、球Pの流下規制がひつようになる場合に使用し、球Pの流下規制が必要のない場合は該球通過規制レバー28を上動退避させて、球払出装置13への球Pの供給を停止させないようにしている。
さらに、球通過規制レバー28の直前には、球抜き操作時に球Pの排出を案内する球抜きガイドレバー60を配設している。この球抜きガイドレバー60は、図6及び図7に示すように、両側面に支軸61を突設し、該支軸61を重なり防止カバー27の軸支孔69に回転自由に軸支させて取付けている。さらに、該球抜きガイドレバー60の上流側端部には摺動ガイド用の摺動突片66を突設し、下流側端部には球抜き方向にガイドするレバー突片67を突設している。
前記摺動突片66は、球抜きガイドレバー60が後述する球払出装置13と共に、下流側にスライド動作することに応じて傾動する姿勢をガイドし、球抜きガイド位置から退避位置までの該レバー60の姿勢を終始ガイドする役目を有している。そして、図8に示すように、この摺動突片66を摺動ガイドする位置を貯留タンク12の仕切板68上部の稜線に設定し、この稜線の形状を球抜きガイドレール62として凹凸形成して設けている。ここに該摺動突片66がカムのごとく接触対応してガイドされる。
この球抜きガイドレバー60は、通常、図8(A)に示すように、摺動突片66が球抜きガイドレール62の凹部の深い位置に接触対応した待機位置としての第1対応位置P1で待機している。その後、該球抜きガイドレバー60がスライド動作を受けて下流側にスライドしたときに、図8(B)に示すように、摺動突片66が球抜きガイドレール62の凹部の浅い位置に接触対応したガイド始動位置としての第2対応位置P2に移行する。最後に、図8(C)に示すように、摺動突片66が球抜きガイドレール62の凹部から出てレバー突片67が下流側に傾き、該レバー突片67が球抜きガイド位置に移動した第3対応位置P3に至る。
前記レバー突片67は、2列の整列通路14に対応させて並列に突出されており、前記摺動突片66の第1対応位置P1から第3対応位置P3までの動きに追従して移動することになり、該レバー突片67は球抜き待機位置と球抜きガイド位置とに切換えられる。
ところで、この球払出機11には、図9に示すように、貯留タンク12及び同一傾斜通路Lに存在している全ての球Pを球抜き回収して、球払出機11を空にするための球抜き機構71を備えている。この球抜き機構71は、球払出装置13を同一傾斜通路Lの傾斜方向にスライドさせるスライド機構72(図10〜図12参照)と、このスライド機構72を係員がスライド操作させるスライド操作部73(図13〜図15参照)とから構成される。
この球抜き機構71によって球払出装置13を下流方向にスライドさせたとき、該球払出装置13の通路底面とその上流側の同一傾斜通路Lの底面との間に球抜き開口部74を形成して、同一傾斜通路Lから球抜き通路75に球Pを真下に落下させる。そして、この球抜き開口部74の下方に接続される球抜き通路75を介して球抜きするように設けている。
前記スライド機構72は、図10に示すように、払出しユニットU1と駆動ユニットU2との両ユニットU1,U2を左右に連結して一体化した球払出装置13を球払出機11の長手(傾斜通路)方向にスライド許容して設けたものである。
このスライドに際しては、図11及び図12に示すように、保持板15の内壁面に突設するガイド突起76に、駆動ユニットU2に延設したガイドレール77を係合させて球払出装置13を球払出機11の長手方向にスライドガイド可能に支持している。
このガイドレール77は、図11に示すように、スライド方向に沿って開口した直列する両側の長孔78に一対のガイド突起76をそれぞれ係合させることにより安定してスライドガイドされる。そして、長孔78の開口長さがほぼスライド長さに相当し、この長孔78の一端にガイド突起76が当接してスライド規制される。
この球払出装置13はガイドレール77の側面に突設した係止突起79(図12参照)と、保持板15の内壁面に突設した係止突起80(図11参照)との間に張設されたコイルバネ81の引張り作用によって球抜き開口部74を開口する方向に付勢している。通常、このコイルバネ81は球抜き開口部74を閉じた状態から開口する方向に付勢作用を働かせた状態に支持されている。
このときのスライド位置の位置規制及び位置規制解除は、図13〜図15に示すように、スライド操作部73としてのツマミ部82を持つ連結ピン83と、球払出し位置でのスライド規制を解除するスライド解除機構84とを組合せて実行される。
前記連結ピン83は、図13に示すように、通路と直交する方向に天板22の下面に軸支され、該連結ピン83に軸着されたバネストッパ85と天板側壁22aとの間に圧縮された状態に介在されているロックバネ63の軸方向に付勢力によって、該連結ピン83の先端部(内端部)64は球払出装置13の一方の駆動ユニットU2の側壁穴65に挿入されている。この連結ピン83を挿入させた球払出装置13の位置決め作用によって、該球払出装置13を払出状態の位置で保持している。この連結ピン83の外端部は、指でつまんで引くことができるツマミ部82が突出した形となっており、容易に引き出し操作可能となっている。そして、このツマミ部82を引いて連結ピン83の先端部64が駆動ユニットU2の側壁穴65より外れたとき、該駆動ユニットU2を備えた球払出装置13はスライドが許可される。
次に、球抜きを行う際の手順及び球抜き処理動作について説明する。
先ず、係員は連結ピン83のツマミ部82を引く。これにより、連結ピン83の先端部64が駆動ユニットU2の側壁穴65から抜ける。このとき、ガイドレール77を介してコイルバネ81により付勢されている駆動ユニットU2が下流側の球抜き位置までスライドすることで、図16(A)及び図16(B)に示すように、貯留タンク12と球払出装置13との通路下面間に球抜き開口部74が開口される。
この駆動ユニットU2のスライドに伴って、球抜きガイドレバー60が仕切板68の球抜きガイドレール62に沿って流下方向に変位することで、球抜きガイドレバー60のレバー突片67が下降して球Pと球Pの間に入り込み、球抜き開口部74から球抜き通路75へと球Pを流下案内する球抜きガイドとなる。ここで、図16(C)に示すように、駆動ユニットU2がスライドしている途中(球抜き開口部74が開口し始めて)から球抜きガイドレバー先端のレバー突片67の変位(下降)が始まることで、球Pが球抜き通路75に流下し、それによって球Pと球Pの間に隙間ができた所へ球抜きガイドレバー60のレバー突片67が滑らかに下降して球Pと球Pの間に入り込むことが可能になる。
この場合、球抜きガイドレバー60は、球払出装置13のスライドする動きに連動して、球抜き待機位置から球抜きガイド位置へと移動する動きを、球抜きガイドレール62により任意の向きに摺動させながらガイドさせることができる。このため、球抜きガイドレバー60を球抜きに適したガイド位置と退避位置とに容易に設定することができる。
さらに、球抜きガイドレール62によって、球払出装置13のスライドする動きに連動して開口される球抜き開口部74の開口に合わせて、該球抜きガイドレバー60を球抜き開口部74の球抜きガイド位置へと移動させることができる。よって、球抜き開口部74が開口すると同時に、球抜きガイドレバー60は球抜きガイド位置への移動が完了し、正確で信頼性の高い球抜き初期ガイド条件を満たすことができ、信頼性の高い安定した球抜き動作を実行することができる。ことに、ツマミ部82を引くことに連動して球抜き動作の全てを連動させるというワンタッチによる球抜きを実行できる。従って、球抜き操作する係員は、ツマミ部82を引くだけのワンタッチで球抜きを開始させることができる。
そして、球払出機11での全ての球Pの回収を終えると、係員は球払出装置13を掴んでスライド前の位置に押し戻すように逆向きにスライドさせれば、球払出装置13は再び球払出し位置に戻り、このとき連結ピン83は駆動ユニットU2の側壁穴65に入り込み、位置規制されると同時に球抜き開口部74が閉じられる。この球抜き開口部74が閉じられると同時に球抜きガイドレバー60が仕切片68の球抜きガイドレール62に沿って上方の退避位置に戻る。
また、球抜き終了後に球払出装置13を元の位置に戻す場合、係員が該球払出装置13を逆向きにスライドさせて押し戻すだけのワンタッチで球払出機11を正規の球払出状態に復帰させることができる。この場合も、球払出装置13の逆向きのスライドする動きに連動して、球抜きガイドレバー60の退避動作と球抜き開口部74の閉動作がそれぞれ連動する。
よって、球抜きガイドレバー60は球抜きガイドレール62に追従して先に上動退避し始め、続いて球抜き開口部74が閉動作し始めるので、復帰順序は自動化されて間違うことがなくなる。その後、同一傾斜通路Lは再び開放されて球Pが流れ、その下流側の球払出装置13に球Pが供給されて、次の球Pの払出しに備えられる。
上述の実施例では球抜きガイドレバー60を摺動ガイドする手段として、該球抜きガイドレバー60の摺動突片66と、仕切板68の球抜きガイドレール62とを接触対応させて摺動ガイドする例を示したが、これに限らず、その他の摺動ガイド構造を用いても構成することができる。
例えば、球抜きガイドレバーの側方をガイドして構成するようにしてもよい。その一例として図17に示すように、球抜きガイドレバー171の流下方向と直交する片側面に摺動突片172を突設し、該摺動突片172と対応する側壁173の開口した上面に該摺動突片172を摺動ガイドさせる球抜きガイドレール174を形成し、この球抜きガイドレール174に該摺動突片172を接触対応させて該球抜きガイドレバー171を任意のガイド方向に摺動自在に設けることができる。このような摺動ガイド構造を備えても、球払出装置をスライドさせたときのスライド動作に連動して球抜き動作を得ることができる。
さらに、他の例として図18に示すように、球抜きガイドレバー181の片側もしくは両側に摺動ガイド用の支軸182を突設し、該支軸182と対応する側壁183に該支軸182を摺動ガイドさせる方向の摺動軌跡を持たせたレール孔184を開口し、このレール孔184に支軸182を係合させて該球抜きガイドレバー181を任意のガイド方向に摺動自在に設けることができる。このような摺動ガイド構造を備えても、球払出装置をスライドさせたときのスライド動作に連動して球抜き動作を得ることができる。
この発明の構成と、上述の実施例の構成との対応において、
この発明の回転体は、実施例のスプロケット26に対応するも、この発明は上述の実施例の構成に限定されるものではなく、請求項に記載される技術思想に基づいて応用することができる。
球払出機を備えたパチンコ台の要部背面図。 球払出機を示す縦断面図。 球払出機を示す外観斜視図。 貯留タンク内での球の流れを示す斜視図。 球払出機の球払出し状態を示す縦断面図。 球払出機の要部斜視図。 球払出機の要部分解斜視図。 球払出機の球抜き状態を示す説明図。 球払出装置のスライド後の状態を示す要部縦断面図。 球払出装置とスライド機構との関係を示す斜視図。 コイルバネとガイドレールとの係止状態を示す拡大斜視図。 コイルバネと保持板との係止状態を示す要部拡大斜視図。 スライド操作部のスライド規制状態を示す要部斜視図。 スライド操作部の要部分解斜視図。 スライド操作部の要部縦断面図。 球払出機の球抜き時の切換え状態を示す説明図。 球抜きガイドレバーの他の摺動ガイド構造を示す要部斜視図。 球抜きガイドレバーのさらに他の摺動ガイド構造を示す説明図。
11…球払出機
13…球払出装置
60,171,181…球抜きガイドレバー
62,174…球抜きガイドレール
71…球抜き機構
72…スライド機構
73…スライド操作部
74…球抜き開口部
184…レール孔

Claims (3)

  1. 多数個の球を貯留する貯留タンクと、
    前記貯留タンクに貯留されている球を自重により傾斜方向に転動させる傾斜通路を有し、その傾斜通路上を転動する球を直列に整列させる整列部と、
    前記整列部に整列された球を回転体の回転送り操作により下流に払出す球払出装置とを、同一傾斜通路上の傾斜方向に直線的に連設させてなる球払出機であって、
    前記球払出装置を前記同一傾斜通路上の傾斜方向に沿って上流側から下流側にスライドさせるスライド機構と、
    前記スライド機構を介して前記球払出装置をスライドさせることに基づいて、該球払出装置と対応する傾斜通路の底面と、その上流側の傾斜通路の底面との間に、球抜き開口部を開口させるスライド操作部と、
    前記スライド操作部の操作に基づき、前記球払出装置のスライドする動きに連動してスライド移動する球抜きガイドレバーと、
    前記球払出装置の前記球抜き開口部を開口させるスライドする動きに連動して該球抜きガイドレバーがスライド移動する際、該球抜きガイドレバーを球抜き待機位置から前記球抜き開口部の球抜きガイド位置へと摺動ガイドする凹凸部を備えた球抜きガイドレールとを備え、
    前記球抜きガイドレバーは回転自由に軸支されており、
    球抜き待機位置では前記球抜きガイドレールの前記凹凸部の凹部に摺動ガイドされ、
    球抜きガイド位置では前記球抜きガイドレールの前記凹凸部の凸部に摺動ガイドされる
    球払出機の球抜き装置。
  2. 前記球抜きガイドレールは、傾斜通路の凹溝内を並列通路に仕切る仕切板の上面に形成した
    請求項記載の球払出機の球抜き装置。
  3. 前記球抜きガイドレールは、傾斜通路の傾斜方向に沿う側壁に形成した
    請求項記載の球払出機の球抜き装置。
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