JP2008264260A - 貯留タンク一体型玉払出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型で、玉詰まりの生じ難い貯留タンク一体型玉払出装置を提供する。
【解決手段】貯留タンク一体型玉払出装置1は、供給される玉を貯留する貯留タンク11と、貯留タンク11の玉流下口部21に連結され、貯留タンク11から流下する玉を1条に整列する少なくとも一つの整列通路12a、12bと、少なくとも一つの整列通路12a、12bの下流側に連結された玉払い出し部13とを有する。また、少なくとも一つの整列通路12a、12bの上流側の側壁には、玉の流下方向に対して鋭角をなす第1の屈曲部31a、31bが形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばパチンコ遊技機(以下、パチンコ機と称する)の入賞玉の払い出しや貸玉の払い出しに用いられる貯留タンク一体型玉払出装置に関する。
一般に、パチンコ機は、遊技媒体であるパチンコ玉(以下、単に玉と称する)をパチンコ機の背面側から前面側に賞玉又は貸玉を払い出している。賞玉や貸玉の払出のために、パチンコ機は玉払出装置を備えている。玉払出装置はパチンコ機の遊技台の背面に設置され、多数個の玉を貯留する貯留タンクに貯留された玉を、玉流下通路を通じて下方に流下させ、玉流下通路の下方に設けられた玉払出部で計数しつつ、遊技台前面下部に設けられた上皿または下皿に払い出すように構成されている。
一方、玉払出装置では、遊技者がスムーズに遊技を行えるように、玉詰まりを起こさないようにすることが非常に重要である。そこで、貯留タンクから流下する玉を、1個ずつ流下するよう整列させるために、玉流路の両側壁を、玉の流下方向に向けて繰り返し屈曲させた縦波板形状に形成した整列用レールが開発されている(特許文献1参照)。また特許文献1に記載された整列用レールでは、その縦波板部分の突起が、下流にいくほど鋭角になるよう形成されており(特許文献1の図4及び段落0009を参照)、その整列用レールを流下する玉は、下流側にいくほど激しく左右に揺動されるので、流下速度が低下する。
特開2006−149568号公報
また近年、パチンコ機では、遊技性を高めるために、大型の表示装置が使用され、そのため表示装置及びその駆動装置などを搭載した基板も大型化している。そのような基板もまた、遊技台の背面に配置され、遊技台盤面の裏面の大部分の面積を占めている。そのようなパチンコ機においても、玉払出装置を含む玉払出機構を表示装置などの基板とともに遊技台の背面に配置するために、玉払出装置の一層の小型化、薄型化が望まれている。そこで、玉払出装置として、貯留タンクと玉払出部とが、緩やかな傾斜を有する整列通路を介して一体に構成された貯留タンク一体型玉払出装置が開発されている。
このような貯留タンク一体型玉払出装置に、特許文献1に記載された縦波構造を持つ整列用レールを適用しようとすると、整列通路の長さを十分に確保することができないため、縦波部分を2〜3個しか形成することができない。さらに、上記の整列用レールでは、下流側にいくほど縦波部分の突起の先端が鋭角になるように形成されているため、玉は各縦波部分を通る度に減速され、縦波部分を通過した後では、玉の流下速度が大きく低下する。しかし、貯留タンク一体型玉払出装置では、整列通路の下流側で減速し過ぎると、流下する玉同士の間隔が広がりすぎて玉払出部に設けられたスプロケットへの玉の流下がスプロケットの回転に間に合わず、スプロケットの爪と通路との間に玉を挟みこんで玉詰まりが生じるという、いわゆる玉ガミや、スプロケットが玉を取り込めないという、いわゆる玉抜けが生じてしまう。そのため、貯留タンク一体型玉払出装置に、特許文献1に記載された整列用レールを適用することは困難であった。したがって、整列通路の長さを十分に確保することのできない貯留タンク一体型玉払出装置において、玉ガミや玉抜けの発生を防止しつつ、玉詰まりの生じ難い装置の開発が依然として求められている。
上記の課題に鑑み、本発明は、設置スペースの少ない貯留タンク一体型玉払出装置を提供することを目的とする。
また本発明は、玉詰まりの生じ難い貯留タンク一体型玉払出装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る貯留タンク一体型玉払出装置は、供給される玉を貯留する貯留タンクと、貯留タンクの玉流下口部に連結され、貯留タンクから流下する玉を1条に整列する少なくとも一つの整列通路と、少なくとも一つの整列通路の下流側に連結された玉払い出し部とを有する。また、少なくとも一つの整列通路の上流側の側壁には、玉の流下方向に対して鋭角をなす第1の屈曲部が形成される。
また、少なくとも一つの整列通路には、第1の屈曲部の下流側の側壁に第2の屈曲部が形成され、その第2の屈曲部が玉の流下方向に対してなす角が、第1の屈曲部が玉の流下方向に対してなす角よりも小さいことが好ましい。
本発明によれば、設置スペースの少ない貯留タンク一体型玉払出装置を提供することが可能となった。
また本発明によれば、玉詰まりの生じ難い貯留タンク一体型玉払出装置を提供することが可能となった。
以下、図面を参照しつつ本発明を適用した貯留タンク一体型玉払出装置について詳細に説明する。本発明の第1の実施形態に係る貯留タンク一体型玉払出装置は、貯留タンクと玉払出部とが、緩やかな傾斜を有する整列通路を介して連設されたものであり、特に整列通路の側壁に、玉の流下方向に対して鋭角をなす屈曲部を形成するとともに、下流側ほど屈曲を少なくすることで、流下する玉を整列させるとともに、玉が玉払出部に到達した時点で十分な流下速度を得られるようにして、玉ガミや玉抜けの発生を防止する構成としたものである。
図1に、本発明の第1の実施形態に係る貯留タンク一体型玉払出装置1を備えたパチンコ機の遊技台盤面10の背面図を示す。
貯留タンク一体型玉払出装置1は、遊技台盤面10の裏面側上方に設置され、補給シュート(図示せず)から補給された玉を一時的に貯留可能となっている。また、貯留タンク一体型玉払出装置1の払出部の下方には、玉払出通路2が配設される。そして、貯留タンク一体型玉払出装置1は、制御部(図示せず)からの制御信号にしたがって、所定個数の玉を、玉払出通路2を介して遊技台の前面下部に位置する受皿(上皿または下皿)へと払い出す。さらに、貯留タンク一体型玉払出装置1の下方、遊技台盤面10の略中央部には、大型の表示装置や制御部等を備えた基板部3が配設されている。
次に、本発明の第1の実施形態に係る貯留タンク一体型玉払出装置1の詳細を説明する。図2及び図3に、貯留タンク一体型玉払出装置1の概略斜視図及び概略平面図を示す。さらに図4に、貯留タンク一体型玉払出装置1の分解斜視図を示す。また図5(a)及び(b)に、図3の矢視A−A’による、玉がない状態及び玉が流下している状態の貯留タンク一体型玉払出装置1の概略側面断面図を示す。
図2〜図5に示すように、貯留タンク一体型玉払出装置1は、補給シュートから補給された玉を一時的に貯留する貯留タンク11と、貯留タンク11から玉を一条に整列して流下させる2本の整列通路12a、12bと、貯留タンク11及び整列通路12a、12b内に玉を一時的に貯留し、かつ玉払出時に玉の計数を行う玉払出部13を有する。
貯留タンク11は、補給シュートから供給される玉を受け取れるように、上方が開口された箱型の形状を有する。また、貯留タンク11の底面は、玉が自重で転動して整列通路12a、12bへ向かうように、整列通路12a、12bへ向けて傾斜するような傾斜面として形成される。さらに、貯留タンク11の底面近傍の側壁は、複数の玉が整列通路12a、12bの入口で玉詰まりが生じることがないように、整列通路12a、12bに近づくにつれて徐々に幅が狭くなるように、ハの字型に形成される。そして、貯留タンク11は、底面近傍の側壁の間隔が玉2個分より若干広い程度になったところから下流側に向けて、整列通路12a、12bに連結するように、各列が玉1個分の幅より若干広い幅を有する平行した二列の通路状に形成された玉流下口部21を有する。
また、貯留タンク11の下流側の上部には、天板22が設置される。天板22は、貯留タンク11内に積み重なった状態で流下する玉の上層部分を受け止めて、その上層部分が流下することを阻止する。そのため、多数の玉が垂直方向に重なったまま整列通路12a、12bに向かうことが防止される。
さらに、貯留タンク11の下流側の一方の側壁には、玉検知センサ23が配設され、貯留タンク11内の玉の有無を検知する。その検知信号は、貯留タンク一体型玉払出装置1の動作を制御する制御部(図示せず)に送信される。
整列通路12a、12bは、貯留タンク11の玉流下口部21と連結され、貯留タンク11と一体に形成されている。そして、整列通路12a、12bは、それぞれ、貯留タンク11から流下する玉を、その下流端に設けられた玉払出部13へ1個ずつ導くよう、玉1個分よりも若干広い幅の通路となっている。さらに、整列通路12a、12bの底面は、玉が自重によって転動し、貯留タンク11から玉払出部13へ向かうように、下流側が低くなる緩やかな傾斜を有する。ここで、整列通路12a、12bの底面の傾斜角度が小さすぎると、玉の流下速度が遅くなり、玉払出部13に対して、流下する玉同士の間隔が空いてしまう。そのため、玉ガミや玉抜けといった不具合を生じるおそれがある。一方、整列通路12a、12bの底面の傾斜角度が大きすぎると、流下する玉に後続の玉から掛かる圧力が大きくなりすぎてしまい、玉がうまく整列されず、玉詰まりの原因となる。そこで、整列通路12a、12bの底面の傾斜角度は、5度〜8度の範囲内に設定することが好ましい。傾斜角度がこの範囲内に設定されていれば、整列通路12a、12bを流下する玉同士の間隔が広くなりすぎず、玉を連続的に流下させることができるとともに、過剰な圧力が玉に掛かることを防止することができる。
図6(a)及び(b)に、整列通路12a、12bの拡大平面図を示す。ここで図6(a)は、玉が流下していない状態の整列通路12a、12bを示し、図6(b)は、玉が流下してきた状態の整列通路12a、12bを示す。なお、簡単化のために、図6(a)及び(b)では、整列通路12a、12bの底面の傾斜している溝の図示は省略した。図6(a)及び(b)に示すように、整列通路12a、12bの側壁には、それぞれ上流側から下流側へ順に屈曲部31a〜33a、31b〜33bが形成されている。各屈曲部31a〜33a、31b〜33bでは、側壁が玉の流下方向に対して鋭角をなして屈曲しており、縦波板形状の通路を形成している。そのため、図6(b)に示すように、貯留タンク11から整列通路12a、12bへ流下してきた玉は、最も上流側の屈曲部31で内側の側壁に衝突し、流下方向に対して斜め外方向へ向かい、さらに屈曲部31の頂点付近で今度は外側の側壁に衝突して今度は斜め内方向へ向かうことになる。同様に、屈曲部32a、32b、33a、33bにおいても、流下する玉は、側壁に衝突することによって流下方向に対して横向きの力を受けて減速され、揺さぶられる。そのため、整列通路12a、12bを流下する玉は、それぞれ一条ずつに整列される。
ここで、本実施形態では、屈曲部31a〜33a、31b〜33bにおける側壁と流下方向のなす角α〜γを、最も上流側の屈曲部31a、31bで最も大きく、下流側の屈曲部ほど小さくなるように設定した。このように設定することにより、屈曲部31a、31bで十分に流下する玉の圧力を受け止めて玉の流れを安定させるとともに、下流側の屈曲部32、33でさらに玉を揺さぶることによって確実に流下する玉を整列することができる。さらに、下流側の屈曲部32a、32b、33a、33bでは、側壁と流下方向のなす角β及びγが、屈曲部31a、31bにおけるそのなす角αよりも小さいため、屈曲部31a、31bと比較して、玉を減速させる程度が少ない。そのため、玉払出部13に到達した時点で、玉は十分な流下速度を保つことができるので、玉払出部13に連続して玉を供給することができる。したがって、整列通路12a、12bは、玉ガミや玉抜けといった不具合の発生を防止しつつ、流下する玉を一条ずつ整列することができる。
なお、屈曲部31a、31bにおける、側壁と流下方向のなす角αは、玉の流れを十分に安定させつつ、屈曲部31a、31bで玉詰まりを生じさせないために、30度〜45度の範囲内に設定することが好ましい。さらに、屈曲部32a、32bにおける側壁と流下方向のなす角βと屈曲部33a、33bにおける側壁と流下方向のなす角γは、等しくてもよい。
玉払出部13は、スプロケット41a、41bと、回転検知センサ42、玉計数センサ43などを有する。なお、玉払出部13の各部は、公知の部品または機構によって構成できるため、以下では簡単に説明する。
図4に示すように、スプロケット41a、41bは、玉を1個ずつ送出するための送り爪が円周方向に等間隔で形成された円盤状に形状される。また、スプロケット41a、41bは、それぞれ整列通路12a、12bの下流側端部に隣接して設置され、回転軸44を中心として、玉の流下方向に回転可能となっている。さらに、スプロケット41a、41bは、玉を払い出す際、駆動モータ(図示せず)から回転軸44を介して伝達された動力によって、制御部(図示せず)によって指示された玉の個数分だけ回転する。そして、スプロケット41a、41bは、送り爪の間に玉を挟むようにして、整列通路12a、12bを流下してきた玉を、受皿に通じる玉払出通路2へ送出する。
また、スプロケット41a、41bの回転量は、スプロケット41a、41bに近接して設けられた回転検知センサ42によって検知され、その情報は制御基板に送られる。
さらに、玉計数センサ43は、スプロケット41a、41bの下方に有し、玉払出通路2の入口近傍に配設される。玉計数センサ43は、近接センサを用いたセンサであり、スプロケット41a、41bを通過して玉が払い出されたとき、この玉計数センサ43が払い出された玉を検知して計数するように構成されている。
また、玉払出部13に隣接して、整列通路12a、12bから分岐し、玉払出部13を経ることなく貯留タンク一体型玉払出装置1内に貯留されている玉を抜き出すための玉抜き通路(図示せず)が設けられる。玉払出通路2と玉抜き通路の分岐部には、玉通路切替部14が設けられている。そして、玉通路切替部14を操作することにより、貯留タンク一体型玉払出装置1内に貯留されている玉を、玉払出部13及び玉払出通路2を経て遊技台前面の受皿に払い出すか、玉抜き通路を経て抜き取るかを切り替えることができる。
以上説明してきたように、本発明を適用した貯留タンク一体型玉払出装置1は、貯留タンク11と玉払出部13とを、緩やかな傾斜を有する整列通路12a、12bで連結した構成を有しているので小型である。そのため、大型の表示装置が遊技盤に設置される場合でも、貯留タンク一体型玉払出装置1は遊技盤の背面の中央部及び側部のスペースを使用しないので、それらの基板と物理的に干渉せずに配置することができる。また、本発明を適用した貯留タンク一体型玉払出装置1は、整列通路12a、12bに設けた屈曲部31a〜33a、31b〜33bにより、流下する玉を流下方向に対して斜めの方向に揺さぶることによって、玉詰まりを生じないように整列することができる。さらに、屈曲部31a〜33a、31b〜33bの側壁と流下方向のなす角を、下流側ほど小さくしたことにより、整列通路12a、12bを流下する玉は、玉払出部13に到達した時点で十分な流下速度を有することができるので、玉ガミや玉抜けなどの不具合を防止することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る玉払出装置について説明する。
図7に、本発明の第2の実施形態に係る貯留タンク一体型玉払出装置7の概略斜視図を示す。図7において、本発明の第1の実施形態に係る玉払出装置1の各部と同様の構成を有する部分には、同一の参照番号を付した。
この第2の実施形態に係る貯留タンク一体型玉払出装置7は、整列通路12a、12bに設けられる屈曲部34a、34bを、整列通路12a、12bの上流側に一箇所だけ設けた構成を有する。その他の点については、第1の実施形態に係る玉払出装置1と同様に構成される。この第2の実施形態に係る貯留タンク一体型玉払出装置7では、整列通路12a、12bの下流側が直線状に形成されている。そのため、屈曲部34a、34bで玉が左右に揺さぶられて整列されるとともに、屈曲部34a、34bを通過した玉が自重により再度加速され、十分な速度となって玉払出部13に到達する。したがって、整列通路12a、12bにおける玉詰まりの発生を防止するとともに、玉払出部13においても、玉ガミや玉抜けなどの問題を回避できる。
なお、上述してきた実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではない。例えば、整列通路は、屈曲部を2個有するものであってもよい。ただし、整列通路に形成される屈曲部が2個の場合でも、上記の実施形態のように、上流側の屈曲部における側壁と流下方向のなす角を、下流側の屈曲部における側壁と流下方向のなす角よりも大きくなるように設定する。また、上記の実施形態では、屈曲部において、直線状の側壁を連結して鋸歯状の通路になるように形成したが、屈曲部において、側壁の一部または全部を曲線で連結して、滑らかな波形状の通路としてもよい。さらに、屈曲部を、クランク状に形成してもよい。
また、上記の何れの実施形態でも、整列通路を2本有するように構成されていたが、整列通路の数は2本に限られない。整列通路を1本のみ有する構成として、貯留タンク一体型玉払出装置をより薄型化してもよく、あるいは、整列通路を4本有する構成として、多数の玉をより短時間で払い出せるようにしてもよい。このように、本発明の範囲内で、実装する遊技機の構成に合わせて貯留タンク一体型玉払出装置を最適化することが可能である。
本発明の一例に係る玉払出装置を備えた遊技機の遊技台盤面の裏面図である。 本発明の一例に係る貯留タンク一体型玉払出装置の概略斜視図である。 本発明の一例に係る貯留タンク一体型玉払出装置の概略平面図である。 本発明の一例に係る貯留タンク一体型玉払出装置の部品展開斜視図である。 図3の矢視A−A’による貯留タンク一体型玉払出装置の概略側面断面図であり、(a)は玉のない状態、(b)は玉が流下している状態を示す図である。 本発明の一例に係る貯留タンク一体型玉払出装置の整列通路の拡大平面図であり、(a)は玉が流れていない状態を示し、(b)は玉が流れてくる状態を示す図である。 本発明の他の例に係る貯留タンク一体型玉払出装置の平面図である。
符号の説明
1、7 貯留タンク一体型玉払出装置
2 玉払出通路
3 基板部
10 遊技台盤面
11 貯留タンク
12a、12b 整列通路
13 玉払出部
14 玉通路切替部
21 玉流下口部
22 天板
23 玉検知スイッチ
31a〜34a、31b〜34b 屈曲部
41a、41b スプロケット
42 回転検知センサ
43 玉検知センサ
44 回転軸

Claims (2)

  1. 供給される玉を貯留する貯留タンクと、
    前記貯留タンクの玉流下口部に連結され、前記貯留タンクから流下する玉を1条に整列する少なくとも一つの整列通路と、
    前記少なくとも一つの整列通路の下流側に連結された玉払い出し部とを有し、
    前記少なくとも一つの整列通路の上流側の側壁に、玉の流下方向に対して鋭角をなす第1の屈曲部を形成したことを特徴とする、貯留タンク一体型玉払出装置。
  2. 前記少なくとも一つの整列通路には、前記第1の屈曲部の下流側の側壁に第2の屈曲部が形成され、該第2の屈曲部が玉の流下方向に対してなす角が、前記第1の屈曲部が玉の流下方向に対してなす角よりも小さい、請求項1に記載の貯留タンク一体型玉払出装置。
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