JP4850331B2 - 走査光学装置及びそれを用いたカラー画像形成装置 - Google Patents

走査光学装置及びそれを用いたカラー画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は走査光学装置及びそれを用いたカラー画像形成装置に関し、特に光源手投から出射した光束を回転多面鏡よりなる偏向素子で偏向させた後、fθ特性を有する走査レンズ系を介して被走査面上を光走査して画像情報を記録するようにした、例えば電子写真プロセスを有するレーザービームプリンターやデジタル複写機等の装置に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりレーザービームプリンター(LBP)やデジタル複写機等に用いられる走査光学装置においては画像信号に応じて光源手段から光変調され出射した光束を、例えば回転多面鏡(ポリゴンミラー)より光偏向器により周期的に偏向させ、fθ特性を有する走査レンズ系によって感光性の記録媒体(感光ドラム)面上にスポット状に集束させ、その面上を光走査して画像記録を行っている。
【0003】
図12は例えば特開平10−232347号公報で提案されている従来の走査光学装置に要部概略図である。
【0004】
同図において光源手投91から放射した発散光束はコリメーターレンズ92により略平行光束とされ、絞り93によって該光束(光量)を制限して副走査方向にのみ所定の屈折力を有するシリンダーレンズ(シリンドリカルレンズ)94に入射している。シリンダーレンズ94に入射した略平行光束のうち主走査断面内においてはそのまま略平行光束の状態で射出する。また副走査断面内においては集束して回転多面鏡(ポリゴンミラー)から成る光偏向器95の偏向面95aにほぼ線像として結像している。
【0005】
そして光偏向器95の偏向面95aで偏向反射された光束はfθ特性を有する走査レンズ系106を介して被走査面としての感光ドラム面98上に導光し、該光偏向器95を矢印A方向に回転させることによって、該感光ドラム面98上を矢印B方向に光走査している。これにより記録媒体である感光ドラム面98上に画像記録を行なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の走査光学装置における走査レンズ系106は2枚のトーリックレンズ96,97から構成されている.同例では2枚のレンズ96,97の全ての面(4面)にトーリック面を使用しており、これにより諸収差を良好に補正している。
【0007】
一般に副走査方向のパワーが大きいレンズや光偏向器の近傍に配置される光学素子は製造時の光学偏心による敏感度が高い。
【0008】
図13は例えばト−リックレンズの光学面の副走査方向の偏心(偏心量0.05mm)による被走査面上の照射位置移動を示した図である。尚、本明細書において副走査方向の偏心とは被走査面に垂直な方向への偏心を意味する。
【0009】
同図より最も副走査方向のパワーが大きいトーリックレンズの副走査方向の偏心による照射位置の移動は大きく、高精細な画像記録を行う上で問題となることが分かる。この偏心は照射位置のみならず結像性能にも影響を及ぼし、このような光学系で偏心量が大きいと被走査面上のスポット形状の劣化が大きい。
【0010】
この間題は特に光源にマルチビーム光源を用い複数の光束で同時走査するマルチビーム走査光学装置や、複数の走査光学装置から出射した光束を各色に対応した像担持体面上に導光しカラー画像を記録するカラー画像形成装置等においては、偏心による照射位置移動がジッターやピッチムラ、色ずれになり画像劣化の原因となる。
【0011】
更にプラスチックモールドやガラスモールドにより製作された光学素子においては、光学面の全体的な偏心もさることながら、型の鏡面加工精度により部分的(局所的)に光学偏心を生じさせる可能性がある。これらより偏心敏感度が高い走査光学系は走査光学装置の高画質化や生産性向上に対して問題があり、そのため良好なる収差補正が可能で、かつ偏心敏感度を低減した走査光学系が望まれる。
【0012】
持開昭61−87123号公報で提案されている走査光学装置では副走査方向のパワーを被走査面近傍に配置した光学素子に集中させることにより、走査レンズ系の副走査方向のパワーを低下させ、偏心敏感度の低減を図っている。
【0013】
しかしながらこのような副走査方向に縮小系の走査光学装置では、その倍率設定から一般的に絞りが偏平形状となり、コリメーターレンズのカップリング効率が低下し、光量が減少すること、また絞り形状が矩形に近くスポット形状が悪いこと等から高精細な画像記録には不向きである。
【0014】
本発明は偏向素子で偏向された光束を被走査面上に結像させる第3の光学素子を構成する複数の光学素子の形状やパワー等を適切に設定することにより、該第3の光学素子の副走査方向の偏心による照射位置移動やスポット劣化といった問題を低コストで、かつ容易な構成で低減し、ピッチムラ、色ずれ等の少ない高品位な画像形成に好適な走査光学装置及びそれを用いたカラー画像形成装置の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の走査光学装置は、光源手投と、前記光源手段から出射された光束を偏向走査する光偏向器と、前記光偏向器の偏向面にて偏向走査された光束を被走査面上に結像させる走査レンズ系と、を有する走査光学装置であって、
前記走査レンズ系は、前記光偏向器から順に、有効領域全域において副走査方向にパワーを有する屈折光学素子、有効領域全域において副走査方向にパワーを有する回折光学素子からなり、
前記走査レンズ系の光軸上における副走査方向のパワーが前記回折光学素子の光軸上における副走査方向のパワーよりも大きい屈折光学素子は、前記光偏向器と前記被走査面との中点よりも前記光偏向器側に位置し、
前記屈折光学素子は、少なくとも1面の主走査断面内における形状が非球面形状あり、
前記屈折光学素子の入射面の副走査方向のパワーは、有効領域全域においてノンパワーであり、前記回折光学素子の入射面の副走査方向のパワーは、有効領域全域においてノンパワーであることを特徴としている。
【0016】
請求項2の発明は請求項1の発明において、前記屈折光学素子は、モールドレンズであることを特徴としている。
【0017】
請求項3の発明の画像形成装置は、請求項1又は2に記載の走査光学装置と、前記被走査面に配置された感光体と、前記走査光学装置で走査された光束によって前記感光体の上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像されたトナー像を被転写材に転写する転写手段と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを有することを特徴としている。
【0030】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]
図1は本発明の走査光学装置の実施形態1の要部概略図、図2は本発明の実施形態1の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)、図3は本発明の実施形態1の副走査方向の要部断面図(副走査断面図)である。ここで主走査方向とは光偏向器の偏向面で光束が偏向走査される方向を指す。また主走査断面とは光偏向器の偏向面で偏向された光束が経時的に形成する光束面を指す。
【0031】
図中、1は光源手投であり、独自に光変調できる発光部を複数有するマルチビーム光源(マルチビーム半導体レーザー)より成っている。2は第1の光学素子としてのコリメーターレンズであり、光源手投1から出射された複数の光束(光ビーム)を略平行光束に変換している。3は開口絞りであり、通過光束(光量)を制限している。4は第2の光学素子としてのシリンドリカルレンズであり、副走査方向にのみ所定の屈折力を有しており、開口絞り3を通過した複数の光束を副走査断面内で後述する光偏向器5の偏向面5aにほぼ線像として結像させている。
【0032】
5は偏向素子としての、例えばポリゴンミラー(回転多面鏡)より成る光偏向器であり、モータ等の駆動手投(不図示)により図中矢印A方向に一定速度で回転している。
【0033】
6はfθ特性を有する第3の光学素子としての走査レンズ系(走査光学素子)であり、屈折光学素子61と回折光学素子62との複数の結像光学素子を有している。
【0034】
屈折光学素子61は主走査方向と副走査方向とで互いに異なるパワーを有する単一のプラスチック製のトーリックレンズより成り、該トーリックレンズ61の主走査方向における両レンズ面61,61bが共に非球面形状より成り、かつ少なくとも1面(本実施形態では入射面61a)の光軸上における副走査方向のパワーが0と成るように構成されている。またトーリックレンズ61はモールドレンズより構成されている。
【0035】
回折光学素子62は主走査方向と副走査方向とで互いに異なるパワーを有するプラスチック製の長尺の複合光学素子(長尺回折素子)より成り、該複合光学素子62は入射側の面62aが主走査方向にのみ所定のパワーを有する非球面(副走査方向は平面)、出射側の面62bが平面上に回折格子63を付加した回折面から成っている。
【0036】
ここで回折格子63の形状は例えば表面切除による鍼歯状の回折格子からなるフレネル状格子面形状や、フォトエッチングによる階段状の回折格子形状等が適している。また本実施形における複合光学素子62は射出成形により製作されたプラスチック製であるが、これに限らず、例えばガラス基盤の上にレプリカで回折格子を製作しても同等の効果が得られる。
【0037】
本実施形態では光偏向器5の回転軸Oと感光ドラム面(被走査面)8との中点より該光偏向器側5に光軸上における副走査方向のパワーが走査レンズ系6の中で最も大きいトーリックレンズ61を配し、該感光ドラム面8側に複合光学素子62を配している。走査レンズ系6は光偏向器5によって偏向された画像情報に基づく光束を感光ドラム面8上に結像させ、かつ副走査断面内において光偏向器5の偏向面5aの面倒れを補正している。
【0038】
本実施形態においてはマルチビーム光源1から出射した複数の発散光束(以下図中では1本のみ図示)はコリメーターレンズ2により平行光束又は略平行光束(以下,略平行光束と称する。)に変換され、開口絞り3によって該光束(光量)を制限してシリンドリカルレンズ4に入射している。シリンドリカルレンズ4に入射した略平行光束のうち主走査断面内においてはそのままの状態で射出する。また光軸を含み主走査断面内と直交する副走査断面内においては収束して光偏向器5の偏向面5aにほぼ線像(主走査方向に長手の線像)として結像している。そして光偏向器5の偏向面5aで偏向されだ複数の光束は走査レンズ系6を介して感光ドラム面8上に導光され、該光偏向器5を矢印A方向に回転させることによって、該感光ドラム面8上を矢印B方向に光走査している。これにより記録媒体である感光ドラム面8上に画像記録を行なっている。
【0039】
本実施形態における走査レンズ系6を構成するトーリックレンズ61と複合光学素子62との形状はそれぞれ、
(1)屈折面..主走査方向が10次までの関数で表せる非球面形状、光軸との交点を原点とし、光軸方向をx軸、主走査面内において光軸と直交する軸をy軸、副走査面内において光軸と直交する軸をz軸としたとき、
主走査方向と対応する母線方向が、
【0040】
【数1】
Figure 0004850331
【0041】
(但し、Rは曲率半径、K、B4、B6、B8、B10は非球面係数)
副走査方向(光軸を含み主走査方向に対して直交する方向)と対応する子線方向が、
【0042】
【数2】
Figure 0004850331
【0043】
ここで r ’=r0(1+D2Y2+ D4Y4+ D6Y6+ D8Y8+ D10Y10
(但し、r0は光軸上の子線曲率半径、D2、D4、D6、D8、D10は非球面係数)
本式における副走査断面内における形状Sは主走査方向の対応位置における主走査方向の形状の法線を含み偏向走査面と垂直な断面内に定義されている。
【0044】
(2)回折面..主走査方向が6次まで、副走査方向が主走査方向の位置により異なる2次の位相関数で表わされる回折面、
φ=mλ=b22 +b44 +b66
+(d0+d1Y+d22 +d33+d44 )Z2
(但し、φは位相関数、mは回折次数、λは使用波長、Yはレンズ光軸からの高さ、b2,b4,b6,d0,d1,d2,d3,d4は位相係数、実施形態1〜3では+1次回折光を使用)
なる式で表わされる。
【0045】
尚、上記表現式では屈折面、回折面とが共にべき級数の次数を制限して記載してあるが、この次数を増減しても本発明の効果を有するものである。
【0046】
表−1に本実施形態における光学配置とトーリックレンズ61の非球面係数及び複合光学素子62の非球面係数と位相項を示す。
【0047】
【表1】
Figure 0004850331
【0048】
本実施形態におけるトーリックレンズ61の人射面61aは主走査方向が非球面、副走査方向が平面の変形シリンドリカル面、出射面61bは主走査方向が非球面、副走査方向が曲面でその曲率が主走査方向に対応して変化するトーリック面である。また複合光学素子62は入射面62aが主走査方向にのみパワーをもつ非球面(副走査方向は平面)、出射面62bが平面上に回折格子63を付加した回折面から成っている。
【0049】
本実施形態において走査レンズ系6に回折格子(回折光学素子)63を導入しているのは色収差補償、温度補償という従来の効果の他に、比較的精度の出しやすい格子位置によりパワー、結像位置が決定されるという回折格子の特徴を生かし、光学素子の生産安定性を向上させるためである。
【0050】
本実施形態では上述の如く走査レンズ系6の主走査方向の3つの面を非球面とし、さらに1つの面を回折面とし、その回折面の非球面効果により主走査方向の像面湾曲及びfθ特性を良好に補正している。また走査レンズ系6の中で副走査方向のパワーが最も大きいトーリックレンズ61を光偏向器5と被走査面8との中点より該光偏向器5側に配置することにより、走査レンズ系6の副走査方向を拡大結像系とし、コリメーターレンズ2のカップリング効率やスポット形状を良好としている.
ここでトーリックレンズ61における副走査方向のパワー分担は以下のように配分されている。
【0051】
トーリックレンズ 副走査方向パワー φS1 =2.51×10-2
入射面 副走査方向パワー φS11=0
出射面 副走査方向パワー φS12=2.51×10-2
このようなパワー配分で下記の条件式、
φS1X<0.2×φS1 ‥(1)
0<5.02×10-3
(φS1 :副走査方向のパワーが最も大きい光学素子の副走査方向のパワー
φS1X:同光学素子の複数の光学面のうち副走査方向パワーが小さい方の光学面のパワー)
を満足させること、つまりトーリックレンズ61のどちらか一方の光学面の副走査方向のパワーを0にすることにより、副走査方向への偏心による被走査面8上での照射位置変動及びスポット形状の劣化の低減が可能となる。
【0052】
尚、一般的に走査レンズ系の中で副走査方向に最もパワーの大きい光学素子や、最も偏向素子側に位置する光学素子等は偏心敏感度が高いため、これらの光学素子において上記の対策を行うことが望ましい。
【0053】
図4は本実施形態のトーリックレンズ61を副走査方向に偏心させたときの被走査面8上での照射位置変動を示した図であり、実線は入射面の偏心(偏心量0.05mm)、破線は出射面の偏心(偏心量0.05mm)による変動を示している。
【0054】
図5はトーリックレンズ61の出射面61bの偏心(偏心量0.05mm)によるスポット形状を示した図であり、外側から順にピーク値の2%,5%,10%,13.5%,36.8%の等高線を示している。図5,図6より副走査方向の偏心による照射位置変動の低減効果及び同偏心によりスポット形状が劣化しないことが確認される。
【0055】
このように本実施形態では上述の如く走査レンズ系6をトーリックレンズ61と複合光学素子62とから構成し、そのうち光軸上における副走査方向のパワーが最も大きいトーリックレンズ61の入射面61aの副走査方向における形状を平面(光軸上における副走査方向のパワーが0)とすることにより、走査レンズ系6の副走査方向の偏心やモールドレンズの製造工程における局所的な偏心による照射位置移動やスポットの劣化といった問題点を、低コストでかつ容易な構成で低減し、これにより照射位置変動及びピッチムラの少ない高品位記録に好適なマルチビーム走査光学装置を得ることができる。
【0056】
尚、本実施形態ではトーリックレンズ61の入射面61aの光軸上における副走査方向のパワーを0としたが、出射面もしくは両面の光軸上における副走査方向のパワーを0として構成しても良い。
参考例1
図6は本発明の参考例1の走査光学装置の副走査方向の要部断面図(副走査断面図)である。尚、主走査方向の要部断面図は前記図2と同様(トーリックレンズの符番は異なる。)。
【0057】
参考例において前述の実施形態1と異なる点はトーリックレンズ71の入射面71aの副走査方向に微小な曲率を付加した点(光軸上における副走査方向のパワーが略0)、光源手段をングルピームレーザに変更した点である。その他の構成及び光学的作用は実施形態1と略同様であり、これにより同様な効果を得ている。尚、ここで光軸上における副走査方向のパワーが略0とはその面のもつパワーが限りなく0に近いことであり、具体的には条件式(1)に示すとおり、光学素子のパワーの2割未満と規定している。
【0058】
表−2に本参考例における光学配置とトーリックレンズ71の非球面係数及び複合光学素子72の非球面係数と位相項を示す。
【0059】
【表2】
Figure 0004850331
【0060】
参考例におけるトーリックレンズ71の人射面71aは主走査方向が非球面、副走査方向が微小なパワーを有する球面のト−リック面、出射面71bは主走査方向が非球面、副走査方向が曲面でその曲率が主走査方向に対応して変化するト−リック面である。また複合光学素子72は入射面72aが主走査方向のみパワーをもつ非球面(副走査方向は平面でノンパワー)、出射面72bが平面上に回折格子73を付加した回折面から成っている。
【0061】
参考例ではトーリックレンズ71の入射面71aの副走査方向に微小な曲率を付加することにより、副走査方向の収差補正の自由度を向上させ、前述の実施形態1と比較し、特にその波面収差を良好に補正している。また他の収差が良好に補正されていることは実施形態1と同様である。
【0062】
ここでトーリックレンズ71における副走査方向のパワー分担は以下のように配分されている。
【0063】
トーリックレンズ 副走査方向パワー φS1= 2.57×10-2
入射面 副走査方向パワー φS11= 2.62×10-3
出射面 副走査方向パワー φS12= 2.35×10-2
この結果、本参考例においてもトーリックレンズ71の入射面71aの副走査方向のパワーを微小にすることにより前述の条件式(1)を満足させることができ、これにより副走査方向への偏心による被走査面上での照位置変動及びスポット形状の劣化の低減が可能となる。
【0064】
図7は本参考例のトーリックレンズ71を副走査方向に偏心させたときの被走査面上での照射位置変動を示した図であり、実線は入射面の偏心(偏心量0.05mm)、破線は出射面の偏心(偏心量0.05mm)による変動を示している。同図より副走査方向の偏心による照射位置変動の低減効果が確認される。
【0065】
このように本参考例では上述の如く走査レンズ系16をトーリックレンズ71と複合光学素子72とから構成し、そのうち光軸上における副走査方向のパワーが最も大きいト−リックレンズ71の入射面71aの副走査方向における形状をパワーを微小に有する球面形状とすることにより、走査レンズ系16の副走査方向の偏心やモールドレンズの製造工程における局所的な偏心による照射位置移動やスポットの劣化といった問題点を、低コストでかつ容易な構成で低減し、これにより照射位置変動及びスポット劣化の少ない高品位記録に好適な走査光学装置を得ることができる。
【0066】
また本参考例の固有の効果として副走査方向の自由度を1つ増やしたことにより、波面収差を良好に補正することができ、これにより微小スポットの結像が可能な走査光学装置の実現が可能となる。
【0067】
尚、本参考例では光源手段をングルピームレーザより構成したが、マルチビームレーザより構成しても良い。
【0068】
参考例2
図8は本発明の参考例2の走査光学装置の副走査方向の要部断面図(副走査断面図)である。尚、主走査方向の要部断面図は前記図2と同様(トーリックレンズの符番は異なる。)である。
【0069】
参考例において前述の実施形態1と異なる点は複合光学素子82の入射面82aの副走査方向に微小な曲率を付加した点(光軸上における副走査方向のパワーが略0)である。その他の構成及び光学的作用は実施形態1と略同様であり、これにより同様な効果を得ている。
【0070】
表−3に本参考例における光学配置とトーリックレンズ81の非球面係数及び複合光学素子82の非球面係数と位相項を示す。
【0071】
【表3】
Figure 0004850331
【0072】
参考例におけるトーリックレンズ81の入射面81aは主走査方向が非球面、副走査方向が平面の変形シリンドリカル面、出射面81bは主走査方向が非球面、副走査方向が曲面でその曲率が主走査方向に対応して変化するトーリック面である。また複合光学素子82の入射面82aは主走査方向が非球面、副走査方向が微小なパワーを有する球面のトーリック面、出射面82bが平面上に回折格子83を付加した回折面から成っている。
【0073】
参考例では複合光学素子82の人射面82aの副走査方向に微小な曲率を付加することにより、副走査方向の収差補正の自由度を向上させるとともに、前述の実施形態1と比較し、走査レンズ系26の副走査方向の結像倍率を低く設定することを可能にしている。
【0074】
ここでトーリックレンズ81における副走査方向のパワー分担は以下のように配分されている。
【0075】
トーリックレンズ 副走査方向パワー φS1=2.09×10-2
入射面 副走査方向パワー φS11=0
出射面 副走査方向パワー φS12=2.09×10-2
この結果、本参考例においてもトーリックレンズ81の入射面81aの副走査方向のパワーを0にすることにより前述の条件式(1)を満足させることができ、これにより副走査方向への偏心による被走査面上での照射位置変動及びスポット形状の劣化の低減が可能となる。
【0076】
図9は本参考例のトーリックレンズ81を副走査方向に偏心させたときの被走査面上での照射位置変動を示した図であり、実線は入射面の偏心(偏心量0.05mm)、破線は出射面の偏心(偏心量0.05mm)による変動を示している。同図と前記図13の従来例との対比からも照射位置変動の低減効果が確認される。
【0077】
このように本参考例では上述の如く走査レンズ系26をトーリックレンズ81と複合光学素子82とから構成し、そのうち光軸上における副走査方向のパワーが最も大きいトーリックレンズ81の入射面81aの副走査方向における形状を平面とし、かつ複合光学素子82の入射面82aの副走査方向における形状をパワーを微小に有する球面形状とすることにより、走査レンズ系26の副走査方向の偏心やモールドレンズの製造工程における局所的な偏心による照射位置移動やスポットの劣化といった問題点を、低コストでかつ容易な構成で低減し、これにより照射位置変動及びスポット劣化の少ない高品位記録に好適な走査光学装置を得ることができる。
【0078】
[画像形成装置]
図10は、本発明の実施形態1の走査光学装置を用いた画像形成装置(電子写真プリンタ)の実施形態を示す副走査方向の要部断面図である。図10において、符号104は画像形成装置を示す。この画像形成装置104には、パーソナルコンピュータ等の外部機器117からコードデータDcが入力する。このコードデータDcは、装置内のプリンタコントローラ111によって、画像データ(ドットデータ)Diに変換される。この画像データDiは、光走査ユニット(走査光学装置)100に入力される。そして、この光走査ユニット100からは、画像データDiに応じて変調された光ビーム(光束)103が出射され、この光ビーム103によって感光ドラム101の感光面が主走査方向に走査される。
【0079】
静電潜像担持体(感光体)たる感光ドラム101は、モータ115によって時計廻りに回転させられる。そして、この回転に伴って、感光ドラム101の感光面が光ビーム103に対して、主走査方向と直交する副走査方向に移動する。感光ドラム101の上方には、感光ドラム101の表面を一一様に帯電せしめる帯電ローラ102が表面に当接するように設けられている。そして、帯電ローラ102によって帯電された感光ドラム101の表面に、前記光走査ユニット100によって走査される光ビーム103が照射されるようになっている。
【0080】
先に説明したように、光ビーム103は、画像データDiに基づいて変調されており、この光ビーム103を照射することによって感光ドラム101の表面に静電潜像を形成せしめる。この静電潜像は、上記光ビーム103の照射位置よりもさらに感光ドラム101の回転方向の下流側で感光ドラム101に当接するように配設された現像器107によってトナー像として現像される。ここで用いられるトナー粒子は、例えば帯電ローラ102によって帯電された電荷とは逆符号を持ち、そして、感光ドラムの非露光部にトナーが付着する部分(画線部)となる、所謂正規現像や感光ドラムの露光部にトナーが付着する反転現像を行うようにしても良い。
【0081】
現像器107によって現像されたトナー像は、感光ドラム101の下方で、感光ドラム101に対向するように配設された転写ローラ(転写手段)108によって被転写材たる用紙112上に転写される。用紙112は感光ドラム101の前方(図10において右側)の用紙カセット109内に収納されているが、手差しでも給紙が可能である0用紙カセット109端部には、給紙ローラ110が配設されており、用紙カセット109内の用紙112を搬送路へ送り込む。
【0082】
以上のようにして、未定着トナー像を転写された用紙112はさらに感光ドラム101後方(図10において左側)の定着器へと搬送される。定着器は内部に定着ヒータ(図示せず)を有する定着ローラ113とこの定着ローラ113に圧接するように配設された加圧ローラ114とで構成されており、転写部から撒送されてきた用紙112を定着ローラ113と加圧ローラ114の圧接部にて加圧しながら加熱することにより用紙112上の未定着トナー像を定着せしめる。更に定着ローラ113の後方には排紙ローラ116が配設されており、定着された用紙112を画像形成装置の外に排出せしめる。
【0083】
図10においては図示していないが、プリントコントローラ111は、先に説明データ
の変換だけでなく、モータ115を始め画像形成装置内の各部や、光走査ユニット100内のポリゴンモータなどの制御を行う。
【0084】
[カラー画像形成装置]
図11は前述した実施形態1の走査光学装置を複数個同時に使用し、それぞれ異なる感光ドラム面上に各色毎の画像情報を記録し、カラー画像を形成したタンデムタイプのカラー画像形成装置の要部概略図である。
【0085】
同図において141,142,143,144は各々前述した実施形態1から3のいずれかの走査光学装置、121,122,123,124は各々像担持体としての感光ドラム、131,132,133,134は各々現像器、151は搬送ベルトである。
【0086】
同図において走査光学装置141〜144はそれぞれ対応した感光ドラム121〜124面上に各色(C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、B(ブラック))毎の画像情報を記録しカラー画像を形成している。このようなカラー画像記録装置では複数の走査線を重ね合わせ画像記録を行うため、各色毎の印字位置ずれが色ずれとなり画像品位の低下につながる。
【0087】
そこで本実施形態では副走査方向の照射位置変動の敏感度が低減された本発明の実施形態1の走査光学装置を用いることで、色ずれによるカラー画像形成装置の画像品位の劣化を低減している。
【0088】
尚、同図においては要求精度の最も厳しいタンデムタイプのカラー画像形成装置に関して説明をしたが、カラー/白黒、シングル光源/マルチ光源等の走査光学装置の種類を問わず本発明の効果を有することは明らかである。
【0089】
【発明の効果】
本発明によれば前述の如く偏向素子で偏向された光束を被走査面上に結像させる第3の光学素子を複数の光学素子より構成し、そのうち光軸上の副走査方向のパワーが最も大きい光学素子を偏向素子と被走査面との中点よりも偏向素子側に配し、少なくとも1面の主走査方向の形状を非球面形状とし、かつ少なくとも1面の光軸上の副走査方向のパワーを0、もしくは略0とすることにより、該光学素子の副走査方向への偏心敏感度を低減することができ、これにより第3の光学素子の副走査方向の偏心による照射位置移動やスポット劣化といった問題点を低コストで、かつ容易な構成で低減し、ピッチムラ、色ずれ等の少ない高品位記録に好適な走査光学装置及びそれを用いたカラー画像形成装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の走査光学装置の安部概略図
【図2】 本発明の実施形態1の走査光学装置の主走査断面図
【図3】 本発明の実施形態1の走査光学装置の副走査断面図
【図4】 本発明の実施形態1におけるトーリックレンズを副走査方向に偏心させたときの照射位置変動を示す図
【図5】 本発明の実施形態1におけるトーリックレンズの出射面を副走査方向に偏心させたときのスポット形状を示す図
【図6】 本発明の参考例1の走査光学装置の副走査断面図
【図7】 本発明の参考例1におけるトーリックレンズを副走査方向に偏心させたときの照射位置変動を示す図
【図8】 本発明の参考例2の走査光学装置の副走査断面図
【図9】 本発明の参考例2におけるトーリックレンズを副走査方向に偏心させたときの照射位置変動を示す図
【図10】 本発明の走査光学装置を柑いた画像形成装置(電子写真プリンタ)の構成例を示す副走査方向の要部断面図
【図11】 本発明のカラー画像形成装置の要部概略図
【図12】 従来の走査光学装置の主走査断面図
【図13】 従来例におけるトーリックレンズを副走査方向に偏心させたときの照射位置変動を示す図
【符号の説明】
1 光源手段(マルチ半導体レーザー)
2 第1の光学素子(コリメーターレンズ)
3 絞り
4 第2の光学素子(シリンドリカルレンズ)
5 偏向素子(ポリゴンミラー)
6 第3の光学素子(走査光学素子)
61,71.81 ト−リックレンズ
62,72,82 複合光学素子
63,73,83 回折格子
8 被走査面(感光ドラム面)
100 光走査装置
101 感光ドラム
102 帯電ローラ
103 光ビーム
107 現像装置
108 転写ローラ
109 用紙カセット
110 給紙ローラ
111 プリンタコントローラ
112 転写材(用紙)
113 定着ローラ
114 加圧ローラ
115 モ−夕
116 排紙ローラ
117 外部機器
141,142,143,144 走査光学装置
121,122,123,124 像担持体(感光ドラム)
131,132,133,134 現像器
151 搬送ベルト

Claims (3)

  1. 光源手投と、前記光源手段から出射された光束を偏向走査する光偏向器と、前記光偏向器の偏向面にて偏向走査された光束を被走査面上に結像させる走査レンズ系と、を有する走査光学装置であって、
    前記走査レンズ系は、前記光偏向器から順に、有効領域全域において副走査方向にパワーを有する屈折光学素子、有効領域全域において副走査方向にパワーを有する回折光学素子からなり、
    前記走査レンズ系の光軸上における副走査方向のパワーが前記回折光学素子の光軸上における副走査方向のパワーよりも大きい屈折光学素子は、前記光偏向器と前記被走査面との中点よりも前記光偏向器側に位置し、
    前記屈折光学素子は、少なくとも1面の主走査断面内における形状が非球面形状あり、
    前記屈折光学素子の入射面の副走査方向のパワーは、有効領域全域においてノンパワーであり、前記回折光学素子の入射面の副走査方向のパワーは、有効領域全域においてノンパワーであることを特徴とする走査光学装置。
  2. 前記屈折光学素子は、モールドレンズであることを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
  3. 請求項1又は2に記載の走査光学装置と、前記被走査面に配置された感光体と、前記走査光学装置で走査された光束によって前記感光体の上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像されたトナー像を被転写材に転写する転写手段と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを有することを特徴とする画像形成装置。
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