JP4612767B2 - 走査光学系及び該走査光学系を用いた画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばレーザビームプリンターやデジタル複写機に使用可能であり、光源から出射した光束を被走査面上に走査させる走査光学系及び該光学系を用いた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置に使用されている走査光学系は、光源から出射した光束を入射光学手段を介して偏向手段に導き、この偏向手段で偏向した光束を走査光学手段を介して被走査面上にスポット状に結像且つ走査させるよう構成されている。
【0003】
上記走査光学手段は1つ以上の光学素子より構成されるが、これらの光学素子が偏心を起こした場合、実際の結像位置は本来の結像位置に対して異なり、例えば副走査方向に曲がりなどを発生させて印字の品位の劣化を招く。
【0004】
また、走査光学系に複数の光源を使用している場合、例えば特開平9−54263号公報に示されているように光源として一個のチップから一直線に並んだ複数本のレーザー光を放射するマルチビームレーザーチップを光源としている場合、光学素子が偏心していると全体としての結像位置がずれるだけではなく各光源の相対的な結像位置の関係もずれるため単数の光源を使用した場合よりもより印字の品位は劣化する。
【0005】
これを軽減するには光学素子自身の公差並びに製造時に於ける光学素子の取付位置の公差を小さくすれば良い。しかし実際にはそれも限度があり、仮に小さくできたとしても製造は困難になり易く結果歩留まりを悪化させる事になり、一般にコストアップにつながる事が多い。
【0006】
これを回避するには偏心による影響が現れ難いような形状をレンズに施しておくことが望ましい。より具体的には回転対称な光学面を持つ事が望ましい。このような光学面は光軸回りの回転偏心がある場合でも印字品位に対し一切影響を与えないばかりか主走査方向に対し平行な軸回りに光学面が回転しても副走査方向に対する結像位置のずれは走査範囲全域に渡りほぼ一律であり光学面が回転対称でない場合と比べ印字品位は劣化しにくくなる。
【0007】
また、これまでにも走査光学手段の光学面に球面または回転対称非球面を用いた走査光学系はいくつか提案されてきたが、これらはいずれも材料を光学ガラスとする事を前提としている。しかしながら一般に走査光学手段を構成する光学素子は他の光学素子と比べ大きく、光学ガラスを用いて製造するとその製造コストはより高くなり易い。これに対し走査光学手段を構成する光学素子に樹脂材料を用いた場合、材料費の点で有利であるばかりではなく、通常成形加工で作られるため研削、研磨して作られることの多い光学ガラスと比べ更にコストの削減を期待でき、また光学ガラスではできなかった複雑な形状を実現できるため光学素子を減らす事が容易になり、よりコストを低減できるようになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで光学素子を成形加工する上で、光学素子の光学面の形状をより設計値に近づけ、最終的に像面を平坦化するために型の鏡面の補正が一般に行われている。これは主な原因として型から光学素子を取り出す際に外気と型の温度差より素子が収縮等の変形を生じるためであり、この変形分を補正するために型の鏡面の補正を行う必要がある。この時光学素子の外形が円形ではなく矩形もしくは矩形に近い形状の場合、レンズ長手方向と短手方向では収縮率が異なる。このため、光学素子の光学面を厳密に回転対称形状に成形する場合、型の鏡面に対し、回転対称な基本形状の上にアナモフィックな補正形状を付加した加工を加える必要がある。しかし前者の形状が回転座標系で定義されるのに対し後者が直交座標系で定義されるため両者で座標系が一致せず、最終的に型の鏡面に施したい形状を導出することは困難になる。仮に導出できたとしてもその数式は難解なものになる事は容易に想像され、実施に補正を行う上では誤った加工をする一因になりかねない。
【0009】
一般に走査光学手段で用いられている光学素子はその外形が矩形もしくは矩形に近い形状であり厳密に回転対称にする事は上記の理由よりかなり困難である。
【0010】
また、設計を行う上で回転対称な光学面に依存しすぎると、アナモフィックな面を用いる場合と比較し、設計上の拘束条件が増え設計上の走査光学系の性能を劣化させるばかりでなく、場合によっては必要な性能を得るためにレンズの枚数を増やす必要が生じる。これはコスト等の点で好ましくない。特に光源が複数ある場合は互いの結像位置の関係が走査中に変化すると印字品位の劣化を招くので副走査倍率の均一性、像面湾曲の平坦性などの性能に関して、1つの光源しか用いない場合に比べ、必要となるレベルがより高いものになる。仮に副走査倍率が全走査領域に渡り均一になっていない場合は、走査位置によって走査線の間隔が副走査方向に開いたり閉じたりすることになり、像面湾曲が平坦になっていない場合は仮に書き出し位置が各光源で揃っていても走査中に主走査方向の位置関係がずれてしまう。以上のように各光源の結像位置が走査中にずれることにより印字品は劣化してしまう。
【0011】
本発明は前述してきた事を鑑み、光源が単数の場合はもとより複数の場合に於いても、光学素子の偏心による影響が現れ難くしたことにより印字品位の劣化を軽減し、且つ、低コストな走査光学系並びに前記走査光学系を用いた画像形成装置を提供する事を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、偏心による影響を低減するために、光源手段と、前記光源手段から出射された光束を偏向反射する偏向手段と、前記偏向手段の偏向面にて偏向反射された光束を被走査面上に結像させる走査光学手段と、を有する走査光学系であって、
前記走査光学系を構成する樹脂製の結像光学素子の少なくとも1つの光学面は、アナモフィックな回転非対称非球面であり、
副走査断面を前記結像光学素子の母線に対して垂直な断面と定義した場合、
前記アナモフィックな回転非対称非球面の副走査断面内の曲率半径Raは、前記走査光学手段の光軸から主走査方向に離れるに従い変化しており、
前記走査光学手段の光軸を中心にして前記アナモフィックな回転非対称非球面の母線を回転させた回転対称非球面を想定したときの副走査断面内の曲率半径Rsと前記アナモフィックな回転非対称非球面の副走査断面内の曲率半径Raが有効走査領域全域に渡って、
0.8<Ra/Rs<1.2
−500≦Rs≦−30
を満たし、かつ、
前記走査光学手段の光軸を中心にして前記アナモフィックな回転非対称非球面の母線を回転させた回転対称非球面を想定したときの副走査断面内の曲率半径Rsの最大値と最小値の比が
1.1≦max|Rs|/min|Rs|≦3.0
を満たす構成とした。
【0013】
本発明は、副走査断面曲率半径Raと主走査断面曲率半径に相当する曲率半径Rsが走査有効域内で等しくはないが、あまり異なり過ぎると、被走査面上で偏心による影響が顕著にでるので、その影響を低減するために、所定の値以下し、副走査断面曲率半径Raと主走査断面曲率半径に相当する曲率半径Raが走査有効域内で等しくはないので、光学設計の自由度が向上し、走査光学系の性能を向上させることができるレンズ設計を容易にしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)である。
【0015】
同図において、1は例えば半導体レーザよりなる光源である。
【0016】
2はコリメータレンズであり、後述する開口絞り3を介して光源1から射出した発散光束を収束光束に変換している。
【0017】
3は開口絞りであり、コリメータレンズ2から射出する光束を所望の最適なビーム形状になるように整形している。
【0018】
4はシリンドリカルレンズであり、副走査方向のみに所定の屈折力を有し、コリメータレンズ2から射出した光束を後述する偏向手段5の偏向面5a上付近に副走査断面内において結像(主走査断面においては長手の線像)する。
【0019】
またコリメータレンズ2、開口絞り3、シリンドリカルレンズ4を持って本実施形態では入射光学系手段を形成している。
【0020】
5は回転多面鏡よりなる偏向手段であり、図示しないモーター等の駆動手段により図中矢印A方向に一定速度で回転している。
【0021】
6はfθ特性を有するfθレンズ系6a、6bよりなる走査光学手段である。
【0022】
本走査光学手段は副走査方向において偏向面5aと被走査面7との間を共役関係にすることにより、倒れ補正機能を有している。
【0023】
本実施形態において半導体レーザー1より射出した発散光束は、開口絞り3によって所望のビーム形状に整形され、コレメータレンズ2により収束光束に変換される。更に該光束はシリンドリカルレンズ4により偏向手段5の偏向面5a付近に副走査方向に関して結像(主走査断面においては長手の線像)される。その後、偏向面5aにより反射偏向された光束は、走査光学手段6により被走査面7(感光ドラム面)上にスポット形状に結像され、該偏向手段5を矢印A方向に回転させることによって該感光ドラム面7上を矢印B方向に等速度で光走査される。
【0024】
本実施形態における走査光学手段6を構成する第1光学素子6a、及び第2光学素子6bの非球面の形状は各光学面と光軸(面頂点を通り、光学面に垂直な軸)との交点を原点とし、本光軸方向軸をX軸、主走査断面内において光軸に垂直な方向軸をY軸、X軸及びY軸に対し垂直な方向軸をZ軸とすると、それぞれ次のように表せる。
【0025】
主走査断面での非球面形状は以下の関数で表現される。
【0026】
【外1】
但しRはY=0での主走査断面曲率半径、k、B2i(i=2,3,4,…)は非球面係数(係数に添字lが付く場合、走査開始側uが付く場合、走査終了側)
【0027】
副走査断面(母線に対し垂直な断面)での曲率半径がY軸方向に連続的に変化する球面形状は以下の関数で表現される。
【0028】
r′=r(1+ΣD2iY2i)
但しrはY=0での副走査断面曲率半径、D2i(i=1,2,3,…)は係数(係数に添字lが付く場合、走査開始側uが付く場合、走査終了側)、母線:主走査断面と光学面との成す曲線
【0029】
表1に本実施形態1における光学配置を、表2に各面の非球面係数を示す。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
表1〜4において、Rは曲率半径(但し、シリンダーのみRは副走査断面曲率半径を示し、主走査断面に関しては平面である)、R1は光束入射面、R2は光束出射面、G1は第1光学素子6a(レンズ)、G2は第2光学素子6b(レンズ)、Dは各部材面間の距離、Nは屈折率を示す。
【0033】
本実施形態においては走査光学手段の第1光学素子6aの偏向手段5側及び被走査面7側の両面を偏心による影響を受け難いアナモフィックな光学非球面にしている。また、本実施形態における光学性能を図4及び図5に示す。ちなみに図4は主走査(図中のM)及び副走査(図中のS)の像面湾曲を示しており、図5は歪曲収差を示している。
【0034】
図2(G1R1面)及び図3(G1R2面)に各面における主走査方向に対するRa(上記関数のr′)とRs(上記関数で定義される主走査断面を光軸回りに回転させたと仮定した場合に得られる回転対称非球面の副走査断面曲率半径)の比を示す。図2(G1R1面)及び図3(G1R2面)より各位置におけるRaとRsの比は0.8から1.2の間にあり、特に光軸近傍ではほぼ1.0である事が分かる。なお各面の有効領域は偏向手段側の面が±34mm、非走査面側の面が±36mmである。この様な形状を第1光学素子6aの各光学面に施す事により、設計値において十分な性能を有し(図2、3参照)且つ材料に樹脂を用いる事でコストの軽減を図りながら成形加工をする上で不可欠な型の補正を容易にしつつ、図6から図9に示すように偏心の影響を受け難い走査光学系を構成可能にした。各図は設計値に対するずれ量を示しており図6A〜図6Fは主走査像面、図7A〜図7Fは副走査像面、図8A〜図8FはY方向の像面位置、図9A〜図9CはZ方向の像面位置に関するものであり、図中XはX軸方向の偏心(偏心量0.05mm)、YはY軸方向の偏心(偏心量0.05mm)、ZはZ軸方向の偏心(偏心量0.05mm)、kxはX軸回りの偏心(偏心量2′)、kyはY軸回りの偏心(偏心量5′)、kzはZ軸回りの偏心(偏心量2′)を示している。図9において偏心の種類が3つしかないのは他の偏心が生じても全く影響が無い為である。
【0035】
本実施形態のRs(回転対称面を想定したときの副走査方向の曲率半径)は以下のとおりです。
【0036】
G1R1面:−381.1≦Rs≦−297.1
G1R2面:−170.8≦Rs≦−146.1
【0037】
本実施形態では、回転対称ではないアナモフィックな非球面の母線を回転させた回転対称非球面を想定したときの副走査断面曲率半径Rsの最大値及び最小値の比が以下の数値範囲内を満たすことが好ましい。
【0038】
1.1≦max|Rs|/min|Rs|≦3.0
【0039】
その理由は、面形状が大きく変化するレンズ上式で3.0を超える場合)はたとえ回転対称非球面に近い形状をしていても、偏心が発生したときの影響をおさえることは難しくなり、逆にほとんど変化しないレンズ(上の式で1.1を下回る場合)は性能向上に寄与しにくくなるため、必要な性能が得られない場合があるためである。
【0040】
また、回転対称ではないアナモフィックな非球面の母線を回転させた回転対称非球面を想定したときの副走査断面曲率半径Rsは以下の範囲内であることが好ましい。
【0041】
−500≦Rs≦−30
【0042】
更により好ましくは以下の範囲内であることが好ましい。
【0043】
−400≦Rs≦−60
【0044】
その理由は、この範囲から外れると、性能を向上しつつ偏心の影響を軽減することが難しくなるためである。
【0045】
仮に本実施形態のような面形状を施さない場合は、1)主走査断面と副走査断面の形状が0.8<Ra/Rs<1.2の関係を満たさない場合は偏心の影響を受け易くなり、2)回転対称非球面の場合は少ないレンズ枚数では十分な光学性能を持たせることが困難になるばかりでなく、型補正を行う事が難しくなる。また、軸上近傍において副走査断面曲率半径を主走査の曲率半径とほぼ一致させているが、これは両者をほぼ一致させることでコントロールの難しい周辺部の副走査断面曲率半径が有効走査領域全域に渡って0.8<Ra/Rs<1.2を満たす事を可能にしている。光学素子としてミラー等を用いた場合、必要な面精度はレンズの場合の倍の精度が必要になり好ましくない。更に光学素子の材料に樹脂をではなくガラス等を用いると研削では面に複雑な形状を施せなくなるため光学性能を出し難くするばかりではなく、コスト的に不利になりやはり好ましくない。
【0046】
また、本実施形態においては走査光学手段として2枚のレンズを用いているが、これは1枚しか用いない時に比べより光学性能を向上させたためである。更に該アナモフィックな非球面を2枚のレンズの内偏向手段側のレンズ6aに施しているが、これはレンズ6bに対し6aの方が1)主走査方向に於いてレンズの長さが短く、光軸回りの偏心がより発生しやすく、2)被走査面までの距離が長くより偏心の影響が現れ易く、3)該アナモフィックな非球面を持つ光学面の副走査方向の屈折力は主走査方向の屈折力と殆ど同じであり、副走査方向の屈折力としてはあまり大きくできず、この様な面を被走査面側のレンズに施すと偏向手段側のレンズが副走査方向に大きな屈折力を有する事になり、結果として副走査倍率が高くなりすぎ、わずかな偏心で印字品位の劣化を招き易いためである。また該アナモフィックな非球面を走査光学手段に施す場合は偏向手段側の面に施す事が好ましい。これはレンズが複数枚ある場合の2),3)の理由と同じで偏向器側の面の方が、a)被走査面までの距離が長くより偏心の影響が現れ易く、b)該アナモフィックな非球面を持つ光学面の副走査方向の屈折力は主走査方向の屈折力と殆ど同じであり、副走査方向の屈折力としてはあまり大きくできず、この様な面を被走査面側の面に施すと偏向手段側の面が副走査方向に大きな屈折力を有する事になり、結果として副走査倍率が高くなりすぎ、わずかな偏心で印字品位の劣化を招き易いためである。
【0047】
また本実施形態においては、走査光学手段がないと仮定したときに、被走査面に垂直に入射する、偏向手段から偏向反射された光束に対し該アナモフィックな非球面を有する光学素子の光軸が紙面上側に0.20mm偏心している。これは偏向手段として偏向面に回転軸を持たない回転多面鏡を用いているため像面湾曲の発生の仕方が左右で異なる為であり、これを軽減するために光学素子を偏心させている。もちろん該光学面のみを偏心させても同様の効果は得られる。
【0048】
図10は本発明の実施形態2及び3の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)であり、表3に実施形態2及び3における光学配置を、表4に各面の非球面係数を示す。
【0049】
【表3】
【0050】
【表4】
実施形態2が光源を1つしか持たないのに対し実施形態3は光源を複数(ここでは2つ)持っている点が異なるだけで、他の構成は全く同一である。
【0051】
(実施形態2)
先ず実施形態2に関して詳細を記していく。
【0052】
図10において、図1と同一の部番は同一の部材なので、説明を省略する。
【0053】
本実施形態においては走査光学手段の第1光学素子6aの偏向手段5側の光学面を偏心による影響を受け難いアナモフィックな光学非球面にしている。
【0054】
また、本実施形態における光学性能を図12及び図13に示す。
【0055】
ちなみに図12は主走査(図中のM)及び副走査(図中のS)の像面湾曲を、図13は歪曲収差を示している。
【0056】
本実施形態に於いても実施形態1のところで述べて理由と同様の理由より、実施形態1で定義した主走査断面及び副走査断面の関数で表される形状を走査光学手段6の各光学面に施しているが、特に偏向手段5側のレンズ6aの偏向手段側の光学面の副走査断面曲率半径を図11(G1R1面)で示すようにRaとRsの比が有効走査領域全域に渡って0.8から1.2の間におさまる様にすることで設計値において十分な性能を有し(図12、図13参照)且つ偏心による影響を軽減している。なお、上記光学面の有効領域は±25mmである。
【0057】
図14から図17に偏心による影響を示す。各図は設計値に対するずれ量を示しており図14A〜図14Fは主走査像面、図15A〜図15Fは副走査像面、図16A〜図16FはY方向の像面位置、図17A〜図17CはZ方向の像面位置に関するものであり、図中XはX軸方向の偏心(偏心量0.05mm)、YはY軸方向の偏心(偏心量0.05mm)、ZはZ軸方向の偏心(偏心量0.05mm)、kxはX軸回りの偏心(偏心量2′)、kyはY軸回りの偏心(偏心量5′)、kzはZ軸回りの偏心(偏心量2′)を示している。図17において偏心の種類が3つしかないのは他の偏心が生じても全く影響が無い為である。
【0058】
本実施形態のRs(回転対称面を想定したときの副走査方向の曲率半径)は以下のとおりです。
【0059】
G1R1面:−176.5≦Rs≦−62.04
【0060】
本実施形態では、回転対称ではないアナモフィックな非球面の母線を回転させた回転対称非球面を想定したときの副走査断面曲率半径Rsの最大値及び最小値の比が以下の数値範囲内を満たすことが好ましい。
【0061】
1.1≦max|Rs|/min|Rs|≦3.0
【0062】
その理由は、面形状が大きく変化するレンズ上式で3.0を超える場合)はたとえ回転対称非球面に近い形状をしていても、偏心が発生したときの影響をおさえることは難しくなり、逆にほとんど変化しないレンズ(上の式で1.1を下回る場合)は性能向上に寄与しにくくなるため、必要な性能が得られない場合があるためである。
【0063】
また、回転対称ではないアナモフィックな非球面の母線を回転させた回転対称非球面を想定したときの副走査断面曲率半径Rsは以下の範囲内であることが好ましい。
【0064】
−500≦Rs≦−30
【0065】
更により好ましくは以下の範囲内であることが好ましい。
【0066】
−400≦Rs≦−60
【0067】
その理由は、この範囲から外れると、性能を向上しつつ偏心の影響を軽減することが難しくなるためである。
【0068】
また本実施形態においては、走査光学手段がないと仮定したときに、被走査面に垂直に入射する、偏光手段から偏向反射された光束に対し該アナモフィックな非球面を有する光学素子の光軸が紙面上側に0.33mm偏心している。これは偏向手段として偏向面に回転軸を持たない回転多面鏡を用いているため像面湾曲の発生の仕方が左右で異なる為であり、これを軽減するために光学素子を偏心させている。もちろん該光学面のみを偏心させても同様の効果は得られる。
【0069】
(実施形態3)
次に実施形態3に関して詳細を記していく。
【0070】
図10において、1a、1bはそれぞれ例えば半導体レーザよりなる光源である。本実施形態においては1a、1bは90μm離れており、この距離だけ副走査方向に光源を離して配置してしまうと後述する被走査面7で結像点が副走査方向に大きく離れすぎてしまうため、光源を光軸回りに回転させる事により、被走査面上で各光源の結像点が副走査方向に約21μm離れるようにしている。
【0071】
2はコリメータレンズであり、光源1a、1bから射出した発散光束を略平行光束に変換している。
【0072】
本実施形態においては走査光学手段の第1光学素子6aの偏向手段5側の面を偏心による影響を受け難いアナモフィックな光学非球面にしている。
【0073】
本実施形態における光学性能は実施形態2と同様である為、像面湾曲及び歪曲収差に関しては省略する。
【0074】
また、同様の理由より偏心時の性能に関しても既に実施形態2で示したものに関しては省略する。
【0075】
走査線の副走査方向の間隔を図18に示す。全域でほぼ均一の幅になっていることが分かる。また、軸上において各光線の主走査方向の位置関係が揃った場合の主走査方向の位置ずれを図20に示す。±0.5μm内と、良好な性能であることが分かる。
【0076】
本実施形態においては実施形態1、2の時とは異なり光源を複数有している。このため実施形態1で考慮していた偏心による影響以外に、各光源の結像位置の相対的な位置ずれが問題になってくる。常に相対的な位置関係が一定であるならば光源間の距離や各光源の発行を開始するタイミングを調整する事によって改善できるが、走査するに従い相対的な位置関係がずれてくる場合は前述の方法では改善できない。よって面形状自体が偏心の影響が現れにくい形状をしている事が好ましい。そしてこの場合も実施形態1と同様に主走査断面近傍に於いて回転対称非球面に相当する形状をしている事が好ましい。但し、完全に回転対称非球面にしてしまうと必要な光学性能を持たせることが困難になるばかりでなく成形加工をするに当たり型補正が困難になってしまうため好ましくない。よって本実施形態に於いても実施形態1で定義した主走査断面及び副走査断面の関数で表される形状を走査光学手段6の各光学面に施しているが、特にレンズ6aの偏向手段側の面の副走査断面曲率半径を図11で示すようにRaとRsの比が0.8から1.2の間におさまる様にすることで設計値において十分な性能を有し且つ偏心による影響を図19、21に示すように軽減している。図19A〜図19Fは該アナモフィックな非球面を施したレンズが偏心した場合の設計値に対する走査線の副走査方向の間隔ズレを示し、図21A〜図21Fは、主走査方向の各光源間の位置ずれを示している。
【0077】
また本実施形態においては、走査光学手段がないと仮定したときに、被走査面に垂直に入射する、偏向手段から偏向反射された光束に対し該アナモフィックな非球面を有する光学素子の光軸が紙面上側に0.33mm偏心している。これは偏向手段として偏向面に回転軸を持たない回転多面鏡を用いているため像面湾曲の発生の仕方が左右で異なる為であり、これを軽減するために光学素子を偏心させている。もちろん該光学面のみを偏心させても同様の効果は得られる。
【0078】
図22は、本発明の画像形成装置の実施形態を示す副走査方向の要部断面図である。図22において、符号104は画像形成装置を示す。この画像形成装置104には、パーソナルコンピュータ等の外部機器117からコードデータDcが入力する。このコードデータDcは、装置内のプリンタコントローラ111によって、画像データ(ドットデータ)Diに変換される。この画像データDiは、実施形態1〜3に示した構成を有する光走査ユニット100に入力される。そして、この光走査ユニット100からは、画像データDiに応じて変調された光ビーム103が出射され、この光ビーム103によって感光ドラム101の感光面が主走査方向に走査される。
【0079】
静電潜像担持体(感光体)たる感光ドラム101は、モータ115によって時計廻りに回転させられる。そして、この回転に伴って、感光ドラム101の感光面が光ビーム103に対して、主走査方向と直交する副走査方向に移動する。感光ドラム101の上方には、感光ドラム101の表面を一様に帯電せしめる帯電ローラ102が表面に当接するように設けられている。そして、帯電ローラ102によって帯電された感光ドラム101の表面に、前記光走査ユニット100によって走査される光ビーム103が照射されるようになっている。
【0080】
先に説明したように、光ビーム103は、画像データDiに基づいて変調されており、この光ビーム103を照射することによって感光ドラム101の表面に静電潜像を形成せしめる。この静電潜像は、上記光ビーム103の照射位置よりもさらに感光ドラム101の回転方向の下流側で感光ドラム101に当接するように配設された現像器107によってトナー像として現像される。
【0081】
現像器107によって現像されたトナー像は、感光ドラム101の下方で、感光ドラム101に対向するように配設された転写ローラ108によって被転写材たる用紙112上に転写される。用紙112は感光ドラム101の前方(図22において右側)の用紙カセット109内に収納されているが、手差しでも給紙が可能である。用紙カセット109端部には、給紙ローラ110が配設されており、用紙カセット109内の用紙112を搬送路へ送り込む。
【0082】
以上のようにして、未定着トナー像を転写された用紙112はさらに感光ドラム101後方(図22において左側)の定着器へと搬送される。定着器は内部に定着ヒータ(図示せず)を有する定着ローラ113とこの定着ローラ113に圧接するように配設された加圧ローラ114とで構成されており、転写部から搬送されてきた用紙112を定着ローラ113と加圧ローラ114の圧接部にて加圧しながら加熱することにより用紙112上の未定着トナー像を定着せしめる。更に定着ローラ113の後方には排紙ローラ116が配設されており、定着された用紙112を画像形成装置の外に排出せしめる。
【0083】
図22においては図示していないが、プリントコントローラ111は、先に説明データの変換だけでなく、モータ115を始め画像形成装置内の各部や、後述する光走査ユニット内のポリゴンモータなどの制御を行う。
【0084】
本発明では、光源として、3本以上の複数光源(例えば、4本)にも適用できる。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、単数もしくは複数の光源から出射した光束を入射光学手段を介して偏向手段に導き、該偏向手段で偏向した光束を走査光学手段を介して被走査面上に結像且つ走査させる走査光学系において、走査光学手段を構成する光学素子の光学面のうち少なくとも1面は回転対称ではないアナモフィックな非球面で且つ該非球面の子線の曲率は該非球面を有する光学素子の偏心の影響を受け難い様に定めた事により印字品位の劣化を軽減し、且つ、低コストな走査光学系並びに前記走査光学系を用いた画像形成装置の提供を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)
【図2】実施形態1のレンズ6aの偏向手段側の主走査方向に対するRaとRsの比を示す図
【図3】実施形態1のレンズ6aの被走査面側の主走査方向に対するRaとRsの比を示す図
【図4】実施形態1の像面湾曲を示す図
【図5】実施形態1の歪曲収差を示す図
【図6】実施形態1の主走査像面の位置ずれを示す図
【図7】実施形態1の副走査像面の位置ずれを示す図
【図8】実施形態1のY方向への結像点の位置ずれを示す図
【図9】実施形態1のZ方向への結像点の位置ずれを示す図
【図10】実施形態2及び3の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)
【図11】実施形態2及び3のレンズ6aの偏向手段側の主走査方向に対するRaとRsの比を示す図
【図12】実施形態2及び3の像面湾曲を示す図
【図13】実施形態2及び3の歪曲収差を示す図
【図14】実施形態2及び3の主走査像面の位置ずれを示す図
【図15】実施形態2及び3の副走査像面の位置ずれを示す図
【図16】実施形態2及び3のY方向への結像点の位置ずれを示す図
【図17】実施形態2及び3のZ方向への結像点の位置ずれを示す図
【図18】実施形態3の走査線の副走査方向の間隔を示す図
【図19】実施形態3の走査線の副走査方向の間隔ずれを示す図
【図20】実施形態3の各光源間の主走査方向の位置ずれを示す図
【図21】実施形態3の偏心時における各光源間の主走査方向の間隔ずれを示す図
【図22】本発明の光走査光学系を用いた電子写真プリンタの構成例(副走査断面図)
【符号の説明】
1,1a,1b 光源手段(半導体レーザ)
2 コリメータレンズ
3 開口絞り
4 シリンドリカルレンズ
5 偏向手段(回転多面鏡)
5a 偏向面
6 走査光学手段
6a 第1光学素子
6b 第2光学素子
7 被走査面(感光ドラム面)
100 光走査ユニット
101 感光ドラム
102 帯電ローラ
104 画像形成装置
107 現像器
108 転写ローラ
109 用紙カセット
110 給紙ローラ
111 プリンタコントローラ
112 用紙
113 定着ローラ
114 加圧ローラ
115 排紙ローラ
Claims (4)
- 光源手段と、前記光源手段から出射された光束を偏向反射する偏向手段と、前記偏向手段の偏向面にて偏向反射された光束を被走査面上に結像させる走査光学手段と、を有する走査光学系であって、
前記走査光学系を構成する樹脂製の結像光学素子の少なくとも1つの光学面は、アナモフィックな回転非対称非球面であり、
副走査断面を前記結像光学素子の母線に対して垂直な断面と定義した場合、
前記アナモフィックな回転非対称非球面の副走査断面内の曲率半径Raは、前記走査光学手段の光軸から主走査方向に離れるに従い変化しており、
前記走査光学手段の光軸を中心にして前記アナモフィックな回転非対称非球面の母線を回転させた回転対称非球面を想定したときの副走査断面内の曲率半径Rsと前記アナモフィックな回転非対称非球面の副走査断面内の曲率半径Raが有効走査領域全域に渡って、
0.8<Ra/Rs<1.2
−500≦Rs≦−30
を満たし、かつ、
前記走査光学手段の光軸を中心にして前記アナモフィックな回転非対称非球面の母線を回転させた回転対称非球面を想定したときの副走査断面内の曲率半径Rsの最大値と最小値の比が
1.1≦max|Rs|/min|Rs|≦3.0
を満たすことを特徴とする走査光学系。 - 前記走査光学系は、複数の光源手段を有する請求項1に記載の走査光学系。
- 請求項1又は2に記載の走査光学系と、前記被走査面に配置された感光ドラムと、前記走査光学系で走査された光束によって前記感光ドラムの上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像手段と、前記現像されたトナー像を被転写材に転写する転写手段と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着手段とから成る画像形成装置。
- 請求項1又は2に記載の走査光学系と、外部機器から入力したコードデータを画像データに変換して前記走査光学系に入力せしめるプリンタコントローラとから成る画像形成装置。
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