JP4843585B2 - 装飾シート - Google Patents
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Description
(式中、nは1又は2、R1は炭素数1〜8のアルキル基、R2は炭素数1〜8のアルキル基又は炭素数1〜8のアルキル基の誘導体)
塩化ビニル樹脂(鐘淵化学社製 商品名「PSH10」)100重量部、アジピン酸ポリエステル系可塑剤(旭電化社製 商品名「アデカサイザーPN−446」、重量平均分子量:1800)30重量部、アルキル錫メルカプト化合物(勝田化工社製 商品名「TM−181FSJ」、モノメチル錫トリス(ノルマルオクチル−3−メルカプトプロピオネート){(CH3)−Sn−(SCH2CH2COOC8H17)3}と、ジメチル錫ビス(ノルマルオクチル−3−メルカプトプロピオネート){(CH3)2−Sn−(SCH2CH2COOC8H17)2}との混合物)5重量部、有機亜リン酸エステル(勝田化工社製)2重量部、及び、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤(旭電化社製 商品名「Mark1413」)4重量部を均一に混練して組成物を作製し、この組成物を溶剤に溶解させてなる組成物溶液を、離型フィルムの離型処理面上に塗布し、乾燥させて溶剤を除去する、所謂溶液キャスティング法により、離型フィルムの離型処理面上に厚み50μmの塩化ビニル樹脂シートが形成されてなる塩化ビニル樹脂積層シートを得た。
アクリル系樹脂シートの厚みを5μmの代わりに、15μmとしたこと以外は、実施例1と同様の要領で装飾シートを得た。
塩化ビニル樹脂シートの厚みを50μmの代わりに、150μmとしたこと以外は、実施例1と同様の要領で装飾シートを得た。
アクリル系樹脂シートの厚みを5μmの代わりに、0.5μmとしたこと以外は、実施例1と同様の要領で装飾シートを得た。
先ず、実施例1と同様の要領で、厚み50μmの塩化ビニル樹脂シートを作製した。一方、離型フィルムの離型処理面上にアルミニウム薄膜層が剥離可能に積層一体化されてなる転写用アルミニウム蒸着シート(麗光社製 商品名「PX198」)を用意し、この転写用アルミニウム蒸着シートのアルミニウム薄膜層上に実施例1のウレタン系接着剤溶液を塗布し、乾燥させて溶剤を除去することにより、転写用アルミニウム蒸着シートのアルミニウム薄膜層上にウレタン系接着剤層を形成した。
アルミニウム薄膜層上に塗布する接着剤を、ウレタン系接着剤の代わりに、エチレン−酢酸ビニル系ホットメルト接着剤(セメダイン社製 商品名「HM622」)とし、第一積層シートを、180℃に加熱した状態で、一対のローラ間に供給して、上記第一積層シートをその厚み方向に加圧すること以外は実施例1と同様の要領で、アクリル系樹脂シート、アルミニウム薄膜層、エチレン−酢酸ビニル系ホットメルト接着剤層、塩化ビニル樹脂シート及びアクリル系粘着剤層がこの順に積層一体化されてなる装飾シートを得た。
得られた装飾シートに光を照射し、装飾シートの反射光による色の鮮明さ及び光沢感を目視観察し、下記基準により、装飾シートの初期装飾性を評価した。
◎:装飾シートは、色が非常に鮮明であり且つ優れた光沢感を有していた。
○:装飾シートは、色が鮮明で且つ光沢感を有していた。
×:装飾シートは、色が鮮明でない或いは光沢感を有していなかった。
得られた装飾シートから離型フィルムを25mm/secの速度で剥離させた後、この装飾シートのアルミニウム薄膜層を目視観察し、下記基準により評価を行った。
◎:ひび割れは全くなかった。
○:ひび割れが若干認められるが、使用上問題ない程度であった。
×:ひび割れが多数認められ、装飾シートの装飾性が損なわれていた。
サンシャインウェザオメーター(スガ試験機社製)を使用し、JIS D0205(自動車部品の耐候性試験)に準拠して、装飾シートの耐候性について試験を行い、試験開始から400時間及び1000時間における装飾シートの外観の色の鮮明さ及び光沢感を目視観察して、下記基準により装飾シートの促進耐候性を評価した。但し、試験開始から400時間経過時において装飾性が低下していた装飾シートについては、1000時間経過時の促進耐候性についての評価を行わなかった。
◎:400時間経過時及び1000時間経過時の何れにおいても、装飾シートの装飾性
に変化は認められなかった。
○:400時間経過時において、装飾シートの装飾性に変化は認められず、1000時
間経過時においても、装飾シートの装飾性はほとんど低下していなかった。
△:400時間経過時において、装飾シートの装飾性がごく僅かに低下していた。
×:400時間経過時において、装飾シートの装飾性が低下していた。
得られた装飾シートを、20℃の市販のハイオクガソリンに60分間浸漬し、装飾シートをハイオクガソリンから取り出して、23℃の温度下で3分間静置した。次に、この装飾シートに付着しているハイオクガソリンを未使用のガーゼで拭き取った後、装飾シートの外観を目視観察して、下記基準により装飾シートの耐ガソリン性を評価した。
○:装飾シートに変色及び層間剥離が認められなかった。
×:装飾シートに変色或いは層間剥離が認められた。
2 ウレタン系接着剤層
3 金属薄膜層
4 アクリル系樹脂シート
5 粘着剤層
Claims (6)
- 基材シートの一面にウレタン系接着剤層を介して金属薄膜層が積層一体化されていると共に、上記金属薄膜層上にはアクリル系樹脂シートが積層一体化され、上記基材シートの他面には粘着剤層が積層一体化されていることを特徴とする装飾シート。
- アクリル系樹脂シートの厚みが1〜20μmであると共に、基材シートの厚みが20〜110μmであることを特徴とする請求項1に記載の装飾シート。
- 基材シートは、塩化ビニル系樹脂を主成分とすることを特徴とする請求項1に記載の装飾シート。
- 基材シートと金属薄膜層とがドライラミネート法によってウレタン系接着剤層を介して一体化されてなることを特徴とする請求項1に記載の装飾シート。
- アクリル系樹脂シートが硬化剤を含有していることを特徴とする請求項1に記載の装飾シート。
- アクリル系樹脂シートが、アクリル系樹脂100重量部に対して硬化剤0.1〜3重量部を含有していることを特徴とする請求項5に記載の装飾シート。
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