JP4836354B2 - データ通信用アダプタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、一方の情報処理装置からのデータに基づいて、他方の情報処理装置へデータを入力するためのデータ通信用アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】
糖尿病患者にとっては、血糖値を管理するために日頃から自己の血糖値を把握しておくことは重要である。その一方、頻繁に医療機関に足を運ぶのが煩わしことから、患者自身が簡易に血糖値の測定を行え、しかも出先などでも血糖値の測定を気軽に行えるように、手のひらに納まるようなサイズの携帯型の血糖値測定装置が用いられている。
【0003】
携帯型の血糖値測定装置を用いる場合、基本的には、測定結果に基づいて患者自身の判断により血糖値の管理が行われるが、その場合でも、定期的に医師などの専門家の指導を仰ぐほうが好ましいのはいうまでもない。したがって、測定データを定期的に専門家に見せる必要があり、その場合には、測定データをプリントアウトしてそれを専門家に手渡し、あるいは血糖値測定装置を医療機関などに持参して、そのデータを医療機関などが管理するパーソナルコンピュータなどに入力する必要がある。これらの作業は、結局、医療機関などに足を運ぶ必要があるために煩わしい。
【0004】
このような煩わしさを回避する方策としては、血糖値測定装置に記憶された測定データを、電気通信により医療機関のコンピュータに送信する方法が考えられる。しかしながら、携帯型の血糖値測定装置は電気通信機能を持っていないのが通常である。そのため、携帯型電話機に血糖値測定装置を接続してデータを携帯型電話機に入力した上で、いわゆる電子メールなどを利用して医療機関のコンピュータにデータを送信することが考えられる。この場合、血糖値測定装置に記憶されたデータを携帯型電話機を用いて送信できるようにデータ形式を変換するなどのデータの加工が必要となる。そのため、血糖値測定装置からの出力データを加工した後に携帯型電話機に入力させるためのデータ通信用アダプタが用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
携帯型血糖値測定装置は、患者が測定データの変遷を確認できるようにとの配慮から、複数の測定データ(たとえば120個)を記憶するように構成されているのが通常である。その一方で、携帯型血糖値測定装置には、記憶された複数の測定データから特定の測定データ、たとえば出力済みの測定データ以外の新規データのみを選択して出力する機能を有していない。もちろん、携帯型電話機も、そのような機能を有していない。したがって、携帯型電話機を用いて測定データを送信する場合には、既に医療機関のコンピュータに送信した測定データを含めた複数の測定データが携帯型電話に入力され、そのような多量のデータが携帯型電話機から医療機関のコンピュータに送信されてしまう。このため、測定データの送信時間が長くなってしまうといった不具合が生じるばかりか、それに伴って通信料金も高くなってしまう。
【0006】
このような問題は、血糖値測定装置に記憶されたデータを携帯型電話機を介して送信する場合に限らず、電気通信機能を有しない情報処理装置から、通信機能を有する他の情報処理装置を介してデータを送信する場合において生じ得るものである。
【0007】
データ通信用アダプタは、図8に示したようにアダプタ本体70、血糖値測定装置8の出力端子80に接続するための第1端子71、および携帯型電話機9の入力端子90に接続するための第2端子72を有している。図示したデータ通信用アダプタ7では、第1端子71はアダプタ本体70に対して可撓性を有するケーブル73を介して接続されている。これは、携帯型電話機9と血糖値測定装置8とをデータ通信用アダプタ7を用いて接続した状態で机上などに配置した場合に、データ通信用アダプタ7と血糖値測定装置8との間に融通性(フレキシブル性)を持たせるためである。
【0008】
このようにしてケーブル73を用いて第1端子71を血糖値測定装置8と接続した場合には、使用時の取り扱い性が改善される。その反面、アダプタ本体70からケーブル73が延出しているために非使用時の取り扱い性や第1端子71の収容性が悪化する。それに加えて、第1端子71の導体部分71aが剥き出しとなっていれば、静電気の発生により塵埃が付着し、この状態のままで血糖値測定装置8の出力端子80と第1端子71とを接続すれば、血糖値測定装置8の電気回路が壊れてしまいかねない。
【0009】
このような問題もまた、血糖値測定装置8と携帯型電話機9との間をケーブル73を有するデータ通信用アダプタ7を用いて接続する場合に限らず、2つの情報処理装置の間をケーブル73を有するデータ通信用アダプタ7を用いて接続する場合において生じ得るものである。
【0010】
本願発明は、このような事情のもとに考えだされたものであって、一方の情報処理装置からのデータに基づいて、他方の情報処理装置にデータを入力させるデータ通信用アダプタにおいて、他方の情報処理装置により電気通信によりデータを送信するときのデータ送信時間および通信料金を低減し、またアダプタから延出するケーブルに起因した不具合を改善することを課題としている。
【0011】
【発明の開示】
本願発明により提供されるデータ通信用アダプタは、データ入力手段およびデータ出力手段を備え、第1の情報処理装置からのデータに基づいて第2の情報処理装置へデータを入力するためのデータ通信用アダプタであって、上記第1の情報処理装置から出力され、かつ上記データ入力手段を介して入力された複数のデータであって、個々のデータを他のデータと識別するためのデータ識別情報を有するものを記憶する記憶手段と、上記第2の情報処理装置を識別する識別手段と、上記記憶手段に記憶された複数のデータのうちから、上記データ識別情報に基づいて、特定条件を満たすデータを選択する選択手段と、上記選択手段により選択されたデータを、上記識別手段により識別された上記第2の情報処理装置が処理可能なデータ形式に加工するデータ加工手段と、上記データ出力手段を介して、上記第2の情報処理装置に向けて上記データ加工手段による加工済みのデータを出力させる制御手段と、をさらに備えており、上記第1の情報処理装置は、携帯型の測定装置であるとともに、複数の測定データを記憶し、かつこれらの測定データを一括して外部に出力するように構成されたものであることを特徴としている。
【0013】
データ識別情報としては、たとえば測定日時または測定順序を特定する情報が挙げられる。この場合には、記憶手段は、第2の情報処理装置に前回出力した測定データを記憶するように構成するのが好ましい。そして、選択手段は複数の測定データと前回出力した測定データとを比較して、データ識別情報に基づいて、複数の測定データのうちから前回出力した測定データより後に測定した測定データを選択し、制御手段は選択手段により選択されたデータに基づいて、データ出力手段を介して第2の情報処理装置に向けてデータを出力させる。
【0014】
データ識別情報としては、測定値も挙げられる。この場合、選択手段は、たとえば記憶手段に予め記憶された特定値と測定値とを比較し、特定値よりも値の大きなもの、あるいは小さなものを選択するように構成される。
【0015】
好ましくは、選択手段により選択されたデータに基づいて演算を行う演算手段をさらに有しており、制御手段は演算手段による演算結果を第2の情報処理装置に向けて出力させる。演算項目としては、たとえば選択手段により測定データが複数選択された場合におけるこれらの測定データの平均値や標準偏差、あるいは測定データの補正、もしくはデータ形式の変更などが挙げられる。
【0016】
第2の情報処理装置は、データ送信手段を有するものであるのが好ましい。この場合には、第2の情報処理装置からデータを送信すべき第3の情報処理装置を識別するための識別情報を記憶手段に記憶させておき、制御手段は、上記第1の情報処理装置からのデータが上記データ入力手段を介して入力されたときに、データ送信手段に対して、上記識別情報に合致する第3の情報処理装置を特定させるとともに、当該第3の情報処理装置に向けてデータを送信させるように構成される。
【0017】
第2の情報処理装置には、複数の第3の情報処理装置のそれぞれの送信用宛て名を記憶させておき、制御手段は、データ送信手段に対して、識別情報に合致する送信用宛て名を選択させるとともに、第3の情報処理装置に向けてデータを送信させるようにしてもよい。送信用宛て名としては、メールアドレスやURLが想定される。
【0018】
好ましくは、上記データ入力手段、上記データ出力手段、上記記憶手段、上記識別手段、上記選択手段、上記データ加工手段および上記制御手段を包含するアダプタ本体と、上記第1の情報処理装置の出力端子に接続させるための第1端子と、上記第2の情報処理装置の入力端子に接続させるための第2端子と、を有し、上記第1端子および上記第2端子のうちの少なくとも一方は、ケーブルを介して上記アダプタ本体と接続されており、上記アダプタ本体には、上記ケーブルに接続された端子を収容するための収容部が設けられる。
【0019】
収容部は、アダプタ本体の周縁部に設けられた凹部を有するものとして、ケーブルをも収容可能に構成するのが好ましい。収容部には、ケーブルに接続された端子の導体部分を挿入するための挿入部を設けるのが好ましい。この場合には、挿入部にケーブルに接続された端子の導体部分が挿入され、あるいは挿入されていた導体部分が抜き出されたことを検知する検知手段を設けてもよい。そして、検知手段が挿入部に導体部分が挿入されたことを検知した場合には電源をオフにし、検知手段が挿入部から導体部分が抜き出されたことを検知した場合には電源をオンにするように構成してもよい。
【0020】
本願発明のデータ通信用アダプタは、血液中のグルコース濃度を測定するように構成された第1の情報処理装置からのデータに基づいて、電子通信回線を通じてデータを送信するように構成された携帯型通信端末(たとえば携帯型電話機やPDA)としての第2の情報処理装置にデータを入力させるために好適に使用される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
【0022】
まず、図1ないし図5を参照して、本願発明に係るデータ通信用アダプタの形態を説明する。
【0023】
図1および図2に示したように、データ通信用アダプタ1は、第1の情報処理装置の一例としての血糖値測定装置2から出力されたデータに基づいて、第2の情報処理装置の一例としての携帯型電話機3にデータを入力させるためのものである。
【0024】
血糖値測定装置2は、たとえば一対の電極および反応部を有するバイオセンサを用いて血液中のグルコース濃度(血糖値)を測定するものである。より具体的には、バイオセンサを装着した状態で反応部に血液を供給した後に、一対の電極により酸化電流値を測定し、この酸化電流値に基づいて血液中のグルコース濃度測定するものである。
【0025】
この血糖値測定装置2は、複数の測定データ、たとえば最大で120個の測定データを記憶可能であるが、電気通信回線を通じてのデータ送信機能は有していない。測定データには、少なくとも測定日時(測定順序)および血糖値に関する情報が含まれている。これらの情報の少なくとも1つにより、各測定データが他の測定データと識別される。血糖値測定装置2は、スイッチ21に対する押圧操作により電源がオンとされたときに、出力端子20に他の機器の端子が挿入されているか否かを判断する。そして、電源オン時に出力端子20に他の機器の端子が挿入されていると判断した場合には、特定の記憶領域に記憶している全てのデータを一括して出力するように構成されている。このときに出力するデータには、記憶している全ての測定データ、血糖値測定装置2のシリアル番号が含まれる。
【0026】
携帯型電話機3は、電気通信回線を通じてのデータ通信機能を有するものであり、たとえばホームページへのアクセスや電子メールによりサーバーに対してデータを送信するものである。
【0027】
データ通信用アダプタ1は、第1端子4、第2端子5、およびアダプタ本体6を有しており、第1端子4を血糖値測定装置2の出力端子20に接続し、第2端子5を携帯型電話機3の入力端子30に接続して使用するものである。
【0028】
第1端子4は、いわゆるピンジャック(ピン型おす端子)として構成されており、導体ピン40および保護部41を有している。この第1端子4は、可撓性を有するケーブル42を介してアダプタ本体6と接続されている。アダプタ本体6は、後述する種々の手段を実現する電気回路(図示略)を内蔵しており、この電気回路と第1端子4とがケーブル42を介して電気的にも接続されている。したがって、血糖値測定装置2からの出力が第1端子4およびケーブル42を介して電気回路内に入力される。
【0029】
第2端子5は、多極コネクタとして構成されており、アダプタ本体6ひいては電気回路と接続されている。したがって、データ通信用アダプタ1からの出力が第2端子5を介して携帯型電話機3に入力される。
【0030】
アダプタ本体6には、押圧ボタン60、表示ランプ61および収容部62が設けられている。押圧ボタン60は、たとえば測定データ送信の指示を与えるためものであり、押圧時間の長短により、後述する選択手段66により選択された測定データのみを送信する指示を与え、あるいは血糖値測定装置2から入力された全ての測定データを送信する指示を与える(図6参照)。一方、表示ランプ61は、たとえば点灯周期の大小などにより、選択された測定データのみを送信するモードであるか、全ての測定データを送信するモードであるかを示すものである。もちろん、押圧ボタン60を操作することにより電源のオン・オフを行うように構成してもよい。
【0031】
収容部62は、図2ないし図5に示したように主収容部62Aおよび挿入部62Bを有している。主収容部62Aには、第1端子4の保護部41およびケーブル42が収容され、挿入部62Bには第1端子4の導体ピン40が収容される。
【0032】
主収容部62Aは、アダプタ本体6の周縁部に沿って延びるとともに、ケーブル42および第1端子4の保護部41の合計長さ寸法に対応した全長を有している。この主収容部62Aは、アダプタ本体6の厚み方向と交差する方向の外方側に向けて開放した開口部62a,62bを有する凹部として形成されており、その一端部にケーブル42の端部が接続されている。
【0033】
開口部62aは、ケーブル42の径に対応した幅を有している。一方、挿入部62Bは、主収容部62Aの他端部に連続して設けられている。主収容部62Aにおける挿入部62Bと同軸上の部分は、主収容部62Aの他端部への保護部41の挿入を容易とすべく、保護部41の径に対応した幅を有する広幅開口部62bとされている。したがって、収容部62に第1端子4およびケーブル42を収容する場合には、広幅開口部62bから第1端子4を差し込み、導体ピン40を挿入部62Bに挿入すればよい。そうすれば、第1端子4を収容部62内に収容することができ、このとき、アダプタ本体6の周縁部を巻き込むようにして主収容部62Aにケーブル42が収容される。
【0034】
挿入部62Bの内面には、検知手段を構成する導体部62cが設けられている。導体部62cは、挿入部62B内に導体ピン40を挿入したときにこの導体ピン40と接触するものである。
【0035】
挿入部62Bに導体ピン40が挿入されているということは、データ通信用アダプタ1が血糖値測定装置2と接続されていないということであるから、導体部62cと導体ピン40が接触したこと、つまり挿入部62Bに導体ピン40が挿入されたことを検知した場合には、データ通信用アダプタ1の電源をオフとするように構成してもよい。逆に、導体部62cと導体ピン40が接触しなくなったこと、つまり挿入部62Bから導体ピン40が抜き出されたことを検知した場合には、データ通信用アダプタ1の電源をオンとするように構成してもよい。このような構成は、導体部62cと導体ピン40との接触・非接触に連動して電源をオン・オフさせるプログラムをROMなどにインストールすることにより実現することができる。
【0036】
このようなデータ通信用アダプタ1では、非使用状態においては、挿入部62Bに導体ピン40を挿入し、保護部41およびケーブル42を主収容部62Aに収容しておくことができる。この状態では、アダプタ本体6からケーブル42や第1端子4が延出していないため、携帯性や収納性の面で優れている。また、導体ピン40が挿入部62B内に挿入されていれば、非使用時に導体ピン40に塵埃が付着する可能性が低減する。そのため、塵埃が付着した第1端子4を血糖値測定装置2の出力端子20に挿入してしまう可能性も低減するため、血糖値測定装置2の電気回路の破損が抑制される。
【0037】
本実施の形態では、第1端子のみがケーブルを介してアダプタ本体に接続されたデータ通信用アダプタについて説明した。しかしながら、第1端子および第2端子のうちの少なくとも一方の端子がケーブルを介してアダプ本体に接続された構成を有するものに対して、収容部を設けることにより上述した効果を享受できる。また、収容部の形態も種々に設計変更可能である。
【0038】
次に、データ通信用アダプタ1の機能および測定データ送信動作を図6および図7を参照しつつ説明する。
【0039】
データ通信用アダプタ1は、図6に示したようにデータ入力手段63およびデータ出力手段64を有しており、これらの間には、電気回路により実現される各種の手段が構築されている。データ入力手段63は、血糖値測定装置2からの出力を電気回路へ入力するものであり、第1端子4(図2参照)を有するものとして構成される。一方、データ出力手段64は、電気回路からの出力を携帯型電話機3に入力するものであり、第2端子5(図2参照)を有するものとして構成される。
【0040】
データ通信用アダプタ1はさらに、記憶手段65、選択手段66、識別手段67、データ加工手段68、および制御手段69を有している。これらの手段は、上述したように電気回路により実現されるものであり、この電気回路は、たとえばCPU(MPU)、ROM、およびRAMなどにより構成される。
【0041】
記憶手段65は、たとえば血糖値測定装置2のシリアル番号、血糖値測定装置2から出力された複数の測定データ、および携帯型電話機3に対して前回出力した測定データを記憶するものである。測定データには、測定日時(測定順序)や血糖値に関する情報が含まれており、これらの情報のうちの少なくも1つの情報(データ識別情報)に基づいて個々の測定データが他の測定データと区別(識別)される。記憶手段65はまた、携帯型電話機3によりアクセスすべきホームページのURLあるいは測定データ受信者のメールアドレス、もしくはこれらに対応する識別コードを記憶している。
【0042】
選択手段66は、データ識別情報に基づいて、複数の測定データから特定条件を満たすデータを選択するものである。たとえば、データ識別情報が測定日時や測定順序に関するものである場合には、選択手段66は、記憶手段65に記憶された前回出力測定データと複数の測定データとを比較して、複数の測定データから前回出力測定データよりも後に測定された測定データを選択する。データ識別情報が血糖値である場合には、選択手段66は、たとえば予め設定された閾値よりも値の大きな測定データ、あるいは値の小さな測定データを選択する。
【0043】
識別手段67は、携帯型電話機3の機種(会社名や型式など)を識別するものであり、これにより携帯型電話機3の通信プロトコルに関する情報が得られる。識別手段67はまた、血糖値測定装置2から血糖値測定装置2のシリアル番号が送られてきた場合には、その番号が記憶手段65に記憶されているか否かを判断し、血糖値測定装置2の識別をも行うものである。
【0044】
データ加工手段68は、選択手段66により選択された測定データを圧縮し、また携帯型電話機3の通信プロトコルに合致した形式にデータの変換を行うものである。このデータ加工手段68には、たとえば選択手段66により複数の測定データが選択された場合にはこれらの測定データの平均値や標準偏差を演算し、あるいは測定データを補正する機能を付与してもよい。
【0045】
制御手段69は、各手段65〜68を動作させるプログラムを実行する際に各種の指示・制御を行うものである。
【0046】
このように構成されたデータ通信用アダプタ1では、たとえば図7に示した手順に従って測定データが携帯型電話機3に出力され、それが携帯型電話機3の通信機能を利用してサーバーへ送信され、最終的には、医療機関のコンピュータなどのような端末に送信される。もちろん、データ通信用アダプタ1による測定データの送信は、図7に示した手順には限定されない。
【0047】
図7に示したように、データ通信用アダプタ1では、まず制御手段69が識別手段67に対して、データ通信用アダプタ1に接続されている携帯型電話機3の機種を識別させる(S1)。その後、データ入力手段63を介して、血糖値測定装置2からこの血糖値測定装置2のシリアル番号および測定データを取り込み、記憶手段65に記憶する(S2)。
【0048】
上述したように、血糖値測定装置2は、電源をオンにしたときに出力端子20が外部機器と接続されているか否かを判断し、外部機器と接続されていると判断した場合に特定の記憶領域に記憶しているデータを出力するものである。したがって、血糖値測定装置2の電源をオフにした状態でデータ通信用アダプタ1の第1端子4を血糖値測定装置2の出力端子20に接続した後に、血糖値測定装置2の電源をオンにすることにより自動的にデータ通信用アダプタ1には複数の測定データおよびシリアル番号が入力される。もちろん、データ通信用アダプタ1の押圧ボタン60を押圧する動作に連動し、血糖値測定装置2から出力をデータ通信用アダプタ1の記憶手段65に取り込むようにしてもよい。
【0049】
次いで、制御手段69は、取り込まれたシリアル番号が記憶手段65に記憶(登録)されているか否かを識別手段67に判断させる(S3)。このとき、識別手段67がシリアル番号が既に記憶されている判断した場合には(S3:YES)、制御手段69は、選択手段66に対して、記憶手段65に取り込んだ複数の測定データから最新の測定データを選択させる(S5)。最新測定データの選択は、記憶手段65に記憶されている前回出力した測定データと今回記憶手段65に取り込んだ複数の測定データとを比較することにより行う(S4)。より具体的には、選択手段66は、測定データに含まれる日時に関する情報を比較することにより、最新の測定データの選択を行う。
【0050】
一方、識別手段67がシリアル番号が記憶されていない判断した場合には(S3:NO)、制御手段69はシリアル番号を記憶手段65に記憶させ(新規登録し)た上で(S6)、選択手段66に対して取り込んだ測定データの全てを選択させる(S7)。
【0051】
続いて、制御手段69は、データ加工手段68に対して、選択された全ての測定データを圧縮させ、圧縮されたバイナリデータを、携帯型電話機3の機種に対応した文字形式に変換させる(S8)。なお、S1において、データ通信用アダプタ1に接続されている携帯型電話機3の種別の識別を行っていたが、機種の識別はデータ加工手段68によるデータの加工の直前に行ってもよい。また、選択された測定データが複数の場合には、これらの平均値や標準偏差を演算し、あるいは測定データを補正してからデータの圧縮などを行ってもよい。
【0052】
次いで、制御手段69は、測定データの送信指示があったか否かを確認する(S9)。データ通信用アダプタ1の押圧ボタン60を押圧することによりデータを送信する構成においては、押圧ボタン60が押圧されたか否かにより送信指示の有無を判断することができる。押圧ボタン60の押圧操作により血糖値測定装置2から測定データを取り込む場合には、その押圧操作をもって送信指示と判断することもでき、また携帯型電話機3においてキー入力することにより送信指示を行う場合には、そのキー入力をもって送信指示があったと判断することができる。
【0053】
制御手段69が送信指示がないと判断した場合には(S9:NO)、送信指示があるまで(S9:YES)、送信指示の有無を確認する。一方、制御手段69が送信指示があったことを確認した場合には(S9:YES)、測定データの受信者(たとえば医療機関)が開設するホームページに測定データを送信する(S10)。
【0054】
ホームページに送信された測定データは、サーバに転送される(S11)。もちろん、医療機関などの受信側端末に対して、ホームページを介することなく電子メールにより測定データを送信してもよい。
【0055】
ホームページに対するアクセスや電子メールの送信は、たとえば制御手段69が記憶手段65に記憶されているURLやメールアドレスを携帯型電話機3に自動入力させて、測定データを送信することにより行うことができる。また、制御手段69により記憶手段65に記憶させておいてURLやメールアドレスに対応する識別コードを携帯型電話機3に入力させ、携帯型電話機3のアドレス帳に登録されているURLやメールアドレスから識別コードに対応するURLやメールアドレスを選択させて、測定データを送信するようにしてもよい。これらの方法により送信先を特定して測定データを送信するようにすれば、送信先を入力する手間が省けるばかりか、入力ミスに起因して送信先を誤ってしまうこともない。
【0056】
一方、測定データの受信者側は、シリアル番号に対応する測定データを更新する(S12)。測定データの更新は、受信側の端末(パーソナルコンピュータ)自体がサーバの場合には、サーバに記憶された測定データを更新することにより行い、受信者側の端末がサーバでない場合には、サーバから測定データを取り込むことによって測定データの更新が行われる。
【0057】
そして、受信者が医療機関である場合には、シリアル番号により特定される送信者(たとえば糖尿病患者や血糖値診断希望者)の血糖値の状態を分析・管理し、必要に応じて送信者に対して医学的な見地からの診断結果を通知し、また日頃の生活習慣に対する指導を行う。これらの通知や指導もまた、電子メールにより行うことができる。したがって、糖尿病患者などは、頻繁に医療機関などに足を運ぶまでもなく、医師などの専門家の指導の下に血糖値の管理を行うことができる。
【0058】
以上に説明したデータ通信用アダプタ1では、血糖値測定装置2から入力された測定データの全てを携帯型電話機3に出力するのではなく、前回出力した測定データよりも測定日時の新しい測定データを選択して出力するように構成されている。そのため、携帯型電話機3によって送信すべきデータ量が少なくなるため、通信時間が低減されるとともに通信料金も低減される。
【0059】
また、携帯型電話機3の機種を識別してから送信すべき測定データを加工するため、通信プロトコルの異なる種々の携帯型電話機に対して対応できるようになる。もちろん、パーソナルコンピュータなどの端末に接続された固定式の電話機を用いて有線の電話回線を利用してデータを送信する場合にも本願発明を適用できる。また、血糖値測定装置と携帯型電話機の組み合わせ以外の情報処理装置間のデータの転送についても、先に説明したデータ通信用アダプタを使用することができる。
【0060】
本実施の形態では、第1の情報処理装置が血糖値測定装置であり、第2の情報処理装置が携帯型電話機であったが、本願発明に係るデータ通信用アダプタを使用できる第1および第2の情報処理装置の種類は、これらのものには限定されない。たとえば、第2の情報処理装置は、携帯型電話機以外の通信端末であって、電気通信回線を通じてデータを送信可能なもの、たとえば通信機能を有するPDAなどであってもよいし、第1の情報処理装置は、血糖値測定装置以外の濃度測定装置、たとえば血液中のコレステロールの濃度を測定できるものや血液以外の生化学的試料を被測定検体とするものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明に係るデータ通信用アダプタの使用状態を示す斜視図である。
【図2】 図1に示したデータ通信用アダプタの平面図である。
【図3】 図1に示したデータ通信用アダプタの正面図である。
【図4】 図1に示したデータ通信用アダプタの側面図である。
【図5】 図2のV−V線に沿う断面図である。
【図6】 データ通信用アダプタのブロック図を、データ通信用アダプタと接続される血糖値測定装置および携帯型電話機の模式的平面図とともに示したものである。
【図7】 測定データの送信動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】 従来のデータ通信用アダプタを、これと接続される携帯型電話機および血糖値測定装置とともに示した平面図である。
【符号の説明】
1 データ通信用アダプタ
2 血糖値測定装置(第1の情報処理装置)
3 携帯型電話機(第2の情報処理装置)
4 第1端子
40 導体ピン(第1端子の)
5 第2端子
6 アダプタ本体
62 収容部
62B 挿入部
62c 導体部(検知手段を構成する)
63 データ入力手段
64 データ出力手段
65 記憶手段
66 選択手段
69 制御手段
Claims (12)
- データ入力手段およびデータ出力手段を備え、第1の情報処理装置からのデータに基づいて第2の情報処理装置へデータを入力するためのデータ通信用アダプタであって、
上記第1の情報処理装置から出力され、かつ上記データ入力手段を介して入力された複数のデータであって、個々のデータを他のデータと識別するためのデータ識別情報を有するものを記憶する記憶手段と、
上記第2の情報処理装置を識別する識別手段と、
上記記憶手段に記憶された複数のデータのうちから、上記データ識別情報に基づいて、特定条件を満たすデータを選択する選択手段と、
上記選択手段により選択されたデータを、上記識別手段により識別された上記第2の情報処理装置が処理可能なデータ形式に加工するデータ加工手段と、
上記データ出力手段を介して、上記第2の情報処理装置に向けて上記データ加工手段による加工済みのデータを出力させる制御手段と、をさらに備えており、
上記第1の情報処理装置は、携帯型の測定装置であるとともに、複数の測定データを記憶し、かつこれらの測定データを一括して外部に出力するように構成されたものであり、
上記第2の情報処理装置は、電気通信回線を通じてデータを送信する携帯型通信端末であることを特徴とする、データ通信用アダプタ。 - 上記データ識別情報は、測定日時または測定順序を特定する情報であり、
上記記憶手段は、上記第2の情報処理装置に前回出力した測定データを記憶し、
上記選択手段は、上記複数の測定データと上記前回出力した測定データとを比較して、上記データ識別情報に基づいて、上記複数の測定データのうちから上記前回出力した測定データより後に測定した測定データを選択し、
上記制御手段は、上記選択手段により選択された測定データに基づいて、上記データ出力手段を介して上記第2の情報処理装置に向けてデータを出力させる、請求項1に記載のデータ通信用アダプタ。 - 上記データ識別情報は、測定値であり、
上記選択手段は、上記記憶手段に予め記憶された特定値と上記測定値とを比較し、上記特定値より値の大きなもの、または上記特定値よりも値の小さなものを選択する、請求項1に記載のデータ通信用アダプタ。 - 上記選択手段により選択されたデータに基づいて演算を行う演算手段をさらに有しており、かつ
上記制御手段は、上記演算手段による演算結果を上記第2の情報処理装置に向けて出力させる、請求項1ないし3のいずれかに記載のデータ通信用アダプタ。 - 上記第2の情報処理装置は、データ送信手段を有するものであり、
上記記憶手段は、上記第2の情報処理装置からデータを送信すべき第3の情報処理装置を識別するための識別情報を記憶しており、
上記制御手段は、上記第1の情報処理装置からのデータが上記データ入力手段を介して入力されたときに、上記データ送信手段に対して、上記識別情報に合致する第3の情報処理装置を特定させるとともに、当該第3の情報処理装置に向けてデータを送信させる、請求項1ないし4のいずれかに記載のデータ通信用アダプタ。 - 上記第2の情報処理装置は、複数の第3の情報処理装置のそれぞれの送信用宛て名を記憶しており、
上記制御手段は、上記データ送信手段に対して、上記識別情報に合致する送信用宛て名を選択させるとともに、上記第3の情報処理装置に向けてデータを送信させる、請求項5に記載のデータ通信用アダプタ。 - 上記データ入力手段、上記データ出力手段、上記記憶手段、上記識別手段、上記選択手段、上記データ加工手段および上記制御手段を包含するアダプタ本体と、上記第1の情報処理装置の出力端子に接続させるための第1端子と、上記第2の情報処理装置の入力端子に接続させるための第2端子と、を有し、
上記第1端子および上記第2端子のうちの少なくとも一方は、ケーブルを介して上記アダプタ本体と接続されており、
上記アダプタ本体には、上記ケーブルに接続された端子を収容するための収容部が設けられている、請求項1ないし6のいずれかに記載のデータ通信用アダプタ。 - 上記収容部は、上記アダプタ本体の周縁部に設けられた凹部を有しており、上記ケーブルをも収容可能とされている、請求項7に記載のデータ通信用アダプタ。
- 上記収容部は、上記ケーブルに接続された端子の導体部分を挿入するための挿入部を有している、請求項7または8に記載のデータ通信用アダプタ。
- 上記挿入部に上記導体部分が挿入されたか否かを検知する検知手段がさらに設けられており、
上記検知手段が上記挿入部に上記導体部分が挿入されたことを検知した場合には、電源をオフにするように構成されている、請求項9に記載のデータ通信用アダプタ。 - 上記挿入部から上記導体部分が抜き出されたか否かを検知する検知手段がさらに設けられており、
上記検知手段が上記挿入部から上記導体部分が抜き出されたことを検知した場合には、電源をオンにするように構成されている、請求項9に記載のデータ通信用アダプタ。 - 上記第1の情報処理装置は、血液中のグルコース濃度を測定するように構成されたものである、請求項1ないし11のいずれかに記載のデータ通信用アダプタ。
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