JP4835747B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
即ち、請求項1記載の発明は、走行装置(3)の上側に脱穀装置(2)を設け、該脱穀装置(2)の前側に刈取装置(4)を設け、脱穀装置(2)の横側部には刈取装置(4)で刈り取った穀稈を挟持して脱穀装置(2)に供給する穀稈供給搬送装置(12)を設け、該穀稈供給搬送装置(12)の搬送始端部の機体内側の部位に前側供給搬送装置(13)を設け、前記走行装置(3)には、変速操作具(96)の操作量に対応して出力回転速度が増減する走行用無段変速装置(20)の出力回転を伝動し、前記脱穀装置(2)と穀稈供給搬送装置(12)にはエンジン(22)の出力回転を変速装置を介さずに伝動する構成としたコンバインにおいて、前記刈取装置(4)と前側供給搬送装置(13)には走行装置(3)の走行駆動速度に同調して出力回転速度が増減する刈取搬送用無段変速装置(21)の出力回転を伝動する構成とし、該刈取搬送用無段変速装置(21)を、前記エンジン(22)の出力回転を穀稈供給搬送装置(12)と刈取搬送用無段変速装置(21)に分岐させて伝動するギヤケース(50)の機体内側の部位に取り付けたことを特徴とするコンバインとした。
請求項3記載の発明は、前記刈取装置(4)を支持する縦支持フレーム(67)の上端部に横支持フレーム(65)を一体的に設け、該横支持フレーム(65)をリンク機構(68)を介して機体フレーム(1)上に支持することで、刈取装置(4)を機体外側方へ移動自在な構成としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコンバインとした。
請求項4記載の発明は、前記エンジン(22)の冷却後の排風が刈取搬送用無段変速装置(21)に当たる構成としたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載のコンバインとした。
請求項3記載の発明によると、上記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加え、刈取装置(4)を機体外側方へ移動させることで、刈取搬送用無段変速装置(21)の周辺を開放することができ、この刈取搬送用無段変速装置(21)などのメンテナンスを容易に行なうことができる。
請求項4記載の発明によると、上記請求項1又は請求項2又は請求項3記載の発明の効果に加え、エンジン(22)冷却後の排風により、刈取搬送用無段変速装置(21)の冷却効果が増し、この刈取搬送用無段変速装置(21)の作動状態を適正に維持することができる。
図1に示すように、本発明を実施するコンバインは、機体フレ−ム1の下側に走行装置3を設け、機体フレーム1の上側に脱穀装置2を設け、脱穀装置2の前側に刈取装置4を設け、脱穀装置2の右側に該脱穀装置2で脱穀された穀物を貯留するグレンタンク5を設け、グレンタンク5の前側にレバー形状の変速操作具96を備えた操縦部6を設け、グレンタンク5の後側には穀物を外部へ排出する排出装置7を設けて構成する。
脱穀装置2の左横側部には、搬送装置98の搬送終端部から引き継いだ穀稈を脱穀装置2の扱胴34に供給しながら後方へ搬送する穀稈供給搬送装置12を設ける。
この前側供給搬送装置13は、搬送装置98の搬送終端部から引継いだ穀稈を穀稈供給搬送装置12の搬送始端部へ円滑に引継ぐためのものであり、穀稈供給搬送装置12の搬送方向と平行に配置する。この前側供給搬送装置13の搬送始端部は、搬送装置98の搬送終端部に対して、平面視で一部重合させて配置する。また、前側供給搬送装置13の搬送終端部は、脱穀装置2の扱室の入口の直前の位置に配置する。
25Aはエンジン22の出力プーリー、25Bは刈取脱穀用出力プーリー、26は走行用無段変速装置20の入力プーリー、27は走行用無段変速装置20を設けたミッションケース、28は刈取脱穀用出力プーリー25Bの回転が伝動される中間プーリー、29は中間軸、30は中間歯車、31は中間伝動軸、32,32は一対の脱穀用傘歯車、33は脱穀伝動軸、33Aは脱穀用中間プーリー、33Bは扱胴伝動用プーリー、34は扱胴、34Aは扱胴軸、35は処理胴、36は刈取用中間歯車、37は刈取搬送用無段変速装置21の入力軸、38は刈取搬送用無段変速装置21の出力軸、39は刈取用中間出力軸、40は搬送用出力軸、41は脱穀側の中間出力軸(穀稈供給搬送中間出力軸)、41Aは供給搬送用プーリー、42は唐箕、43は穀稈供給搬送装置12の駆動スプロケット、44は刈取脱穀用出力プーリー25Bと中間プーリー28の間に掛け回したベルトを緊張・弛緩させるテンションローラ式の刈取脱穀クラッチ、45は刈取用中間出力軸39に設けた刈取中間出力プーリー、46は刈取中間入力プーリー、47は刈取中間出力プーリー45と刈取中間入力プーリー46に掛け回したベルトである。
しかして、図8に示すように、前記刈取中間出力軸54には、センサギヤ102を取り付ける。このセンサギヤ102は外周のギヤ部66の歯部の通過を電磁ピックアップ式のセンサ(図示省略)により検出することで、刈取中間出力軸54の回転速度を検出する構成とする。
また、センサギヤ102を刈取用中間従動歯車56よりも外側に配置し、このセンサギヤ102の外周部と刈取用中間従動歯車56とが軸芯方向視で重なるように配置する。
また、刈取搬送用無段変速装置21内の油圧ポンプと油圧モータの間の油路には、走行用無段変速装置20側のチャージポンプからの作動油を分流して供給する構成とする。
3 走行装置
4 刈取装置
12 穀稈供給搬送装置
13 前側供給搬送装置
20 走行用無段変速装置
21 刈取搬送用無段変速装置
22 エンジン
38 出力軸
39 刈取用中間出力軸
40 搬送用出力軸
50 ギヤケース
54 刈取中間出力軸
55 刈取中間出力歯車
56 刈取用中間従動歯車
57 中間歯車
60 中間軸
65 横支持フレーム
67 縦支持フレーム
68 リンク機構
96 変速操作具
Claims (4)
- 走行装置(3)の上側に脱穀装置(2)を設け、該脱穀装置(2)の前側に刈取装置(4)を設け、脱穀装置(2)の横側部には刈取装置(4)で刈り取った穀稈を挟持して脱穀装置(2)に供給する穀稈供給搬送装置(12)を設け、該穀稈供給搬送装置(12)の搬送始端部の機体内側の部位に前側供給搬送装置(13)を設け、前記走行装置(3)には、変速操作具(96)の操作量に対応して出力回転速度が増減する走行用無段変速装置(20)の出力回転を伝動し、前記脱穀装置(2)と穀稈供給搬送装置(12)にはエンジン(22)の出力回転を変速装置を介さずに伝動する構成としたコンバインにおいて、前記刈取装置(4)と前側供給搬送装置(13)には走行装置(3)の走行駆動速度に同調して出力回転速度が増減する刈取搬送用無段変速装置(21)の出力回転を伝動する構成とし、該刈取搬送用無段変速装置(21)を、前記エンジン(22)の出力回転を穀稈供給搬送装置(12)と刈取搬送用無段変速装置(21)に分岐させて伝動するギヤケース(50)の機体内側の部位に取り付けたことを特徴とするコンバイン。
- 前記刈取搬送用無段変速装置(21)の変速後の回転が出力される出力軸(38)と同一軸心上に、該出力軸(38)と一体回転する刈取中間出力軸(54)を設け、該刈取中間出力軸(54)に設けた刈取中間出力歯車(55)に、前記刈取装置(4)を駆動する刈取用中間出力軸(39)に設けた刈取用中間従動歯車(56)と、前記前側供給搬送装置(13)を駆動する搬送用出力軸(40)への伝動経路途中の中間軸(60)に設けた中間歯車(57)を噛み合わせたことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
- 前記刈取装置(4)を支持する縦支持フレーム(67)の上端部に横支持フレーム(65)を一体的に設け、該横支持フレーム(65)をリンク機構(68)を介して機体フレーム(1)上に支持することで、刈取装置(4)を機体外側方へ移動自在な構成としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコンバイン。
- 前記エンジン(22)の冷却後の排風が刈取搬送用無段変速装置(21)に当たる構成としたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載のコンバイン。
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