JP4835555B2 - 洗車機 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば給油所に設置され、洗車に使用される洗車機に関するものである。
従来の洗車機には、例えば特許文献1に開示されているように、洗車機本体を、被洗浄車両の洗浄を行う洗浄手段を備えた前部本体と、被洗浄車両の乾燥を行う乾燥手段を備えた後部本体に分離し、前部本体と後部本体をそれぞれ別個に走行可能とした洗車機がある。
またこの洗車機には、前部本体と後部本体とが別個に走行して前後間隔が所定間隔以上開いたことを検出し、また前部本体と後部本体が接近しすぎたことを検出する検出手段(閉限・開限検出手段)として、後部本体の天井前端から前部本体の天井に向けて左右一対の被検出体(棒体)が突出され、前部本体にこれら一対の被検出体を支持案内する案内レールが設けられ、前部本体の前端に一方の被検出体の先端の進入により動作するリミットスイッチからなる減速用の閉限減速検出センサと停止用の閉限停止検出センサが設けられ、また前部本体の後端に他方の被検出体の先端の後退により動作するリミットスイッチからなる減速用の開限減速検出センサと停止用の開限停止検出センサが設けられている。
この構成により、前部本体と後部本体が接近し、閉限減速検出センサが動作すると、走行中の前部本体,後部本体は減速し、閉限停止検出センサが動作すると、走行中の前部本体,後部本体が停止されることにより、前部本体と後部本体の接触が回避されている。また前部本体と後部本体が離れて、開限減速検出センサが動作すると、走行中の前部本体,後部本体は減速し、開限停止検出センサが動作すると、走行中の前部本体,後部本体が停止されることにより、前部本体と後部本体が離れて、前部本体と後部本体とを接続するデータ・給電・給水のラインが切断されてしまう恐れが回避されている。
特開2003−312452号公報
しかし、従来の洗車機では、閉限・開限検出手段として後部本体の天井前端から前部本体の天井に向けて棒体(被検出体)を設けているために、前部本体と後部本体が離れたことを検出可能な長さの部材が必要であり、かつ棒体を支持案内する案内レールが必要となり、閉限・開限検出手段の設置スペースを長くとる必要があった。すなわち“長さスペース”が必要であった。
また前部本体と後部本体の天井に、棒体(被検出体)とリミットスイッチ(センサ)を設けることにより、外観が悪く、また据付・メンテナンス作業性が悪く、風雨による入水、入塵、錆等のトラブルが発生するという問題があった。
そこで、本発明は、少なくとも前部本体と後部本体との開限検出手段を、洗車機本体内に収納でき、外観、据付・メンテナンス作業性を向上でき、風雨によるトラブルを解消できる洗車機を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、洗車機本体を、被洗浄車両の洗浄を行う洗浄手段を備えた前部本体と、被洗浄車両の乾燥を行う乾燥手段を備えた後部本体に分離し、前部本体と後部本体をそれぞれ別個に走行可能とした洗車機であって、
前記前部本体と前記後部本体とが別個に走行し、その前後間隔が予め設定された所定間隔まで開いたとき、これを検出する開限検出手段が、前記前部本体および前記後部本体の内部に設けられ、この開限検出手段は、前記前部本体の後端部または前記後部本体の前端部に一端が固定される索体と、前記後部本体の前方内部または前記前部本体の後方内部に配置され、一端に前記索体の他端が固定され、前記索体により引っ張られることにより移動する移動体と、前記後部本体の前方内部または前記前部本体の後方内部に配置され、前記移動体の移動位置により、前記前後間隔が予め設定された所定間隔まで開いたことを検出するセンサを備えることを特徴とするものである。
上記構成によれば、前部本体と前記後部本体との前後間隔が開いていないときは索体はたるんだ状態となり、移動体は移動しないことによりセンサは動作しない。このように索体がたるむことにより、従来のような“長さスペース”が不要となる。また前部本体と前記後部本体との前後間隔が開いていき、所定間隔まで開くと、移動体は索体により引っ張られ、センサが動作して所定間隔(開限)が検出される。なお、センサが動作すると、前部本体と後部本体は停止される。
また移動体およびセンサが、後部本体の前方内部または前部本体の後方内部に配置されることにより、外観が改善され、据付時およびメンテナンス時の作業性が改善され、風雨によるトラブルが解消され、また前部本体と後部本体の高さが低くなる。
また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、前記移動体の他端は、弾性体または錘によって前記索体により引っ張られる方向と逆向きに付勢されていることを特徴とするものである。
上記構成によれば、索体がたるんだ状態では、移動体は弾性体または錘により索体により引っ張られる方向と逆向きに引っ張られている。そして前部本体と前記後部本体との前後間隔が開いて索体が引っ張られると、弾性体の付勢力に抗して、あるいは錘の自重に抗して移動体は移動してセンサが動作する。またセンサが動作すると、前部本体と後部本体は停止される。この停止時、前部本体と後部本体は惰性走行し、前後間隔は拡がろうとするが、これは弾性体または錘の作用により阻止される。
また請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明であって、前記前部本体と前記後部本体とが別個に走行し、その前後間隔が予め設定された所定間隔まで接近したとき、これを検出する閉限検出手段が設けられ、この閉検出手段は、前記前部本体の後端部または前記後部本体の前端部から、後部本体の前端部または前部本体の後端部に向けて水平に突出された被検出体と、前記後部本体の前方内部または前記前部本体の後方内部に配置され、前記被検出体を検出することにより前記所定間隔まで接近したことを検出するセンサを備えることを特徴とするものである。
上記構成によれば、前部本体と前記後部本体との前後間隔が予め設定された所定間隔まで接近してくると、センサが動作して所定間隔(閉限)が検出される。またセンサが動作すると、前部本体と後部本体は停止される。また被検出体およびセンサが、後部本体の前方内部または前部本体の後方内部に配置されることにより、外観が改善され、据付時およびメンテナンス時の作業性が改善され、また前部本体と後部本体の高さが低くなる。
本発明の洗車機は、前部本体と前記後部本体との前後間隔が開いていないときは索体はたるんだ状態となることにより、従来のような長さスペースを不要にでき、また移動体およびセンサが、後部本体の前方内部または前部本体の後方内部に配置されることにより、外観を改善でき、据付時およびメンテナンス時の作業性を改善でき、風雨によるトラブルを解消でき、また前部本体と後部本体の高さを低くすることができる、という効果を有している。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図3において、11は被洗浄車両(以下、車両と略す)12に対して洗車機本体13を前後方向に走行させて洗車を行う洗車機であり、前記洗車機本体13は、車両12を跨ぐ門型に形成され、前部本体13aと後部本体13bに分離されている。前記前部本体13aには、トップブラシやサイドブラシ等の車両12のブラッシングを行う洗浄手段、および洗浄水スプレー装置やワックススプレー装置等の車両12上に洗浄水やワックスを噴霧するスプレー手段が備えられ、また前記後部本体13bには、トップノズルやサイドノズル等の車両12にエアを吹き付けることにより乾燥を行う乾燥手段が備えられている。
また図3に示すように、前部本体13aは、後方上端部が後部本体13bに向けて突出されたフレーム構造となっており、前部本体13aの後端の両側には後部本体13bに向けて、風防パネル15が設けられている。また後部本体13bは、走行時のバランスを維持するために、前方下端部が前部本体13aに向けて突出されたフレーム構造となっており、前部本体13aと後部本体13bが接近すると、前部本体13aの風防パネル15が、後部本体13bの両前方下端部の内側に入り込む構造となっている。
また前部本体13aと後部本体13bはそれぞれ、複数の輪体16を介して床レール17上を個別に走行可能とされ、輪体16を回転駆動させて走行させるブレーキ付き走行モータ(図示せず)が設けられている。
また前部本体13aと後部本体13bとの間には給電およびデータ授受のための配線と、給水を行うホースが収納されたアーム18が設けられている。このアーム18は2つに折り曲げられる構造となっており、前部本体13aと後部本体13bとの間の距離に応じて開閉するようになっている。なお、図示しないが、後部本体13bの後方に設けた水タンクや電源盤から同じく伸縮するアーム等により後部本体13bへ給電および給水が行われ、後部本体13bよりアーム18を介して後部本体13bへ給電および給水が行われる。
また前部本体13aと後部本体13bは、風防パネル15の外方に設けたロープ19により前部本体13aと後部本体13bとの間に人(作業者や車両12のドライバー等)が入ることを予防している。
また洗車機本体13には、前部本体13aと後部本体13bとの間隔が開き過ぎて上記アーム18が破損し、給電等が出来なくなることを回避するために、前部本体13aと後部本体13bとの前後間隔が予め設定された所定間隔Xまで開くとこれを検出する開限検出装置(開限検出手段の一例)21が設けられ、また前部本体13aと後部本体13bとの間隔が狭くなって衝突することを回避するために、前記前後間隔が予め設定された所定間隔Y(<X)まで接近するとこれを検出する閉限検出装置(閉限検出手段の一例)31が設けられている。また開限検出装置21または閉限検出装置31が動作すると、前部本体13aおよび後部本体13bの走行モータは停止され、前部本体13aおよび後部本体13bは停止される。
[開限検出装置21]
前記開限検出装置21は、両風防パネル15の内方で前進方向を向いて左側位置で、前部本体13aおよび後部本体13bの内部に設けられており、図1および図3に示すように、
後部本体13bの前方上端部に一端が固定される、所定間隔X以上の長さのワイヤ(索体の一例)22と、
前部本体13aの後方上端部内に配置され、先端(後部本体13b側の一端)にワイヤ22の他端が固定され、4個の車輪23Aにて支持されワイヤ22に引っ張られると水平に移動する台車(移動体の一例)23と、
前部本体13aの後方上端部内に配置され、台車23を前後方向に水平・支持案内するレール24と、
前部本体13aの後方上端部内に配置され、一端が前記台車23に接続され、他端がレール24の最深部(前部本体13a前方側)に固定され、台車23をワイヤ22により引っ張られる方向と逆向きに付勢するバネ(弾性体の一例)25と、
前部本体13aの後方上端部内に配置され、台車23の側面に固定されたドッグ(被検出体)26と、
前部本体13aの後方上端部内に配置され、台車23がバネ25の付勢力に抗してワイヤ22により引っ張られ、前記前後間隔が予め設定された所定間隔Xまで開いたときにドッグ26によりローラレバー型アクチュエータ27Aが動作される開限検出用リミットスイッチ(センサの一例)27と、
前部本体13aの後方上端部内に配置され、所定間隔Xを超えてさらに台車23がワイヤ22により引っ張られたときにドッグ26によりローラレバー型アクチュエータ28Aが動作される非常停止用リミットスイッチ(センサの一例)28
を備えている。
この開限検出装置21の構成による作用を説明する。
前部本体13aと後部本体13bとの前後間隔が開いていないとき、ワイヤ22はたるんだ状態となり、このとき台車23はバネ25により、ワイヤ22により引っ張られる方向と逆向きに付勢され、ドッグ26によりアクチュエータ27A,28Aは動作されない。このように、ワイヤ22がたるむことにより、従来のような“長さスペース”が不要となる。
次に前部本体13aと後部本体13bとの前後間隔が開いていくと、ワイヤ22は徐々に張った状態に変化し、所定間隔Xまで開くと、ワイヤ22はバネ25の付勢力に抗して台車23を引っ張り、台車23が後方へ移動してドッグ26によりアクチュエータ27Aが動作され、開限検出用リミットスイッチ27により前部本体13aと後部本体13bが所定間隔X(開限)まで開いたことが検出される。この開限検出用リミットスイッチ27の検出により、前部本体13aと後部本体13bの走行モータは停止される。
またさらに台車23が後方へ移動するとドッグ26によりアクチュエータ28Aが動作され、非常停止用リミットスイッチ28により前部本体13aと後部本体13bが開き過ぎとなったことが検出される。この非常停止用リミットスイッチ28の検出により前部本体13aと後部本体13bの走行モータのブレーキが駆動される。
また前部本体13aと後部本体13bがワイヤ22およびバネ25により連結されていることにより、ワイヤ22が引っ張られた状態となったときに、バネ25の作用により引き戻す作用が生じ、前部本体13aと後部本体13bの走行モータが停止された後の惰性走行により前後間隔がさらに拡がることを抑えることが可能となる。
また台車23およびリミットスイッチ27,28が、前部本体13aの内部に配置されることにより、外観が改善され、据付時およびメンテナンス時の作業性が改善され、風雨による入水・入塵・錆のトラブルが解消され、また前部本体13aと後部本体13bの高さを低くできる。
[閉限検出装置31]
前記閉限検出装置31は、風防パネル15の外方で前進方向を向いて右側位置に設けられており、図2および図3に示すように、
後部本体13bの前方下端部上に前後方向に向けて水平に配置された箱状のドッグ(被検出体)32と、
前部本体13aの後方下端部に、後部本体13bの前方下端部上に配置したドッグ32の上方に向けて水平に突出されたセンサ体33
を備えている。
前記センサ体33は、
箱状のカバー34と、
このカバー34の内部に固定され、カバー34の下方からローラレバー型アクチュエータ35Aを突出させ、前後間隔が予め設定された所定間隔Yまで閉じたときにアクチュエータ35Aがドッグ32に接触して動作する閉限検出用リミットスイッチ(センサの一例)35
を備えている。
この閉限検出装置31の構成による作用を説明する。
前部本体13aと後部本体13bとの前後間隔が予め設定された所定間隔Yより開いていると、センサ体33の閉限リミットスイッチ35のアクチュエータ35Aはドッグ32に接触することはなく、閉限検出用リミットスイッチ35は動作しない。
前部本体13aと後部本体13bとの前後間隔が予め設定された所定間隔Yまで閉じてくると、センサ体33の閉限リミットスイッチ35のアクチュエータ35Aがドッグ32に接触して動作し、閉限検出用リミットスイッチ35により所定間隔Y(閉限)が検出される。この閉限検出用リミットスイッチ35の検出により、前部本体13aと後部本体13bの走行モータは停止される。
またドッグ32およびセンサ体33が、前部本体の後方下端部に配置されることにより、外観が改善され、据付時およびメンテナンス時の作業性が改善され、また前部本体13aと後部本体13bの高さを低くできる。また閉限検出用リミットスイッチ35はカバー34により覆われていることにより、風雨による入水・入塵・錆のトラブルが解消されている。
上記開限検出装置21と閉限検出装置31を備えた洗車機本体13の動作の一例を説明する。
上記前部本体13aを前進させて、車両12に対して、スプレー手段により洗浄水等を噴霧しながら洗浄手段によりブラッシングが実行され、また後部本体13bを前進させて、車両12に対して、乾燥手段によりエアを吹きかけて乾燥が実行される。このとき、ブラッシングのときに飛散する水沫が、乾燥の際の仕上がりに影響を与えないように、前部本体13aと後部本体13bとの間に一定距離α(Y<α<X)が必要となる。また車両12の前面と後面のブラッシングの際に、前部本体13aは前進するのみでなく、途中で停止し、また後進する必要がある。
そこで、図4(a)(b)に示すように、まず前部本体13aを前進させて、車両12に対して、スプレーおよびブラッシングを実行し、一定距離αの間隔が空くと、後部本体13bの前進を開始し、一定距離αの走行制御を実行する。このような前部本体13aおよび後部本体13bが別個に走行することにより、上述したようにアーム18の破損の危険があり、あるいは前部本体13aおよび後部本体13bの走行の制御がうまくいかない不具合が発生する恐れがあるために、開限検出装置21の開限検出用リミットスイッチ27が動作すると、前部本体13aと後部本体13bの走行モータを共に通常停止させ、走行の制御が不良として洗車を中止する。このとき、前部本体13aと後部本体13bは、惰性走行し前後間隔が拡がろうとするが、バネ25の作用によりその拡がりは吸収される。さらに非常停止用リミットスイッチ28が動作すると、前部本体13aと後部本体13bの走行モータにブレーキをかけて緊急停止し、洗車を中止する。
また図4(c)に示すように、前部本体13aを前進させて床レール17の終端まで移動すると、停止させるが、前部本体13aが停止すると、後部本体13bを引き続き前部本体13aに接近させて停止し、一連の車両12の洗車作業は終了する。このとき、前部本体13aと後部本体13bとの間隔により後部本体13bの停止の制御を行う。また車両12の洗車が終了すると、図4(d)に示すように、前部本体13aと後部本体13bを元の位置(洗車開始位置)まで戻すために、まず後部本体13bを後進させ、続いて前部本体13aを後進させ、後部本体13bが床レール17の先端(洗車開始位置)まで移動すると、停止させ、後部本体13bが停止すると、前部本体13aを引き続き後部本体13bに接近させて停止する。このとき、前部本体13aと後部本体13bとの間隔により前部本体13aの停止の制御を行う。
このような前部本体13aおよび後部本体13bが別個に走行し、接近して停止する際に、上述したように衝突の危険があり、あるいは前部本体13aおよび後部本体13bの走行の制御がうまくいかない不具合が発生する恐れがあるために、閉限検出装置31の閉限検出用リミットスイッチ35が動作すると、前部本体13aと後部本体13bの走行モータを共に通常停止させ、走行の制御が不良として洗車を中止する。
このように、洗車機13による洗車動作の際に、開限検出装置21の開限検出用リミットスイッチ27が動作すると、前部本体13aと後部本体13bの走行モータを共に通常停止させ、さらに非常停止用リミットスイッチ28が動作すると、前部本体13aと後部本体13bの走行モータにブレーキをかけて緊急停止させることにより、アーム18の破損を防止でき、給電や給水のラインが破損する恐れを防止できる。また閉限検出装置31の閉限検出用リミットスイッチ35が動作すると、前部本体13aと後部本体13bの走行モータを共に停止させることにより、前部本体13aと後部本体13bの衝突を回避することができる。
以上のように本実施の形態によれば、前部本体13aと後部本体13bとの前後間隔が開いていないとき、ワイヤ22はたるんだ状態となることにより、従来のような“長さスペース”を不要とすることができ、また台車23およびリミットスイッチ27,28が、前部本体13aの内部に配置されることにより、外観を改善でき、据付時およびメンテナンス時の作業性を改善でき、風雨によるトラブルを解消でき、また前部本体13aと後部本体13bの高さを低くすることができる。
また本実施の形態によれば、ワイヤ22がたるんだ状態では、台車23をばね25によりワイヤ22により引っ張られる方向と逆向きに引っ張ることにより、台車23に設けたドック26が前後に移動することを阻止でき、誤検出を防止することができる。
また本実施の形態によれば、前部本体13aと後部本体13bがワイヤ22およびバネ25により連結されていることにより、ワイヤ22が引っ張られた状態となったときに、バネ25の作用により引き戻す作用が生じ、前部本体13aと後部本体13bの走行モータが停止された後の惰性走行による前後間隔の拡がりを抑えることができる。
また本実施の形態によれば、閉限検出装置31のドッグ32およびセンサ体33を、前部本体13aの後方下端部に配置することにより、外観を改善でき、据付時およびメンテナンス時の作業性を改善でき、また前部本体13aと後部本体13bの高さを低くすることができる。
なお、本実施の形態では、開限検出装置21の台車23はバネ25によりワイヤ22により引っ張られる方向と逆向きに引っ張られているが、バネ25に限ることはなく、最深部に錘を下げて台車23を引っ張るようにすることもできる。また弾性体としてバネ25を使用しているが、バネ25に限ることはなく、ゴム等を使用してもよい。
また本実施の形態では、開限検出装置21は、1台のみ前部本体13aおよび後部本体13bの左側位置に設けられているが、さらにもう1台を右側位置に設けるようにしてもよい。これにより、2本のワイヤ22およびバネ25により、前部本体13aおよび後部本体13bが連結され、これら2本のワイヤ22およびバネ25の作用により、前部本体13aおよび後部本体13bの惰性走行による拡がりを左右で阻止することができる。
また本実施の形態では、開限検出装置21の台車23はバネ25によりワイヤ22の引っ張り方向とは逆の方向に付勢されているが、このようなバネ25や錘をなくすことも可能である。このとき、台車23の車輪23Aに車止めを設けてワイヤ22がたるんでいる状態では台車23は動くことがないようにし、所定間隔Xでワイヤ22により引っ張られたときに車輪23Aが車止めを乗り越えて台車23が移動し、ドッグ26によりアクチュエータ27Aを動作させるようにする。
また本実施の形態では、開限検出装置21のワイヤ22を、後部本体13bの前方上端部に取り付け、台車23とレール24とバネ25とドッグ26とリミットスイッチ27,28を前部本体13aの後方上端部(後方内部)に設けているが、逆に、ワイヤ22を、前部本体13aの後方上端部に取り付け、台車23とレール24とバネ25とドッグ26とリミットスイッチ27,28を後部本体13aの前方上端部(前方内部)に設けるようにしてもよい。
また本実施の形態では、閉限検出装置31のドッグ32を後部本体13bの前方下端部に設け、センサ体33を前部本体13aの後方下端部に設けているが、逆にドッグ32を前部本体13aの後方下端部に設け、センサ体33を後部本体13bの前方下端部に設けるようにしてもよい。
また本実施の形態では、開限検出装置21および閉限検出装置31のセンサをリミットスイッチにより構成しているが、リミットスイッチに限ることはなく、ドッグ26,32を検出できる近接センサや光電スイッチにより構成することも可能である。
本発明の実施の形態における洗車機の開限検出装置を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面断面図、(c)は正面図である。 同洗車機の閉限検出装置を示す図であり、(a)は側面断面図、(b)は動作説明図である。 同洗車機の側面図である。 同洗車機の動作を順に示す説明図である。
符号の説明
11 洗車機
12 被洗浄車両
13 洗車機本体
13a 前部本体
13b 後部本体
15 風防パネル
21 開限検出装置
22 ワイヤ(索体の一例)
23 台車(移動体の一例)
24 レール
25 バネ(弾性体の一例)
26 ドッグ(被検出体の一例)
27 開限検出用リミットスイッチ(センサの一例)
28 非常停止用リミットスイッチ(センサの一例)
31 閉限検出装置
32 ドッグ(被検出体の一例)
33 センサ体
34 カバー
35 閉限検出用リミットスイッチ(センサの一例)

Claims (3)

  1. 洗車機本体を、被洗浄車両の洗浄を行う洗浄手段を備えた前部本体と、被洗浄車両の乾燥を行う乾燥手段を備えた後部本体に分離し、前部本体と後部本体をそれぞれ別個に走行可能とした洗車機であって、
    前記前部本体と前記後部本体とが別個に走行し、その前後間隔が予め設定された所定間隔まで開いたとき、これを検出する開限検出手段が、前記前部本体および前記後部本体の内部に設けられ、
    この開限検出手段は、
    前記前部本体の後端部または前記後部本体の前端部に一端が固定される索体と、
    前記後部本体の前方内部または前記前部本体の後方内部に配置され、一端に前記索体の他端が固定され、前記索体により引っ張られることにより移動する移動体と、
    前記後部本体の前方内部または前記前部本体の後方内部に配置され、前記移動体の移動位置により、前記前後間隔が予め設定された所定間隔まで開いたことを検出するセンサ
    を備えること
    を特徴とする洗車機。
  2. 前記移動体の他端は、弾性体または錘によって前記索体により引っ張られる方向と逆向きに付勢されていること
    を特徴とする請求項1に記載の洗車機。
  3. 前記前部本体と前記後部本体とが別個に走行し、その前後間隔が予め設定された所定間隔まで接近したとき、これを検出する閉限検出手段が設けられ、
    この閉検出手段は、
    前記前部本体の後端部または前記後部本体の前端部から、後部本体の前端部または前部本体の後端部に向けて水平に突出された被検出体と、
    前記後部本体の前方内部または前記前部本体の後方内部に配置され、前記被検出体を検出することにより前記所定間隔まで接近したことを検出するセンサ
    を備えること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の洗車機。
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