JP6563259B2 - 洗車機および洗車機の動作方法 - Google Patents
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Description
1は本体フレームで、自動車を跨ぐように門型状に形成され、正転逆転可能な走行モータ4・4により駆動輪2aを回転駆動してレール3・3に沿って往復走行する。5は後部ケースで、本体フレーム1の脚部後方に左右一対で接続され、従動輪2bにより本体フレーム1と連動してレール3・3上を走行する。
トップブラシ13は、ブラシ軸18の両端に直結されたキャリア19L・19Rによって本体フレーム1内に垂設した昇降レール20L・20R上を昇降するように構成され、一方のキャリア19Rに固定されたブラシモータ21により正逆転駆動される。キャリア19L・19Rは、上端と下端を無端状に接続するチェーン22と、該チェーン22が懸回されるスプロケット23U・23Dと、左右の上スプロケット23U同士を連結する回転軸24と、該回転軸24を正逆転する昇降モータ25と、該昇降モータ25に連結される昇降エンコーダ26とからなる昇降装置により昇降される。27U,27Dは昇降限界スイッチで、キャリア19Lの接触によりスイッチングしてトップブラシ13が上昇限界位置及び下降限界位置にあることを検出する。
サイドブラシ14は、ブラシ軸28の上端に直結したキャリア29によって本体フレーム1内の上部に水平に横架された開閉レール30に沿って開閉するように構成され、ブラシモータ31により正逆転駆動される。キャリア29は、右端と左端を無端状に接続するチェーン32と、該チェーン32が懸回されるスプロケット33と、一方のスプロケット33を正逆転する開閉モータ34と、該開閉モータ34に連結される開閉エンコーダ35とからなる開閉装置により開閉される。36は開放スイッチで、キャリア29の接触によりスイッチングしてサイドブラシ14が開放位置にあることを検出する。
46はポンプで、給水管47を介して本体フレーム1へ加圧水を供給している。48は分岐管で、給水管47からの給水を前記散布ノズル16・17に至る分岐給水管49・50に分岐する。51・52は電磁弁で、分岐給水管49・50に備えられ、各ノズル16・17からの放水を開始/停止する。53・54は本体フレーム1内に備えられる液剤タンクで、53には洗剤液、54にはワックス液がそれぞれ貯蔵されている。55・56は該タンク53・54とそれぞれ液剤管57・58を介して接続する混合器で、分岐給水管49・50の水流内に液剤管57・58からの流路端を開口させ、流水圧によりタンク内の液剤を吸入させて散布用の液剤希釈水を作る。59・60は液剤管57・58に備えられる電磁弁で、各液剤の供給を断通してノズル16・17から散布される液体を洗浄水または液剤希釈水のいずれかに切り換える。
61は洗車制御部で、本体系の各駆動部、操作パネル10、光電スイッチ11・12、ブラシ系の各駆動部・給水系の各駆動部が接続されている。操作パネル10には、車種選択キー62、洗車コースキー63、洗車スタートキー64、洗車ストップキー65が備えられ、顧客の希望に添った洗車形態を設定できるようになっている。このうち、車種選択キー62では、「トラック・バス」といった形状の異なる自動車が選択でき、洗車コースキー63では、「水洗車・洗剤洗車・ワックス洗車」といった洗車コースが選択できる。尚、これら車種・洗車コースの種類や数に限りはない。
本体フレーム1は、図2に示すように、走行位置スイッチ6がドッグ7aに接触する待機位置で洗浄する自動車の入車待ち状態にある。自動車が乗り入れられて、本体フレーム1前面左右の電装ボックス8・9間に設けた光電スイッチ11・12のうち、前方の光電スイッチ11が遮光、後方の光電スイッチ12が透光している状態になると、自動車の停止位置と判断して停止を促す。こうして、自動車が正規の停止位置に停車されると、操作パネル10での洗車受付を許可し、各キーにて選択動作を行った後、洗車スタートキー64を入力すると洗車がスタートする。
本体フレーム1の往行に伴い、図7(a)に示すように、トップブラシ13が本体フレーム1上部の待機位置からバスの上面に相当する位置まで下降し、車体前面上部に接触して車体上部前面を洗浄する。その後、ブラシモータ21の電流値が電流閾値の範囲になるように昇降モータ25を制御することで、トップブラシ13が車体上面に沿って移動しながら車体上面を適圧で洗浄していく。トップブラシ13が車体後端に達すると、トップブラシ13を待機位置まで上昇させて車体上面の洗浄が終了する。
13 トップブラシ
14 サイドブラシ
15 ロッカーブラシ
61 洗車制御部
Claims (3)
- 本体フレームに洗浄ブラシや乾燥ノズル等の洗車処理装置を備え、該洗車処理装置を自動車車体に作用させて洗浄及び乾燥を図る洗車機において、
洗車処理装置として車体の前後面及び側面をブラッシング洗浄するサイドブラシと、車体の前部下面及び側部下面をブラッシング洗浄するロッカーブラシと、車体の上面をブラッシング洗浄するトップブラシとを備え、本体フレームの前方から前記トップブラシ、前記サイドブラシ、前記ロッカーブラシがこの順に配置され、この順で車体に作用し、
前記ロッカーブラシは、本体フレームの走行方向に回動可能に支持された揺動アームと、該揺動アームを本体フレームの後方に開く開位置と本体フレームの内方に閉じる閉位置との間で回動する開閉装置により揺動自在に構成され、このロッカーブラシを本体フレームにおけるサイドブラシよりも後部に配置し、前記サイドブラシが車体の前面をブラッシング洗浄しているときに、ロッカーブラシが車体に接触しないようにしたことを特徴とする洗車機。 - 前記ロッカーブラシは、門型状の本体フレームの脚部後方に接続された後部内に支持され、
前記トップブラシは、本体フレームの脚部内に備えた昇降レール間に沿って昇降され、
前記サイドブラシは、本体フレームの上部幅方向に備えた走行レールに沿って開閉されることを特徴とする請求項1記載の洗車機。 - 車体の上面をブラッシング洗浄するトップブラシと、車体の前後面及び側面をブラッシング洗浄するサイドブラシと、車体の前部下面及び側部下面をブラッシング洗浄するロッカーブラシとを備え、本体フレームの前方から前記トップブラシ、前記サイドブラシ、前記ロッカーブラシの順に配置された洗車機の動作方法であって、
前記トップブラシ、前記サイドブラシ、前記ロッカーブラシをこの順で車体に作用させ、前記サイドブラシが車体の前面をブラッシング洗浄しているときに前記ロッカーブラシが車体に接触しないようにすることを特徴とする洗車機の動作方法。
Priority Applications (1)
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JP2015119180A JP6563259B2 (ja) | 2015-06-12 | 2015-06-12 | 洗車機および洗車機の動作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015119180A JP6563259B2 (ja) | 2015-06-12 | 2015-06-12 | 洗車機および洗車機の動作方法 |
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