JP4835087B2 - Dc−dcコンバータ - Google Patents

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Description

本発明は、DC−DCコンバータに関し、特にアクティブクランプ型のDC−DCコンバータに関するものである。
従来のこの種のアクティブクランプ型のDC−DCコンバータは、図7に示すように構成されていた。これは、アクティブクランプ型の一部電流共振、電圧擬似共振のコンバータである。この種のDC−DCコンバータの回路構成と動作は、一般的によく知られたものであるが(例えば、特許文献1、2参照)、その動作について説明しておく。
図7に示すDC−DCコンバータ2において、PWM信号発生回路(PWM)41から、PWM(Pulse Width Modulation)信号が出力される。ひとつは、デッドタイム付加回路(DT1)51にてデッドタイム(スイッチ素子Q1とスイッチ素子Q2とを同時にオフする期間、上下同時オン防止用の期間)が付加されて、バッファ回路(B1)61を介して、パワーMOS−FET(MOS−FET部と寄生ダイオードとを有するMOS−FET)であるスイッチ素子Q1の駆動信号となる。もうひとつは、論理反転回路42にて信号レベルが反転されて、デッドタイム付加回路(DT2)52にてデッドタイムが付加されて、レベルシフト回路53にて電圧レベルが変換されて、バッファ回路(B2)62を介して、パワーMOSFETであるスイッチ素子Q2の駆動信号となる。すなわち、スイッチ素子Q1とスイッチ素子Q2は、デッドタイムを有して、交互にオン・オフする。
まず、スイッチ素子Q1がオンすると、「直流電源10→トランスT1の1次側巻き線P→スイッチ素子Q1→直流電源10」の経路で電流が流れる。すなわち、直流電源の直流電圧EがトランスT1の1次側巻き線Pに印加される。これにより、トランスT1の1次側巻き線Pに三角波状の励磁電流が流れ、トランスT1に磁気エネルギーが蓄えられる。例えば、図2の各部の動作波形を示す図における「IQ1(スイッチ素子Q1に流れる電流波形)」の時刻t0〜t1に示すような三角波状の励磁電流となる。スイッチ素子Q1のオン時間は、フォトカプラPC1のフィードバック信号により決定される。フォトカプラPC1のフィードバック信号は、2次側の出力電圧Voを出力電圧検出回路31にて検出して、基準電圧と比較した誤差信号であり、フォトカプラPC1を介して2次側から1次側に伝達される。これにより、2次側の出力電圧Voを一定に保つように制御される。なお、フォトカプラPC1は、発行ダイオード部(PC−D)と、受光トランジスタ部(PC−TR)とで構成されたものである。
スイッチ素子Q1がオフすると、トランスT1の1次側巻き線Pに流れていた電流は、コンデンサC1に流れるようになる。
そして、スイッチ素子Q1の両端の電圧は、コンデンサC1と1次側巻き線PのインダクタンスLpとの電圧擬似共振波形となる。コンデンサC1の電圧が「E(直流電源電圧)+VC2(コンデンサC2の電圧)」に到達するとコンデンサC1に流れていた電流は、スイッチ素子Q2の寄生ダイオードDD2にも流れ、コンデンサC2とコンデンサC1の両方が充電される。また、この頃、トランスT1の2次側巻き線Sからは、トランスT1に蓄えられていた磁気エネルギーが、出力の整流ダイオードD1と平滑コンデンサC3を介して、出力側に放出される。
そして、スイッチ素子Q2の寄生ダイオードDD2に電流が流れている期間にデッドタイムが終了し、スイッチ素子Q2がオンするとゼロボルスイッチ(Zero Volt Switching)が可能となる。その後、スイッチ素子Q2の寄生ダイオードDD2の電流はそのまま減少し極性が反転しスイッチ素子Q2のMOS−FET部に電流が流れる。この電流は1次側巻き線PのインダクタンスLpとコンデンサC1+C2との共振電流であるため、正弦波の一部の波形が観測される。その後、スイッチ素子Q2がオフすると、スイッチ素子Q1の両端の電圧は、インダクタンスLpとコンデンサC1との電圧擬似共振波形となる。この時、容量がコンデンサC1+C2からコンデンサC1だけになるため、共振周波数が上昇する。コンデンサC1の電圧がゼロボルトに到達すると、コンデンサC1に流れていた共振電流は、スイッチ素子Q1の寄生ダイオードDD1に流れる。この寄生ダイオードDD1に電流が流れている期間にデッドタイムが終了し、スイッチ素子Q1がオンするとゼロボルトスイッチ(Zero Volt Switching)が可能となる。例えば、図2の「IC2(コンデンサC2に流れる電流)」の時刻t2に示すようにスイッチ素子Q1がオンする。以後、この動作の繰り返しとなる。
さて、従来のこの種のコンバータは、電位が大きく異なるスイッチ素子Q1とスイッチ素子Q2を同期して制御するために、何らかの絶縁手段もしくはレベルシフト手段を有していた。図7に示す例では、レベルシフト手段としてレベルシフト回路53を設けている。しかし、スイッチ素子Q1とスイッチ素子Q2の電位差は、200V系の商用電源を考えると600Vを超えるようなレベルシフト回路が必要となる。また、絶縁手段としては、パルストランスが必要となる。これらは、一般に高価でDC−DCコンバータ全体が高価となる欠点があった。
特開2001−224170号公報 特開2003−9528号公報
上述したように、図7に示すような、アクティブクランプ型の一部電流共振、電圧擬似共振のコンバータにおいては、スイッチ素子Q1とスイッチ素子Q2の電位差は、200V系の商用電源を考えると600Vを超えるようなレベルシフト回路が必要となる。また、絶縁手段としては、パルストランスが必要となる。これらは、一般に高価でDC−DCコンバータ全体が高価格となる欠点があった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、その目的は、アクティブクランプ型のDC−DCコンバータの低ノイズ化、および、高効率化を図ると共に、レベルシフト回路等を不要とし、DC−DCコンバータの低価格化を実現することにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明のDC−DCコンバータは、少なくとも1次側巻き線と2次側巻き線とを有するトランスの前記1次側巻き線と第1のスイッチ素子との直列回路を、直流電源に並列に接続し、前記1次側巻き線の両端にコンデンサを介して接続された第2のスイッチ素子と、前記2次側巻き線の両端に接続された整流平滑回路を有し、前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子とを交互にオン・オフすると共に、前記第1のスイッチ素子のオン時間を制御することにより、前記整流平滑回路から一定電圧の直流出力を取り出すDC−DCコンバータにおいて、前記第1のスイッチ素子のオフ後の、前記コンデンサへの充電開始もしくは充電終了に同期して、前記コンデンサへの充電電流に基づいて前記第2のスイッチ素子をオンさせると共に、予め設定した時間が経過した時に、前記第2のスイッチ素子をオフさせる制御手段を備え、前記制御手段が、前記コンデンサへの充電電流を検出する電流検出手段を備えることを特徴とする。
このような構成により、第1のスイッチ素子がオフすると、トランスの1次側巻き線に流れていた電流は、時間の経過と共に、第2のスイッチ素子に直列に接続されたコンデンサを、第2のスイッチ素子の寄生ダイオード(フライホールダイオードとして機能するダイオード)を通して充電するようになる。制御手段は、このコンデンサに充電電流が流れ始めてから充電電流が終了するまでの期間に同期して、電流検出手段が検出したコンデンサへの充電電流に基づいて第2のスイッチ素子をオンさせ、ゼロボルトスイッチ(Zero Volt Switching)を行う。また、第2のスイッチ素子のオフのタイミングは、第2のスイッチ素子のオンのタイミングから、例えばタイマ等を使用し、所定のタイマ時間経過後に第2のスイッチ素子をオフする。このタイマ時間は、一定期間か、第2のスイッチ素子の寄生ダイオードに電流(コンデンサへの充電電流)が流れている期間に比例した期間か、第2のスイッチ素子の寄生ダイオードの電流(コンデンサへの充電電流)のピーク値に比例した期間の何れかを使用する。
これにより、第2スイッチ素子のゼロボルトスイッチを行うことができ、DC−DCコンバータ低ノイズ化、および、高効率化を図ることができる。また、第2のスイッチ素子の制御を、メインの第1のスイッチ素子と非結合で行うため、高価なパルストランスやレベルシフト回路を用いることなく構成できる効果がある。
また、本発明のDC−DCコンバータは、前記コンデンサへの充電電流のピーク値に比例して、前記予め設定した時間を変化させる手段を備えることを特徴とする。
このような構成により、第2のスイッチ素子のオフのタイミングは、第2のスイッチ素子のオンのタイミングから、例えばタイマ等を使用し、所定のタイマ時間経過後に第2のスイッチ素子をオフする。このタイマ時間は、第2のスイッチ素子の寄生ダイオードの電流(コンデンサへの充電電流)のピーク値に比例した期間とする。
これにより、第2のスイッチ素子のオン期間を回路の動作状態に応じて、自動的に制御できるようになる。また、第2のスイッチ素子の制御を、メインの第1のスイッチ素子と非結合で行うため、高価なパルストランスやレベルシフト回路を用いることなく構成できる。
また、本発明のDC−DCコンバータは、前記コンデンサへの充電電流が流れている期間に比例して、前記予め設定した時間を変化させる手段を備えることを特徴とする。
このような構成により、第2のスイッチ素子のオフのタイミングは、第2のスイッチ素子のオンのタイミングから、例えばタイマ等を使用し、所定のタイマ時間経過後に第2のスイッチ素子をオフする。このタイマ時間は、第2のスイッチ素子の寄生ダイオードに電流(コンデンサへの充電電流)が流れている期間に比例した期間とする。
これにより、第2のスイッチ素子のオン期間を回路の動作状態に応じて、自動的に制御できるようになる。また、第2のスイッチ素子の制御を、メインの第1のスイッチ素子と非結合で行うため、高価なパルストランスやレベルシフト回路を用いることなく構成できる。
また、本発明のDC−DCコンバータは、前記トランスに補助巻き線を設け、前記第2のスイッチ素子のオフ後に前記補助巻き線に発生する電圧の極性の変化を検出し、該極性の変化に同期して、前記第1のスイッチング素子をオンさせる手段を備えることを特徴とする。
このような構成により、トランスに補助巻き線を設け、この補助巻き線に発生した電圧の極性が反転したことを検出し、第1のスイッチ素子に駆動信号を印加し、ゼロボルトスイッチを行うことができる。
また、本発明のDC−DCコンバータは、直流電源からトランスの1次側巻き線へのオン・オフ通電を行う第1のスイッチ素子には第1のフライホールダイオードと第1のコンデンサとが並列に接続され、前記1次側巻き線の両端に第2のコンデンサを介して接続される第2のスイッチ素子には、第2のフライホールダイオードが並列に接続され、前記トランスの2次側巻き線の両端には整流平滑回路が接続され、前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子とを交互にオン・オフ制御する共に、前記第1のスイッチ素子のオン時間を制御することにより、前記整流平滑回路から一定電圧の直流出力を取り出すDC−DCコンバータにおいて、前記第1のスイッチ素子のオフ後の、前記第2のフライホールダイオードを通した前記第2のコンデンサへの充電開始もしくは充電終了に同期して、前記第2のコンデンサへの充電電流に基づいて前記第2のスイッチ素子をオンさせると共に、予め設定した時間が経過した時に、前記第2のスイッチ素子をオフさせる制御手段と、前記トランスに補助巻き線を設け、前記第2のスイッチ素子のオフ後に前記補助巻き線に発生する電圧の極性の変化を検出し、該極性の変化に同期して、前記第1のスイッチング素子をオンさせる手段を備え、前記制御手段が、前記前記第2のフライホールダイオードを通した前記第2のコンデンサへの充電電流を検出する電流検出手段を備えることを特徴とする。
このような構成により、第1のスイッチ素子がオフすると、トランスの1次側巻き線に流れていた電流は、最初に第1のコンデンサを充電するようになり、時間の経過と共に、第2のスイッチ素子のフライホールダイオード(寄生ダイオード)を通して第2のコンデンサも充電するようになる。制御手段は、この第2のコンデンサに充電電流が流れると同時、もしくは、充電電流が終了したことに同期して、電流検出手段が検出した第2のコンデンサへの充電電流に基づいて第2のスイッチ素子をオンさせ、ゼロボルトスイッチ(Zero Volt Switching)を行う。また、第2のスイッチ素子のオフのタイミングは、第2のスイッチ素子のオンのタイミングから、例えばタイマ等を使用し、所定のタイマ時間経過後に第2のスイッチ素子をオフする。このタイマ時間は、一定期間か、第2のスイッチ素子のフライホールダイオードに電流(コンデンサへの充電電流)が流れている期間に比例した期間か、または、この電流のピーク値に比例した期間とする。また、トランスに補助巻き線を設け、この補助巻き線に発生した電圧の極性が反転したことを検出し、この検出に同期して第1のスイッチ素子をオンにする。
これにより、第1のスイッチ素子および第2スイッチ素子のゼロボルトスイッチを行うことができ、DC−DCコンバータ低ノイズ化、および、高効率化を図ることができる。
また、第1のスイッチ素子の制御を、メインの第1のスイッチ素子と非結合で行うことができ、高価なパルストランスやレベルシフト回路を用いることなくDC−DCコンバータを構成できる。
また、本発明のDC−DCコンバータは、前記第2のコンデンサへの充電電流のピーク値に比例して、前記予め設定した時間を変化させる手段を備えることを特徴とする。
このような構成により、第2のスイッチ素子のオフのタイミングは、第2のスイッチ素子のオンのタイミングから、例えばタイマ等を使用し、所定のタイマ時間経過後に第2のスイッチ素子をオフする。このタイマ時間は、第2のスイッチ素子の寄生ダイオードの電流(第2のコンデンサへの充電電流)のピーク値に比例した期間とする。
これにより、第2のスイッチ素子のオン期間を回路の動作状態に応じて、自動的に制御できるようになる。また、第2のスイッチ素子の制御を、メインの第1のスイッチ素子と非結合で行うため、高価なパルストランスやレベルシフト回路を用いることなく構成できる。
また、本発明のDC−DCコンバータは、前記第2のコンデンサへの充電電流が流れている期間に比例して、前記予め設定した時間を変化させる手段を備えることを特徴とする。
このような構成により、第2のスイッチ素子のオフのタイミングは、第2のスイッチ素子のオンのタイミングから、例えばタイマ等を使用し、所定のタイマ時間経過後に第2のスイッチ素子をオフする。このタイマ時間は、第2のスイッチ素子の寄生ダイオードに電流(第2のコンデンサへの充電電流)が流れている期間に比例した期間とする。
これにより、第2のスイッチ素子のオン期間を回路の動作状態に応じて、自動的に制御できるようになる。また、第2のスイッチ素子の制御を、メインの第1のスイッチ素子と非結合で行うため、高価なパルストランスやレベルシフト回路を用いることなく構成できる。
また、本発明のDC−DCコンバータは、少なくとも1次側巻き線と2次側巻き線とを有するトランスの前記1次側巻き線と第1のスイッチ素子との直列回路を、直流電源に並列に接続し、コンデンサを介して接続された第2のスイッチ素子と、前記2次側巻き線の両端に接続された整流平滑回路を有し、前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子とを交互にオン・オフすると共に、前記第1のスイッチ素子のオン時間を制御することにより、前記整流平滑回路から一定電圧の直流出力を取り出すDC−DCコンバータにおいて、前記第1のスイッチ素子のオフ後の、前記コンデンサへの充電開始から充電終了の間に同期して、前記コンデンサへの充電電流に基づいて前記第2のスイッチ素子をオンさせると共に、予め設定した時間が経過した時に、前記第2のスイッチ素子をオフさせる手段を備え、前記制御手段が、前記コンデンサへの充電電流を検出する電流検出手段を備え、前記第2のスイッチ素子は、前記2次側巻き線の両端に前記コンデンサを介して接続されることを特徴とする。
このような構成により、第1のスイッチ素子がオフすると、トランスの1次側巻き線に流れていた電流は、トランスの2次側巻き線に流れる電流を変化させる。2次側巻き線に流れる電流は、時間の経過と共に、第2のスイッチ素子に直列に接続されたコンデンサを、第2のスイッチ素子の寄生ダイオード(フライホールダイオードとして機能するダイオード)を通して充電するようになる。制御手段は、このコンデンサに充電電流が流れ始めてから充電電流が終了するまでの期間に同期して、電流検出手段が検出したコンデンサへの充電電流に基づいて第2のスイッチ素子をオンさせ、ゼロボルトスイッチ(Zero Volt Switching)を行う。また、第2のスイッチ素子のオフのタイミングは、第2のスイッチ素子のオンのタイミングから、例えばタイマ等を使用し、所定のタイマ時間経過後に第2のスイッチ素子をオフする。このタイマ時間は、一定期間か、第2のスイッチ素子の寄生ダイオードに電流(コンデンサへの充電電流)が流れている期間に比例した期間か、第2のスイッチ素子の寄生ダイオードの電流(コンデンサへの充電電流)のピーク値に比例した期間の何れかを使用する。
これにより、第2スイッチ素子のゼロボルトスイッチを行うことができ、DC−DCコンバータ低ノイズ化、および、高効率化を図ることができる。また、第2のスイッチ素子の制御を、メインの第1のスイッチ素子と非結合で行うため、高価なパルストランスやレベルシフト回路を用いることなく構成できる効果がある。
また、本発明のDC−DCコンバータは、少なくとも1次側巻き線と2次側巻き線とを有するトランスの前記1次側巻き線と第1のスイッチ素子との直列回路を、直流電源に並列に接続し、コンデンサを介して接続された第2のスイッチ素子と、前記2次側巻き線の両端に接続された整流平滑回路を有し、前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子とを交互にオン・オフすると共に、前記第1のスイッチ素子のオン時間を制御することにより、前記整流平滑回路から一定電圧の直流出力を取り出すDC−DCコンバータにおいて、前記第1のスイッチ素子のオフ後の、前記コンデンサへの充電開始から充電終了の間に同期して、前記コンデンサへの充電電流に基づいて前記第2のスイッチ素子をオンさせると共に、予め設定した時間が経過した時に、前記第2のスイッチ素子をオフさせる制御手段を備え、前記制御手段が、前記コンデンサへの充電電流を検出する電流検出手段を備え、前記第2のスイッチ素子は、前記2次側巻き線の両端に前記コンデンサを介して接続されることを特徴とする。
このような構成により、第1のスイッチ素子がオフすると、トランスの1次側巻き線に流れていた電流は、時間の経過と共に、第2のスイッチ素子に直列に接続されたコンデンサを、第2のスイッチ素子の寄生ダイオード(フライホールダイオードとして機能するダイオード)を通して充電するようになる。制御手段は、このコンデンサに充電電流が流れ始めてから充電電流が終了するまでの期間に同期して、電流検出手段が検出したコンデンサへの充電電流に基づいて第2のスイッチ素子をオンさせ、ゼロボルトスイッチ(Zero Volt Switching)を行う。また、第2のスイッチ素子のオフのタイミングは、第2のスイッチ素子のオンのタイミングから、例えばタイマ等を使用し、所定のタイマ時間経過後に第2のスイッチ素子をオフする。このタイマ時間は、一定期間か、第2のスイッチ素子の寄生ダイオードに電流(コンデンサへの充電電流)が流れている期間に比例した期間か、第2のスイッチ素子の寄生ダイオードの電流(コンデンサへの充電電流)のピーク値に比例した期間の何れかを使用する。
これにより、第2スイッチ素子のゼロボルトスイッチを行うことができ、DC−DCコンバータ低ノイズ化、および、高効率化を図ることができる。また、第2のスイッチ素子の制御を、メインの第1のスイッチ素子と非結合で行うため、高価なパルストランスやレベルシフト回路を用いることなく構成できる効果がある。
本発明によれば、スイッチ素子のゼロボルトスイッチを行うことによりサージ電圧やノイズを少なくし、アクティブクランプ型のDC−DCコンバータの低ノイズ化、および、高効率化を図ることができる。また、アクティブクランプ型の電圧擬似共振型コンバータのアクティブクランプ用のスイッチ素子(図1のQ2)の制御を、メインのスイッチ素子(図1のQ1)と非結合で行うため、高価なパルストランスやレベルシフト回路を用いることなく構成できる効果がある。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明のDC−DCコンバータの第1の実施の形態を示す図である。図1に示すDC−DCコンバータ1Aは、ローサイド側(スイッチ素子Q1側)の制御回路を一般の擬似共振型フライバックコンバータの擬似共振用の制御回路で構成している。
以下、図1を参照し、その動作について説明する。
電源が投入されると、まずウオッチドグタイマ11により、フリップフロップ(FF1)12がセットされる。フリップフロップ(FF1)12がセットされると、フリップフロップ(FF1)12の出力はH(High)レベルとなり、タイマ回路(TIM1)13が作動すると同時に、ドライブ回路(DRV1)14にてHレベル信号が増幅されて、スイッチ素子Q1の駆動信号となる。
これによりスイッチ素子Q1がオンすると、「直流電源10→トランスT1の1次側巻き線P→スイッチ素子Q1→直流電源10」の経路で電流が流れる。すなわち、直流電圧EがトランスT1の1次側巻き線Pに印加される。これにより、トランスT1の1次側巻き線Pに三角波状の励磁電流が流れ、トランスT1に磁気エネルギーが蓄えられる。
スイッチ素子Q1のオン時間は、従来のDC−DCコンバータ(図7参照)と同様にフォトカプラPC1のフィードバック信号により決定されるタイマ回路13のタイマ時間となる。フォトカプラPC1のフィードバック信号は、2次側の出力電圧Voを出力電圧検出回路31にて検出して、基準電圧と比較した誤差信号であり、フォトカプラPC1を介して2次側から1次側に伝達される。これにより、スイッチ素子Q1のオン時間を制御し、2次側の出力電圧Voを一定に保つように制御する。なお、フォトカプラPC1は、発行ダイオード部(PC−D)と、受光トランジスタ部(PC−TR)とで構成されたものである。
タイマ回路13は、タイマ時間が経過するとHレベルの信号をフリップフロップ(FF1)12に出力し、フリップフロップ(FF1)12をリセットする。これにより、フリップフロップ(FF1)12の出力はL(Low)レベルとなり、ドライブ回路(DRV1)14の出力もLレベルとなりスイッチ素子Q1をオフする。
スイッチ素子Q1がオフすると、トランスT1の1次側巻き線Pに流れていた電流は、コンデンサC1に流れ、スイッチ素子Q1の両端の電圧は、コンデンサC1と1次側巻き線PのインダクタンスLpとの電圧擬似共振波形となる。コンデンサC1の電圧が「E(直流電源電圧)+VC2(コンデンサC2の電圧)」に到達するとコンデンサC1に流れていた電流は、スイッチ素子Q2の寄生ダイオードDD2(フライホールダイオードとして機能するダイオード)にも流れコンデンサC2とコンデンサC1の両方が充電される。また、この頃、トランスT1の2次側巻き線Sからは、トランスT1に蓄えられていた磁気エネルギーが、出力の整流ダイオードD1と平滑コンデンサC3を介して、出力に放出される。
本発明では、スイッチ素子Q2の寄生ダイオードDD2に電流が流れたことを電流検出回路(CD)21にて検出している。この電流検出から、電流の極性が反転(スイッチ素子Q2の寄生ダイオードに流れる電流が終了)するまでの期間に同期して、フリップフロップ(FF2)22をセットし、ドライブ回路(DRV2)24を介してスイッチ素子Q2をオンさせることにより、ゼロボルトスイッチ(Zero Volt Switching)を可能としている。
スイッチ素子Q2をオンすると、スイッチ素子Q2の寄生ダイオードに電流が流れていれば、その電流はそのまま減少し、極性が反転してから、スイッチ素子Q2のMOS−FET部に電流が流れる。また、スイッチ素子Q2の寄生ダイオードDD2の電流がゼロであれば、スイッチ素子Q2の寄生ダイオードDD2に流れていた電流に対して極性が反転した電流がスイッチ素子Q2のMOS−FET部に流れる。
この電流は1次側巻き線PのインダクタンスLpとコンデンサ(C1+C2)の共振電流であるため、正弦波の一部の波形が観測される。スイッチ素子Q2のオフのタイミングは、スイッチ素子Q2のオンのタイミングからタイマ回路(TIM2)23がスタートし、目標のタイマ時間経過後にタイマ回路(TIM2)23からフリップフロップ(FF2)22へリセット信号が送出されてドライブ回路(DRV2)24を介してスイッチ素子Q2をオフする。この目標とするタイマ時間は、一定期間か、スイッチ素子Q2の寄生ダイオードに電流が流れている期間に比例した期間か、スイッチ素子Q2の寄生ダイオードの電流のピーク値に比例した期間の何れかが好ましい。
その後、スイッチ素子Q2がオフすると、スイッチ素子Q1の両端の電圧は、1次側巻き線PのインダクタンスLpとコンデンサC1との電圧擬似共振波形となる。この時、容量がコンデンサ(C1+C2)からコンデンサC1だけになるため、共振周波数が上昇する。コンデンサC1の電圧がゼロボルトに到達するとコンデンサC1に流れていた共振電流は、スイッチ素子Q1の寄生ダイオードDD1に流れる。
スイッチ素子Q1のオンのタイミングは、トランスT1の第3の巻き線Ncに発生する電圧をゼロ検出回路15にて検出して行う。すなわち、巻き線Ncに発生した電圧の極性が反転したことをゼロ検出回路15にて検出し、フリップフロップ(FF1)12をセットして、ドライブ回路(DRV1)14を介してスイッチ素子Q1に駆動信号を印加する。
ゼロ検出回路15は、巻き線Ncの電圧がゼロになったことを検知して、いくらかの時間遅れを含みフリップフロップ(FF1)12をセットする。これにより、スイッチ素子Q1の両端の電圧がゼロになってから、スイッチ素子Q1の寄生ダイオードDD1に電流が流れている期間に、スイッチ素子Q1をオンすることとなり、ゼロボルトスイッチ(Zero Volt Switching)が可能となる。また、以後、これらの動作の繰り返しとなる。なお、各部の波形は、図2と同様である。
このような構成となっているため、特別なパルストランスやレベルシフト回路などを必要としないで、図2に示すような、電流共振および電圧擬似共振波形が得られ、ノイズが少なく効率の良い共振型コンバータを安価に構成することが可能である。
[本発明の第2の実施の形態]
次に、本発明のDC−DCコンバータは、図3示すような変形が可能である。図1に示す例では、コンデンサC2と第2のスイッチ素子Q2との直列回路を、トランスT1の1次側巻き線Pに並列に接続したが、図3に示すDC−DCコンバータ1Bでは、コンデンサC2と第2のスイッチ素子Q2との直列回路を、直流電源10と1次側巻き線Pの直列回路に対し、並列に接続したものである。この場合も、図1に示すDC−DCコンバータと同様の効果が得られる。
[本発明の第3の実施の形態]
また、次に、本発明のDC−DCコンバータは、図4示すような変形が可能である。図4に示すDC−DCコンバータ1Cでは、トランスT1の2次側巻き線Sに並列に、第2のスイッチ素子Q2とコンデンサC2の直列回路を接続したものである。この場合も、図1に示すDC−DCコンバータと同様の効果が得られる。
[本発明の第4の実施の形態]
さらに、本発明のDC−DCコンバータは、図5に示すような変形が可能である。図1に示す例では、フライバックコンバータを例にとって示したが、図5に示すようにフォワードコンバータにも適応することができる。
図5に示すDC−DCコンバータ1Dは、図1に示すDC−DCコンバータ1Aの回路のトランスT1の2次側巻き線Sの極性を反転し、フライホイールダイオードD2と平滑用インダクタンスLを付加しフォワード型整流回路としたものである。また、トランスT1の2次側巻き線Sに直列に可飽和リアクトルSLを付加し、1次側での電圧擬似共振を発生しやすくし、スイッチ素子Q1のゼロボルトスイッチを可能とするものである。これの動作は、出力整流回路がフライバック型からフォワード型に変わったところを除けば図1に示すDC−DCコンバータとほぼ同様の動作となる。
[本発明の第5の実施の形態]
さらに、本発明のDC−DCコンバータは、図6に示すような変形が可能である。図3に示す例では、フライバックコンバータを例にとって示したが、図6に示すようにフォワードコンバータにも適応することができる。
図6に示すDC−DCコンバータ1Eは、図3に示すDC−DCコンバータ1Bの回路のトランスT1の2次側巻き線Sの極性を反転し、フライホイールダイオードD2と平滑用インダクタンスLを付加しフォワード型整流回路としたものである。また、図5に示す可飽和リアクトルSLに代わり、トランスT1の1次側巻き線Pに直列にリーケージインダクタンスLrを付加したものである。これは、可飽和リアクトルSLと同様に1次側での電圧擬似共振を発生しやすくし、スイッチ素子Q1のゼロボルトスイッチを可能とするものである。これの動作は、出力整流回路がフライバック型からフォワード型に変わったところを除けば図3に示すDC−DCコンバータとほぼ同様の動作となる。
以上、本発明の実施の形態として、スイッチ素子Q1の制御回路として、電圧モード制御を例にとって説明したが、電流モード制御で行っても良い。また、図1に示すDC−DCコンバータ1Aの電圧擬似共振用コンデンサC1は、Q1の両端に接続していたが、トランスT1の何れかの巻き線に並列に接続しても良い。また、図1の電圧擬似共振用コンデンサC1は、Q1の両端に接続していたが、スイッチ素子Q2の両端に接続しても良い。
さらに、図1の電圧擬似共振用コンデンサC1は、Q1の両端に接続していたが、D1、もしくは、D1とD2の両端に接続しても良い。またさらに、図6のリーケージインダクタンスLrは、外付けのインダクタンスを用いても良い。
このように、本発明によれば、スイッチ素子のゼロボルトスイッチを行うことによりサージ電圧やノイズを低減し、DC−DCコンバータ低ノイズ化、および、高効率化を図ることができる。また、アクティブクランプ型の電圧擬似共振型コンバータのアクティブクランプ用のスイッチ素子Q2の制御を、メインのスイッチ素子Q1と非結合で行うため、高価なパルストランスやレベルシフト回路を用いることなく構成できる効果がある。また、メインのスイッチ素子の制御を従来からの安価な電圧擬似共振型制御回路を用いることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明のDC−DCコンバータは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
サージ電圧やノイズが少なく効率の良いDC−DCコンバータをきわめて安価に構成することが可能となり、本発明はDC−DCコンバータを電源装置として使用する電子機器等に有用である。
本発明のDC−DCコンバータの第1の実施の形態を示す図である。 本発明のDC−DCコンバータの各部の動作波形を示す図である。 本発明のDC−DCコンバータの第2の実施の形態を示す図である。 本発明のDC−DCコンバータの第3の実施の形態を示す図である。 本発明のDC−DCコンバータの第4の実施の形態を示す図である。 本発明のDC−DCコンバータの第5の実施の形態を示す図である。 従来のDC−DCコンバータの例を示す図である。
符号の説明
1A、1B、1C、1D、1E、2…DC−DCコンバータ
10…直流電源
11…ウオッチドグタイマ
12、22…フリップフロップ
13、23…タイマ回路
14、24…ドライブ回路
15…ゼロ検出回路
31…出力電圧検出回路
41…PWM信号発生回路
42…論理反転回路
51、52…デッドタイム付加回路
53…レベルシフト回路
C、C1、C2、C3…コンデンサ
D1…整流ダイオード
D2…フライホイールダイオード
DD1、DD2…寄生ダイオード(フライホールダイオード)
L…平滑用インダクタンス
Lr リーケージインダクタンス
PC1…フォトカプラ
Q1、Q2…スイッチ素子
SL…可飽和リアクトル
T1 トランス
P…1次側巻き線
S…2次側巻き線
Nc…補助巻き線

Claims (9)

  1. 少なくとも1次側巻き線と2次側巻き線とを有するトランスの前記1次側巻き線と第1のスイッチ素子との直列回路を、直流電源に並列に接続し、前記1次側巻き線の両端にコンデンサを介して接続された第2のスイッチ素子と、前記2次側巻き線の両端に接続された整流平滑回路を有し、前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子とを交互にオン・オフすると共に、前記第1のスイッチ素子のオン時間を制御することにより、前記整流平滑回路から一定電圧の直流出力を取り出すDC−DCコンバータにおいて、
    前記第1のスイッチ素子のオフ後の、前記コンデンサへの充電開始から充電終了の間に同期して、前記コンデンサへの充電電流に基づいて前記第2のスイッチ素子をオンさせると共に、予め設定した時間が経過した時に、前記第2のスイッチ素子をオフさせる制御手段
    を備え
    前記制御手段が、
    前記コンデンサへの充電電流を検出する電流検出手段
    を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ。
  2. 前記コンデンサへの充電電流のピーク値に比例して、前記予め設定した時間を変化させる手段を
    備えることを特徴とする請求項1に記載のDC−DCコンバータ。
  3. 前記コンデンサへの充電電流が流れている期間に比例して、前記予め設定した時間を変化させる手段を
    備えることを特徴とする請求項1に記載のDC−DCコンバータ。
  4. 前記トランスに補助巻き線を設け、前記第2のスイッチ素子のオフ後に前記補助巻き線に発生する電圧の極性の変化を検出し、該極性の変化に同期して、前記第1のスイッチング素子をオンさせる手段を
    備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のDC−DCコンバータ。
  5. 直流電源からトランスの1次側巻き線へのオン・オフ通電を行う第1のスイッチ素子には第1のフライホールダイオードと第1のコンデンサとが並列に接続され、前記1次側巻き線の両端に第2のコンデンサを介して接続される第2のスイッチ素子には、第2のフライホールダイオードが並列に接続され、前記トランスの2次側巻き線の両端には整流平滑回路が接続され、前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子とを交互にオン・オフ制御する共に、前記第1のスイッチ素子のオン時間を制御することにより、前記整流平滑回路から一定電圧の直流出力を取り出すDC−DCコンバータにおいて、
    前記第1のスイッチ素子のオフ後の、前記第2のフライホールダイオードを通した前記第2のコンデンサへの充電開始から充電終了の間に同期して、前記第2のコンデンサへの充電電流に基づいて前記第2スイッチ素子をオンさせると共に、予め設定した時間が経過した時に、前記第2のスイッチ素子をオフさせる制御手段と、
    前記トランスに補助巻き線を設け、前記第2のスイッチ素子のオフ後に前記補助巻き線に発生する電圧の極性の変化を検出し、該極性の変化に同期して、前記第1のスイッチング素子をオンさせる手段
    を備え
    前記制御手段が、
    前記前記第2のフライホールダイオードを通した前記第2のコンデンサへの充電電流を検出する電流検出手段
    を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ。
  6. 前記第2のコンデンサへの充電電流のピーク値に比例して、前記予め設定した時間を変化させる手段を
    備えることを特徴とする請求項5に記載のDC−DCコンバータ。
  7. 前記第2のコンデンサへの充電電流が流れている期間に比例して、前記予め設定した時間を変化させる手段を
    備えることを特徴とする請求項5に記載のDC−DCコンバータ。
  8. 少なくとも1次側巻き線と2次側巻き線とを有するトランスの前記1次側巻き線と第1のスイッチ素子との直列回路を、直流電源に並列に接続し、コンデンサを介して接続された第2のスイッチ素子と、前記2次側巻き線の両端に接続された整流平滑回路を有し、前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子とを交互にオン・オフすると共に、前記第1のスイッチ素子のオン時間を制御することにより、前記整流平滑回路から一定電圧の直流出力を取り出すDC−DCコンバータにおいて、
    前記第1のスイッチ素子のオフ後の、前記コンデンサへの充電開始から充電終了の間に同期して、前記コンデンサへの充電電流に基づいて前記第2のスイッチ素子をオンさせると共に、予め設定した時間が経過した時に、前記第2のスイッチ素子をオフさせる制御手段
    を備え、
    前記制御手段が、
    前記コンデンサへの充電電流を検出する電流検出手段
    を備え、
    前記第2のスイッチ素子は、
    前記2次側巻き線の両端に前記コンデンサを介して接続される
    ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  9. 少なくとも1次側巻き線と2次側巻き線とを有するトランスの前記1次側巻き線と第1のスイッチ素子との直列回路を、直流電源に並列に接続し、コンデンサを介して接続された第2のスイッチ素子と、前記2次側巻き線の両端に接続された整流平滑回路を有し、前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子とを交互にオン・オフすると共に、前記第1のスイッチ素子のオン時間を制御することにより、前記整流平滑回路から一定電圧の直流出力を取り出すDC−DCコンバータにおいて、
    前記第1のスイッチ素子のオフ後の、前記コンデンサへの充電開始から充電終了の間に同期して、前記コンデンサへの充電電流に基づいて前記第2のスイッチ素子をオンさせると共に、予め設定した時間が経過した時に、前記第2のスイッチ素子をオフさせる制御手段
    を備え、
    前記制御手段が、
    前記コンデンサへの充電電流を検出する電流検出手段
    を備え、
    前記第2のスイッチ素子は、
    前記直流電源と前記1次側巻き線の直列回路と並列に前記コンデンサを介して接続される
    ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
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