JP3711555B2 - Dc/dcコンバータ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アクティブクランプ回路を有するDC/DCコンバータ及びDC/DCコンバータの制御方法に関し、軽負荷時の損失を低減するDC/DCコンバータ及びDC/DCコンバータの制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スイッチング電源等の電源装置においては、直流入力電圧を絶縁して負荷回路に電力を供給する装置として、DC/DCコンバータが用いられている。このような構成のDC/DCコンバータは、絶縁トランスの一次側巻線と二次側巻線の極性の違いによって、フォワード型とフライバック型が存在し、例えばフォワード型のDC/DCコンバータとして、米国特許USP4441146,USP4959764等に開示されているようなものが知られている。このような装置を図10に示し説明する。
【0003】
図10において、V11は直流入力電源、C11,C12はコンデンサ、C13,C21はコンデンサ、Q11,Q12はスイッチング素子、D11,D12はダイオード、D21,D22はダイオード、Np,Nsは巻線、L21はコイル、Lrは洩れインダクタンス、Aはエラーアンプ、CTL11,12は制御部である。コンデンサC13、スイッチング素子Q12は、アクティブクランプ回路を構成する。巻線Np,NsはトランスT1を構成し、D21,D22は整流回路を構成する。
【0004】
直流入力電源V11は、正電圧を、コンデンサC13の一端と、巻線Npの一端とに接続する。ここで、トランスT1の洩れインダクタンスLrが、コンデンサC13の一端と巻線Npの一端とにあらわれる。コンデンサC13は、他端をスイッチング素子Q12の一端に接続する。巻線Npは1次側巻線で、他端をスイッチング素子Q11の一端に接続する。スイッチング素子Q12はサブスイッチング素子で、他端をスイッチング素子Q11の一端に接続する。スイッチング素子Q11はメインスイッチング素子で、他端を直流入力電源Vの負電圧に接続する。
【0005】
ダイオードD11,D12は、カソードを、それぞれスイッチング素子Q11,Q12の一端に接続し、アノードを、それぞれスイッチング素子Q11,Q12の他端に接続する。コンデンサC11,C12は、それぞれスイッチング素子Q11,Q12に並列に接続する。ダイオードD11、コンデンサC11、スイッチング素子Q11は、MOSFETを構成し、スイッチング素子Q11の一端がドレイン、他端がソースとなる。同様に、ダイオードD12、コンデンサC12、スイッチング素子Q12は、MOSFETを構成し、スイッチング素子Q12の一端がドレイン、他端がソースとなる。
【0006】
巻線Nsは2次側巻線で、一端をダイオードD21にアノードに接続し、他端をダイオードD22のアノードに接続する。ダイオードD21はフォワード整流器で、カソードをコイルL21の一端に接続する。ダイオードD22はフライホイール整流器で、カソードをコイルL21の一端に接続する。コイルL21はインダクタンス素子で、他端をコンデンサC21の一端に接続する。コンデンサC21は平滑コンデンサで、他端を巻線Nsの他端に接続する。エラーアンプAは、マイナス端をコンデンサC21の一端に接続し、プラス端を、基準電圧(所望出力電圧)を介して、コンデンサC21の他端に接続し、出力電圧と所望出力電圧との誤差であるフィードバック信号を出力する。
【0007】
制御部CTL11,CTL12は、それぞれスイッチング素子Q11,Q12のオン/オフを行う。
【0008】
さらに、制御部CTL11,CTL12の具体的構成を図11に示し説明する。
制御部CTL11は、発振回路11、PWM(パルス幅変調)回路12、遅延回路13、駆動回路14から構成される。発振回路11は、発振周波数信号を出力する。PWM回路12は、発振回路11からの発振周波数信号とエラーアンプAからのフィードバック信号とにより、PWM信号を出力する。遅延回路13は、PWM回路12のPWM信号を遅延する。駆動回路14は、遅延回路13の出力を入力し、スイチング素子Q11のオン/オフを行う。そして、各回路は、直流入力電源V11の負電圧をグランドとする。
【0009】
制御部CTL12は、遅延回路21、レベルシフト回路22、駆動回路23から構成される。遅延回路21は、直流入力電源V11の負電圧をグランドにし、PWM回路11のPWM信号を遅延する。レベルシフト回路22は、直流入力電源V11の負電圧、スイッチング素子Q12の他端をグランドにし、遅延回路21の出力とPWM回路のPWM信号とにより、高電圧レベルにシフトした信号を出力する。駆動回路23は、スイッチング素子Q12の他端をグランドにし、レベルシフト回路22の出力を入力し、スイッチング素子Q12のオン/オフを行う。
【0010】
このような装置を以下に説明する。まず、全体動作について説明する。制御回路CTL11,CTL12は、スイッチング素子Q11とスイッチング素子Q12とを交互にオン/オフすると共に、同時にオンしないように、デットタイムが設けられる。
【0011】
図10の実線で示すように、スイッチング素子Q11がオン、スイッチング素子Q12がオフしている期間は、ダイオードD21を通して電流が流れる。この電流は、図示しない負荷に電流を供給すると共に、2次側のコイルL21を励磁してエネルギーを貯える。
【0012】
スイッチング素子Q11がターンオフし、スイッチング素子Q12がターンオンするまでの期間は、ダイオードD21に流れる電流が減少し、ダイオードD22に流れる電流が増加する。
【0013】
図10の破線で示すように、スイッチング素子Q11がオフ、スイッチング素子Q12がオンしている期間は、コイルL21に貯えられたエネルギーによってダイオードD22を通して電流が流れる。
【0014】
スイッチング素子Q12がターンオフし、スイッチング素子Q11がターンオンするまでの期間は、ダイオードD22に流れる電流が減少し、ダイオードD21に流れる電流が増加する。
【0015】
次に、制御回路CTL11,CTL12の動作について説明する。まず、定常負荷時の動作について、図12を用いて説明する。図12は図11に示す装置の定常負荷時の動作を示したタイミングチャートである。図12において、(a)はスイッチング素子Q11のドレイン−ソース電圧Vds、(b)はスイッチング素子Q11のドレイン−ソース電流Ids、(c)はスイッチング素子Q12のドレイン−ソース電圧Vds、(d)はスイッチング素子Q12のドレイン−ソース電流Ids、(e)はスイッチング素子Q11のゲート−ソース電圧Vgs、駆動回路14の出力、(f)は発振回路11の出力、(g)はPWM回路12の出力、(h)は遅延回路13の出力、(i)はスイッチング素子Q12のゲート−ソース電圧Vgs、駆動回路23の出力、(j)は遅延回路21の出力、(k)はレベルシフト回路22の出力である。
【0016】
時刻t0のとき、発振回路11の出力がハイレベルとなり、PWM回路12は、エラーアンプAのフィードバック信号がハイレベルのとき、ハイレベルを出力する。この出力により、レベルシフト回路22はロウレベルを出力する。この出力により、駆動回路23はスイッチング素子Q12をターンオフする。
【0017】
時刻t1のとき、遅延回路13が、PWM回路12の出力を、メインスイッチング素子Q11とサブスイッチング素子Q12とが同時にオンしないように遅延した信号を出力する。この遅延回路13の出力により、駆動回路14は、スイッチング素子Q11をターンオンする。
【0018】
時刻t2のとき、エラーアンプAのフィードバック信号の電圧に応じたパルス幅に達すると、PWM回路12は信号を反転させ、遅延回路13,21、レベルシフト回路23に出力する。遅延回路21は、スイッチング素子Q11,12が同時にオンしないように、PWM回路12の立ち下がりで立ち上がる。
【0019】
時刻t3のとき、遅延回路13の出力が反転すると、駆動回路14の出力をロウレベルにし、スイッチング素子Q11をターンオフさせる。遅延回路21は、信号を遅延させた状態、ハイレベルを保持する。
【0020】
時刻t4のとき、遅延回路21の信号が反転すると、駆動回路23にて増幅され、スイッチング素子Q12をターンオフさせる。再び、PWM回路12の出力が反転するまで(時刻t5)、スイッチング素子Q12はオンし続ける。
【0021】
次に、軽負荷時の動作について図13を用いて説明する。図13は図11に示す装置の軽負荷時の動作を示したタイミングチャートである。図13において、(a)はスイッチング素子Q11のゲート−ソース電圧Vgs、駆動回路14の出力、(b)はスイッチング素子Q12のゲート−ソース電圧Vgs、駆動回路23の出力、(c)はエラーアンプAのフィードバック信号、(d)は発振回路11の出力、(e)はPWM回路12の出力、(f)は遅延回路13の出力、(g)は遅延回路21の出力、(h)はレベルシフト回路22の出力である。
【0022】
時刻t0−t1の間、発振回路11の信号が、PWM回路12に入力されても、エラーアンプAからのフィードバック信号がロウレベルのときは、スイッチング素子Q11のターンオンが禁止される。スイッチング素子Q11がターンオンしなくなると、サブスイッチンス素子Q12のゲートには電圧が印加され続け、スイッチング素子Q12はオン状態を保持する。このとき、クランプコンデンサC13とトランスT1の洩れインダクタンスLrが共振して、コンデンサC13に貯えられている電荷が放電してしまう。
【0023】
時刻t1のとき、フィードバック信号がハイレベル状態で、発振回路11からPWM回路12に信号が入力されると、PWM回路12の出力信号が反転し、レベルシフト回路22に信号が入力され、スイッチング素子Q12がターンオフする。同時に、遅延回路13に、PWM回路12からの信号が入力され、遅延時間を経て、駆動回路14により、スイッチング素子Q11がターンオンする。
【0024】
時刻t2のとき、PWM回路12は、エラーアンプAのフィードバック信号に応じたパルス幅に達し、信号が反転する。この反転後、遅延時間を経て、遅延回路13も信号が反転し、駆動回路14により、スイッチング素子Q11をターンオフする。これにより、コンデンサC13が充電される。同時に、PWM回路12の信号は、遅延回路21に入力され、遅延回路21は立ち上がる。
【0025】
時刻t3のとき、遅延回路21は、立ち上がってから、スイッチング素子Q11,Q12が同時にオンしない遅延時間で、出力する信号を反転させる。この遅延回路21の出力により、レベルシフト回路22は、信号を反転させ、駆動回路23により、スイッチング素子Q12をターンオフする。そして、時刻t4のとき、再び、時刻t0の状態になる。
【0026】
つまり、軽負荷時にはフィードバック制御の応答特性により、メインスイッチング素子Q11が一定期間停止する間欠発振動作となる。スイッチング素子Q11が停止する期間はサブスイッチング素子Q12がオンし続けるため、クランプコンデンサC13に充電される電荷は、コンデンサC13と洩れインダクタンスLrとの共振して放電されてしまい、0.5CVf(C:コンデンサC13の容量、V:コンデンサC13に印加する電圧、f:発振回路11の出力周波数)のエネルギーが消費され損失となる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
環境への配慮として電子機器の損失低減が要求されており、特に待機状態の損失低減が重要視されている。しかし、アクティブクランプ回路を有するDC/DCコンバータは、軽負荷時に間欠発振するが、メインスイッチング素子Q11がオフしても、サブスイッチング素子Q12がオン状態を保持する。このため、クランプコンデンサC13に貯えられた電荷が放電されてしまい、大きな損失が生じてしまうという問題点があった。
【0028】
そこで、本発明の目的は、軽負荷時の損失を低減するDC/DCコンバータ及びDC/DCコンバータの制御方法を実現することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】
第1の本発明は、
メインスイッチング素子が、電源からの電力を、電圧変換するトランスの1次側巻線に断続的に通電させ、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路が1次側巻線に並列に接続されるDC/DCコンバータにおいて、
出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、前記メインスイッチング素子をオン/オフ制御する第1の制御部と、
前記メインスイッチング素子のオフ動作後に、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン制御する第2の制御部と
を有することを特徴とするDC/DCコンバータ。
【0030】
第2の本発明は、
1次側巻線と2次側巻線とを備えたトランスと、
電源からの電力を前記1次側巻線に断続的に通電させるメインスイッチング素子と、
前記1次側巻線に並列に接続され、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路と、
前記2次側巻線の発生する電流を整流する整流回路と、
この整流回路の出力を入力する平滑コンデンサと
を有するDC/DCコンバータにおいて、
出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、前記メインスイッチング素子をオン/オフ制御する第1の制御部と、
前記サブスイッチング素子間の電圧変化により、前記メインスイッチング素子のオフ動作検出後、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン制御する第2の制御部と
を設けたことを特徴とするものである。
【0031】
第3の本発明は、
1次側巻線と2次側巻線とを備えたトランスと、
電源からの電力を前記1次側巻線に断続的に通電させるメインスイッチング素子と、
前記1次側巻線に並列に接続され、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路と、
前記2次側巻線の発生する電流を整流する整流回路と、
この整流回路の出力を入力する平滑コンデンサと
を有するDC/DCコンバータにおいて、
出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、前記メインスイッチング素子をオン/オフ制御する第1の制御部と、
前記トランスに備えられる第1の補助巻線と、
この第1の補助巻線の電圧変化により、前記メインスイッチング素子のオフ動作を検出後に、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン制御する第2の制御部と
を設けたことを特徴とするものである。
【0032】
第4の本発明は、
1次側巻線と2次側巻線とを備えたトランスと、
電源からの電力を前記1次側巻線に断続的に通電させるメインスイッチング素子と、
前記1次側巻線に並列に接続され、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路と、
前記2次側巻線の発生する電流を整流する整流回路と、
この整流回路の出力を入力する平滑コンデンサと
を有するDC/DCコンバータにおいて、
出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、前記メインスイッチング素子をオン/オフ制御する第1の制御部と、
前記1次側巻線の電圧変化を検出し、絶縁を行う第1の補助トランスと、
この第1の補助トランスの電圧変化により、前記メインスイッチング素子のオフ動作を検出後に、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン制御する第2の制御部と
を設けたことを特徴とするものである。
【0033】
第5の本発明は、
メインスイッチング素子が、電源からの電力を、電圧変換するトランスの1次側巻線に断続的に通電させ、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路が1次側巻線に並列に接続されるDC/DCコンバータの制御方法において、
出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、前記メインスイッチング素子をオン/オフし、
前記メインスイッチング素子のオフ動作後に、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン制御することを特徴とするものである。
【0034】
第6の発明は、
メインスイッチング素子が、電源からの電力を、電圧変換するトランスの1次側巻線に断続的に通電させ、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路を有したDC/DCコンバータにおいて、
出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、前記メインスイッチング素子をオン/オフ制御する第1の制御部と、
前記メインスイッチング素子のオフ動作後に、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン/オフ制御する第2の制御部と、
を有し、
前記アクティブクランプ回路は、前記メインスイッチング素子に並列に接続されることを特徴とするものである。
【0035】
第7の発明は、
メインスイッチング素子が、電源からの電力を、電圧変換するトランスの1次側巻線に断続的に通電させ、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路を有したDC/DCコンバータにおいて、
出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、前記メインスイッチング素子をオン/オフ制御する第1の制御部と、
前記メインスイッチング素子のオフ動作後に、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン/オフ制御する第2の制御部と、
を有し、
前記トランスの1次側に第1の補助巻線を設け、この補助巻線に前記アクティブクランプ回路が並列に接続されることを特徴とするものである。
【0036】
第8の発明は、
メインスイッチング素子が、電源からの電力を、電圧変換するトランスの1次側巻線に断続的に通電させ、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路を有したDC/DCコンバータにおいて、
出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、前記メインスイッチング素子をオン/オフ制御する第1の制御部と、
前記メインスイッチング素子のオフ動作後に、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン制御する第2の制御部と、
を有し、
前記トランスの1次側巻線に前記アクティブクランプ回路が並列に接続され、前記第1の制御部の共通電位点と、前記第2の制御部の共通電位点とを同電位とすることを特徴とするものである。
【0037】
第9の発明は、
メインスイッチング素子が、電源からの電力を、電圧変換するトランスの1次側巻線に断続的に通電させ、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路が、前記メインスイッチング素子に並列に接続されるDC/DCコンバータの制御方法であって、
前記メインスイッチング素子のオフ動作後に、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン/オフ制御することを特徴とするものである。
【0038】
第10の発明は、
メインスイッチング素子が、電源からの電力を、電圧変換するトランスの1次側巻線に断続的に通電させ、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路が、前記トランスの1次側に設けられた補助巻線に並列に接続されたDC/DCコンバータの制御方法であって、
前記メインスイッチング素子のオフ動作後に、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン/オフ制御することを特徴とするものである。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施例を示した要部構成図である。ここで、図10,11と同一のものは同一符号を付し説明を省略する。
【0040】
図1において、第1の制御部CTL13は、エラーアンプAのフィードバック信号に基づいて、メインスイッチング素子Q11をオン/オフ制御する。第2の制御部CTL14は、メインスイッチング素子Q11のオフ動作後に、所望時間、サブスイッチング素子Q12をオン制御する。
【0041】
制御部CTL13は、補助巻線Nb、トリガ回路31、リスタート回路32、PWM回路33、駆動回路34から構成される。補助巻線Nbは、トランスT1に設けられ、一端を直流入力電源V11の負電圧に接続し、巻線Npの電圧変化を検出する。トリガ回路31は、補助巻線Nbの他端に接続し、補助巻線Nbの電圧変化により、サブスイッチング素子Q12のオフ動作を検出し、トリガ信号を出力する。リスタート回路32は、トリガ回路31のトリガ信号により、リセットされ、所定時間(ここでは一定時間)経過ごとに、リスタート信号を出力する。PWM回路33は、トリガ回路31のトリガ信号、リスタート回路32のリスタート信号、エラーアンプAのフィードバック信号により、PWM信号を出力する。駆動回路34は、PWM回路33のPWM信号を入力し、スイッチング素子Q11のオン/オフを行う。各回路は、直流入力電源V11の負電圧をグランドとする。
【0042】
制御部CTL14は、ダイオードD13、トリガ回路41、タイマ回路42、駆動回路43から構成される。ダイオードD13は、カソードをコンデンサC13とスイッチング素子Q12との間に接続する。トリガ回路41は、ダイオードD13のアノードに接続し、トリガ信号を出力する。タイマ回路42はパルス幅回路で、トリガ回路41のトリガ信号を入力し、所望のパルス幅を設定する。駆動回路43は、タイマ42の出力を入力し、スイッチング素子Q12のオン/オフを行う。各回路は、スイッチング素子Q12の他端をグランドとする。
【0043】
このような装置の動作を以下で説明する。ここで、全体動作は従来と同一であるので、説明を省略する。まず、定常負荷時の動作について、図2を用いて説明する。図2は、図1に示す装置の定常負荷時の動作を説明するタイミングチャートである。図2におて、(a)〜(d)は図12と同一、(e)はスイッチング素子Q11のゲート−ソース電圧Vgs、駆動回路34の出力、(f)はトリガ回路31の出力、(g)はPWM回路33の出力、(h)はスイッチング素子Q12のゲート−ソース電圧Vgs、駆動回路34の出力、(i)はトリガ回路41の出力、(j)はタイマ回路42のの出力である。
【0044】
時刻t0のとき、サブスイッチング素子Q12がターンオフすると、巻線Npの電流の流れが反転し、補助巻線Nbの電圧が反転する。つまり、スイッチング素子Q12のドレイン−ソース電圧が反転し上昇を始める。スイッチング素子Q12のドレイン−ソース電圧Vdsの上昇が、巻線Np、補助巻線Nbを介して、トリガ回路31に入力される。
【0045】
時刻t1のとき、補助巻線Nbの電圧が、所定のレベルを越えて、トリガ回路31がトリガ信号(ワンショットパルス信号)を出力する。このトリガ信号により、PWM回路33は、信号を反転させ、駆動回路34に出力する。そして、駆動回路34は、信号を増幅し、メインスイッチング素子Q11をターンオンさせる。
【0046】
時刻t2のとき、スイッチング素子Q11がオンした後、PWM回路33は、コンバータの出力が一定になるように、エラーアンプAからのフィードバック信号の大きさに基づいて、設定したPWM信号を反転させる。これにより、駆動回路34は、出力をゼロにして、スイッチング素子Q11をオフする。スイッチング素子Q11がターンオフすると、スイッチング素子Q12のドレイン−ソース間電圧が下がり始める。
【0047】
時刻t3のとき、ダイオードD13を介して、トリガ回路41は、スイッチング素子Q12のドレイン−ソース間電圧の低下を検出し、トリガ信号(ワンショットパルス信号)を出力し、タイマ回路42を経て、駆動回路43にて信号を増幅し、スイッチング素子Q12をターンオンする。
【0048】
時刻t4のとき、トリガ回路41のトリガ信号は終了するが、タイマ回路42の出力を継続する。
【0049】
時刻t5のとき、スイッチング素子Q12のオン期間が一定時間経過し、タイマ回路42がタイムアップし、出力をゼロにする。これにより、駆動回路43の出力もゼロになり、スイッチング素子Q12をターンオフする。
【0050】
つまり、1次側の各スイッチング素子Q11,Q12は、コンバータ動作波形を検出して、ターンオンする自励発振で動作する。
【0051】
次に、軽負荷時の動作について、図3を用いて説明する。図3は、図1に示す装置の軽負荷時の動作を示したフローチャートである。図3において、(a)はスイッチング素子Q11のゲート−ソース電圧Vgs、駆動回路34の出力、(b)はスイッチング素子Q12のゲート−ソース電圧Vgs、駆動回路43の出力、(c)はエラーアンプAのフィードバック信号、(d)はトリガ回路31の出力、(e)はPWM回路33の出力、(f)はリスタート回路32の時間経過、(g)はトリガ回路41の出力、(h)はタイマ回路42の出力である。
【0052】
時刻t0のとき、トリガ回路31がトリガ信号を出力しても、エラーアンプAのフィードバック信号がロウレベルなので、PWM回路33は出力を行わない。そして、トリガ信号により、リスタート回路32は、リセットされ、再び、タイマ動作を開始する。
【0053】
時刻t1のとき、リスタート回路32がタイムアップし、リスタート信号を出力すると共に、タイマ動作を再開始する。このリスタート信号をPWM回路33は入力するが、エラーアンプAのフィードバック信号が入力されていないので、PWM信号を出力しない。
【0054】
時刻t2のとき、再び、リスタート回路32がタイムアップし、リスタート信号を出力すると共に、タイマ動作を再開始する。このリスタート信号を、PWM回路33が入力し、エラーアンプAのフィードバック信号が入力されているので、PWM信号を出力する。このPWM信号を入力して、駆動回路34は、スイッチング素子Q11をターンオンする。これにより、再びコンバータが動作する。
【0055】
時刻t3のとき、PWM回路33が、コンバータの出力電圧が一定になるように、エラーアンプAのフィードバック信号により、オン期間を設定し、設定が終了し、出力していた信号を反転させる。この信号により、駆動回路34は、スイッチング素子Q11をターンオフする。これにより、スイッチング素子Q12のドレイン−ソース間電圧が低下し、トリガ回路41がトリガ信号を出力する。このトリガ信号により、タイマ回路42を介して、駆動回路43はスイッチング素子Q12をターンオンする。
【0056】
時刻t4のとき、タイマ回路42が、タイムアップすると、駆動回路43はスイッチング素子Q12をターンオフする。
【0057】
このような装置は以下のような効果がある。
(1)制御部CTL14が、サブスイッチング素子Q12のドレイン−ソース電圧変化により、メインメインスイッチング素子Q11のオフ動作を検出し、所望時間、サブスイッチング素子Q12をオン制御するので、メインスイッチング素子Q11が停止している間は、サブスイッチング素子Q12はオン動作しない。これにより、クランプコンデンサC13のエネルギーを消費することなく、損失の少ない動作を実現できる。
【0058】
また、メインスイッチング素子Q11が優先的に動作した後に、サブスイッチング素子Q12を必ず動作させることにより、メインスイッチング素子Q11が動作して発生した励磁エネルギーをクランプコンデンサC13に必ず供給できるので、いかなる動作においても、アクティブクランプ動作が行われ、各素子の耐電圧をオーバーすることがない。
【0059】
(2)トリガ回路31,41により、コンバータ内部の動作波形からトリガ信号を得る自励式であるため、軽負荷時にサブスイッチング素子Q12を停止するための回路を必要としない。また、スイッチング素子Q11,Q12の同時オンを防ぐデッドタイム回路が不要となる。
【0060】
(3)制御部CTL13,CTL14は、グランドの電位が異なり、分離して動作するので、複雑なレベルシフト回路や高耐圧回路が不要となり、回路が簡単になる。特にサブスイッチング素子Q12の駆動回路43は、一般的に使用される高耐圧駆動ICやパルストランスを用いる必要がないため、小型で安価な回路で構成できる。
【0061】
(4)トランスT1の補助巻線Nbを用いて得る場合には、制御部CTL13に電源を供給するための巻線と共用することができ、小型化、安価にできる。
【0062】
(5)制御部CTL13,CTL14は自励式制御であるため、交流電源を整流平滑した入力電源を用いた場合に、整流平滑した電圧が変動によって発振周波数が変動して、ノイズが分散し、EMI(Electro Magnetic Interference)ノイズレベルが低減する。
【0063】
次に、その他の実施例を以下に説明する。
【0064】
(1)第2の実施例
図4は第2の実施例を示した構成図である。ここで、図1と同一のものは同一符号を付し説明を省略する。図4において、補助巻線Ncは、ダイオードD13の代わりに、トランスT1に設けられ、一端をグランドに接続し、巻線Npの電圧変化を検出し、他端をトリガ回路41に入力する。
【0065】
このような装置の動作は、図1に示す装置とほぼ同一で、図1に示す装置と異なる点は、トリガ回路41が、ダイオードD13を介して、スイッチング素子Q12のドレイン−ソース電圧の変化により、トリガ信号を出力するか、補助巻線Ncを介して、巻線Npの電圧変化から、トリガ信号を出力するかである。
【0066】
(2)第3の実施例
図5は第3の実施例を示した構成図である。ここで、図1と同一のものは同一符号を付し説明を省略する。図5において、ダイオードD14は、補助巻線Nbの代わりに設けられ、カソードをスイッチング素子Q11の一端に接続する。トリガ回路35は、トリガ回路31の代わりに設けられ、ダイオードD14のアノードに接続し、トリガ信号をリスタート回路32、PWM回路33に出力する。そして、トリガ回路35は、直流入力電源V11の負電圧をグランドとする。
【0067】
このような装置の動作は、図1に示す装置とほぼ同一で、図1に示す装置と異なる点は、トリガ回路35が、ダイオードD14を介して、スイッチング素子Q11のドレイン−ソース電圧の変化により、トリガ信号を出力するか、トリガ回路31が、巻線Npの電圧変化により、トリガ信号を出力するかである。
【0068】
(3)第4の実施例
図6は第4の実施例を示した構成図である。図6に示す装置は、図1に示す装置から、図4,5に示す装置に変化させた点を合わせたもので、補助巻線Ncは、ダイオードD13の代わりに、トランスT1に設けられ、一端をグランドに接続し、巻線Npの電圧変化を検出し、他端をトリガ回路41に入力する。ダイオードD14は、補助巻線Nbの代わりに設けられ、カソードをスイッチング素子Q11の一端に接続する。トリガ回路35は、トリガ回路31の代わりに設けられ、ダイオードD14のアノードに接続し、トリガ信号をリスタート回路32、PWM回路33に出力する。そして、トリガ回路35は、直流入力電源V11の負電圧をグランドとする。
【0069】
このような装置の動作は、図1に示す装置と異なる点は、図4,5に示す装置と同一であるので、説明を省略する。
【0070】
(4)第5の実施例
図7は第5の実施例を示した構成図である。ここで、図1と同一のものは同一符号を付し説明を省略する。図7において、補助トランスT2は、ダイオードD13の代わりに、巻線Nd,Neとを備え、1次側巻線Npの電圧変化を検出し、絶縁を行う。巻線Ndは、一端をスイッチング素子Q12の一端に接続し、他端をスイッチング素子Q12の他端に接続する。巻線Neは、一端をスイッチング素子Q12の他端に接続する。トリガ回路44は、トリガ回路41の代わりに設けられ、巻線Neの他端に接続し、トリガ信号をタイマ回路42に出力する。そして、トリガ回路44は、スイッチング素子Q12の他端をグランドとする。
【0071】
このような装置の動作は、図1に示す装置のとほぼ同一で、図1に示す装置と異なる点は、トリガ回路44が、補助トランスT2を介して、スイチング素子Q12のドレイン−ソース電圧の変化により、トリガ信号を出力する点である。
【0072】
なお、本発明はこれに限定されるものではなく、巻線Nb,Nc,Nd,Neの極性は、トリガ回路で処理しやすい極性であればよい。
【0073】
また、ダイオードD13,D14を設けた構成を示したが、ダイオードD13,14を設けずに、トリガ回路35,41内で、スイッチング素子Q11,Q12のドレイン−ソース電圧の変化を検出できればよい。
【0074】
そして、制御部CTL13は、図11に示す制御部CTL11を用いる構成でもよい。つまり、制御部CTL14が、軽負荷時にサブスイッチング素子Q12をオフする構成であればよい。
【0075】
さらに、制御部CTL13は、巻線Nbの代わりに、補助トンラスにする構成でもよい。また、補助トランスT2は、1次側巻線Npの電圧変化が検出できれば、スイッチング素子Q11の一端の電位を用いてもよいし、巻線Npの一端の電位を用いてもよい。なお、スイッチング素子Q11の一端の電位を用いる場合、巻線Ndの他端は、スイッチング素子Q11の他端に接続する。
【0076】
その上、制御部CTL13,CTL14内に、補助巻線Nb,Nc、補助トランスT2を設けた構成を示したが、外部に設けた構成でもよい。
【0077】
また、スイッチング素子として、MOSFETを示したが、通常のスイッチの場合は、コンデンサ、ダイオードを付加すればよい。
【0078】
(5)第6の実施例
図8は本発明の第6の実施例を示した構成図である。
トランスT61は、1次巻線Npと補助巻線Nbとを有する。メインスイッチング素子Q13は、1次巻線Npと直列に配置され、このメインスイッチング素子Q13がオン/オフすることにより電源V11からの電力をトランスT61の2次側に伝達する。尚、本実施例ではメインスイッチング素子Q13は、MOSFETのソース側に抵抗を付加したものであり、その抵抗を介して共通電位点に接続されている。
【0079】
第1の補助巻線Nbには、1次巻線Npの通電により電圧が生成され、この電圧を整流平滑し所定の電圧として、後述する制御部の電源としている。
アクティブクランプ回路63は、MOSFETのサブスイッチング素子Q14とコンデンサC13から成り、コンデンサC13の一端とサブスイッチング素子Q14の一端(ドレイン)とが接続されたものである。サブスイッチング素子14の他端(ソース)は、メインスイッチング素子Q13の一端(ドレイン)に接続され、コンデンサC13の他端はメインスイッチング素子Q13の他端(共通電位点)に接続されている。つまり、メインスイッチング素子Q13とアクティブクランプ回路63とが並列に接続された状態となっている。
この構成であっても、高周波等価回路は、アクティブクランプ回路63が1次巻線Npと並列に接続される場合と等価であり、同様のアクティブクランプ動作が行われ、各素子の耐電圧をオーバーすることがない。
【0080】
第1の制御部U1は、DC/DCコンバータの出力からのフィードバック信号(図示せず)が入力されると、予め設定した電圧値との誤差が無くなるようにメインスイッチング素子Q13を、パルス幅変調した制御信号GDによりオン/オフ制御する。尚、第1の制御部U1では、補助巻線Nbの電圧の入力により、その電圧が変化し所定のレベルを越えた時に内部でトリガ信号を発生させ、制御動作の基準としている。
第2の制御回路は、パルス幅回路61、駆動回路62から成る。パルス幅回路61は、第1の制御部U1の制御信号GDがハイレベル(メインスイッチング素子Q13がオン)の時、駆動回路62の出力をロウレベルにして、サブスイッチング素子Q14をオフさせる。制御信号GDがロウレベル(メインスイッチング素子Q13がオフ)になった時に、予め設定した長さのパルス幅信号を出力し、駆動回路62の出力をハイレベルにして、所定時間サブスイッチング素子Q14をオンさせる。
【0081】
詳細には、第1の制御部U1の制御信号GDは、抵抗R1、R2及び抵抗R4、R5で分圧された後、トランジスタQ1及びトランジスタQ2のベース端子に印加される。トランジスタQ1のコレクタは、駆動回路62の入力端に接続され、抵抗R3により基準電位点Vrefへプルアップされ、エミッタは共通電位点に接続される。これにより、トランジスタQ1がオンの時はロウレベル(共通電位点の電圧)が、オフの時はハイレベル(基準電位点Vrefの電圧)が駆動回路62の入力端に印加される。
【0082】
トランジスタQ2のコレクタは、抵抗R6の一端、コンデンサC1の一端及びコンパレータU2の反転入力端に接続される。抵抗R6の他端は基準電位点Vrefに接続され、コンデンサC1の他端は共通電位点に接続される。基準電位点Vrefの電圧は、抵抗R7と抵抗R8により分圧され、コンパレータU2の非反転入力端に印加される。これによりトランジスタQ2がオンした時にコンパレータU2の反転入力端にロウレベルが印加されると共に、コンデンサC1に貯えられた電荷を放電させ、この時コンパレータU2の出力端にはハイレベルが出力される。トランジスタQ2がオフすると、コンデンサC1の電荷は抵抗R6を介して充電され、コンパレータU2の反転入力端の電圧が非反転入力端の電位以上になると、コンパレータU2の出力をロウレベルにさせる。
これにより、コンパレータU2の出力には予め設定した長さのパルス幅信号が発生する。
【0083】
駆動回路62は、コンパレータU2の出力信号が入力され、この入力がハイレベルの時にサブスイッチング素子Q14をオンさせ、ロウレベルの時に同素子をオフさせる。尚、MOSFETであるサブスイッチング素子Q14のゲート、ソース間の電圧変化により同素子をオン/オフ制御するため、制御信号のレベルを変えて駆動するように構成されている。
以上により、メインスイッチング素子Q13がオフした時に、所望時間、サブスイッチング素子Q14をオンさせることができる。
尚、パルス幅回路61の入力信号として、トランスT61の第1の補助巻線Nbに正負に生成された電圧を用いても良い。
さらに、パルス幅回路61の前段に、制御信号GDまたはトランス61の補助巻線Nbの電圧変化により、メインスイッチング素子Q13がオフしたことを検知してトリガ信号を発生するトリガ回路を付加しても良い。この場合、パルス幅回路は、このトリガ信号に基づき所定の幅のワンショットパルスを発生する単安定マルチバイブレータ等で構成する。
【0084】
(6)第7の実施例
図9は本発明の第7の実施例を示した構成図である。
図9において前出の図と同様のものは、同様の符号を付し説明を省略する。 トランスT71は第6の実施例におけるトランスT61の1次側に補助巻線Naを付加したものであり、1次巻線Np及び補助巻線Nbは同様に機能する。
本実施例では、アクティブクランプ回路63が、トランスT71の補助巻線Naに並列に接続される。この構成の高周波等価回路は、トランスT71の洩れインダクタンスが無視できる状態であれば、アクティブクランプ回路63が1次巻線Npと並列に配置されるのと等価であり、同様のアクティブクランプ動作が行われ、各素子の耐電圧をオーバーすることがない。
【0085】
第2の制御部は、トリガ回路72、パルス幅回路73及び駆動回路74から成る。
トリガ回路72は、トランス71の補助巻線Nbの電圧変化によりメインスイッチング素子Q13がオフしたことを検知してトリガ信号を発生する。
詳細には、トランスT72の補助巻線NbにコンデンサC2の一端が接続され多端にはダイオードD1のカソード及び抵抗R9の一端が接続されている。ダイオードD1のアノード及び抵抗R9の他端は、共通電位点に接続されており、補助巻線Nbで生成される正負(メインスイッチング素子Q13がオンの時は負、オフの時は正)の電圧は整流され、ハイレベル−ロウレベルの信号に変換されてコンパレータU3の反転入力端に入力される。コンパレータU3の非反転入力端には基準電圧Vrが印加されており、入力された信号波形は、反転され、整形されて出力される。ここで基準電圧Vrは、この波形整形のための閾値となる。
【0086】
コンパレータU3の出力端は、コンデンサC3の一端に接続され、同コンデンサの他端には、ダイオードD2のアノード、抵抗R10の一端及びダイオードD3のカソードが接続される。ダイオードD2のカソード及び抵抗R10の他端には電源電圧が印加される。ダイオードD3のアノードは、ダイオードD4のカソードに接続され同ダイオードのアノードは共通電位点に接続される。
これにより、微分回路が形成され、ダイオードD3のアノード及びダイオードD4のカソードの接続点には、コンパレータU3の出力信号の立ち下がり(メインスイッチング素子Q13がオフする時)に応じたトリガ信号が発生する。
【0087】
パルス幅回路73は、このトリガ信号が入力されることにより、予め設定した長さのパルス幅信号を発生させる。
詳細には、トランジスタQ3のコレクタ、コンデンサC4の一端及び抵抗R11の一端はそれぞれ接続され、この接続点にトリガ回路72の出力信号が印加される。コンデンサC4の他端には抵抗R12の一端及びトランジスタQ4のベースが接続され、トランジスタQ4のコレクタには抵抗R13の一端に接続される。抵抗R14、R15により分圧回路が構成され、トランジスタQ4のコレクタの電位を分圧し、トランジスタQ13のベースに印加する。抵抗R11、R12、R13の他端は、第1の制御部の基準電位点Vrefにプルアップされる。トランジスタQ4のエミッタは、ダイオードD5のアノードに接続され、同ダイオードのカソード及びトランジスタQ3のエミッタは共通電位点に接続される。これらにより、単安定マルチバイブレータが形成され、トリガ信号の入力に伴い、予め設定された長さのパルス幅信号が、トランジスタQ4のコレクタから出力される。
【0088】
駆動回路74は、パルス幅回路73のパルス幅信号が入力されることにより、この入力がハイレベルの時にサブスイッチング素子Q14をオンさせ、ロウレベルの時に同素子をオフさせる。尚、MOSFETであるサブスイッチング素子Q14のソースを共通電位点に接続することにより、駆動回路74の出力信号の基準も共通電位点とすることができ、制御信号のレベルを変えてサブスイッチング素子Q14を駆動させる必要が無く回路構成を簡単にできる。
以上により、メインスイッチング素子13がオフした時に、所望時間、サブスイッチング素子Q14をオンさせることができる。
【0089】
尚、トリガ回路72の入力信号として、トランスT71の補助巻線Nbの電圧の代わりに、第1の制御部U1の制御信号GDを用いてメインスイッチング素子Q13がオフしたことを検知し、トリガ信号を発生させても良い。
また、このトリガ回路を省き、制御信号GDまたは補助巻線Nbの電圧を直接パルス幅回路に入力しても良い。この場合、パルス幅回路は、第6の実施例に適用したパルス幅回路等の構成とする。
【0090】
また、メインスイッチング素子Q13のオン/オフ動作により、そのドレイン端子電圧は数百ボルトの振幅になる。このため、周辺回路の寄生容量等を介してノイズを発生させる。従って、メインスイッチング素子Q13のドレイン電位にトリガ回路、パルス幅回路の共通電位点をとると誤動作する。
これに対して、第6、第7の実施例のようにトリガ回路、パルス幅回路の共通電位点を第1の制御部U1と同電位にすると、これら回路の動作を安定させることができる。従って、メインスイッチング素子Q13のスイッチングノイズによりこれら回路が誤動作することを防ぐことができる。
【0091】
さらに、実施例のトランスをインダクタとしてし、メインスイッチング素子Q13のドレイン端の電圧を整流、平滑すればステップアップ型のDC/DCコンバータが形成される。本発明をこの構成のDC/DCコンバータに適用しても良い。
【0092】
加えて、アクティブクランプ回路63がトランスの1次側巻線Npに並列に接続された場合についても、第1の制御部の共通電位点と、第2の制御部の共通電位点とを同電位とする構成にしても良い。これにより、前述のようにメインスイッチング素子がオフした時に、所望時間、サブスイッチング素子をオンさせることにより、コンデンサのエネルギーを消費することなく、損失を低減できると共に、第2の制御部に含まれるトリガ回路、パルス幅回路等の動作を安定させることができる。
【0093】
【発明の効果】
本発明によれば、以下のような効果がある。本発明によれば、第2の制御部が、サブスイッチング素子の電圧変化により、メインメインスイッチング素子のオフ動作を検出し、所望時間、サブスイッチング素子をオン制御するので、メインスイッチング素子が停止している間は、サブスイッチング素子はオン動作しない。これにより、コンデンサのエネルギーを消費することなく、損失の低減できる。
【0094】
また、本発明によれば、第2の制御部は、コンバータ内部の動作波形からメインスイッチング素子のオフ動作を検出するので、軽負荷時にサブスイッチング素子を停止するための回路を必要としない。また、メインスイッチング素子、サブスイッチング素子の同時オンを防ぐデッドタイム回路が不要となる。
【0095】
また、第1、第2の制御部は、グランドの電位が異なり、分離して動作するので、複雑なレベルシフト回路や高耐圧回路が不要となり、回路が簡単になる。
【0096】
そして、第1、第2の制御部は自励式制御であるため、交流電源を整流平滑した入力電源を用いた場合に、整流平滑した電圧が変動によって発振周波数が変動して、ノイズが分散し、EMIノイズレベルが低減する。
【0097】
さらに、本発明によれば、トランスの補助巻線を、制御部の電力にするので、小型化、安価にできる。
【0098】
また、本発明によれば、サブスイッチング素子の電圧変化により、メインメインスイッチング素子のオフ動作を検出し、所望時間、サブスイッチング素子をオン制御するので、メインスイッチング素子が停止している間は、サブスイッチング素子はオン動作しない。これにより、コンデンサのエネルギーを消費することなく、損失の低減できる。
【0099】
さらに、本発明によれば、サブスイッチング素子の電圧変化により、メインメインスイッチング素子のオフ動作を検出し、所望時間、サブスイッチング素子をオン制御するので、メインスイッチング素子が停止している間は、サブスイッチング素子はオン動作しない。これにより、コンデンサのエネルギーを消費することなく、損失を低減できる。
【0100】
また、本発明によれば、サブスイッチング素子の電圧変化により、メインメインスイッチング素子のオフ動作を検出し、所望時間、サブスイッチング素子をオン制御するので、メインスイッチング素子が停止している間は、サブスイッチング素子はオン動作しない。これにより、コンデンサのエネルギーを消費することなく、損失を低減できる。また、第1の制御部の共通電位点と第2の制御部とを同電位にすることで、メインスイッチング素子のスイッチングノイズの影響を軽減でき、誤動作を無くすことができる。さらに、メインスイッチング素子を制御する第1の制御部と、サブスイッチング素子を制御する第2の制御部を1つに集積化できる。
【0101】
さらに、本発明によれば、少なくともパルス幅回路の共通電位点を第1の制御部の共通電位点とを同電位とすることにより、メインスイッチング素子のスイッチングノイズの影響を軽減でき、誤動作を無くすことができる。さらに、メインスイッチング素子を制御する第1の制御部と、サブスイッチング素子を制御する第2の制御部を1つに集積化できる。
【0102】
また、本発明によれば、少なくともトリガ回路及びパルス幅回路の共通電位点を第1の制御部の共通電位点とを同電位とすることにより、メインスイッチング素子のスイッチングノイズの影響を軽減でき、誤動作を無くすことができる。さらに、メインスイッチング素子を制御する第1の制御部と、サブスイッチング素子を制御する第2の制御部を1つに集積化できる。
【0103】
さらに、本発明によれば、サブスイッチング素子の電圧変化により、メインスイッチング素子のオフ動作を検出し、所望時間、サブスイッチング素子をオン制御するので、メインスイッチング素子が停止している間は、サブスイッチング素子はオン動作しない。これにより、コンデンサのエネルギーを消費することなく、損失を低減させるDC/DCコンバータの制御方法を実現できる。
【0104】
また、本発明によれば、トランスをインダクタに置き換えることにより、ステップアップ型等のDC/DCコンバータが形成される。この構成においても、サブスイッチング素子の電圧変化により、メインメインスイッチング素子のオフ動作を検出し、所望時間、サブスイッチング素子をオン制御するので、メインスイッチング素子が停止している間は、サブスイッチング素子はオン動作しない。これにより、コンデンサのエネルギーを消費することなく、損失を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図2】図1に示す装置の定常負荷時の動作を示したタイミングチャートである。
【図3】図1に示す装置の軽負荷時の動作を示したタイミングチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例を示した構成図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示した構成図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示した構成図である。
【図7】本発明の第5の実施例を示した構成図である。
【図8】本発明の第6の実施例を示した構成図である。
【図9】本発明の第7の実施例を示した構成図である。
【図10】DC/DCコンバータの構成を示した図である。
【図11】従来のDC/DCコンバータの要部構成を示した図である。
【図12】図11に示す装置の動作を示したタイミングチャートである。
【図13】図11に示す装置の動作を示したタイミングチャートである。
【符号の説明】
31,35,41,44,72 トリガ回路
32 リスタート回路
33 PWM回路
34,43,62,74 駆動回路
42 タイマ回路
61,73 パルス幅回路
63 アクティブクランプ回路
C13,C21 コンデンサ
CTL13,14 制御部
D21,D22 ダイオード
Np,Ns 巻線
Na,Nb,Nc 補助巻線
Q11,Q12,Q13,Q14 スイッチング素子
T1,T61,T71 トランス
T2 補助トランス
U1 第1の制御部

Claims (17)

  1. メインスイッチング素子が、電源からの電力を、電圧変換するトランスの1次側巻線に断続的に通電させ、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路が実質的に前記1次側巻線に並列に接続されるDC/DCコンバータにおいて、
    出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、前記メインスイッチング素子をオン/オフ制御する第1の制御部と、前記メインスイッチング素子のオフ動作検出所望時間、前記サブスイッチング素子をオン制御する第2の制御部とを有し、
    前記第1の制御部は、前記サブスイッチング素子のオフ動作を検出しトリガ信号を出力するトリガ回路と、所定時間経過ごとにリスタート信号を出力するリスタート回路と、前記トリガ信号または前記リスタート信号に基づきパルス幅変調信号を出力するPWM回路とを有する
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ。
  2. 前記トランスの代わりに、インダクタを設けたことを特徴とする請求項1記載のDC/DCコンバータ。
  3. 1次側巻線と2次側巻線とを備えたトランスと、電源からの電力を前記1次側巻線に断続的に通電させるメインスイッチング素子と、前記1次側巻線に並列に接続され、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路と、前記2次側巻線の発生する電流を整流する整流回路と、この整流回路の出力を入力する平滑コンデンサとを有するDC/DCコンバータにおいて、
    出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、前記メインスイッチング素子をオン/オフ制御する第1の制御部と、前記サブスイッチング素子間の電圧変化により、前記メインスイッチング素子のオフ動作検出後、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン制御する第2の制御部とを設け
    トランスに備えられる第2の補助巻線を設け、
    第1の制御部は、メインスイッチング素子のオフ時間が所定時間経過ごと、または、第2の補助巻線の電圧変化により、サブスイッチング素子のオフ動作検出後、出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、オン/オフ制御し、
    第1の制御部は、第2の補助巻線の電圧変化により、トリガ信号を出力するトリガ回路と、このトリガ回路のトリガ信号により、リセットされ、所定時間経過ごとに、リスタート信号を出力するリスタート回路と、前記トリガ回路のトリガ信号、前記リスタート回路のリスタート信号、出力電圧と所望出力電圧との誤差により、パルス幅変調信号を出力するPWM回路と、このPWM回路のパルス幅変調信号を入力し、メインスイッチング素子を駆動する駆動回路とを有する
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ。
  4. 1次側巻線と2次側巻線とを備えたトランスと、電源からの電力を前記1次側巻線に断続的に通電させるメインスイッチング素子と、前記1次側巻線に並列に接続され、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路と、前記2次側巻線の発生する電流を整流する整流回路と、この整流回路の出力を入力する平滑コンデンサとを有するDC/DCコンバータにおいて、
    出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、前記メインスイッチング素子をオン/オフ制御する第1の制御部と、前記トランスに備えられる第1の補助巻線と、この第1の補助巻線の電圧変化により、前記メインスイッチング素子のオフ動作を検出後に、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン制御する第2の制御部とを設け
    トランスに備えられる第2の補助巻線を設け、
    第1の制御部は、メインスイッチング素子のオフ時間が所定時間経過ごと、または、第2 の補助巻線の電圧変化により、サブスイッチング素子のオフ動作検出後、出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、オン/オフ制御し、
    第1の制御部は、第2の補助巻線の電圧変化により、トリガ信号を出力するトリガ回路と、このトリガ回路のトリガ信号により、リセットされ、所定時間経過ごとに、リスタート信号を出力するリスタート回路と、前記トリガ回路のトリガ信号、前記リスタート回路のリスタート信号、出力電圧と所望出力電圧との誤差により、パルス幅変調信号を出力するPWM回路と、このPWM回路のパルス幅変調信号を入力し、メインスイッチング素子を駆動する駆動回路とを有する
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ。
  5. 1次側巻線と2次側巻線とを備えたトランスと、電源からの電力を前記1次側巻線に断続的に通電させるメインスイッチング素子と、前記1次側巻線に並列に接続され、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路と、前記2次側巻線の発生する電流を整流する整流回路と、この整流回路の出力を入力する平滑コンデンサとを有するDC/DCコンバータにおいて、
    出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、前記メインスイッチング素子をオン/オフ制御する第1の制御部と、前記1次側巻線の電圧変化を検出し、絶縁を行う第1の補助トランスと、この第1の補助トランスの電圧変化により、前記メインスイッチング素子のオフ動作を検出後に、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン制御する第2の制御部とを設け
    トランスに備えられる第2の補助巻線を設け、
    第1の制御部は、メインスイッチング素子のオフ時間が所定時間経過ごと、または、第2の補助巻線の電圧変化により、サブスイッチング素子のオフ動作検出後、出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、オン/オフ制御し、
    第1の制御部は、第2の補助巻線の電圧変化により、トリガ信号を出力するトリガ回路と、このトリガ回路のトリガ信号により、リセットされ、所定時間経過ごとに、リスタート信号を出力するリスタート回路と、前記トリガ回路のトリガ信号、前記リスタート回路のリスタート信号、出力電圧と所望出力電圧との誤差により、パルス幅変調信号を出力するPWM回路と、このPWM回路のパルス幅変調信号を入力し、メインスイッチング素子を駆動する駆動回路とを有する
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ。
  6. 1次側巻線と2次側巻線とを備えたトランスと、電源からの電力を前記1次側巻線に断続的に通電させるメインスイッチング素子と、前記1次側巻線に並列に接続され、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路と、前記2次側巻線の発生する電流を整流する整流回路と、この整流回路の出力を入力する平滑コンデンサとを有するDC/DCコンバータにおいて、
    出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、前記メインスイッチング素子をオン/オフ制御する第1の制御部と、前記サブスイッチング素子間の電圧変化により、前記メインスイッチング素子のオフ動作検出後、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン制御する第2の制御部とを設け、
    第1の制御部は、メインスイッチング素子のオフ時間が所定時間経過ごと、または、メインスイッチング素子間の電圧変化により、サブスイッチング素子のオフ動作検出後、出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、オン/オフ制御し、
    第1の制御部は、メインスイッチング素子間の電圧変化により、トリガ信号を出力するトリガ回路と、このトリガ回路のトリガ信号により、リセットされ、所定時間経過ごとに、リスタート信号を出力するリスタート回路と、前記トリガ回路のトリガ信号、前記リスタート回路のリスタート信号、出力電圧と所望出力電圧との誤差により、パルス幅変調信号を出力するPWM回路と、このPWM回路のパルス幅変調信号を入力し、メインスイッチング素子を駆動する駆動回路とを有する
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ。
  7. 1次側巻線と2次側巻線とを備えたトランスと、電源からの電力を前記1次側巻線に断続的に通電させるメインスイッチング素子と、前記1次側巻線に並列に接続され、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路と、前記2次側巻線の発生する電流を整流する整流回路と、この整流回路の出力を入力する平滑コンデンサとを有するDC/DCコンバータにおいて、
    出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、前記メインスイッチング素子をオン/オフ制御する第1の制御部と、前記トランスに備えられる第1の補助巻線と、この第1の補助巻線の電圧変化により、前記メインスイッチング素子のオフ動作を検出後に、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン制御する第2の制御部とを設け、
    第1の制御部は、メインスイッチング素子のオフ時間が所定時間経過ごと、または、メインスイッチング素子間の電圧変化により、サブスイッチング素子のオフ動作検出後、出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、オン/オフ制御し、
    第1の制御部は、メインスイッチング素子間の電圧変化により、トリガ信号を出力するトリガ回路と、このトリガ回路のトリガ信号により、リセットされ、所定時間経過ごとに、リスタート信号を出力するリスタート回路と、前記トリガ回路のトリガ信号、前記リスタート回路のリスタート信号、出力電圧と所望出力電圧との誤差により、パルス幅変調信号を出力するPWM回路と、このPWM回路のパルス幅変調信号を入力し、メインスイッチング素子を駆動する駆動回路とを有する
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ。
  8. 1次側巻線と2次側巻線とを備えたトランスと、電源からの電力を前記1次側巻線に断続的に通電させるメインスイッチング素子と、前記1次側巻線に並列に接続され、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路と、前記2次側巻線の発生する電流を整流する整流回路と、この整流回路の出力を入力する平滑コンデンサとを有するDC/DCコンバータにおいて、
    出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、前記メインスイッチング素子をオン/オフ制御する第1の制御部と、前記1次側巻線の電圧変化を検出し、絶縁を行う第1の補助トランスと、この第1の補助トランスの電圧変化により、前記メインスイッチング素子のオフ動作を検出後に、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン制御する第2の制御部とを設け、
    第1の制御部は、メインスイッチング素子のオフ時間が所定時間経過ごと、または、メインスイッチング素子間の電圧変化により、サブスイッチング素子のオフ動作検出後、出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、オン/オフ制御し、
    第1の制御部は、メインスイッチング素子間の電圧変化により、トリガ信号を出力するトリガ回路と、このトリガ回路のトリガ信号により、リセットされ、所定時間経過ごとに、リスタート信号を出力するリスタート回路と、前記トリガ回路のトリガ信号、前記リスタート回路のリスタート信号、出力電圧と所望出力電圧との誤差により、パルス幅変調信号を出力するPWM回路と、このPWM回路のパルス幅変調信号を入力し、メインスイッチング素子を駆動する駆動回路とを有する
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ。
  9. 1次側巻線と2次側巻線とを備えたトランスと、電源からの電力を前記1次側巻線に断続的に通電させるメインスイッチング素子と、前記1次側巻線に並列に接続され、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路と、前記2次側巻線の発生する電流を整流する整流回路と、この整流回路の出力を入力する平滑コンデンサとを有するDC/DCコンバータにおいて、
    出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、前記メインスイッチング素子をオン/オフ制御する第1の制御部と、前記サブスイッチング素子間の電圧変化により、前記メイン スイッチング素子のオフ動作検出後、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン制御する第2の制御部とを設け、
    1次側巻線の電圧変化を検出し、絶縁を行う第2の補助トランスを設け、
    第1の制御部は、メインスイッチング素子のオフ時間が所定時間経過ごと、または、第2の補助トランスの電圧変化により、サブスイッチング素子のオフ動作検出後、出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、オン/オフ制御し、
    第1の制御部は、第2の補助トランスの電圧変化により、トリガ信号を出力するトリガ回路と、このトリガ回路のトリガ信号により、リセットされ、所定時間経過ごとに、リスタート信号を出力するリスタート回路と、前記トリガ回路のトリガ信号、前記リスタート回路のリスタート信号、出力電圧と所望出力電圧との誤差により、パルス幅変調信号を出力するPWM回路と、このPWM回路のパルス幅変調信号を入力し、メインスイッチング素子を駆動する駆動回路とを有する
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ。
  10. 1次側巻線と2次側巻線とを備えたトランスと、電源からの電力を前記1次側巻線に断続的に通電させるメインスイッチング素子と、前記1次側巻線に並列に接続され、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路と、前記2次側巻線の発生する電流を整流する整流回路と、この整流回路の出力を入力する平滑コンデンサとを有するDC/DCコンバータにおいて、
    出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、前記メインスイッチング素子をオン/オフ制御する第1の制御部と、前記トランスに備えられる第1の補助巻線と、この第1の補助巻線の電圧変化により、前記メインスイッチング素子のオフ動作を検出後に、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン制御する第2の制御部とを設け、
    1次側巻線の電圧変化を検出し、絶縁を行う第2の補助トランスを設け、
    第1の制御部は、メインスイッチング素子のオフ時間が所定時間経過ごと、または、第2の補助トランスの電圧変化により、サブスイッチング素子のオフ動作検出後、出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、オン/オフ制御し、
    第1の制御部は、第2の補助トランスの電圧変化により、トリガ信号を出力するトリガ回路と、このトリガ回路のトリガ信号により、リセットされ、所定時間経過ごとに、リスタート信号を出力するリスタート回路と、前記トリガ回路のトリガ信号、前記リスタート回路のリスタート信号、出力電圧と所望出力電圧との誤差により、パルス幅変調信号を出力するPWM回路と、このPWM回路のパルス幅変調信号を入力し、メインスイッチング素子を駆動する駆動回路とを有する
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ。
  11. 1次側巻線と2次側巻線とを備えたトランスと、電源からの電力を前記1次側巻線に断続的に通電させるメインスイッチング素子と、前記1次側巻線に並列に接続され、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路と、前記2次側巻線の発生する電流を整流する整流回路と、この整流回路の出力を入力する平滑コンデンサとを有するDC/DCコンバータにおいて、
    出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、前記メインスイッチング素子をオン/オフ制御する第1の制御部と、前記1次側巻線の電圧変化を検出し、絶縁を行う第1の補助トランスと、この第1の補助トランスの電圧変化により、前記メインスイッチング素子のオフ動作を検出後に、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン制御する第2の制御部とを設け、
    1次側巻線の電圧変化を検出し、絶縁を行う第2の補助トランスを設け、
    第1の制御部は、メインスイッチング素子のオフ時間が所定時間経過ごと、または、第2の補助トランスの電圧変化により、サブスイッチング素子のオフ動作検出後、出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、オン/オフ制御し、
    第1の制御部は、第2の補助トランスの電圧変化により、トリガ信号を出力するトリガ回 路と、このトリガ回路のトリガ信号により、リセットされ、所定時間経過ごとに、リスタート信号を出力するリスタート回路と、前記トリガ回路のトリガ信号、前記リスタート回路のリスタート信号、出力電圧と所望出力電圧との誤差により、パルス幅変調信号を出力するPWM回路と、このPWM回路のパルス幅変調信号を入力し、メインスイッチング素子を駆動する駆動回路とを有する
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ。
  12. メインスイッチング素子が、電源からの電力を、電圧変換するトランスの1次側巻線に断続的に通電させ、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路を有したDC/DCコンバータにおいて、
    出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、前記メインスイッチング素子をオン/オフ制御する第1の制御部と、前記メインスイッチング素子のオフ動作後に、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン制御する第2の制御部と、を有し、
    前記アクティブクランプ回路は、前記メインスイッチング素子に並列に接続され、第1の制御部は、トランスに備えられた第2の補助巻線の電圧変化またはメインスイッチング素子間の電圧変化または1次側巻線の電圧変化を検出し絶縁を行う第2の補助トランスの電圧変化により、トリガ信号を出力するトリガ回路と、所定時間経過ごとに、リスタート信号を出力するリスタート回路と、前記トリガ信号、前記リスタート信号、出力電圧と所望出力電圧との誤差により、パルス幅変調信号を出力するPWM回路とを有する
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ。
  13. メインスイッチング素子が、電源からの電力を、電圧変換するトランスの1次側巻線に断続的に通電させ、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路を有したDC/DCコンバータにおいて、
    出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、前記メインスイッチング素子をオン/オフ制御する第1の制御部と、前記メインスイッチング素子のオフ動作後に、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン制御する第2の制御部と、を有し、
    前記トランスの1次側に第1の補助巻線を設け、この補助巻線に前記アクティブクランプ回路が並列に接続され
    第1の制御部は、トランスに備えられた第2の補助巻線の電圧変化またはメインスイッチング素子間の電圧変化または1次側巻線の電圧変化を検出し絶縁を行う第2の補助トランスの電圧変化により、トリガ信号を出力するトリガ回路と、所定時間経過ごとに、リスタート信号を出力するリスタート回路と、前記トリガ信号、前記リスタート信号、出力電圧と所望出力電圧との誤差により、パルス幅変調信号を出力するPWM回路とを有する
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ。
  14. メインスイッチング素子が、電源からの電力を、電圧変換するトランスの1次側巻線に断続的に通電させ、コンデンサとサブスイッチング素子とが少なくとも直列に接続されるアクティブクランプ回路を有したDC/DCコンバータにおいて、
    出力電圧と所望出力電圧との誤差に基づいて、前記メインスイッチング素子をオン/オフ制御する第1の制御部と、前記メインスイッチング素子のオフ動作後に、所望時間、前記サブスイッチング素子をオン制御する第2の制御部と、を有し、
    前記トランスの1次側巻線に前記アクティブクランプ回路が並列に接続され
    第1の制御部は、トランスに備えられた第2の補助巻線の電圧変化またはメインスイッチング素子間の電圧変化または1次側巻線の電圧変化を検出し絶縁を行う第2の補助トランスの電圧変化により、トリガ信号を出力するトリガ回路と、所定時間経過ごとに、リスタート信号を出力するリスタート回路と、前記トリガ信号、前記リスタート信号、出力電圧と所望出力電圧との誤差により、パルス幅変調信号を出力するPWM回路とを有する
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ。
  15. 前記第2の制御部は、前記メインスイッチング素子の制御信号に基づき、前記メインスイッチング素子のオフ動作後に、前記サブスイッチング素子を前記所望時間だけオンさせるパルス信号を出力するパルス幅回路と、このパルス信号に基づき、前記サブスイッチング素子を駆動する駆動回路と、を有し、
    少なくとも前記パルス幅回路の共通電位点と前記第1の制御部の共通電位点とを同電位にする
    ことを特徴とする請求項12から請求項14のいずれかに記載のDC/DCコンバータ。
  16. 前記トランスは、1次側に第2の補助巻線を備え、
    前記第2の制御部は、前記第2の補助巻線に生成される電圧に基づき、前記サブスイッチング素子を前記所望時間だけオンさせるパルス信号を出力するパルス幅回路と、このパルス信号に基づき、前記サブスイッチング素子を駆動する駆動回路と、を備え、
    少なくとも前記パルス幅回路の共通電位点と、前記第1の制御部の共通電位点とを、同電位とする
    ことを特徴とする請求項12から請求項14のいずれかに記載のDC/DCコンバータ。
  17. 前記パルス幅回路の前段に、前記メインスイッチング素子の制御信号または前記第2の補助巻線に生成される電圧に基づき、前記メインスイッチング素子がオフしたことを検知しトリガ信号を出力するトリガ回路を設け、
    前記パルス幅回路は、このトリガ信号に基づき前記パルス信号を生成すると共に、少なくとも前記トリガ回路及び前記パルス幅回路の共通電位点と、前記第1の制御部の共通電位点とを同電位にする
    ことを特徴とする請求項15または請求項16のいずれかに記載のDC/DCコンバータ。
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