JP4013952B2 - Dc−dcコンバータ - Google Patents

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Description

本発明は、DC−DCコンバータに関する。
DC−DCコンバータでは、トランスの2次巻線側に整流回路が設けられている。この整流回路に有するダイオードは、半導体材質によるアノードとカソード間の電位差(ダイオードの順方向電圧VF)が存在する。このため、ダイオードを用いた場合、ダイオードの損失(ダイオードの電流×ダイオードのドロップ電圧)が大きくなるため、DC−DCコンバータの変換効率が悪い。
一方、MOSFET(以下、FETと称する。)は、ゲート・ソース間にスレッシホールド電圧以上の制御信号を印加するとオンし、ドレインからソースの方向とソースからドレインの方向のいずれの方向も導通状態となる。また、電流による電圧のドロップは、FETのチャネル抵抗に比例する。従って、FETは、オン抵抗(例えば0.01Ω)が非常に小さいため、損失が非常に小さくなる。このため、FETを整流素子として採用する同期整流器の導入が進んでいる。
また、DC−DCコンバータでは、オンオフ制御されるFET等からなるスイッチが用いられているが、スイッチにおいて、同じ時刻に電圧と電流との両方がある値を持つと、スイッチングロスが発生する。
従来、スイッチングロスを低減するものとして、電圧共振型のDC−DCコンバータが知られている。電圧共振型のDC−DCコンバータは、インダクタンスとコンデンサとで共振させ共振電圧の振動周期を利用して、共振電圧がゼロになるまでターンオフ(オン状態からオフ状態に変わること)あるいはターンオン(オフ状態からオン状態に変わること)させない、即ち、ゼロボルトスイッチ(ZVS)を行いスイッチングロスを低減させるソフトスイッチングを行う。このソフトスイッチングをFETを採用した同期整流器と組み合わせて用いれば、DC−DCコンバータは、低ノイズ、高効率を実現することができる。
図1は従来のこの種の同期整流器を採用したDC−DCコンバータの回路構成図である。図1に示すDC−DCコンバータにおいて、直流電源Eiの両端にはトランスTの1次巻線5a(又はLp)とFETからなるスイッチQ1との直列回路が接続されている。スイッチQ1の両端にはダイオードDq1と共振用コンデンサCq1とが並列に接続されている。
トランスTの1次巻線5aの一端とスイッチQ1の一端との接続点にはFETからなるスイッチQ2の一端が接続され、スイッチQ2の他端はスナバコンデンサCsを介して直流電源Eiの負極に接続されている。スイッチQ2の両端にはダイオードDq2が並列に接続されている。スイッチQ1,Q2は、共にオフとなる期間(デッドタイム)を有し、制御回路100のPWM制御により交互にオン/オフする。
トランスTの2次巻線5bの両端にはFETからなるスイッチQ3とFETからなるスイッチQ4とが直列に接続されている。トランスTの2次巻線5bの一端(・印で示す一端側)は、スイッチQ3のゲートに接続され、トランスTの2次巻線5bの他端は、スイッチQ4のゲートに接続されている。スイッチQ3にはダイオードDq3が並列に接続され、スイッチQ4にはダイオードDq4が並列に接続されている。これらの素子により整流回路を構成している。
また、スイッチQ4の両端にはインダクタLoとコンデンサCoとが直列に接続され、平滑回路を構成している。この整流平滑回路は、トランスTの2次巻線5bに誘起された電圧(オンオフ制御されたパルス電圧)を整流平滑して直流出力を負荷Roに出力する。
制御回路100は、スイッチQ1とスイッチQ2とを交互にオンオフ制御し、負荷Roの出力電圧が基準電圧以上となったときに、スイッチQ1に印加されるパルスのオン幅を狭くし、スイッチQ2に印加されるパルスのオン幅を広くするように制御する。すなわち、負荷Roの出力電圧が基準電圧以上となったときに、スイッチQ1のパルスのオン幅を狭くすることで、出力電圧を一定電圧に制御するようになっている。
次に、このように構成されたDC−DCコンバータの動作を図2に示すタイミングチャートを参照しながら説明する。なお、図2において、Vq1はスイッチQ1のドレイン−ソース間電圧、Iq1はスイッチQ1のドレイン電流、Vq2はスイッチQ2のドレイン−ソース間電圧、Iq2はスイッチQ2のドレイン電流、Vq3はスイッチQ3のドレイン−ソース間電圧、Iq3はスイッチQ3のドレイン電流、Vq4はスイッチQ4のドレイン−ソース間電圧、Iq4はスイッチQ4のドレイン電流、ILpは1次巻線5aに流れる電流、VTはトランスTの2次巻線5bの両端電圧を示している。
まず、期間T1(期間T8も同様)では、スイッチQ1がオフで、スイッチQ2がオンである。このため、スイッチQ2に電流が流れ、スイッチQ1には電流は流れない。このとき、トランスTの1次巻線5aには逆起電力(1次巻線5aの・印で示す一端側が−で他端側が+)が発生し、この逆起電力により2次巻線5bにも電圧(2次巻線5bの・印で示す一端側が−で他端側が+)が発生する。このため、スイッチQ4のゲートには+電圧が印加されてオンし、スイッチQ3のゲートには−電圧が印加されてオフする。そして、Lo→Co→Q4→Loと電流が流れて、負荷RoにインダクタLoのエネルギーが供給される。
期間T2から期間T4では、スイッチQ1がオフ状態からオン状態に変わり、スイッチQ2がオン状態からオフ状態に変わる。このため、トランスTの1次2次巻線間の漏洩インダクタンス(リーケージインダクタンス)とコンデンサCq1とにより共振を起こす。この共振によりスイッチQ1の電圧が正弦波状に低下していく。このとき、スナバコンデンサCsが充電されてスイッチQ2の電圧が上昇する。そして、スイッチQ1の電圧がゼロボルト近傍で(期間T4)スイッチQ1をオンし、スイッチQ1の電流が流れる。
次に、期間T5では、スイッチQ1がオンで、スイッチQ2がオフである。このとき、直流電源EiからトランスTの1次巻線5aを介してスイッチQ1に電流が流れて、1次巻線5aにエネルギー(1次巻線5aの・印で示す一端側が+で他端側が−)が蓄積される。このエネルギーにより2次巻線5bにも電圧(2次巻線5bの・印で示す一端側が+で他端側が−)が発生する。このため、スイッチQ3のゲートには+電圧が印加されてオンし、スイッチQ4のゲートには−電圧が印加されてオフする。そして、5b→Lo→Co→Q3→5bと電流が流れて、負荷Roに直流電力が供給される。
次に、期間T6では、スイッチQ1は、オン状態からオフ状態に変わり、スイッチQ2は、オフ状態からオン状態に変わる。この期間T6では、トランスTの1次2次巻線間の漏洩インダクタンスと共振用コンデンサCq1とにより共振を起こし、この共振によりスイッチQ1の電圧が急激に上昇する。このとき、スイッチQ2がオンのため、トランスTに蓄えられたエネルギーによりスイッチQ2の電圧は急激に減少する。
次に、期間T7では、ダイオードDq2は、スイッチQ1がオフした後にオンしてダイオードDq2に電流が流れ、トランスTの1次巻線5aに誘起されたエネルギーは、ダイオードDq2を介してスナバコンデンサCsに蓄えられる。次に、ダイオードDq2のオン期間に、スイッチQ2がオンする。
このように、従来の同期整流器は、スイッチQ1をオンするときにはトランスTの2次巻線5bの誘起電圧によりスイッチQ3をオンし、また、スイッチQ2がオンのときにはトランスTの2次巻線5bの誘起電圧によりスイッチQ4をオンしていた。また、スイッチQ1をオフするときは、トランスTに蓄えられたエネルギーによりスイッチQ2の電圧を零まで下げることができ、ソフトスイッチングを行うことができる。
しかしながら、スイッチQ2がオフするときには、1次巻線5aの逆起電力によってスイッチQ1を零電圧にした後に、スイッチQ1のゲートに制御信号を入力してスイッチQ1をオンするが、スイッチQ1の電圧が下がってくる途中で、ダイオードDq4がオンしているときダイオードDq3がオンしてしまう(図2の期間T3〜期間T4)。
このため、トランスTの2次巻線5bが短絡状態になってしまい、トランスTのインピーダンスが極端に下がってしまうので、共振による振動を続けられず、減衰してスイッチQ1が零電圧に達しなかった。このため、スイッチQ1は、ソフトスイッチングを行うことができなかった。この対策として、トランスTの励磁電流を増やしたり、1次2次間の漏洩インダクタンスを増やすことによって、スイッチQ1の電圧を下げることができる。しかし、励磁電流や漏洩インダクタンスを増やすと、ロスが多くなり、効率を上げることができなかった。
また、トランスTの電圧を検出して同期整流器のFETを制御しているため、電流が流れているか否かに関わらず、オン/オフ動作する。このため、2つの同期整流器が同時にオンすることもあり、このときには短絡電流が流れ、そのエネルギーを有効に使用できず、ロスが増加する。このため、効率を上げることができなかった。
本発明によれば、トランスの励磁電流や漏洩インダクタンスを増やすことなくスイッチの両端の電圧を零電圧まで下げてソフトスイッチングでき、これによって高効率なDC−DCコンバータを提供することができる。
本発明の技術的側面によれば、
直流電源の両端に接続され、トランスの1次巻線と第1スイッチとが直列に接続された第1直列回路と、前記第1スイッチの両端に接続され、第2スイッチとスナバコンデンサとが直列に接続された第2直列回路と、前記トランスの2次巻線の両端に第3スイッチと第4スイッチとが直列に接続され、前記第3スイッチにより前記トランスの2次巻線の電圧を整流する整流回路と、前記第4スイッチの両端に接続され、前記整流回路の電圧を平滑する平滑回路と、前記第1スイッチと前記第2スイッチとを相補的にオンオフさせ、前記第1スイッチと前記第3スイッチとを同時にオン又はオフさせ、前記2スイッチと前記第4スイッチとを同時にオン又はオフさせる制御回路とを有し、前記制御回路は、前記第2スイッチをオフさせる直前に前記第3スイッチと前記第4スイッチをオンさせることを特徴とする。
この発明によれば、第2スイッチをオフさせる直前に第3スイッチと第4スイッチをオンさせ、トランスの1次2次間にある漏洩インダクタンスを通して短絡させ、第2スイッチの電流を増加させてから第2スイッチをオフさせるので、逆起電力が大きく、第1スイッチの電圧を容易に零電圧まで下げることができる。従って、トランスの励磁電流や漏洩インダクタンスを増やすことなく第1スイッチをソフトスイッチングでき、これによって高効率なDC−DCコンバータを提供することができる。
図1は、従来のDC−DCコンバータを示す回路構成図である。
図2は、従来のDC−DCコンバータの各部における信号のタイミングチャートである。
図3は、第1の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。
図4は、第1の実施の形態に係るDC−DCコンバータの各部における信号のタイミングチャートである。
図5は、第1の実施の形態に係るDC−DCコンバータのスイッチQ1がオンする時の各部における信号のタイミングチャートである。
図6は、スイッチQ2をオフ時の電流が多いときとオフ時の電流が少ないときのスイッチQ1の共振電圧波形を示す図である。
図7は、第1の実施の形態に係るDC−DCコンバータのスイッチQ1がオフする時の各部における信号のタイミングチャートである。
図8は、第2の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。
図9は、第3の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。
図10は、第4の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。
図11は、第5の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。
図12は、第6の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。
図13は、第7の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。
図14は、第8の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。
図15は、第9の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。
図16は、第10の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。
図17は、第11の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。
図18は、第11の実施の形態に係るDC−DCコンバータの動作を説明する図である。
図19は、第11の実施の形態に係るDC−DCコンバータの各部における信号のタイミングチャートである。
以下、本発明のDC−DCコンバータの実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態に係るDC−DCコンバータは、フォワードコンバータであり、励磁電流や漏洩インダクタンスを増やすことなくソフトスイッチングを行い、高効率としたことを特徴とする。
図3は第1の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。図1に示す従来のDC−DCコンバータは、スイッチQ3のゲートをトランスTの2次巻線5bの一端(・印で示す一端側)に接続し、スイッチQ4のゲートを2次巻線5bの他端に接続し、2次巻線5bの誘起電圧によりスイッチQ3とスイッチQ4とをオンオフしていたが、図3に示す第1の実施の形態に係るDC−DCコンバータは、制御回路10がスイッチQ1〜Q4の各々のゲートに各々のゲート信号を出力してスイッチQ1〜Q4の各々をオンオフ制御する。制御回路10は、スイッチQ1とスイッチQ2とを相補的にオンオフさせ、スイッチQ1とスイッチQ3とを同時にオン又はオフさせ、スイッチQ3とスイッチQ4とを同時にオン又はオフさせる。
また、図1に示す従来のDC−DCコンバータは、スイッチQ2がオフするとき、スイッチQ1をオンし、スイッチQ3をオンしたが、図3に示す制御回路10は、スイッチQ2をオフさせる直前(スイッチQ2がオン、スイッチQ4がオンの状態)にスイッチQ3をオンさせた後、スイッチQ2をオフさせ、スイッチQ1及びスイッチQ3をオンさせることを特徴とする。
なお、図3に示すその他の構成は、図1に示すDC−DCコンバータの構成と同一構成であり、同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
次に、このように構成された第1の実施の形態に係るDC−DCコンバータの動作を図4乃至図7に示すタイミングチャートを参照しながら説明する。図4は第1の実施の形態に係るDC−DCコンバータの各部における信号のタイミングチャートである。図5は第1の実施の形態に係るDC−DCコンバータのスイッチQ1がオンする時の各部における信号のタイミングチャートである。図6はスイッチQ2をオフ時の電流が多いときとオフ時の電流が少ないときのスイッチQ1の共振電圧波形を示す図である。図7は第1の実施の形態に係るDC−DCコンバータのスイッチQ1がオフする時の各部における信号のタイミングチャートである。
なお、図4に示す各部の名称は図2に示した各部の名称に対応する。図5及び図7に示すQ1g〜Q4gは、各スイッチQ1〜Q4のゲート信号を示している。
まず、スイッチQ1をオンするときの動作を図5に示すタイミングチャートを用いて説明する。
期間T1(期間T8も同様)では、スイッチQ1がオフ、スイッチQ2がオン、スイッチQ3がオフ、スイッチQ4がオンである。このとき、Lo→Co→Q4→Loと電流が流れる。
スイッチQ1をオンするときには、その前(期間T1)からスイッチQ2とスイッチQ4がオンしているが、期間T2において、スイッチQ3のゲートにゲート信号を出力し、スイッチQ3を先にオンする。このため、スイッチQ2とスイッチQ3とスイッチQ4がオンすることになる。すると、トランスTの1次2次間にある漏洩インダクタンスを通して短絡になり、5a→Q2→Csと電流が流れて、スイッチQ2の電流が直線的に増加する。
この電流が増加したところ、即ち、期間T3において、スイッチQ2をオフすると(スイッチQ1のターンオン時)、漏洩インダクタンスと共振用コンデンサCq1(スイッチQ1の浮遊容量でも良い。)とで共振を起こす。このときの共振動作を図6を用いて説明する。スイッチQ2のオフ時にはマイナスのサージ電圧が発生するので、図6に示すように、オフ時のスイッチQ2の電流が多いと(I)電圧の谷が深くなり、電流が少ないと(II)電圧の谷が浅くなり、零電圧まで届かない。図2に示す従来のタイミング(先にスイッチQ2をオフする。)では、トランスTの励磁電流が流れているので、電流が小さく、スイッチQ2をオフしても逆起電力も小さく、スイッチQ1の電圧が零電圧まで下がらない。
第1の実施の形態では、スイッチQ2をオフする前にスイッチQ3をオンして、トランスTの漏洩インダクタンスに電流を流して、その電流を増加させてからスイッチQ2をオフさせるので、逆起電力が大きく、スイッチQ1の電圧を容易に零電圧まで下げることができる。なお、この期間T3では、スナバコンデンサCsが充電されてスイッチQ2の電圧が上昇する。
次に、期間T4において、スイッチQ1が零電圧になった後に、ダイオードDq1に電流が流れている期間Td内の時刻t4で、スイッチQ1のゲートにゲート信号を入力する。即ち、ソフトスイッチングでスイッチQ1をオンしたことになるので、スイッチQ1のスイッチングロスを低減できる。その後、スイッチQ4のゲート信号をオフする。そして、スイッチQ4の電流が減少して、零になったところで期間T5に移る。
次に、期間T5では、スイッチQ1がオン、スイッチQ2がオフ、スイッチQ3がオン、スイッチQ4がオフである。このとき、直流電源EiからトランスTの1次巻線5aを介してスイッチQ1に電流が流れて、1次巻線5aにエネルギー(1次巻線5aの・印で示す一端側が+で他端側が−)が蓄積される。このエネルギーにより2次巻線5bにも電圧(2次巻線5bの・印で示す一端側が+で他端側が−)が発生する。このため、5b→Lo→Co→Q3→5bと電流が流れて、負荷Roに直流電力が供給される。
次に、スイッチQ1がオフするときの動作を図7に示すタイミングチャートを用いて説明する。
まず、期間T6において、スイッチQ1をオフすると、トランスTの漏洩インダクタンスと共振用コンデンサCq1によって共振を起こし、スイッチQ1の電圧は上昇していき、スイッチQ2の電圧は下降していく。
そして、期間T7において、スイッチQ2の電圧が零になると、ダイオードDq2がオンしてダイオードDq2に電流が流れ、トランスTの1次巻線5aに誘起されたエネルギーは、ダイオードDq2を介してスナバコンデンサCsに蓄えられる。次に、ダイオードDq2のオン期間に、スイッチQ2のゲート信号を入力してスイッチQ2がオンする。これにより、スイッチQ2をソフトスイッチングできる。さらに、スイッチQ3の電流が減少し、スイッチQ4の電流が増加していく。期間T8において、スイッチQ3の電流が零になったとき、オフが終了する。
このように第1の実施の形態に係るDC−DCコンバータによれば、スイッチQ2をオフする前にスイッチQ3をオンし、トランスTの1次2次間にある漏洩インダクタンスを通して短絡させ、スイッチQ2の電流を増加させてからスイッチQ2をオフさせるので、逆起電力が大きく、スイッチQ1の電圧を容易に零電圧まで下げることができる。従って、トランスTの励磁電流や漏洩インダクタンスを増やすことなくスイッチQ1をソフトスイッチングでき、これによって高効率なDC−DCコンバータを提供することができる。
なお、第1の実施の形態では、同期整流器に、スイッチQ4とこのスイッチQ4に並列に接続されたダイオードDq4とを設けたが、ダイオードDq4のみを設けても良い。第1の実施の形態では、期間T1(期間T8)において、スイッチQ4がオンであり、Lo→Co→Q4→Loと電流が流れるが、ダイオードDq4のみでも、Lo→Co→Dq4→Loと電流が流れる。即ち、ダイオードDq4に順方向に電流が流れて導通しているため、ダイオードDq4のみでも良い。
(第2の実施の形態)
図8は第2の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。図3に示す第1の実施の形態に係るDC−DCコンバータは、同期整流器が半波整流を行ったが、図8に示す第2の実施の形態に係るDC−DCコンバータは、同期整流器が両波整流を行うことを特徴とする。
図8に示す同期整流器において、トランスTの2次巻線5bと3次巻線5cとが直列に接続され、2次巻線5bの一端は、スイッチQ3の一端とダイオードDq3のカソードとに接続され、3次巻線5cの一端は、スイッチQ4の一端とダイオードDq4のカソードとに接続されている。スイッチQ3の他端とダイオードDq3のアノードとは、スイッチQ4の他端とダイオードDq4のアノードとに接続され、且つコンデンサCoの一端及び負荷Roの一端に接続されている。2次巻線5bと3次巻線5cとの接続点は、インダクタLoを介してコンデンサCoの他端及び負荷Roの他端に接続されている。また、トランスTの1次巻線5aと2次巻線5bとは逆相となっており、2次巻線5bと3次巻線5cとは同相となっている。
なお、図8に示すその他の構成は、図3に示すDC−DCコンバータの構成と同一構成であり、同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
制御回路10及びトランスTの1次側回路が図3に示したものと同様であるので、各部の動作は図4乃至図7のタイミングチャートで示す動作と同様である。ここでは、同期整流器の構成のみが異なるので、スイッチQ1がオン時及びオフ時の同期整流器の動作を説明する。
まず、スイッチQ1がオン時(期間T5に対応)には、スイッチQ3がオン、スイッチQ2がオフ、スイッチQ4がオフである。このとき、直流電源EiからトランスTの1次巻線5aを介してスイッチQ1に電流が流れて、1次巻線5aにエネルギー(1次巻線5aの・印で示す一端側が+で他端側が−)が蓄積される。このエネルギーにより2次巻線5bにも電圧(2次巻線5bの・印で示す一端側が+で他端側が−)が発生する。このため、5b→Lo→Co→Q3→5bと電流が流れて、負荷Roに直流電力が供給される。
次に、スイッチQ1がオフ時(期間T8に対応)には、スイッチQ3がオフ、スイッチQ2がオン、スイッチQ4がオンである。このとき、トランスTの1次巻線5aには逆起電力(1次巻線5aの・印で示す一端側が−で他端側が+)が発生し、この逆起電力により3次巻線5cにも電圧(3次巻線5cの・印で示す一端側が−で他端側が+)が発生する。このため、5c→Lo→Co→Q4→5cと電流が流れて、負荷Roに直流電力が供給される。
このため、負荷RoにはスイッチQ1がオン時でもオフ時でも直流電力が供給される。即ち、この同期整流器が両波整流を行っているので、リップルがより少なくなり、出力電圧がより一定値となる。また、インダクタLoを小さくすることができる。さらに、第1の実施の形態に係るDC−DCコンバータの効果と同様な効果が得られる。
一方、図3に示す同期整流器では、スイッチQ1がオン(期間T5に対応)のときのみ、2次巻線5bのエネルギーが負荷Roに供給される。即ち、半波整流を行っているので、リップルが図8に示す回路のそれよりも大きい。
(第3の実施の形態)
図9は第3の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。図9に示す第3の実施の形態に係るDC−DCコンバータでは、図8に示す同期整流器を用いるとともに、図3に示すトランスTの1次側回路に対して、直流電源Eiの両端に、インダクタLiとトランスTの1次巻線5aとコンデンサCkとからなる直列回路を接続し、且つスイッチQ1とスイッチQ2との接続点をインダクタLiと1次巻線5aとの接続点に接続した点が異なる。また、トランスTの1次巻線5aと2次巻線5bと3次巻線5cとが互いに同相となっている点が異なる。
なお、図9に示すその他の構成は、図8に示す第2の実施の形態に係るDC−DCコンバータの構成と同一構成であり、同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。ここでは、トランスTの1次側回路が図3に示すものと異なるので、この部分の動作を中心に説明する。
まず、期間T2において、スイッチQ2とスイッチQ3とスイッチQ4とがオンであり、スイッチQ1がオフである。このとき、Ei→Li→5a→Ck→Eiの閉ループで電流が流れるとともに、Ei→Li→Q2→Cs→Eiの閉ループで電流が流れる。また、トランスTの1次2次間にある漏洩インダクタンスを通して短絡になり、1次巻線5aの電流が直線的に増加する。
この電流が増加したところ、即ち、期間T3において、スイッチQ2をオフすると、漏洩インダクタンスと共振用コンデンサCq1とで共振を起こす(コンデンサCkは共振用コンデンサCq1よりも非常に大きいため、無視した。)。この共振によりスイッチQ1の電圧を容易に零電圧まで下げることができる。
次に、期間T4において、スイッチQ1が零電圧になった後に、ダイオードDq1に電流が流れている期間Tdの時刻t4で、スイッチQ1のゲート信号を入力する。即ち、ソフトスイッチングでスイッチQ1をオンしたことになるので、スイッチQ1のスイッチングロスを低減できる。その後、スイッチQ4のゲート信号をオフする。そして、スイッチQ4の電流が減少して、零になったところで期間T5に移る。
次に、期間T5では、スイッチQ1がオン、スイッチQ2がオフ、スイッチQ3がオン、スイッチQ4がオフである。このとき、コンデンサCkに蓄積されたエネルギーが1次巻線5aに送られる。このため、1次巻線5aにエネルギー(1次巻線5aの・印で示す一端側が−で他端側が+)が蓄積される。このエネルギーにより2次巻線5bにも電圧(2次巻線5bの・印で示す一端側が−で他端側が+)が発生する。このため、5b→Lo→Co→Q3→5bと電流が流れて、負荷Roに直流電力が供給される。なお、期間T6から期間T7の動作は、図3において説明したものと同様であるので、ここでは、その説明は省略する。
次に、期間T8では、スイッチQ1がオフ、スイッチQ3がオフ、スイッチQ2がオン、スイッチQ4がオンである。このとき、インダクタLiからの電流がトランスTの1次巻線5aに供給される。このため、トランスTの1次巻線5aには起電力(1次巻線5aの・印で示す一端側が+で他端側が−)が発生し、この起電力により3次巻線5cにも電圧(3次巻線5cの・印で示す一端側が+で他端側が−)が発生する。このため、5c→Lo→Co→Q4→5cと電流が流れて、負荷Roに直流電力が供給される。
従って、第1の実施の形態及び第2の実施の形態に係るDC−DCコンバータの効果と同様な効果が得られる。さらに、1次巻線5aに直列にコンデンサCkが接続されているので、1次巻線5aには直流は流れず、交流のみ流れる。このため、トランスTのB−H特性が原点Oを中心としたカーブとなり、より少ない磁束密度Bで済むから、トランスTを小型化することができる。
(第4の実施の形態)
図10は第4の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。図10に示す第4の実施の形態に係るDC−DCコンバータは、図9に示す第3の実施の形態に係るDC−DCコンバータの変形例であり、スナバコンデンサCsをインダクタLiとコンデンサCkとの間に設けこれらを直列に接続したものであるが、交流的には図9に示す回路と等価である。なお、図10に示すその他の構成は、図9に示す第3の実施の形態に係るDC−DCコンバータの構成と同一構成であり、同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
このように第4の実施の形態に係るDC−DCコンバータによれば、第3の実施の形態に係るDC−DCコンバータの効果と同様な効果が得られる。
(第5の実施の形態)
図11は第5の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。図11に示す第5の実施の形態に係るDC−DCコンバータは、図9に示す同期整流器を用いるとともに、トランスTの1次側回路をセンタータップ回路とし、一方の巻線にコンデンサを直列に接続したことを特徴とする。
1次側回路において、トランスTの1次巻線5aに4次巻線5dが直列に接続され、1次巻線5aの一端と4次巻線5dの一端との接続点には直流電源Eiの正極が接続されている。1次巻線5aの他端には、スイッチQ1の一端とダイオードDq1のカソードと共振用コンデンサCq1の一端が接続され、スイッチQ1の他端とダイオードDq1のアノードと共振用コンデンサCq1の他端は、直流電源Eiの負極に接続されている。4次巻線5dの他端は、コンデンサCsを介してスイッチQ2の一端とダイオードDq2のカソードとコンデンサCq2の一端に接続され、スイッチQ2の他端とダイオードDq2のアノードとコンデンサCq2の他端は、直流電源Eiの負極に接続されている。トランスTの1次巻線5aと2次巻線5bと3次巻線5cと4次巻線5dとが互いに同相となっている。コンデンサCsは、コンデンサCq1やコンデンサCq2の容量値よりも十分に大きい。
なお、図11に示すその他の構成は、図9に示す第3の実施の形態に係るDC−DCコンバータの構成と同一構成であり、同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。ここでは、トランスTの入力側回路が図3に示すものと異なるので、この部分の動作を中心に説明する。
まず、期間T2において、スイッチQ2とスイッチQ3とスイッチQ4とがオンであり、スイッチQ1がオフである。このとき、Ei→5d→Cs→Q2→Eiの閉ループで電流が流れる。また、トランスTにある漏洩インダクタンスを通して短絡になり、4次巻線5dの電流が直線的に増加する。
この電流が増加したところ、即ち、期間T3において、スイッチQ2をオフすると、4次巻線5dに逆起電力が発生するとともに、4次巻線5dに電磁結合している1次巻線5aにも逆起電力が誘起して、漏洩インダクタンスと共振用コンデンサCq1とで共振を起こす。この共振によりスイッチQ1の電圧を容易に零電圧まで下げることができる。
次に、期間T4において、スイッチQ1が零電圧になった後に、ダイオードDq1に電流が流れている期間Tdの時刻t4で、スイッチQ1のゲート信号を入力する。即ち、ソフトスイッチングでスイッチQ1をオンしたことになるので、スイッチQ1のスイッチングロスを低減できる。その後、スイッチQ4のゲート信号をオフする。そして、スイッチQ4の電流が減少して、零になったところで期間T5に移る。
次に、期間T5では、スイッチQ1がオン、スイッチQ2がオフ、スイッチQ3がオン、スイッチQ4がオフである。このとき、Ei→5a→Q1→Eiの閉ループで電流が流れる。このため、1次巻線5aにエネルギー(1次巻線5aの・印で示す一端側が−で他端側が+)が蓄積される。このエネルギーにより2次巻線5bにも電圧(2次巻線5bの・印で示す一端側が−で他端側が+)が発生する。このため、5b→Lo→Co→Q3→5bと電流が流れて、負荷Roに直流電力が供給される。なお、期間T6から期間T7の動作は、図3において説明したものと同様であるので、ここでは、その説明は省略する。
次に、期間T8では、スイッチQ1がオフ、スイッチQ3がオフ、スイッチQ2がオン、スイッチQ4がオンである。このとき、Ei→5d→Cs→Q2→Eiの閉ループで電流が流れる。このため、トランスTの4次巻線5dには起電力(1次巻線5aの・印で示す一端側が+で他端側が−)が発生し、この起電力により3次巻線5cにも電圧(3次巻線5cの・印で示す一端側が+で他端側が−)が発生する。このため、5c→Lo→Co→Q4→5cと電流が流れて、負荷Roに直流電力が供給される。
従って、第1の実施の形態及び第2の実施の形態に係るDC−DCコンバータの効果と同様な効果が得られる。また、スイッチQ1とスイッチQ2とのGNDを共通化することができる。
(第6の実施の形態)
図12は第6の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。図12に示す第6の実施の形態に係るDC−DCコンバータは、同期整流器が倍電流整流を行うことを特徴とする。
図12に示す同期整流器において、インダクタL1とインダクタL2とが直列に接続され、2次巻線5bの一端及びインダクタL1の一端は、スイッチQ3の一端とダイオードDq3のカソードとに接続され、2次巻線5bの他端及びインダクタL2の一端は、スイッチQ4の一端とダイオードDq4のカソードとに接続されている。スイッチQ3の他端とダイオードDq3のアノードとは、スイッチQ4の他端とダイオードDq4のアノードとに接続され、且つコンデンサCoの一端及び負荷Roの一端に接続されている。インダクタL1とインダクタL2との接続点は、コンデンサCoの他端及び負荷Roの他端に接続されている。また、トランスTの1次巻線5aと2次巻線5bとは逆相となっている。
なお、図12に示すその他の構成は、図3に示すDC−DCコンバータの構成と同一構成であり、同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
制御回路10及びトランスTの1次側回路が図3に示したものと同様であるので、各部の動作は図4乃至図7のタイミングチャートで示す動作と同様である。ここでは、同期整流器の構成のみが異なるので、スイッチQ1がオン時及びオフ時の同期整流器の動作を説明する。
まず、スイッチQ1がオン時(期間T5に対応)には、スイッチQ3がオン、スイッチQ2がオフ、スイッチQ4がオフである。このとき、直流電源EiからトランスTの1次巻線5aを介してスイッチQ1に電流が流れて、1次巻線5aにエネルギー(1次巻線5aの・印で示す一端側が+で他端側が−)が蓄積される。このエネルギーにより2次巻線5bにも電圧(2次巻線5bの・印で示す一端側が+で他端側が−)が発生する。このため、5b→L2→Co→Q3→5bの第1の閉ループ電流が流れて、負荷Roに直流電力が供給される。また、L1→Co→Q3→L1の第2の閉ループ電流が流れて、負荷Roに直流電力が供給される。従って、負荷Roには倍電流が流れる。
次に、スイッチQ1がオフ時(期間T8に対応)には、スイッチQ3がオフ、スイッチQ2がオン、スイッチQ4がオンである。このとき、トランスTの1次巻線5aには逆起電力(1次巻線5aの・印で示す一端側が−で他端側が+)が発生し、この逆起電力により2次巻き線5bにも電圧(2次巻線5bの・印で示す一端側が−で他端側が+)が発生する。このため、5b→L1→Co→Q4→5bの第1の閉ループ電流が流れて、負荷Roに直流電力が供給される。また、L2→Co→Q4→L2の第2の閉ループ電流が流れて、負荷Roに直流電力が供給される。従って、負荷Roには倍電流が流れる。
従って、スイッチQ1がオン時でもオフ時でも負荷Roには倍電流が供給される。また、2次巻線5bにタップを設けなくて済み、2次巻線5bが1つで済む。さらに、第1の実施の形態及び第2の実施の形態に係るDC−DCコンバータの効果と同様な効果が得られる。
(第7の実施の形態)
図13は第7の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。図13において、直流電源Eiの両端にはスイッチQ1aとトランスTの1次巻線5aとスイッチQ1bとが直列に接続され、スイッチQ1aにはダイオードDq1aと共振用コンデンサCq1aが並列に接続され、スイッチQ1bにはダイオードDq1bと共振用コンデンサCq1bが並列に接続されている。1次巻線5aの両端にはスイッチQ2とスナバコンデンサCsとが直列に接続され、スイッチQ2にはダイオードDq2が並列に接続されている。
2次巻線5bの両端にはスイッチQ3aとスイッチQ4bとが直列に接続されるとともに、スイッチQ4aとスイッチQ3bとが直列に接続されている。スイッチQ3aとスイッチQ4bとの接続点は、インダクタLoを介してコンデンサCoの一端に接続され、スイッチQ4aとスイッチQ3bとの接続点は、コンデンサCoの他端に接続されている。スイッチQ3aにはダイオードDq3aが並列に接続され、スイッチQ4bにはダイオードDq4bが並列に接続されている。スイッチQ4aにはダイオードDq4aが並列に接続され、スイッチQ3bにはダイオードDq3bが並列に接続されている。
制御回路10aは、スイッチQ1aとスイッチQ1bとを同時にオンさせたとき、スイッチQ3aとスイッチQ3bとを同時にオンさせ、スイッチQ2をオフさせ、スイッチQ4aとスイッチQ4bとを同時にオフさせる。制御回路10aは、スイッチQ1aとスイッチQ1bとを同時にオフさせたとき、スイッチQ3aとスイッチQ3bとを同時にオフさせ、スイッチQ2をオンさせ、スイッチQ4aとスイッチQ4bとを同時にオンさせる。また、制御回路10aは、スイッチQ2をオフさせる直前(スイッチQ2がオン、スイッチQ4a及びスイッチQ4bがオンの状態)にスイッチQ3a及びスイッチQ3bをオンさせ、スイッチQ2をオフさせ、スイッチQ1aとスイッチQ1bとスイッチQ3aとスイッチQ3bとをオンさせる。
次に、このように構成された第7の実施の形態に係るDC−DCコンバータの動作を説明する。
まず、期間T2において、スイッチQ2とスイッチQ3aとスイッチQ3bとスイッチQ4aとスイッチQ4bとがオンであり、スイッチQ1aとスイッチQ1bとがオフである。このとき、Cs→5a→Q2→Csの閉ループで電流が流れる。また、トランスTの1次2次間にある漏洩インダクタンスを通して短絡になり、スイッチQ2の電流が直線的に増加する。
この電流が増加したところ、即ち、期間T3において、スイッチQ2をオフすると、漏洩インダクタンスと共振用コンデンサCq1aと共振用コンデンサCq1b(Cq1aとCq1bとのシリーズ)とで共振を起こす。この共振によりスイッチQ1aとスイッチQ1bとの電圧を容易に零電圧まで下げることができる。
次に、期間T4において、スイッチQ1aとスイッチQ1bとが零電圧になった後に、ダイオードDq1a,Dq1bに電流が流れている期間Tdの時刻t4で、スイッチQ1aとスイッチQ1bとのゲート信号を入力する。即ち、ソフトスイッチングでスイッチQ1aとスイッチQ1bをオンしたことになるので、スイッチQ1aとスイッチQ1bのスイッチングロスを低減できる。その後、スイッチQ4aとスイッチQ4bとのゲート信号をオフする。そして、スイッチQ4aとスイッチQ4bとの電流が減少して、零になったところで期間T5に移る。
次に、期間T5では、スイッチQ1aとスイッチQ1bとがオン、スイッチQ2がオフ、スイッチQ3aとスイッチQ3bとがオン、スイッチQ4aとスイッチQ4bとがオフである。このとき、Ei→Q1a→5a→Q1b→Eiと電流が流れる。このため、1次巻線5aにエネルギー(1次巻線5aの・印で示す一端側が+で他端側が−)が蓄積される。このエネルギーにより2次巻線5bにも電圧(2次巻線5bの・印で示す一端側が+で他端側が−)が発生する。このため、5b→Q3a→Lo→Co→Q3b→5bと電流が流れて、負荷Roに直流電力が供給される。なお、期間T6から期間T7の動作は、図3において説明したものと同様であるので、ここでは、その説明は省略する。
次に、期間T8では、スイッチQ1aとスイッチQ1bとがオフ、スイッチQ3aとスイッチQ3bとがオフ、スイッチQ2がオン、スイッチQ4aとスイッチQ4bとがオンである。このとき、トランスTの1次巻線5aには逆起電力(1次巻線5aの・印で示す一端側が−で他端側が+)が発生し、この逆起電力により2次巻き線5bにも電圧(2次巻線5bの・印で示す一端側が−で他端側が+)が発生する。このため、5b→Q4b→Lo→Co→Q4a→5bと電流が流れて、負荷Roに直流電力が供給される。
従って、第1の実施の形態及び第2の実施の形態に係るDC−DCコンバータの効果と同様な効果が得られる。また、トランスTの1次巻線5aにスイッチQ1aとスイッチQ1bとを直列に接続しているので、スイッチQ1a、スイッチQ1b、及びスイッチQ2の各スイッチの耐圧が半分で済む。また、同期整流器側を、スイッチQ3aとスイッチQ3bとスイッチQ4aとスイッチQ4bとからなるフルブリッジ回路としたので、各々のスイッチの耐圧が半分で済む。さらに、2次巻線5bが1つで済む。
なお、第7の実施の形態では、期間T2において、スイッチQ4aとスイッチQ4bとがオンのときにスイッチQ3aとスイッチQ3bとをオンしたが、例えば、スイッチQ4aとスイッチQ4bとがオンのときにスイッチQ3a又はスイッチQ3bのいずれか一方をオンさせても良い。即ち、スイッチQ3a又はスイッチQ3bのいずれか一方がオンすれば、2次巻線5bが短絡状態となるからである。
(第8の実施の形態)
図14は第8の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。図14に示す第8の実施の形態に係るDC−DCコンバータは、図13に示す第7の実施の形態に係るDC−DCコンバータの1次側回路と、図3に示す第1の実施の形態に係るDC−DCコンバータの2次側回路とを組合わせたものである。
制御回路10bは、スイッチQ1aとスイッチQ1bとを同時にオンさせたとき、スイッチQ3をオンさせ、スイッチQ2をオフさせ、スイッチQ4をオフさせる。制御回路10bは、スイッチQ1aとスイッチQ1bとを同時にオフさせたとき、スイッチQ3をオフさせ、スイッチQ2をオンさせ、スイッチQ4をオンさせる。また、制御回路10bは、スイッチQ2をオフさせる直前(スイッチQ2がオン、スイッチQ4がオンの状態)にスイッチQ3をオンさせ、スイッチQ2をオフさせ、スイッチQ1aとスイッチQ1bとスイッチQ3とをオンさせる。
このように構成された第8の実施の形態に係るDC−DCコンバータによれば、第1の実施の形態に係るDC−DCコンバータの効果が得られるとともに、トランスTの1次巻線5aにスイッチQ1aとスイッチQ1bとを直列に接続しているので、スイッチQ1a、スイッチQ1b、及びスイッチQ2の各スイッチの耐圧が半分で済む。
(第9の実施の形態)
図15は第9の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。図15に示す第9の実施の形態に係るDC−DCコンバータは、1次巻線5aと2次巻線5bとが巻回されたトランスT1と、3次巻線5cと4次巻線5dとが巻回されたトランスT2とを用いたことを特徴とする。なお、1次巻線5aと2次巻線5bとは逆相となっており、3次巻線5cと4次巻線5dとは逆相となっている。
直流電源Eiの両端にはトランスT1の1次巻線5aとトランスT2の3次巻線5cとスイッチQ1との直列回路が接続されている。スイッチQ1の両端にはダイオードDq1と共振用コンデンサCq1とが並列に接続されている。トランスT2の3次巻線5cの一端とスイッチQ1の一端との接続点には、スイッチQ2の一端が接続され、スイッチQ2の他端はスナバコンデンサCsを介して直流電源Eiの負極に接続されている。スイッチQ2の両端にはダイオードDq2が並列に接続されている。
トランスT1の2次巻線5bとトランスT2の4次巻線5dとが直列に接続され、2次巻線5bの一端は、スイッチQ3の一端とダイオードDq3のカソードとに接続され、4次巻線5dの一端は、スイッチQ4の一端とダイオードDq4のカソードとに接続されている。スイッチQ3の他端とダイオードDq3のアノードとは、スイッチQ4の他端とダイオードDq4のアノードとに接続され、且つコンデンサCoの一端及び負荷Roの一端に接続されている。2次巻線5bと4次巻線5dとの接続点は、コンデンサCoの他端及び負荷Roの他端に接続されている。
次に、このように構成された第9の実施の形態に係るDC−DCコンバータの動作を説明する。
まず、期間T2において、スイッチQ2とスイッチQ3とスイッチQ4とがオンであり、スイッチQ1がオフである。このとき、5a→5c→Q2→Csと電流が流れる。また、トランスT1の1次2次間にある漏洩インダクタンス及びトランスT2の3次4次間にある漏洩インダクタンスを通して短絡になり、1次巻線5aの電流及び3次巻線5cの電流が直線的に増加する。
この電流が増加したところ、即ち、期間T3において、スイッチQ2をオフすると、トランスT1の1次2次間にある漏洩インダクタンスとトランスT2の3次4次間にある漏洩インダクタンスと共振用コンデンサCq1とで共振を起こす。この共振によりスイッチQ1の電圧を容易に零電圧まで下げることができる。
次に、期間T4において、スイッチQ1が零電圧になった後に、ダイオードDq1に電流が流れている期間Tdの時刻t4で、スイッチQ1のゲート信号を入力する。即ち、ソフトスイッチングでスイッチQ1をオンしたことになるので、スイッチQ1のスイッチングロスを低減できる。その後、スイッチQ4のゲート信号をオフする。そして、スイッチQ4の電流が減少して、零になったところで期間T5に移る。
次に、期間T5では、スイッチQ1がオン、スイッチQ2がオフ、スイッチQ3がオン、スイッチQ4がオフである。このとき、Ei→5a→5c→Q1→Eiの閉ループで電流が流れる。このため、1次巻線5aにエネルギー(1次巻線5aの・印で示す一端側が+で他端側が−)が蓄積される。このエネルギーにより2次巻線5bにも電圧(2次巻線5bの・印で示す一端側が+で他端側が−)が発生する。このため、5b→Co→Q3→5bと電流が流れて、負荷Roに直流電力が供給される。なお、期間T6から期間T7の動作は、図3において説明したものと同様であるので、ここでは、その説明は省略する。
次に、期間T8では、スイッチQ1がオフ、スイッチQ3がオフ、スイッチQ2がオン、スイッチQ4がオンである。このとき、3次巻線5cには逆起電力(3次巻線5cの・印で示す一端側が−で他端側が+)が発生し、この逆起電力により4次巻線5dにも電圧(4次巻線5dの・印で示す一端側が−で他端側が+)が発生する。このため、5d→Co→Q4→5dと電流が流れて、負荷Roに直流電力が供給される。
従って、第1の実施の形態及び第2の実施の形態に係るDC−DCコンバータの効果と同様な効果が得られる。また、この場合には、インダクタLoが不要となる。
(第10の実施の形態)
図16は第10の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。図16に示す第10の実施の形態に係るDC−DCコンバータは、図9に示す第3の実施の形態に係るDC−DCコンバータの1次側回路と、図13に示す第7の実施の形態に係るDC−DCコンバータの2次側回路とを組合わせたものである。
制御回路10cは、スイッチQ1をオンさせたとき、スイッチQ3aとスイッチQ3bとを同時にオンさせ、スイッチQ2をオフさせ、スイッチQ4aとスイッチQ4bとを同時にオフさせる。制御回路10cは、スイッチQ1をオフさせたとき、スイッチQ3aとスイッチQ3bとを同時にオフさせ、スイッチQ2をオンさせ、スイッチQ4aとスイッチQ4bとを同時にオンさせる。また、制御回路10cは、スイッチQ2をオフさせる直前(スイッチQ2がオン、スイッチQ4a及びスイッチQ4bがオンの状態)にスイッチQ3a及びスイッチQ3bをオンさせ、スイッチQ2をオフさせ、スイッチQ1、スイッチQ3a及びスイッチQ3bをオンさせる。
このように構成された第10の実施の形態に係るDC−DCコンバータによれば、第3の実施の形態に係るDC−DCコンバータの効果が得られるとともに、同期整流器側を、スイッチQ3aとスイッチQ3bとスイッチQ4aとスイッチQ4bとからなるフルブリッジ回路としたので、各々のスイッチの耐圧が半分で済む。さらに、2次巻線5bが1つで済む。
なお、本発明は、前述した第1乃至第10の実施の形態に係るDC−DCコンバータに限定されるものではなく、第1乃至第10の実施の形態に係るDC−DCコンバータを適宜組合わせたものにも適用可能である。
(第11の実施の形態)
第1実施の形態から第10の実施の形態に係るDC−DCコンバータでは、スイッチとして、ノーマリオフタイプのMOSFET等を用いた。このノーマリオフタイプのスイッチは、電源がオフ時にオフ状態となるスイッチである。
一方、SIT(static induction transistor、静電誘導トランジスタ)等のノーマリオンタイプのスイッチは、電源がオフ時にオン状態となるスイッチである。このノーマリオンタイプのスイッチは、スイッチングスピードが速く、オン抵抗も低くスイッチング電源等の電力変換装置に使用した場合、理想的な素子であり、スイッチング損失を減少させ高効率が期待できる。
しかし、ノーマリオンタイプのスイッチング素子にあっては、電源をオンすると、スイッチがオン状態であるため、スイッチが短絡する。このため、ノーマリオンタイプのスイッチを起動できず、特殊な用途以外には使用できない。
第11の実施の形態に係るDC−DCコンバータは、第1の実施の形態に係るDC−DCコンバータの構成を有すると共に、スイッチQ1にノーマリオンタイプのスイッチを使用するために、電源オン時に、入力平滑コンデンサの突入電流を軽減する目的で挿入されている突入電流制限抵抗の電圧降下による電圧を、ノーマリオンタイプのスイッチの逆バイアス電圧に使用し、電源オン時の問題をなくす構成を追加したことを特徴とする。
図17は第11の実施の形態に係るDC−DCコンバータを示す回路構成図である。図17に示すDC−DCコンバータは、図3に示す第1の実施の形態に係るDC−DCコンバータの構成を有すると共に、交流電源Vac1から入力される交流電圧を全波整流回路B1で整流して、得られた電圧を別の直流電圧に変換して出力するもので、全波整流回路B1の一方の出力端P1と他方の出力端P2との間には、入力平滑コンデンサC1と突入電流制限抵抗R1とからなる直列回路が接続されている。なお、交流電源Vac1及び全波整流回路B1は、図3に示す直流電源Eiに対応する。
全波整流回路B1の一方の出力端P1には、トランスTの1次巻線5aを介してSIT等のノーマリオンタイプの主スイッチQ1nが接続され、主スイッチQ1nは、制御回路11のPWM制御によりオン/オフする。なお、主スイッチQ1n以外のスイッチQ2乃至スイッチQ4は、ノーマリオフタイプのスイッチである。
また、突入電流制限抵抗R1の両端にはスイッチS1が接続されている。このスイッチS1は、例えばノーマリオフタイプのMOSFET,BJT(バイポーラ接合トランジスタ)等の半導体スイッチであり、制御回路11からの短絡信号によりオン制御される。
突入電流制限抵抗R1の両端には、コンデンサC2と抵抗R2とダイオードD2とからなる起動電源部12が接続されている。この起動電源部12は、突入電流制限抵抗R1の両端に発生する電圧を取り出し、コンデンサC2の両端電圧を主スイッチQ1nのゲートへの逆バイアス電圧として使用するために、制御回路11に出力する。また、入力平滑コンデンサC1に充電された充電電圧を制御回路11に供給する。
制御回路11は、交流電源Vac1をオンしたときに、コンデンサC2から供給された電圧により起動し、制御信号として端子bから主スイッチQ1nのゲートに逆バイアス電圧を出力し、主スイッチQ1nをオフさせる。この制御信号は、例えば、−15Vと0Vとのパルス信号からなり、−15Vの電圧により主スイッチQ1nがオフし、0Vの電圧により主スイッチQ1nがオンする。
制御回路11は、入力平滑コンデンサC1の充電が完了した後、端子bから制御信号として0Vと−15Vとのパルス信号を主スイッチQ1nのゲートに出力し、主スイッチQ1nをスイッチング動作させる。制御回路11は、主スイッチQ1nをスイッチング動作させた後、所定時間経過後にスイッチS1のゲートに短絡信号を出力し、スイッチS1をオンさせる。
また、トランスTに設けられた3次巻線5c(巻数n3)の一端は、主スイッチQ1nの一端とコンデンサC3の一端と制御回路11とに接続され、3次巻線5cの他端は、ダイオードD3のカソードに接続され、ダイオードD3のアノードはコンデンサC3の他端及び制御回路11の端子cに接続されている。3次巻線5cとダイオードD3とコンデンサC3とは通常動作電源部13を構成し、この通常動作電源部13は、3次巻線5cで発生した電圧をダイオードD3及びコンデンサC3を介して制御回路11に供給する。
次にこのように構成された第11の実施の形態に係るDC−DCコンバータの動作を図17乃至図19を参照しながら説明する。
なお、図19において、Vac1は、交流電源Vac1の交流電圧を示し、入力電流は、交流電源Vac1に流れる電流を示し、R1電圧は、突入電流制限抵抗R1に発生する電圧を示し、C1電圧は、入力平滑コンデンサC1の電圧を示し、C2電圧は、コンデンサC2の電圧を示し、出力電圧は、コンデンサCoの電圧を示し、制御信号は、制御回路11の端子bから主スイッチQ1nのゲートへ出力される信号を示す。
まず、時刻t10において、交流電源Vac1を印加(オン)すると、交流電源Vac1の交流電圧は全波整流回路B1で全波整流される。このとき、ノーマリオンタイプの主スイッチQ1nは、オン状態であり、スイッチS1は、オフ状態である。このため、全波整流回路B1からの電圧は、入力平滑コンデンサC1を介して突入電流制限抵抗R1に全て印加される(図18中の▲1▼)。
この突入電流制限抵抗R1に発生した電圧は、ダイオードD2、抵抗R2を介してコンデンサC2に蓄えられる(図18中の▲2▼)。ここで、コンデンサC2の端子f側が例えば零電位となり、コンデンサC2の端子g側が例えば負電位となる。このため、コンデンサC2の電圧は、図19に示すように、負電圧(逆バイアス電圧)となる。このコンデンサC2の負電圧が端子aを介して制御回路11に供給される。
そして、コンデンサC2の電圧が、主スイッチQ1nのスレッシホールド電圧THLになった時点(図19の時刻t11)で、制御回路11は、端子bから−15Vの制御信号を主スイッチQ1nのゲートに出力する(図18中の▲3▼)。このため、主スイッチQ1nは、オフ状態となる。
すると、全波整流回路B1からの電圧により、入力平滑コンデンサC1は、充電されて(図18中の▲4▼)、入力平滑コンデンサC1の電圧が上昇していき、入力平滑コンデンサC1の充電が完了する。
次に、時刻t12において、制御回路11は、スイッチング動作を開始させる。始めに、端子bから0Vの制御信号を主スイッチQ1nのゲートに出力する(図18中の▲5▼)。このため、主スイッチQ1nは、オン状態となるため、全波整流回路B1の一方の出力端P1からトランスTの1次巻線5aを介して主スイッチQ1nに電流が流れて(図18中の▲6▼)、トランスTの1次巻線5aにエネルギーが蓄えられる。このエネルギーにより2次巻線5bにも電圧が発生する。このため、5b→Lo→Co→Q3→5bと電流が流れて、負荷Roに直流電力が供給される。
また、トランスTの1次巻線5aと電磁結合している3次巻線5cにも電圧が発生し、発生した電圧は、ダイオードD3及びコンデンサC3を介して制御回路11に供給される(図18中の▲7▼)。このため、制御回路11が動作を継続することができるので、主スイッチQ1nのスイッチング動作を継続して行うことができる。
次に、時刻t13において、端子bから−15Vの制御信号を主スイッチQ1nのゲートに出力する。このため、時刻t13に主スイッチQ1nがオフして、トランスTの漏洩インダクタンスと共振用コンデンサCq1による共振を起こし、主スイッチQ1nの電圧は上昇していき、スイッチQ2の電圧は下降していく。また、時刻t13に制御回路11から短絡信号をスイッチS1に出力すると、スイッチS1がオンして(図18中の▲8▼)、突入電流制限抵抗R1の両端が短絡される。このため、突入電流制限抵抗R1の損失を減ずることができる。
なお、時刻t13は、交流電源Vac1をオンしたとき(時刻t10)からの経過時間として設定され、例えば入力平滑コンデンサC1と突入電流制限抵抗R1との時定数(τ=C1・R1)の約5倍以上の時間に設定される。以後、主スイッチQ1nはオンオフによるスイッチング動作を繰り返す。主スイッチQ1nがスイッチング動作を開始した後には、主スイッチQ1n及びスイッチQ2〜Q4は、図3に示す第1の実施の形態に係るDC−DCコンバータのスイッチQ1〜Q4の動作、即ち、図4、図5、図7に示すタイミングチャートに従った動作と同様に動作する。
このように第11の実施の形態に係るDC−DCコンバータによれば、制御回路11は、交流電源Vac1がオンされたときに突入電流制限抵抗R1に発生した電圧により主スイッチQ1nをオフさせ、入力平滑コンデンサC1が充電された後、主スイッチQ1nをオン/オフさせるスイッチング動作を開始させるので、電源オン時における問題もなくなる。従って、ノーマリオンタイプの半導体スイッチが使用可能となり、損失の少ない、即ち、高効率な電力変換装置を提供することができる。
発明の効果
以上説明したように、本発明によれば、第2スイッチをオフさせる直前に第3スイッチと第4スイッチをオンさせ、トランスの1次2次間にある漏洩インダクタンスを通して短絡させ、第2スイッチの電流を増加させてから第2スイッチをオフさせるので、逆起電力が大きく、第1スイッチの電圧を容易に零電圧まで下げることができる。従って、トランスの励磁電流や漏洩インダクタンスを増やすことなく第1スイッチをソフトスイッチングでき、これによって高効率なDC−DCコンバータを提供することができる。

Claims (14)

  1. 直流電源の両端に接続され、トランスの1次巻線と第1スイッチとが直列に接続された第1直列回路と、
    前記第1スイッチの両端に接続され、第2スイッチとスナバコンデンサとが直列に接続された第2直列回路と、
    前記トランスの2次巻線の両端に第3スイッチと第4スイッチとが直列に接続され、前記第3スイッチにより前記トランスの2次巻線の電圧を整流する整流回路と、
    前記第4スイッチの両端に接続され、前記整流回路の電圧を平滑する平滑回路と、
    前記第1スイッチと前記第2スイッチとを相補的にオンオフさせ、前記第1スイッチと前記第3スイッチとを同時にオン又はオフさせ、前記第2スイッチと前記第4スイッチとを同時にオン又はオフさせる制御回路とを有し、前記制御回路は、前記第2スイッチをオフさせる直前に前記第3スイッチと前記第4スイッチをオンさせることを特徴とするDC−DCコンバータ。
  2. 直流電源の両端に接続され、トランスの1次巻線と第1スイッチとが直列に接続された第1直列回路と、
    前記第1スイッチの両端に接続され、第2スイッチとスナバコンデンサとが直列に接続された第2直列回路と、
    前記トランスの2次巻線の両端に第3スイッチとダイオードとが直列に接続され、前記第3スイッチにより前記トランスの2次巻線の電圧を整流する整流回路と、
    前記ダイオードの両端に接続され、前記整流回路の電圧を平滑する平滑回路と、
    前記第1スイッチと前記第2スイッチとを相補的にオンオフさせ、前記第1スイッチと前記第3スイッチとを同時にオン又はオフさせる制御回路とを有し、
    前記制御回路は、前記第2スイッチをオフさせる直前に前記第3スイッチをオンさせることを特徴とするDC−DCコンバータ。
  3. 直流電源の両端に接続され、トランスの1次巻線と第1スイッチとが直列に接続された第1直列回路と、
    前記第1スイッチの両端に接続され、第2スイッチとスナバコンデンサとが直列に接続された第2直列回路と、
    前記トランスの2次巻線の一端に一端が接続された第3スイッチと、
    前記トランスの3次巻線の一端に一端が接続された第4スイッチと、
    前記第3スイッチの他端と前記第4スイッチの他端との接続点と前記2次巻線の他端と前記3次巻線の他端との接続点との間の電圧を平滑する平滑回路と、
    前記第1スイッチと前記第2スイッチとを相補的にオンオフさせ、前記第1スイッチと前記第3スイッチとを同時にオン又はオフさせ、前記第2スイッチと前記第4スイッチとを同時にオン又はオフさせる制御回路とを有し、
    前記制御回路は、前記第2スイッチをオフさせる直前に前記第3スイッチと前記第4スイッチとをオンさせることを特徴とするDC−DCコンバータ。
  4. 直流電源の両端に接続され、インダクタとトランスの1次巻線とコンデンサとが直列に接続された第1直列回路と、
    前記直流電源の両端に接続され、前記インダクタと第1スイッチとが直列に接続された第2直列回路と、
    前記第1スイッチの両端に接続され、第2スイッチとスナバコンデンサとが直列に接続された第3直列回路と、
    前記トランスの2次巻線の一端に一端が接続された第3スイッチと、
    前記トランスの3次巻線の一端に一端が接続された第4スイッチと、
    前記第3スイッチの他端と前記第4スイッチの他端との接続点と前記2次巻線の他端と前記3次巻線の他端との接続点との間の電圧を平滑する平滑回路と、
    前記第1スイッチと前記第2スイッチとを相補的にオンオフさせ、前記第1スイッチと前記第3スイッチとを同時にオン又はオフさせ、前記第2スイッチと前記第4スイッチとを同時にオン又はオフさせる制御回路とを有し、
    前記制御回路は、前記第2スイッチをオフさせる直前に前記第3スイッチと前記第4スイッチとをオンさせることを特徴とするDC−DCコンバータ。
  5. トランスの1次巻線の一端とトランスの4次巻線の一端とが接続された接続点に一端が接続された直流電源と、
    前記1次巻線の他端に一端が接続され、前記直流電源の他端に他端が接続された第1スイッチと、
    前記4次巻線の他端と前記直流電源の他端との間に接続され、コンデンサと第2スイッチとが直列に接続された直列回路と、
    前記第2スイッチに並列に接続されたスナバコンデンサと、
    前記トランスの2次巻線の一端に一端が接続された第3スイッチと、
    前記トランスの3次巻線の一端に一端が接続された第4スイッチと、
    前記第3スイッチの他端と前記第4スイッチの他端との接続点と前記2次巻線の他端と前記3次巻線の他端との接続点との間の電圧を平滑する平滑回路と、
    前記第1スイッチと前記第2スイッチとを相補的にオンオフさせ、前記第1スイッチと前記第3スイッチとを同時にオン又はオフさせ、前記第2スイッチと前記第4スイッチとを同時にオン又はオフさせる制御回路とを有し、
    前記制御回路は、前記第2スイッチをオフさせる直前に前記第3スイッチと前記第4スイッチとをオンさせることを特徴とするDC−DCコンバータ。
  6. 直流電源の両端に接続され、トランスの1次巻線と第1スイッチとが直列に接続された第1直列回路と、
    前記第1スイッチの両端に接続され、第2スイッチとスナバコンデンサとが直列に接続された第2直列回路と、
    前記トランスの2次巻線の一端に一端が接続された第3スイッチと、
    前記トランスの3次巻線の一端に一端が接続された第4スイッチと、
    前記トランスの2次巻線の一端に一端が接続された第1インダクタと、
    前記トランスの3次巻線の一端に一端が接続された第2インダクタと、
    前記第3スイッチの他端と前記第4スイッチの他端との接続点と前記第1インダクタの他端と第2インダクタの他端との接続点との間の電圧を平滑する平滑回路と、
    前記第1スイッチと前記第2スイッチとを相補的にオンオフさせ、前記第1スイッチと前記第3スイッチとを同時にオン又はオフさせ、前記2スイッチと前記第4スイッチとを同時にオン又はオフさせる制御回路とを有し、
    前記制御回路は、前記第2スイッチをオフさせる直前に前記第3スイッチと前記第4スイッチと少なくとも一方をオンさせることを特徴とするDC−DCコンバータ。
  7. 直流電源の両端に接続され、トランスの1次巻線と第1スイッチとが直列に接続された第1直列回路と、
    前記第1スイッチの両端に接続され、第2スイッチとスナバコンデンサとが直列に接続された第2直列回路と、
    前記トランスの2次巻線の両端に接続され、第3スイッチと第4スイッチとが直列に接続された第1整流回路と、
    前記トランスの2次巻線の両端に接続され、第5スイッチと第6スイッチとが直列に接続された第2整流回路と、
    前記第3スイッチと前記第4スイッチとの接続点と前記第5スイッチと前記第6スイッチとの接続点との間の電圧を平滑する平滑回路と、
    前記第1スイッチと前記第2スイッチとを相補的にオンオフさせ、前記第1スイッチと前記第3スイッチと前記第6スイッチを同時にオン又はオフさせ、前記第2スイッチと前記第4スイッチと前記第5スイッチとを同時にオン又はオフさせる制御回路とを有し、
    前記制御回路は、前記第2スイッチをオフさせる直前に前記第3スイッチと前記第6スイッチとの少なくとも一方のスイッチと前記第4スイッチと前記第5スイッチとをオンさせることを特徴とするDC−DCコンバータ。
  8. 直流電源の両端に接続され、一方の第1スイッチとトランスの1次巻線と他方の第1スイッチとが直列に接続された第1直列回路と、
    前記トランスの1次巻線の両端に接続され、第2スイッチとスナバコンデンサとが直列に接続された第2直列回路と、
    前記トランスの2次巻線の両端に第3スイッチと第4スイッチとが直列に接続され、前記第3スイッチにより前記トランスの2次巻線の電圧を整流する整流回路と、
    前記第4スイッチの両端に接続され、前記整流回路の電圧を平滑する平滑回路と、
    前記一対の第1スイッチと前記第2スイッチとを相補的にオンオフさせ、前記一対の第1スイッチと前記第3スイッチとを同時にオン又はオフさせ、前記第2スイッチと前記第4スイッチとを同時にオン又はオフさせる制御回路とを有し、
    前記制御回路は、前記第2スイッチをオフさせる直前に前記第3スイッチと前記第4スイッチをオンさせることを特徴とするDC−DCコンバータ。
  9. 直流電源の両端に接続され、一方の第1スイッチとトランスの1次巻線と他方の第1スイッチとが直列に接続された第1直列回路と、
    前記トランスの1次巻線の両端に接続され、第2スイッチとスナバコンデンサとが直列に接続された第2直列回路と、
    前記トランスの2次巻線の両端に接続され、第3スイッチと第4スイッチとが直列に接続された第1整流回路と、
    前記トランスの2次巻線の両端に接続され、第5スイッチと第6スイッチとが直列に接続された第2整流回路と、
    前記第3スイッチと前記第4スイッチとの接続点と前記第5スイッチと前記第6スイッチとの接続点との間の電圧を平滑する平滑回路と、
    前記一対の第1スイッチと前記第2スイッチとを相補的にオンオフさせ、前記一対の第1スイッチと前記第3スイッチと前記第6スイッチを同時にオン又はオフさせ、前記第2スイッチと前記第4スイッチと前記第5スイッチとを同時にオン又はオフさせる制御回路とを有し、
    前記制御回路は、前記第2スイッチをオフさせる直前に前記第3スイッチと前記第6スイッチとの少なくとも一方のスイッチと前記第4スイッチと前記第5スイッチとをオンさせることを特徴とするDC−DCコンバータ。
  10. 直流電源の両端に接続され、第1トランスの1次巻線と第2トランスの1次巻線と第1スイッチとが直列に接続された第1直列回路と、
    前記第1スイッチの両端に接続され、第2スイッチとスナバコンデンサとが直列に接続された第2直列回路と、
    前記第1トランスの2次巻線の一端に一端が接続された第3スイッチと、
    前記第2トランスの2次巻線の一端に一端が接続された第4スイッチと、
    前記第3スイッチの他端と前記第4スイッチの他端との接続点と前記第1トランスの2次巻線の他端と前記第2トランスの2次巻線の他端との接続点との間の電圧を取り出す出力回路と、
    前記第1スイッチと前記第2スイッチとを相補的にオンオフさせ、前記第1スイッチと前記第3スイッチとを同時にオン又はオフさせ、前記第2スイッチと前記第4スイッチとを同時にオン又はオフさせる制御回路とを有し、
    前記制御回路は、前記第2スイッチをオフさせる直前に前記第3スイッチと前記第4スイッチとをオンさせることを特徴とするDC−DCコンバータ。
  11. 前記制御回路は、前記第1スイッチをターンオンするときに、前記第1スイッチの電圧が該第1スイッチと並列に接続された共振用コンデンサと前記トランスの巻線間の漏洩インダクタンスとの共振によりゼロ電圧となった時から所定期間中に前記第1スイッチをオンさせることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項記載のDC−DCコンバータ。
  12. 前記直流電源は、交流電源と、この交流電源に接続されて交流電圧を整流する入力整流回路とからなり、
    前記入力整流回路の一方の出力端と他方の出力端との間に接続され、入力平滑コンデンサと突入電流制限抵抗とが直列に接続された直列回路を有し、
    前記第1スイッチは、前記入力整流回路の一方の出力端に前記トランスの1次巻線を介して接続されたノーマリオンタイプのスイッチからなり、
    前記制御回路は、前記交流電源がオンされたときに前記突入電流制限抵抗に発生した電圧により前記第1スイッチをオフさせ、前記入力平滑コンデンサが充電された後、前記第1スイッチをオンオフさせるスイッチング動作を開始させることを特徴とする請求項1記載のDC−DCコンバータ。
  13. 前記トランスの3次巻線に発生する電圧を前記制御回路に供給する通常動作電源部を有することを特徴とする請求項12記載のDC−DCコンバータ。
  14. 前記突入電流制限抵抗に並列に接続された半導体スイッチを有し、
    前記制御回路は、前記第1スイッチのスイッチング動作を開始させた後、前記半導体スイッチをオンさせることを特徴とする請求項12又は請求項13記載のDC−DCコンバータ。
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