JP2002044946A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JP2002044946A
JP2002044946A JP2000224640A JP2000224640A JP2002044946A JP 2002044946 A JP2002044946 A JP 2002044946A JP 2000224640 A JP2000224640 A JP 2000224640A JP 2000224640 A JP2000224640 A JP 2000224640A JP 2002044946 A JP2002044946 A JP 2002044946A
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snubber
switching element
power supply
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Masakazu Takagi
雅和 高木
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TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な回路で、容易に同期整流型スイッチング
電源装置に適用できる、損失の少ないスイッチング電源
装置を提供する。 【解決手段】スナバコンデンサ51は、入力巻線11の
フライバック電圧を充電するよう、ダイオード52を介
して入力巻線11と並列に接続されるとともに、インダ
クタ53と、スナバスイッチ54とを介して、主スイッ
チング素子2と並列に接続される。制御回路8は、主ス
イッチング素子2と、スナバスイッチ51とのオン、オ
フを制御する回路である。制御信号発生回路81は、オ
ン信号をスナバスイッチ54に出力するとともに、遅延
回路82を介して主スイッチング素子2にオン信号を供
給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、損失の少ないLC
スナバ回路を用いたスイッチング電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチング電源装置は、電力変換用変
圧器の入力巻線を通して供給される直流電圧を、スイッ
チング素子によってスイッチングし、スイッチング出力
を、電力変換用変圧器の出力巻線に接続された出力整流
回路及び出力平滑回路によって任意の直流出力電圧に変
換するようになっている。
【0003】スイッチング素子は、そのスイッチング動
作を行う際、素子固有のスイッチング時間を有してお
り、そのスイッチング時間において、電流と電圧との重
なりを生じ、損失が発生する。また、スイッチング素
子、電力変換用変圧器及びその他の回路要素は、寄生容
量や、寄生インダクタンスを有している。これらの寄生
容量や、寄生インダクタンスは、スイッチングの際の電
圧サージや電流サージの原因となり、同様に、損失を発
生させる。
【0004】これらの損失は、スイッチング周波数に比
例して発生するため、スイッチング電源装置の高周波化
を阻害する大きな要因となっている。このため、本質的
に損失の少ない、共振現象を利用したLCスナバ回路が
提案されている。特開平11−275859号公報に開
示された技術は、上述の、共振現象を利用した損失の少
ないスナバ回路用いたスイッチング電源装置に関する。
この公報の図3には、従来のスナバ回路の例として、コ
ンデンサとダイオードとの直列回路を変圧器の入力巻線
間に接続し、インダクタとダイオードとの直列回路を、
コンデンサを介してスイッチング素子の両端間に接続し
た回路が記載されている。
【0005】この回路の動作は、同公報の図4を参照し
て説明されている通りであり、前記コンデンサをフライ
バック電圧で充電するが、通常フライバック電圧は低い
電圧に設定されるため、損失低減の効果が十分得られな
い旨の課題が提示されている。同公報に記載された発明
は、この課題を解決するスイッチング電源装置を提供す
るものであるが、本発明とはその構成を異にしている。
【0006】他方、スイッチング電源装置の損失を低減
するため、整流回路の整流素子に着目した提案もなされ
ている。整流素子としては従来から、整流ダイオードが
多用されてきたが、整流ダイオードと比較して、電圧降
下のより小さいFET等の制御電極付スイッチ素子を用
いて整流回路を構成し、損失の低減を図った同期整流型
スイッチング電源装置が提案されている。
【0007】同期整流型スイッチング電源装置の従来技
術の一例としては、本発明者等により提案された特開平
11−235029号公報に開示された発明がある。こ
の発明の課題は、スイッチング素子と、整流回路のスイ
ッチング素子の作動遅れ時間の相違による損失及びノイ
ズの発生を抑制できるスイッチング電源装置を提供する
ことにある。
【0008】以上のように、スイッチング電源装置の損
失の低減は、スイッチング電源装置の動作周波数の高周
波化に伴う損失の増大を含め、極めて重要な問題となっ
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、損失
の少ないスイッチング電源装置を提供することである。
【0010】本発明のもう一つの課題は、簡単な回路
で、容易に同期整流型スイッチング電源装置に適用でき
る損失の少ないスナバ回路を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係るスイッチング電源装置は、変圧器
と、主スイッチング素子と、整流回路と、平滑回路と、
スナバ回路と、制御回路とを含む。前記変圧器は、入力
巻線と、出力巻線とを含んでいる。前記主スイッチング
素子は、前記入力巻線を通して供給される直流入力電圧
をスイッチングする。前記整流回路は、前記出力巻線に
誘起する電圧を整流して出力する。前記平滑回路は、前
記整流回路から出力される整流電圧を平滑して出力す
る。
【0012】前記スナバ回路は、コンデンサと、ダイオ
ードと、インダクタと、スナバスイッチとを含む。前記
コンデンサは、前記入力巻線のフライバック電圧を充電
するよう、前記ダイオードを介して前記入力巻線と並列
に接続されるとともに、前記インダクタと、前記スナバ
スイッチとを介して前記主スイッチング素子と並列に接
続される。
【0013】前記制御回路は、制御信号発生回路と、遅
延回路とを含む。前記制御信号発生回路は、オン信号を
スナバスイッチに出力するとともに、前記遅延回路を介
して前記主スイッチング素子にオン信号を出力する。
【0014】上述した本発明のスイッチング電源装置
は、変圧器の入力巻線を通して供給される直流入力電圧
を、スイッチング素子によってスイッチングして、変圧
器の出力巻線にスイッチング出力を発生し、スイッチン
グ出力を整流回路、平滑回路によって、整流、平滑し、
直流出力電圧に変換することができる。
【0015】本発明のスイッチング電源装置は、更に、
スナバ回路と、制御回路とを含む。前記スナバ回路は、
コンデンサと、ダイオードと、インダクタと、スナバス
イッチとを含む。前記コンデンサは、前記入力巻線のフ
ライバック電圧を充電するよう、前記ダイオードを介し
て前記入力巻線と並列に接続される。従って、前記スナ
バコンデンサは、前記主スイッチング素子のオフ期間
に、前記変圧器の入力巻線に発生するフライバック電圧
で充電される。フライバック電圧は、通常、入力電圧よ
り低い電圧に設定されている。このため、前記スナバコ
ンデンサは、入力電圧より低い電圧に充電される。
【0016】前記スナバコンデンサは、更に、前記イン
ダクタと、前記スナバスイッチとを介して、前記主スイ
ッチング素子と並列に接続される。この構成は、前記ス
ナバスイッチがオンとなることにより、前記入力巻線を
介して前記スナバコンデンサと、インダクタとの直列共
振回路が構成され、前記スナバスイッチを介して、共振
電流が流れ、スナバコンデンサが直流入力電圧よりも高
い電圧に充電されることを意味する。更に、前記主スイ
ッチング素子がオンとなることにより、前記スナバコン
デンサと前記インダクタとで直列共振回路が構成され、
前記主スイッチング素子と前記スナバスイッチとを介し
て共振電流が流れ、その共振の半周期で前記スナバコン
デンサの極性が反転することを意味する。
【0017】前記制御回路は、前記主スイッチング素子
と、前記スナバスイッチとのオン、オフを制御する回路
であり、制御信号発生回路と、遅延回路とを含む。前記
制御信号発生回路は、オン信号をスナバスイッチに出力
するとともに、前記遅延回路を介して前記主スイッチン
グ素子にオン信号を出力する。このため、前記主スイッ
チング素子に供給されるオン信号は、前記スナバスイッ
チに供給されるオン信号より遅れた信号となる。従っ
て、前記スナバスイッチは、前記主スイッチング素子の
オンに先立ちオンとなる。
【0018】前記スナバスイッチがオンになると、前記
スナバコンデンサと前記インダクタとによる共振が始ま
り、前記スナバコンデンサは、入力電圧より高い電圧に
充電される。
【0019】その後、前記主スイッチング素子がオンと
なると、前記スナバコンデンサに蓄積された電荷は、前
記主スイッチング素子と、前記スナバスイッチと前記イ
ンダクタとを介して流れ、前記インダクタと共振するこ
とにより、その共振の半周期で前記スナバコンデンサを
逆方向に充電する。前記スナバコンデンサは入力電圧に
達するまで充電される。このため、前記スナバコンデン
サの電圧は、入力電圧とほぼ等しい値の電圧で、その極
性を反転した電圧となり、前記主スイッチング素子の次
のオフ期間迄保持される。前記スナバコンデンサに保持
された電圧は、前記主スイッチング素子が次のオフ期間
に移行するとき、前記主スイッチング素子に加わる電圧
を、ほぼ零ボルトから緩やかに立ち上がる電圧にする。
このため、本発明のスイッチング電源装置は、損失が少
ない。
【0020】前記制御回路は、更に、第2の遅延回路
と、信号変換回路とを含むことができる。前記主スイッ
チング素子に出力されるオン信号を、前記第2の遅延回
路にも供給し、遅延したオン信号を前記信号変換回路で
オフ信号に変換し、スナバスイッチをオフ制御すれば、
前記主スイッチング素子のオンタイミングを基準とし
て、共振周期を考慮したスナバスイッチのオフタイミン
グを容易に設定できる。
【0021】前記遅延回路は、抵抗とコンデンサとを含
む時定数回路で構成できる。抵抗とコンデンサは、極め
て廉価な部品であり、簡単かつ低価格の遅延回路が構成
できる。
【0022】本発明は、更に同期整流型スイッチング電
源装置についても開示する。同期整流型スイッチング電
源装置は、特開平11―235029号公報に開示され
るように、整流回路のスイッチ手段に制御信号が入力さ
れるタイミングよりも、一次側のスイッチ手段に制御信
号が入力されるタイミングが遅くなるように調整するこ
とにより、損失及びノイズの発生を抑制できる。
【0023】従って、同期整流素子を、前記制御信号発
生回路から出力される信号と同期してスイッチング制御
することにより、簡単な回路構成で、損失及びノイズの
発生を抑制した同期整流型スイッチング電源装置を提供
することができる。
【0024】本発明の他の目的、構成および利点につい
ては、添付図面を参照して、更に詳しく説明する。図面
は単なる例示に過ぎない。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るスイッチング
電源装置の一実施例を示す電気回路図である。図示され
たスイッチング電源装置は、変圧器1と、主スイッチン
グ素子2と、整流回路3と、平滑回路4と、スナバ回路
5と、制御回路8とを含んでいる。参照符号6は出力電
圧検出回路、7は絶縁結合回路である。
【0026】変圧器1は、入力巻線11と、出力巻線1
2とを含んでいる。主スイッチング素子2はFET(電
界効果トランジスタ)で構成され、そのドレイン電極2
1が入力巻線11を介して入力端子T1に接続され、ソ
ース電極22が入力端子T2に接続される。主スイッチ
ング素子2は、入力巻線11を通して供給される直流入
力電圧Vinをスイッチングすればよく、バイポーラト
ランジスタ等の半導体スイッチ素子で構成してもよい。
【0027】直流入力電圧Vinは、直流電圧源Eから
入力端子T1、T2に供給される。直流電圧源Eは、バ
ッテリ等の直流電源または交流を直流に変換する各種の
AC/DC電源装置等によって構成される。
【0028】整流回路3は、少なくとも一つの整流用ス
イッチ素子を含み、変圧器1の出力巻線12に誘起する
電圧を整流して出力する。整流回路3の構成は、コンバ
ータの型式によって適宜選択可能であり、フォワードコ
ンバータであれば、フォワード方向の誘起電圧を整流す
るスイッチ素子とともに、転流用スイッチ素子を付加す
ればよい。整流用スイッチ素子はダイオード等の単方向
導伝素子や、FETまたはバイポーラトランジスタ等の
制御電極を有する素子のいずれでも用いることができ
る。制御電極を有する素子を用いれば、同期整流回路を
構成できる。
【0029】平滑回路4は、整流回路3から出力される
整流電圧を平滑して出力する。平滑回路4は、コンデン
サやチョークコイル等を組み合わせて構成される。
【0030】スナバ回路5は、スナバコンデンサ51
と、ダイオード52と、インダクタ53と、スナバスイ
ッチ54とを含む。スナバコンデンサ51は、入力巻線
11のフライバック電圧を充電するよう、ダイオード5
2を介して入力巻線11と並列に接続される。スナバコ
ンデンサ51は、更に、インダクタ53とスナバスイッ
チ54とを介して主スイッチング素子2と並列に接続さ
れる。
【0031】具体的には、スナバコンデンサ51は、そ
の一端aが主スイッチング素子2のドレイン電極21と
入力巻線11の一端との接続点に接続され、他端bがダ
イオード52を介して入力巻線11の他端に接続され
る。インダクタ53は、その一端がスナバコンデンサ5
1の他端bに接続され、他端が、FETで構成されるス
ナバスイッチ54の主電極を介して主スイッチング素子
2のソース電極22に接続される。
【0032】出力電圧検出回路6は、通常用いられる回
路であって、出力端子T3、T4の電圧を検出して基準
電圧と比較し、出力制御情報を絶縁結合回路7を介して
制御回路8に出力する。
【0033】絶縁結合回路7は、入力側と出力側とを電
気的に絶縁する回路であり、トランスやフォトカプラ等
で構成される。
【0034】制御回路8は、制御信号発生回路81と、
遅延回路82と、駆動回路84、85と、オン保持回路
86とを含み、出力電圧検出回路6から絶縁結合回路7
を介して供給される前記出力制御情報に基づき、主スイ
ッチング素子2のオン・オフを制御して、出力端子T
3、T4に安定化した電圧を出力するよう構成される。
【0035】制御回路8は、更に、スナバスイッチ54
のオン・オフを制御するよう構成される。制御信号発生
回路81は、遅延回路82を介して主スイッチング素子
2にオン信号を出力するとともに、スナバスイッチ54
にもオン信号を出力する。具体的には、制御信号発生回
路81は、前記出力制御情報に基づく主スイッチング素
子2のオンデューティーに対応する幅の制御パルスS1
を出力するよう構成される。制御パルスS1は、その前
縁がオン信号、その後縁がオフ信号に対応する。制御信
号発生回路81は、遅延回路82を介して駆動回路84
から主スイッチング素子2にオン信号S3を供給すると
ともに、駆動回路85とオン保持回路86とを介してス
ナバスイッチ54にオン信号S2を供給する。オン保持
回路86はスナバスイッチ54を所定時間オン状態に維
持するための回路である。
【0036】上述したスイッチング電源装置において、
変圧器1の入力巻線11を通して供給される直流入力電
圧Vinは、スイッチング素子2によってスイッチング
され、変圧器1の出力巻線12に高周波電圧を誘起させ
る。変圧器1の出力巻線12に誘起した電圧は、整流回
路3、平滑回路4によって、整流、平滑され、直流出力
電圧Voに変換される。直流出力電圧Voは出力端子T
3、T4から負荷Lに供給される。
【0037】直流出力電圧Voの値は出力電圧検出回路
6により検出されて、検出結果が基準電圧と比較され、
比較結果が出力制御情報として制御回路8に出力され
る。制御回路8は、前記出力制御情報にもとづく主スイ
ッチング素子2のオンデューティーに対応する幅の制御
パルスS1を制御信号発生回路81から出力し、遅延回
路82と駆動回路84とを介して主スイッチング素子2
のゲート電極23に供給しオン・オフ制御する。これに
より、出力端子T3、T4には安定した直流出力電圧V
oが得られる。制御回路8はまた、スナバ回路5のスナ
バスイッチ54にオン信号を出力する。次に、図2を参
照してスナバ回路5の動作を説明する。
【0038】図2は、図1に示した実施例のスイッチン
グ電源装置をフォワード方式で構成した場合のスイッチ
ング動作を説明するタイムチャートである。図2(a)
は制御パルスS1の波形図、図2(b)はスナバスイッ
チ54に供給されるオン信号S2の波形図、図2(c)
は主スイッチング素子2に供給されるオン信号S3の波
形図、図2(d)は主スイッチング素子2のドレイン−
ソース間電圧Vdsの波形図を示している。図2(a)
〜(c)において、信号S1〜S3の高レベルを論理値
1で示し、低レベルを論理値0で示してあり、論理値1
がオン信号に対応する。
【0039】時刻t0以前の主スイッチング素子2のオ
フ期間において、スナバコンデンサ51は、その主スイ
ッチング素子2のドレイン電極21側を正極性として変
圧器1の入力巻線11に発生したフライバック電圧で充
電されている。フライバック電圧は通常直流入力電圧V
inより低い値に設定されるため、この時のスナバコン
デンサ51は、直流入力電圧Vinよりも低い値に充電
されている。
【0040】時刻t0に至ると、制御信号発生回路81
から制御パルスS1がその前縁をオン信号として出力さ
れる。主スイッチング素子2は、オン信号S3が遅延回
路82と駆動回路84とを介して供給されるため、オフ
状態を維持するが、スナバスイッチ54は、駆動回路8
5からオン信号S2が供給されるため、直ちにオンとな
り、オン保持回路86により所定時間オン状態を維持す
る。この結果、スナバコンデンサ51とインダクタ53
とによる共振が始まり、スナバスイッチ54を介して共
振電流が流れ、スナバコンデンサ51は、主スイッチン
グ素子2のドレイン電極21側を正極性として、直流入
力電圧Vinより高い電圧に充電される。充電に要する
時間は、入力巻線11のインピーダンスにより異なる
が、スナバコンデンサ51とインダクタ53との共振周
期の1/4〜1/2に相当する時間があればよく、この
ため、遅延回路82の遅延時間は、スナバコンデンサ5
1とインダクタ53との共振周期の1/4〜1/2に設
定すればよい。
【0041】遅延回路82により設定された遅延時間が
経過し、時刻t1に至ると、遅延回路82を介して駆動
回路84から主スイッチング素子2にオン信号S3が供
給される。主スイッチング素子2がオンとなると、スナ
バコンデンサ51とインダクタ53とによる共振電流
が、主スイッチング素子2とスナバスイッチ54とを介
して流れる。
【0042】この共振電流は、共振の半周期に相当する
時刻t2でスナバコンデンサ51を逆方向に充電し、そ
の極性を反転させる。この時、スナバコンデンサ51の
電圧は、主スイッチング素子2のドレイン電極21側を
負極性として、直流入力電圧Vinに達するまで充電さ
れ、次のオフ期間が開始される時刻t3の直前まで保持
される。
【0043】スナバスイッチ54は、そのオン状態を少
なくとも主スイッチング素子2がオンとなる時刻t1迄
維持すればよく、その後更に、共振の半周期に相当する
時刻t2迄保持してもよい。時刻t2以前にスナバスイ
ッチ54がオフしたときは、FETの内臓ダイオードを
介して共振電流が流れるが、スナバスイッチ54と並列
に別のダイオードを接続してもよい。本実施例では、ス
ナバスイッチ54は時刻t2までオン状態が保持され
る。
【0044】時刻t3に至り、主スイッチング素子2が
ターンオフを開始すると、主スイッチング素子2のドレ
イン電流Idは、所定のスイッチング時間をもって減少
を開始する。同時に、図2(d)に示す如く、主スイッ
チング素子2のドレイン−ソース間電圧Vdsも上昇を
開始するが、その電圧は、ほぼ零ボルトから緩やかに立
ち上がる電圧となる。すなわち、スナバコンデンサ51
の電圧は、時刻t3の直前において、主スイッチング素
子2のドレイン電極21側を負極性として、直流入力電
圧Vinとほぼ等しい値に充電されている。このため、
主スイッチング素子2がオフ期間に移行する時刻t3
で、主スイッチング素子2のドレイン−ソース間に加わ
る電圧は、直流入力電圧Vinから、この直流入力電圧
Vinとほぼ等しい値に充電されたスナバコンデンサ5
1の電圧を差し引いたほぼ零ボルトの電圧となる。
【0045】続いて、時刻t3以降は、変圧器1の入力
巻線11に発生するフライバック電圧をスナバコンデン
サ51が吸収して緩やかに立ち上がる電圧となる。この
ため、主スイッチング素子2のターンオフ時間におい
て、主スイッチング素子2の電流と電圧との重なりが少
なくなり、損失を低減できる。
【0046】図2(d)のドレイン−ソース間電圧Vd
sにおける破線はスナバコンデンサ51が直流入力電圧
Vinより低い電圧に充電された従来のスナバ回路の例
を示している。このように、本発明は、スイッチング素
子2がオフしたとき、そのドレイン.ソース間電圧Vd
sがほぼ零ボルトから緩やかに立ち上がる電圧となるた
め、損失及びノイズの少ないスイッチング電源装置を提
供することができる。また、スナバスイッチ54の制御
も、制御回路8に遅延回路82を付加するだけの簡単な
回路で構成できる。
【0047】図3は本発明に係るスイッチング電源装置
の別の実施例を示す電気回路図である。図示されたスイ
ッチング電源装置は、制御回路8の構成を除き、図1に
図示した実施例と基本的に同一であるため、制御回路8
についてのみ説明する。
【0048】制御回路8は、図1に図示した制御信号発
生回路81と、遅延回路82(以下第一の遅延回路82
と云う)と、駆動回路84、85以外に、第2の遅延回
路83と、信号変換回路87とを含む。第2の遅延回路
83は、スナバコンデンサ51とインダクタ53とによ
る共振の半周期に相当する遅延時間を有し、主スイッチ
ング素子2のオン信号が供給されて、遅延されたオン信
号S4を信号変換回路87に供給する。信号変換回路8
7は供給されたオン信号S4をオフ信号に変換し、スナ
バスイッチ54に出力する。
【0049】図4は図3に示したスイッチング電源装置
をフォワード方式で構成した場合のスイッチング動作を
説明するタイムチャートである。図4(a)〜(c)に
示された参照符号S1〜S3、及び、図4(e)に示さ
れた参照符号Vdsは、図2の場合と同じである。図4
(d)は遅延された信号S4の波形図である。
【0050】図4において、時刻t0に制御信号発生回
路81から制御パルスS1がその前縁をオン信号として
出力される。主スイッチング素子2は、オン信号S3が
遅延回路82を介して供給されるため、オフ状態を維持
するが、スナバスイッチ54は、駆動回路85を介して
オン信号S2が供給されるため、直ちにオンとなる。
【0051】時刻t1に至ると、遅延回路82から遅延
された信号が出力される。この信号は、駆動回路84を
介して主スイッチング素子2のオン信号S3として出力
されるとともに、第2の遅延回路83にも供給される。
第2の遅延回路83は、共振の半周期に相当する遅延時
間を有し、時刻t2で、遅延されたオン信号S4を信号
変換回路87に供給する。信号変換回路87は供給され
たオン信号S4をオフ信号に変換し、時刻t2にスナバ
スイッチ54をオフ制御する。
【0052】スナバ回路5の動作は図1に図示した実施
例と同様であり、損失及びノイズを低減する効果があ
る。また、本実施例では、主スイッチング素子2のオン
タイミングを基準として、スナバスイッチ54のオフタ
イミングを設定するため、主スイッチング素子2のオン
期間の始めに流れる共振電流の共振周期にもとづくスナ
バスイッチ54のオン期間が正確に設定できる。
【0053】図5は本発明に係るスイッチング電源装置
の更に別の実施例を示す電気回路図である。図におい
て、図1及び図3に現れた構成部分と同一の構成部分に
ついては、同一の参照符号を付してある。この実施例の
特徴は、フォワード方式の同期整流型スイッチング電源
装置としたことにある。このため、同期整流素子31、
32の駆動回路101、102および駆動信号伝送回路
9を備える点で、図3に図示した実施例と異なってい
る。また、整流回路3、平滑回路4、遅延回路82、8
3および信号変換回路87のそれぞれの構成がより具体
的に示してあるが、その他の点は図3に図示した実施例
と同様である。以下、図3に図示した実施例と異なる部
分を主体に説明する。まず、第一の遅延回路82は、抵
抗RとコンデンサCとの時定数回路にダイオードを組み
合わせたオンディレー回路で構成され、第2の遅延回路
83は抵抗RとコンデンサCとの時定数回路で構成され
ている。
【0054】信号変換回路87は制御信号発生回路81
からスナバスイッチ54の駆動回路85に至る信号ライ
ンとグランドとの間に接続された三端子スイッチ素子で
なり、その制御電極に第2の遅延回路83の出力を供給
するように構成される。
【0055】信号伝送回路9はパルストランス91で構
成され、その一次巻線911に制御信号発生回路81か
ら出力される制御パルスS1が供給され、その二次巻線
912に電気的に絶縁された制御パルスを伝送する。
【0056】二次巻線912には、駆動回路101、1
02が接続されるとともに、ダイオードD1とコンデン
サC1とで構成された整流平滑回路913が付加され、
制御パルスを駆動信号として駆動回路101、102に
供給するとともに、整流平滑してコンデンサC1に蓄
え、その電圧を駆動回路101、102の動作電圧源と
している。駆動回路101、102は論理値1(高レベ
ル)の制御信号が供給されたときオン信号を出力する駆
動回路101と論理値0(低レベル)の制御信号が供給
されたときオン信号を出力する反転型駆動回路102と
で構成される。
【0057】一般に、フォワード方式のスイッチング電
源装置は、主スイッチング素子2のオン期間に変圧器1
の二次巻線12に誘起する電圧を、フォワード方向整流
素子を介してチョークコイル41に蓄えるとともに負荷
Lに供給し、チョークコイル41に蓄えられたエネルギ
ーを、主スイッチング素子2のオフ期間にフライホイー
ル整流素子を介して負荷Lに放出する。このため、主ス
イッチング素子2のオン期間に、フライホイール方向整
流素子をオフさせると共に、フォワード方向整流素子を
導通させ、主スイッチング素子2のオフ期間にフォワー
ド方向整流素子をオフさせ、フライホイール方向整流素
子を導通させる。本発明では、フライホイール方向の同
期整流素子32のスイッチング遅れ時間を考慮して、主
スイッチング素子2のオン期間に先立ち、反転型駆動回
路102によりフライホイール方向の同期整流素子32
をオフ駆動する。
【0058】図6は図5に図示した実施例のスイッチン
グ動作を説明するタイムチャートである。図6(a)〜
(c)に示された参照符号S1〜S3は図2及び図4と
同じである。図6(d)は同期整流素子32に供給され
るオン信号S5の波形図、図6(e)は同期整流素子3
2に供給されるオン信号S7の波形図、図6(f)は第
2の遅延回路83に含まれるコンデンサの電位S4の波
形図、図6(g)は遅延回路82に含まれるコンデンサ
の電位S6の波形図である。
【0059】図6において、時刻t0に制御信号発生回
路81から制御パルスS1が出力される。制御パルスS
1は遅延回路82、スナバスイッチ54の駆動回路85
およびパルストランス91の一次巻線911に供給され
る。主スイッチング素子2は、制御パルスS1が遅延回
路82を介して供給されるため、オフ状態を維持する
が、スナバスイッチ54は、駆動回路85からオン信号
S2が供給され、直ちにオンとなる。同時に、パルスト
ランス91の二次巻線912及び駆動回路101を介し
てフォワード方向の同期整流素子31にも、オン信号S
5が供給される。
【0060】フライホイール方向の同期整流素子32は
反転型駆動回路102を介して駆動されるためオフ駆動
され、素子固有のスイッチング遅れ時間をもって完全に
オフとなる。その後、時刻t1に至って、遅延回路82
のコンデンサの電位S6がレベルVthまで上昇する
と、駆動回路84からオン信号S3が主スイッチング素
子2及び第2の遅延回路83に供給され、主スイッチン
グ素子2がオンとなる。このとき、フライホイール方向
の同期整流素子32は完全にオフしており、短絡電流の
発生を完全に防止できる。しかも、フォワード方向の同
期整流素子31は完全に導通しており、変圧器1の二次
巻線12に誘起した電圧を、チョークコイル41に蓄え
るとともに負荷Lに供給する。
【0061】その後、時刻t2に至ると、第2の遅延回
路83のコンデンサの電位S4がレベルVthまで上昇
し、信号変換回路87の三端子スイッチ素子を導通させ
る。このため、スナバスイッチ54の駆動回路85に供
給される制御信号のレベルが低下し、駆動回路85から
出力されるオン信号S2のレベルが低下し、スナバスイ
ッチ54がオフとなる。
【0062】その後、時刻t3に至って、制御信号発生
回路81から出力される制御パルスS1が低レベルとな
ると、遅延回路82のコンデンサの電位S6が低下し、
主スイッチング素子2の駆動回路84の駆動信号S3が
低レベルとなり主スイッチング素子2がオフとなる。同
時に、パルストランス91の二次巻線912の出力が低
下する。このため、フォワード方向の同期整流素子31
の駆動回路101の駆動信号S5が低レベルとなり、逆
に、フライホイール方向の同期整流素子32の駆動回路
102の駆動信号S7が高レベルとなり、両方向の同期
整流素子31、32は、そのオン・オフが入れ替わる。
このため、主スイッチ素子2のオン期間にチョークコイ
ル41に蓄えられていたエネルギーは、主スイッチング
素子2のオフ期間において、フライホイール方向の同期
整流素子32を介して負荷Lに放出される。
【0063】この間のスナバ回路5の動作は、前述の実
施例と同様である。したがって、第一の遅延回路82の
遅延時間は、スナバ回路5の動作を基準とすると、スナ
バコンデンサ51とインダクタ53との共振周期の1/
4〜1/2に設定するのが好ましい。一方、主スイッチ
ング素子2とフライホイール方向の同期整流素子32の
スイッチング制御に着目すると、主スイッチング素子2
に対するフライホイール方向の同期整流素子32のスイ
ッチング遅れ時間により決定されるのが好ましい。この
ため、フライホイール方向の同期整流素子32のスイッ
チング遅れ時間にもとづき、スナバコンデンサ51とイ
ンダクタ53の定数を選定し、共振周期を設定すれば、
両者にとって好ましい、最適な遅れ時間を一個の遅延回
路82で設定することができる。遅延回路82、83は
本実施例では抵抗RおよびコンデンサCを主要素として
構成される。抵抗およびコンデンサは極めて廉価な部品
であり、遅延回路82、83が低価格で構成できる。
【0064】また、第2の遅延回路83は、前述の実施
例と同様スナバスイッチ54のオン時間を所定時間維持
するための回路であり、遅延回路以外のオン保持回路で
あってもよい。
【0065】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。 (a)損失の少ないスイッチング電源装置を提供するこ
とができる。 (b)簡単な回路で、容易に同期整流型スイッチング電
源装置に適用できる損失の少ないスナバ回路を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチング電源装置の一実施例
を示す電気回路図である。
【図2】図1に図示した実施例のスイッチング電源装置
をフォワード方式で構成した場合のスイッチング動作を
説明するタイムチャートである。
【図3】本発明に係るスイッチング電源装置の別の実施
例を示す電気回路図である。
【図4】図3に図示した実施例のスイッチング電源装置
をフォワード方式で構成した場合のスイッチング動作を
説明するタイムチャートである。
【図5】本発明に係るスイッチング電源装置の更に別の
実施例を示す電気回路図である。
【図6】図5に図示した実施例のスイッチング動作を説
明するタイムチャートである。
【符号の説明】
1 変圧器 2 主スイッチング素子 3 整流回路 4 平滑回路 5 スナバ回路 8 制御回路 11 入力巻線 12 出力巻線 51 スナバコンデンサ 52 ダイオード 53 インダクタ 54 スナバスイッチ 81 制御信号発生回路 82、83 遅延回路 86 オン保持回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変圧器と、主スイッチング素子と、整流
    回路と、平滑回路と、スナバ回路と、制御回路とを含む
    スイッチング電源装置であって、 前記変圧器は、入力巻線と、出力巻線とを含んでおり、 前記主スイッチング素子は、前記入力巻線を通して供給
    される直流入力電圧をスイッチングし、 前記整流回路は、前記出力巻線に誘起する電圧を整流し
    て出力し、 前記平滑回路は、前記整流回路から出力される整流電圧
    を平滑して出力し、 前記スナバ回路は、スナバコンデンサと、ダイオード
    と、インダクタと、スナバスイッチとを含み、 前記スナバコンデンサは、前記入力巻線のフライバック
    電圧によって充電されるように、前記ダイオードを介し
    て前記入力巻線と並列に接続されるとともに、前記イン
    ダクタと、前記スナバスイッチとを介して、前記主スイ
    ッチング素子と並列に接続されており、 前記制御回路は、前記主スイッチング素子と、前記スナ
    バスイッチとのオン、オフを制御する回路であって、制
    御信号発生回路と、遅延回路とを含み、 前記制御信号発生回路は、オン信号を前記スナバスイッ
    チに供給するとともに、前記遅延回路を介して前記主ス
    イッチング素子にオン信号を供給するスイッチング電源
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたスイッチング電源
    装置であって、 前記制御回路は、更に、第2の遅延回路と、信号変換回
    路とを含み、 前記第2の遅延回路は、前記主スイッチング素子に出力
    されるオン信号が供給され、遅延したオン信号を前記信
    号変換回路に供給し、 前記信号変換回路は、遅延したオン信号をオフ信号に変
    換し、スナバスイッチに出力するスイッチング電源装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の何れかに記載された
    スイッチング電源装置であって、 前記遅延回路は、抵抗とコンデンサとを含む時定数回路
    であるスイッチング電源装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載されたス
    イッチング電源装置であって、 前記整流回路は、少なくとも一つの同期整流素子を含
    み、 前記同期整流素子は、前記制御信号発生回路から出力さ
    れるオン信号と同期してオン制御されるスイッチング電
    源装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載されたスイッチング電源
    装置であって、 制御信号発生回路から出力されるオン信号は、パルスト
    ランスを介して供給されるスイッチング電源装置。
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