JP4830428B2 - いたずら防止機能を有するハンガーディスプレイカートン - Google Patents

いたずら防止機能を有するハンガーディスプレイカートン Download PDF

Info

Publication number
JP4830428B2
JP4830428B2 JP2005283928A JP2005283928A JP4830428B2 JP 4830428 B2 JP4830428 B2 JP 4830428B2 JP 2005283928 A JP2005283928 A JP 2005283928A JP 2005283928 A JP2005283928 A JP 2005283928A JP 4830428 B2 JP4830428 B2 JP 4830428B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
protruding
locking
locking piece
suspension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005283928A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007091282A (ja
Inventor
誠 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
Priority to JP2005283928A priority Critical patent/JP4830428B2/ja
Publication of JP2007091282A publication Critical patent/JP2007091282A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4830428B2 publication Critical patent/JP4830428B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Description

本発明は、突出係止片を係止スリットに挿入することにより封緘を行うロック形状と該ロック形状を用いたカートン、例えば、ハンガーディスプレイカートンに関するものであり、特には、無理に開封しようとすると突出係止片から簡単に破れる構造を有するロック形状と該ロック形状を用いたいたずら防止機能を有するハンガーディスプレイカートンに関する。
従来、インクカートリッジ等は、図4、図5に示すようなハンガーディスプレイカートンの形態で販売されているものが多い。
つぎに、その一例を具体的に説明する。図5はハンガーディスプレイカートンの展開平面図である。
側面板(51)、背面板(52)、側面板(53)、正面板(54)、糊代片(55)がそれぞれ折り曲げ線を介して順次連設されている。
側面板(51、53)の上下端縁には、それぞれ折り曲げ線を介して舌片(511、512)、舌片(531、532)が連設されている。
背面板(52)の上端縁にはそれぞれ折り曲げ線を介して天面板(521)、差し込み片(522)が順次連設され、背面板(52)の下端縁には折り曲げ線を介して表底面板(523)が連設されている。
正面板(54)は、他の側面板(51)、背面板(52)、側面板(53)、糊代片(55)より長く形成されている。
正面板(54)の上端縁には折り曲げ線を介して折り返し板(541)が連設され、下端縁には折り曲げ線を介して裏底面板(542)が連設されている。
正面板(54)の上端縁近傍には吊下げ孔(543)が穿設されている。折り返し板(541)にも吊下げ孔(544)が穿設されている。そしてその位置は、折り返し板(541)を正面板(54)側に折り返した際、正面板に穿設された吊下げ孔(543)に重なる位置である。
このような構造からなるブランク(50)を折り曲げ線に沿って折り曲げ、側面板(51)の裏面と糊代片(55)の表面を接着剤を介してスリーブ状に貼着するとともに、折り返し板(541)を内側に折り返す。
スリーブを起こし、舌片(512、532)を折り曲げ、裏底面板(542)を折り曲げ、最後に表底面板(523)を折り曲げ、裏底面板(542)と表底面板(523)とを接着剤を介して貼着し、底面を密封する。
開放されている天面側から内容物を収納後、舌片(511、531)を折り曲げ、天面板(521)を折り曲げ、差し込み片(522)を正面板(54)に差し込み、天面の閉鎖が終了する。
この形式のハンガーディスプレイカートンは、底面はホットメルト接着剤等で密封されているが、吊下げ孔がある天面の方は、単純な差し込み片による閉鎖のため容易に蓋を開封することができ、従って、中身を抜き取って再び差し込み片を封緘すると、外からは空箱であることが分からないという問題がある。
また、図6に示すような、係止片(618)を係止片を挿入する孔(把手孔(616))よりも大きくして、係止片を係止孔に挿入したら抜けにくくするという考案もある(例えば、特許文献1参照)。
上記先行技術文献を示す。
実開平5−3118号公報。
本発明は、ハンガーディスプレイカートンに関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、一度開封すると、カートンが破れてしまい中身を抜き取ったことが明らかに分かる構造のロック形式と該ロック形式を用いたいたずら防止機能を有するハンガーディスプレイカートンを提供することを課題とする。
本発明の請求項1の発明は、側面板から突出して形成された雄型である突出係止片を、前記突出係止片に対応する位置に設けられた雌型である係止用スリットに挿入して、平板紙を折り曲げ成形した後に封緘する差し込み式のロック形状において、前記突出係止片の突出基部の両端から、前記側面板の内方に向けて二本の破断線がそれそれ平行に適宜の長さで延設されていることを特徴とする、いたずら防止機能を有するロック形状である。
このように請求項1記載の発明によれば、側面板から突出して形成された雄型である突出係止片を、前記突出係止片に対応する位置に設けられた雌型である係止用スリットに挿入して、平板紙を折り曲げ成形した後に封緘する差し込み式のロック形状において、前記突出係止片の突出基部の両端から、前記側面板の内方に向けて二本の破断線がそれそれ平行に適宜の長さで延設されているので、突出係止片を係止用スリットから外そうとすると、突出係止片の両端部に形成されている破断線が切れて平板紙が破れてしまう。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記突出係止片には、該突出係止片の突出基部の一方の端ともう一方の端を結ぶ折り曲げ線が形成されていることを特徴とするいたずら防止機能を有するロック形状である。
このように請求項2記載の発明によれば、突出係止片には、該突出係止片の突出基部の一方の端ともう一方の端を結ぶ折り曲げ線が形成されているので、突出係止片を係止用スリットに挿入する際、突出係止片を折り曲げることで破断線に無理な力を与えることなく突出係止片を係止用スリットに挿入することができる。破断線が破れることがない。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記突出係止片の最大幅と、前記係止用スリットの長さとは、同じ長さに設定されていることを特徴とするいたずら防止機能を有するロック形状である。
このように請求項3記載の発明によれば、突出係止片の最大幅と、前記係止用スリットの長さとは、同じ長さに設定されているので、一度突出片を係止用スリットに挿入すると、突出片を係止用スリットから抜きとることは難しい。
また、請求項4の発明は、請求項1、2又は3記載のいたずら防止機能を有するロック形状を用いたカートンである。
また、請求項5の発明は、吊下げ板、天面板、正面板、底面板、背面板がそれぞれ折り曲げ線を介して順次連設され、前記吊下げ板の略中央には吊下げ孔が穿設され、前記天面板の左右端には折り曲げ線を介してそれぞれ舌片が連設され、前記正面板の左右端には折り曲げ線を介して左側面板と右側面板がそれぞれ連設され、左右の側面板の端縁には外方に向けて突出係止片が形成され、該突出係止片の突出基部の両端から前記左右の側面板の内方に向けて二本の適宜の長さの破断線が平行に延設され、前記底面板の左右端には折り曲げ線を介してそれぞれ舌片が連設され、前記背面板の左右端には折り曲げ線を介して左側面折り込み板と右側面折り込み板がそれぞれ連設され、前記背面板と各左右の側面折り込み板の境界をなす折り曲げ線上には、前記突出係止片を係止するための係止用スリットが穿設され、前記背面板の下方には前記吊下げ板に穿設された吊下げ孔に重なる背面吊下げ孔が穿設された構成からなるカートンブランクを、正面板と底面板の境界の折り曲げ線に沿って二つに折り曲げ、吊下げ板の裏面を背面板の裏面に接着剤を介して貼合し、正面板を起こして左右端が開放された筒状体とし、該筒状体の左右端の各舌片を折り曲げ、ついで左右の側面折り込み板を折り曲げた後,左右の側面板を折り曲げ、左右の突出係止片を該当する左右の係止用スリットに挿入したことを特徴とする、いたずら防止機能を有するハンガーディスプレイカートンである。
このように請求項5記載の発明によれば、吊下げ板、天面板、正面板、底面板、背面板がそれぞれ折り曲げ線を介して順次連設され、前記吊下げ板の略中央には吊下げ孔が穿設され、前記天面板の左右端には折り曲げ線を介してそれぞれ舌片が連設され、前記正面板の左右端には折り曲げ線を介して左側面板と右側面板がそれぞれ連設され、左右の側面板の端縁には外方に向けて突出係止片が形成され、該突出係止片の突出基部の両端から前記左右の側面板の内方に向けて二本の適宜の長さの破断線が平行に延設され、前記底面板の左右端には折り曲げ線を介してそれぞれ舌片が連設され、前記背面板の左右端には折り曲げ線を介して左側面折り込み板と右側面折り込み板がそれぞれ連設され、前記背面板と各左右の側面折り込み板の境界をなす折り曲げ線上には、前記突出係止片を係止するための係止用スリットが穿設され、前記背面板の下方には前記吊下げ板に穿設された吊下げ孔に重なる背面吊下げ孔が穿設された構成からなるカートンブランクを、正面板と底面板の境界の折り曲げ線に沿って二つに折り曲げ、吊下げ板の裏面を背面板の裏面に接着剤を介して貼合し、正面板を起こして左右端が開放された筒状体とし、該筒状体の左右端の各舌片を折り曲げ、ついで左右の側面折り込み板を折り曲げた後,左右の側面板を折り曲げ、左右の突出係止片を該当する左右の係止用スリットに挿入したので、突出係止片を係止スリットから外して左右の側面板から開封しようとしても、突出係止片を係止スリットから外そうと試みる際に、破断線が破れてカートンを開封しようとしたことが一目でわかる。
また、請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記突出係止片には、該突出係止片の突出基部の一方の端ともう一方の端を結ぶ折り曲げ線が形成されていることを特徴とするいたずら防止機能を有するハンガーディスプレイカートンである。
このように請求項6記載の発明によれば、突出係止片には、該突出係止片の突出基部の一方の端ともう一方の端を結ぶ折り曲げ線が形成されているので、左右の側面板に延設された破断線を切ることなく突出ロック片を対応する係止用スリットに挿入することができる。
また、請求項7の発明は、請求項5又は6の発明において、前記突出係止片は、左右の側面板に二つずつ左右対称に設けられていることを特徴とするいたずら防止機能を有する
ハンガーディスプレイカートンである。
このように請求項7記載の発明によれば、突出係止片が左右の側面板に二つずつ左右対称に設けられているので、カートンを破ることなく開封しようとする際の安全性が高まるし見た目も良い。
また、請求項8の発明は、請求項5、6又は7の発明において、前記正面板の下端で底面板の境界の略中央の折り曲げ線上には、折り曲げ線と重なる切り込み線が設けられ、この切り込み線の両端から正面板の天面板近傍に向けて、正面板を区画するつなぎ付き引き裂き線が設けられていることを特徴とする、いたずら防止機能を有するハンガーディスプレイカートンである。
このように請求項8記載の発明によれば、正面板の下端で底面板の境界の略中央の折り曲げ線上には、折り曲げ線と重なる切り込み線が設けられ、この切り込み線の両端から正面板の天面板近傍に向けて、正面板を区画するつなぎ付き引き裂き線が設けられているので、切り込み線に指等をかけ、正面板を持ち上げるように引き上げると、正面板はつなぎ付き引き裂き線に沿って破れて、収納されているインクカートリッジ等の内容物を容易に取り出すことができる。
このように本発明のいたずら防止機能を有するハンガーディスプレイカートンは、ロック形状を工夫したことで簡単にロック封緘でき、開けようとすると、破断線に沿ってカートンが破れ易く、いたずらの状態を容易に判断することができる。
中身を抜き取ったことが明らかにわかる構造のカートンにすることにより、心理的に盗難等を抑止できる。
本発明を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
図1は、本発明のいたずら防止機能を有するロック形状の一実施例を示す、(a)は雄型である突出係止片の説明図であり、(b)は雌型である係止スリットの説明図である。
図1において、1は雄型である突出係止片を示し、2は雌型である係止スリットを示し、3は突出基部を示す。また、a、bは破断線、eは折り曲げ線を示す。
破断線は、ミシン目状の不連続の切断線、半切れ線等切れ易い線であれば特に指定されない。
Aは突出基部の一方の端を表し、Bは突出基部のもう一方の端を表す。また、雄型の突出係止片の最大幅Mと雌型の係止スリットの長さNを同じ長さ(M=N)にして突出係止片が係止スリットから抜けにくくすることが肝要である。
突出係止片の最大幅Mが係止スリットの長さNより長くなっても(M>N)構わない。
つぎにこのロック形状を用いたハンガーディスプレイカートンについて説明する(図2、図3参照)。
吊下げ板(11)、天面板(12)、正面板(13)、底面板(14)、背面板(15)がそれぞれ折り曲げ線を介して順次連設されている。
吊下げ板(11)の略中央には吊下げ孔(111)が穿設されている。
天面板(12)の左右端には折り曲げ線を介してそれぞれ舌片(121、122)が連
設されている。
正面板(13)の左右端には折り曲げ線を介して左側面板(131)と右側面板(132)がそれぞれ連設されている。左右の側面板の端縁には外方に向けて突出係止片(133、134)が形成されている。また、突出係止片(133、134)の突出基部の一方の端(A)と、もう一方の端(B)の二方よりそれぞれ内方に向けて適宜の長さの破断線(a、b)が平行に延設されている。
なお、突出係止片(133、134)は、左右の側面板に二つずつ左右対称に設けられている。
底面板(14)の左右端には折り曲げ線を介してそれぞれ舌片(141、142)が連設されている。
背面板(15)の左右端には折り曲げ線を介して左側面折り込み板(151)と右側面折り込み板(152)がそれぞれ連設されている。
背面板(15)と各左右の側面折り込み板(151、152)の境界をなす折り曲げ線上には、前記突出係止片(133、134)を係止するための係止用スリット(c、d)が穿設されている。
係止用スリット(c、d)の長さは、突出係止片(133、134)の最大幅とは同じ長さになるように穿設されている。
背面板(15)の下方には、吊下げ板(11)に穿設された吊下げ孔(111)に重なる背面吊下げ孔(153)が穿設されている。
正面板(13)の下端で底面板(14)との境界の略中央の折り曲げ線上に、折り曲げ線と重ねて適宜の長さの切り込み線(f)を設けておく。
そして、この切り込み線(f)の両端から正面板(13)の天面板(12)近傍に向けて、正面板(13)を区画するつなぎ付き引き裂き線(g)を設けておく。このような切り込み線(f)やつなぎ付き引き裂き線(g)を正面板(13)に設けておくことにより、内容物の取り出しが容易になる。
つぎに、このような構成からなるカートンブランク(10)を、ハンガーディスプレイカートン(100)に組み立てる手順の一例を説明する。
まず、カートンブランク(10)を正面板(13)と底面板(14)の境界の折り曲げ線に沿って二つに折り曲げ、吊下げ板(11)の裏面を背面板(15)の裏面に接着剤を介して貼合する。
正面板(13)を起こして左右端が開放された筒状体とし、該筒状体の左右端の各舌片(121、122、141、142)を折り曲げる。
ついで左右の側面折り込み板(151、152)を折り曲げた後、左右の側面板(131、132)を折り曲げ、左右の突出係止片(133、134)を該当する左右の係止用スリット(c、d)に挿入して、いたずら防止機能を有するハンガーディスプレイカートン(100)が組み上がる。なお、必要に応じて筒状体に起こした際、内容物を筒状体の中に挿入する。
内容物をハンガーディスプレイカートン(100)から取り出すには、正面板(13)に設けた切り込み線(f)に手などをかけ、つなぎ付き引き裂き線(g)に沿って正面板(13)を引き裂くことにより行う。
ハンガーディスプレイカートン(100)の側面にあたる左右の側面版に設けた突出係止片(133、134)を係止用スリット(c、d)から外して内容物を取り出そうとしても、外す際に破断線(a、b)で左右の側面板(131、132)が破れてしまいカートンを破壊することなく内容物を取り出すことは不可能である。
本発明のロック式いたずら防止カートンに使用する、(a)は雄型である突出ロック片の一実施例を示す、拡大説明図であり、(b)は雌型である係止スリットの一実施例を示す、拡大説明図である。 本発明のロック式いたずら防止カートンの一実施例を示す、斜視説明図である。 図2の展開説明図である。 従来のハンガーディスプレイカートンの一例を示す、斜視説明図である。 図4の展開説明図である。 従来のカートンの一例を示す、斜視説明図である。
符号の説明
1‥‥雄型、突出係止片
2‥‥雌型、係止スリット
3‥‥突出係止片の突出基部
10‥‥カートンブランク
11‥‥吊下げ板
12‥‥天面板
13‥‥正面板
14‥‥底面板
15‥‥背面板
100‥‥ハンガーディスプレイカートン
111‥‥吊下げ孔
121‥‥舌片
122‥‥舌片
131‥‥左側面板
132‥‥右側面板
133‥‥突出ロック片
134‥‥突出ロック片
141‥‥舌片
142‥‥舌片
151‥‥左側面折り込み板
152‥‥右側面折り込み板
153‥‥背面吊下げ孔
a‥‥破断線
b‥‥破断線
c‥‥係止用スリット
d‥‥係止用スリット
e‥‥折り曲げ線
f‥‥切り込み線
g‥‥つなぎ付き引き裂き線
51‥‥側面板
52‥‥背面板
53‥‥側面板
54‥‥正面板
55‥‥糊代片
511‥‥舌片
512‥‥舌片
521‥‥天面板
522‥‥差し込み片
523‥‥表底面板
531‥‥舌片
532‥‥舌片
541‥‥折り返し片
542‥‥裏底面版
543‥‥吊下げ孔
544‥‥吊下げ孔
616‥‥把手孔
618‥‥係止片

Claims (5)

  1. 吊下げ板、天面板、正面板、底面板、背面板がそれぞれ折り曲げ線を介して順次連設され、
    前記吊下げ板の略中央には吊下げ孔が穿設され、
    前記天面板の左右端には折り曲げ線を介してそれぞれ舌片が連設され、
    前記正面板の左右端には折り曲げ線を介して左側面板と右側面板がそれぞれ連設され、
    左右の側面板の端縁には外方に向けて突出係止片が形成され、該突出係止片の突出基部の両端から前記左右の側面板の内方に向けて二本の適宜の長さの切れ易い破断線が平行に延設されており、かつ、これら二本の破断線は互いに接続しておらず、しかも、これら突出係止片および二本の破断線は、左右の側面板に二つずつ左右対称に設けられており、
    前記底面板の左右端には折り曲げ線を介してそれぞれ舌片が連設され、
    前記背面板の左右端には折り曲げ線を介して左側面折り込み板と右側面折り込み板がそれぞれ連設され、
    前記背面板と各左右の側面折り込み板の境界をなす折り曲げ線上には、前記突出係止片を係止するための係止用スリットが穿設され、
    前記背面板の下方には前記吊下げ板に穿設された吊下げ孔に重なる背面吊下げ孔が穿設された構成からなるカートンブランクを、
    正面板と底面板の境界の折り曲げ線に沿って二つに折り曲げ、吊下げ板の裏面を背面板の裏面に接着剤を介して貼合し、
    正面板を起こして左右端が開放された筒状体とし、該筒状体の左右端の各舌片を折り曲げ、ついで左右の側面折り込み板を折り曲げた後、左右の側面板を折り曲げ、左右の突出係止片を該当する左右の係止用スリットに挿入したことを特徴とする、いたずら防止機能を有するハンガーディスプレイカートン。
  2. 前記突出係止片には、該突出係止片の突出基部の一方の端縁ともう一方の端縁を結ぶ折り曲げ線が形成されていることを特徴とする、請求項1記載のいたずら防止機能を有するハンガーディスプレイカートン。
  3. 前記正面板の下端で底面板の境界の略中央の折り曲げ線上には、折り曲げ線と重なる切り込み線が設けられ、この切り込み線の両端から正面板の天面板近傍に向けて、正面板を区画するつなぎ付き引き裂き線が設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のいたずら防止機能を有するハンガーディスプレイカートン。
  4. 前記突出係止片には、該突出係止片の突出基部の一方の端ともう一方の端を結ぶ折り曲げ線が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のいたずら防止機能を有するハンガーディスプレイカートン
  5. 前記突出係止片の最大幅と、前記係止用スリットの長さとは、同じ長さに設定してあることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のいたずら防止機能を有するハンガーディスプレイカートン
JP2005283928A 2005-09-29 2005-09-29 いたずら防止機能を有するハンガーディスプレイカートン Expired - Fee Related JP4830428B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005283928A JP4830428B2 (ja) 2005-09-29 2005-09-29 いたずら防止機能を有するハンガーディスプレイカートン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005283928A JP4830428B2 (ja) 2005-09-29 2005-09-29 いたずら防止機能を有するハンガーディスプレイカートン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007091282A JP2007091282A (ja) 2007-04-12
JP4830428B2 true JP4830428B2 (ja) 2011-12-07

Family

ID=37977454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005283928A Expired - Fee Related JP4830428B2 (ja) 2005-09-29 2005-09-29 いたずら防止機能を有するハンガーディスプレイカートン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4830428B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009208785A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Brother Ind Ltd 紙箱、及びインクカートリッジのパッケージ
JP5607377B2 (ja) * 2010-01-19 2014-10-15 菱江産業株式会社 包装用ケース
JP2011184102A (ja) * 2010-02-09 2011-09-22 Taihei Sansho:Kk 箱体
JP6058309B2 (ja) * 2012-07-26 2017-01-11 朝日印刷株式会社 包装用箱とその製造方法
JP6526388B2 (ja) * 2014-05-30 2019-06-05 ホーユー株式会社 表示板付き包装用箱及びその製造方法
CN107839939A (zh) * 2016-09-19 2018-03-27 洽兴包装工业(中国)有限公司 包装箱之封箱结构

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56118815A (en) * 1980-02-26 1981-09-18 Yasumitsu Takeuchi Hot melt bonding method of thermoplastic resin
JPH0672085B2 (ja) * 1985-01-11 1994-09-14 株式会社資生堂 メ−キヤツプ化粧料
JPH07112738A (ja) * 1993-10-18 1995-05-02 Eisai Co Ltd 包装箱
JPH11105852A (ja) * 1997-10-08 1999-04-20 Dainippon Printing Co Ltd 紙 箱
JPH11245940A (ja) * 1998-03-03 1999-09-14 Sony Corp 包装容器
JP4234853B2 (ja) * 1999-07-22 2009-03-04 朝日印刷株式会社 改ざん防止箱
JP2002240820A (ja) * 2001-02-16 2002-08-28 Harima Shiki Insatsu Kogyo Kk 吊り展示用の包装箱
JP2003072746A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Toppan Forms Co Ltd 開口部を有する収納体
JP3620027B2 (ja) * 2002-01-07 2005-02-16 タマヤ株式会社 包装容器
JP2003291946A (ja) * 2002-03-28 2003-10-15 Asahi Printing Co Ltd 抜き取り防止機能付き包装ケース
JP2005041535A (ja) * 2003-07-23 2005-02-17 Toppan Printing Co Ltd 吊下げ展示用の紙箱
JP2005145553A (ja) * 2003-11-20 2005-06-09 Toppan Printing Co Ltd ロック機能を有する包装箱
JP2005153983A (ja) * 2003-11-28 2005-06-16 Hayakawa Rubber Co Ltd 細長いゴム製品を梱包するケース

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007091282A (ja) 2007-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4830428B2 (ja) いたずら防止機能を有するハンガーディスプレイカートン
JP4606141B2 (ja) プラスチック箱
JP6132563B2 (ja) 包装用箱
JP2019081613A (ja) 確実な可聴式の封止手段を備える容器
JP4899426B2 (ja) 再封可能なカートン
JP3102811U (ja) 不正開封防止ケース
JP3699468B1 (ja) 不正開封防止機能付き箱体
JP2017007728A (ja) 包装箱
JP3112426U (ja) 包装容器
JP4921800B2 (ja) 不正開封防止箱
JP3177596U (ja) 包装箱
JP5056023B2 (ja) フリップトップ型カートン
JP2006312465A (ja) 差込ロック式包装箱
JP3094883U (ja) 包装用紙箱
JP4234853B2 (ja) 改ざん防止箱
JP2011140316A (ja) 包装容器
JP6526388B2 (ja) 表示板付き包装用箱及びその製造方法
JP2009161222A (ja) フリップトップ型カートン
JP5403591B2 (ja) 包装箱
JP7312592B2 (ja) 改ざん防止機能付き包装用箱
JP7254644B2 (ja) 改ざん防止機能付き包装用箱
JP7254641B2 (ja) 包装用箱
JP3224237U (ja) 再封機能付き包装箱
JP5206230B2 (ja) 不正開封防止機能付き組箱
JP3116102U (ja) 包装用箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110823

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4830428

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees