JP4830337B2 - 電動モータの制御装置及びその故障診断方法 - Google Patents

電動モータの制御装置及びその故障診断方法 Download PDF

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Description

本発明は、トランジスタ等のスイッチング素子を4個組み合わせて構成したブリッジ回路により電動モータを制御する制御装置の短絡、断線等を検出する構成とその故障診断方法に関するものである。
従来、直流モータの回転数を逆転も含めて自在に制御する制御回路として、4個のトランジスタをH字状に組み合わせたHブリッジ回路を備えた電動モータの制御装置が知られている(特許文献1など参照)。
このHブリッジ回路は、これを構成するトランジスタが短絡故障(オン状態)すると短絡電流が流れてしまうため、トランジスタの診断故障をおこなう必要がある。
特許文献1では、電動モータの制御装置のHブリッジ回路に大きな抵抗値をもつ基準電圧用抵抗体と電圧検出部とを設け、すべての電界効果トランジスタ(FET)が開成(オフ)したときの中間配線の電圧を基準電圧VSとして予め記憶させる。
そして、Hブリッジ回路の作動時にFETを開成した状態で中間配線の電圧VMと基準電圧VSとを比較することにより、FETの短絡を検出する。
また、4個のFETのうち1個のFETだけを順次閉成(オン)することによりFETの断線を検出する。
特開2002−272177号公報
前記した従来の電動モータの制御装置は、故障診断を実行している場合においては、電動モータは停止しているものと仮定している。
しかし、この制御装置が適用される電動パワーステアリング装置、電動パワーアシストシフト装置などにおいては、制御装置が診断している最中に、制御対象であるステアリングやシフトレバーが運転者によって操作されてしまう可能性がある。
このようにステアリング等が操作されると、外力によって電動モータが駆動されてしまい、これによって発生する逆起電力によって電動モータの端子の電圧が変化し、モータ断線、及びHブリッジ回路を構成するトランジスタの故障の診断が正確におこなわれないおそれがある。
そこで、本発明は、逆起電力が発生している状態であっても正確に故障診断をおこなうことができる電動モータの制御装置及びその故障診断方法を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明は、電動モータと、該電動モータを駆動するブリッジ回路とを備え、該ブリッジ回路は、電源側とアース側との間に直列に接続される第1,第2のスイッチング素子と、該第1,第2のスイッチング素子に対して並列に配置され電源側とアース側との間に直列に接続される第3,第4のスイッチング素子と、前記第1,第2のスイッチング素子間と第3,第4のスイッチング素子間とを前記電動モータを挟んでブリッジ状に接続する中間接続部と、前記第1乃至第4のスイッチング素子をオン,オフ制御する制御手段と、前記電動モータの両端の電圧を検出する2つの電圧検出手段とを有する電動モータの制御装置である。
そして、前記電動モータの両端に対しそれぞれ前記電源側とアース側に、前記4個のスイッチング素子の少なくとも1個がオフ状態になったときに前記中間接続部に基準電圧を与えるための抵抗体がそれぞれ設けられ、前記4個のスイッチング素子を個別にオンするか若しくは前記4個のスイッチング素子のすべてをオフにし、前記電圧検出手段によって検出される前記電動モータの両端の検出電圧によってスイッチング素子の故障の有無を判定する第一故障判定手段を有する電動モータの制御装置であることを特徴とする。
このように構成された本発明の電動モータの制御装置は、前記電動モータの両端に対しそれぞれ前記電源側とアース側に抵抗体がそれぞれ設けられているので、前記4個のスイッチング素子の少なくとも1個がオフ状態になったときにも前記中間接続部に基準電圧を与えることができる。
そして、電動モータの両端から検出される検出電圧によってスイッチング素子の故障の有無を判定する第一故障判定手段を有しているため、故障診断中に電動モータに逆起電力が発生している状態であっても正確にスイッチング素子の故障診断をおこなうことができる。
以下、本発明の最良の実施の形態について図面を参照して説明する。
ここでは、図2に示すように車両の舵取りをおこなう電動パワーステアリング装置に、本実施の形態の電動モータの制御装置を適用した場合について詳細に説明する。
この電動パワーステアリング装置は、運転者が舵取操作するハンドル9と、ハンドル9に追従して回転する操舵軸10と、操舵軸10の回転方向と回転力を検出してコントロールユニット8にトルク信号を出力するトルクセンサ11と、このトルク信号を受けたコントロールユニット8によって制御される電動モータ1と、電動モータ1と操舵軸10との間に介在させる減速ギア12と、コントロールユニット8に接続される警告灯13、バッテリ等の電源3などによって主に構成される。
そして、運転者がハンドル9を操舵すると、トルクセンサ11で検出されたトルク信号に応じて電動モータ1が駆動し、操舵軸10に回転トルクを付加して運転者の操舵力を補助する。
このコントロールユニット8には、図1に示すような回路構成の電動モータの制御装置が組み込まれており、この制御装置に異常が発生した場合に警告灯13が点灯する。
図1に示した回路構成では、電源3に接続される定電源回路3aは、制御手段としてのMPU6に接続され、このMPU6には4個のスイッチング素子としてのトランジスタTr1〜Tr4がH字状に組み合わされたブリッジ回路2が接続されていて、MPU6によってトランジスタTr1〜Tr4のオン(閉成),オフ(開成)制御がおこなわれる。
このブリッジ回路2は、電源3側と車体などからなるアース4側との間に直列に接続される第1,第2トランジスタTr1,Tr2と、第1,第2トランジスタTr1,Tr2に対して並列に配置され電源3側とアース4側との間に直列に接続される第3,第4トランジスタTr3,Tr4と、第1,第2トランジスタTr1,Tr2間と第3,第4トランジスタTr3,Tr4間とを電動モータ1を挟んでブリッジ状に接続する中間接続部5とによって主に構成されている。なお、第1〜第4トランジスタTr1〜Tr4には、ダイオードD1〜D4がそれぞれ接続されている。
そして、MPU6は運転者の操舵方向、操舵力に応じて、第1,第4トランジスタTr1,Tr4あるいは第3,第2トランジスタTr3,Tr2のいずれか1組のトランジスタをオンにして、電動モータ1に要求されている方向の電流を流す。
さらに、この電動モータ1の両端には電圧検出点a,bが設定され、これらの点での検出電圧Va,Vbは、電圧検出手段としての電圧検出部7A,7Bによって検出される。
ここで、4個のトランジスタTr1〜Tr4をH字状に組み合わせただけでは、トランジスタTr1〜Tr4の少なくとも1個がオフ状態になったときに中間接続部5に基準電圧を与えることができない場合が生じるため、電動モータ1の両端に対しそれぞれ電源3側とアース4側に抵抗体R1〜R4がそれぞれ設けられる。
すなわち、この抵抗体R1,R2と抵抗体R3,R4は、電源3側とアース4側との間に直列に接続されると共に、第1,第2トランジスタTr1,Tr2、第3,第4トランジスタTr3,Tr4に対して並列に配置される。
そして、抵抗体R1,R2間は、中間接続部5の電圧検出点aと電動モータ1との間に交差して接続され、第2トランジスタTr2と抵抗体R2の電源3側も連絡部71で連絡される。
さらに、抵抗体R3,R4間は、電動モータ1の一方端側の中間接続部5の電圧検出点bと電圧検出部7Bとの間に交差して接続され、第4トランジスタTr4と抵抗体R4の電源3側も連絡部72で連絡される。
次に、図3,4を参照しながら、第1〜第4トランジスタTr1〜Tr4のいずれか1個のトランジスタをオンしたときに電圧検出点a,bで検出される検出電圧Va,Vbについての説明をおこなう。ここで、電源3によって印加される電圧は12V、抵抗体は電動モータ1の内部抵抗値や第1〜第4トランジスタTr1〜Tr4をオンしたときの内部抵抗値(例えば数mΩ程度)に対して充分に大きな値であるR1=20kΩ、R2=10kΩ、R3=10kΩ、R4=20kΩとする。
図3(a)は、第1トランジスタTr1のみをオンした場合に検出される検出電圧Va,Vbによって判定できる状態を示したものである。
第1トランジスタTr1のみがオン(閉成)した場合、第1トランジスタTr1が正常であれば電源3側と中間接続部5とが第1トランジスタTr1によって短絡された状態となり、電圧検出点aの検出電圧Vaは抵抗R2に印加される電圧とほぼ等しくなる。
例えば、電圧検出点a,bの検出電圧Va,Vbが12-δ(以下、δは判断の許容範囲を示す定数)Vより大きければ、第1トランジスタTr1は正常であると判定される。また、電圧検出点aの検出電圧Vaが12-δ以下であれば、第1トランジスタTr1は故障していると判定され、電圧検出点bの検出電圧Vbが12-δ以下であれば、電圧検出点bから電動モータ1を通って抵抗R2に電流が流れるのではなく、抵抗R3を通った電流が抵抗R4に流れていると判断できるので、電動モータ1や中間接続部5が断線しているか又は逆起電力が発生しているかいずれかであると判定される。
この逆起電力は、運転者がハンドル9を操作することによって電動モータ1が駆動されて発生するものであり、図3(a)では逆起電力の方向を矢印Rvで示している。
また、図3(b)は、第3トランジスタTr3のみをオンした場合に検出される検出電圧Va,Vbによって判定できる状態を示したものである。
第3トランジスタTr3のみがオン(閉成)した場合、第3トランジスタTr3が正常であれば電源3側と中間接続部5とが第3トランジスタTr3によって短絡された状態となり、電圧検出点bの検出電圧Vbは抵抗R4に印加される電圧とほぼ等しくなる。
例えば、電圧検出点a,bの検出電圧Va,Vbが12-δより大きければ、第3トランジスタTr3は正常であると判定される。また、電圧検出点bの検出電圧Vbが12-δ以下であれば、第3トランジスタTr3は故障していると判定され、電圧検出点aの検出電圧Vaが12-δ以下であれば、電圧検出点aを流れる電流は電動モータ1を通って流れるのではなく、抵抗R1を通って抵抗R2に電流が流れていると判断できるので、電動モータ1等が断線しているか若しくは逆起電力が発生しているかいずれかであると判定される。
さらに、図4(a)は、第2トランジスタTr2のみをオンした場合に検出される検出電圧Va,Vbによって判定できる状態を示したものである。
第2トランジスタTr2のみがオン(閉成)した場合、第2トランジスタTr2が正常であれば中間接続部5とアース4側とが第2トランジスタTr2によって短絡された状態となり、電圧検出点aの検出電圧Vaはアース4側の電圧とほぼ等しくなる。
例えば、電圧検出点a,bの検出電圧Va,Vbがδ以下であれば、第2トランジスタTr2は正常であると判定される。また、電圧検出点aの検出電圧Vaがδより大きければ、第2トランジスタTr2は故障していると判定され、電圧検出点bの検出電圧Vbがδより大きければ、電圧検出点bから電動モータ1を通って第2トランジスタTr2に電流が流れるのではなく抵抗R4に電流が流れていると判断できるので、電動モータ1等が断線しているか若しくは逆起電力が発生しているかいずれかであると判定される。
そして、図4(b)は、第4トランジスタTr4のみをオンした場合に検出される検出電圧Va,Vbによって判定できる状態を示したものである。
第4トランジスタTr4のみがオン(閉成)した場合、第4トランジスタTr4が正常であれば中間接続部5とアース4側とが第4トランジスタTr4によって短絡された状態となり、電圧検出点bの検出電圧Vbはアース4側の電圧とほぼ等しくなる。
例えば、電圧検出点a,bの検出電圧Va,Vbがδ以下であれば、第4トランジスタTr4は正常であると判定される。また、電圧検出点bの検出電圧がδより大きければ、第4トランジスタTr4は故障していると判定され、電圧検出点aの検出電圧Vaがδより大きければ、電圧検出点aから電動モータ1を通って第4トランジスタTr4に電流が流れるのではなく、抵抗R1を通った電流が抵抗R2に電流が流れていると判断できるので、電動モータ1等が断線しているか若しくは逆起電力が発生しているかいずれかであると判定される。
次に、本実施の形態の電動モータの制御装置の故障診断方法について、図5及び図6のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ステップS1で異常電圧の継続時間を判定するタイマーTとモータ断線(あるいは中間接続部5の断線)の有無を判定するためのフラグの値をリセット(=0)する。
そして、第1トランジスタTr1のみをオン(S2)にして、第一電圧としての検出電圧Va,Vbを計測し(S3)、検出電圧Vaと12−δを比較する(S4)。
ここで、検出電圧Vaが12−δ以下の場合は、タイマーTに1を加算して(S5)、Tが所定時間T1を超えていないかを判定し(S6)、所定時間T1を超えていれば第1トランジスタTr1が故障していると判定する(S7)。
また、ステップS4で検出電圧Vaが12−δを超えている場合は、タイマーTをリセットして(S8)、検出電圧Vbと12−δを比較する(S9)。
ここで、検出電圧Vbが12−δを超えている場合は、タイマーTに1を加算して(S10)、Tが所定時間T1を超えていないかを判定し(S11)、所定時間T1を超えていればフラグの値を1として処理を続ける(S12)。
また、ステップS9で検出電圧Vaが12−δ以下の場合あるいはステップS12でフラグを立てた場合は、タイマーTをリセットし(S13)、第1トランジスタTr1をオフにすると共に第3トランジスタTr3をオンにする(S14)。
そして、第二電圧としての検出電圧Va,Vbを計測し(S15)、検出電圧Vbと12−δを比較する(S16)。ここで、検出電圧Vbが12−δ以下の場合は、タイマーTに1を加算して(S17)、Tが所定時間T1を超えていないかを判定し(S18)、所定時間T1を超えていれば第3トランジスタTr3が故障していると判定する(S19)。
また、ステップS16で検出電圧Vbが12−δを超えている場合は、タイマーTをリセットして(S20)、検出電圧Vaと12−δを比較する(S21)。
ここで、検出電圧Vaが12−δ以下の場合は、タイマーTに1を加算して(S22)、Tが所定時間T1を超えていないかを判定し(S23)、所定時間T1を超えていればフラグの値が1であるか否かを判定し(S24)、フラグに既に1が立っていればモータ断線が発生していると判断する(S25)。
また、ステップS21で検出電圧Vaが12−δを超えている場合あるいはステップS24でフラグが0のままで立っていない場合は、そのまま処理を続ける。
次に図6に示した処理の流れを説明する。
図5に示した処理を終えた後に、再び異常電圧の継続時間を判定するタイマーTとモータ断線の有無を判定するためのフラグの値をリセット(=0)し(S26)、第3トランジスタTr3をオフにすると共に第2トランジスタTr2をオンにする(S27)。
そして、第一電圧としての検出電圧Va,Vbを計測し(S28)、検出電圧Vaとδを比較し(S29)、検出電圧Vaがδを超えている場合は、タイマーTに1を加算して(S30)、Tが所定時間T1を超えていないかを判定し(S31)、所定時間T1を超えていれば第2トランジスタTr2が故障していると判定する(S32)。
また、ステップS29で検出電圧Vaがδ以下の場合は、タイマーTをリセットして(S33)、検出電圧Vbとδを比較し(S34)、検出電圧Vbがδを超えている場合は、タイマーTに1を加算して(S35)、Tが所定時間T1を超えていないかを判定し(S36)、所定時間T1を超えていればフラグの値を1として処理を続ける(S37)。
また、ステップS34で検出電圧Vbがδ以下の場合あるいはステップS37でフラグを立てた場合は、タイマーTをリセットし(S38)、第2トランジスタTr2をオフにすると共に第4トランジスタTr4をオンにする(S39)。
そして、第二電圧としての検出電圧Va,Vbを計測し(S40)、検出電圧Vbとδを比較し(S41)、検出電圧Vbがδを超えている場合は、タイマーTに1を加算して(S42)、Tが所定時間T1を超えていないかを判定し(S43)、所定時間T1を超えていれば第4トランジスタTr4が故障していると判定する(S44)。
また、ステップS41で検出電圧Vbがδ以下の場合は、タイマーTをリセットして(S45)、検出電圧Vaとδを比較し(S46)、検出電圧Vaがδを超えている場合は、タイマーTに1を加算して(S47)、Tが所定時間T1を超えていないかを判定し(S48)、所定時間T1を超えていればフラグの値が1であるか否かを判定し(S49)、フラグに既に1が立っていればモータ断線が発生していると判断する(S50)。
このように、4個のトランジスタTr1〜Tr4を個別にオンにし、その時々で電圧検出点a,bの検出電圧Va,Vbを検出することで、第1〜第4トランジスタTr1〜Tr4のいずれかの故障の有無を第一故障判定手段で判定できる上に、複数のトランジスタの診断結果に基づいて第二故障判定手段によって電動モータ1や中間接続部5が断線しているか否かを判断するため、逆起電力が生じている場合であっても正確に判定をおこなうことができる。
以下、前記した実施の形態の実施例について図面を参照して説明する。
図7は、この実施例の回路構成を示した図であって、この回路ではブリッジ回路2への電源の供給を制御する電流遮断手段としての電源リレー27がブリッジ回路2と電源3との間に設けられている。
また、制御手段としてのMPU26には、昇圧回路29を介して第1,第3トランジスタTr1,Tr3が接続されており、電源リレー27はコイル28を介してMPU26に接続される。
次に、図8を参照しながら、第1〜第4トランジスタTr1〜Tr4のすべてのスイッチをオフ(開成)したときに、電圧検出点a,bで検出される第三電圧としての検出電圧Va,Vbについての説明をおこなう。ここで、電源3によって印加される電圧は12V、抵抗体はR1=20kΩ、R2=10kΩ、R3=10kΩ、R4=20kΩとする。
このように第1〜第4トランジスタTr1〜Tr4のすべてをオフにした場合、いずれのトランジスタTr1〜Tr4にも故障がなく、電動モータ1及び中間接続部5も断線していなければ、供給された電流は抵抗体R3、中間接続部5、電動モータ1、抵抗体R2を通ってアース4側に流れることになる。
ここで、抵抗体R3と抵抗体R2の抵抗値は大きさが等しいので、電圧検出点a,bで検出される検出電圧Va,Vbは6V程度となり、検出電圧Va,Vbが6+ε〜6-ε(以下、εは判断の許容範囲を示す定数)Vの範囲内であれば第1〜第4トランジスタTr1〜Tr4及び電動モータ1は正常であると判断できる。
また、第1トランジスタTr1が故障して短絡すると、検出電圧Vaは12V近くまで上昇することになるので、この場合は第1トランジスタTr1が故障していると判定し、第2トランジスタTr2が故障して短絡すると、検出電圧Vaは0V近くまで下降することになるので、この場合は第2トランジスタTr2が故障していると判定する。
さらに、第3トランジスタTr3が故障して短絡すると、検出電圧Vbは12V近くまで上昇することになるので、この場合は第3トランジスタTr3が故障していると判定し、第4トランジスタTr4が故障して短絡すると、検出電圧Vbは0V近くまで下降することになるので、この場合は第4トランジスタTr4が故障していると判定する。
そして、検出電圧Vaが6-ε>Va≧δ、あるいは検出電圧Vbが6+ε<Vb≦12-δのときは、電動モータ1あるいは中間接続部5が断線していると判定する。
次に、本実施例の電動モータの制御装置の故障診断方法について、図9のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ステップS101で異常電圧の継続時間を判定するタイマーTをリセット(=0)し、電源リレー27をオフ(電流を遮断)にし(S102)、第1〜第4トランジスタTr1〜Tr4のすべてをオフ(S103)にした後に、検出電圧Va,Vbを計測し(S104)、検出電圧Vaとδを比較する(S105)。
ここで、検出電圧Vaがδを超えている場合は、検出電圧Vbとδを比較し(S106)、検出電圧Vbがδ以下の場合は第1トランジスタTr1が短絡故障してオン状態にあると判断すると共に第3トランジスタTr3をオンにして(S107)、第1トランジスタTr1と電動モータ1と第3トランジスタTr3によって形成される閉回路とする。
そして、その閉回路の電動モータ1に回生電流を流すと共にタイマーTが所定時間T1を超えていないかを判定し(S108)、所定時間T1を超えているかあるいはステップS106で検出電圧Vbがδを超えている場合は、電源リレー27が故障していると判定する(S110)。
また、ステップS105で検出電圧Vaがδ以下の場合は、検出電圧Vbとδを比較し(S111)、検出電圧Vbがδより大きい場合は第3トランジスタTr3が短絡故障してオン状態にあると判断すると共に第1トランジスタTr1をオンにして(S112)、第1トランジスタTr1と電動モータ1と第3トランジスタTr3によって形成される閉回路とする。
そして、その閉回路の電動モータ1に回生電流を流すと共にタイマーTが所定時間T1を超えていないかを判定し(S113)、所定時間T1を超えている場合は電源リレー27が故障していると判定する(S115)。
以上のようにして第三故障判定手段によって電源リレー27の故障診断をおこなった後に、電源リレー27をオンにして(S116)、検出電圧Vaと12-δを比較する(S117)。
ここで、検出電圧Vaが12−δを超えている場合は、検出電圧Vbと逆起電力の閾値θ1(図8参照)を比較して(S118)、検出電圧Vbがθ1より小さければ逆起電力によってVaが大きくなっているのではないと判断し、第1トランジスタTr1が短絡故障していると判定する(S119)。
また、ステップS117で検出電圧Vaが12−δ以下となった場合は、検出電圧Vbと12-δを比較し(S120)、検出電圧Vbが12−δを超えている場合は、さらに検出電圧Vaと逆起電力の閾値θ1を比較して(S121)、検出電圧Vaがθ1より小さければ逆起電力の影響はなく第3トランジスタTr3が短絡故障していると判定する(S122)。
さらに、ステップS120で検出電圧Vbが12−δ以下となった場合は、検出電圧Vaとδを比較し(S123)、検出電圧Vaがδより小さい場合は、さらに検出電圧Vbと逆起電力の閾値θ2(図8参照)を比較して(S124)、検出電圧Vbがθ2より大きければ逆起電力の影響はないとして第2トランジスタTr2が短絡故障していると判定する(S125)。
そして、ステップS123で検出電圧Vaがδ以上となった場合は、検出電圧Vbとδを比較し(S126)、検出電圧Vbがδより小さい場合は、さらに検出電圧Vaと逆起電力の閾値θ2を比較して(S127)、検出電圧Vaがθ2より大きければ逆起電力の影響はないとして第4トランジスタTr4が短絡故障していると判定する(S128)。
このように4個のトランジスタTr1〜Tr4のすべてをオフにした状態で電源リレー27をオフにして電圧検出点a,bの検出電圧Va,Vbを検出し、第1または第3トランジスタTr1,Tr3がオン状態にあると判定された場合はオン状態にない第3または第1トランジスタTr3,Tr1をオンにすることで閉回路を形成して電動モータ1に回生電流を流し、第三故障判定手段によって電源リレー27の短絡故障の有無を判定することができる。
また、4個のトランジスタTr1〜Tr4のすべてをオフにした状態で電源リレー27をオンにして電圧検出点a,bの検出電圧Va,Vbを検出することで、第一故障判定手段で第1〜第4トランジスタTr1〜Tr4のいずれかの故障の有無を逆起電力が生じている場合であっても正確に判定することができる。
以上、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、スイッチング素子としてバイポーラトランジスタを使用して説明したが、これに限定されるものではなく、電界効果トランジスタ(FET)など他のスイッチング素子を4個使用してブリッジ回路を構成することもできる。
本発明の実施の形態の電動モータの制御装置の回路構成を説明する回路構成図である。 本発明の実施の形態に適用される電動パワーステアリング装置を説明する概略構成図である。 (a)は第1トランジスタのみをオンしたときの電動モータの両端の検出電圧によって判定できる状態を示した図であり、(b)は第3トランジスタのみをオンしたときの電動モータの両端の検出電圧によって判定できる状態を示した図である。 (a)は第2トランジスタのみをオンしたときの電動モータの両端の検出電圧によって判定できる状態を示した図であり、(b)は第4トランジスタのみをオンしたときの電動モータの両端の検出電圧によって判定できる状態を示した図である。 本発明の実施の形態の電動モータの制御装置の故障診断方法を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態の電動モータの制御装置の故障診断方法を説明するフローチャートである。 実施例の電動モータの制御装置の回路構成を説明する回路構成図である。 すべてのトランジスタをオフしたときの電動モータの両端の検出電圧によって判定できる状態を示した図である。 実施例の電動モータの制御装置の故障診断方法を説明するフローチャートである。
符号の説明
Tr1〜Tr4 第1〜第4トランジスタ(スイッチング素子)
R1〜R4 抵抗体
1 電動モータ
2 ブリッジ回路
3 電源
4 アース
5 中間接続部
6 MPU(制御手段)
7A,7B 電圧検出部(電圧検出手段)
26 MPU(制御手段)
27 電源リレー(電流遮断手段)

Claims (5)

  1. 電動モータと、該電動モータを駆動するブリッジ回路とを備え、該ブリッジ回路は、電源側とアース側との間に直列に接続される第1,第2のスイッチング素子と、該第1,第2のスイッチング素子に対して並列に配置され電源側とアース側との間に直列に接続される第3,第4のスイッチング素子と、前記第1,第2のスイッチング素子間と第3,第4のスイッチング素子間とを前記電動モータを挟んでブリッジ状に接続する中間接続部と、前記第1乃至第4のスイッチング素子をオン,オフ制御する制御手段と、前記電動モータの両端の電圧を検出する2つの電圧検出手段とを有する電動モータの制御装置において、
    前記電動モータの両端に対しそれぞれ前記電源側とアース側に、前記4個のスイッチング素子の少なくとも1個がオフ状態になったときに前記中間接続部に基準電圧を与えるための抵抗体がそれぞれ設けられ、前記4個のスイッチング素子を個別にオンにし、前記電圧検出手段によって検出される前記電動モータの両端の検出電圧によってスイッチング素子の故障の有無を判定する第一故障判定手段と、
    前記4個のスイッチング素子のうち少なくとも2個のスイッチング素子をオンにしたときにそれぞれ検出された前記電動モータの両端の検出電圧によって、前記中間接続部及び前記電動モータの断線の有無を判定する第二故障判定手段とを有することを特徴とする電動モータの制御装置。
  2. 電動モータと、該電動モータを駆動するブリッジ回路とを備え、該ブリッジ回路は、電源側とアース側との間に直列に接続される第1,第2のスイッチング素子と、該第1,第2のスイッチング素子に対して並列に配置され電源側とアース側との間に直列に接続される第3,第4のスイッチング素子と、前記第1,第2のスイッチング素子間と第3,第4のスイッチング素子間とを前記電動モータを挟んでブリッジ状に接続する中間接続部と、前記第1乃至第4のスイッチング素子をオン,オフ制御する制御手段と、前記電動モータの両端の電圧を検出する2つの電圧検出手段とを有する電動モータの制御装置において、
    前記電動モータの両端に対しそれぞれ前記電源側とアース側に、前記4個のスイッチング素子の少なくとも1個がオフ状態になったときに前記中間接続部に基準電圧を与えるための抵抗体がそれぞれ設けられ、前記4個のスイッチング素子のすべてをオフにし、前記電圧検出手段によって検出される前記電動モータの両端の検出電圧によってスイッチング素子の故障の有無を判定する第一故障判定手段と、
    前記ブリッジ回路と前記電源との間に電流遮断手段が設けられ、前記電流遮断手段によって前記ブリッジ回路への電流の供給が遮断されると共に、前記4個のスイッチング素子のすべてをオフにしたときに、前記電圧検出手段によって検出される前記電動モータの両端の検出電圧によって前記第1または第3のスイッチング素子がオン状態であると判定された場合に、オン状態でない第3または第1のスイッチング素子をオンにすることによって、前記ブリッジ回路を閉回路として前記電動モータに回生電流を流して前記電流遮断手段の故障の有無を判定する第三故障判定手段を有することを特徴とする電動モータの制御装置。
  3. 前記電動モータの両端の検出電圧によって、前記中間接続部及び前記電動モータの断線の有無を判定する第二故障判定手段を備えていることを特徴とする請求項に記載の電動モータの制御装置。
  4. 電動モータと、該電動モータを駆動するブリッジ回路とを備え、該ブリッジ回路は、電源側とアース側との間に直列に接続される第1,第2のスイッチング素子と、該第1,第2のスイッチング素子に対して並列に配置され電源側とアース側との間に直列に接続される第3,第4のスイッチング素子と、前記第1,第2のスイッチング素子間と第3,第4のスイッチング素子間とを前記電動モータを挟んでブリッジ状に接続する中間接続部と、前記第1乃至第4のスイッチング素子をオン,オフ制御する制御手段と、前記電動モータの両端の電圧を検出する2つの電圧検出手段と、前記電動モータの両端に対しそれぞれ前記電源側とアース側に、前記4個のスイッチング素子の少なくとも1個がオフ状態になったときに前記中間接続部に基準電圧を与えるためにそれぞれ設けられる抵抗体とを有する電動モータの制御装置の故障診断方法において、
    前記4個のスイッチング素子を1つずつオンにし、前記電圧検出手段によって検出される前記電動モータの両端の第一電圧を検出することによってスイッチング素子の故障を判定するステップと、前記4個のスイッチング素子のうち少なくとも2個のスイッチング素子をオンにし、前記電動モータの両端の第二電圧を検出し、前記第一電圧と第二電圧とによって前記中間接続部及び電動モータの断線を判定するステップとを有することを特徴とする電動モータの制御装置の故障診断方法。
  5. 電動モータと、該電動モータを駆動するブリッジ回路とを備え、該ブリッジ回路は、電源側とアース側との間に直列に接続される第1,第2のスイッチング素子と、該第1,第2のスイッチング素子に対して並列に配置され電源側とアース側との間に直列に接続される第3,第4のスイッチング素子と、前記第1,第2のスイッチング素子間と第3,第4のスイッチング素子間とを前記電動モータを挟んでブリッジ状に接続する中間接続部と、前記第1乃至第4のスイッチング素子をオン,オフ制御する制御手段と、前記電動モータの両端の電圧を検出する2つの電圧検出手段と、前記電動モータの両端に対しそれぞれ前記電源側とアース側に、前記4個のスイッチング素子の少なくとも1個がオフ状態になったときに前記中間接続部に基準電圧を与えるためにそれぞれ設けられる抵抗体と、前記ブリッジ回路と前記電源との間に設けられる電流遮断手段とを有する電動モータの制御装置の故障診断方法において、
    前記電流遮断手段によって前記ブリッジ回路への電流の供給が遮断されると共に、前記4個のスイッチング素子のすべてをオフにし、前記電圧検出手段によって検出される前記電動モータの両端の第三電圧を検出することによってスイッチング素子の故障を判定するステップと、前記第三電圧によって前記中間接続部及び電動モータの断線を判定するステップと、前記電圧検出手段によって検出される前記電動モータの両端の検出電圧によって前記第1または第3のスイッチング素子がオン状態であると判定された場合に、オン状態でない第3または第1のスイッチング素子をオンにすることによって、前記ブリッジ回路を閉回路として前記電動モータに回生電流を流して前記電流遮断手段の故障の有無を判定するステップとを有することを特徴とする電動モータの制御装置の故障診断方法。
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