JP4827307B2 - 空気調和装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和装置に係り、特に、排熱を利用する空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
発熱を伴う様々な装置や機器、設備などの排熱を利用して冷房、暖房、そして冷暖房などを行う空気調和装置が考えられている。このような空気調和装置として本願の発明者らは、少なくとも冷房を行う空気調和装置では、排熱を回収して加熱された熱媒により駆動される熱媒駆動型の吸収式冷凍機を含み、吸収式冷凍機で冷却された冷媒を室内機に供給して冷房を行うことを考えている。また、少なくとも暖房を行う空気調和装置では、排熱を回収して加熱された熱媒を室内機に供給して暖房を行うことを考えている。さらに、これらの排熱を利用して冷房や暖房を行う空気調和装置では、冷房や暖房を行うのに排熱源からの排熱の熱量が不足している場合、その不足した熱量を補うためにバーナーの燃焼やヒータの熱などによって熱媒を加熱するための補助加熱器を設け、このような補助加熱器の駆動を熱媒の温度に応じて制御することにより、熱媒が常に十分な熱量を有した状態になるように熱媒の温度を所定の範囲に保つことを考ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、冷房運転時において、排熱の熱量が熱媒の温度を所定の範囲に保てない程度のものであっても、室内機の冷房負荷が少ないときなどは、その排熱の熱量だけで吸収式冷凍機が十分に冷媒を冷却でき、十分な冷房状態を得られる場合がある。このような場合、熱媒の温度に応じて補助加熱器の駆動を制御し熱媒の温度を所定の範囲に保つ空気調和装置では、冷房負荷に関係なく、補助加熱器で熱媒を不必要に加熱してエネルギーを消費することになる。したがって、排熱を利用する空気調和装置であるにもかかわらず省エネルギー性が低下してしまうことになる。
【0004】
本発明の課題は、空気調和装置の省エネルギー性を向上することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の空気調和装置は、熱媒に排熱を回収する排熱回収器と、排熱回収器からの熱媒が通流する熱媒流路と、この熱媒流路に設けられて熱媒を加熱する補助加熱器と、熱媒流路が連結されて熱媒の熱により駆動する吸収式冷凍機と、この吸収式冷凍機からの冷媒が通流する冷媒流路と、この冷媒流路により前記冷媒が供給される室内機と、熱媒流路を通流する熱媒の温度を検出する熱媒温度検出手段と、冷媒流路を通流する冷媒の温度を検出する冷媒温度検出手段と、補助加熱器の駆動を制御する制御部とを備え、この制御部は、冷房運転の起動時、熱媒温度検出手段で検出した熱媒の温度に応じて補助加熱器の駆動を制御し、冷媒温度検出手段で検出した冷媒の温度が第1の設定温度以下になると起動完了と判断し、冷房運転時、熱媒に回収される排熱がない場合は、冷媒温度検出手段で検出した冷媒の温度が第1の設定温度よりも高い第2の設定温度以上で補助加熱器を駆動し、熱媒に回収される排熱がある場合は、冷媒温度検出手段で検出した冷媒の温度が第2の設定温度よりも高い第3の設定温度以上で補助加熱器を駆動するように冷媒温度検出手段で検出した冷媒の温度に応じて補助加熱器の駆動を制御する構成とすることにより上記課題を解決する。
【0006】
このような構成とすれば、補助加熱器の駆動が冷媒の温度に応じて制御されるため、熱媒の温度に関係なく排熱の熱量が吸収式冷凍機での冷媒の冷却に十分な量であるとき、すなわち吸収式冷凍機で冷却された冷媒の温度が冷房負荷に対して十分な冷房を行える温度であるときには補助加熱器の駆動が行われない。さらに、空気調和装置の起動時は、吸収式冷凍機内の吸収液を循環させて、吸収式冷凍機の再生器内などの温度を昇温し、できるだけ早く冷媒を十分に冷却できる状態、つまり定常運転状態に移行できるようにする必要がある。このため、起動時は、補助加熱器の駆動を熱媒の温度に応じて制御し、冷媒の温度が、所定の温度に達したら起動終了と判定することにより、起動から定常運転に移行するまでの立ち上がり時間が増大するのを抑制している。このように、熱媒の温度に関係なく冷媒の温度が冷房を行うのに十分な温度であるときには補助加熱器が駆動されないため、省エネルギー性を向上できる。
【0007】
ところで、冷房運転時に冷媒の温度に応じて補助加熱器の駆動を制御する場合であっても、例えば冷房負荷が少ない場合や冷房負荷が間欠的に発生するときなどに排熱源からの排熱量が増減を繰り返して変動すると、補助加熱器の駆動や発熱量の切り替えなどを行うために予め設定された温度付近で冷媒の温度が数十秒から数分といった短い時間で変動することがある。このような場合、冷媒の温度が一時的に設定された温度以上に上昇し、またすぐに設定された温度よりも低い温度に低下することになるため、補助加熱器が駆動してすぐに停止したり、補助加熱器の発熱量を増大してすぐに低減するような動作が生じる。このように、排熱を回収して熱媒を加熱しているときに冷媒の温度に応じて補助加熱器の駆動を制御する場合、補助加熱器を駆動したり、補助加熱器の発熱量を増大しなくても、冷媒の温度が低下する状態にあるにもかかわらず、補助加熱器を駆動したり、補助加熱器の発熱量を増大させてしまうことにより、省エネルギー性が低下してしまう。
【0008】
これに対して、制御部は、冷媒温度検出手段で検出した冷媒の温度に応じて補助加熱器の駆動を制御し、熱媒が排熱により加熱されている状態では、冷媒温度検出手段で検出した冷媒の温度が所定温度以上になり、かつこの所定温度以上の状態が所定時間続いたときに補助加熱器を駆動するか、または補助加熱器の発熱量を増大させる構成とする。
【0009】
このような構成とすれば、冷媒の温度が所定温度以上になってもすぐに補助加熱器の駆動、または発熱量の切り替えを行わず、所定温度以上になってから所定時間以上経過してから補助加熱器を駆動するかまたは発熱量の切り替えを行う。したがって、所定時間内に冷媒の温度が所定温度よりも低くなった場合には、補助加熱器の駆動や発熱量の切り替えは行われないため、補助加熱器でのエネルギー消費を低減でき、空気調和装置の省エネルギー性をさらに向上できる。
【0010】
また、暖房運転において、排熱を回収した熱媒を室内機に通流させて暖房を行う場合でも、例えば暖房負荷が少ない場合や暖房負荷が間欠的に発生するときなどに排熱源からの排熱量が増減を繰り返して変動すると、補助加熱器の駆動や発熱量の切り替えなどを行うために予め設定された温度付近で熱媒の温度が変動することがある。このときも冷房運転時と同様に、熱媒の温度が一時的に設定された温度以下に低下し、またすぐに設定された温度よりも高い温度に上昇すると、補助加熱器が駆動してすぐに停止したり、発熱量を増大してすぐに発熱量を低減するような動作が生じる。このように、排熱を回収して熱媒を加熱しているときに暖房運転で熱媒の温度に応じて補助加熱器の駆動を制御する場合、補助加熱器を駆動したり、補助加熱器の発熱量を増大しなくてもなくても熱媒の温度が上昇する状態にあるにもかかわらず、補助加熱器を駆動したり、補助加熱器の発熱量を増大させてしまうことにより、省エネルギー性が低下してしまう。
【0011】
これに対して、熱媒に排熱を回収する排熱回収器と、排熱回収器からの熱媒が通流する熱媒流路と、この熱媒流路に設けられて熱媒を加熱する補助加熱器と、熱媒流路が連結されて熱媒が供給される室内機と、熱媒流路を通流する熱媒の温度を検出する熱媒温度検出手段と、補助加熱器の駆動を制御する制御部とを備え、この制御部は、熱媒温度検出手段で検出した熱媒の温度に応じて補助加熱器の駆動を制御し、熱媒が排熱により加熱されている状態では、熱媒温度検出手段で検出した熱媒の温度が所定温度以下の状態が所定時間続いたときに補助加熱器を駆動するか、または前記補助加熱器の発熱量を増大させてなる構成とする。
【0012】
このような構成とすれば、熱媒の温度が所定温度以上になってもすぐに補助加熱器の駆動や発熱量の切り替えを行わず、所定温度以下になってから所定時間以上経過してから補助加熱器を駆動するかまたは発熱量の切り替えを行う。したがって、所定時間以内に熱媒の温度が所定温度よりも高くなった場合には、補助加熱器の駆動や発熱量の切り替えを行なわないため、補助加熱器でのエネルギー消費を低減でき、空気調和装置の省エネルギー性を向上できる。
【0013】
さらに、熱媒に排熱を回収する排熱回収器と、排熱回収器からの熱媒が通流する熱媒流路と、この熱媒流路に設けられて熱媒を加熱する補助加熱器と、熱媒流路が連結されて熱媒の熱により駆動する吸収式冷凍機と、吸収式冷凍機からの冷媒が通流する冷媒流路と、この冷媒流路により冷媒が供給される室内機と、熱媒流路を通流する熱媒の温度を検出する熱媒温度検出手段と、冷媒流路を通流する冷媒の温度を検出する冷媒温度検出手段と、補助加熱器の駆動を制御する制御部とを備え、この制御部は、冷房運転起動時では、熱媒温度検出手段で検出した熱媒の温度に応じて補助加熱器の駆動を制御し、冷媒温度検出手段で検出した冷媒の温度が第1の温度以下になると起動完了と判断し、この起動完了後、冷媒温度検出手段で検出した前記冷媒の温度に応じて前記補助加熱器の駆動を制御し、熱媒が排熱により加熱されている状態では、冷媒温度検出手段で検出した前記冷媒の温度が第1の温度よりも高い第2の温度以上になり、かつこの第2の温度以上の状態が所定時間続いたときに補助加熱器を駆動するか、または補助加熱器の発熱量を増大させる構成とする。このような構成とすれば、立ち上がり時間を増大することなく省エネルギー性をより向上できるので好ましい。
【0014】
また、熱媒に排熱を回収する排熱回収器と、排熱回収器からの熱媒が通流する熱媒流路と、この熱媒流路に設けられて熱媒を加熱する補助加熱器と、熱媒流路が連結されて熱媒の熱により駆動する吸収式冷凍機と、吸収式冷凍機からの冷媒が通流する冷媒流路と、熱媒流路に設けられた弁と、この弁から分岐するバイパス流路と、冷媒流路またはバイパス流路により冷媒または熱媒が供給される室内機と、熱媒流路を通流する熱媒の温度を検出する熱媒温度検出手段と、冷媒流路を通流する冷媒の温度を検出する冷媒温度検出手段と、補助加熱器の駆動を制御する制御部とを備え、この制御部は、冷房運転では、冷媒温度検出手段で検出した冷媒の温度に応じて補助加熱器の駆動を制御し、熱媒が排熱により加熱されている状態で、冷媒温度検出手段で検出した冷媒の温度が第1の温度以上になり、かつこの第1の温度以上の状態が第1の時間続いたときに補助加熱器を駆動するか、または補助加熱器の発熱量を増大させ、暖房運転では、熱媒温度検出手段で検出した熱媒の温度に応じて補助加熱器の駆動を制御し、熱媒が排熱により加熱されている状態で、熱媒温度検出手段で検出した熱媒の温度が第1の温度よりも高い第2の温度以下になり、かつこの第2の温度以下の状態が第2の時間続いたときに補助加熱器を駆動するか、または補助加熱器の発熱量を増大させる構成とする。このような構成とすれば、冷暖房運転が可能な空気調和装置において、省エネルギー性を向上できるので好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明を適用してなる空気調和装置の第1の実施形態について図1乃至図3を参照して説明する。図1は、本発明を適用してなる空気調和装置の概略構成と動作を示す図である。図2は、吸収式冷凍機の概略構成と動作を示す図である。図3(a)は、排熱源からの排熱がない場合の補助加熱器の動作を示す図であり、(b)は、排熱源からの排熱がある場合の補助加熱器の動作を示す図である。なお、本実施形態では、冷房専用の空気調和装置を一例として説明する。
【0016】
本実施形態の空気調和装置1は、図1に示すように、排熱回収器3、熱媒管路5a、5b、補助加熱器である補助ボイラ7、吸収式冷凍機9、冷媒管路11a、11b、室内機13、熱媒温度センサ15、冷媒温度センサ17、そして制御部19などで構成されている。排熱回収器3は、熱媒、例えば水などが通流する管路などからなる熱交換部21を備え、例えばエンジンといった排熱源からの排熱を熱交換器21内の熱媒に回収する。熱媒管路5a、5bは、排熱回収器3と吸収式冷凍機9との間で熱媒を循環させるものであり、熱媒管路5aには、排熱回収器3の熱交換部21で排熱を回収して加熱された熱媒が通流し、熱媒管路5bには、吸収式冷凍機9で放熱した熱媒が通流する。
【0017】
熱媒管路5aには、補助ボイラ7が設けられている。熱媒管路5aの補助ボイラ7よりも熱媒の流れに対して下流側の部分には、補助ボイラ7から流出してくる熱媒の温度を検出する熱媒温度センサ15、そして熱媒を熱媒管路5a、5bに通流させるための熱媒ポンプ23が順次設けられている。熱媒管路5aの補助ボイラ7よりも熱媒の流れに対して上流側の部分で、排熱回収器3からの出口部分には、三方弁25が設けられており、三方弁25と熱媒管路5bの排熱回収器3への入口部分との間には、非熱回収管路27が設けられている。つまり、非熱回収管路27の一端は三方弁25に連結され、他端は、熱媒管路5bの排熱回収器3への入口部分に連通している。
【0018】
補助ボイラ7は、図示していないバーナを備えており、このバーナの燃焼により熱媒を加熱する。吸収式冷凍機9は、熱媒の熱で吸収液を加熱する再生器を有する熱媒駆動型の吸収式冷凍機であり、熱媒管路5a、5bは、吸収式冷凍機9の再生器内に設けられた熱媒の流路となる熱交換器29に連結されている。また、吸収式冷凍機9は、吸収式冷凍機9の凝縮器などで用いる冷却水が循環する図示していない冷却水管路や冷却塔などを備えている。冷媒管路11a、11bは、吸収式冷凍機9と室内機13との間で冷媒、例えば水を循環させるものであり、吸収式冷凍機9の蒸発機内に設けられた冷媒の流路となる熱交換器31に連結されている。冷媒管路11aには、吸収式冷凍機9で冷却された冷媒が通流し、冷媒管路11bには、室内機13で熱交換した冷媒が通流する。冷媒管路11aには、吸収式冷凍機9から流出してくる冷媒の温度を検出する冷媒温度センサ17、そして冷媒を冷媒管路11a、11bに通流させるための冷媒ポンプ33が順次設けられている。
【0019】
制御部19は、三方弁25、補助ボイラ7、熱媒温度センサ15、熱媒ポンプ23、吸収式冷凍機9の図示していない冷却水通流用のポンプや吸収液通流用のポンプ、冷媒温度センサ17、冷媒ポンプ33、そして室内機13の図示していない制御部などと配線35を介して電気的に接続されている。また、制御部19は、図示していない排熱源となるエンジンなどの制御部とも図示していない配線を介して電気的に接続されており、排熱源が駆動しているか否かの情報などを受けている。
【0020】
ここで、本実施形態の吸収式冷凍機9の構成について説明する。本実施形態の吸収式冷凍機9は、図2に示すように、再生器37、凝縮器39、蒸発器41、吸収器43などで構成されている。再生器37は、熱媒管路5a、5bに連結されて熱媒が通流する熱交換器29を内部に備えている。熱交換器29の上方には、熱交換器29に稀溶液を散布する散布部45が設けられており、散布部45には吸収器43で生成された稀溶液が通流する稀溶液管路47が連結されている。再生器37の底部には、再生器37の底部に溜まった濃溶液を吸収器43に導く濃溶液管路49が連結されている。また、再生器37は、再生器37で発生した蒸気が通流できるように凝縮器39と連通している。
【0021】
凝縮器39は、図示していない冷却塔で冷却された冷却水が通流する熱交換器51を内部に備えている。熱交換器51には、冷却水が熱交換器51と図示していない冷却塔との間を循環できるように冷却水管路53が連結されている。また、凝縮器39の底部には、凝縮器39の底部に溜まった冷媒液が通流する冷媒液管路55aの一端が連結されている。冷媒液管路55aの他端は、蒸発器41内に設けられた熱交換器31に冷媒液を散布する散布部57に連結されている。さらに、凝縮器39の底部には冷媒液管路55aと並列に、蒸発器41での冷媒液の散布量を調整するための冷媒液量調整用管路55bの一端が連結されており、冷媒液量調整用管路55bの他端は、冷媒液管路55aと共に蒸発器41内に設けられた散布部57に連結されている。冷媒液量調整用管路55bには、冷媒の流量を調整するための冷媒液量調整弁58が設けられている。蒸発器41内には、室内機13に冷房用の冷媒を送る冷媒管路11a、11bに連結された熱交換器31が設けられており、熱交換器31の上方に散布部57が設けられている。また、蒸発機41は、蒸発器41で発生した蒸気が通流できるように吸収器43と連通している。
【0022】
吸収器43は、図示していない冷却塔で冷却された冷却水が通流する熱交換器59を内部に備えている。吸収器43の熱交換器59には、冷却水が熱交換器59と図示していない冷却塔との間を循環できるように冷却水管路53が連結されている。吸収器43の熱交換器59の上方には、再生器37で生成された濃溶液を熱交換器59に散布する散布部61が設けられており、散布部61には濃溶液管路49が連結されている。また、吸収器43の底部には、吸収器43の底部に溜まった稀溶液が通流する稀溶液管路47のが連結されており、稀溶液管路47にはポンプ63が設けられ、稀溶液を再生器37の散布部45に送っている。また、凝縮器39の熱交換器51と吸収器43の熱交換器59とは、冷却水管路53に直列に設けられており、図示していない冷却塔で冷却された冷却水は、吸収器43の熱交換器59と凝縮器39の熱交換器51とを順次通流して循環する。稀溶液管路47に設けられたポンプ63と再生器37との間には、稀溶液管路47内の稀溶液と、濃溶液管路49内の濃溶液との間で熱交換をするための熱交換器65が設けられている。
【0023】
このような構成の本実施形態の空気調和装置1では、空調要求があり、冷房運転の開始が指示されると、制御部19は、冷房起動運転に入る。冷房起動運転では、熱媒及び冷水が、各々吸収式冷凍機9を通って熱媒管路5a、5b及び冷媒管路11a、11bを循環するように熱媒ポンプ23と冷媒ポンプ33を作動させると共に、吸収式冷凍機9のポンプ63、図示していない冷却塔の冷却ファンなどを作動させる。このとき、制御部19は、熱媒温度センサ15で検出した熱媒の温度に応じて補助ボイラ7の燃焼を制御する。すなわち、熱媒の温度が予め設定された温度Th1になるまで、熱媒は、排熱回収器3での排熱による加熱と、補助ボイラ7の燃焼による加熱とにより加熱される。熱媒の温度が温度Th1以上になると補助ボイラ7の燃焼を停止する。この間、制御部19は、冷媒温度センサ17により冷媒の温度も検出しており、吸収式冷凍機9で冷却された冷媒の温度が予め設定された温度Tc1になると冷房起動運転完了と判断し、冷房定常運転に移行する。なお、図1において実線の矢印は熱媒の通流方向を、破線の矢印は冷媒の通流方向を示している。
【0024】
冷房定常運転になると、制御部19は、冷媒温度センサ17で検出した冷媒の温度に応じて補助ボイラ7の燃焼を制御する。このとき、排熱源が停止しているなど、排熱がない場合には、図3(a)に示すように、冷媒の温度がTc2〜Tc5の範囲で補助ボイラ7の燃焼を制御する。このとき、Tc2<Tc3<Tc4<Tc5とする。制御部19は、冷房負荷の増大などにより、冷媒の温度が上昇し、冷媒温度センサ17で検出した冷媒の温度がTc4になると、補助ボイラ7の図示していないバーナをオンして低燃焼状態で燃焼を開始し、熱媒を加熱する。その後も冷媒の温度が上昇し、冷媒温度センサ17で検出した冷媒の温度がTc5になると、補助ボイラ7の燃焼状態を低燃焼から高燃焼に切り換え、発熱量を増大する。これにより、熱媒の温度が上昇して吸収式冷凍機9で冷媒が十分に冷却され、冷媒の温度が低下し、冷媒温度センサ17で検出した冷媒の温度がTc3になると、補助ボイラ7の燃焼状態を高燃焼から低燃焼に切り換え、発熱量を低減する。発熱量を低減しても冷媒の温度が低下し、冷媒温度センサ17で検出した冷媒の温度がTc2になると、補助ボイラ7の図示していないバーナをオフして燃焼を停止し、熱媒の加熱を停止する。
【0025】
排熱源が運転されており、排熱により熱媒が加熱できる場合には、図3(b)に示すように、冷媒の温度がTc3〜Tc7の範囲で補助ボイラ7の燃焼を制御する。このとき、Tc3<Tc5<Tc6<Tc7とする。また、Tc4<Tc5とする。制御部19は、冷房負荷の増大や排熱の熱量の変動などにより、冷媒の温度が上昇し、冷媒温度センサ17で検出した温度がTc5になると時間の計測を行い、冷媒温度センサ17で検出した冷媒の温度がTc5以上の状態が時間tm1の間続くと、つまり冷媒の温度がTc5以上になって時間tm1経過すると補助ボイラ7の図示していないバーナをオンして低燃焼状態で燃焼を開始し、熱媒を加熱する。または、冷媒の温度が上昇し続け、Tc6になると、Tc5になってからの時間に関係なく補助ボイラ7の図示していないバーナをオンして低燃焼状態で燃焼を開始し、熱媒を加熱する。言い換えれば、冷媒の温度がTc6になるか、冷媒の温度がTc5以上Tc6未満の状態が時間tm1続いたら補助ボイラ7の図示していないバーナをオンして低燃焼状態で燃焼を開始し、熱媒を加熱する。
【0026】
その後も冷媒の温度がTc5未満にならず、冷媒の温度がTc5以上の状態が時間tm2の間続くと、つまり冷媒の温度がTc5以上になって時間tm2(本実施形態ではtm1=tm2/2とする)経過すると補助ボイラ7を低燃焼から高燃焼に切り替え発熱量を増大する。または、冷媒の温度が上昇し続け、Tc7になると、Tc5になってからの時間に関係なくを低燃焼から高燃焼に切り替え発熱量を増大する。言い換えれば、冷媒の温度がTc7になるか、冷媒の温度がTc5以上Tc7未満の状態が時間tm2続いたら補助ボイラ7を低燃焼から高燃焼に切り替え発熱量を増大する。これにより、熱媒の温度が上昇して吸収式冷凍機9で冷媒が十分に冷却され、冷媒の温度が低下し、冷媒温度センサ17で検出した温度がTc3になると、補助ボイラ7の図示していないバーナをオフして燃焼を停止し、熱媒の加熱を停止する。なお、本実施形態では、Tc3=Tc1としている。
【0027】
なお、冷房定常運転では、制御部19は、冷媒の温度に応じて補助ボイラ7の動作を制御しているが、熱媒温度センサ15により熱媒の温度も検出している。そして、熱媒の温度が過熱温度Th2(Th1<Th2とする)になると、補助ボイラ7が燃焼を行っている場合には燃焼を停止すると共に、図1に示すように、三方弁25を切り替え、熱媒管路5aを通流する熱媒の一部を非熱回収管路27に通流させて熱媒への排熱の回収を止め、熱媒の過熱を防止している。
【0028】
また、熱媒の温度が過熱温度Th2になった場合、吸収式冷凍機9の再生器37内の温度が必要以上に高くなり、再生器37内の吸収液が過濃縮になることより、吸収液の成分が晶析し、吸収式冷凍機9の駆動に支障を与える場合がある。したがって、制御部19は、熱媒の温度が過熱温度Th2になった場合、図2に示すように、冷媒管路11aを通流する冷房に用いられる冷媒の温度や、蒸発機41内の温度などに関係なく、冷媒液量調整用管路55bの冷媒液量調整弁58を全開にし、凝縮器39の底部に溜まっている冷媒液を蒸発機41内に放出し、稀溶液管路47を介して再生器37に送られる稀溶液の濃度を低下させる。
【0029】
このように、本実施形態の空気調和装置1では、冷房定常運転時の補助ボイラ7の作動が冷媒温度センサ17で検出した冷媒の温度に応じて制御されるため、熱媒の温度に関係なく、冷媒の温度が冷房に十分な温度であるときには補助ボイラ7が作動しない。また、熱媒の温度に応じて補助ボイラ7の燃焼を制御する場合には、排熱を回収した熱媒が設定された温度よりも僅かに低いときには、その熱量が吸収式冷凍機9での冷媒の冷却に十分な量であっても、補助ボイラ7が駆動してしまうため、熱媒の温度がすぐに過熱温度よりも高くなり、三方弁25が切り替わって熱媒への排熱の回収が行われなくなることにより、排熱を有効に利用できなくなる場合もある。しかし、本実施形態の空気調和装置1では、補助ボイラ7の作動が冷媒温度センサ17で検出した冷媒の温度に応じて制御されるため、排熱の熱量が吸収式冷凍機9での冷媒の冷却に十分な量であり、冷媒が冷房に必要な温度に冷却されているときには補助ボイラ7が作動しないため、三方弁25が切り替わり難く、熱媒に排熱を回収し続けて排熱を有効に利用できる。したがって、熱媒の温度に関係なく、冷媒の温度が冷房を行うのに十分な温度であるときには、補助ボイラ7がエネルギーを消費せず、さらに、三方弁25が切り替わり難く、熱媒に排熱を回収し続けることができるため、省エネルギー性を向上できる。
【0030】
さらに、空気調和装置の冷房運転起動時は、排熱の熱量にかかわらず補助ボイラ7を最大出力で運転して、できるだけ早く吸収式冷凍機9が駆動できる温度に熱媒の温度を上昇させる必要がある。これに対して、本実施形態の空気調和装置1では、冷房運転起動時は、熱媒温度センサ15で検出した熱媒の温度に応じて補助ボイラ7での燃焼を制御するため、冷媒の温度に関係なく、熱媒の温度を吸収式冷凍機の駆動に十分な温度にきるだけ早く上昇させることができる。
【0031】
加えて、本実施形態の空気調和装置1では、排熱源からの排熱により熱媒が加熱されている場合には、冷媒の温度がTc5以上になって時間tm1経過すると補助ボイラ7の図示していないバーナをオンして低燃焼状態で燃焼を開始し、さらに、冷媒の温度がTc5以上になって時間tm2(tm1<tm2とする)経過すると補助ボイラ7を低燃焼から高燃焼に切り替え発熱量を増大している。したがって、例えば、冷房負荷が少ない場合や冷房負荷が間欠的に発生するときや、部分負荷により室内機13へ流入する冷媒の量を制御する弁が開閉を繰り返しているときなど、冷媒の温度が変動し易いときに排熱源からの排熱量が増減を繰り返して変動することによって冷媒の温度が総体的には低下するかまたは変化しない傾向にあるにもかかわらず一時的に冷媒の温度が上昇した場合でも、補助ボイラ7の燃焼を開始したり、補助ボイラ7の発熱量を増大させてしまうのを抑え、補助ボイラ7でのエネルギー消費を抑えることができるため、省エネルギー性を向上できる。
【0032】
さらに、本実施形態の空気調和装置1では、冷媒の温度がTc5以下の状態の継続時間に関係なく、冷媒の温度が、室内機13の十分な冷房能力を得られない温度に近い温度、つまり冷媒温度がTc7になると補助ボイラ7の発熱量を増大している。このため、冷媒の温度が、室内機13の十分な冷房能力を得られない温度にまで上昇するのを防ぐことができ、空気調和装置の快適性が損なわれないので好ましい。
【0033】
また、本実施形態の空気調和装置1では、吸収式冷凍機9が、熱媒の温度が過熱温度Th2以上になると、冷媒液量調整弁58を全開にし、再生器37に送られる希釈液の濃度を低下させ、再生器37内の濃縮液の過濃縮による晶析の発生などを抑えることができる。したがって、熱媒の過熱による吸収式冷凍機9の不具合が発生し難くなるため、空気調和装置の信頼性を向上できる。
【0034】
(第2の実施形態)
本発明を適用してなる空気調和装置の第2の実施形態について図4及び図5を参照して説明する。図4は、本発明を適用してなる空気調和装置の概略構成と動作を示す図である。図5は、(a)は、排熱源からの排熱がない場合の補助加熱器の動作を示す図であり、(b)は、排熱源からの排熱がある場合の補助加熱器の動作を示す図である。なお、本実施形態では、第1の実施形態と同一のものには同じ符号を付して説明を省略し、第1の実施形態と相違する構成及び特徴部などについて説明する。
【0035】
本実施形態の空気調和装置が第1の実施形態の空気調和装置と相違する点は、吸収式冷凍機を備えておらず、暖房用にのみ供されることにある。すなわち、本実施形態の空気調和装置67は、排熱回収器3、熱媒管路69a、69b、補助加熱器である補助ボイラ7、室内機13、熱媒温度センサ15、そして制御部19などで構成されている。熱媒管路69a、69bは、排熱回収器3と室内機13との間で熱媒を循環させるものであり、熱媒管路69aには、排熱回収器3で排熱を回収して加熱された熱媒が、熱媒管路69bには、室内機13で熱を放出した熱媒が通流する。加熱された熱媒が通流する熱媒管路69aには、排熱回収器3側から、補助ボイラ7、熱媒ポンプ23、熱媒温度センサ15が順次設けられている。
【0036】
制御部19は、三方弁25、補助ボイラ7、熱媒ポンプ23、熱媒温度センサ15、そして室内機13の図示していない制御部などと配線35を介して電気的に接続されている。また、制御部19は、図示していない排熱源となるエンジンなどの制御部とも図示していない配線を介して電気的に接続されており、排熱源が駆動しているか否かの情報などを受けている。
【0037】
このような構成の本実施形態の空気調和装置67では、空調要求があり、暖房運転の開始が指示されると、制御部19は、暖房運転に入る。暖房運転では、熱媒が、熱媒管路69a、69bを循環するように熱媒ポンプ23を作動させる。このとき、制御部19は、熱媒温度センサ15で検出した熱媒の温度に応じて補助ボイラ7の燃焼を制御する。このとき、排熱源が停止しているなど、排熱がない場合には、図5(a)に示すように、熱媒の温度がTh3〜Th6の範囲で補助ボイラ7の燃焼を制御する。このとき、Th3<Th4<Th5<Th6とする。また、Th6<Th1<Th2とする。
【0038】
制御部19は、暖房運転起動時や暖房負荷が大きく、熱媒の温度がTh3以下のときには、補助ボイラ7を高燃焼状態で駆動する。熱媒の温度が上昇し、熱媒温度センサ15で検出した熱媒の温度がTh5になると、補助ボイラ7の燃焼状態を高燃焼から低燃焼に切り換え、発熱量を低減する。その後も熱媒の温度が上昇し、熱媒温度センサ15で検出した冷媒の温度がTh6になると、補助ボイラ7の図示していないバーナをオフして燃焼を停止し、熱媒の加熱を停止する。熱媒の温度が低下し、熱媒温度センサ15で検出した熱媒の温度がTh4になると、補助ボイラ7の図示していないバーナをオンして低燃焼状態で燃焼を開始し、熱媒を加熱する。補助ボイラ7による低燃焼での加熱を開始しても熱媒の温度が低下し、熱媒温度センサ15で検出した冷媒の温度がTh3になると、補助ボイラ7を低燃焼から高燃焼に切り換え、発熱量を増大する。
【0039】
排熱源が運転されており、排熱により熱媒が加熱できる場合には、図5(b)に示すように、冷媒の温度がTh3〜Th7の範囲で補助ボイラ7の燃焼を制御する。このとき、Th7<Th3<Th4<Th5<Th6とする。制御部19は、暖房運転起動時や暖房負荷が大きく、熱媒の温度がTh3以下のときには、補助ボイラ7を高燃焼で駆動して熱媒を加熱している。熱媒の温度が上昇し、熱媒温度センサ15で検出した熱媒の温度がTh5になると、補助ボイラ7の燃焼状態を高燃焼から低燃焼に切り換え、発熱量を低減する。補助ボイラ7の発熱量を低減することにより熱媒の温度が低下し、熱媒温度センサ15で検出した冷媒の温度がTh3になると、補助ボイラ7を低燃焼から高燃焼に切り換え、発熱量を増大する。補助ボイラ7の発熱量を低減しても熱媒の温度が上昇し、熱媒温度センサ15で検出した冷媒の温度がTh6になると、補助ボイラ7の図示していないバーナをオフして燃焼を停止し、熱媒の加熱を停止する。
【0040】
暖房負荷の増大や排熱の熱量の低下などにより、熱媒の温度が低下し、熱媒温度センサ15で検出した温度がTh4になると時間の計測を行い、熱媒温度センサ15で検出した熱媒の温度がTh4以上の状態が時間tm3の間続くと、つまり冷媒の温度がTh4以上になって時間tm3経過すると補助ボイラ7の図示していないバーナをオンして低燃焼状態で燃焼を開始し、熱媒を加熱する。または、熱媒の温度が低下し続け、Th7になると、Th4になってからの時間に関係なく補助ボイラ7の図示していないバーナをオンして低燃焼状態で燃焼を開始し、熱媒を加熱する。言い換えれば、熱媒の温度がTh7になるか、熱媒の温度がTh4以上Th7未満の状態が時間tm3続いたら補助ボイラ7の図示していないバーナをオンして低燃焼状態で燃焼を開始し、熱媒を加熱する。
【0041】
なお、本実施形態の制御における熱媒の温度範囲の最高温度であるTh6は、室内機13に熱媒が通流した場合に、室内機13に熱による損傷を与えない温度に設定している。また、熱媒の温度が室内機13に熱による損傷を与える可能性がある温度に近い過熱温度Th8(Th7<Th8<Th1とする)になると、補助ボイラ7が燃焼を行っている場合には燃焼を停止すると共に、図4に示すように、三方弁25を切り替え、熱媒管路69aを通流する熱媒の一部を非熱回収管路27に通流させて熱媒への排熱の回収を止め、室内機の熱による損傷を防止している。
【0042】
このように本実施形態の空気調和装置67では、排熱源からの排熱により熱媒が加熱されている場合には、冷媒の温度がTc4以下になって時間tm3経過すると補助ボイラ7の図示していないバーナをオンして低燃焼状態で燃焼を開始している。したがって、例えば、暖房負荷が少ない場合や暖房負荷が間欠的に発生するときや、部分負荷により室内機13へ流入する熱媒の量を制御する弁が開閉を繰り返しているときなど、熱媒の温度が変動し易いときに排熱源からの排熱量が増減を繰り返して変動することによって熱媒の温度が総体的には低下するかまたは変化しない傾向にあるにもかかわらず一時的に熱媒の温度が低下した場合でも、補助ボイラ7が燃焼を開始するのを抑え、補助ボイラ7でのエネルギー消費を抑えることができ、省エネルギー性を向上できる。
【0043】
さらに、本実施形態の空気調和装置1では、熱媒の温度がTh4以下の状態の継続時間に関係なく、熱媒の温度が、室内機13の十分な暖房能力を得られない温度に近い温度、つまり熱媒温度がTh7になると補助ボイラ7を作動している。このため、熱媒の温度が、室内機13の十分な暖房能力を得られない温度にまで低下するのを防ぐことができ、空気調和装置の快適性が損なわれないので好ましい。
【0044】
また、本実施形態では、暖房運転時に熱媒の温度が所定温度以下の状態が所定時間続いたときに補助ボイラ7の燃焼開始を行う構成について説明したが、暖房運転時に熱媒の温度が所定温度以下の状態が所定時間続いたときに補助ボイラ7の発熱量の増大を行う構成にすることや、それらを組み合わせた構成にすることもできる。
【0045】
(第3の実施形態)
本発明を適用してなる空気調和装置の第3の実施形態について図6を参照して説明する。図6は、本発明を適用してなる空気調和装置の概略構成と動作を示す図であるなお、本実施形態では、第1及び第2の実施形態と同一のものには同じ符号を付して説明を省略し、第1及び第2の実施形態と相違する構成及び特徴部などについて説明する。
【0046】
本実施形態が第1及び第2の実施形態と相違する点は、第1の実施形態の空気調和装置1が冷房専用、第2の実施形態の空気調和装置67が暖房専用であるのに対して、冷暖兼用の空気調和装置となっていることにある。すなわち、本実施形態の空気調和機71は、図6に示すように、排熱回収器3、熱媒管路5a、5b、補助加熱器である補助ボイラ7、吸収式冷凍機9、冷媒管路11a、11b、室内機13、熱媒温度センサ15、冷媒温度センサ17、制御部19、冷暖切換用三方弁73、そしてバイパス管路75a、75bなどで構成されている。
【0047】
冷暖切換用三方弁73は、熱媒管路5aの熱媒ポンプ23よりも熱媒の流れに対して下流側の部分に設けられている。バイパス管路75aは、一端が冷暖切換用三方弁73に連結されており、他端が冷媒管路11aの冷媒温度センサ17よりも冷媒の流れに対して下流側の部分に合流している。バイパス管路75bは、一端が冷媒管路11bの冷媒の流れに対して下流側の部分で冷媒管路11bから分岐し、熱媒管路5bの非熱回収管路27との合流部77よりも熱媒の流れに対して上流側の部分に合流している。したがって、暖房時、バイパス管路75aには、加熱された熱媒が室内機13に向けて通流し、バイパス管路75bには、室内機13で放熱した熱媒が排熱回収器3に向けて通流する。
【0048】
制御部19は、三方弁25、補助ボイラ7、熱媒温度センサ15、熱媒ポンプ23、冷暖切換用三方弁73、吸収式冷凍機9の図示していない各ポンプや冷却塔の冷却ファン、冷媒温度センサ17、冷媒ポンプ33、そして室内機13の図示していない制御部などと配線35を介して電気的に接続されている。
【0049】
このような構成の本実施形態の空気調和装置71では、空調要求があり、図示していない運転切り換えスイッチなどにより冷房運転が選択されると、制御部19は、熱媒及び冷水が、各々吸収式冷凍機9を通って熱媒管路5a、5b及び冷温水管路11a、11bを循環するように冷暖切換用三方弁73を切り換える。そして、熱媒管路5aに設けられた熱媒ポンプ23、冷媒管路11bに設けられた冷媒ポンプ33、吸収式冷凍機9の図示していない冷却塔の冷却ファンや各冷却水や吸収液を循環させる各々のポンプなどを作動させる。これにより、熱媒管路5aを通流する加熱された熱媒の熱により吸収式冷凍機9が駆動し、冷媒管路11a、11bを循環する冷媒を冷却する。この吸収式冷凍機9で冷却された冷媒が室内機13に通流することにより室内機13から冷風が送出され冷房が行われる。
【0050】
一方、空調要求があり、図示していない運転切り換えスイッチなどにより暖房運転が選択されると、制御部19は、熱媒管路5aを通流する熱媒が、バイパス管路75aを通って冷媒管路11aから室内機13に流れるように冷暖切換用三方弁73を切り換える。そして、制御部19は、熱媒管路5aに設けられた熱媒ポンプ23を作動させ、冷媒管路11bに設けられた冷媒ポンプ33は停止状態とする。これにより、熱媒は、吸収式冷凍機9に供給されず、吸収式冷凍機9をバイパスするバイパス管路75a、75bを介して、排熱回収器3と室内機13との間を循環するようになり、加熱された熱媒が室内機13に通流することにより室内機13から温風が吹出され、暖房が行われる。なお、制御部19は、冷暖切換用三方弁73の切り換えに関する制御以外は、冷房運転時には第1の実施形態と同じ制御を行い、また、暖房運転時には第2の実施形態と同じ制御を行っている。
【0051】
このように、本実施形態の空気調和装置71では、暖房時に熱媒がバイパス管路75a、75bに通流するように冷暖切換用三方弁73を切り換えることにより、熱媒を室内機13に直接供給して暖房運転を行うことができる。このため、1台の空気調和装置で冷房と暖房が行え、かつ空気調和装置の省エネルギー性を向上できる。
【0052】
また、第1、第2、及び第3の実施形態では、冷房時は3段3位置または4位置動作での制御、暖房時は3段4位置または5位置動作での制御を示しているが、本発明は、これに限らず、様々な多段多位置動作による制御や比例制御などにも適用できる。
【0053】
また、第1及び第3の実施形態で示した、冷房起動運転時に熱媒の温度に応じて補助ボイラ7の動作制御し、冷房定常運転時に冷媒の温度に応じて補助ボイラ7の動作を制御する構成、冷房定常運転時に冷媒の温度が所定温度以上の状態が所定時間続いたときに補助ボイラ7の燃焼開始または発熱量の増大を行う構成、暖房運転時に熱媒の温度が所定温度以下の状態が所定時間続いたときに補助ボイラ7の燃焼開始または発熱量の増大を行う構成は、各々単独で用いることで、省エネルギー性を向上する効果を得ることができる。ただし、各構成を組み合わせて用いた方が空気調和装置の省エネルギー性をより向上できる。
【0054】
また、第1、第2、及び第3の実施形態では、熱媒の過熱を防ぐ熱媒過熱防止機構として、三方弁25と非熱回収管路27を用いているが、排熱回収器3を熱媒への排熱の回収と非回収とを選択できるような構成として熱媒過熱防止機構とすることもできる。このような構成の排熱回収器として、例えば、排熱回収器3の熱交換部21が設置された流路へ排熱源からの排気を通流させるか、熱交換部21が設置された流路へ排熱源からの排気を通流させずに排熱回収器3の排気流路に直接排気を通流させるかを切り換える流路切換機構などを備えた排熱回収器を用いることができる。
【0055】
また、第1、第2、及び第3の実施形態では、排熱源としてエンジンを例示している。しかし、本発明は、様々な排熱源、例えば、燃料電池、工業排熱、地熱、温泉などからの様々な排熱を利用する空気調和装置に適用できる。さらに、排熱は、排ガスに限らず、例えば、エンジンの冷却水などからも回収できる。加えて、本発明は、第1、第2、及び第3の実施形態の構成の空気調和装置に限らず、排熱で暖房を行う空気調和装置、排熱で駆動する吸収式冷凍機により冷媒を冷却して冷媒を行う空気調和装置、これら両方の特徴を備えた冷暖房兼用の空気調和装置であり、排熱以外で熱媒を加熱するヒータやバーナなどを有する補助加熱器を備えた空気調和装置であれば、様々な構成の空気調和装置に適用できる。
【0056】
【発明の効果】
本発明によれば、空気調和装置の省エネルギー性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる空気調和装置の第1の実施形態の概略構成と動作を示す図である。
【図2】本発明を適用してなる第1の実施形態の空気調和装置に備えられた吸収式冷凍機の概略構成と動作を示す図である。
【図3】冷房運転時において、(a)は、排熱源からの排熱がない場合の補助加熱器の動作を示す図であり、(b)は、排熱源からの排熱がある場合の補助加熱器の動作を示す図である。
【図4】本発明を適用してなる空気調和装置の第2の実施形態の概略構成と動作を示す図である。
【図5】暖房運転時において、(a)は、排熱源からの排熱がない場合の補助加熱器の動作を示す図であり、(b)は、排熱源からの排熱がある場合の補助加熱器の動作を示す図である。
【図6】本発明を適用してなる空気調和装置の第3の実施形態の概略構成と動作を示す図である。
【符号の説明】
1 空気調和装置
3 排熱回収器
5a、5b 熱媒管路
7 補助ボイラ
9 吸収式冷凍機
11a、11b 冷媒管路
13 室内機
15 熱媒温度センサ
17 冷媒温度センサ
19 制御部
Claims (5)
- 熱媒に排熱を回収する排熱回収器と、前記排熱回収器からの熱媒が通流する熱媒流路と、該熱媒流路に設けられて前記熱媒を加熱する補助加熱器と、前記熱媒流路が連結されて前記熱媒の熱により駆動する吸収式冷凍機と、該吸収式冷凍機からの冷媒が通流する冷媒流路と、該冷媒流路により前記冷媒が供給される室内機と、前記熱媒流路を通流する熱媒の温度を検出する熱媒温度検出手段と、前記冷媒流路を通流する冷媒の温度を検出する冷媒温度検出手段と、前記補助加熱器の駆動を制御する制御部とを備え、
該制御部は、冷房運転の起動時、前記熱媒温度検出手段で検出した前記熱媒の温度に応じて前記補助加熱器の駆動を制御し、前記冷媒温度検出手段で検出した前記冷媒の温度が第1の設定温度以下になると起動完了と判断し、
冷房運転時、前記熱媒に回収される排熱がない場合は、前記冷媒温度検出手段で検出した前記冷媒の温度が前記第1の設定温度よりも高い第2の設定温度以上で前記補助加熱器を駆動し、
前記熱媒に回収される排熱がある場合は、前記冷媒温度検出手段で検出した前記冷媒の温度が第2の設定温度よりも高い第3の設定温度以上で前記補助加熱器を駆動するように制御してなる空気調和機。 - 請求項1に記載の空気調和機において、
前記制御部は、前記冷房運転時に前記熱媒に回収される排熱がある場合は、前記冷媒温度検出手段で検出した前記冷媒の温度が前記第3の設定温度以上の状態が設定時間続いたときに前記補助加熱器を駆動するか、または前記補助加熱器の発熱量を増大させてなることを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1又は2に記載の空気調和機において、
前記熱楳流路に設けられた弁と、該弁に接続され前記熱楳を分岐して前記室内機に供給するバイパス流路とを備え、暖房運転時、前記バイパス流路を介して前記室内機に前記熱楳を供給するように形成され、
前記制御部は、暖房運転の起動時及び暖房運転時、前記熱媒温度検出手段で検出した前記熱媒の温度に応じて前記補助加熱器の駆動を制御し、前記暖房運転時に前記熱媒に回収される排熱がある場合は、前記熱媒温度検出手段で検出した前記熱媒の温度が設定温度以下の状態が設定時間続いたときに前記補助加熱器を駆動するか、または前記補助加熱器の発熱量を増大させてなることを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1又は2に記載の空気調和機において、
前記制御部は、前記冷房運転の起動時では、前記熱媒温度検出手段で検出した前記熱媒の温度に応じて前記補助加熱器の駆動を制御し、前記冷媒温度検出手段で検出した前記冷媒の温度が前記第1の設定温度以下になると起動完了と判断し、前記冷房運転時では、前記冷媒温度検出手段で検出した前記冷媒の温度に応じて前記補助加熱器の駆動を制御し、前記冷房運転時に前記熱媒に回収される排熱がある場合は、前記冷媒温度検出手段で検出した前記冷媒の温度が前記第2の設定温度以上になり、かつ該第2の設定温度以上の状態が設定時間続いたときに前記補助加熱器を駆動するか、または前記補助加熱器の発熱量を増大させてなることを特徴とする空気調和装置。 - 請求項3に記載の空気調和機において、
前記制御部は、前記冷房運転時では、前記冷媒温度検出手段で検出した前記冷媒の温度に応じて前記補助加熱器の駆動を制御し、前記冷房運転時に前記熱媒に回収される排熱がある場合は、前記冷媒温度検出手段で検出した前記冷媒の温度が前記第3の設定温度以上になり、かつ該第3の設定温度以上の状態が第1の時間続いたときに前記補助加熱器を駆動するか、または前記補助加熱器の発熱量を増大させ、前記暖房運転時では、前記熱媒温度検出手段で検出した前記熱媒の温度に応じて前記補助加熱器の駆動を制御し、前記暖房運転時に前記熱媒に回収される排熱がある場合は、前記熱媒温度検出手段で検出した前記熱媒の温度が前記第3の設定温度よりも高い第4の設定温度以下になり、かつ該第4の設定温度の状態が第2の時間続いたときに前記補助加熱器を駆動するか、または前記補助加熱器の発熱量を増大させてなることを特徴とする空気調和装置。
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