JP3727668B2 - 排ガスボイラ - Google Patents
排ガスボイラ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3727668B2 JP3727668B2 JP23141393A JP23141393A JP3727668B2 JP 3727668 B2 JP3727668 B2 JP 3727668B2 JP 23141393 A JP23141393 A JP 23141393A JP 23141393 A JP23141393 A JP 23141393A JP 3727668 B2 JP3727668 B2 JP 3727668B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- temperature
- exhaust gas
- ammonia
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D53/00—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
- B01D53/34—Chemical or biological purification of waste gases
- B01D53/343—Heat recovery
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D53/00—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
- B01D53/34—Chemical or biological purification of waste gases
- B01D53/74—General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
- B01D53/86—Catalytic processes
- B01D53/8621—Removing nitrogen compounds
- B01D53/8625—Nitrogen oxides
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D53/00—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
- B01D53/34—Chemical or biological purification of waste gases
- B01D53/74—General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
- B01D53/86—Catalytic processes
- B01D53/8621—Removing nitrogen compounds
- B01D53/8625—Nitrogen oxides
- B01D53/8631—Processes characterised by a specific device
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D53/00—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
- B01D53/34—Chemical or biological purification of waste gases
- B01D53/74—General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
- B01D53/86—Catalytic processes
- B01D53/8621—Removing nitrogen compounds
- B01D53/8634—Ammonia
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F22—STEAM GENERATION
- F22B—METHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
- F22B1/00—Methods of steam generation characterised by form of heating method
- F22B1/02—Methods of steam generation characterised by form of heating method by exploitation of the heat content of hot heat carriers
- F22B1/18—Methods of steam generation characterised by form of heating method by exploitation of the heat content of hot heat carriers the heat carrier being a hot gas, e.g. waste gas such as exhaust gas of internal-combustion engines
- F22B1/1807—Methods of steam generation characterised by form of heating method by exploitation of the heat content of hot heat carriers the heat carrier being a hot gas, e.g. waste gas such as exhaust gas of internal-combustion engines using the exhaust gases of combustion engines
- F22B1/1815—Methods of steam generation characterised by form of heating method by exploitation of the heat content of hot heat carriers the heat carrier being a hot gas, e.g. waste gas such as exhaust gas of internal-combustion engines using the exhaust gases of combustion engines using the exhaust gases of gas-turbines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F22—STEAM GENERATION
- F22B—METHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
- F22B37/00—Component parts or details of steam boilers
- F22B37/008—Adaptations for flue gas purification in steam generators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23J—REMOVAL OR TREATMENT OF COMBUSTION PRODUCTS OR COMBUSTION RESIDUES; FLUES
- F23J15/00—Arrangements of devices for treating smoke or fumes
- F23J15/003—Arrangements of devices for treating smoke or fumes for supplying chemicals to fumes, e.g. using injection devices
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23J—REMOVAL OR TREATMENT OF COMBUSTION PRODUCTS OR COMBUSTION RESIDUES; FLUES
- F23J15/00—Arrangements of devices for treating smoke or fumes
- F23J15/006—Layout of treatment plant
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Chimneys And Flues (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、脱硝装置の組み込まれた排ガスボイラにおいて、燃焼ガス中に硫黄酸化物を含む場合にも、脱硝装置下流の余剰のアンモニアを殆ど完全に分解して、低温伝熱管への酸性硫安の析出によるトラブルを防止し、高熱回収を達成できる排ガスボイラに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来の排ガスボイラの一例を示す伝熱面配置図である。この図において、(1)は排ガス流路、(2)は高圧過熱器、(3)は高圧蒸発器、(5)は高圧節炭器、(6)は低圧蒸発器、(7)は低圧節炭器、(8)は高圧蒸気ドラム、(13)は脱硝装置、(15)はアンモニア注入ノズル、(16)は高圧給水ポンプ、(17)は低圧給水ポンプ、(18)は低圧蒸気ドラム、(19)は煙突をそれぞれ示す。そして、このような排ガスボイラの各伝熱面内の流体温度とその外部のガス温度は、図5中に実線で示されるような分布となる。
【0003】
上記従来の排ガスボイラにおいて、もし燃焼ガス中に硫黄酸化物が含まれる場合は、脱硝装置後流の200℃以下のガス温度域に配置された低温部伝熱管上に酸性硫安が析出する。そうすると、チューブの腐蝕やチューブ(特にフィンチューブ)の閉塞に伴ないガス側ドラフトロスが増大するという問題が生じる。このため低温ガス領域(図5の領域(B),(C))には伝熱面を配置できない。したがって高効率で熱回収可能な図4のような伝熱面配置が成り立たず、図6のような単純な伝熱面配置となり、出口ガス温度も200℃のレベルまでしか下げられなかった。
【0004】
またLNG等のクリーンガスを燃料とする場合でも、脱硝装置出口の余剰アンモニアは通常10ppm 以下にする必要があり、そのため脱硝装置の高効率化が困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記酸性硫安の析出に対する一つの対策としては、脱硝装置後流の酸性硫安が析出する伝熱面に上流側の高温ガスを適宜導入して、伝熱管のまわりのガス温度を上昇させることにより酸性硫安の成長を抑制する方法もある。しかし高温ダクトの配置が複雑になるし、また既に付着した酸性硫安を除去する程の効果も期待できないから、実用的でない。それに、高温ガスを常時流していたのでは、その上流側の高温部の熱吸収が減少し、排ガスボイラ全体の熱吸収も減少するから、プラント効率の面からも適切な方法とは言い難い。
【0006】
また、クリーンガスの場合でも脱硝装置出口の余剰アンモニアを吸着処理する方法が提案されているが、装置が大型化する等の欠点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記従来の課題を解決するために、次のような排ガスボイラを提案するものである。
1)脱硝装置が組み込まれた排ガスボイラにおいて、上記脱硝装置よりも下流で且つ異なった蒸気圧力レベルを持ち、酸性硫安が気相で存在する領域の分割された高圧蒸発器の間にアンモニア分解触媒を有する残留アンモニア分解装置を配置すると共に、上記残留アンモニア分解装置の上流に配置された上記高圧蒸発器のドラムの蒸気側出口に器内圧力を制御する手段を備え、上記残留アンモニア分解装置の雰囲気ガス温度により上記器内圧力を制御することにより、上記残留アンモニア分解装置の雰囲気ガス温度を300ないし400℃間に保持することを特徴とする排ガスボイラ。
2)上記1)の要件に加えて、上記残留アンモニア分解装置のアンモニア分解触媒がCu担持メタロシリケート触媒であり、上記残留アンモニア分解装置の雰囲気ガス温度をガス温度検出器により検出して、上記雰囲気ガス温度が300ないし400℃となるように、上記高圧蒸発器の器内圧力を制御する手段を備えたことを特徴とする排ガスボイラ。
【0008】
【作用】
前記第1の解決手段においては、脱硝装置で消費されなかった余剰アンモニアをその下流に配置された残留アンモニア分解装置により分解し低減するので、排ガス中に硫黄酸化物が含まれている場合でも、低温部伝熱管上に酸性硫安が析出する恐れはない。したがって、低温ガスの領域まで排ガスボイラとしての熱回収を行なうことができ、プラント効率の向上に寄与する。
【0009】
そして上記残留アンモニア分解装置は、酸性硫安が気相で存在する領域の分割された高圧蒸発器の間に設けられるので、アンモニア分解率の高い温度領域で運用されることになる。また、このように余剰のアンモニアは分解してしまうので、脱硝装置の上流には十分な量のアンモニアを安心して供給することができ、したがって高い脱硝率を得ることができる。
【0010】
また、酸性硫安が気相で存在する領域の分割された高圧蒸発器の蒸気レベルが互いに異なっているので、上記作用のほか、及び、残留アンモニア分解装置の雰囲気ガス温度により上記器内圧力を制御することにより、残留アンモニア分解装置の雰囲気ガス温度を変化させることができる。
【0011】
前記解決手段においては、残留アンモニア分解装置の上流に配置され、酸性硫安が気相で存在する領域で運転される上記高圧蒸発器のドラムの蒸気側出口に器内圧力を制御する手段を備えているので、その高圧蒸発器の圧力を制御することにより、残留アンモニア分解装置を最適な温度に制御することができる。
また、前記第2の解決手段においては、前記第1の解決手段に係る作用効果を奏すると共に、上記残留アンモニア分解装置のアンモニア分解触媒がCu担持メタロシリケート触媒であり、上記残留アンモニア分解装置の雰囲気ガス温度をガス温度検出器により検出して、上記雰囲気ガス温度が300ないし400℃となるように、上記高圧蒸発器の器内圧力を制御する手段を備えるものであり、当該アンモニア分解触媒の活性を最大限に生かすことができる作用効果がある。
【0012】
【実施例】
図1は本発明の第1実施例を示す伝熱面配置図である。この図において、前記図4および図6により説明した従来のものと同様の部分については、冗長になるのを避けるため、同一の符号を付け詳しい説明を省く。本実施例で新たに用いられる符号として、(3a),(3b)は分割された高圧蒸発器、(10)は蒸気圧力制御弁、(11)はガス温度検出器、(12)はガス温度制御装置、(14)は残留アンモニア分解装置、(20)は低圧節炭器循環ポンプ、(21)は低圧節炭器入口流体温度検出器、(22)は低圧節炭器入口温度制御弁、(23)は低圧節炭器入口温度制御装置をそれぞれ示す。
【0013】
本実施例においては、伝熱面としてガス上流側から順に高圧過熱器(2)、高圧蒸発器(3a),(3b)、高圧節炭器(5)、低圧蒸発器(6)、低圧節炭器(7)を配置する。そして、分割された高圧蒸発器(3a),(3b)の間に脱硝装置(13)、残留アンモニア分解装置(14)を配置する。アンモニアの注入は、高圧蒸発器(3)の上流側に設けられたアンモニア注入ノズル(15)により行なう。
【0014】
注入されたアンモニアは、脱硝装置(13)において窒素酸化物と反応しこれを還元する。脱硝装置(13)で消費されなかった余剰アンモニアは、その下流の残留アンモニア分解装置において分解されて窒素ガスと水蒸気になる。したがって、排ガス中に硫黄酸化物が含まれていた場合でも、下流のガス低温部に配置された低圧蒸発器(6)、低圧節炭器(7)等の表面に酸性硫安が析出する恐れはない。その結果、排ガスボイラとしては低温ガスの領域まで廃熱を回収することができ、プラント効率が向上する。
【0015】
もし排ガス中の硫黄酸化物が多い場合には、ガス低温部における伝熱管の低温腐蝕を防止するため、低圧節炭器入口流体温度検出器(21)の検出値に基づいて、低圧節炭器入口温度制御装置(23)により低圧節炭器入口温度制御弁(22)を開くとともに、低圧節炭器循環ポンプ(20)を駆動して、低圧節炭器(7)の出口水の一部を低圧節炭器(7)入口の復水に混合させ、伝熱管の表面温度を高く保持することができる。
【0016】
残留アンモニア分解装置(14)は、脱硝装置(13)と同様な構造であり、脱硝触媒の代りにアンモニア分解触媒を用いる。アンモニア分解触媒としては、例えば特願平1−281996、特願平3−051371、特願平3−192829等で開示されているCu担持メタロシリケート触媒を用い、
4NH3 +3O2 →2N2 +6H2 O
の反応式で残留アンモニアを窒素ガスと水蒸気に分解する。このCu担持メタロシリケート触媒を用いたアンモニア分解装置は図7に示される特性を持っており、触媒の活性を最大限に生かせるガス温度域は300〜400℃である。ガス温度が400℃を超えると、
4NH3 +5O2 →4NO+6H2 O
の反応式でアンモニアが酸化され窒素酸化物が生じるので好ましくない。
【0017】
上記の説明から明らかなように、残留アンモニア分解装置はガス温度が300〜400℃の領域に設置するのが有効である。前記図5によれば、これは高圧蒸発器の中間部に相当する。本実施例においても、残留アンモニア分解装置(14)が300〜400℃の温度領域に位置するように高圧蒸発器(3a),(3b)を分割する。
【0018】
図8は、脱硝装置とアンモニア分解装置を組み合わせた場合の性能を例示する図である。本実施例ではアンモニア注入量を増加しても余剰アンモニアは殆ど増加しないので、十分な量のアンモニアを供給することにより、脱硝効率を向上させることができる。
【0019】
図1の実施例は、高圧ドラム圧力が負荷とともに大幅に変化しない場合に好適であるが、残留アンモニア分解装置の雰囲気ガス温度を起動時等に極力高く保ち早期に生かすために、ガス温度検出器(11)の検出値に基づきガス温度制御装置(12)によって圧力制御弁(10)を制御し、高圧蒸気ドラム(8)の圧力を高く設定する。
【0020】
次に図2は本発明の第2実施例を示す伝熱面配置図である。この図においても、前記と同様の部分については、同一の符号を付け詳しい説明を省く。本実施例では、高圧蒸発器(3a),(3b)が完全に2つに分割され、それぞれ別の高圧蒸気ドラム(8a),(8b)に接続されている。
【0021】
蒸気タービン系が変圧運転を行なう場合には、タービン負荷低下とともに蒸気圧力も低下するから、アンモニア分解装置部のガス温度も低下し、300℃以下になろうとする事態がおこりうる。この場合でも、アンモニア分解装置上流側の蒸気系統の圧力を制御することにより、アンモニア分解装置近傍のガス温度を300〜400℃間に保持して運転することができる。本実施例では、高圧蒸発器(3a),(3b)が完全に2つに分割され、それぞれ別の高圧蒸気ドラム(8a),(8b)に接続されているので、残留アンモニア分解装置(14)の雰囲気ガス温度をガス温度検出器(11)により検出し、この温度がいかなる運転でも所定の温度となるように、温度制御装置(12)、圧力制御弁(10)により、高圧蒸気ドラム(8a)や高圧蒸発器(3a)の蒸気圧力を制御する。
【0022】
図3は本発明の第3実施例を示す伝熱面配置図である。この実施例では、脱硝装置(13)が高圧蒸発器(3a)のガス上流側に配置されている。この場合でも、残留アンモニア分解装置(14)の性能、すなわちアンモニアの吸収特性は前記と同等であり、第1、第2実施例と同様の作用・効果を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、脱硝装置が組み込まれた排ガスボイラにおいて、燃焼ガス中に硫黄酸化物が存在していても、ガス低温部の伝熱管上に酸性硫安が析出する恐れがないから、従来の高効率排ガスボイラと同様の伝熱面配置を採用できる。したがって、排ガスボイラ出口ガス温度を下げることができ、プラント効率向上に大きく寄与する。
【0024】
また、余剰アンモニアを増加させることなく、十分なアンモニアを投入できるから、脱硝装置の効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例を示す伝熱面配置図である。
【図2】図2は本発明の第2実施例を示す伝熱面配置図である。
【図3】図3は本発明の第3実施例を示す伝熱面配置図である。
【図4】図4は従来の排ガスボイラの一例を示す伝熱面配置図である。
【図5】図5は図4に示された従来の排ガスボイラのガス温度および流体温度の分布を示す図である。
【図6】図6は従来の排ガスボイラの他の例を示す伝熱面配置図である。
【図7】図7はアンモニア分解装置の性能の一例を示す図である。
【図8】図8は脱硝装置とアンモニア分解装置を組み合わせた場合の性能の一例を示す図である。
【符号の説明】
(1) 排ガス流路
(2) 高圧過熱器
(3),(3a),(3b) 高圧蒸発器
(5) 高圧節炭器
(6) 低圧蒸発器
(7) 低圧節炭器
(8),(8a),(8b) 高圧蒸気ドラム
(10) 蒸気圧力制御弁
(11) ガス温度検出器
(12) ガス温度制御装置
(13) 脱硝装置
(14) 残留アンモニア分解装置
(15) アンモニア注入ノズル
(16) 高圧給水ポンプ
(17) 低圧給水ポンプ
(18) 低圧蒸気ドラム
(19) 煙突
(20) 低圧節炭器循環ポンプ
(21) 低圧節炭器入口流体温度検出器
(22) 低圧節炭器入口温度制御弁
(23) 低圧節炭器入口温度制御装置
Claims (2)
- 脱硝装置が組み込まれた排ガスボイラにおいて、上記脱硝装置よりも下流で且つ異なった蒸気圧力レベルを持ち、酸性硫安が気相で存在する領域の分割された高圧蒸発器の間にアンモニア分解触媒を有する残留アンモニア分解装置を配置すると共に、上記残留アンモニア分解装置の上流に配置された上記高圧蒸発器のドラムの蒸気側出口に器内圧力を制御する手段を備え、上記残留アンモニア分解装置の雰囲気ガス温度により上記器内圧力を制御することにより、上記残留アンモニア分解装置の雰囲気ガス温度を300ないし400℃間に保持することを特徴とする排ガスボイラ。
- 上記残留アンモニア分解装置のアンモニア分解触媒がCu担持メタロシリケート触媒であり、上記残留アンモニア分解装置の雰囲気ガス温度をガス温度検出器により検出して、上記雰囲気ガス温度が300ないし400℃となるように、上記高圧蒸発器の器内圧力を制御する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の排ガスボイラ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23141393A JP3727668B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 排ガスボイラ |
DE69408825T DE69408825T2 (de) | 1993-09-17 | 1994-09-16 | Abgaskessel |
EP94927054A EP0670175B1 (en) | 1993-09-17 | 1994-09-16 | Exhaust gas boiler |
US08/432,210 US5660799A (en) | 1993-09-17 | 1994-09-16 | Exhaust gas boiler |
KR1019950701923A KR0143441B1 (ko) | 1993-09-17 | 1994-09-16 | 배출가스보일러 |
PCT/JP1994/001527 WO1995007751A1 (fr) | 1993-09-17 | 1994-09-16 | Chaudiere de recuperation des gaz d'echappement |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23141393A JP3727668B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 排ガスボイラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0791644A JPH0791644A (ja) | 1995-04-04 |
JP3727668B2 true JP3727668B2 (ja) | 2005-12-14 |
Family
ID=16923210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23141393A Expired - Lifetime JP3727668B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 排ガスボイラ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5660799A (ja) |
EP (1) | EP0670175B1 (ja) |
JP (1) | JP3727668B2 (ja) |
KR (1) | KR0143441B1 (ja) |
DE (1) | DE69408825T2 (ja) |
WO (1) | WO1995007751A1 (ja) |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19513152A1 (de) * | 1995-04-07 | 1996-10-10 | Bundesrep Deutschland | Verwendung eines "Immundefizienzvirus-supprimierenden Lymphokins (ISL)" zur Hemmung der Virusvermehrung, insbesondere von Retroviren |
JP3890104B2 (ja) * | 1997-01-31 | 2007-03-07 | 株式会社東芝 | コンバインドサイクル発電プラントおよびその冷却用蒸気供給方法 |
JP3373771B2 (ja) * | 1997-10-08 | 2003-02-04 | 株式会社東芝 | 排熱回収ボイラ |
DE19736885A1 (de) * | 1997-08-25 | 1999-03-04 | Siemens Ag | Dampferzeuger, insbesondere Abhitzedampferzeuger und Verfahren zum Betrieb dieses Dampferzeugers |
US6055803A (en) * | 1997-12-08 | 2000-05-02 | Combustion Engineering, Inc. | Gas turbine heat recovery steam generator and method of operation |
US6092490A (en) * | 1998-04-03 | 2000-07-25 | Combustion Engineering, Inc. | Heat recovery steam generator |
TW414722B (en) * | 1998-12-14 | 2000-12-11 | Japan Pionics | Process and equipment for purifying waste gases |
JP4827307B2 (ja) * | 2001-03-26 | 2011-11-30 | 矢崎総業株式会社 | 空気調和装置 |
US6499302B1 (en) * | 2001-06-29 | 2002-12-31 | General Electric Company | Method and apparatus for fuel gas heating in combined cycle power plants |
US6460490B1 (en) * | 2001-12-20 | 2002-10-08 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Flow control system for a forced recirculation boiler |
US7243619B2 (en) * | 2004-10-20 | 2007-07-17 | The Babcock & Wilcox Company | Dual pressure recovery boiler |
EP1701090A1 (de) * | 2005-02-16 | 2006-09-13 | Siemens Aktiengesellschaft | Dampferzeuger in liegender Bauweise |
US7901647B2 (en) * | 2008-04-07 | 2011-03-08 | Babcock & Wilcox Power Generation Group, Inc. | Enhancement of conventional SCR and SNCR processes with ammonia destruction catalyst |
CN101787907B (zh) * | 2010-01-29 | 2014-01-15 | 王世英 | 蒸汽冷凝水回收与做功系统及其方法 |
CN103635746B (zh) * | 2011-04-25 | 2015-12-23 | 努特埃里克森公司 | 多汽包式蒸发器 |
US8659415B2 (en) | 2011-07-15 | 2014-02-25 | General Electric Company | Alarm management |
US8751413B2 (en) | 2011-07-26 | 2014-06-10 | General Electric Company | Fuzzy logic based system monitoring system and method |
US9593609B2 (en) * | 2012-10-05 | 2017-03-14 | Peerless Mfg. Co. | System and method for urea decomposition to ammonia in a side stream for selective catalytic reduction |
JP2014144424A (ja) | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Hitachi Zosen Corp | アンモニア分解用触媒 |
US9097418B2 (en) * | 2013-02-05 | 2015-08-04 | General Electric Company | System and method for heat recovery steam generators |
US9739478B2 (en) | 2013-02-05 | 2017-08-22 | General Electric Company | System and method for heat recovery steam generators |
CN103432903B (zh) * | 2013-09-06 | 2015-10-28 | 刘燕芳 | 催化剂反应器内置装置 |
US10495393B2 (en) * | 2016-03-10 | 2019-12-03 | General Electric Technology Gmbh | System and method for improving the performance of a heat recovery steam generator |
US10046275B2 (en) * | 2016-03-11 | 2018-08-14 | General Electric Technology Gmbh | System and method for improving the performance of a selective catalyst reduction system in a heat recovery steam generator |
CN111174189A (zh) * | 2019-08-26 | 2020-05-19 | 浙江卫星能源有限公司 | 一种用于燃气轮机尾气高效余热回收及脱硝联用的工艺 |
Family Cites Families (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51134371A (en) * | 1975-05-19 | 1976-11-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Process for removal of residual ammonia in cracking and reduction of n itrogen oxides |
JPS6026914B2 (ja) * | 1977-06-10 | 1985-06-26 | 昭和ロツク株式会社 | 引戸錠 |
JPS5596823A (en) * | 1979-01-17 | 1980-07-23 | Babcock Hitachi Kk | Denitrifying device for waste heat boiler |
US4353207A (en) * | 1980-08-20 | 1982-10-12 | Westinghouse Electric Corp. | Apparatus for removing NOx and for providing better plant efficiency in simple cycle combustion turbine plants |
JPS58158901U (ja) * | 1982-04-13 | 1983-10-22 | 三菱重工業株式会社 | 廃熱回収装置 |
JPS5968504A (ja) * | 1982-10-13 | 1984-04-18 | Hitachi Ltd | ガスタ−ビン冷却媒体の熱回収システム |
JPS61186702A (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-20 | 三菱重工業株式会社 | 排ガスボイラ |
JPH086884B2 (ja) * | 1986-09-22 | 1996-01-29 | バブコツク日立株式会社 | 廃熱回収装置 |
JP2516661B2 (ja) * | 1988-07-25 | 1996-07-24 | 三菱重工業株式会社 | 再熱式排ガスボイラ |
JPH0252523A (ja) * | 1988-08-17 | 1990-02-22 | Sony Corp | 電流源切換回路 |
JPH02152523A (ja) * | 1988-12-02 | 1990-06-12 | Babcock Hitachi Kk | 都市エネルギー供給システム |
CH676632A5 (ja) * | 1988-12-22 | 1991-02-15 | Sulzer Ag | |
JPH03143547A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 窒素酸化物分解触媒 |
JPH03258326A (ja) * | 1990-03-07 | 1991-11-18 | Babcock Hitachi Kk | 排ガス脱硝装置および排ガス脱硝方法 |
JPH0417202U (ja) * | 1990-05-29 | 1992-02-13 | ||
JPH04324002A (ja) * | 1991-03-14 | 1992-11-13 | Toshiba Corp | 排熱回収熱交換器 |
JP2923064B2 (ja) * | 1991-03-15 | 1999-07-26 | 三菱重工業株式会社 | 排気ガス浄化触媒の製造法 |
JP3015524B2 (ja) * | 1991-08-01 | 2000-03-06 | 三菱重工業株式会社 | 排気ガス処理用触媒 |
JP3100191B2 (ja) * | 1991-09-02 | 2000-10-16 | 三菱重工業株式会社 | 排煙脱硝装置 |
JP2908085B2 (ja) * | 1991-10-17 | 1999-06-21 | 株式会社東芝 | 排熱回収ボイラ |
JP3321190B2 (ja) * | 1991-11-27 | 2002-09-03 | バブコック日立株式会社 | 脱硝機能を備えたアンモニア分解触媒および排ガス浄化方法 |
US5336081A (en) * | 1992-11-24 | 1994-08-09 | Bluenox Japan Kabushiki Kaisha | Device and method for removing nitrogen oxides |
JPH06205935A (ja) * | 1992-12-25 | 1994-07-26 | Toshiba Corp | 脱硝制御装置 |
-
1993
- 1993-09-17 JP JP23141393A patent/JP3727668B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-09-16 KR KR1019950701923A patent/KR0143441B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1994-09-16 DE DE69408825T patent/DE69408825T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-09-16 WO PCT/JP1994/001527 patent/WO1995007751A1/ja active IP Right Grant
- 1994-09-16 EP EP94927054A patent/EP0670175B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-09-16 US US08/432,210 patent/US5660799A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0670175A1 (en) | 1995-09-06 |
EP0670175B1 (en) | 1998-03-04 |
US5660799A (en) | 1997-08-26 |
EP0670175A4 (en) | 1996-02-14 |
KR0143441B1 (ko) | 1998-07-15 |
KR950704022A (ko) | 1995-11-17 |
WO1995007751A1 (fr) | 1995-03-23 |
JPH0791644A (ja) | 1995-04-04 |
DE69408825D1 (de) | 1998-04-09 |
DE69408825T2 (de) | 1998-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3727668B2 (ja) | 排ガスボイラ | |
US4353206A (en) | Apparatus for removing NOx and for providing better plant efficiency in combined cycle plants | |
US4353207A (en) | Apparatus for removing NOx and for providing better plant efficiency in simple cycle combustion turbine plants | |
US8480984B2 (en) | Biomass boiler SCR NOx and CO reduction system | |
EP0190366B1 (en) | Boiler capable of recovering waste heat and having denitration devices | |
KR100309959B1 (ko) | 배열회수보일러 | |
RU2604746C2 (ru) | СПОСОБ УДАЛЕНИЯ SOх ИЗ ТОПОЧНЫХ ГАЗОВ ИЗ ПАРОВОГО КОТЛА | |
US5555849A (en) | Gas temperature control system for catalytic reduction of nitrogen oxide emissions | |
US9359918B2 (en) | Apparatus for reducing emissions and method of assembly | |
JP3638638B2 (ja) | 固体還元剤を用いた脱硝装置 | |
KR101180961B1 (ko) | 선박용 내연기관 시스템 및 이에 적합한 배기가스 정화시스템 | |
KR20120057229A (ko) | 선박용 내연기관 시스템 및 이에 적합한 배기가스 정화 시스템 | |
CN205517257U (zh) | 火电厂低含尘烟气scr脱硝装置 | |
US20110033360A1 (en) | Method of operating hydrolytic separator | |
CN215233310U (zh) | 一种氟材料含氟废液焚烧后烟气脱硝系统 | |
JPH0386212A (ja) | 排ガスの脱硝方法 | |
JP2000065313A (ja) | ボイラ装置及びボイラ起動運転方法 | |
JP3568566B2 (ja) | 二酸化窒素と一酸化窒素を含有する排ガス用脱硝装置の使用方法 | |
JPH04324002A (ja) | 排熱回収熱交換器 | |
JPH0713523B2 (ja) | 排熱回収ボイラ装置 | |
JPS61208402A (ja) | 排熱回収ボイラ装置 | |
JPS5943213B2 (ja) | 排ガス脱硝装置 | |
JPH0739724A (ja) | 高温排ガス脱硝設備のアンモニア注入装置 | |
JPS62202902A (ja) | 排熱回収ボイラ装置 | |
JPH1047601A (ja) | 排熱回収熱交換器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040210 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040409 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041130 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050128 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050614 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050811 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20050819 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050920 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050929 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081007 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091007 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101007 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111007 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111007 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121007 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121007 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131007 Year of fee payment: 8 |