JPS5943213B2 - 排ガス脱硝装置 - Google Patents
排ガス脱硝装置Info
- Publication number
- JPS5943213B2 JPS5943213B2 JP56125809A JP12580981A JPS5943213B2 JP S5943213 B2 JPS5943213 B2 JP S5943213B2 JP 56125809 A JP56125809 A JP 56125809A JP 12580981 A JP12580981 A JP 12580981A JP S5943213 B2 JPS5943213 B2 JP S5943213B2
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- JP
- Japan
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- exhaust gas
- hydrogen peroxide
- injection
- air
- denitrification
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ガスタービンの排煙脱硝装置に係り脱硝効率
の良好なOHラジカル注入方式のH2O2注大技術に関
する。
の良好なOHラジカル注入方式のH2O2注大技術に関
する。
従来技術の排煙脱硝装置を第1図に示す。
第1図において、ガスタービン10と排熱回収ボイラ2
0と脱硝装置30が備えられている。
0と脱硝装置30が備えられている。
ガスタービン10は、圧縮機11、タービン12、燃焼
室14により構成され、発電機13を駆動する。
室14により構成され、発電機13を駆動する。
排熱回収ボイラ20はガスタービン10からの排ガス3
を熱源とし、ガス上流側より過熱器21、蒸発器22、
節炭器23により構成されている。
を熱源とし、ガス上流側より過熱器21、蒸発器22、
節炭器23により構成されている。
ガスタービン10に導びかれる空気4は、上記圧縮機1
1により圧縮され、上記燃焼室14において、燃料5を
燃焼させ、発生した高温、高圧ガスで、上記タービン1
2を駆動する。
1により圧縮され、上記燃焼室14において、燃料5を
燃焼させ、発生した高温、高圧ガスで、上記タービン1
2を駆動する。
タービン12の排ガス3は、排熱回収ボイラ20で熱回
収され、そこで発生した蒸気2は熱負荷、例えば、蒸気
タービン40に導入されコンバインドサイクル発電プラ
ントを形成する。
収され、そこで発生した蒸気2は熱負荷、例えば、蒸気
タービン40に導入されコンバインドサイクル発電プラ
ントを形成する。
ガスタービン10の排ガス3に含まれる窒素酸化物の低
減対策としては、主として、ガスタービン10の燃焼室
14へ適量の水又は蒸気7を噴射することによって行な
われており、NOx濃度を約4oppm程度におさえる
ことが可能であった。
減対策としては、主として、ガスタービン10の燃焼室
14へ適量の水又は蒸気7を噴射することによって行な
われており、NOx濃度を約4oppm程度におさえる
ことが可能であった。
一般に、ガスタービンで水又は蒸気1の噴射量を増すと
、窒素酸化物の排出量は、3oppmまでは低減される
が、しかしながら蒸気タービンとのコンバインドプラン
トの熱効率を低下させるという欠点を有する。
、窒素酸化物の排出量は、3oppmまでは低減される
が、しかしながら蒸気タービンとのコンバインドプラン
トの熱効率を低下させるという欠点を有する。
第2図に示した入口空気流量に対する水噴射量とコンバ
インドプラント熱効率との関係図からも明らかである。
インドプラント熱効率との関係図からも明らかである。
また、最近の環境規制の強化、特に窒素酸化物の総量規
制により、窒素酸化物排出量が10ppmレベルに規制
されると、上記水又は蒸気7の噴射だけでは、窒素酸化
物の排出量を規制値以内に抑えることか不可能であり、
新たに排煙脱硝装置30を併設することが必要となる。
制により、窒素酸化物排出量が10ppmレベルに規制
されると、上記水又は蒸気7の噴射だけでは、窒素酸化
物の排出量を規制値以内に抑えることか不可能であり、
新たに排煙脱硝装置30を併設することが必要となる。
一方、従来の排煙脱硝方式の一つであるアンモニアガス
6を注入し、酸化鉄をベースにした触媒を使用するアン
モニア・酸化鉄式接触還元分解法は、第3図に示す如く
の温度特性を有する。
6を注入し、酸化鉄をベースにした触媒を使用するアン
モニア・酸化鉄式接触還元分解法は、第3図に示す如く
の温度特性を有する。
第3図に示す如く、脱硝効率は反応温度が300℃から
350℃が最適温度であるため、コンバインドプラント
の排ガスボイラ内のガス温度が300°Cから350°
Cとなる蒸発器22と節炭器21を分離して、その間に
反応塔31を入れなければならないという欠点がある。
350℃が最適温度であるため、コンバインドプラント
の排ガスボイラ内のガス温度が300°Cから350°
Cとなる蒸発器22と節炭器21を分離して、その間に
反応塔31を入れなければならないという欠点がある。
また、Su値は100OOH−1と小さく、火力機に比
べて、ガスタービン10は排ガス3の量が2.5倍と多
く、多量の触媒を必要とするため、反応塔31の容積が
大きくなければならないという欠点がある。
べて、ガスタービン10は排ガス3の量が2.5倍と多
く、多量の触媒を必要とするため、反応塔31の容積が
大きくなければならないという欠点がある。
ここで、これら従来方式の脱硝技術の欠点を解消するた
め、OHラジカル注入方式のH20□注入方法に関する
無触媒脱硝方式が検討されている。
め、OHラジカル注入方式のH20□注入方法に関する
無触媒脱硝方式が検討されている。
我々の実験によれば第4図に示す如くこのOHラジカル
注入方式は、02が共存している時は、温度が400〜
500度の条件下ではH20□の一段注入は脱硝効率が
40%から50%と低いことが判明した。
注入方式は、02が共存している時は、温度が400〜
500度の条件下ではH20□の一段注入は脱硝効率が
40%から50%と低いことが判明した。
そして、第5図に示したようにH2O2は高温下では(
1)式に示す如<0.1秒以内に完全にH2Oに分解し
てしまう特徴を有する。
1)式に示す如<0.1秒以内に完全にH2Oに分解し
てしまう特徴を有する。
H20□→H20+−0□ ・・・・・・・・・(
1)しかも、H2O2は金属表面に接触することにより
、同様に(1)式の反応により、H2Oに分解するとい
う特徴も有している。
1)しかも、H2O2は金属表面に接触することにより
、同様に(1)式の反応により、H2Oに分解するとい
う特徴も有している。
本発明の目的は上記従来技術の欠点を解消し脱硝効率の
良い過酸化水素注入方式による排ガス脱硝装置を提供す
ることにある。
良い過酸化水素注入方式による排ガス脱硝装置を提供す
ることにある。
次に本発明を適用したガスタービン排煙脱硝方式の一実
施例を図面を参照して説明する。
施例を図面を参照して説明する。
第6図において、ガスタービン10は、空気圧縮機11
、タービン12、燃焼室14、排ガスダクト16により
構成されており発電機13を駆動する。
、タービン12、燃焼室14、排ガスダクト16により
構成されており発電機13を駆動する。
上記排気ダクト16には、過酸化水素注入ノズル83A
〜83Dが一定間隔(例えば約2m間隔)で設置されて
いる。
〜83Dが一定間隔(例えば約2m間隔)で設置されて
いる。
過酸化水素注入装置80は、過酸化水素流量調整弁81
A〜81D、注入ノズル83A〜83D、注入ポンプ8
4、貯蔵タンク85等により構成されている。
A〜81D、注入ノズル83A〜83D、注入ポンプ8
4、貯蔵タンク85等により構成されている。
上記注入ノズル83A〜83Dには、空気孔86A〜8
6Dがそれぞれ設置されている。
6Dがそれぞれ設置されている。
上記ガスタービン空気圧縮機11の中間段には、空気抽
気管15が配設され、上記空気抽気管15は、上記、注
入ノズルの空気孔86A〜86Dに接続されていて空気
を圧縮機11から導くようになっている。
気管15が配設され、上記空気抽気管15は、上記、注
入ノズルの空気孔86A〜86Dに接続されていて空気
を圧縮機11から導くようになっている。
また排気ダクト16には、上記過酸化水素注入、ノズル
83A〜83Dの上流側に位置するアンモニア注入ノズ
ル17とその注入装置18が設置されている。
83A〜83Dの上流側に位置するアンモニア注入ノズ
ル17とその注入装置18が設置されている。
同様に排気ダクト16には過酸化水素注入ノズル83A
〜83Dの上流側に位置する排ガス温度検出計88と、
NOx検出計89が設置され、上記検出計88,89で
の検出信号は演算器82にて制御空気量に置き替えられ
、操作空気管81を通じ、該流量調整弁81A〜81D
の開度を制御することになっている。
〜83Dの上流側に位置する排ガス温度検出計88と、
NOx検出計89が設置され、上記検出計88,89で
の検出信号は演算器82にて制御空気量に置き替えられ
、操作空気管81を通じ、該流量調整弁81A〜81D
の開度を制御することになっている。
第8図に、上記過酸化水素注入ノズル83の詳細図、第
9図に、第8図のA−A断面図を示す。
9図に、第8図のA−A断面図を示す。
第8図、第9図において、注入ノズル83にはノズル外
面より過酸化水素8の流入方向に向ってノズル内面に至
る複数個の空気孔86a 、86b。
面より過酸化水素8の流入方向に向ってノズル内面に至
る複数個の空気孔86a 、86b。
86cが、ノズル内面の円周の接線方向に沿って設けら
れている。
れている。
上記注入ノズル本体83は、上記排気ダクト16に連通
ずるよう設置されている。
ずるよう設置されている。
上記構成からなるガスタービンの排ガス脱硝装置におい
て、その操作を以下に説明する。
て、その操作を以下に説明する。
第6図、第8図、第9図において、ガスタービン入口空
気4は、空気圧縮機11で圧縮され、燃焼室14で、燃
料5を燃焼させて、高温ガスとなり、上記タービン12
で膨張し、上記発電機13を駆動する。
気4は、空気圧縮機11で圧縮され、燃焼室14で、燃
料5を燃焼させて、高温ガスとなり、上記タービン12
で膨張し、上記発電機13を駆動する。
上記タービン12の排ガス3は約520℃で上記排ガス
ダクト16に導入され、最終的に煙突41より大気へ放
出される。
ダクト16に導入され、最終的に煙突41より大気へ放
出される。
上記排ガス3中の窒素酸化物、ガス温度は、それぞれ、
上記窒素酸化物検出計89、温度検出計88によって検
出される。
上記窒素酸化物検出計89、温度検出計88によって検
出される。
排ガス中の窒素酸化物の還元脱硝を行うアンモニアとし
てはアンモニア注入装置18、注入ノズル1Tを介し、
アンモニアガス6が、上記排ガスダクト6内に注入され
る。
てはアンモニア注入装置18、注入ノズル1Tを介し、
アンモニアガス6が、上記排ガスダクト6内に注入され
る。
アンモニアガスの注入量は、上記窒素酸化物検出計89
によって検出された、上記排ガス3中の窒素酸化物の濃
度に応じ、あらかじめ与えられた設定量、例えば、窒素
酸化物の2倍のモル量が注入される。
によって検出された、上記排ガス3中の窒素酸化物の濃
度に応じ、あらかじめ与えられた設定量、例えば、窒素
酸化物の2倍のモル量が注入される。
過酸化水素8は、上記タンク85、注入ポンプ84を通
り、各注入ノズル83A〜86Dから、排ガス3中に注
入される。
り、各注入ノズル83A〜86Dから、排ガス3中に注
入される。
上記各注入ノズル83A〜83Dの各々の間隔は、約2
メートルであり、これは、上記排ガス3の流速が約20
メートル前後である場合にそのQ、1秒前後の距離間隔
となるように設置されているものである。
メートルであり、これは、上記排ガス3の流速が約20
メートル前後である場合にそのQ、1秒前後の距離間隔
となるように設置されているものである。
従って、最上流側の注入ノズル83Aより注入された過
酸化水素8は、約200℃以上の雰囲気で、2・OHに
分解し、次に、この2・OHは400℃以上の雰囲気で
その上流側にて注入された上記NH3と反応し、NH2
+N20となりこのNH2は排ガス3中の窒素酸化物と
反応し、窒素酸化物を無害なN2とN20に還元分解す
る。
酸化水素8は、約200℃以上の雰囲気で、2・OHに
分解し、次に、この2・OHは400℃以上の雰囲気で
その上流側にて注入された上記NH3と反応し、NH2
+N20となりこのNH2は排ガス3中の窒素酸化物と
反応し、窒素酸化物を無害なN2とN20に還元分解す
る。
第5図に示すように、以上の反応は、0.1秒以内に完
結し、余剰の過酸化水素は、N20になる。
結し、余剰の過酸化水素は、N20になる。
従って、0.1秒前後の距離間隔で上記注入ノズル83
Aの下流側に設置された注入ノズル83B〜83Dより
注入された過酸化水素は、効果的に排ガス3中の窒素酸
化物の還元分解に作用する。
Aの下流側に設置された注入ノズル83B〜83Dより
注入された過酸化水素は、効果的に排ガス3中の窒素酸
化物の還元分解に作用する。
第4図に示すような、約500℃の雰囲気での脱硝率5
0%は、上記の4点注入により、全体で90%以上が期
待される。
0%は、上記の4点注入により、全体で90%以上が期
待される。
各注入ノズル83A〜83Dからの過酸化水素8の注入
量は、上記流量調整弁81A〜BIDにより調整される
。
量は、上記流量調整弁81A〜BIDにより調整される
。
第4図に示すように、過酸化水素8の注入量は、排ガス
中の窒素酸化物と同等のモル数量でよく、しかも、その
量は、第7図に示す如く初期窒素酸化物濃度に依存しな
い。
中の窒素酸化物と同等のモル数量でよく、しかも、その
量は、第7図に示す如く初期窒素酸化物濃度に依存しな
い。
また、脱硝効率は、第4図に示す如く排ガス温度によっ
て決定される。
て決定される。
以上より、上記注入量は、上記窒素酸化物検出計89、
温度検出計88によって検出された排ガス3中の窒素酸
化物と温度によって、あらかじめ与えられた計算式に基
き上記演算子を介し、上記各流量調整弁を調整すること
ができる。
温度検出計88によって検出された排ガス3中の窒素酸
化物と温度によって、あらかじめ与えられた計算式に基
き上記演算子を介し、上記各流量調整弁を調整すること
ができる。
例えば、排ガス温度500℃、排ガス中の窒素酸化物1
00pp[nの時は、1段での脱硝効果が約50%であ
ることより、上記注入ノズル83A〜83Dからの過酸
化水素6の注入量は、それぞれ50ppIII、 25
ppm、12ppm、 6PFlで、最終の窒素酸化物
は約7卿となる。
00pp[nの時は、1段での脱硝効果が約50%であ
ることより、上記注入ノズル83A〜83Dからの過酸
化水素6の注入量は、それぞれ50ppIII、 25
ppm、12ppm、 6PFlで、最終の窒素酸化物
は約7卿となる。
これにより、過酸化水素の注入量を増さずに、脱硝効率
の向上が可能となる。
の向上が可能となる。
そして、上記ガスタービン空気圧縮機11の抽気管15
を通じ、抽気された空気9は、第8図、第9図に示すよ
うに各注入ノズル83A〜83Dに導入される。
を通じ、抽気された空気9は、第8図、第9図に示すよ
うに各注入ノズル83A〜83Dに導入される。
そしてこの空気9は注入ノズル83に接線方向に設けら
れた複数個の空気孔86A、86B、86Cから、上記
ノズル83の内面に沿うように流下させることによって
ノズル材と、上記ノズル内を流れる過酸化水素8との間
に空気膜を形成するようにしている。
れた複数個の空気孔86A、86B、86Cから、上記
ノズル83の内面に沿うように流下させることによって
ノズル材と、上記ノズル内を流れる過酸化水素8との間
に空気膜を形成するようにしている。
従がって前記空気膜の存在によって過酸化水素8が、上
記ノズル材である金属に接触してN20と02に分解す
ることを防止できると同時に、空気噴霧により、過酸化
水素の排ガス3中への拡散を良く保つことができる。
記ノズル材である金属に接触してN20と02に分解す
ることを防止できると同時に、空気噴霧により、過酸化
水素の排ガス3中への拡散を良く保つことができる。
なお、該空気膜形成のための空気9の抽気量は非常に微
量で、ガスタービンの性能には、全く影響がない。
量で、ガスタービンの性能には、全く影響がない。
本発明によれば脱硝方式が無触媒方式であるため、触媒
方式の場合のような特別の反応塔を必要とせず、しかも
高い脱硝効率を得る過酸化水素注入方式による排ガス脱
硝装置が実現出来る。
方式の場合のような特別の反応塔を必要とせず、しかも
高い脱硝効率を得る過酸化水素注入方式による排ガス脱
硝装置が実現出来る。
第1図は従来技術によるアンモニア・酸化鉄の接触還元
分解方式の脱硝装置をガスタービン排熱回収ボイラに設
置したコンバインドプラントの系統図、第2図はガスタ
ービン水噴射量とガスタービンコンバインドプラント熱
効率との関係を示す説明図、第3図はアンモニア・酸化
鉄の接触還元分解方式の脱硝効率と温度特性との関係を
示す説明図、第4図は本発明に係わるOHラジカル注入
方式の脱硝率と脱硝温度との関係を示す説明図、■ 第5図は高温下においてH2O2がN20と102に分
解する際の時間特性図、第6図は本発明の一実施例を示
すガスタービンの排ガス脱硝装置の系統図、第7図は初
期NOx濃度に対して注入すべきN2H4及びH2O2
の対NOxモル比の関係を示す説明図、第8図は第6図
の過酸化水素注入ノズルの詳細を示す断面図、第9図は
第8図のA−A方向断面図である。 3・・・・・・排カス、6・・・・・・アンモニアガス
、8・・・・・・過酸化水素、9・・・・・・抽気空気
、10・・・・・・ガスタービン、15・・・・・・抽
気管、16・・・・・・排ガスダクト、17・・・・・
・アンモニア注入ノズル、18・・・・・・アンモニア
注入設備、80・・・・・・過酸化水素注入装置、81
・・・・・・流量調整弁、82・・・・・・演算装置、
83・−・・・注入ノズル、85・・・・・・過酸化水
素貯蔵タンク、86・・・・・・空気孔、88・・・・
・・温度検出器、89・・・・・・NOx検出器。
分解方式の脱硝装置をガスタービン排熱回収ボイラに設
置したコンバインドプラントの系統図、第2図はガスタ
ービン水噴射量とガスタービンコンバインドプラント熱
効率との関係を示す説明図、第3図はアンモニア・酸化
鉄の接触還元分解方式の脱硝効率と温度特性との関係を
示す説明図、第4図は本発明に係わるOHラジカル注入
方式の脱硝率と脱硝温度との関係を示す説明図、■ 第5図は高温下においてH2O2がN20と102に分
解する際の時間特性図、第6図は本発明の一実施例を示
すガスタービンの排ガス脱硝装置の系統図、第7図は初
期NOx濃度に対して注入すべきN2H4及びH2O2
の対NOxモル比の関係を示す説明図、第8図は第6図
の過酸化水素注入ノズルの詳細を示す断面図、第9図は
第8図のA−A方向断面図である。 3・・・・・・排カス、6・・・・・・アンモニアガス
、8・・・・・・過酸化水素、9・・・・・・抽気空気
、10・・・・・・ガスタービン、15・・・・・・抽
気管、16・・・・・・排ガスダクト、17・・・・・
・アンモニア注入ノズル、18・・・・・・アンモニア
注入設備、80・・・・・・過酸化水素注入装置、81
・・・・・・流量調整弁、82・・・・・・演算装置、
83・−・・・注入ノズル、85・・・・・・過酸化水
素貯蔵タンク、86・・・・・・空気孔、88・・・・
・・温度検出器、89・・・・・・NOx検出器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ガスタービン装置で発生した燃焼ガスを流下させる
排ガスダクトに還元剤を注入する還元剤注入装置を配設
し、前記還元剤注入装置の配設位置より下流側の排ガス
ダクトに過酸化水素を注入する過酸化水素注入装置を排
ガスの流れ方向に沿って間隔を隔てて複数個設置し、更
に前記過酸化水素注入装置にはガスタービン装置からの
抽気空気を導く空気配管を配設したことを特徴とする排
ガス脱硝装置。 2 前記過酸化水素注入装置は過酸化水素を流下させる
ノズルを備えると共に、該ノズルに該空気配管から抽気
空気を導く空気孔をノズルの接線方向に沿って形成した
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の排ガス脱
硝装置。 3 前記還元剤注入装置はアンモニア注入装置であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
排ガス脱硝装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56125809A JPS5943213B2 (ja) | 1981-08-10 | 1981-08-10 | 排ガス脱硝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56125809A JPS5943213B2 (ja) | 1981-08-10 | 1981-08-10 | 排ガス脱硝装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5866277A Division JPS53144457A (en) | 1977-05-23 | 1977-05-23 | Method of and apparatus for denitration of exhaust gas |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57117324A JPS57117324A (en) | 1982-07-21 |
JPS5943213B2 true JPS5943213B2 (ja) | 1984-10-20 |
Family
ID=14919449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56125809A Expired JPS5943213B2 (ja) | 1981-08-10 | 1981-08-10 | 排ガス脱硝装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943213B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0435267Y2 (ja) * | 1987-01-09 | 1992-08-20 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1455929B1 (en) * | 2001-11-09 | 2008-04-09 | Clean Diesel Technologies, Inc. | Continuously-variable control of pollution reducing chemicals for combustion sources |
-
1981
- 1981-08-10 JP JP56125809A patent/JPS5943213B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0435267Y2 (ja) * | 1987-01-09 | 1992-08-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57117324A (en) | 1982-07-21 |
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