JP4825324B2 - 駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動モータが取付けられるケースに作動自在に支承される被駆動部材と、前記電動モータとの間にギヤ式伝動手段が介設され、前記ケースに、前記被駆動部材の作動位置を規制する作動位置規制手段が設けられる駆動装置に関する。
所定角度の回転に応じたウォームホイルの回転規制時に、電動モータに同軸に連なるウォームギヤならびに該ウォームギヤに噛合するウォームホイルの噛合面に衝撃力が作用するのを回避するために、ウォームギヤの軸方向移動を緩和するための皿ばねが、ウォームギヤの軸およびケース間に介設されるようにした駆動装置が、たとえば特許文献1で知られている。
特開2003−348791号公報
上記従来のものでは、ウォームホイルの回転規制時にウォームギヤおよびウォームホイルの噛合面に作用する力を皿ばねで緩和することが可能であるが、皿ばねのばね力が、非回転規制状態でもウォームギヤに作用しており、電動モータの作動によって被駆動部材を作動せしめる際の制御性が低下する可能性がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、被駆動部材としてのスライドギヤの作動制御性に影響を及ぼすことなく、スライドギヤの所定作動位置での作動規制時にギヤ式伝動手段のギヤ噛合面に衝撃力が作用することを回避し得るようにした駆動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、正逆回転可能な電動モータが取付けられるケースと、このケース支承されると共に前記電動モータにギヤ式伝動手段を介して連動、連結されて該電動モータの作動に応じて軸線まわりに回転しつつ軸方向に作動するスライドギヤを備え、前記ケースには、前記スライドギヤの作動位置を規制する作動位置規制手段が設けられる駆動装置において、前記作動位置規制手段は、前記ケースとの間に衝撃力緩和用の弾性部材を介在させて前記ケースに浮動支持されるストッパ主部と、このストッパ主部に一体に連設される規制腕部とより成るストッパを備え、前記規制腕部は、前記スライドギヤの一側面に対向する第1腕部分と、前記スライドギヤの他側面に対向する第2腕部分と、その第1,第2腕部分間を一体に接続する中間部分とで全体が略U字状に形成され、前記スライドギヤの前記一側面には、該スライドギヤの軸方向一方側の移動端で前記規制腕部の前記第1腕部分に当接する第1の突部が、また前記スライドギヤの前記他側面には、該スライドギヤの軸方向他方側の移動端で前記規制腕部の前記第2腕部分に当接する第2の突部がそれぞれ突設されることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記規制腕部の前記第1腕部分は、前記スライドギヤの軸方向一方側の移動端で、前記第1の突部に対し前記スライドギヤの一方向の回転を規制するように当接し、また前記規制腕部の前記第2腕部分は、前記スライドギヤの軸方向他方側の移動端で、前記第2の突部に対し前記スライドギヤの他方向の回転を規制するように当接することを特徴とする。
また請求項記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記ストッパ主部に設けられる挿通孔に前記弾性部材が嵌合され、該弾性部材を貫通するボルトが前記ケースに螺合されることを特徴とする。
さらに請求項記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記スライドギヤの軸線と平行な軸線を有して前記ストッパ主部に設けられる挿通孔に、該挿通孔の内面との間に隙間をあけるとともに前記ケースに螺合されるボルトが挿通されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、電動モータの作動に応じてスライドギヤ軸方向往復作動端まで作動してストッパの規制腕部に当接することでスライドギヤの作動が規制されるが、スライドギヤがストッパに当接することによる衝撃力は、ケースとストッパ主部との間の弾性部材が発揮する弾発力によって緩和されることになり、ギヤ式伝動手段のギヤ噛合面に衝撃力が作用することを回避することができる。しかもスライドギヤの作動規制時のみ前記弾性部材の弾発力がギヤ式伝動手段に作用するものであり、電動モータの作動によってスライドギヤを作動せしめる通常の回転制御状態での制御性に影響が及ぶことはない。このようにスライドギヤの軸方向往復作動端で、ギヤ式伝動手段のギヤ噛合面に衝撃力が作用することを回避しつつ、スライドギヤの作動を規制することができる。
また特にストッパの規制腕部は、スライドギヤの一側面に対向する第1腕部分と、スライドギヤの他側面に対向する第2腕部分と、その第1,第2腕部分間を一体に接続する中間部分とで全体が略U字状に形成され、スライドギヤの前記一側面には、スライドギヤの軸方向一方側の移動端で規制腕部の第1腕部分に当接する第1の突部が、またスライドギヤの前記他側面には、スライドギヤの軸方向他方側の移動端で規制腕部の第2腕部分に当接する第2の突部がそれぞれ突設されるので、部品点数を最小限とした簡単な構成でスライドギヤの軸方向往復作動端を規制することができる。
請求項記載の発明によれば、作動位置規制手段のケースへの組付け性を高めることができる。
さらに請求項記載の発明によれば、スライドギヤがストッパに当接することによる衝撃力をより一層緩和することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図8は本発明の第1実施例を示すものであり、図1は自動二輪車の側面図、図2は図1の2−2線断面図、図3は図2の3−3線拡大断面図、図4は図3の4ー4線断面図、図5はスライドギヤがTOP位置側に移動したときの図4に対応した断面図、図6はドリブンプーリ付近の拡大横断面図、図7は図6の7矢視図、図8はワッシャを図7と同一方向から見た正面図である。
先ず図1において、ハイブリッド型に構成されるスクータ型の自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを下端部で軸支するフロントフォーク11を操向可能に支承するヘッドパイプ12と、該ヘッドパイプ12から後下がりに延びる前部フレーム13と、前部フレーム13の下端から左右に分岐して後方に略水平に延びる一対の中間部フレーム14…と、それらの中間部フレーム14…の後端から後上がりに延びる一対の後部フレーム15…とを備え、フロントフォーク11の上部にはバー状の操向ハンドル16が連結される。
前記両後部フレーム15…の前後方向中間部には、パワーユニットPの前部が揺動可能に支承されており、前記両後部フレーム15…の一方およびパワーユニットP間にはリヤクッション17が設けられ、パワーユニットPの後部には駆動輪である後輪WRが軸支される。
図2において、パワーユニットPは、後輪WRに駆動力を付与可能としてたとえば水冷式単気筒に構成される4サイクルのエンジンEと、該エンジンEの出力を無段階に変速可能なVベルト式の無段変速機18と、エンジンEおよび無段変速機18間に介装される発進クラッッチ19と、前記後輪WRに駆動力を付与し得る電動モータ20と、電動モータ20および後輪WR間に設けられる動力伝達手段21と、前記無段変速機18および動力伝達手段21間に介装される一方向クラッチ22とを備える。
エンジンEのエンジン本体25は、後輪WRの回転軸線と平行な回転軸線を有するクランクシャフト26を回転自在に支承するクランクケース27と、クランクケース27に結合されるシリンダブロック28と、クランクケース27と反対側でシリンダブロック28に結合されるシリンダヘッド29と、シリンダブロック28と反対側でシリンダヘッド29に結合されるヘッドカバー30とを備える。
シリンダブロック28は、該シリンダブロック28に設けられるシリンダボア31の軸線が自動二輪車の進行方向に沿ってわずかに前上がりとして略水平となるように配置される。シリンダボア31にはピストン32が摺動自在に嵌合されており、該ピストン32はコネクティングロッド33を介してクランクシャフト26に連結される。
シリンダヘッド29およびピストン32間には燃焼室34が形成され、燃焼室34に臨む点火プラグ35が、自動二輪車の進行方向前方を向いた状態でシリンダヘッド29の左側側面に取付けられる。シリンダヘッド29およびヘッドカバー30間には、クランクシャフト26の軸線と平行な軸線を有してシリンダヘッド29に回転自在に支承されるカムシャフト36を含む動弁機構37が、燃焼室34への混合気の吸気ならびに燃焼室34からの排気を制御するための図示しない吸気弁および排気弁を開閉駆動するようにして収容され、自動二輪車の進行方向前方を向いた状態でカムシャフト36の右端部には、クランクシャフト26からの回転動力が調時伝動手段38により1/2に減速されて伝達される。
クランクシャフト26の右端部は、クランクケース27およびシリンダブロック28の右側面に取付けれられる取付けベース39を液密にかつ回転自在に貫通するものであり、取付けベース39からの突出部でクランクシャフト26にはアウターロータ41が固定され、このアウターロータ41と協働してACGスタータモータ40を構成するインナーステータ42が、前記アウターロータ41で囲繞されるようにして取付けベース39に固定される。
ACGスタータモータ40よりも外方でクランクシャフト26には冷却ファン43が固着されており、この冷却ファン43をACGスタータモータ40との間に挟む位置にラジエータ44が配置され、このラジエータ44は、冷却ファン43を囲繞するシュラウド45を介して前記クランクケース27およびシリンダブロック28に取付けられる。またラジエータ44は、前記シュラウド45に取付けられるラジエータカバー46で覆われており、ラジエータカバー46には、前記冷却ファン43によって外部から冷却空気を導入するためのグリル47…がラジエータ44に対向して形成される。さらに前記ラジエータ44を通過した空気を外部に排出するための排出口48が、前記冷却ファン43の側方でシュラウド45に設けられる。
Vベルト式の無段変速機18は、エンジン本体25の一部を側方から覆ってエンジン本体25に連設されるとともに後輪WRの左側まで延設される伝動ケース50内に収容されるものであり、伝動ケース50は、クランクケース27に一体に連なる内側ケース51と、該内側ケース51を外側から覆う外側ケース52と、外側ケース52とは反対側で内側ケース51の後部に締結される歯車ケース53とから成る。
無段変速機18は、クランクケース27から伝動ケース50の前部内に突入するクランクシャフト26の端部に装着されるドライブプーリ54と、クランクシャフト26と平行な軸線を有して内側ケース51および歯車ケース53で回転自在に支承される出力軸57に装着されるドリブンプーリ55と、ドライブプーリ54からドリブンプーリ55に動力を伝達する無端状のVベルト56とを備える。
ドライブプーリ54は、発進クラッッチ19を介してクランクシャフト26に装着される固定プーリ半体58と、固定プーリ半体58に対して接近・離間可能な可動プーリ半体59とを備え、伝動ケース50内に固定的に収容された正逆回転可能な制御用電動モータ60からギヤ式伝動手段61を介して伝達される動力により、Vベルト56を巻きかけるようにして固定プーリ半体58および可動プーリ半体59間に形成されるベルト溝の幅を変化せるべく前記可動プーリ半体59が軸方向に駆動される。
図3および図4を併せて参照して、伝動ケース50内に臨む部分でクランクシャフト26を同軸に囲繞するスリーブ62が、発進クラッチ19を介してクランクシャフト26に連結されており、ドライブプーリ54の固定プーリ半体58が前記スリーブ62に固定される。またドライブプーリ54の可動プーリ半体59は、軸線方向の相対移動を可能とするとともに軸線まわりの相対回転を不能として前記スリーブ62に同軸に装着される。而して発進クラッチ19は、クランクシャフト26の回転数が所定値以上たとえば3000rpm以上でクランクシャフト26からの動力を前記固定プーリ半体58に伝達する遠心クラッチである。
台形の雄ねじ64を外周に有する円筒状のねじ部材63が前記スリーブ62を囲繞して支持板65に固着される。この支持板65は伝動ケース50の内側ケース51に締結される支持ピン66に弾性材67を介して支持されており、支持板65には、制御用電動モータ60が取りつけられるとともにギヤ式伝動手段61を覆うようにして伝動ケース50内に収容されるケース68が固定される。
前記スリーブ62およびねじ部材63間には一対のボールベアリング69,69が介装される。またボールベアリング70を介して前記可動プーリ半体59を保持する被駆動部材としてのスライドギヤ71の内周に、前記ねじ部材63の雄ねじ64に螺合する台形の雌ねじ72が刻設される。
而してスライドギヤ71は、回転動力が入力されるのに応じて回転しながら軸方向に作動することになり、それにより可動プーリ半体59が、固定プーリ半体58から最大限離隔したLOW位置と、固定プーリ半体58側に最大限近接したTOP位置との間でクランクシャフト26の軸線に沿う方向に移動することになる。
ギヤ式伝動手段61は、制御用電動モータ60の出力軸73に固着される駆動ピニオン74と、前記ケース68で回転自在に支承されて前記駆動ピニオン72に噛合するアイドルギヤ75と、該アイドルギヤ75に同軸かつ一体に連設されるウォームギヤ76と、該ウォームギヤ76に噛合するとともに前記スライドギヤ71に噛合するウォームホイル77とで構成される。
前記ケース68には、制御用電動モータ60の作動量を検出するためのセンサ78が取付けられており、このセンサ78が備える検出軸79は、前記ウォームホイル77にギヤ減速機構80を介して連結される。
ケース68には、前記スライドギヤ71の作動位置を規制する作動位置規制手段82が設けられており、この作動位置規制手段82は、スライドギヤ71の所定作動位置でスライドギヤ71に当接するストッパ83が、ケース68との間にゴム等の弾性材料から成る弾性部材84,84を介在させてケース68に浮動支持されて成るものである。
前記ストッパ83は、スライドギヤ71の軸線に直交する平面内で直線状に延びてスライドギヤ71の外周に対向するストッパ主部83aと、スライドギヤ71の軸方向作動を許容するようにして該スライドギヤ71の両面に対向する略U字状に形成されて前記ストッパ主部83aに一体に連設される規制腕部83bとから成る。即ち、規制腕部83bは、図4にも示されるようにスライドギヤ71の一側面に対向する第1腕部分aと、スライドギヤ71の他側面に対向する第2腕部分bと、その第1,第2腕部分a、b間を一体に接続する中間部分cとで全体が略U字状に形成される。
ストッパ主部83aには、スライドギヤ71の軸線と平行な軸線を有する一対の挿通孔85,85がスライドギヤ71の周方向に間隔をあけて設けられる。それらの挿通孔85…には円筒状に形成される前記弾性部材84…がそれぞれ嵌合され、さらに各弾性部材84…を貫通する円筒状のカラー86,86の一端がケース68の内面に当接され、カラー86…の他端にはワッシャ88…が当接される。而してワッシャ88…およびカラー86…に挿通されるボルト87…が、その拡径頭部87a…を前記ワッシャ88…に当接、係合させるようにしてケース68に螺合されることにより、ストッパ83がケース68との間に弾性部材84…を介在させてケース68に浮動支持される。
前記スライドギヤ71の両面には、前記ストッパ83の規制腕部83bに当接し得る突部89,90がそれぞれ突設され、スライドギヤ71の一に設けた第1の突部89は、図4で示すように、可動プーリ半体59を固定プーリ半体58から最大限離隔させたLOW位置にスライドギヤ71が移動したときにストッパ83の規制腕部83bの前記第1腕部分aに当接し、スライドギヤ71の他に設けた第2の突部90は、図5で示すように、可動プーリ半体59を固定プーリ半体58側に最大限近接させたTOP位置にスライドギヤ71が移動したときにストッパ83の規制腕部83bの前記第2腕部分bに当接するものであり、即ち規制腕部83bの第1,第2腕部分a、bは、スライドギヤ71の軸方向両側移動端で前記第1,第2の突部89,90にそれぞれ当接することになる。
図6を併せて参照して、ドリブンプーリ55は、相対回転を可能として出力軸57を同軸に囲繞する内筒94と、軸線まわりの相対回動ならびに軸線方向の相対移動を可能として内筒94を摺動可能に嵌合せしめる外筒95と、内筒94に固定される固定プーリ半体96と、該固定プーリ半体96に対向して外筒95に固定される可動プーリ半体97と、該可動プーリ半体97および固定プーリ半体96間の相対回転位相差に応じて両プーリ半体96,97間に軸方向の分力を作用せしめるようにして内筒94および外筒95間に設けられるトルクカム機構98と、可動プーリ半体97を固定プーリ半体65に近接させる側のばね力を発揮して内筒94および可動プーリ半体97間に縮設されるばね99とを備える。
而してドリブンプーリ55における固定プーリ半体96および可動プーリ半体97間の間隔は、前記トルクカム機構98によって生じる軸方向の力と、ばね99によって生じる軸方向の弾性力と、固定プーリ半体96および可動プーリ半体97間の間隔をあける方向に作用するVベルト56からの力とのバランスにより決定され、ドライブプーリ54において可動プーリ半体59を固定プーリ半体58に近接させることによりVベルト56のドライブプーリ54への巻き掛け半径が大きくなると、Vベルト56のドリブンプーリ55への巻き掛け半径が小さくなる。
後輪WRに動力を付与し得る電動モータ20は、伝動ケース50における外側ケース52の後部に設けられる開口部100を塞ぐようにして該外側ケース52に固定されるモータケース101に固定されるアウターステータ102と、前記出力軸57に相対回転不能に装着されるインナーロータ103とで構成されるものであり、電動モータ20の作動時にはその回転動力を出力軸57に伝達することができる。
ところで内筒94および出力軸57間には、ローラベアリング104およびボールベアリング105が介設されており、出力軸57に相対回転不能に装着される円筒部106aを内側に有して二重円筒状に構成される回転部材106が、出力軸57の外端に螺合されるナット108および前記ボールベアリング105の内輪間に円筒部106aを挟むようにして出力軸57に固定され、インナーロータ103は、該回転部材106の外周に間隔をあけて複数のマグネット107…が設けられて成る。
前記インナーロータ103の回転位置は回転位置検出センサ110で検出されるものであり、回転部材106の外周には、多数の被検出素子109…が周方向に間隔をあけて突設され、それらの被検出素子109…に対向する回転位置検出センサ110が、出力軸57と同軸にして前記回転部材106を囲繞するリング状のホルダ111に配設される。なお前記被検出素子109…はセンサマグネットで構成され、前記回転位置検出センサ110はホール素子で構成される。
前記ホルダ111は、インナーロータ103に対する出力軸57の軸線まわりの相対位置を制限された範囲で調節することを可能としてモータケース101の内面に取付けられる。
図7および図8において、モータケース101の外面には前記ホルダ111に対応したリング状の凹部112が設けられており、該凹部112にはリング状のワッシャ113が摺動可能に嵌合される。また凹部112の周方向に間隔をあけた複数箇所たとえば2箇所には、出力軸57の軸線を中心とする円弧状の長孔114,114が設けられており、長孔114…を貫通するようにしてワッシャ113およびモータケース101に外部から挿通されるねじ部材115,115がホルダ111に螺合される。
このような回転位置検出センサ110の取付け構造によれば、電動モータ20の伝動ケース50への組付け後でも、ねじ部材115…を緩めることにより回転位置検出センサ110の周方向位置を調整することができる。したがって電動モータ20の組付け精度を特に高めなくても回転位置検出センサ110の取付け精度を後から調整し得るようにして電動モータ20の組立を容易とし、コスト低減に寄与することができる。
またモータケース101に設けられる長孔114…はワッシャ113で外部から塞がれており、水や泥等が長孔114…から電動モータ20内に侵入することは阻止される。
一方向クラッチ22は、前記ドリブンプーリ55の内筒94と、電動モータ20のインナーロータ103との間に介設されるものであり、無段変速機18によってエンジンEの出力を出力軸57に伝達している状態で、電動モータ20を発電機として機能させるべく内筒94からインナーロータ103に動力を伝達することが可能である。
再び図2において、前記内側ケース51および歯車ケース53には、車軸117が回転自在に支承されており、伝動ケース50から突出した車軸117の端部に、後輪WRのハブ118が固着される。また前記動力伝達手段21は、出力軸57および車軸117間に設けられる減速ギヤ列である。
伝動ケース50における外側ケース52の前記ドライブプーリ54に対向する部分の側壁には、伝動ケース50内に冷却空気を取り入れるための外気取り入れ口119が設けられており、前記ドライブプーリ54の外方でクランクシャフト26の端部には外気取り入れ口119から取り入れた冷却空気を伝動ケース50内に分散させるための冷却ファン120が取付けられる。
前記外気取り入れ口119を外側から覆うようにしてフィルタケース121が外側ケース52の外面に取付けられており、このフィルタケース121に設けられる吸入口122からフィルタケース121内に導入された外気は、フィルタケース121内に設けられたフィルタエレメント123を通過することによって浄化され、前記外気取り入れ口119から伝動ケース50内に吸入される。
図1において、エンジンEのシリンダヘッド29には、上流端にエアクリーナ126を有する吸気系125の下流端が接続されるものであり、エアクリーナ126は、自動二輪車の進行方向前方を向いた状態で後輪WRの左側でパワーユニットPの上方から後方にかけて配置される。また下流端に排気マフラー128を有する排気系127の上流端が前記シリンダヘッド29の下部側面に接続されており、前記排気マフラー128は、パワーユニットPとの間に後輪WRを挟むようにして後輪WRの右側に配置される。而して排気マフラー128に設けられた支持ブラケット129はエンジン本体25に締結される。
エアクリーナ126と、排気マフラー96と、パワーユニットPのうち電動モータ20が配設される伝動ケース50と、後輪WRとは共通のカバー130で覆われる。またヘッドパイプ12の前方は合成樹脂から成るフロントカウル131で覆われ、操向ハンドル16は、その両端のグリップ132…を除いて合成樹脂から成るハンドルカバー134で覆われる。またヘッドパイプ12の後方は合成樹脂から成るセンターカウル135で覆われ、センターカウル135の両側には、フロントカウル131およびセンターカウル135に連なる合成樹脂製のレッグシールド136…がそれぞれ配置される。
車体フレームFが備える左右一対の中間部フレーム14…の両側は合成樹脂製のサイドアンダーカウル138…で覆われており、両サイドアンダーカウル138…間で中間部フレーム14…上にはラバーマット141が配設される。
また車体フレームFの後部およびエンジンEの一部は、合成樹脂から成るとともに後部フレーム15…で支持されるリヤカバー139で覆われており、このリヤカバー139上に、乗車用シート140が開閉可能に配設される。
次にこの第1実施例の作用について説明すると、制御用電動モータ60からギヤ式伝動手段61を介して回転動力が伝達されるのに応じて、回転しつつ軸方向に作動するスライドギヤ71の作動位置を規制する作動位置規制手段82は、スライドギヤ71の所定作動位置でスライドギヤ71に当接するストッパ83が、制御用伝動モータ60が取付けられるとともにギヤ式伝動手段61を収容するケース68との間に一対の弾性部材84,84を介在させてケース68に浮動支持されて成るものである。
したがってスライドギヤ71がストッパ84に当接することによる衝撃力は弾性部材84…が発揮する弾発力によって緩和されることになり、ギヤ式伝動手段61におけるギヤ噛合面、特にウォームギヤ76およびウォームホイル77の噛合面に衝撃力が作用することを回避することができる。
またスライドギヤ71の作動規制時のみ弾性部材84…の弾発力がギヤ式伝動手段61に作用するものであり、制御用電動モータ60の作動によってスライドギヤ71を作動せしめる通常の回転制御状態での制御性に影響が及ぶことはない。
またスライドギヤ71は、正逆回転可能な制御用電動モータ60の作動に応じて軸線まわりに回転しつつ軸方向に作動するものであり、スライドギヤ71の両面に、ストッパ83に当接し得る突部89,90がそれぞれ突設されているので、スライドギヤ71の軸方向往復作動端で、ギヤ式伝動手段61のギヤ噛合面に衝撃力が作用することを回避しつつ、スライドギヤ71の作動を規制することができる。
しかもストッパ83は、スライドギヤ71の軸方向両側移動端で該スライドギヤ71の両面の前記突部89,90にそれぞれ当接することを可能として略U字状の規制腕部83aを備えており、部品点数を最小限とした簡単な構成でスライドギヤ71の軸方向往復作動端を規制することができる。
さらにストッパ83に設けられた一対の挿通孔85…弾性部材84…がそれぞれ嵌合され、カラー86…を介して前記弾性部材84…を貫通するボルト87…がケース68に螺合されるものであり、作動位置規制手段82のケース68への組付け性を高めることができる。
図9は本発明の第2実施例の作動位置規制手段付近を図3と同一方向から見た断面図、図10は図9の10−10線断面図であり、上記第1実施例に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
ケース68には、スライドギヤ71の作動位置を規制する作動位置規制手段144が設けられており、この作動位置規制手段144は、スライドギヤ71の所定作動位置でスライドギヤ71に当接するストッパ145が、ケース68との間にゴム等の弾性材料から成る弾性部材146を介在させてケース68に浮動支持されて成るものである。
前記ストッパ145は、スライドギヤ71の軸線に直交する平面内で直線状に延びてスライドギヤ71の外周に対向するストッパ主部145aと、スライドギヤ71の軸方向作動を許容するようにして該スライドギヤ71の両面に対向する略U字状に形成されて前記ストッパ主部145aに一体に連設される規制腕部145bとから成り、規制腕部145bは、第1実施例と同様に、スライドギヤ71の軸方向両側移動端でスライドギヤ71の両面の突部89,90にそれぞれ当接する。
スライドギヤ71の周方向に沿うストッパ主部145aの中央部には、スライドギヤ71の軸線と平行な軸線を有する挿通孔147が設けられ、挿通孔147に挿入される円筒状のカラー148の一端がケース68の内面に当接され、カラー148の他端にはワッシャ149が当接される。而してワッシャ149およびカラー148に挿通されるボルト150が、その拡径頭部150aを前記ワッシャ149に当接、係合させるようにしてケース68に螺合されることにより、ストッパ145がボルト150の軸線まわりに揺動することを可能としてケース68に取付けられる。
また弾性部材146は、前記ストッパ145のストッパ主部145aのスライドギヤ71とは反対側の側面およびケース68間に挟まれるように配置されるものであり、前記ストッパ145の規制腕部145bがスライドギヤ71の突部89または突部90に当接することによってストッパ145をボルト150の軸線まわりに回動させる力が作用したときに弾発力を発揮し、スライドギヤ71がストッパ145に当接することによる衝撃力を緩和する。
この第2実施例によっても、上記第1実施例と同様に、スライドギヤ71がストッパ145に当接することによる衝撃力が弾性部材146が発揮する弾発力によって緩和されることになり、ギヤ式伝動手段61(第1実施例参照)におけるギヤ噛合面に衝撃力が作用することを回避することができ、しかもスライドギヤ71の作動規制時のみ弾性部材146の弾発力がギヤ式伝動手段61に作用するので通常の回転制御状態での制御性に影響が及ぶことはない。
図11は本発明の第3実施例の作動位置規制手段付近の図9に対応した断面図、図12は図11の12−12線断面図であり、上記第1および第2実施例に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
ケース68には、スライドギヤ71の作動位置を規制する作動位置規制手段152が設けられており、この作動位置規制手段152は、スライドギヤ71の所定作動位置でスライドギヤ71に当接するストッパ153が、ケース68との間にゴム等の弾性材料から成る弾性部材154を介在させてケース68に浮動支持されて成るものである。
前記ストッパ153は、スライドギヤ71の軸線に直交する平面内で直線状に延びてスライドギヤ71の外周に対向するストッパ主部153aと、スライドギヤ71の軸方向作動を許容するようにして該スライドギヤ71の両面に対向する略U字状に形成されて前記ストッパ主部153aに一体に連設される規制腕部153bとから成り、規制腕部153bは、第1および第2実施例と同様に、スライドギヤ71の軸方向両側移動端でスライドギヤ71の両面の突部89,90にそれぞれ当接する。
スライドギヤ71の周方向に沿って間隔をあけた2箇所でストッパ主部153aには、スライドギヤ71の軸線と平行な軸線を有する挿通孔155,155が設けられ、それらの挿通孔155…には、一端をケース68の内面に当接せしめる円筒状のカラー156,156が、挿通孔155…の内面との間に隙間159,159を形成するようにして挿入され、カラー156…の他端にはワッシャ157…が当接される。而してワッシャ157…およびカラー156…に挿通されるボルト158,158が、その拡径頭部158a…を前記ワッシャ157…に当接、係合させるようにしてケース68に螺合されることにより、ストッパ153が前記隙間159…の分だけ両ボルト158…の一方の軸線まわりに揺動することを可能としてケース68に取付けられる。
また弾性部材154は、前記ストッパ153のストッパ主部153aのスライドギヤ71とは反対側の側面およびケース68間に挟まれるように配置されるものであり、前記ストッパ153の規制腕部153bがスライドギヤ71の突部89または突部90に当接することによってストッパ153を両ボルト158…の一方の軸線まわりに回動させる力が作用したときに弾発力を発揮し、スライドギヤ71がストッパ153に当接することによる衝撃力を緩和する。
この第3実施例によっても、上記第1および第2実施例と同様に、スライドギヤ71がストッパ153に当接することによる衝撃力が弾性部材154が発揮する弾発力によって緩和されることになり、ギヤ式伝動手段61(第1実施例参照)におけるギヤ噛合面に衝撃力が作用することを回避することができ、またスライドギヤ71の作動規制時のみ弾性部材154の弾発力がギヤ式伝動手段61に作用するので通常の回転制御状態での制御性に影響が及ぶことはない。
しかもスライドギヤ71の軸線と平行な軸線を有してストッパ153に設けられる挿通孔155…に、該挿通孔155…の内面との間に隙間159…をあけるとともにケース68に螺合されるボルト158…が挿通されるので、スライドギヤ71がストッパ153に当接することによる衝撃力をより一層緩和することができる。
図13は本発明の第4実施例の作動位置規制手段付近の図9に対応した断面図、図14は図13の14−14線断面図であり、上記第1〜第3実施例に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
ケース68には、スライドギヤ71の作動位置を規制する作動位置規制手段162が設けられており、この作動位置規制手段162は、スライドギヤ71の所定作動位置でスライドギヤ71に当接するストッパ153が、ケース68との間にコイルばねである弾性部材163を介在させてケース68に浮動支持されて成るものである。
前記ストッパ153は、第3実施例と同様に構成されるとともに第3実施例と同様の支持構造でケース68に支持される。
また弾性部材163は、ストッパ153のストッパ主部153aのスライドギヤ71とは反対側の側面およびケース68間に縮設されるものであり、ストッパ153の規制腕部153bがスライドギヤ71の突部89または突部90に当接することによってストッパ153を両ボルト158…の一方の軸線まわりに回動させる力が作用したときに弾発力を発揮し、スライドギヤ71がストッパ153に当接することによる衝撃力を緩和する。
この第4実施例によれば、上記第4実施例と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
第1実施例の自動二輪車の側面図である。 図1の2−2線断面図である。 図2の3−3線拡大断面図である。 図3の4ー4線断面図である。 スライドギヤがTOP位置側に移動したときの図4に対応した断面図である。 ドリブンプーリ付近の拡大横断面図である。 図6の7矢視図である。 ワッシャを図7と同一方向から見た正面図である。 第2実施例の作動位置規制手段付近を図3と同一方向から見た断面図である。 図9の10−10線断面図である。 第3実施例の作動位置規制手段付近の図9に対応した断面図である。 図11の12−12線断面図である。 第3実施例の作動位置規制手段付近の図9に対応した断面図である。 図13の14−14線断面図である。
60・・・電動モータ
61・・・ギヤ式伝動手段
68・・・ケース
71・・・被駆動部材であるスライドギヤ
82,144,152,162・・・作動位置規制手段
83,145,153・・・ストッパ
83a,145a,153a・・・・ストッパ主部
83b,145b,153b・・・・規制腕部
84,146,154,163・・・弾性部材
85,155・・・挿通孔
87,158・・・ボルト
89,90・・・・第1,第2の突部
159・・・隙間
a・・・・・第1腕部分
b・・・・・第2腕部分
c・・・・・中間部分

Claims (4)

  1. 正逆回転可能な電動モータ(60)が取付けられるケース(68)と、このケース(68)支承されると共に前記電動モータ(60)にギヤ式伝動手段(61)を介して連動、連結されて該電動モータ(60)の作動に応じて軸線まわりに回転しつつ軸方向に作動するスライドギヤ(71)とを備え、前記ケース(68)には、前記スライドギヤ(71)の作動位置を規制する作動位置規制手段(82,144,152,162)が設けられる駆動装置において、
    前記作動位置規制手段(82,144,152,162)は、前記ケース(68)との間に衝撃力緩和用の弾性部材(84,146,154,163)を介在させて前記ケース(68)に浮動支持されるストッパ主部(83a,145a,153a)と、このストッパ主部(83a,145a,153a)に一体に連設される規制腕部(83b,145b,153b)とより成るストッパ(83,145,153)を備え、
    前記規制腕部(83b,145b,153b)は、前記スライドギヤ(71)の一側面に対向する第1腕部分(a)と、前記スライドギヤ(71)の他側面に対向する第2腕部分(b)と、その第1,第2腕部分(a、b)間を一体に接続する中間部分(c)とで全体が略U字状に形成され、
    前記スライドギヤ(71)の前記一側面には、該スライドギヤ(71)の軸方向一方側の移動端で前記規制腕部(83b,145b,153b)の前記第1腕部分(a)に当接する第1の突部(89)が、また前記スライドギヤ(71)の前記他側面には、該スライドギヤ(71)の軸方向他方側の移動端で前記規制腕部(83b,145b,153b)の前記第2腕部分(b)に当接する第2の突部(90)がそれぞれ突設されることを特徴とする駆動装置。
  2. 前記規制腕部(83b,145b,153b)の前記第1腕部分(a)は、前記スライドギヤ(71)の軸方向一方側の移動端で、前記第1の突部(89)に対し前記スライドギヤ(71)の一方向の回転を規制するように当接し、また前記規制腕部(83b,145b,153b)の前記第2腕部分(b)は、前記スライドギヤ(71)の軸方向他方側の移動端で、前記第2の突部(90)に対し前記スライドギヤ(71)の他方向の回転を規制するように当接することを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  3. 前記ストッパ主部(83)に設けられる挿通孔(85)に前記弾性部材(84)が嵌合され、該弾性部材(84)を貫通するボルト(87)が前記ケース(68)に螺合されることを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動装置。
  4. 前記スライドギヤ(71)の軸線と平行な軸線を有して前記ストッパ主部(153)に設けられる挿通孔(155)に、該挿通孔(155)の内面との間に隙間(159)をあけるとともに前記ケース(68)に螺合されるボルト(158)が挿通されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の駆動装置。
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