JP2000345854A - クランクシャフトの支持構造 - Google Patents
クランクシャフトの支持構造Info
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Abstract
可能なクランクケースに、クランクピンを相互間に挟む
位置に配置されるベアリングを介してクランクシャフト
が回転自在に支承されるクランクシャフトの支持構造に
おいて、クランクシャフトの軸線に沿う方向でのベアリ
ングのがたつき量を所望の範囲に管理し、ベアリングの
耐久性向上ならびに振動騒音伝達のばらつき抑制を図
る。 【解決手段】各ベアリング84の内輪86がクランクシ
ャフト31の軸線方向に沿う位置を定めてクランクシャ
フト31に相対移動不能に組付けられ、各ベアリング8
4の外輪85がクランクシャフト31の軸線方向に沿う
位置を定めてクランクケース29に相対移動不能に組付
けられる。
Description
の支持構造の改良に関する。
む平面で分割可能なクランクケースに、クランクシャフ
トが一対のボールベアリングを介して支持された構造
が、たとえば実公平7−52413号公報で開示されて
いる。
クランクピンを相互間に挟む位置に配置されている一対
のボールベアリングのうち、一方のボールベアリングの
外輪が、クランクシャフトに軸線方向に沿う位置を一定
に定めてクランクケースに組付けられているものの、他
方のボールベアリングの外輪とクランクケースとの間に
は、クランクシャフトの軸線に沿う方向での外輪の位置
を定める手段が設けられておらず、前記他方のボールベ
アリングの軸方向位置は、クランクシャフトのクランク
ウエブもしくはクランクピンとクランクケースとで挟む
ことにより定めるようにしている。このため、クランク
シャフトの軸線に沿う方向での前記他方のボールベアリ
ングおよびクランクケースの相対位置のばらつきが組立
方によって大きくなり、ボールベアリングの耐久性の低
下を招いたり、爆発荷重によるクランクケースへの振動
騒音伝達のばらつきが大きくなる可能性がある。
のであり、クランクシャフトの軸線に沿う方向でのベア
リングのがたつき量を所望の範囲で管理し、ベアリング
の耐久性向上ならびに振動騒音伝達のばらつき抑制を図
ったクランクシャフトの支持構造を提供することを目的
とする。
に、請求項1記載の発明は、クランクシャフトの回転軸
線を含む平面で分割可能なクランクケースに、クランク
ピンを相互間に挟む位置に配置されるベアリングを介し
てクランクシャフトが回転自在に支承されるクランクシ
ャフトの支持構造において、前記各ベアリングの内輪が
前記クランクシャフトの軸線方向に沿う位置を定めてク
ランクシャフトに相対移動不能に組付けられ、前記各ベ
アリングの外輪が前記クランクシャフトの軸線方向に沿
う位置を定めて前記クランクケースに相対移動不能に組
付けられることを特徴とする。
両側に配置されるベアリングが、クランクシャフトの軸
線方向に沿うクランクケースとの相対位置を一定に定め
て、クランクシャフトおよびクランクケース間に介装さ
れることになり、クランクシャフトの軸線に沿う方向で
のベアリングのがたつき量を所望の範囲に管理し、ベア
リングの耐久性を向上することができるとともに、爆発
荷重によるクランクケースへの振動騒音伝達のばらつき
を抑えて騒音防止を図ることができる。
記載の発明の構成に加えて、前記クランクシャフトの軸
線方向に沿う前記各外輪の位置は、それらの外輪の外周
に装着される規制部材をクランクケースに係合させるこ
とで定められることを特徴とし、かかる構成によれば、
クランクシャフトの軸線に沿う方向でのクランクケース
に対する各ベアリングの位置を簡単にかつ精度よく管理
することができる。
1または2記載の発明の構成に加えて、前記クランクシ
ャフトの軸線に沿う方向での各外輪および各内輪の中心
位置が、材質を異にするクランクケースおよびクランク
シャフトの熱膨張差を考慮してクランクシャフトの軸線
に沿う方向で相互にずれた位置に設定されることを特徴
とし、かかる構成によれば、クランクケースおよびクラ
ンクシャフトの材質が相互に異なることによる熱膨張差
を考慮して各外輪および各内輪の位置が定められるの
で、ベアリングの耐久性および騒音防止をより一層効果
的に図ることができる。
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
で、図1はスクータ型の自動二輪車の全体側面図、図2
は図1の要部拡大図、図3は図2の3−3線断面図、図
4は図3の4−4線矢視図、図5は図3の要部拡大図、
図6は図5の6−6線断面図である。
ル11により操舵される前輪Wfとスイング式のパワー
ユニットPにより駆動される後輪Wrとを備えたスクー
タ型の自動二輪車Vの車体フレームFは、フロントフレ
ーム12、センターフレーム13およびリヤフレーム1
4に3分割される。フロントフレーム12は、ヘッドパ
イプ121 、ダウンチューブ122 およびステップフロ
ア支持部123 を一体に備えたアルミ合金の鋳造品から
構成される。パワーユニットPがピボット15を介して
上下揺動自在に支持されるセンターフレーム13はアル
ミ合金の鋳造品から構成され、前記フロントフレーム1
2の後端に結合される。パワーユニットPの後上方に延
びるリヤフレーム14は環状のパイプ材から構成され、
その上面に燃料タンク16が支持される。センターフレ
ーム13の上面にはヘルメットケース17が支持されて
おり、シート18を一体に有するカバー19によってヘ
ルメットケース17および燃料タンク16が開閉自在に
覆われる。
に向けて配置した水冷式の単気筒4サイクルエンジンE
と、エンジンEの左側面から車体後方に延びるベルト式
無段変速機Tとを一体に結合して成り、ベルト式無段変
速機Tの後部上面がリヤクッション20を介してセンタ
ーフレーム13の後端に結合される。ベルト式無段変速
機Tの上面にはエアクリーナ21が支持され、ベルト式
無段変速機Tの右側面にはマフラー22が支持され、エ
ンジンEの下面には起立・倒伏可能なメインスタンド2
3が支持される。
クランクシャフト31に沿って鉛直方向に延びる割り面
30により分割された第1エンジンブロック32および
第2エンジンブロック33を備えており、第1エンジン
ブロック32はシリンダブロック321 およびクランク
ケース半部322 を構成し、第2エンジンブロック33
はクランクケース29の他の半部を構成する。すなわち
クランクケース29は、クランクシャフト31の回転軸
線を含む平面で分割可能である。
ンダヘッド34が結合され、シリンダヘッド34の前端
にはヘッドカバー35が結合される。第1および第2エ
ンジンブロック32,33の右側面には発電機カバー3
6が結合される。
る右側ケーシング37および左側ケーシング38を備え
ており、右側ケーシング37の前部右側面が、第1およ
び第2エンジンブロック32,33の左側面に結合され
る。また右側ケーシング37の後部右側面には減速機ケ
ーシング39が結合される。
ダ41の内部に摺動自在に嵌合するピストン42は、コ
ネクティングロッド43およびクランクピン28を介し
てクランクシャフト31に連結される。シリンダヘッド
34にはカムシャフト44が回転自在に支持されてお
り、シリンダヘッド34に設けられた吸気バルブおよび
排気バルブ(図示せず)が前記カムシャフト44によっ
て開閉駆動される。第1エンジンブロック32に設けら
れたチェーン通路40内にはタイミングチェーン45が
収納され、該タイミングチェーン45が、クランクシャ
フト31に設けられた駆動スプロケット46とカムシャ
フト44に設けられた従動スプロケット47とに巻き掛
けられる。これによりカムシャフト44は、クランクシ
ャフト31の2回転につき1回転する。
38の内部に突出するクランクシャフト31の左端には
駆動プーリ54が設けられる。該駆動プーリ54は、ク
ランクシャフト31に固定された固定側プーリ半体55
と、固定側プーリ半体55に対して接近・離間可能な可
動側プーリ半体56とを備えており、可動側プーリ半体
56はクランクシャフト31の回転数の増加に応じて半
径方向外側に移動する遠心ウエイト57によって、固定
側プーリ半体55に接近する方向に付勢される。
ーシング39間に支持された出力軸58に設けられた従
動プーリ59は、出力軸58に相対回転可能に支持され
た固定側プーリ半体60と、固定側プーリ半体60に対
して接近・離間可能な可動側プーリ半体61とを備えて
おり、可動側プーリ半体61はスプリング62で固定側
プーリ半体60に向けて付勢される。また固定側プーリ
半体60と出力軸58との間に発進用クラッチ63が設
けられる。そして駆動プーリ54および従動プーリ59
間に無端状のVベルト64が巻き掛けられる。
グ39間には前記出力軸58と平行な中間軸65および
車軸66が支持されており、出力軸58、中間軸65お
よび車軸66間に減速ギヤ列67が設けられる。そして
減速機ケーシング39を貫通して右側に突出する車軸6
6の右端に後輪Wrが設けられる。
は駆動プーリ54に伝達され、該駆動プーリ54からV
ベルト64、従動プーリ59、発進用クラッチ63およ
び減速ギヤ列67を介して後輪Wrに伝達される。
54の遠心ウエイト57に作用する遠心力が小さいた
め、従動プーリ59のスプリング62によって固定側プ
ーリ半体60および可動側プーリ半体61間の溝幅が減
少し、変速比はLOWになっている。この状態からクラ
ンクシャフト31の回転数が増加すると、遠心ウエイト
57に作用する遠心力が増加して駆動プーリ54の固定
側プーリ半体55および可動側プーリ半体56間の溝幅
が減少し、それに伴って従動プーリ59の固定側プーリ
半体60および可動側プーリ半体61間の溝幅が増加す
るため、変速比はLOWからTOPに向かって無段で変
化する。
交流発電機68は発電機カバー36により覆われてお
り、その発電機カバー36の右側にラジエータ69が設
けられる。このラジエータ69に冷却風を供給すべく、
クランクシャフト31の右端に固定された冷却ファン7
0が交流発電機68およびラジエータ69間に配置され
る。また内部にサーモスタット71を収納したサーモス
タットケース72がシリンダヘッド34の右側面に結合
されており、カムシャフト44の右端に設けられた冷却
水ポンプ73がシリンダヘッド34およびサーモスタッ
トケース72によって囲まれた空間に収納される。
の前下部とサーモスタットケース52とが冷却水配管7
4で接続され、サーモスタットケース52と第1エンジ
ンブロック32とが冷却水配管75で接続される。また
後輪Wrを上方から覆うリヤフェンダー76には、ラジ
エータ69の後上部に接続される注水管77が着脱可能
に締結されており、この注水管77とシリンダヘッド3
4とが冷却水配管78で接続される。
は、カムシャフト44により駆動される冷却水ポンプ7
3から排出された冷却水は、サーモスタットケース72
および冷却水配管75を経て第1エンジンブロック32
およびシリンダヘッド34内のウオータジャケットに供
給され、そこを通過する間にエンジンEを冷却した後に
冷却水配管78を経てラジエータ69に供給される。そ
してラジエータ69を通過する間に温度低下した冷却水
は、冷却水配管74およびサーモスタット71を経て前
記冷却水ポンプ73に戻される。一方、エンジンEが暖
機運転中であって冷却水温度が低いときにはサーモスタ
ット71が作動し、冷却水はラジエータ69を通過する
ことなくエンジンEの内部を循環して速やかに温度上昇
する。
方に配置されるラジエータ69とは、発電機カバー36
に締結される合成樹脂製のカバー80で覆われる。この
カバー80には、該カバー80内に導入する冷却空気の
整流、カバー80内で発生する騒音の外部への洩れ抑
制、ならびにカバー80内への異物の侵入防止を図るよ
うにして、外部からの冷却空気ラジエータ69に導くル
ーバー81が設けられる。このルーバー81からカバー
80内に導入される空気は、冷却ファン70で吸引され
てラジエータ69を通過してラジエータ69内の冷却水
を冷却し、カバー80の外部に排出される。
ンクピン28を相互間に挟む位置に配置されるボールベ
アリング84,84を介してクランクケース29に回転
自在に支承される。
グ84は、外輪85および内輪86間に、周方向位置を
リテーナ88で規制されるようにした複数のボール8
7,87…が介装されて成るものである。しかも外輪8
5の肉厚は、内輪86の肉厚よりも大きく設定されてお
り、各ボール87,87…は、外輪85の外周および内
輪86の内周間の中心位置よりも内方側に偏位した位置
に配置される。
内輪86,86は、それらの内輪86,86にクランク
シャフト31を圧入することにより、クランクシャフト
31の軸線方向に沿う位置を定めて該クランクシャフト
31に相対移動不能に組付けられる。
ンジンブロック32のクランクケース半部322 と、第
2エンジンブロック33とで構成されるのであるが、ク
ランクケース半部322 の第2エンジンブロック33へ
の結合面に設けられる半円状の凹部89,89と、第2
エンジンブロック33のクランクケース半部322 への
結合面に設けられる半円状の凹部90,90とで、前記
各ボールベアリング84,84の外輪85,85を嵌
合、支持する円形の支持孔91,91が形成される。
輪85,85の外周には環状の装着溝92,92が設け
られる。一方、前記各支持孔91,91の半部を構成す
る凹部89,89には、前記装着溝92,92に対応す
る係合溝93,93が設けられる。前記装着溝92,9
2の半部には、略C字状に形成される規制部材94,9
4の内周部が装着され、各規制部材94,94の外周部
が前記係合溝92,92に係合される。
クケース29に設けられている支持穴91,91の内径
よりもわずかに大きく設定されており、規制部材94,
94を係合溝92,92に係合することでクランクシャ
フト31の軸線に沿う方向での位置を定められた外輪8
4,84が、相互に締結されるクランクケース半部32
2 および第2エンジンブロック33間に挟まれる。した
がって各ボールベアリング84,84の外輪85,85
は、クランクシャフト31の軸線方向に沿う位置を定め
てクランクケース29に相対移動不能に組付けられるこ
とになる。
方向での各外輪85,85および各内輪86,86の中
心位置が、材質を異にするクランクケース29およびク
ランクシャフト31の熱膨張差を考慮してクランクシャ
フト31の軸線に沿う方向で相互にずれた位置に設定さ
れる。而してこの実施例では、クランクシャフト31が
鉄系材料から成るのに対して、クランクケース29はア
ルミ系材料から成るものであり、各外輪85,85の前
記中心位置が各内輪86,86の前記中心位置よりも内
側にずれて配置される。
と、クランクピン28の両側に配置されるボールベアリ
ング84,84の内輪86,86がクランクシャフト3
1の軸線方向に沿う位置を定めてクランクシャフト31
に相対移動不能に組付けられ、各ボールベアリング8
4,84の外輪85,85がクランクシャフト31の軸
線方向に沿う位置を定めてクランクケース29に相対移
動不能に組付けられるので、各ボールベアリング84,
84は、クランクシャフト31の軸線方向に沿うクラン
クケース29との相対位置を一定に定めて、クランクシ
ャフト31およびクランクケース29間に介装されるこ
とになる。これによりクランクシャフト31の軸線に沿
う方向でのボールベアリング84,84のがたつき量を
所望の範囲に管理して、ボールベアリング84,84の
耐久性を向上することができるとともに、爆発荷重によ
るクランクケース29への振動騒音伝達のばらつきを抑
えて騒音防止を図ることができる。
輪86,86にクランクシャフト31が圧入されること
で、内輪86,86がクランクシャフト31の軸線方向
に沿う位置を定めてクランクシャフト31に組付けら
れ、クランクシャフト31の軸線方向に沿う前記各外輪
85,85の位置は、それらの外輪85,85の外周に
装着される規制部材94,94をクランクケース29に
係合させることで定められている。したがってクランク
シャフト31の軸線に沿う方向でのクランクケース29
に対する各ボールベアリング84,84の位置を簡単に
かつ精度よく管理することができる。
向での各外輪85,85および各内輪86,86の中心
位置が、材質を異にするクランクケース29およびクラ
ンクシャフト31の熱膨張差を考慮してクランクシャフ
ト31の軸線に沿う方向で相互にずれた位置に設定され
ることにより、ボールベアリング84,84の耐久性お
よび騒音防止をより一層効果的に図ることができる。
りも大きく設定されているので、クランクケース29に
設けられる支持孔91の真円度にバラツキが生じて、ク
ランクケース半部322 および第2エンジンブロック3
3で挟まれる外輪85に、比較的大きな荷重が作用して
も耐えるだけの強度を外輪85に持たせることができ
る。
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
ンクシャフト31に圧入することで、クランクシャフト
31の軸線方向に沿う位置を定めて内輪86をクランク
シャフト31に相対移動不能に組付けるようにしたが、
クランクシャフト31のクランクウエブと、クランクシ
ャフト31に固定されるプーリーやギヤとの間に内輪8
3を挟むことで、クランクシャフト31の軸線方向に沿
う位置を定めて内輪86をクランクシャフト31に相対
移動不能に組付けることも可能である。
ば、クランクシャフトの軸線に沿う方向でのベアリング
のがたつき量を所望の範囲に管理して、ベアリングの耐
久性を向上することができるとともに、爆発荷重による
クランクケースへの振動騒音伝達のばらつきを抑えて騒
音防止を図ることができる。
クシャフトの軸線に沿う方向でのクランクケースに対す
る各ベアリングの位置を簡単にかつ精度よく管理するこ
とができる。
ンクケースおよびクランクシャフトの材質が相互に異な
ることによる熱膨張差を考慮して各外輪および各内輪の
位置が定められるので、ベアリングの耐久性および騒音
防止をより一層効果的に図ることができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 クランクシャフト(31)の回転軸線を
含む平面で分割可能なクランクケース(29)に、クラ
ンクピン(28)を相互間に挟む位置に配置されるベア
リング(84)を介してクランクシャフト(31)が回
転自在に支承されるクランクシャフトの支持構造におい
て、前記各ベアリング(84)の内輪(86)が前記ク
ランクシャフト(31)の軸線方向に沿う位置を定めて
クランクシャフト(31)に相対移動不能に組付けら
れ、前記各ベアリング(84)の外輪(85)が前記ク
ランクシャフト(31)の軸線方向に沿う位置を定めて
前記クランクケース(29)に相対移動不能に組付けら
れることを特徴とするクランクシャフトの支持構造。 - 【請求項2】 前記クランクシャフト(31)の軸線方
向に沿う前記各外輪(85)の位置は、それらの外輪
(85)の外周に装着される規制部材(94)をクラン
クケース(29)に係合させることで定められることを
特徴とする請求項1記載のクランクシャフトの支持構
造。 - 【請求項3】 前記クランクシャフト(31)の軸線に
沿う方向での各外輪(85)および各内輪(86)の中
心位置が、材質を異にするクランクケース(29)およ
びクランクシャフト(31)の熱膨張差を考慮してクラ
ンクシャフト(31)の軸線に沿う方向で相互にずれた
位置に設定されることを特徴とする請求項1または2記
載のクランクシャフトの支持構造。
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