JP4116959B2 - 内燃機関におけるクランクシャフトの軸受構造 - Google Patents

内燃機関におけるクランクシャフトの軸受構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4116959B2
JP4116959B2 JP2003339417A JP2003339417A JP4116959B2 JP 4116959 B2 JP4116959 B2 JP 4116959B2 JP 2003339417 A JP2003339417 A JP 2003339417A JP 2003339417 A JP2003339417 A JP 2003339417A JP 4116959 B2 JP4116959 B2 JP 4116959B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crankshaft
bearing
crankcase
outer race
combustion engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003339417A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005105920A (ja
Inventor
照雄 木原
陽一 田中
明 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2003339417A priority Critical patent/JP4116959B2/ja
Priority to TW093118958A priority patent/TW200512396A/zh
Priority to KR1020040072607A priority patent/KR100649420B1/ko
Priority to CNB2004100789451A priority patent/CN1332135C/zh
Priority to MXPA04009253A priority patent/MXPA04009253A/es
Priority to US10/949,822 priority patent/US7114481B2/en
Priority to BRPI0404094A priority patent/BRPI0404094B1/pt
Publication of JP2005105920A publication Critical patent/JP2005105920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4116959B2 publication Critical patent/JP4116959B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C9/00Bearings for crankshafts or connecting-rods; Attachment of connecting-rods
    • F16C9/02Crankshaft bearings
    • F16C9/03Arrangements for adjusting play
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
    • F16C35/04Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
    • F16C35/06Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B67/00Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
    • F02B67/04Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
    • F02B67/06Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F7/00Casings, e.g. crankcases or frames
    • F02F7/0043Arrangements of mechanical drive elements
    • F02F7/0053Crankshaft bearings fitted in the crankcase
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F7/00Casings, e.g. crankcases or frames
    • F02F7/0002Cylinder arrangements
    • F02F7/0004Crankcases of one-cylinder engines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)

Description

本発明は、内燃機関において、クランクケースに、クランクシャフトを回転自在に支持する軸受の構造に関するものである。
一般に、オートバイ用などの単気筒内燃機関では、クランクケースに左右一対の転がり軸受を介してクランクシャフトを回転自在に軸架し、このクランクシャフトのクランクピンにコンロッドを介してシリンダボアに摺合されるピストンを連結し、ピストンにかかる爆発圧力をクランクシャフトから一対の転がり軸受を介してクランクケースにより受けるようにされているが、この場合に、前記対をなす転がり軸受のアウタレースおよびインナレースは、クランクケースの軸受部およびクランクシャフトのジャーナル軸部にそれぞれ圧入嵌合してそれら間のガタつきにより打音が発生しないようにし、クランクシャフトの、所望の軸受機能を維持して円滑、軽快な回転を保障することが望ましい。
ところが、前述のように、左右の転がり軸受を、クランクシャフトおよびクランクケースの何れにも圧入嵌合すると、クランクシャフトのクランクケースへの組付けやその後のメンテナンスなどがしにくくなるという課題が生じる。
そこで、従来では、この課題を解決するため、図9に示すように、クランクシャフトの、クランクケースへの組付けに際しては、クランクケースにクランクシャフトを組み込む前に、あらかじめ右側クランクケース半体に右側転がり軸受のアウタレースを圧入嵌合しておくと共にクランクシャフトの左側ジャーナル軸部に左側転がり軸受のインナレースを圧入嵌合しておき、クランクシャフトの組み付けに際しては、クランクシャフトの右側ジャーナル軸部を、右側転がり軸受のインナレース(そのアウタレースは既に右側クランクケース半体に圧入嵌合)に圧入嵌合し、ついで、クランクシャフトの左側ジャーナル軸部に既にインナレースが圧入嵌合されている左側転がり軸受のアウタレースを、左側のクランクケース半体に遊嵌(遊びを存して嵌合)するようにして、クランクシャフトのクランクケースへの組付けをし易くすると共にその後のメンテナンスもし易くするようにしている。
しかしながら、このようにすると、左側の転がり軸受のアウタレースと、クランクケースの軸受面との間に多少の「ガタ」が発生するのを避けられず、そのため、内燃機関の運転時に、前記「ガタ」に起因して打音を発生するばかりでなく、所望の軸受機能が得られないという問題がある。
そこで、下記特許文献1に開示されたものでは、一対のボール軸受の何れか一方(左側)のアウタレースの外側面を、傾斜押圧面を有するプッシュプラグによりその軸方向に押圧することにより、前記「ガタ」を吸収するようにしたものが提案されているが、前記プッシュプラグによるアウタレースへの押圧力は径方向(前記「がた」吸収用)の分力と軸方向の分力とに分けられるため、その軸方向の分力が、前記アウタレースを軸方向に移動させる力として作用する。
ところで、前記特許文献1に開示のものでは、左右一対のクランクシャフトの転がり軸受は、いずれもボール軸受(軸方向の力を受ける抵抗力が存する)が採用されているので、前記プッシュプラグによる押圧力により発生する軸方向の分力は、プッシュプラグで押されない側のボール軸受(右側のボール軸受)により充分に受け止めることができ、前記軸方向の分力による軸受の変移を解消することが可能である。
特開2003−83080号公報
しかしながら、ボール軸受は、同じ定格容量の場合ローラー軸受やニードル軸受に比べて径方向に嵩が張るため、クランクシャフトの径方向の占有スペースが大きくなり、延いては内燃機関全体の大型化、重量増を招く原因になるので、クランクシャフトを支承する軸受の少なくとも一方は、ボール軸受以外のもの、たとえば、小径で高剛性なローラー軸受、ニードル軸受を採用したいという要請がある。
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、転がり軸受に、径方向のガタ吸収手段を設けたクランクシャフトの軸受構造において、クランクシャフトを支承する少なくとも一つの転がり軸受に、ボール軸受以外の、小型軽量なローラー軸受、ニードル軸受などの使用を可能にした新規な内燃機関におけるクランクシャフトの軸受構造を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、クランクシャフトをクランクケースに転がり軸受を介して回転自在に支持し、該転がり軸受のアウタレースとクランクケースの軸受孔との間に発生する径方向のガタを、前記転がり軸受のアウタレースとクランクケース間に設けたガタ吸収機構により吸収するようにした、内燃機関におけるクランクシャフトの軸受構造であって、前記ガタ吸収機構が、前記アウタレースの外側面に当接する傾斜面を有するプッシュプラグにより該アウタレースを軸方向内方側に押圧して、その押圧力の径方向分力により前記ガタを吸収するものにおいて、前記アウタレースが前記プッシュプラグの押圧力で軸方向内方側に移動するのを該アウタレースとの係合により抑制する動抑制部材を、クランクケースの外面にボルトを以て締結し、それら移動抑制部材及びボルトは、前記ガタ吸収機構に対しクランクシャフトの周方向にずれた位置で、そのガタ吸収機構の外側面よりも軸方向内方側に配置されることを特徴としている。
また請求項2の発明は、上記請求項1の特徴に加えて、前記移動抑制部材は、前記アウタレースの内周面に設けた係合溝に係合させるフック部を備えることを特徴としている。
さらに請求項3の発明は、クランクシャフトをクランクケースに転がり軸受を介して回転自在に支持し、該転がり軸受のアウタレースとクランクケースの軸受孔との間に発生する径方向のガタを、前記転がり軸受のアウタレースとクランクケース間に設けたガタ吸収機構により吸収するようにした、内燃機関におけるクランクシャフトの軸受構造において、前記ガタ吸収機構を設けた転がり軸受のアウタレースと、クランクケース間に、該アウタレースが軸方向に移動するのを抑制するようにした移動抑制手段を設け、前記移動抑制手段は、前記アウタレースの内周面に設けた係合溝と、クランクケースの外面に設けた移動抑制部材とよりなり、該移動抑制部材のフック部を前記係合溝に係合させたことを特徴としている。
さらに請求項4の発明は、請求項1〜3の何れかの特徴に加えて、クランクシャフトをクランクケースに回転自在に支持する一対の転がり軸受のうちの一方が、アウタレースとクランクケースとの間に前記ガタ吸収機構を設けたボール軸受であり、そのボール軸受のインナーレースがクランクシャフトのジャーナル軸部に圧入嵌合されることを特徴とし、また請求項5の発明は、請求項4の特徴に加えて、前記一対の転がり軸受のうちの他方は、ローラ軸受であることを特徴とし、また請求項6の発明は、請求項5の特徴に加えて、前記ローラ軸受のアウタレースがクランクケースの軸受孔に圧入嵌合されることを特徴としている。
請求項1記載の発によれば、クランクシャフトを回転自在に支承する転がり軸受のアウタレースと、その軸受孔間に生じる径方向の「ガタ」を、タ吸収機構により吸収して「ガタ」に起因する打音の発生を未然に防止すると共に所期の軸受機能を維持させることができ、また、前記タ吸収機構の存在により余儀なくされる転がり軸受のアウタレースの軸方向内方への移動は、アウタレースと係合してクランクケースの外面にボルトで締結された移動抑制部材により抑制することができるので、クランクシャフトを支承する転がり軸受として、ボール軸受よりも廉価であり、かつ軽量、コンパクトなローラー軸受、ニードル軸受などを使用することができる。しかも上記移動抑制部材及びボルトは、ガタ吸収機構に対しクランクシャフトの周方向にずれた位置で、ガタ吸収機構の外側面よりも軸方向内方側に配置される。
また、請求項2記載の発によれば、請求項1の発明の効果に加えて、前記移動抑制部材をクランクケース半体の外側から容易に組付けることができ、しかも、クランクケースには軸受面に移動手段を取付けるための切り欠きや逃げ形状を設けないで済むので、クランクケースの強度を損なうことがない。
さらに、請求項3記載の発によれば、クランクシャフトを回転自在に支承する転がり軸受のアウタレースと、その軸受孔間に生じる径方向の「ガタ」を、ガタ吸収機構により吸収して「ガタ」に起因する打音の発生を未然に防止すると共に所期の軸受機能を維持させることができ、また、前記ガタ吸収機構の存在により余儀なくされる転がり軸受のアウタレースの軸方向内方への移動は、アウタレースとクランクケース間に配置された「移動抑制手段」により抑制することができるので、クランクシャフトを支承する転がり軸受として、ボール軸受よりも廉価であり、かつ軽量、コンパクトなローラー軸受、ニードル軸受などを使用することができる。また前記「移動抑制手段」をクランクケース半体の外側から容易に組付けることができ、しかも、クランクケースには軸受面に移動手段を取付けるための切り欠きや逃げ形状を設けないで済むので、クランクケースの強度を損なうことがない。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
添付図面において、図1は、本発明クランクシャフトの軸受構造を備えた内燃機関の要部縦断側面図、図2は、図1の2−2線に沿う断面図、図3は、図1の3−3線に沿う拡大断面図、図4は、図3の4−4線に沿う断面図、図5は、図3の5−5線に沿う拡大断面図、図6は、ガタ吸収手段の斜視図、図7は移動抑制部材の斜視図、図8は、ガタ吸収手段の組み付け時の状態を示す作用図である。
まず、図1,図2において、OHC型4サイクル単気筒内燃機関Eは、シリンダブロックCBと、そのデッキ面上に固定されるシリンダヘッドCHと、そのシリンダヘッドCHの下部に固定される、左右割りのクランクケースCCと、前記シリンダヘッドCHの上面に被着されるヘッドカバーHCとを備えており、前記シリンダブロックCBの中央部に設けた、シリンダスリーブ2を有するシリンダ1には、ピストン3が摺動自在に嵌合され、このピストン3の頂面に対向してシリンダヘッドCHには燃焼室4が形成される。ピストン3のピストンピンには、コンロッド5の小端部が回転自在に連結され、このコンロッド5の大端部は、クランクシャフト6のクランクピン7に回転自在に連結されている。クランクケースCCには、後述する左右の転がり軸受BB,BRを介してクランクシャフト6が回転自在に支持される。
前記クランクケースCCは、鉄あるいはアルミなどの軽合金の鋳造により形成されて、左側クランクケース半体10と右側クランクケース半体11とを、複数のボルト14により一体に結合して構成される。左側クランクケース半体10の開口外面には左側カバー12が被覆されてボルト15によりそこに固定され、また、右側クランクケース半体11の開口外面には右側カバー13が被覆されてボルト16によりそこに固定される。左右側クランクケース半体10,11には、相互に間隔を存して対面する左右ジャーナル壁10j,11jがそれぞれ一体に形成されており、それらの左右ジャーナル壁10j,11jには、同一軸線上に左右軸受孔18,19(左軸受孔18は、右軸受孔19よりも大径)がそれぞれ開口され、これら左右軸受孔18,19の軸受面は、クランクケースの鋳造時に鋳込まれるFe製の鋳込リングによって形成されている。左右軸受孔18,19には、左右側転がり軸受BB,BRを介してクランクシャフト6の左右ジャーナル軸部6jl,6jrが回転自在に支承される。図4に明瞭に示すように、左側転がり軸受BBは、ボール軸受により構成され、また、右側転がり軸受BRはローラ軸受により構成されている。前記左側転がり軸受、すなわちボール軸受BBのインナレース22は、クランクシャフト6の左ジャーナル軸部6jlに圧入嵌合され、また、そのアウタレース23は左ジャーナル壁10jの軸受孔18に遊嵌(径方向に若干のガタ)される。このボール軸受BBのアウタレース23は、そのインナレース22よりも軸方向外方(シリンダ軸線から離れる方向)に延長されており、この延長部23eの内周面には、後述の「移動抑制手段S」を構成する断面凹状の係合溝41が形成され、この係合溝41に移動抑制部材40のフック部40fが係脱可能に係合される。図4に示すように、前記係合溝41とフック部40fとの間には、そのフック部40fに対してアウタレース23が、その軸方向への若干の移動を許容できるように、それらの間に細隙が設けられている。
また、前記右側転がり軸受、すなわち、ローラ軸受BRのインナレース26は、クランクシャフト6の右ジャーナル軸部6jrに挿入され、また、そのアウタレース27は右ジャーナル壁11jの軸受孔19に圧入嵌合される。
なお、インナレース26をクランクシャフト6の右ジャーナル軸部6jrに挿入したあと、このインナレース26の、クランクシャフト6の右ジャーナル軸部6jrへの固定は、ギヤ群62、遠心フィルタ63(図1参照)と共にクランクシャフト6の軸端からナットにより共締めすることにより行なわれる。
図1,3に示すように、クランクシャフト6とシリンダ1との間において、左側クランクケース半体10の左ジャーナル壁10jには、前記ボール軸受BBの上部外側に近づけて、該ボール軸受BBのアウタレース23と軸受孔18間の径方向の「ガタ」を吸収するためのガタ吸収機構としての「ガタ吸収手段A」がクランクシャフト6の軸線方向に沿って設けられる。
前記「ガタ吸収手段A」は、図3,4,6に明瞭に示すように、プッシュプラグ30と、コイルバネ31と、バネセットプレート32とより構成されている。プッシュプラグ30は、有底の中空円筒状に形成され、その有底側端壁のコーナ部に傾斜面30sが形成されている。そして、このプッシュプラグ30は、左ジャーナル壁10jのボール軸受BBの斜め上方のボス部34に形成した、クランクシャフト6の軸線方向(シリンダ軸線と直交方向)に軸線をもつ円筒孔35内に摺動自在に嵌合されている。
図4に示すように、ボール軸受BBのアウタレース23の断面円弧状のコーナー部23cは、前記円筒孔35内に突入しており、このコーナー23cに前記プッシュプラグ30の傾斜面30sが当接される。前記コイルバネ31は、プッシュプラグ30内に収容されてその外端は、プッシュプラグ30の開口端面よりも外側に突出される。前記バネセットプレート32は、クランクシャフト6の径方向に細長く形成されており、ボルト孔33を開口した基部32bと、内面にバネ受け用の凹部dを有する中間部32nと、内方に折り曲げた折り曲げ部bを有する自由端部32fとよりなり、前記基部32bは、左側クランクケース半体10の外面に取付ボルト38によりボルト止めされ、その中間部32nのバネ受け用凹部dは前記コイルバネ31の外端を受け、さらに折り曲げ部bを有する自由端32fは、中間部32nよりも幅狭に形成されて、左側クランクケース半体に一体に形成した側面視ハ字状(図2参照)で、断面ホーク状の位置決め部36(図5参照)に係合されて、その回転が止めらて位置決めがなされるようになっている。
しかして、前記「ガタ吸収手段A」を左側クランクケース半体10に組み付けるにあたっては、図8に示すように、バネセットプレート32を左側クランクケース半体10に取付ボルト38により緩く仮留めし、自由長のコイルバネ31の端部を、中間部32nのバネ受け用凹部dで受けた状態で、バネセットプレート32の自由端32fの折り曲げ部bを、左側ジャーナル壁10jの、ホーク状位置決め部36に係合させることにより、バネセットプレート32を回転止めして位置決めすることができるため、作業者はコイルバネ31を圧縮したり、バネセットプレート32を回転しないように手で押えるなどの面倒な操作をしなくても、「ガタ吸収手段A」の組み付けをすることができる。そして、取付ボルト38を締め上れば、図4、図5鎖線で示すように、「ガタ吸収手段A」の組み付けを完了し、この組み付け完了状態で、左側クランクケース半体10のボス部34と、バネセットプレート32の中間部32nの凹部dとを相互に嵌め合わせて、それらをクランクケース10の外面にコンパクトに収めることができ、クランクケース10の外面より突出する部分がない。そして、前述のように、「ガタ吸収手段A」の組み付けは、左側クランクケース半体10の外側から行なうことができるので、その組付作業性がきわめてよい。
図4に示すように、「ガタ吸収手段A」の組付完了状態では、バネセットプレート32はコイルバネ31を介してプッシュプラグ30を内方に押圧し、該プッシュプラグ30の傾斜面30sによりボール軸受BBのアウタレース23を、斜め下方の押圧力Fを以て押圧する。この押圧力Fの鉛直方向の分力Fr、すなわちクランクシャフト6の径方向の分力Frにより、前記アウタレース23を径方向に押圧し、この押圧力によりアウタレース23の外周面と軸受孔18間の径方向の前記「ガタ」を吸収、すなわち無くすことができ、ピストン3にかかる爆発力などによるクランクシャフト6の径方向の荷重に対してクランクシャフト6をガタなく的確に支持することができ、打音の発生を防止することができる。
しかして、前記「ガタ吸収手段A」が、ボール軸受BBに及ぼす押圧力の作用する方向は、ピストン3が受ける最大圧力(爆発圧力)の作用する方向と略一致するようにされている。すなわち、この内燃機関において、最大爆発圧力を受けるピストンの位置は、該ピストンが上死点より若干遅れた位置あるときであるので、図2に示すように、「ガタ吸収手段A」は、クランクシャフト6の軸線方向からみて、シリンダ軸線L−Lよりもクランクシャフト6の回転方向(図2矢印R方向、反時計方向)側に若干偏倚した位置で、そのシリンダ軸線L−Lに沿う方向に設けられており、これにより、「ガタ吸収手段A」がボール軸受BBに及ぼす押圧力の方向を、クランクシャフト6がピストン3から受ける最大圧力の方向と略一致させることができ、ボール軸受BBによる、クランクシャフト6の支持が的確になされる。
ところで、図4に示すように、前記「ガタ吸収手段A」のプッシュプラグ30によるアウタレース23への押圧力Fにより、水平方向、すなわちクランクシャフト6の軸方向の分力Fsが発生するので、この分力Fsにより、アウタレース23には軸方向のスラスト力が発生するのを余儀なくされ、このスラスト力は、ボール軸受BBのアウタレース23を軸方向に移動させる力として作用する。
しかして、この実施例では、以下に述べる「移動抑制手段S」により、そのスラスト力を受け止めてアウタレース23の軸方向の移動を抑制することができる。
つぎに、本発明に従う「移動抑制手段S」について説明するに、これは、複数、この実施例では3つの移動抑制部材40と、この移動抑制部材40のフック部40fが緩く係合される、ボール軸受BBのアウタレース23の内周面に形成される係合溝41とより構成されている。前記移動抑制部材40は、図7に示すように、細長い板状に形成されて、その先端部に断面C字状に屈曲したフック部40fが一体に形成されている。図2,3に示すように、前記3つの移動抑制部材40は、左側クランクケース半体10の外側において、周方向に略等間隔を存して放射状に配置されており、それらの外端は、ボール軸受BBと同心円上で取付ボルト43により左側クランクケース半体の外面に固定される。3つの移動抑制部材40は、ボール軸受BBの中心に指向され、その内端のフック部40fは、ボール軸受BBのアウタレース内面に向かって屈曲しており、その内面に形成した係合溝41にそれぞれ係合されている。各フック部40fと係合溝41との間には、それらの軸方向に若干の細隙が設けられる。フック部40fと係合溝41との係合により、ボール軸受BBのアウタレース23の軸方向の移動を抑制することができ、その結果、前記スラスト力を右側のボール軸受で受ける(前記特許文献1のもの)必要がなくなり、この実施例のように、右側の転がり軸受に、直径の小さい(ボール軸受BBに比べて)ローラー軸受BRを採用することができる。また、図2,3に示すように、前記3つの移動抑制部材40は、少なくとも周方向に120°の間隔をあけて3個所に設けると、軸方向の荷重を均等に受けることができ、ボール軸受BBの倒れを確実に防止することができる。
しかして、前記「移動抑制手段S」は、左側クランクケース半体10の外面に固定される移動抑制部材40と、ボール軸受BBのアウタレース23の内周面の形成した係合溝41とより構成されるので、その構造が簡単であり、これを左側クランクケース半体10に装着するにあたり、該左側クランクケース半体10に切り欠きなどの取付形状を設ける必要がなく、左側クランクケース半体10の強度を損じることがない。また、この「移動抑制手段S」は、左側クランクケース半体10の外側から組付けることができるので、その組付けが容易であり、さらにその組付けにあたり、特別の設備や治具を必要としない。
図1,2に示すように、クランクシャフト6のボール軸受BBの外側には、動弁カム軸50の調時駆動用駆動スプロケット51が固定され、この駆動スプロケット51は無端状のチエン52を介して、シリンダヘッドCHに回転自在に軸支される動弁カム軸50に固定される被動スプロケット53に連動されている。クランクシャフト6の回転は、駆動スプロケット51、無端状チエン52および被動スプロケット53を介して動弁カム軸50に伝達される。クランクシャフト6の下方において、左側クランクケース半体10には、前記チエン52の脱落を防止するための、チエン脱落防止プレート54が複数のボルト55により固定されている。このチエン脱落防止プレート54は、図2に示すように、駆動スプロケット51に懸回されるチエン52の円弧状下面に近接して対向する円弧状部分を有し、この円弧状部分により前記チエン52の脱落を防止できるようになっている。
図1,2において、クランクシャフト6の左側端部には、ACGのアウタロータ60を固定したフライホイール61が固定され、また右側端部には、ミッション、バランサなどに連動されるギヤ群62、および遠心オイルフィルタ63が固定される。
つぎに、この実施例の作用について説明する。
いま、内燃機関Eが運転されると、クランクケース6にボール軸受BBおよびローラ軸受BRを介して支承されるクランクシャフト6が回転駆動されるが、その際に、ボール軸受BBのアウタレース23と、左側クランクケース半体10の軸受孔18間に生じる径方向の「ガタ」は、前記「ガタ吸収手段A」により吸収することが
でき、前記「ガタ」に起因する打音の発生を未然に防止することができると共に前記軸受BB,BRによりクランクシャフト6を的確に支持してその円滑、軽快な回転を保障することができる。
また、前記「ガタ吸収手段A」の取付けにより、余儀なくされるボール軸受BBのアウタレース23の軸方向の移動は、前記「移動抑制手段S」により抑制することができるので、クランクシャフト6を支承する一対の転がり軸受のうち、その一方をローラー軸受(ボール軸受よりも小径で高剛性)とすることができ、内燃機関Eのコンパクト化が可能になる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。
たとえば、前記左側のボール軸受に代えてローラ軸受、その他の転がり軸受を使用してもよく、また前記右側のローラー軸受に代えてニードル軸受、その他の転がり軸受を用いてもよい。
本発明クランクシャフトの軸受構造を備えた内燃機関の要部縦断側面図 図1の2−2線に沿う断面図 図1の3−3線に沿う拡大断面図 図3の4−4線に沿う断面図 図3の5−5線に沿う拡大断面図 プッシュプラグの斜視図 移動抑制部材の斜視図 ガタ吸収手段の組付時の状態を示す作用図 クランクシャフトをクランクケースに組み付ける過程を示す図
符号の説明
6・・・・・クランクシャフト
6jl・・・ジャーナル軸部
10・・・・クランクケース(左側クランクケース半体)
18・・・・軸受孔
22・・・・転がり軸受(ボール軸受)のインナーレース
23・・・・転がり軸受(ボール軸受)のアウタレース
27・・・・ローラ軸受のアウタレース
30・・・・プッシュプラグ
30s・・・傾斜面
40・・・・移動抑制部材
40f・・・フック部
41・・・・係合溝
43・・・・ボルト
A・・・・・ガタ吸収機構としてのガタ吸収手段
BB・・・・転がり軸受(ボール軸受)
BR・・・・転がり軸受(ローラ軸受)
S・・・・・移動抑制手段

Claims (6)

  1. クランクシャフト(6)をクランクケース(10)に転がり軸受(BB)を介して回転自在に支持し、該転がり軸受(BB)のアウタレース(23)とクランクケース(10)の軸受孔(18)との間に発生する径方向のガタを、前アウタレース(23)とクランクケース(10)間に設けたガタ吸収機構(A)により吸収するようにした、内燃機関におけるクランクシャフトの軸受構造であって、
    前記ガタ吸収機構(A)が、前記アウタレース(23)の外側面に当接する傾斜面(30s)を有するプッシュプラグ(30)により該アウタレース(23)を軸方向内方側に押圧して、その押圧力の径方向分力により前記ガタを吸収するものにおいて、
    前記アウタレース(23)が前記プッシュプラグ(30)の押圧力で軸方向内方側に移動するのを該アウタレース(23)との係合により抑制する動抑制部材(40)を、クランクケース(10)の外面にボルト(43)を以て締結し、
    それら移動抑制部材(40)及びボルト(43)は、前記ガタ吸収機構(A)に対しクランクシャフト(6)の周方向にずれた位置で、そのガタ吸収機構(A)の外側面よりも軸方向内方側に配置されることを特徴とする、内燃機関におけるクランクシャフトの軸受構造。
  2. 前記移動抑制部材(40)は、前記アウタレース(23)の内周面に設けた係合溝(41)に係合させるフック部(40f)を備えることを特徴とする、前記請求項記載の内燃機関におけるクランクシャフトの軸受構造。
  3. クランクシャフト(6)をクランクケース(10)に転がり軸受(BB)を介して回転自在に支持し、該転がり軸受(BB)のアウタレース(23)とクランクケース(10)の軸受孔(18)との間に発生する径方向のガタを、前記転がり軸受(BB)のアウタレース(23)とクランクケース(10)間に設けたガタ吸収機構(A)により吸収するようにした、内燃機関におけるクランクシャフトの軸受構造において、
    前記ガタ吸収機構(A)を設けた転がり軸受(BB)のアウタレース(23)と、クランクケース(10)間に、該アウタレース(23)が軸方向に移動するのを抑制するようにした移動抑制手段(S)を設け
    前記移動抑制手段(S)は、前記アウタレース(23)の内周面に設けた係合溝(41)と、クランクケース(10)の外面に設けた移動抑制部材(40)よりなり、該移動抑制部材(40)のフック部(40f)を、前記係合溝(41)に係合させたことを特徴とする、内燃機関におけるクランクシャフトの軸受構造。
  4. クランクシャフト(6)をクランクケース(10)に回転自在に支持する一対の転がり軸受(BB,BR)のうちの一方が、アウタレース(23)とクランクケース(10)との間に前記ガタ吸収機構(A)を設けたボール軸受(BB)であり、そのボール軸受(BB)のインナーレース(22)がクランクシャフト(6)のジャーナル軸部(6jl)に圧入嵌合されることを特徴とする、前記請求項1〜3の何れかに記載の内燃機関におけるクランクシャフトの軸受構造。
  5. 前記一対の転がり軸受(BB,BR)のうちの他方は、ローラ軸受(BR)であることを特徴とする、前記請求項4記載の内燃機関におけるクランクシャフトの軸受構造。
  6. 前記ローラ軸受(BR)のアウタレース(27)がクランクケース(10)の軸受孔(19)に圧入嵌合されることを特徴とする、前記請求項5記載の内燃機関におけるクランクシャフトの軸受構造。
JP2003339417A 2003-09-30 2003-09-30 内燃機関におけるクランクシャフトの軸受構造 Expired - Fee Related JP4116959B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003339417A JP4116959B2 (ja) 2003-09-30 2003-09-30 内燃機関におけるクランクシャフトの軸受構造
TW093118958A TW200512396A (en) 2003-09-30 2004-06-29 Crank shaft bearing structure for internal combustion engine
KR1020040072607A KR100649420B1 (ko) 2003-09-30 2004-09-10 내연 기관에서의 크랭크 샤프트의 베어링 구조
CNB2004100789451A CN1332135C (zh) 2003-09-30 2004-09-16 内燃机曲轴的轴承结构
MXPA04009253A MXPA04009253A (es) 2003-09-30 2004-09-23 Estructura de cojinete para ciguenal en motor de combustion interna.
US10/949,822 US7114481B2 (en) 2003-09-30 2004-09-24 Stabilized bearing structure for supporting a crankshaft in an internal combustion engine, and engine including same
BRPI0404094A BRPI0404094B1 (pt) 2003-09-30 2004-09-24 estrutura de mancal para eixo de manivela em motor de combustão interna

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003339417A JP4116959B2 (ja) 2003-09-30 2003-09-30 内燃機関におけるクランクシャフトの軸受構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005105920A JP2005105920A (ja) 2005-04-21
JP4116959B2 true JP4116959B2 (ja) 2008-07-09

Family

ID=34534612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003339417A Expired - Fee Related JP4116959B2 (ja) 2003-09-30 2003-09-30 内燃機関におけるクランクシャフトの軸受構造

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7114481B2 (ja)
JP (1) JP4116959B2 (ja)
KR (1) KR100649420B1 (ja)
CN (1) CN1332135C (ja)
BR (1) BRPI0404094B1 (ja)
MX (1) MXPA04009253A (ja)
TW (1) TW200512396A (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8690444B2 (en) * 2006-12-06 2014-04-08 Husqvarna Aktiebolag Crankshaft bearing arrangement of a combustion engine
FR2910080B1 (fr) * 2006-12-19 2009-03-20 Snecma Sa Pompe avec un dispositif elastique sur un roulement
JP5072686B2 (ja) * 2008-03-31 2012-11-14 本田技研工業株式会社 Ohc内燃機関のクランクケース構造
JP4988641B2 (ja) * 2008-03-31 2012-08-01 本田技研工業株式会社 内燃機関のボルト締結構造
JP5074369B2 (ja) * 2008-09-25 2012-11-14 本田技研工業株式会社 内燃機関のカムチェーンテンショナピボット取付構造
JP5094807B2 (ja) * 2009-09-24 2012-12-12 株式会社クボタ エンジン
JP5554638B2 (ja) * 2010-06-11 2014-07-23 本田技研工業株式会社 内燃機関
JP2015212531A (ja) * 2014-05-07 2015-11-26 ヤマハ発動機株式会社 内燃機関およびそれを備えた鞍乗型車両
CN106678164B (zh) * 2017-02-20 2017-10-03 清华大学 曲轴轴向间隙调整机构
JP6746798B2 (ja) * 2017-09-29 2020-08-26 本田技研工業株式会社 内燃機関
JP7003899B2 (ja) * 2018-11-30 2022-02-10 トヨタ自動車株式会社 クランクキャップ組立体
CN112222834B (zh) * 2020-11-21 2021-08-20 潍柴动力股份有限公司 一种剖分式曲轴箱的加工及装配方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3595101A (en) * 1969-07-11 1971-07-27 Gaso Pump And Burner Mfg Co Reciprocating pump having improved crankshaft bearing arrangement
AT392132B (de) * 1987-11-03 1991-01-25 Steyr Daimler Puch Ag Verbindung der kurbelwelle einer schalldicht gekapselten brennkraftmaschine mit der koaxialen antriebswelle der ausserhalb der kapsel angeordneten hilfseinrichtungen
JPH10238600A (ja) * 1997-02-28 1998-09-08 Shibaura Eng Works Co Ltd 変速機
JP3943660B2 (ja) * 1997-06-25 2007-07-11 三菱重工業株式会社 空冷4サイクル汎用エンジン
JP4245224B2 (ja) * 1999-04-23 2009-03-25 本田技研工業株式会社 動弁駆動装置
JP2000345854A (ja) * 1999-06-04 2000-12-12 Honda Motor Co Ltd クランクシャフトの支持構造
JP3831176B2 (ja) * 2000-05-10 2006-10-11 本田技研工業株式会社 内燃機関のクランク軸保持構造
JP3531741B2 (ja) * 2001-09-12 2004-05-31 本田技研工業株式会社 カムチェーンの脱落防止構造
DE10255913B4 (de) * 2002-11-29 2005-07-28 Timken Gmbh Vorrichtung zum Dämpfen von Drehschwingungen
US7051696B2 (en) * 2003-09-30 2006-05-30 Honda Motor Co., Ltd. Bearing structure of crankshaft in internal combustion engine

Also Published As

Publication number Publication date
US7114481B2 (en) 2006-10-03
CN1332135C (zh) 2007-08-15
MXPA04009253A (es) 2005-04-04
CN1603643A (zh) 2005-04-06
TWI303293B (ja) 2008-11-21
KR100649420B1 (ko) 2006-11-24
BRPI0404094A (pt) 2005-05-24
JP2005105920A (ja) 2005-04-21
US20050109306A1 (en) 2005-05-26
BRPI0404094B1 (pt) 2016-03-22
TW200512396A (en) 2005-04-01
KR20050031879A (ko) 2005-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4116959B2 (ja) 内燃機関におけるクランクシャフトの軸受構造
US7051696B2 (en) Bearing structure of crankshaft in internal combustion engine
US5960761A (en) Engine with balancer device for vehicle
US5884599A (en) Engine with balancers for vehicle
JP3993547B2 (ja) 内燃機関におけるクランクシャフトの軸受構造
EP1902230B1 (en) Torsional damper for balance shafts
JP4145763B2 (ja) 内燃機関におけるクランクシャフトの軸受構造
JPH08100700A (ja) エンジンのカム軸支持構造
EP1650475B1 (en) V-belt type automatic transmission
EP1426583B1 (en) Cam chain detachment preventive structure
JPH09177511A (ja) 頭上カム式エンジン
JP4050484B2 (ja) エンジンのクランクシャフト支持構造
JP4082109B2 (ja) 内燃機関の組立式カムシャフト
JPH1137220A (ja) 内燃機関用バランサーシャフト
JP6089575B2 (ja) デコンプ装置のデコンプ部品
JP4480975B2 (ja) ギアの組付け構造
JP2006057651A (ja) エンジン
JP3876136B2 (ja) エンジンの伝動装置
JP2007002873A (ja) クランクシャフトの支持構造
JP2004278634A (ja) 自動二輪車のクランクシャフト支持軸受における打音防止構造
JP5207143B2 (ja) エンジンのバランサ装置
JP2010037955A (ja) 内燃機関始動装置の組付方法
JP2007292032A (ja) 始動用ギヤの取付構造
JPH08121540A (ja) エンジンのバランサドライブギヤ取付構造
JP2015007405A (ja) エンジンおよび車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080418

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4116959

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130425

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130425

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140425

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees