JP4812143B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、氷雪上路面での制動性能及び走行安定性(以下、「SNOW性」という)、湿潤路面での制動性能及び走行安定性(以下、「WET性」という)、並びに、低燃費化を発揮できる低RR(転動抵抗)性を高度に両立させた空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、タイヤのWET性を高めるために、トレッドゴムに高スチレン含量のスチレンブタジエンゴム及びシリカを配合したゴム組成物を使用したものが知られており、また、低RR性を高めるために、低スチレン含量のポリブタジエンゴム(SBR)、ポリブタジエンゴム(BR)、天然ゴム(NR)及びカーボンブラック等の充填材を特定量配合したゴム組成物を使用したものが知られており、更に、SNOW性を高めるために、BR、充填材量を特定量配合したゴム組成物を使用したものが知られている。
【0003】
しかしながら、空気入りタイヤのSNOW性/WET性/低RR性のすべてを両立することは難しかった。すなわち、これらの諸性質は、相反するものであり、例えば、タイヤのWET性を高めると、低RR性が達成できず、また、低RR性を高めると、SNOW性又はWET性が低下するという課題があるのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記従来の課題に鑑み、これを解消しようとするものであり、高度のオールシーズン性の両立化、すなわち、SNOW性/WET性/低RR性を高度に両立化させた空気入りタイヤを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記従来の課題について、鋭意検討した結果、ゴムのミクロ構造を特定化したゴム成分を使用すると共に、充填材として配合するシリカ、カーボンブラックの重量比率を特定したゴム組成物を使用し、かつ、該ゴム組成物の特性値を特定したものをタイヤトレッドゴムに用いることにより、上記目的の空気入りタイヤを得ることに成功し、本発明を完成するに至ったのである。
【0006】
すなわち、本発明の空気入りタイヤは、次の〔1〕〜〔3〕に存する。
〔1〕 ゴム成分が、少なくともポリブタジエンゴムとスチレンブタジエンゴムとのブレンドゴムであって、上記ポリブタジエンゴムは92%以上のシス−1,4−ポリブタジエンゴムを全ゴム成分100重量部に対して、30重量部以上含有すると共に、上記スチレンブタジエンゴムはスチレンブタジエンゴム中のブタジエン部分に対するビニル含量が30〜50重量%である中ビニル含量のスチレンブタジエンゴムを全ゴム成分100重量部に対して、60重量部以上含有するものであり、かつ、上記ブレンドゴムは、スチレン部分が20〜30重量であり、ブタジエン部分のビニル結合含量が20〜30重量%、トランス結合含量が20重量%以上、シス結合含量が40〜60重量%とからなるものであり、該ゴム成分100重量部に対して、カーボンブラック10重量部以下と、シリカ60重量部以上とが含有され、かつ、シリカ(S)とシリカ(S)及びカーボンブラック(C/B)との重量比率〔S/(S+C/B)〕がS/(S+C/B)〕≧85%とからなるゴム組成物であり、下記条件(I)の特性を備えた上記ゴム組成物をタイヤトレッドゴムに用いたことを特徴とする空気入りタイヤ。
条件(I)
前記ゴム組成物が下記(1)〜(3)の特性を備えること。
(1) 600≦ −20℃E′ ≦700
(2) 0.40≦ 0℃tanδ ≦0.50
(3) 0.15≦60℃tanδ≦0.20
〔2〕 前記ゴム組成物には、加硫促進剤としてジフェニルグアニジンを含有してなる上記〔1〕記載の空気入りタイヤ。
〔3〕 前記カーボンブラックは、窒素吸着比表面積(N2SA)が80〜140m2/g、ジブチルフタレート吸油量100〜130cm3/100gのカーボンブラックを用いる上記〔1〕又は〔2〕記載の空気入りタイヤ。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について詳しく説明する。
本発明の空気入りタイヤのトレッドゴムに使用するカーボンブラックは、特に限定されるものではなく、例えば、窒素吸着比表面積(N2SA)が80〜140m2/g、ジブチルフタレート吸油量100〜130cm3/100gを有するカーボンブラックが挙げられ、具体的には、シースト7Hが挙げられる。
カーボンブラックの含有量は、上記ゴム成分100重量部に対して、10重量部以下、好ましくは、8〜10重量部である。カーボンブラックの含有量が10重量部を越えると、低RR性を達成することができず、好ましくない。
【0008】
また、本発明の空気入りタイヤのトレッドゴムに使用するシリカは、特に限定されるものではなく、例えば、ニプシルAQ、ウルトラジルVN−3が挙げられる。
シリカの含有量は、上記ゴム成分100重量部に対して、60重量部以上、好ましくは、65〜75重量部である。シリカの含有量が60重量部未満であると、WET性又はSNOW性を達成することができず、好ましくない。
更に、本発明では、上記シリカ(S)とシリカ(S)及びカーボンブラック(C/B)との重量比率〔S/(S+C/B)〕がS/(S+C/B)≧85%となることが必要である。この重量比率の範囲とすることにより、高度にWET性及び低RR性を両立させることができる。
上記重量比率S/(S+C/B)<85%であると、WET性及び低RR性を両立させることができないこととなり、好ましくない。
【0009】
本発明の空気入りタイヤのトレッドゴムに使用するゴム成分は、少なくともポリブタジエンゴムとスチレンブタジエンゴムとのブレンドゴムであって、上記ポリブタジエンゴムは92%以上のシス−1,4−ポリブタジエンゴムを30重量部以上含有し、かつ、上記スチレンブタジエンゴムはビニル含量が30〜50重量%である中ビニル含量のスチレンブタジエンゴムを60重量部以上含有するものであり、上記ブレンドゴムは、スチレン部分が20〜30重量%であり、ブタジエン部分のビニル結合含量が20〜30重量%、トランス結合含量が20重量%以上、シス結合含量が40〜60重量%とからなるものであることが必要である。
【0010】
本発明において、ブレンドゴムに用いるポリブタジエンゴムが92%以上のシス−1,4−ポリブタジエンゴム(以下、「ハイシスBR」という)を全ゴム成分100重量部に対して30重量部以上含有せしめたのは、WET/RRに加えて、更にSNOW性を両立化させるためである。上記範囲外、すなわち、92%未満のシス−1,4−ポリブタジエンゴムである場合、または、含有量が30重量部未満の場合は、SNOW性を両立化させることができないこととなる。また、ハイシスBRとブレンドするスチレンブタジエンゴムとしては、溶液重合SBRであり、かつ、ハイシスBRと相溶化させずに半相溶化させ、SNOW性をより発揮させるべく、ビニル含量を適正化したものが使用される。すなわち、ビニル含量が30〜50重量%である中ビニル含量のスチレンブタジエンゴムを全ゴム成分100重量部に対して60重量部以上含有するものであることが必要である。
【0011】
更に、本発明において、上記ポリブタジエンゴムとスチレンブタジエンゴムからなるブレンドゴムは、スチレン部分が20〜30重量部であり、ブタジエン部分のビニル結合含量が20〜30重量%、トランス結合含量が20重量%以上、シス結合含量が40〜60重量%とからなるものであることが必要である。上記スチレン部分の含有量、ブタジエン部分のビニル結合含量、トランス結合含量及びシス結合含量が上記範囲外となるときは、SNOW性/WET性/低RR性を高度に両立化させることができない空気入りタイヤとなる。
【0012】
また、本発明に使用できるブレンドゴム以外のゴム成分は、特に限定されるものではなく、例えば、エチレン−プロピレン−ジエンゴム、クロロプレンゴム、ハロゲン化ブチルゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、天然ゴム等が挙げられる。
これらの他のゴム成分は、1種又は2種以上混合して使用できるものである。
【0013】
更に、本発明においては、好ましくは、シリカとゴム成分との結合力を強め、耐摩耗性を更に向上させることができるシランカップリング剤を使用することが望ましく、該シランカップリング剤の含有量は、シリカの量に対して、8〜15重量%、好ましくは、10〜12重量%であることが望ましい。
本発明において使用できるシランカップリング剤は、特に限定されるものはなく、例えば、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ポリスルフィド、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−トリメトキシシリルプロピル−N,N−ジメチルカルバモイルテトラスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルベンゾチアゾリルテトラスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルメタクリレートモノスルフィド、等が挙げられる。
【0014】
また、本発明においては、本発明の効果を損なわない範囲内において、通常ゴム工業で使用される老化防止剤、軟化剤、加硫剤、加硫促進剤、加硫促進助剤等のゴム用薬品類を適宜含有することができる。
【0015】
本発明の空気入りタイヤは、上記特性のゴム成分、シリカ及びカーボンブラック等を夫々特定量配合したものからなるゴム組成物をタイヤトレッドゴムに用いるものであるが、該ゴム組成物は下記条件(I)の(1)〜(3)の特性を備えたものである。
条件(I)
(1) 600≦ −20℃E′ ≦700
(2) 0.40≦ 0℃tanδ ≦0.50
(3) 0.15≦60℃tanδ≦0.20
上記(1)の−20℃E′は、−20℃における動的弾性率E′(MPa)であり、JIS K6301に基づくものである。−20℃E′を600≦−20℃E′≦700となるゴム組成物とすることにより、目的のSNOW性とWET性を達成することができる。700を越えると、SNOW性が低下し、600未満であると、WET性が低下する。
上記(2)及び(3)の0℃tanδ、60℃tanδは、0℃、60℃の温度における損失正接(損失係数)であり、JIS K6301に基づくものである。0℃tanδを0.40≦ 0℃tanδ ≦0.50となるゴム組成物とすることにより、目的のWET性及びSNOW性とRRを達成することができる。0℃tanδが0.40未満であると、SNOW性が低下し、0.50を越えると、SNOW性とRRが低下する。
また、60℃tanδを0.15≦60℃tanδ≦0.20となるゴム組成物とすることにより、低燃費性に有効となり、目的の低RR性とWET性を達成することができる。60℃tanδが0.20を越えると、RRが悪化するが、0.15未満であると、WET性が低下する。
上記(1)〜(3)の−20℃E′、0℃tanδ及び60℃tanδの特性範囲外となるゴム組成物であると、目的のSNOW性/WET性/低RR性を高度に両立化させることができない空気入りタイヤとなり、好ましくない。
【0016】
本発明の空気入りタイヤは、上記特性のゴム成分、シリカ及びカーボンブラック等を夫々特定量配合したものからなる上記条件(I)の(1)〜(3)の特性を備えるゴム組成物をタイヤトレッドゴムに用いることにより、SNOW性/WET性/低RR性を高度に両立化させることができる(これらの点は後述する実施例等で詳しく説明する)。
【0017】
【実施例】
次に、本発明を実施例、比較例に基づいて更に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0018】
(実施例1〜3及び比較例1〜6)
下記表1に示す配合組成によりバンバリーミキサを使用して混練し各々ゴム組成物を得た。
ブレンドゴムのブタジエン部分のビニル結合含量、トランス結合含量、シス結合含量は、配合ゴムのシクロ構造の相加平均より算出した。
【0019】
得られた各々のゴム組成物について、下記測定方法により−20℃E´、0℃tanδ、60℃tanδを評価した。
また、上記で得られた各々のゴム組成物をタイヤトレッドゴムに用いた空気入りタイヤ(試作タイヤ:サイズ195/65SR)を作製して、下記測定方法によりWET操縦安定性、SNOW性及びRRC性を評価した。
これらの結果を下記表1に示す。
【0020】
(−20℃E´の評価)
JIS K6301に準拠して評価した。岩本製作所社製粘弾性スペクトロマーターを使用して、試料(厚さ2mm、幅4.7mm、長さ20mm)を初期歪10.0%、動歪1%、周波数50Hzにて測定した。
(0℃tanδ、60℃tanδの評価)
JIS K6301に準拠して評価した。東洋精機社製粘弾性スペクトロマーターを使用して、試料(厚さ2mm、幅4.7mm、長さ20mm)を歪10%、周波数50Hzにて測定した。
【0021】
(WET操縦安定性の評価)
テストコ−スWET路にて実車走行を行い、駆動性、制動性、ハンドル応答性、操縦時のコントロール性を総合評価し、操縦安定性の評価を行って指数表示した。WET操縦安定性は、6以上であることが必要である。
(SNOW性の評価)
テストコ−ス雪上路にて実車走行を行い、駆動性、制動性の評価を行って指数表示した。SNOW性は、6以上であることが必要である。
(RRCの評価)
新作新品タイヤを使用し、外径1707.8mm、幅が350mmのスチール平滑面を有する回転ドラムを使用し、JATMA80%荷重の作用下で180km/h速度からの惰行性をもって測定し評価した。
【0022】
【表1】
Figure 0004812143
【0023】
なお、上記表1中の*1〜*11は、下記のとおりである。
*1:ブタジエン部のビニル含量39重量%のスチレンブタジエンゴム
*2:ブタジエン部のビニル含量57重量%のスチレンブタジエンゴム
*3:ブタジエン部のビニル含量19重量%のスチレンブタジエンゴム
*4:ブタジエン部のビニル含量19重量%のスチレンブタジエンゴム
*5:97%のシス−1,4−ポリブタジエンゴム
*6:カーボンブラック(N2SA:126m2/g,DBP125cm3/100g)
*7:シリカ、(N2SA:150〜250m2/g)
*8:シランカップリング剤:Si69
*9:N-(1,3-ジメチル−ブチル)-N’-フェニル-P-フェニレンジアミン
*10:ジフェニルグアニジン
*11:N-tーブチル-2-ベンゾチアジルスルフェンアミド
【0024】
〔上記表1の考察〕
上記表1の結果から明らかなように、WET操縦安定性、SNOW性及びRRC性の全てを満足するものは、本発明範囲となる実施例1〜3であり、本発明の範囲外となる比較例1〜6では、WET操縦安定性、SNOW性及びRRC性の何れか2つを満足できても、全てを満足できるものではないことが判明した。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、氷上路面での制動性能及び走行安定性、湿潤路面での制動性能及び走行安定性、並びに、低燃費化を発揮できる低RR(転動抵抗)性を高度に両立させた空気入りタイヤが提供される。

Claims (3)

  1. ゴム成分が、少なくともポリブタジエンゴムとスチレンブタジエンゴムとのブレンドゴムであって、上記ポリブタジエンゴムは92%以上のシス−1,4−ポリブタジエンゴムを全ゴム成分100重量部に対して、30重量部以上含有すると共に、上記スチレンブタジエンゴムはスチレンブタジエンゴム中のブタジエン部分に対するビニル含量が30〜50重量%である中ビニル含量のスチレンブタジエンゴムを全ゴム成分100重量部に対して、60重量部以上含有するものであり、かつ、上記ブレンドゴムは、スチレン部分が20〜30重量であり、ブタジエン部分のビニル結合含量が20〜30重量%、トランス結合含量が20重量%以上、シス結合含量が40〜60重量%とからなるものであり、該ゴム成分100重量部に対して、カーボンブラック10重量部以下と、シリカ60重量部以上とが含有され、かつ、シリカ(S)とシリカ(S)及びカーボンブラック(C/B)との重量比率〔S/(S+C/B)〕がS/(S+C/B)〕≧85%とからなるゴム組成物であり、下記条件(I)の特性を備えた上記ゴム組成物をタイヤトレッドゴムに用いたことを特徴とする空気入りタイヤ。
    条件(I)
    前記ゴム組成物が下記(1)〜(3)の特性を備えること。
    (1) 600≦ −20℃E′ ≦700
    (2) 0.40≦ 0℃tanδ ≦0.50
    (3) 0.15≦60℃tanδ≦0.20
  2. 前記ゴム組成物には、加硫促進剤としてジフェニルグアニジンを含有してなる請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記カーボンブラックは、窒素吸着比表面積(N2SA)が80〜140m2/g、ジブチルフタレート吸油量100〜130cm3/100gのカーボンブラックを用いる請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
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