JP4804703B2 - 織機へのよこ糸挿入制御方法 - Google Patents
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Description
本発明は、請求項1の前提部分による方法に関する。
【0002】
WO 98/05812および合衆国4,962,976AおよびEP 0 239 055 Aによる制御された偏向ブレーキは、それぞれ糸切断または生地欠陥の最小割合を目的としてよこ糸の挿入を制御するため、異なる織機型式、例えばジェット織機やグリッパまたはレピア織機などの挿入システムに用いられる。よこ糸は、旋回または直線状に移動可能な制動要素により、制動中に偏向され、この制動要素は制動作用が全くない非活性位置と偏向した制動位置との間に調整される。
【0003】
WO 98/05812は、ジェット織機のための偏向ブレーキに関する制動機能の選択を開示している。挿入の最初の部分の間、回転可能な制動要素は、よこ糸飛翔への影響なく、その非活性位置に残っている。挿入の最終部分において、フィーダの停止装置の起動によってもたらされる不可避のホイップラッシュ作用が最大糸張力をもたらす場合、この最大糸張力を弱めるために制動要素はその制動位置へと調整される。まず制動力が調整され、糸によってその制動位置からその非活性位置に向かう方向に弾性的に戻され、制動要素がエネルギを消費するようになっている。この時点の後、制動力が減じられ、次のおさのよこ糸おさ打ち動作の間に、偏向ブレーキに仕込まれた糸長が放出されると共に糸が引き伸ばされた状態に保たれるようになっている。この状況において、制動要素は、よこ糸が切断される前にその非活性位置に少なくともほぼ戻っている。切断したよこ糸が挿入ノズルにより発生させられる保持力により付勢されているので、減少させられた制動力は、制動要素をその制動位置へと再び調整し、よこ糸自由端を挿入ノズルに引き戻すためにちょうど良くなくてはならない。それから、次の挿入のため、制動要素はその非活性位置へと戻るように調整される。グリッパまたはレピア織機においては、異なる制動機能がジェット織機のそれよりも必要とされる。基本的に、これはその性能がより良好である制御された偏向ブレーキとして示されることができ、より正確な少なくとも2つの作動パラメータ、すなわち制動力およびブレーキ作動時期が製織運転状態に合わせられる。WO 98/05812は、偏向ブレーキの作動時期およびその制動力をそれぞれ決定または調整するため、供給される電流曲線が糸品質と、織機の型と、システムの操作モードとに依存した状態またはパラメータに合わせられ、かつ偏向ブレーキの応答動作とある特定の遅延時間とが考慮されることを開示している。しかしながら、どのようにこのような調整がなされるのかは説明されていない。実際に、このようなパラメータは、偏向ブレーキと挿入ノズルとの間の糸通路に配置された糸張力測定装置を用いて調整される。しかしながら、このような目的のために糸通路に設けられた張力計は、この張力計の糸通し穴および付加的偏向角度が糸の飛翔を乱すので、糸の飛翔時間を好ましくなく変えてしまう。張力計は、これが余りにも高価かつ余りにも高感度であり、挿入サイクルおよび糸通し動作を妨げるので、恒久的に導入されることはできない。さらに、実際に用いられる方法は、偏向ブレーキの能力のみを妥協調整へと導く大雑把な試行錯誤処理である。これは、実際の運転状態に依存した自動的かつ実時間調整を与えない。
【0004】
最適な短いよこ糸飛翔時間と、小さな確率の糸切断または生地欠陥とを考慮して最適化される糸挿入により、上記のような方法を提供することが発明の目的である。この目的の一部は、実際の動作に対する以下の作動パラメータ、つまり偏向ブレーキの作動時間および制動力に関する自動的な適合である。
【0005】
前記目的は、請求項1による方法によって達成されることができる。
【0006】
本発明の眼目は、重要な時期または本来の挿入の重要な期間における制動要素の位置および/または制動要素の運動作用が、偏向ブレーキの能力に関する情報を発し、糸飛翔を妨げる測定装置によって機械的干渉の必然性なく、調整の単純な最適化のための可能性を与えているという認識である。制動要素のそれぞれの位置に基づくブレーキ調整の最適化は、最適な短いよこ糸飛翔時間と、よこ糸飛翔時間の最小変化と、偏向ブレーキおよびエネルギなどを消費する挿入システムの他の部品のエネルギ消費の最小化とをもたらす。
【0007】
「時刻または期間」は、例えば同様に織機の主軸の回転のある角度値または角度範囲によって示されることができる。「制動力」という用語は、制動要素またはその駆動モータそれぞれの作動力または制動トルクと同じである。
【0009】
この方法によると、制動要素の目標位置が挿入中の選択された時刻に対してあらかじめ設定される。挿入中に検出される制動要素のそれぞれ実際に検出された位置により、目標位置と実際の位置との間の相違を決定することができ、補正信号に換えることができる。補正信号に基づき、作動パラメータが調整される。これは、最適なよこ糸挿入への観点において偏向ブレーキの能力の適応性のある最適化制御をもたらす。
【0010】
位置検出手段は、必要な情報を入手する間、よこ糸に対する機械的な影響力なく、制動要素と共に移動可能な少なくとも1つの位置インジケータと、これと共同作用する固定位置検出器とを有するべきである。
【0011】
制動要素における永久磁石が構造上単純である。磁石の磁場は、相似的に作動するホール効果センサにより走査される。この場合、それぞれの選択時刻にて制動要素の位置が認識されよう。代わりに、制動要素の運動作用は選択された時間内で決定されることができる。前記情報は最適化のために用いられる。
【0012】
便宜上、制御装置はよこ糸挿入システムの1つまたは複数の部品と信号受け入れ接続状態にあり、これらの部品は選択時刻に関して追加の情報を与えるようになっている。
【0013】
この方法によると、制動要素の位置情報を使用することにより目標位置からの偏差が検出される場合、言及された作動パラメータが織機にとって最適な飛翔時間の観点から変更される。
【0014】
特にジェット織機における偏向ブレーキの言及された作動パラメータは、ブレーキ作動または非作動および/または制動力のタイミングである。これは、例えば織機の他の型式におけるさまざまな他の作動パラメータを除外すべきではない。
【0015】
選択された時刻または時期は、フィーダのセンサの巻きほぐし信号によって決定されることができ、これらの信号は挿入の推移の間、糸に追従する。
【0016】
他の適切な時期は、フィーダのよこ糸停止装置の作動および/または非作動信号の発生と関連する。
【0017】
よこ糸の断信号の発生でさえ、偏向ブレーキの機能の検査のための適切な時点を表す。
【0018】
この方法によると、基本的に作動および非作動信号または制動力変更信号に対する偏向ブレーキの固有の応答動作が考慮されるべきである。
【0019】
この方法の変形によると、フィーダの作動中の停止装置により起こされる不可避の最大糸張力において、偏向ブレーキが意図されているように操作されているか否かが確認される。この時点で制動要素が制動位置にまだ残っている場合、これが最大糸張力を弱めるために制動位置を離れていたとしても、偏向ブレーキが次に続く挿入中により良好な能力を有するように、制動力は減少させられる。
【0020】
さらに、この方法によると、制動要素があらかじめ設定した時間中の最大糸張力の時期に揺れ動く位置変化をしているか否かが確かめられるが、その理由は、これが余りにも弱い制動力を示すためである。肯定の場合には、制動力は後続する挿入中により良好な能力を達成するために増大される。
【0021】
この方法によると、それが制動要素が最大糸張力の時期に目標制動位置にまだ到達していないことを確認した場合、これは偏向ブレーキが余りに遅く作動させられていることを示している。従って、その作動時期が次に続く挿入のために改善された状態をもたらすため、「より早く」調整される。
【0022】
さらに、この方法によると、最大糸張力の時期の前に検出される制動要素の制動位置は、偏向ブレーキが余りにも早く作動させられ、余りにも長くよこ糸にブレーキをかけてしまうこと(よこ糸飛翔時間の延長)を示す。この検出結果は、より後の挿入に関してより良好な機能を達成するため、ブレーキ作動時期に関して「より遅く」調整するように用いられる。
【0023】
切断信号時点において、制動要素が目標非活性位置または少なくともその近傍に動かされていない場合、これは必要とされる引き戻し効果を危うくする瞬間的に余りにも高い制動力を示している。従って、結果として制動力は減じられよう。
【0024】
切断信号の発生後、挿入ノズルの保持力は、切断されたよこ糸にまだ作用している。従って、制動力は保持力を抑えるためにちょうど良くなくてはならない。従って、制動要素が目標制動位置に余りにも早くまたは遅く達しているか否かに応じて制動力をそれぞれ増大または減じることにより、制動力が調整されて挿入ノズルの瞬間的保持力に適合させられる。このようなステップにより、保持力および制動力の両方が偏向ブレーキの作動のためのエネルギと、挿入ノズルに対する流体エネルギとを節約するために最適な最低値に調整することができる。
【0025】
制動要素の実際の位置の検出または制動要素の運動作用,目標位置との比較,補正信号の導出ならびに作動パラメータの調整がほぼリアルタイムで行われ、非常に高い糸速度と、近代的な織機の高い挿入周期とを持っていても、偏向ブレーキの最適な運転状態の恒久的な適応性のある調整が、機械的な糸の擾乱を付加することなく達成されるようになっている。
【0026】
例えばエアジェット織機に対して使用した上述した方法の変更は、より多くの可能性の選択に過ぎず、例えば他の型式の織機であっても、制動要素の位置または運動作用が偏向ブレーキの能力に関してその能力を最適にするような明確な情報を与えることができる挿入中の他の時期または角度があってよい。
【0027】
本発明の一実施例が図面によって記述される。
【0028】
図1のよこ糸挿入システムは、ジェット織機、例えばエアジェット織機の状態を例示している。本発明は、ジェット織機に限定されないばかりか、他の型式の織機、例えばグリッパ織機あるいはプロジェクタイル(projectile)織機にも用いられることができる。
【0029】
図1のよこ糸挿入システムは、ウィービング杼口Fと、おさRと、少なくとも1つのフィーダMとを持った織機Dを有する。フィーダMは、格納ドラム2と、停止装置1と、引き出される巻糸のための少なくとも1つの信号を発生するセンサ3とを装備した、いわゆる測定フィーダである。制御される偏向ブレーキBと、挿入ノズルNと、切断装置Sとが、フィーダMとウィービング杼口Fとの間の糸通路に設けられている。
【0030】
偏向ブレーキBは、糸通路の一方側の固定偏向点4と、移動可能な制動要素5とを有し、この制動要素は糸通路を横切って固定偏向点の間を(実線で示されている)非活性位置から(破線で示されている)制動要素5の制動位置へと移動するように、駆動モータ6によって調整されることができる偏向要素(図示実施例においては2つの偏向要素)を持っている。例えば駆動モータ6は、電流調整回路7および制御装置CUに接続される瞬時応答永久磁石モータである。例えば低減制御信号Xは、減少した制動力の度合いに対し、例えば駆動電流あるいは駆動電圧を低減することによって実際の制動力を下げるため、制御装置CUによって電流調整回路7に与えられることができる。制御装置CUは、フィーダMの制御ユニットCおよび/または織機Dの制御システム8に接続されることができる。
【0031】
位置検出装置Eは、制動要素5のために設けられる。例えば、偏向ブレーキBの作動パラメータのための調整装置9は、選択された時期における制動要素5の目標位置のための設定装置10と共に制御装置CUに設けられている。前記位置検出装置は、制動要素5と連動するための例えば永久磁石50と、固定の相似作動するホール効果センサ51とを具えている。センサ51は、永久磁石50の磁界の強度を読み取ることによって、制動要素の瞬間位置を表す信号を発生する。これらの信号は、制御装置CUまたは調整装置9にそれぞれ出力される。調整装置9は、偏向ブレーキBの特定の作動パラメータ、すなわち例えば制動力および前記ブレーキを作動させる時間のための位置比較評価部と、調整回路とを有する。制動要素の運動全体を検出するセンサの代わりに、例えば2つの位置だけのための類似形式の位置インジケータを設けることができる。
【0032】
基本機能:
挿入格納ドラム2は、やがて起こる挿入での少なくとも糸消費を補う多数の巻糸をあらかじめ保持している。停止装置1は、よこ糸Yに関してこれを妨害する。よこ糸Yは、(その非活性位置における)偏向ブレーキBを通り、あらかじめ設定した保持力で糸の先端を引く挿入ノズルNまで延在している。織機が杼口Fを開き、制御装置CUと制御ユニットCとにトリッグ(trig)信号を出力すると、挿入ノズルNのための圧力が直ちに増加される。織機の主軸の回転角が360°の範囲内の時期で、この点がそれぞれの織機の仕様に合わせて最適に決定され、停止装置1はその解放位置へと動かされる。次に、挿入ノズルNがよこ糸Yを杼口Fへと発射すると同時に、その結果として巻糸が格納ドラム2から巻きほぐされる。センサ3は、個々の巻きほぐされた巻糸のための通過信号を発生し、制御ユニットCならびに制御装置CUにそれぞれ知らせる。偏向ブレーキBはまだ作動していない。
【0033】
挿入のために必要とされる糸長がまもなく引き出されることを制御ユニットCがあらかじめ算出すると、停止装置1を停止位置へと調整するための作動信号が直ちに出力される。糸が停止装置1によって止められた場合、重大な最大糸張力によって糸切断の危険性を伴うホイップラッシュ作用のみが発生しよう。この理由のため、偏向ブレーキBは、時宜を得て、例えば選択された時期での停止装置1の作動時またはその後、センサ3の信号で作動させられ、前記最大糸張力が発生する時、制動要素5がちょうどその制動位置に達するようになっている。よこ糸の偏向および摩擦力により、よこ糸、つまり少なくとも糸の運動エネルギが相当量の制動力を使って消失される。この制動操作の間、制動要素がよこ糸の力によって制動位置から非活性位置に向かう方向へと弾性的に後方に動かされるように制動力が調整されるので、制動要素5は糸によってその制動位置の外に弾性的に変位させられる。その後、これはまだ作用している制動力により制動位置へと戻る。
【0034】
この形式において、単に減じられた最大糸張力が発生するように、糸の運動エネルギが消失させられる。次に、挿入の最終部分に関し、糸がおさによりおさ打ちする間、切断信号が切断装置Sに伝達されるまで、その間に再び達成される制動位置から非活性位置または少なくともその近傍へと、必然的な糸張力増大が制動要素を変位させるように、減じられた値の制動力が選択される。この作動の間、偏向ブレーキに一時的に収容される糸長が解放される。
【0035】
次に、挿入ノズルNへの流体力が減じられる。切断のため、糸張力がノズルNの保持力と同じ程度まで低下し、減少したばかりの制動力を持った制動要素5が再び制動位置に達することができ、糸の先端を挿入ノズルNへと引き戻すようになっている。あらかじめ設定した時間が経過した後、先のモータ6は、次の挿入のために制動要素5をその非活性位置へと逆方向に戻すために制御される。
【0036】
特に、2つの主たる作動パラメータは、偏向ブレーキ、すなわち制動力と、作動(または非作動)時期とに関して変更される。前記作動パラメータは、最短のよこ糸飛翔時間および最小エネルギ消費の観点から、偏向ブレーキの最適能力に対して決定される。
【0037】
本発明によると、偏向ブレーキの前記作動パラメータは、作動中に最適な糸制御を達成するため、自動的、能動的かつ即時に変更される。調整を行うため、最適化された能力の場合における制動要素がある時期で周知の目標位置にあるか、またはある運動パターンを達成しなければならないという認識が考慮される。少なくとも選択された時期での挿入の最終部分に亙り、制動要素のそれぞれ実際の位置が検出され、それぞれの目標位置と比較される。実際の位置と目標位置との間の比較によって偏差が検出され、後に続く挿入のためにそれぞれの実際の位置が前記目標位置に対して少なくともほぼ一致するように、前記作動パラメータを変更するために用いられる補正信号が得られる。次に、偏向ブレーキが最適に作動されよう。これは、図2および図3によって説明される。
【0038】
図2の6つのグラフにおいて、相互に上に示された図2A〜図2Fは、同一角度範囲または時間で関連付けられ、挿入の最終部分の間での重要な作用を示している。図2Aは、偏向ブレーキBを作動しない糸張力の推移を実線の曲線11により例示すると共に偏向ブレーキBの最適な能力によって達成される糸張力の推移を破線の曲線12により例示している。図2Bは、制動要素5のその非活性位置とその制動位置との間の運動を曲線18によって例示している。図2Cは、制動要素のそれぞれの実際の位置の検出ならびにそれぞれ記号を用いて示された目標位置のために適切に選択された時期、つまり時刻I〜VIIIを示している。図2Dは、駆動モータの電流供給曲線を表している。図Eは、少なくとも図2Cに示された少なくとも一部の時期をあらかじめ算出または取り出すために採用することができるフィーダMのセンサ3によって発生する信号を示している。最後に、図2Fは、図2Cにおけるそれぞれの時期を選択するための参考として有用な他の発生信号を例示している。
【0039】
図2Aにおいて、理論的な実線の曲線11に関して相対的に一定な第1の糸張力は、(停止装置1のための)図2Fの停止信号31の発生後に周知の時間、突然増大する。停止装置1が迅速に飛翔しているよこ糸Yのみを突然停止した場合、曲線部13は高い最大張力を示す。曲線部13の後の糸張力は、(おさのおさ打ち運動のために)曲線部15でのさらなる増大の前に著しく低下し、曲線部16の切断ステップ(図2Fの切断信号35)の後に、水平曲線部17による残留保持張力まで最終的に低下する。偏向ブレーキBが最適に作動している場合、実際の糸張力の推移は、破線の曲線12に対応する。曲線部13は、破線の曲線12内における穏やかな最大糸張力14によって置き換えられる。また、曲線部15での張力増大は、切断が行われるまでより穏やかに形成される。切断後、曲線部17の糸張力は、保持力に対応したままとなる。破線の曲線12は、図2Bに示された曲線18に対応する制動要素5の運動によって達成される。
【0040】
図2Fの「オン」作動信号32と共に、制動要素5は曲線部19に沿ってその非活性位置から制動位置へと移動することをもたらされる。これは、図2Aの曲線部13によって予想される高い最大糸張力の発生直前に、またはこれと同期して制動位置に達する。前記運動は、図2Dの曲線部26に示された作動電流によって制御され、さらにその後、作動電流は(破線の曲線部)に維持されるか、曲線部27に続くより弱い電流まで減じられる。制動要素5が糸によって図2Bの曲線部20に沿ってその非活性位置に向け後方に変位されるように、曲線部27により表される電流値が選択される。この方法において、エネルギが消失される(曲線部14における穏やかな最大糸張力)。次に、まだ有効な制動力のため、制動要素5が曲線部21のその制動位置へと再び移動する。
【0041】
時刻Xにおいて(図2Fの)低減信号33が生成され、電流を減らし、次に図2Dの曲線部28の制動力を減らす。前記減少した制動力は、糸張力が(おさRのおさ打ちによってもたらされる)図2Aの曲線部15で増大し、図2Bの曲線部22における制動要素5をその非活性位置または少なくともその非活性位置の近傍へともたらすことを可能とする。図2Bに示された時間帯23は、制動要素が例えば図2Fの「切断」切断信号25の時期にあるべき位置公差範囲を表す。
【0042】
さて、よこ糸が切断される。糸張力は、挿入ノズルNにより生成される保持力を表す図2Aの曲線部17まで下落する。図2Bの曲線部24に続き、今度は制動要素5が再びその制動位置まで移動し、挿入ノズルNの糸の自由端を引き戻す。非作動状態にするための「オフ」信号36の直後、偏向ブレーキは、図2Bの曲線部25における制動要素をその非活性位置へと動かすのに消極的となるように反転される図2Dの曲線部29に対応した電流を生成する。これに先立ち、すなわち格納ドラム2からよこ糸Yを引き出す間、センサ3は、連続的に決定できるその糸通路に沿ったよこ糸の位置に基づき、図2Eに示された信号30を生成する。信号30は、例えば信号32,33,35および36を正確な時期で生成するために用いられることができる。
【0043】
制動要素の実際の位置は、図1の前記位置検出手段Eにより、時期、つまり図2に示されたような時刻I〜VIIIにて決定され、周知の設定目標位置と比較される。偏差がある場合には、このような比較から補正信号が得られる。従って、作動パラメータは前記補正信号に基づいて変更される。
【0044】
例
1.時刻Iにおける目標位置は、非活性位置と制動位置との間に存在しなければならない。制動要素が明らかに間に合わず、制動位置に到達できなかったので、検出された非活性位置は、遅すぎる「オン」信号32を特徴付ける。時間Iにて検出された制動位置は、偏向ブレーキの早過ぎる作動を特徴付け、よこ糸飛翔の望ましくない減速へと導く。信号32が「より遅延する」ように調整される。
【0045】
2.時刻Iからあらかじめ設定した時間Δtが経過した時刻IIでの制動位置が目標位置であることを検出する。目標制動位置が検出されない場合、これは、偏向ブレーキの遅すぎる作動を意味している。「オン」信号32が「より早まる」ように調整される。
【0046】
3.時刻IIIにおいて、すなわち曲線部14における最大糸張力において、制動要素はもはや制動位置に残っていてはならない。制動位置が検出された場合、これは制動力が高すぎ、制動要素が動いておらず、制動していないことを示している。曲線部17の電流は、より低い値に調整される。従って、制動力が減少させられる。
【0047】
4.時刻IV内で、制動要素が制動位置と非活性位置との間を揺れ動くか否かが検出される。もしそうならば、制動力(図2Dの曲線部27)が低すぎよう。2Dの曲線部27における電流値を引き上げることにより、制動力が増大させられる。
【0048】
5.時刻Vにおいて、すなわち図2Fの信号33の発生時において、制動要素は制動位置に存在しなければならない。もしそうでなければ、すなわち検出された実際の制動要素の位置は、制動位置から離れた所にあり、制動力が低すぎよう。図2Dの曲線部27に対応する電流が増加され、および/または信号33のための時刻が「より早まる」ようにそれぞれ調整される。
【0049】
6.「切断」信号35の発生に関する時刻VIにおいて、制動要素の目標位置は、可能な限り非活性位置に近接するか、少なくとも図2Bにおける時間帯23内に存在すべきである。検出された実際の位置が時間帯23の外側にある場合、電流および次の図2Dの曲線部28による制動力が減じられる。
【0050】
7.「オフ」信号36の発生に関する時刻VIIにおいて、制動要素は制動位置に存在しなればならない。もしそうでなければ、すなわち検出された実際の位置が制動位置ではない場合、実際の制動力が図2Aの曲線部17の保持力の糸の自由端を逆方向に引き戻すために充分となるまで、図2Dの曲線部28に関する電流が増大させられる。便宜上、ちょうどVIIにてどのように制動要素が動いているのかを見つけ出すため、検出がある時間に亙ってなされる。図2Dの曲線部28における制動力は、保持力にちょうど打ち勝つ程度の大きさにあるべきである。制動要素が制動位置に到達するのが余りに早すぎる場合、制動力は減少させられる。動作が遅過ぎたり、制動要素が制動位置に全然到達しない場合、制動力が増大させられる。挿入ノズルNの保持力が(故意により、または他の理由のために)変化する場合、この場合には曲線部28の電流がこの変化状態に適合させられる。
【0051】
8.偏向ブレーキを非作動状態にするための信号36から、あらかじめ設定した時間Δtの後の時刻VIIIにおいて、制動要素は再び非活性位置に存在しなければならない。従って、検出された実際の位置が非活性位置ではない場合、図2Dの曲線部29に対応した戻り電流が増大させられる。
【0052】
目標位置および選択された時刻IからVIIIまでは、あらかじめ設定部10において設定される。作動パラメータである「偏向ブレーキの作動およびそれぞれの制動力」は、最初に経験または実験値に基づいて設定される。挿入システムの作業中に、偏向ブレーキが最適な能力を有するまで、すなわちよこ糸飛翔時間が最小になり、エネルギが節約され、糸破断の割合が低い状態を維持するまで、作動パラメータの連続適応調整が上述されたように行われる。これは、図3のプログラム手順で作動するマイクロプロセッサによって具合良く行われる。
【0053】
ステップS1における信号32の発生(偏向ブレーキの作動)に関する図3ににおいて、これは制動要素が制動位置に(余りにも早く)到達したか否かが検出される。実際の位置が制動位置である(肯定の)場合、信号32に対した「より遅延する」ための指令が時間を調整する調整装置9の調整部材37に出力される。ステップS1における制動要素が制動位置に到達していない(否定の)場合、その流れは、現在、制動要素が制動位置に(正確に)到達したか否か、信号32の後のあらかじめ設定した時間Δtが検査されるステップS2に続く。これが検出されない(否定の)場合、信号32に対して「より早くする」ための指令が時間を調整する調整部材38に与えられる。制動要素が制動位置に到達している(肯定の)場合、この流れは、制動要素がまだ制動位置にあるか否か、時刻IIIにて検査されるステップS3に続く。制動要素が制動位置に(間違って)止まっている(肯定の)場合、制動力(曲線部27の電流)を減じるための指令が調整部材39に送られる。制動要素が制動位置を離れている(否定の)場合、この流れは、制動要素の突然の位置変化が起こっているか否か、確かめられるステップS4に続く。このような位置変化が検出された(肯定の)場合、制動力(曲線部27の電流)を増やすための指令が調整部材40に与えられる。位置変化が検出されていない(否定の)場合、この流れはステップS5に続く。ステップS5における信号33の時期で、制動要素がまだ制動位置に到達していないこと(否定)を検出した場合、制動力を増大および/または信号33に対して「より早くする」ための時間を調整する指令が調整部材41/42のいずれかに送られる。制動位置が検出された(肯定の)場合、この流れは、信号35の時刻において制動要素が図2Bの時間帯23の範囲内にあるか否か、確かめられるステップS6に続く。制動要素が時間帯23の外にある(否定の)場合、(図2Dの曲線部28における)制動力を減らすための指令が調整部材43に与えられる。制動要素が時間帯23の範囲内にある、つまり可能な限り非活性位置に近接していること(肯定)を検出した場合、この流れは、制動要素がどのように制動位置へと移動し、これが信号36の時刻において制動位置に到達しているか否か、指示された時間内で確かめられるステップS7に続く。制動要素が制動位置に到達している(肯定の)場合、図2Dの曲線部28に対応した制動力を減らすための指令が調整部材44に与えられる。制動要素が制動位置に到達していない(否定の)場合、制動力を増やすための指令が調整部材45に与えられる。次に、この流れは、図2Fの信号36の発生後、あらかじめ設定した時間Δt、制動要素が再び非活性位置に到達したか否か、確かめられるステップS8に続く。制動要素がまだ非活性位置に到達していない(否定の)場合、(図2Dの曲線部29における)反対の戻り電流を増加するための指令が調整部材46に与えられる。非活性位置が検出された(肯定の)場合、この流れは、ステップS1による次の挿入を開始する待機状態へと続く。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ジェット織機の概略的なよこ糸挿入システムである。
【図2】 図1のシステムにおける挿入の最終部分に共通して関連付けた集合グラフである。
【図3】 図1のシステムにおける作動パラメータの適応調整の処理ステップを表すフローチャートである。
Claims (13)
- フィーダとウィービング杼口との間に設けられた偏向ブレーキが、少なくとも挿入の一部に対し時期的な適用におけるよこ糸に対する調整可能な制動力に関与をもたらすことにより、織機へのよこ糸の挿入を制御する方法であって、以下のステップにより特徴付けられる。
a.制動要素(5)の目標位置が挿入時間内の選択された時刻IからVIIIに対してあらかじめ設定され、目標位置が前記時刻でのよこ糸制御のために最適である少なくとも1つの偏向ブレーキの作動パラメータと相関関係にあり、
b. 制動要素の個々の実際の位置が、挿入中に個々の選択時期にて検出され、
c.制動要素の前記目標位置と前記検出された実際の位置との間の偏差が決定されて補正信号へと変換され、
d.次の検出での個々の実際の位置が個々の目標位置と少なくともほぼ一致するまで、前記補正信号に基づいて前記作動パラメータが次の挿入のために変更される。 - 前記少なくとも1つの作動パラメータは、織機にとって最適条件であるよこ糸挿入飛翔時間の時期を達成するために変更されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの作動パラメータとして、ブレーキ作動時期および/または制動力の値が変更されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 適切な時期が選択されてあらかじめ設定され、挿入中に前記制動要素の実際の位置が検出され、目標位置との比較がフィーダのセンサから生じて挿入の進展を表す糸巻き取り通過信号を用いて前記選択された時期にて行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 結果として起こる作動パラメータの変更のための適切な時期として、フィーダのよこ糸停止装置のための作動および/または非作動信号時期が選択され、挿入中の停止装置のための前記作動および/または非作動信号の発生で制動要素の実際の位置が検出され、目標位置との比較が行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 作動パラメータの変更のための適切な時期として、よこ糸切断信号の時期が選択され、挿入中の前記切断信号の発生で制動要素の実際の位置が検出され、目標位置と比較されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 偏向ブレーキのその作動および/または非作動信号に対する応答動作が前記作動パラメータの変更に関して考慮されることを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の方法。
- 挿入の終了直前にフィーダの停止装置の作動によってもたらされる最大糸張力の時期において検出された制動要素の制動位置の結果として、制動力が低減されることを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載の方法。
- 挿入の終了直前にフィーダの停止装置の作動によってもたらされる最大糸張力の時期において制動位置と非活性位置との間で検出された制動要素の実際の位置の変更の結果として、制動力が増大させられることを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載の方法。
- 前記フィーダの停止装置の作動によってもたらされる最大糸張力の時期での目標制動位置とは異なる制動要素の検出された実際の位置の結果として、偏向ブレーキの作動時期が「より早く」調整されることを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載の方法。
- フィーダの停止装置の作動によってもたらされる最大糸張力の時期の前のあらかじめ設定した時間間隔で検出される制動要素の実際の制動位置を用い、偏向ブレーキを作動させる時期が「より遅く」調整されることを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載の方法。
- 目標非活性位置以外の、任意に定められた非活性位置公差範囲外のよこ糸切断信号時刻において検出される制動要素の実際の位置を用い、制動力が減少させられることを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載の方法。
- よこ糸切断信号時刻の後、切断よこ糸の保持力を受けた制動要素が余りにも早く目標制動位置に到達するか否かに応じて、それぞれ制動力が増大させられるか、まさに必要最小保持値まで減じられることを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載の方法。
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