JP2002535508A - 挿入制動装置を有する織機 - Google Patents

挿入制動装置を有する織機

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JP2002535508A
JP2002535508A JP2000596204A JP2000596204A JP2002535508A JP 2002535508 A JP2002535508 A JP 2002535508A JP 2000596204 A JP2000596204 A JP 2000596204A JP 2000596204 A JP2000596204 A JP 2000596204A JP 2002535508 A JP2002535508 A JP 2002535508A
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braking element
movable
electronic system
braking
yarn
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JP2000596204A
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スワルト,ヘイスベルトゥス デ
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トゥ ストラーク ベー.ファウ.
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    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/34Handling the weft between bulk storage and weft-inserting means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H59/00Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators
    • B65H59/10Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators by devices acting on running material and not associated with supply or take-up devices
    • B65H59/20Co-operating surfaces mounted for relative movement
    • B65H59/26Co-operating surfaces mounted for relative movement and arranged to deflect material from straight path
    • B65H59/28Co-operating surfaces mounted for relative movement and arranged to deflect material from straight path the surfaces being urged towards each other
    • B65H59/30Surfaces movable automatically to compensate for variation in tension
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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Abstract

(57)【要約】 織機であって、給糸器(4)と織機の杼道(3)との間に配置される挿入制動装置(6)を有し、該挿入制動装置(6)は可動制動素子(21)を含み、該可動制動素子は2つの固定配置される糸ガイド(20)の間を糸(1)の一方側の静止位置から該糸(1)の他方側の動作位置へと移動することが可能な織機であって、該可動制動素子(21)は駆動モータ(23)に接続され、該モータの励起は電子システムによって制御され、該電子システムには時間と可動制動素子(21)の位置とに関する少なくとも1つのプログラムが組込まれている織機において、該電子システムは制動素子(12)の瞬時の位置を検知する位置検出センサ(24)を含み、該電子システムは、制動素子(21)の瞬時の位置をプログラムに従う所望の位置と比較し、該検知された瞬時の位置と所望の位置との間にずれが確認された場合、糸の反力と協働して、前記ずれの少なくともその大部分が除去されるように、モータに供給される電流量を制御することを特徴とする織機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は織機に関し、該織機は給糸器と織機の杼道との間に配置される挿入制
動装置を有し、該挿入制動装置は可動制動素子を含み、該可動制動素子は2つの
固定配置される糸ガイドの間を糸の一方側の静止位置から該糸の他方側の動作位
置へと移動することが可能であり、該織機において、該可動制動素子は駆動モー
タに接続され、該モータの励起は電子システムによって制御され、該電子システ
ムには時間と可動制動素子の位置とに関する少なくとも1つのプログラムが組込
まれている。
【0002】 織機において、特にエア・ジェット織機において、横糸は挿入処理の間、杼道
に給糸器から高速度で搬送される。挿入処理の終わり近くで、糸の移動は給糸器
の制動素子によって急激に制動され、横糸に含まれる運動エネルギは該糸の引張
りエネルギに変換される。これによって、糸に高い引張り力のピークが発生する
可能性があり、該ピークは、様々な望ましくない結果を招き、場合によっては糸
の破断さえも引起すかもしれない。
【0003】 そのような引張りのピークの発生を未然に防ぎ、かつ/または少なくとも部分
的にその発生を減衰させるために、欧州特許公報第0 356 380号は、挿
入制動装置が給糸器と織機の杼道との間に配置された織機を開示しており、該挿
入制動装置は被駆動式可動制動素子を含み、該被駆動式可動制動素子は2つの固
定された糸ガイドの間を、前記糸が固定された糸ガイドを通過しない、または小
範囲内でだけ通過する静止位置から、前記糸が糸ガイドをより大きい範囲で通過
する動作位置へと移動することが可能である。その結果、前記可動制動素子は駆
動されて、挿入処理の終わり、またはその直前において静止位置から最大ストロ
ーク位置にまず移動する。次に、制動素子はその最大ストローク位置からそれよ
り小さいストローク位置へ該糸の反力を受けて戻り、該糸に含まれる運動エネル
ギは減少し、引張りのピークの発生は未然に防がれる、または少なくとも減衰さ
れる。前記先行技術の織機において、以上の全ては1つの実施の形態に従ってお
り、該実施の形態は、可動制動素子が弾性部品を含み、該弾性部品は該制動素子
の最大ストロークに従う糸の反力によって押し下げられ、これによって糸からの
運動エネルギは上述の弾性部品に保存されて、達成される。その他の実施の形態
において、制動素子はリニアマグネチックモータによって制御され、該制動素子
は、該モータの主要な励起に基づいてその最大ストローク位置へ移動するだけで
、その後、励起度は低められ、糸の反力は前記制動素子をモータ力に逆らって戻
すことが可能であるように制御されて、これによって糸の運動エネルギの減少が
再び起こり、張力のピークも減衰される。したがって両方の実施の形態において
、糸の反力と制動素子の機械的または電気的な力との間の相互作用が発生する。
この相互作用は、特に織機のより高い動作速度において、誤作動を引起す可能性
があり、したがって、発生する引張りのピークを最適に抑制することができない
【0004】 本願と関連する種類の織機の別の実施の形態が、欧州特許公報第0 155
431号に開示されている。この先行技術の織機においては、2つの固定された
ガイド間を移動可能な制動素子はレバーであり、その移動はカム駆動装置によっ
て制御される。位置−時間ダイアグラムは当該カムの周面に関して保存され、そ
れに従って可動制動素子の位置は挿入処理の間制御される。制動素子のそのよう
な機械的制御は、低速織機には本来的に十分なものであるが、1つの欠点は同じ
位置−時間ダイアグラムがそれぞれの挿入に常に用いられることである。一般的
にそのような機械的制御は急速に変化する動作条件に対しては十分に順応可能で
はなく、たとえば糸の品質の変化に適合させることはさらに困難である。また、
この制動素子の機械的制御は、かなり融通の利かない(柔軟性に欠ける)もので
あり、糸が突然厚太化する場合に問題が発生し得る。
【0005】 より柔軟性に富み、変化する動作条件により容易に適用可能な上述の種類の織
機を製作するために、欧州特許公報第0 605 531号は、可動制動素子が
、少なくとも挿入の間、高速反応ステッピングモータまたはDCモータによって
駆動される織機を示しており、該高速反応ステッピングモータまたはDCモータ
は電子制御装置によって制御され、該電子制御装置は時間と制動素子の位置とに
関する可変プログラムを組込んだプログラム部を含む。モータと制動素子との間
の接続は弾性のないものであるため、モータの駆動力は糸の最大反力よりも常に
大きく、制動素子に対していずれの位置−時間ダイアグラムを用いることも可能
であることが望まれる。この先行技術の織機の1つの欠点は、制動素子の制御は
依然として柔軟性に欠けるものであり、糸の突然の厚太化に直面した場合には問
題が結局起こるという事実である。
【0006】 オランダ公開特許公報第6712481号から、静止制動素子および可動制動
素子を含む糸用制動装置が周知である。可動制動素子は、電子システムを介して
励起される移動コイルモータによって駆動され、位置検出センサは前記電子シス
テムに組込まれ、可動制動素子の瞬時の位置を検知する。移動コイルモータに供
給される電流量は、位置検出センサによって検知される可動制動素子の位置によ
って決まり、初めの引張りが変動する場合でも最終の糸の引張りは一定に保たれ
る。この糸用制動装置は、したがって、純粋な糸引張り制御装置である。
【0007】 織機における別の糸引張り制御装置が欧州特許公報第0 467 059号に
おいて開示されている。この装置において、可動制動素子はツーアーム回転レバ
ーであり、その一端は2つの固定された糸ガイドの間を移動可能であり、他端は
マグネットコイルを有し、該マグネットコイルはリニア電動モータの離れた位置
にある2つの永久磁石と協働する。固定された糸ガイドを糸越しするレバー位置
において、上述の永久磁石はばねに類似する効果を生み出す。この効果によって
糸の引張りはレバー上に反力を及ぼし、該反力はリニア電動モータの励起度によ
って補償される。瞬時の糸の引張りは前記リニア電動モータの励起度に基づいて
計算される。リニアモータの電子制御システムは位置検出センサをさらに含み、
該位置検出センサはレバーの瞬時の位置を連続的に検知する。リニアモータの励
起度から計算される瞬時の糸の引張りは、各位置での所望の糸の引張りと比較さ
れ、ずれがある場合、リニアモータの励起度が変更される。このように糸の引張
りは、該引張りが特定の所望の位置−引張りダイアグラムに適合するように制御
され得る。さらに、この先行技術の装置のリニアモータは、制動素子が、挿入処
理の終わりにおいて糸の引き戻しのために必要とされる位置を占めるようにも励
起され得る。
【0008】 本願の目的は、可動制動素子が、柔軟性に富み、かつ非常に正確な方法で制御
されて、十分に融通が利き、糸の品質または糸の太さの突然の変化に即応可能で
ある織機を提供することである。
【0009】 この目的を達成するために、本発明に従う織機は、電子システムは制動素子の
瞬時の位置を検知する位置検出センサを含み、該電子システムは、制動素子の瞬
時の位置をプログラムに従う所望の位置と比較し、該検知された瞬時の位置と所
望の位置との間にずれが確認される場合には、糸の反力と協働して、前記ずれの
少なくともその大部分が除去されるように、モータに供給される電流量を制御す
ることを特徴とする。
【0010】 本発明に従う織機において用いられる制動素子は如何なるタイプの電動モータ
によって駆動可能であり、その最大ストローク位置の方向に移動するときに該モ
ータによって及ぼされる力は、糸によって及ぼされる反力よりもわずかに大きい
ことだけが必要だが、該モータの力は制動素子がその最大ストローク位置から戻
って来るときの糸の反力よりも小さくてもよく、糸の反力は制動素子を元の位置
に戻らせる。あるいは、所望される場合、負のモータ力が用いられて、該制動素
子が戻って来る移動は糸の反力によってなされるだけでなく、モータによっても
助長される。結果として、制動素子の戻りの移動がより高速で行われる。前記電
子システムは、センサによって検知された制動素子の位置を連続的にまたは間隔
をあけて、プログラムによって所望される位置と比較し、ずれがある場合、この
ずれが除かれるように該モータ力を制御する。このような方法で、可動制動素子
の所望の位置−時間ダイアグラムが正確に従われ、制動素子は、望ましからざる
、柔軟性に欠ける方法では制御されない。糸が突然厚太化した場合でも、所望の
位置と瞬時の位置とのずれによって制動素子は瞬時に移動し、このずれはその後
除去される。糸の破断はほとんど起こらない。
【0011】 たとえば油圧式、気圧式または電動モータなど、適切なタイプのモータであれ
ばいずれのタイプでも、制動素子の駆動に用いることができる。
【0012】 別の実施の形態によると、可動制動素子は、軸を中心に回転可能なレバーの一
端から構成され、前記軸は回転式ソレノイドモータに連結される。そのようなモ
ータの利点は、その低い質量慣性モーメントおよび短い応答時間である。
【0013】 その他の好適な実施の形態は、可動制動素子は、挿入処理の終了直前にその静
止位置からその最大ストローク位置まで移動するもので、電子システムは、最大
ストローク位置により速やかに達するように、挿入処理の終わりにより早く到達
すればするほど、より早く、および/またはより強力に駆動装置を励起すること
を特徴とする。このように、糸の速度が高速であればあるほど、最大ストローク
位置により早く到達することが達成され、したがって、糸に含まれる運動エネル
ギの減少がより早く開始されて、懸念される張力のピークが、時間的に、および
糸の速度が高速であるほど、十分な程度にまで抑制される。給糸器における糸巻
きカウンタの使用は、前記給糸器から解かれる巻数を数えることを可能にし、挿
入処理が終わる前に所定の巻数に達したことが検出されると、電子システムは可
動制動素子を励起させる。このような方法においては、挿入処理の終わりに遅か
れ早かれ到達するという事実のために、挿入処理の間にすでに、制動素子の駆動
の時期を調整することが可能である。
【0014】 本発明に従う織機の別の好適な実施の形態は、可動制動装置の慣性は、非常に
低く選択され、糸に不均一さが検出されると、制動素子に及ぼされる力が該制動
素子を移動させることが可能であることを特徴とする。可動制動素子の慣性とい
う用語は、可動制動素子自体と、さらに該制動素子に接続される全ての部品との
慣性を意味すると理解すべきであることに注目すること。このように糸が厚太化
すると、糸が該制動素子に当たったときに制動素子を移動させ、制動素子の移動
は位置検出センサによって検知され、その後、制御システムは所望の位置と瞬時
の位置とのずれを直接除去する。糸の厚太化またはその他の糸の不均一さは、こ
のように実質的に障害なしに制動素子を通過し、糸が実質的に障害なしに制動素
子を通過しない場合、許容されない糸の高い引張りのピークが引起される。
【0015】 本発明に関連する種類の挿入制動装置を含む織機において、位置検出センサは
、該制動素子のそれぞれの現行位置に対する特定の大きさの電気信号を発生させ
る。制御システムはこれらの電気信号を該制動素子の特定の現行位置の指標とし
て認識する。このことは、したがって、ある特定の大きさの電気センサ信号は該
制動素子のそれぞれの現行位置に対応していることを意味する。これによって起
こる問題は、用いられるセンサはそれらが発生する信号の大きさにおいて一定の
ずれを示す可能性があることである。このことは、制動素子のある特定の現行位
置において、あるセンサが別のセンサとは異なる大きさの信号を発生し、したが
って、制御システムが前記信号から制御素子の現行位置と正確には一致しない位
置を導くことを引起す可能性がある。この問題を克服するために、本発明の別の
実施の形態は、可動制動素子が第1ストップと第2ストップとの間を移動可能で
あり、電子システムは位置検出センサを調節する制御モジュールを含むことを特
徴とし、該制御モジュールは制動素子が前記第1ストップに当接するときに位置
検出センサからの第1信号をまず記憶し、それから制動素子が前記第2ストップ
に当接するときに第2信号を記録し、前記第1および第2信号間の差を、制動素
子が移動可能な経路の最大値(100%)として記憶し、その後、使用されてい
るモジュールは、前記制動素子の瞬時の位置に対応するセンサからの信号を、上
述の差信号のパーセンテージに変換し、そこから制動素子の瞬時の位置は該制動
素子の最大ストローク位置のパーセンテージとして理解され、その瞬時の位置は
電子システムによって所望の位置と比較される。
【0016】 挿入制動装置が動作されるとき、またはセンサが交換されるとき、該制動装置
は第1ストップ(最小ストローク位置)に当接する位置へまず移動し、その後位
置検出センサによって伝えられる第1信号は制御モジュールによって記録される
。その後該制動装置は制動素子が第2位置に当接する位置に移動し、位置検出セ
ンサによって伝えられる第2信号がさらに記録される。制御モジュールはその後
第1および第2信号間の差を判定し、該差は第1および第2ストップ間の間隔の
指標となる。
【0017】 以上に従って、制動装置は動作可能となる。制動素子の特定の位置において、
位置検出センサはすぐにある信号を伝えるが、該信号は前記制御モジュールに記
憶された差信号に関し、かつ差信号のパーセンテージに変換される。したがって
、このパーセンテージは、制動素子の最小(第1ストップに当接)および最大(
第2ストップに当接)位置間の差のパーセンテージでもある。このようにして、
瞬時の位置に関する確実な情報が得られる。
【0018】 位置検出センサは、容易にかつ迅速に動作に先立ってこのように調整可能であ
り、それらの動作における如何なる違いも前記制動装置のさらなる制御システム
に影響することはない。
【0019】 該制動素子が、センサが調節されているときだけ、上述の2つのストップと接
触することに注目すること。制動装置のさらなる動作の間、制動素子は、上述の
2つのストップ間の最大ストローク位置を20〜80%の範囲で移動する。
【0020】 しばらくの時間を経た後に特定の挿入制動装置が十分に迅速かつ正確に依然と
して機能しているかどうかの確認を可能とするために、可動制動素子のさらなる
実施の形態が、可動制動素子が、特定の位置の変更を、特定の期間内に所定の励
起度で達成したかどうかを確認するために設けられる。したがって、たとえば制
動素子が、特定の期間内に所定の励起度で、50〜80%の位置の変更を達成し
たかどうかを確認することが可能である。この確認は、糸による影響が存在しな
いであろう制動素子の移動の範囲において行われることが好ましい。このように
、たとえば付着物またはその他の原因によって摩擦が大きくなって、挿入制動装
置がその要件をもはや満たさないのかどうかを、容易な方法で明らかにすること
が可能である。
【0021】 本発明は、上述の織機において用いられる挿入制動装置をさらに含み、該挿入
制動装置は従属クレームにおいて定義される特徴を含む。
【0022】 本発明を、実施の形態を参照してより詳細に説明する。 エア・ジェット織機Rにおいて、横糸1は、供給ドラム4から、挿入制動装置
6を介してメインインジェクタ7に搬送される。メインインジェクタ7は、切断
装置8を通過した糸1を、縦糸2によって形成される杼道3に搬送し、該杼道は
幅Wを有する。補助ブローパイプ9は、圧縮空気パイプ11に磁気バルブ10を
介して接続されるが、杼道3を通る横糸の搬送を助ける。横糸1の終端が杼道3
を離れた後、横糸1は抜出装置13の漏斗12に入って、切断され、糸の両端部
は、該杼道の両側に配置されたセルベージ装置14中に置かれる。該図は、圧縮
空気パイプ11は、パイプ15を介して圧縮空気発生装置16に接続されること
をさらに示し、その一方で、該図は完成品のためのドラム18も示し、該ドラム
は側壁17の間に配置される。
【0023】 挿入制動装置6は固定配置された2つの糸ガイド2によって構成され、その間
には可動式制動素子21が配置される。該可動制動素子21は、レバー23を介
して駆動装置23に接続される。挿入制動装置6はセンサ24をさらに含み、該
センサは可動制動素子21の瞬時の位置を検知する。該織機は、電子制御装置2
5をさらに含み、該制御装置は、可動制動素子21用の少なくとも1つの時間−
位置プログラムが記憶されているプログラム部26を含む。該位置検出センサ2
4は、検知された可動制動素子21の瞬時の位置を電子制御装置25に回線27
を介して連続的に送信し、該制御装置25は前記瞬時の位置をプログラム部26
内の所望の位置と比較し、その後、検知された瞬時の位置と所望の位置との間に
ずれがある場合、前記電子装置は、検知されたずれが少なくとも実質的に除去さ
れるように駆動装置23の励起を回線28を介して変化させる。
【0024】 停止素子30は供給ドラム4にさらに動作し、該停止素子は挿入処理の終わり
、すなわち横糸の端部が杼道の端部に達したときに、該供給ドラムの表面を押圧
して、該供給ドラムからさらに糸を解くことを停止させる。
【0025】 図1に従う織機において用いられる挿入制動装置の1つの実施の形態が、図2
に示される。該図は、フォーク型のレバー21が、2つの固定配置された糸ガイ
ド20の間を移動可能である様子を示す。レバー21は、ソレノイドモータ33
の軸32が取付けられる側とは別の側面でブロック31に装着される。ブロック
31はマグネット34が装着され、該マグネット34はセンサ35と協働する。
この実施の形態においてはソレノイド電動モータが可動制動素子21を駆動する
ために用いられるが、別のタイプの電動モータがさらに使用可能であることは明
らかであり、油圧式または気圧式モータが用いられてもよい。
【0026】 本発明に従う挿入制動装置の動作を、図3を参照して説明する。先に述べたよ
うに、糸1が杼道の端部に達するとすぐに、すなわち、停止素子30が動作状態
になるとすぐに、非常に高い引張り力のピークが、挿入制動装置を用いていない
織機の糸1において発生する。なぜなら、該糸に含まれる運動エネルギが引張り
に変換されるからである。この糸の引張りの傾向、すなわち、制動装置が用いら
れていない状況における傾向は、概略的に図3dに示され、挿入処理の初期段階
の間、糸の引張りは低いレベルであり、その後、引張りは、瞬間Sで、すなわち
停止素子が動作状態になった瞬間に、非常に高く急上昇することがこの図から明
らかである。挿入制動装置は、停止素子30が動作状態になる前に、糸に含まれ
る運動エネルギを完全に、または部分的に除去することを意図される。このこと
を望ましい正確さで達成するために、可動制動素子は正確に規定された動作パタ
ーンに従わなければならない。これらの所望の動作パターンは、異なる糸の品質
および異なる動作条件に伴って変化してもよい。特定の糸のタイプに対する可動
制動素子の時間−位置ダイアグラムが図3aに示される。この図は、左側から見
て、制動素子21は静止位置にあり、この位置において糸はその経路から外れる
ことはほとんどないが、まったく外れることが無い場合、瞬間Rにおいて、すな
わち停止素子が動作状態になる瞬間Sの前のすこしの間、制動素子21はその静
止位置から、その最大ストローク位置まで、正確に従われるべき時間−位置ライ
ンに従って必ず移動することを示す。制動素子21の時間−位置ダイアグラムは
、電子制御装置25のプログラム部26に記憶されている。制動素子21の瞬時
の位置は、センサ24を介して連続的に検知されて電子装置25に送信され、前
記瞬時の位置は該時間−位置ダイアグラムによって所望される位置と比較される
。所望の位置と瞬時の位置とのずれの検出に基づいて、該電子装置25は駆動装
置23の励起を制御して、前記ずれを少なくとも実質的に除去する。駆動装置2
3の実際に起こる励起の傾向は図3bに示される。本発明に従う挿入制動装置が
用いられる場合に発生する糸の引張りの傾向は図3cに示され、この図から、こ
こで起こる引張りのピークは非常に小さいものにすぎず、図3dで示される糸が
抑制されない状況よりも、いずれにしても大幅に小さいことが明らかである。
【0027】 図3を参照して検討される実施の形態において、可動制動素子に対して考えら
れる時間−位置ダイアグラムを1つだけ図3aに示す。たとえば異なる糸のタイ
プに対する、いくつかの時間−位置ダイアグラムが電子装置のプログラム部に記
憶されてもよいことは明白である。
【0028】 挿入処理の終わりに達する瞬間は、糸が杼道を経て搬送される速度が変化する
につれてわずかに変化する。このことは、停止素子が動作状態になる瞬間Sも、
いくらかの変化の程度を示すことを意味する。このことを考慮に入れるために、
電子装置25は、制動装置21が動作される点Rを、上述の変動に適合させて、
それを点RとSとの間の距離が実質的に一定のままであるような範囲で移動させ
る。瞬間Sが早く現れるほど、または遅く現れるほど、制動装置21が動作され
る瞬間と、それが最大ストローク位置に達する瞬間との間のラインの勾配が、そ
れぞれ一層急になる、または一層緩やかになるように、該電子装置は駆動装置の
励起を調節することが可能である。このように制動装置21は、糸に含まれる運
動エネルギを正確に、かつ遅れることなく確実に減少させる。
【0029】 挿入処理の終わりが近いことを告げる信号である、点Rの信号は、たとえば供
給ドラム4から解かれている巻数を数えるセンサによって伝えられることができ
る。挿入処理の終わり前の1巻きまたは2巻きになると、点Rに達したことを、
上述のセンサが電子制御装置に信号を送り、そのすぐ後に制動装置が励起される
。あるいは、そのような信号は杼道に配置される1つ以上のセンサによって得る
ことも可能であり、該センサは糸の終端の通過を該杼道の端部からいくらか離れ
た位置で検知し、これを点Rの信号として電子装置に送信する。この実施の形態
において、該電子装置は別個の部分として示されているが、織機の全制御装置の
一体化された部分を構成することも可能である。
【0030】 本発明に従えば、制動装置は、制動素子21および該制動素子に接続される部
品の質量慣性モーメントが、制動素子21に当たる厚太化などの糸の如何なる不
均一さも、該素子21を一時的に移動することが可能であるほど低くなるように
設けられ、そのような厚太化は、如何なる望ましくない糸の引張りをも発生させ
ること無く、該制動素子を通過することが可能である。この場合、センサ24は
、電子システム25と共に、瞬時の位置と所望の位置とのずれを検出し、直ちに
制御動作を開始し、該瞬時の位置と所望の位置とのずれを補正する。
【0031】 このように、正確に所定の時間−位置ダイアグラムに従い、突然に起こり得る
動作条件に対処することが可能であるさらに十分な柔軟性を有する挿入制動装置
が得られる。
【0032】 本願に従う挿入制動装置はエア・ジェット織機において用いられるとしてここ
に記載されるが、その利点を保持しながら、上述のウォーター・ジェット織機お
よびその他のタイプの織機において使用されることがさらに可能である。
【0033】 図4は、図2で示されるものと同様の挿入制動装置を概略的に示しており、第
1ストローク抑制ストップ41が可動素子21の一方側に配置され、第2ストッ
プ42がその他方側に配置される。この図においてさらに示されるように、位置
検出センサ35は概略的に示された電子制御装置25に接続され、該電子制御装
置25は、上述の時間−位置プログラムのプログラム部26と、位置検出センサ
35を調節する制御モジュール43と前記制動装置の補正機能を点検する機能点
検モジュール44とを含む。該制動装置が動作される場合、またはセンサ35の
交換に引き続いて、可動制動素子21は第1ストップ41に当接する位置へまず
移動される。この位置において、位置検出センサ35は、第1(ゼロ)信号S1
を伝達し、該信号は制御モジュール43に供給されて記憶される。可動制動素子
21は第2ストップ42に当接する位置へ移動され、これによって位置検出セン
サ35は、該制動素子の最大ストローク位置に対する第2信号S2を伝達し、該
信号は制御モジュール43に同様に送信される。制御モジュール43においてS
1とS2との差が判定され、その差信号は制動素子の全ストローク(100%)
の指標である。その後該装置が動作され、これによって位置検出センサは全ての
現在位置に対する信号を伝達する。各信号は、モジュール43において前記信号
S1とS2との間の差のパーセンテージに変換され、このようにして、制動素子
の全ストローク(100%)のパーセンテージに変換される。以上の全ては、図
4bのダイアグラムに如実に示され、ストップ41と42との間の間隔が横軸に
示され、一方縦軸は位置検出センサ35によって発生される信号を示す。このダ
イアグラムから、特定の現在位置47に基づいて伝達される信号S3は、S1と
S2との間の差の一定のパーセンテージを示すことが明らかである。このパーセ
ンテージはモジュール43において位置41と位置42との間の距離のパーセン
テージ、すなわち位置47に変換される。
【0034】 新規のセンサ35が取付けられた場合、この新規のセンサはわずかに高い、ま
たは低い信号を発生する可能性があり、この信号の傾向は図4bにおいて点線4
5または46で示される。これらの信号は、それ以前のセンサによって得られる
信号よりも高い、または低いものであるが、先に説明したような変換プロセスの
ために、最終的に正しい位置が得られる。このように、第1センサは信号S3を
発生し、該信号は概ねS1とS2との間の差の50パーセントに相当し、これか
ら結果として位置47、要するに41と42との間のストロークの約50%にな
る。他方のセンサは信号S4またはS5を発生し、該信号も対応する最小および
最大ストローク位置信号間の差の50%に相当する。この場合においても、これ
が結果として、最小および最大ストローク位置の間の差の50%に、すなわち位
置47になる。同様のことが、制動素子の全ての現在位置において起こる。
【0035】 このように、ずれているセンサ特性の該制御システムにおける影響は、センサ
の初期の調整によって完全に独立して除去される挿入制動装置が得られる。
【0036】 可動制動素子は、動作された後に、ストップ41および42ともはや接触する
ことないが、最大ストロークの20〜80%の範囲で移動する。該制動装置が適
切に機能しているかどうかを確認する目的で、制御モジュール44を介して、可
動制動素子が特定のストロークを特定の期間内に、たとえば最大ストロークの5
0〜80%になるストロークを行うかどうかで確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 エア・ジェット織機の正面略図である。
【図2】 挿入制動装置の1つの実施の形態の略斜視図である。
【図3】 可動制動素子の時間−位置ダイアグラムの例と、該可動素子の駆動装置の励起
の傾向と、制動された糸における引張りの傾向と、最後に、制動されていない糸
における引張りの傾向とを連続的に示す。
【図4】 挿入制動装置の別の実施の形態を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 織機であって、給糸器と織機の杼道との間に配置される挿入制
    動装置を有し、該挿入制動装置は可動制動素子を含み、該可動制動素子は2つの
    固定配置される糸ガイドの間を糸の一方側の静止位置から該糸の他方側の動作位
    置へと移動することが可能な織機であって、該可動制動素子は駆動モータに接続
    され、該モータの励起は電子システムによって制御され、該電子システムには時
    間と可動制動素子の位置とに関する少なくとも1つのプログラムが組込まれてい
    る織機において、該電子システムは制動素子の瞬時の位置を検知する位置検出セ
    ンサを含み、該電子システムは、制動素子の瞬時の位置をプログラムに従う所望
    の位置と比較し、該検知された瞬時の位置と所望の位置との間にずれが確認され
    た場合、糸の反力と協働して、前記ずれの少なくともその大部分が除去されるよ
    うに、モータに供給される電流量を制御することを特徴とする織機。
  2. 【請求項2】 可動制動素子は、軸を中心に回転可能なレバーの一端から構成
    され、前記軸は回転式ソレノイドモータに連結されることを特徴とする請求項1
    に記載の織機。
  3. 【請求項3】 可動制動素子は、挿入処理の終了直前にその静止位置からその
    最大ストローク位置まで移動し、電子システムは、最大ストローク位置により速
    やかに達するように、挿入処理の終わりにより早く到達すればするほど、より早
    く、および/またはより強力に駆動装置を励起することを特徴とする、請求項1
    または2に記載の織機。
  4. 【請求項4】 可動制動装置の慣性は、非常に低く選択され、糸に不均一さが
    検出されると、制動素子に及ぼされる力が該制動素子を移動させることが可能で
    あることを特徴とする請求項1,2または3に記載の織機。
  5. 【請求項5】 可動制動素子が第1ストップと第2ストップとの間を移動可能
    であり、電子システムは位置検出センサを調節する制御モジュールを含み、該制
    御モジュールは制動素子が前記第1ストップに当接するとき、該制御モジュール
    は位置検出センサからの第1の信号をまず記憶し、次いで制動素子が前記第2ス
    トップと当接するとき、第2の信号を記録し、前記第1および第2信号間の差を
    、制動素子が移動可能な経路の最大値(100%)として記憶し、その後、使用
    されているモジュールは、前記制動素子の瞬時の位置に対応するセンサからの信
    号を、上述の差信号のパーセンテージに変換し、そこから制動素子の瞬時の位置
    が該制動素子の最大ストローク位置のパーセンテージとして得られ、その瞬時の
    位置は電子システムによって所望の位置と比較されることを特徴とする、先行す
    る請求項のいずれか1つまたはそれ以上に記載の織機。
  6. 【請求項6】 可動制動素子が所定の励起度で特定の期間内に特定の位置変化
    を達成したか否かを確認するために、該可動制動素子が設けられていることを特
    徴とする、先行の請求項のいずれか1つまたはそれ以上に記載の織機。
  7. 【請求項7】 可動制動素子であって、2つの固定配置される糸ガイドの間を
    糸の一方側の静止位置から該糸の他方側の動作位置へと移動することが可能な可
    動制動素子を有し、該可動制動素子は駆動モータに接続され、該モータの励起は
    電子システムによって制御され、該電子システムには時間と可動制動素子の位置
    とに関する少なくとも1つのプログラムが組込まれている織機において、該電子
    システムは制動素子の瞬時の位置を検知する位置検出センサを含み、該電子シス
    テムは、制動素子の瞬時の位置をプログラムに従う所望の位置と比較し、該検知
    された瞬時の位置と所望の位置との間にずれが確認された場合、糸の反力と協働
    して、前記ずれの少なくともその大部分が除去されるように、モータに供給され
    る電流量を制御することを特徴とする、先行する請求項のいずれか1つまたはそ
    れ以上に記載の挿入制動装置。
  8. 【請求項8】 可動制動素子は、軸を中心に回転可能なレバーの一端から構成
    され、前記軸は回転式ソレノイドモータに連結されることを特徴とする請求項7
    に記載の挿入制動装置。
  9. 【請求項9】 電子システムは、可動制動素子がその静止位置からその最大ス
    トローク位置まですぐに、糸の速度に依存して移動する時間および/またはスピ
    ードを変えることが可能であることを特徴とする、請求項7または8に記載の挿
    入制動装置。
  10. 【請求項10】 可動制動装置の慣性は、非常に低く、糸に不均一さが検出さ
    れると、制動素子に及ぼされる力が該制動素子を移動させることが可能であるこ
    とを特徴とする請求項7,8または9に記載の挿入制動装置。
  11. 【請求項11】 可動制動素子が第1ストップと第2ストップとの間を移動可
    能であり、電子システムは位置検出センサを調節する制御モジュールを含み、該
    制御モジュールは制動素子が前記第1ストップに当接するとき、該制御モジュー
    ルは位置検出センサからの第1の信号をまず記憶し、次いで制動素子が前記第2
    ストップと当接するとき、第2の信号を記録し、前記第1および第2信号間の差
    を、制動素子が移動可能な経路の最大値(100%)として記憶し、その後、使
    用されているモジュールは、前記制動素子の瞬時の位置に対応するセンサからの
    信号を、上述の差信号のパーセンテージに変換し、そこから制動素子の瞬時の位
    置が該制動素子の最大ストローク位置のパーセンテージとして得られ、その瞬時
    の位置は電子システムによって所望の位置と比較されることを特徴とする、先行
    する請求項のいずれか1つまたはそれ以上に記載の挿入制動装置。
  12. 【請求項12】 可動制動素子が所定の励起度で特定の期間内に特定の位置変
    化を達成したか否かを確認するために、該可動制動素子が設けられていることを
    特徴とする、先行の請求項のいずれか1つまたはそれ以上に記載の挿入制動装置
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