JP4803297B2 - コントローラ及び空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機に対する操作入力を受け付けるコントローラと、このコントローラを備えた空気調和機とに関する。
天井埋込式の室内機は、空調空気を吹き出すための複数の吹出口を有している。その複数の吹出口には、それぞれ、空調空気の吹き出し方向を変更するためのフラップが配置されている(例えば、特許文献1参照)。この室内機では、複数のフラップの動作が1つのモータによって制御されるようになっている。
特開2005−207705号公報
ところで、複数の吹出口にそれぞれ配置された複数のフラップを有する室内機を備えた空気調和機において、複数のフラップを個別に制御することが考えられる。このような空気調和機では、複数の吹出口における風向がコントローラに表示されることによって、ユーザが容易に確認できることが望ましい。
そこで、本発明の目的は、現在設定されている各吹出口や各フラップについての情報を一括で視認可能なコントローラと、このコントローラを備えた空気調和機とを提供することである。
第1の発明に係るコントローラは、複数の吹出口にそれぞれ配置されると共に空調空気の吹出方向を個別に変更可能な略同一形状の複数のフラップを有し、前記複数の吹出口近傍または前記複数のフラップに互いに異なる標識部がそれぞれ形成された室内機と共に用いられ、前記複数のフラップの位置を操作するための操作入力を受け付ける操作部と、前記複数の吹出口近傍または前記複数のフラップにそれぞれ設けられた前記標識部から選択された2以上の標識部に対応した表示と、当該2以上の標識部が示す吹出口における空調空気の吹出方向を示す情報とを同時に表示する表示部とを備えたことを特徴とする。
このコントローラでは、各吹出口および/または各フラップについての情報を同時に一覧表示することによって、この表示を見たユーザは、現在設定されている各吹出口や各フラップの状況を一括で視認することができる。
また、このコントローラでは、表示部を見たユーザは、現在設定されている各吹出口の風向等を一括で視認することができる。
また、このコントローラでは、複数の吹出口近傍または複数のフラップに形成した標識部を視認するだけで、風向等を変更したいフラップを個別に識別することができると共に、表示部の表示において、標識部を対応させることによって、複数の吹出口または複数のフラップを容易に認識できる。
また、このコントローラでは、表示部を見たユーザが、吹出口と当該吹出口で現在設定中の吹出方向とを同時に把握できるので、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
第2の発明に係るコントローラは、第1の発明に係るコントローラにおいて、前記表示部は、前記複数の吹出口の全てにおける空調空気の吹出方向を示す表示を同時に表示することを特徴とする。
の発明に係るコントローラは、第1または第2の発明のいずれかに係るコントローラにおいて、操作部は、複数の吹出口における空調空気の吹出方向が変更されるように複数のフラップの位置をそれぞれ個別に変更可能である。
このコントローラでは、各フラップのそれぞれの位置を個別に変更することができる。
の発明に係るコントローラは、第〜第のいずれかに係るコントローラにおいて、操作部は、複数の吹出口における空調空気の吹出方向が変更されるように複数のフラップの位置をまとめて変更可能である。
このコントローラでは、複数のフラップ毎に別々の操作を伴うことなく、各フラップの位置を一括で変更することができる。
の発明に係るコントローラは、第の発明に係るコントローラにおいて、操作部は、複数の吹出口における空調空気の吹出方向が変更されるように複数のフラップのうちで選択されたフラップの位置をまとめて変更可能である。
このコントローラでは、選択したフラップの位置だけをまとめて変更することができる。
の発明に係るコントローラは、第1〜第の発明のいずれかに係るコントローラにおいて、室内機に対して配線により接続されている。
このコントローラでは、ワイヤードリモコンであってもワイヤレスリモコンと同様に、各吹出口または各フラップの全てについての情報を同時に一覧表示できる。
の発明に係る空気調和機は、第1〜第の発明のいずれかに係るコントローラと、室内機とを備えている。
この空気調和機では、第1〜第の発明のいずれかに係るコントローラと同様の効果を得ることができる。
の発明に係る空気調和機は、第の発明に係る空気調和機において、標識部は、凸部または凹部となるように立体的に設けられている。
この空気調和機では、標識部を凸部または凹部となるように立体的に設けることにより、ユーザは標識部を容易に識別することができる。
の発明に係る空気調和機は、第の発明に係る室内機において、標識部は、印刷またはシールの貼付により設けられている。
この空気調和機では、印刷またはシールの貼付により標識部を容易に形成することができる。
10の発明に係る空気調和機は、第〜第の発明のいずれかに係る空気調和機において、標識部は、文字、図形またはこれらの組み合わせとして設けられている。
この空気調和機では、標識部を文字、図形またはこれらの組み合わせとして設けることにより、ユーザは、より確実に各吹出口や各フラップを個別に識別することができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1または第2の発明では、各吹出口および/または各フラップについての情報を同時に一覧表示することによって、この表示を見たユーザは、現在設定されている各吹出口や各フラップの状況を一括で視認することができる。
また、第1または第2の発明では、表示部を見たユーザは、現在設定されている各吹出口の風向き等を一括で視認することができる。
また、第1または第2の発明では、複数の吹出口近傍または複数のフラップに形成した標識部を視認するだけで、風向等を変更したいフラップを個別に識別することができると共に、表示部の表示において、標識部を対応させることによって、複数の吹出口または複数のフラップを容易に認識できる。
また、第1または第2の発明では、表示部を見たユーザが、吹出口と当該吹出口で現在設定中の吹出方向とを同時に把握できるので、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
第3の発明では、各フラップのそれぞれの位置を個別に変更することができる。
第4の発明では、複数のフラップ毎に別々の操作を伴うことなく、各フラップの位置を一括で変更することができる。
第5の発明では、選択したフラップの位置だけをまとめて変更することができる。
第6の発明では、ワイヤードリモコンであってもワイヤレスリモコンと同様に、各吹出口または各フラップの全てについての情報を同時に一覧表示できる。
第7の発明では、第1〜第8の発明と同様の効果を得ることができる。
第8の発明では、標識部を凸部または凹部となるように立体的に設けることにより、ユーザは標識部を容易に識別することができる。
第9の発明では、印刷またはシールの貼付により標識部を容易に形成することができる。
第10の発明では、標識部を文字、図形またはこれらの組み合わせとして設けることにより、ユーザは、より確実に各吹出口や各フラップを個別に識別することができる。
本発明の第1実施形態に係る室内機の外観斜視図を示している。 室内機の概略平面断面図である。 図2のA−O−A線の断面図である。 室内機の化粧パネルを空調室内から見た平面図である。 図3の拡大図であって、主吹出口に対応する流路付近を示した図である。 図4のB−B線の断面図である。 室内機の概略制御ブロック図である。 本実施形態に係るワイヤードリモコンの正面図である。 ワイヤードリモコンの概略制御ブロック図である。 ワイヤードリモコンの表示部に表示される画面を示している。 ワイヤードリモコンの表示部に表示される画面を示している。 ワイヤードリモコンの表示部に表示される画面を示している。 ワイヤードリモコンの表示部に表示される画面を示している。 ワイヤードリモコンの表示部に表示される画面を示している。 ワイヤードリモコンの表示部に表示される画面を示している。 本実施形態の風量/風向調節動作を示すフローチャートである。 本実施形態の風向個別設定動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る室内機の外観斜視図を示している。 室内機の化粧パネルを空調室内から見た平面図である。 本発明の第3実施形態に係る室内機の外観斜視図を示している。 室内機の化粧パネルを空調室内から見た平面図である。 図21のC−C線の矢視断面図である。 本発明の第1実施形態に係る室内機の変形例を示している。 本発明の第1実施形態に係る室内機の変形例を示している。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態に係る室内機及び空気調和機について、図面に基づいて説明する。
[室内機の基本構成]
図1は、本発明の第1実施形態に係る室内機1の外観斜視図を示す。図2は、室内機1の概略平面断面図である。図3は、図2のA−O−A線の断面図である。図4は、室内機1の化粧パネルを空調室内から見た平面図である。図5は、図3の拡大図であって、主吹出口32dに対応する流路付近を示した図である。図6は、図4のB−B線の断面図である。
図1に示すように、室内機1は、天井埋込型の室内機であり、内部に各種構成機器を収納するケーシング2を備えている。ケーシング2は、ケーシング本体2aと、ケーシング本体2aの下側に配置された化粧パネル3とから構成されている。ケーシング本体2aは、図3に示すように、空調室の天井Uに形成された開口に挿入されて配置されている。そして、化粧パネル3は、天井Uの開口に嵌め込まれるように配置されている。また、室内機1は、天井面(図示は省略)に沿うように敷設した通信ケーブルW(配線)を介して接続されたワイヤードリモコン83の操作により制御可能である。
[ケーシング本体の構成]
ケーシング本体2aは、図2及び図3に示すように、その平面視において、長辺と短辺とが交互に形成された略8角形状の下面が開口した箱状体であり、長辺と短辺とが交互に連続して形成された略8角形状の天板21と、天板21の周縁部から下方に延びる側板22とを有している。側板22は、天板21の長辺に対応する側板22a〜22dと、天板21の短辺に対応する側板22e〜22hとから構成されている。例えば、図2に示すように、側板22aと側板22bとは、側板22eを挟んで互いが略直交するように配置されている。他の側板22b、22c間、側板22c、22d間、側板22d、22a間についても同様に、互いが略直交するように配置されている。
また、側板22eは、隣り合う側板22a及び側板22bとのなす角度が約135度になるように配置されている。側板22g、22hについても、側板22eと同様に、隣り合う側板とのなす角度が約135度になるように配置されている。なお、側板22fは、熱交換器6と室外ユニット(図示せず)との間で冷媒をやりとりするための冷媒配管が貫通する部分を構成しており、他の側板とは異なる形状となっている。また、各側板22e〜22hには、ケーシング本体2aを天井裏空間に設置する際に使用される固定金具23が設けられている。そして、ケーシング本体2aは、平面視において、固定金具23を含めた形状が略4角形になるように、天板21の長辺及び短辺の長さが設定されている。
[化粧パネルの構成]
化粧パネル3は、図1及び図4に示すように、平面視が略4角形状の板状体であり、主として、ケーシング本体2aの下端部に固定されたパネル本体3aから構成されている。パネル本体3aは、4個のパネル辺部30a〜30d(辺部)と、4個のパネル角部30e〜30hとが交互に連続して形成されている。パネル辺部30a〜30dは、それぞれ、ケーシング本体2aの側板22a〜22dに対応するように配置されている。パネル角部30e〜30hは、それぞれ、ケーシング本体2aの側板22e〜22hに対応するように配置されている。
パネル本体3aは、図1に示すように、その略中央に空調室内の空気を吸入する吸入口31と、パネル辺部30a〜30dのそれぞれに対応するように形成されケーシング本体2a内から空調室内に空気を吹き出す4個の主吹出口32a〜32dを有している。吸入口31は、本実施形態において略正方形状の開口である。4つの主吹出口32a〜32dは略同一形状に形成されており、それぞれ、各パネル辺部30a〜30dに沿って配置されている。
さらに、パネル本体3aには、図1や図4に示すように、パネル角部30e〜30hのそれぞれに対応する位置に補助吹出口32e〜32hが形成されている。また、図1に示すように、パネル本体3aの下面には、吸入口31を囲むように、かつ、4つの主吹出口32a〜32dに囲まれるように配置された4角環状の平坦なパネル下面部3bが設けられている。このパネル下面部3bには、図4に示すように、主吹出口32a〜32dの近傍であって、主吹出口32a〜32dの吸入口31側に縁部50a〜50dが構成されている。
図4に示すように、吸込口31は、主吹出口32a〜32dの内側に配置されている。この吸入口31には、吸入グリル33と、吸込口31から吸入された空気中の塵埃を除去するためのフィルタ34とが設けられている。また、主吹出口32a〜32dには、図4に示すように、長手方向の軸周りに揺動可能なフラップ35a〜35dがそれぞれ設けられている。各フラップ35a〜35dは略同一の形状を有しており、それぞれが対応する主吹出口32a〜32dの長手方向に細長く延びる略長方形状の羽根部材である。そして、フラップ35a〜35dは、それぞれ、化粧パネル3に回転可能に支持されることにより、主吹出口32a〜32dの長手方向の軸周りに揺動可能になっている。
[標識部の構成]
そして、図4に示すように、パネル下面部3bの各縁部50a〜50dには、各主吹出口32a〜32dまたは各フラップ35a〜35dを個別に認識するための標識部60a〜60dが形成されている。標識部60a〜60dは、図形「□」、「□□」、□□□」、「□□□□」として形成されている。標識部60a〜60dは、主吹出口32a〜32dに対して吸込口31の側に形成されている。各図形「□」〜「□□□□」は、それぞれ、番号「1」〜「4」に対応し、その番号は、図4において反時計回りに大きくなっている。また、各図形「□」〜「□□□□」は、それぞれ、主吹出口32a〜32dに対応した位置に配置されている。図6に示すように、各標識部60a〜60dは、各縁部50a〜50dにおいて凹部となるように立体的に設けられている。なお、各標識部60a〜60dの周囲は、光沢無し加工(シボ加工)が施されており、標識部は、その周囲と比べて相対的に光沢が生じる部分(光沢部)となっている。
また、各フラップ35a〜35dは、各フラップモータ40a〜40d(図7参照)の連続駆動によるスイング状態や、空調空気の吹き出し方向を固定した固定状態に設定可能となっている。スイング状態に設定された場合では、各フラップ35a〜35dは、連続的に揺動することにより空調空気の吹き出し方向を変更可能となっている。一方、固定状態に設定された場合では、各フラップ35a〜35dは、所定の風向位置に配置されることにより空調空気の吹き出し方向が固定され、空調空気の吹き出し方向を一定の方向に設定可能となっている。そして、各フラップ35a〜35dの揺動により、図4に示すように、主吹出口32a〜32dから空調室内に吹き出される気流Xの風向を個別に変更可能となっている。
例えば、図5に示すように、主吹出口32dから空調室内に吹き出される気流Xの風向は、フラップ35dによって、天井Uの下面に対して上下方向に可変されるようになっている。図5に示すように、気流Xの風向は、6種類の風向、つまり、「風向1」〜「風向5」と、「風向1」〜「風向5」の範囲内をフラップが揺動する「スイング」と、のいずれかに設定可能となっており、「風向1」〜「風向5」は、添えられた数字が大きくなるにつれて風向が下に向くように設計されている。なお、ここでは説明を省略したが、他の主吹出口32a〜32cから空調室内に吹き出される気流Xの風向についても同様に、天井Uの下面に対して上下方向に変更可能となっており、上述した6種類の風向のいずれかに設定可能となっている。
図3に示すように、ケーシング本体2aの内部には、主に、空調室内の空気を化粧パネル3の吸入口31を通じてケーシング本体2a内に吸入して外周方向に吹き出す送風機4と、送風機4の外周を囲むように配置された熱交換器6とが配置されている。送風機4は、本実施形態において、ターボファンであり、ケーシング本体2aの天板21の中央に設けられたファンモータ41と、ファンモータ41に連結されて回転駆動される羽根車42とを有している。
羽根車42は、ファンモータ41に連結される円板状のエンドプレート43と、エンドプレート43の下面の外周部に設けられた複数のブレード44と、ブレード44の下側に設けられた中央に開口を有する円板状のエンドリング45とを有している。送風機4は、ブレード44の回転によって、エンドリング45の開口を通じて羽根車42の内部に空気を吸入し、羽根車42内に吸入された空気を羽根車42の外周側に吹き出すことができる。
熱交換器6は、本実施形態において、送風機4の外周を囲むように曲げられて形成されたクロスフィンチューブ型の熱交換器パネルであり、屋外等に設置された室外ユニット(図示せず)に冷媒配管を介して接続されている。熱交換器6は、冷房運転時には内部を流れる冷媒の蒸発器として、暖房運転時には内部を流れる冷媒の凝縮器として機能できるようになっている。これにより、熱交換器6は、送風機4によって吸入口31を通じてケーシング本体2a内に吸入された空気と熱交換を行って、冷房運転時には空気を冷却し、暖房運転時には空気を加熱することができる。
熱交換器6の下側には、熱交換器6において空気中の水分が凝縮されて生じるドレン水を受けるためのドレンパン7が配置されている。ドレンパン7は、ケーシング本体2aの下部に装着されている。ドレンパン7は、図2や図3に示すように、化粧パネル3の主吹出口32a〜32dに連通するように形成された4つの主吹出孔72a〜72dと、熱交換器6の下側に形成されドレン水を受けるドレン水受け溝73とを有している。ここで、主吹出孔72a〜72dは、それぞれが対応する主吹出口32a〜32dの長手方向の長さが短くなっている。特に、主吹出孔72cは、側板22g側に配置されドレン水受け溝73に溜まったドレン水を排出するためのドレンポンプ8と、側板22h側の冷媒配管が貫通する部分とに挟まれているため、他の主吹出孔72a、72b、72dよりも長手方向の長さが短くなっている。
[制御装置の構成]
図7に示すように、室内機1は、送風機4の回転数や各フラップ35a〜35dの風向等を制御するための制御装置80をさらに備えている。この制御装置80は、主として、CPU81と、メモリ82とを有するマイクロコンピュータを備えている。制御装置80には、ワイヤードリモコン83を介して制御信号が入力され、この信号を受信することにより、メモリ82に記憶された制御プログラムをCPU81が実行することによって、送風機4のファンモータ41や、各フラップ35a〜35dを駆動するフラップモータ40a〜40dを作動させて、送風機4の回転数や各フラップ35a〜35dの風向を制御可能となっている。
[ワイヤードリモコンの構成]
図8は、本実施形態に係るワイヤードリモコン83の正面図である。図9は、ワイヤードリモコン83の概略制御ブロック図である。図10は、ワイヤードリモコン83の表示部85に表示される各種画面を示している。
図8に示すように、ワイヤードリモコン83は、リモコンケーシング84と、表示部85と、各種操作ボタン86〜91と、室内機1の動作に関する様々なデータを格納するメモリ92と、CPU93と、データベース94とを備えている。リモコンケーシング84は、略直方体形状に形成されており、その内側においてCPU93等が収容されている。表示部85には、基本画面や各種メニュー画面の他に、各種設定画面を表示可能となっている。
各種操作ボタン86〜91(操作部)は、リモコンケーシング84の前面に設けられている。運転/停止ボタン86は、ユーザからの室内機1の運転開始指示あるいは運転停止指示を受け付けるためのボタンである。メニュー確定ボタン87は、ドーナツ形の選択ボタン88に囲まれた円形のボタンであり、ユーザが室内機1の各種機能設定を変更する際に操作される。また、このメニュー確定ボタン87の押し下げ操作によって、表示部85にメインメニュー画面D1の表示が可能となっている。また、メニュー確定ボタン87は、メインメニュー画面D1で選択されている各設定項目を確定するための機能も有している。
選択ボタン88は、上下左右の各方向を示す△印がそれぞれ印字された上方選択部88u、下方選択部88d、左方選択部88l及び右方選択部88rを有している。また、これら4つの選択部88u〜88rは、外観上は一体的に形成されており、それぞれが上方、下方、左方、右方の領域に割り当てられている。そして、各選択部88u〜88rが押し下げられると、カーソルが移動し、室内機1の設定項目や設定値等の選択が可能となっている。
運転切換ボタン89は、室内機1の運転モードを暖房運転/冷房運転に切り換える際に操作するためのボタンである。風量/風向ボタン90は、ユーザが各吹出口32a〜32dの全風量/全風向を変更する際に操作するためのボタンである。CPU93は、プログラムを実行することによって、室内機1の動作を制御する。データベース94には、表示部85上に表示される画面を形成するためのレイアウトデータ等が格納されている。レイアウトデータとしては、図10に示す基本画面D0を形成するための基本レイアウトデータ、図11に示すメインメニュー画面D1を形成するためのメインメニューレイアウトデータ、図12及び図13に示す全風量/全風向調節画面D2、図14に示す風向個別設定画面D3及び、図15に示す風向設定確認画面D4を形成するための詳細設定レイアウトデータ等が格納されている。
[表示部85に表示される各種画面の構成]
図10〜図15は、ワイヤードリモコン83の表示部85に表示される各種画面を示している。
[基本画面の構成]
図10(a)、図10(b)は、表示部85に表示された基本画面D0の一例を示している。図10に示すように、基本画面D0は、現在設定中の設定温度を示す表示領域100と、現在設定中の運転モードを示す表示領域101と、現在設定中の風量状態を示す表示領域102と、主吹出口32a〜32dの風向が個別に設定されているか否かを示す表示領域103とに区画されている。
図10(a)に示すように、表示領域100には、現在設定中の設定温度である「26℃」の文字が、表示領域101には、現在設定中の運転モードである「冷房」の文字が、表示領域102には、現在設定中の風量である「急」の文字がそれぞれ表示されている。図10(b)では、表示領域100に、現在設定中の設定温度である「26℃」の文字が、表示領域101に、現在設定中の運転モードである「冷房」の文字が、表示領域102に、現在設定中の風量状態である「自動」の文字がそれぞれ表示されている。
表示領域103には、主吹出口32a〜32dの少なくともいずれかの風向が個別に設定されている場合に「個別設定あり」の文字が表示されるようになっており、主吹出口32a〜32dのいずれにおいても風向が個別設定されていない場合、いずれの文字も表示されない。図10(a)、図10(b)では、各吹出口32a〜32dのいずれかで風向が個別に設定されており、表示領域103に「個別設定あり」の文字が表示されている。なお、各吹出口32a〜32dのいずれにおいても風向が個別設定されていない場合に、表示領域103に「個別設定なし」の文字が表示されてもよい。また、基本画面D0が表示された状態において、メニュー確定ボタン87が押されると、図11に示すメインメニュー画面D1へと切り換わる。また、基本画面D0において、風量/風向ボタン90が押されると、割り込み処理によって、図12に示す全風量調節画面D2へと切り換わる。
[メインメニュー画面の構成]
図11(a)、図11(b)は、表示部85に表示されたメインメニュー画面D1の一例を示している。図11に示すように、メインメニュー画面D1には、室内機1で設定可能な6つの設定項目、すなわち、「サービス連絡先/機種名」、「風向個別設定」、「風向設定確認」、「タイマー設定」、「省エネ設定」及び「便利機能」に対応するメニュータイトルが上下に列挙されている。
図11(a)は、メインメニュー画面D1に切り換えたときの初期画面を示しており、この初期画面では、各設定項目のうち、設定項目「サービス連絡先/機種名」に対応するメニュータイトルにカーソルが合わされている。この状態から、下方選択部88dが押されると、表示部85上でカーソルが下方向に順次移動し、「風向個別設定」〜「便利機能」のいずれかのメニュータイトルにカーソルが合うことにより、対応する設定項目を選択できるようになっている。
例えば、図11(b)に示すように、設定項目「風向個別設定」が選択された状態で、メニュー確定ボタン87が押されると、メインメニュー画面D1は、図14に示す風向個別設定画面D3へと切り換わる。そして、この風向個別設定画面D3に基づいて、ユーザは主吹出口32a〜32dのいずれかの風向を個別に設定できるようになっている。また、例えば、設定項目「風向設定確認」が選択された状態で、メニュー確定ボタン87が押されると、メインメニュー画面D1は、図15に示す風向設定確認画面D4に切り換わる。そして、ユーザはこの風向設定確認画面D4を視認することにより、主吹出口32a〜32dで現在設定されている風向をまとめて確認できるようになっている。
[全風量/全風向調節画面の構成]
図12(a)〜図12(e)と、図13(a)〜図13(h)とは、表示部85に表示された全風量/全風向調節画面D2の一例を示している。図12及び図13に示すように、全風量/全風向調節画面D2は、2つの表示領域104、105に区画されている。各表示領域の上部には、「全風量調節」及び「全風向調節」の2つの設定項目に対応するメニュータイトルがそれぞれ表示されている。
<全風量調節動作>
図12(a)は、全風量/全風向調節画面D2の初期画面D2−0を示しており、この初期画面では、設定項目「全風量調節」に対応するメニュータイトルにカーソルが合わされている。この初期画面の表示領域104には、「急」の文字が表示されており、現在、主吹出口32a〜32dの全風量は「急」にまとめて設定されている。また、主吹出口32a〜32dの全風量は、図12(b)に示す「強」、図12(c)に示す「弱」、図12(d)に示す「自動」のいずれかに設定可能である。
図12(a)に示す初期画面D2−0から、キャンセルボタン91が押されると、図10に示す基本画面D0へと切り換わる。一方、この初期画面D2−0から、下方選択部88dが押されると、図12(b)に示す設定画面D2−1、図12(c)に示す設定画面D2−2、図12(d)に示す設定画面D2−3へと順次に切り換わり、表示領域104の表示が、「強」、「弱」及び「自動」に順次に変更され、各表示状態で、メニュー確定ボタン87が押されると、主吹出口32a〜32dの全風量をまとめて設定できるようになっている。また、上方選択部88uが押されると、前の画面に戻るように構成されている。
<全風向調節動作>
一方、図12(a)に示す状態から、右方選択部88rが押されると、設定項目「全風向調節」に対応するメニュータイトルにカーソルが移動し、図12(a)に示す初期画面D2−0は、図13(a)に示す全風向調節の初期画面D2−4へと切り換わる。なお、この実施例では、初期画面の表示領域105の下方に「風向個別設定あり」の文字が表示されているが、この表示は、主吹出口32cの風向が「風向1」に予め個別設定されていることを示しており、この主吹出口32cを除いた他の主吹出口32a、32b、32dの全風向をまとめて設定する例について説明する。ここで、主吹出口32cの風向を予め「風向1」に個別設定することによって、主吹出口32cを除いた他の主吹出口32a、32b、32dを選択し、その選択した主吹出口32a、32b、32dのフラップ35a、35b、35dの風向位置だけを全風向設定でまとめて変更すると考えることもできる。また、表示領域105の中央には、「風向1」の文字が表示されており、現在、主吹出口32a、32b、32dの全風向は「風向1」にまとめて設定されている。また、主吹出口32a、32b、32dの全風向は、図13(b)に示す「風向2」、図13(c)に示す「風向3」、図13(d)に示す「風向4」、図13(e)に示す「風向5」、図13(f)に示す「スイング」のいずれかに設定可能である。
図13(a)に示す初期画面から、下方選択部88dが押されると、図13(b)に示す設定画面D2−5、図13(c)に示す設定画面D2−6、図13(d)に示す設定画面D2−7、図13(e)に示す設定画面D2−8、図13(f)に示す設定画面D2−9へと順次に切り換わり、表示領域105の表示が、「風向1」〜「風向5」及び「スイング」に順次に変更され、各表示状態で、メニュー確定ボタン87が押されると、主吹出口32a、32b、32dの全風向をまとめて設定できるようになっている。また、上方選択部88uが押されると、前の画面に戻るように構成されている。
なお、上述した図12及び図13の画面上では、主吹出口のいずれかについて風向個別設定が行われていることを示すために、「風向個別設定あり」の文字が表示されているが、どの主吹出口について風向個別設定が行われているかが表示されてもよい。つまり、本実施例では、主吹出口32cについて風向個別設定が行われていることが表示されてもよい。また、上述した図12及び図13の画面上において、「全風向設定」の対象となっている吹出口が、どの吹出口であるかが表示されてもよい。つまり、本実施例では、主吹出口32a、32b、32dが、「全風向設定」の対象となっていることが表示されてもよい。
[風向個別設定画面の構成]
図14(a)〜図14(g)は、表示部85に表示された風向個別設定画面D3の一例を示している。図14に示すように、風向個別設定画面D3は、2つの表示領域106、107に区画されている。表示領域106には、室内機1を室内側から見た模式図が表示されており、その模式図には、各縁部50a〜50dに設けられた各標識部60a〜60dである記号「□」〜「□□□□」が表示されている。また、表示領域107には、主吹出口32a〜32dで現在設定中の風向状態が表示されている。
図14(a)は、風向個別設定用の初期画面D3−0を示しており、この初期画面D3−0では、その表示領域106に表示された模式図において、記号「□」に対応した主吹出口32aが選択されていることを示すように反転表示されている。また、この初期画面D3−0において、表示領域106の中央部分に表示された番号「1」は、主吹出口32aに対応しており、現在、主吹出口32aが選択されていることを示している。したがって、ユーザは、これらの反転表示や番号表示を視認することにより、現在、吹出口32aの風向を個別に設定可能な状態にあることを確認できるようになっている。また、図14(a)に示すように、この初期画面D3−0では、表示領域107の中央に「風向2」の文字が表示されており、主吹出口32aの風向状態は「風向2」に設定されていることを示している。
<風向個別設定動作>
そして、図14(a)に示す状態から、上方選択部88uまたは下方選択部88dを操作することにより、主吹出口32aの風向として、「風向1」〜「風向5」及び「スイング」のいずれかを選択できるようになっている。そして、いずれかの風向を選択した状態で、メニュー確定ボタン87を押し下げることにより、主吹出口32aを、選択した風向状態に設定できるようになっている。一方、図14(a)に示す状態から、キャンセルボタン91が押されると、初期画面D3−0は、図11に示すメインメニュー画面D1に切り換わる。一方、図14(a)に示す状態から、右方選択部88rが押されると、初期画面D3−0は、図14(b)に示す設定画面D3−1、図14(c)に示す設定画面D3−2、図14(d)に示す設定画面D3−3に順次に切り換わり、主吹出口32b〜32dの風向を、「風向1」〜「風向5」及び「スイング」のいずれかに設定できるようになっている。
<主吹出口32dの風向個別設定動作>
次に、図14(d)に示すように、主吹出口32dについて、風向が「風向2」に設定されているときに、風向を「風向3」に変更する例について説明する。図14(d)に示す設定画面D3−3が表示されている状態で下方選択部88dが押されると、図14(e)に示す設定画面D3−4に切り換わり、表示領域107の中央部の表示が「風向3」へと切り換わり、「風向3」が表示された状態で、メニュー確定ボタン87が押されると、主吹出口32dの風向を「風向3」に個別設定できるようになっている。
[風向設定確認画面の構成]
図15(a)、図15(b)は、表示部85に表示された風向設定確認画面D4の一例を示している。図15に示すように、風向設定確認画面D4には、「吹出口」、「風向」及び「個別」の3つの確認項目に対応するメニュータイトルが左右方向に列挙されている。図15(a)、図15(b)に示すように、確認項目「吹出口」の各欄には、各吹出口32a〜32dを個別に識別するための各記号「1■」〜「4■■■■」が表示されている。これらの記号「1■」〜「4■■■■」は、主吹出口32a〜32dを個別に識別するための各記号「□」〜「□□□□」(図3参照)に対応している。また、図15(a)、(b)に示すように、確認項目「風向」の各欄には、主吹出口32a〜32dの風向が表示されており、各記号「1■」〜「4■■■■」と主吹出口32a〜32dの風向とが同時に表示されている。また、図15(a)、図15(b)に示すように、確認項目「個別」の各欄には、主吹出口32a〜32dの風向が個別に設定されているか否かを表示できるようになっており、個別設定された主吹出口に対応する欄に「○」が表示されるようになっている。
つまり、図15(a)では、主吹出口32a、32b、32dの風向が「風向2」に全風向設定でまとめて設定されており、主吹出口32cの風向のみが「風向1」に個別設定されているので、確認項目「個別」において主吹出口32cに対応する欄に、記号「○」が表示されている。また、図15(b)では、主吹出口32a、32bの風向が「風向2」に全風向設定でまとめて設定されており、主吹出口32c、32dの風向が「風向1」及び「風向3」にそれぞれ個別設定されているので、確認項目「個別」において主吹出口32c、32dにそれぞれ対応する各欄に記号「○」が表示されている。また、本実施形態では、図15(a)及び図15(b)の風向設定確認画面が表示された状態で、右方選択部88rが押されると、図14に示す風向個別設定用の初期画面D3−0に切り換わり、主吹出口のいずれかの風向個別設定を行うことができる。なお、風向設定確認画面が表示された状態で、主吹出口のいずれかの風向個別設定を行うことができるようにしてもよい。
[風量/風向調節動作]
次に、本実施形態の風量/風向調節動作について、図16及び図17を参照しつつ説明する。
図16は、本実施形態の風量/風向調節動作を示すフローチャートである。なお、本フローチャートにおける「風量/風向調節動作」には、後述の「全風量調節動作」、「全風向調節動作」、「風向個別設定動作」及び「風向設定確認動作」が含まれる。
まず、図16に示すステップS100において、表示部85に基本画面D0(図10(a)参照)を表示する。
次に、ステップS102において、風量/風向ボタン90が押し下げされたか否かを判断する。風量/風向ボタン90が押し下げられたと判断した場合、処理はステップS104に移行する。一方、風量/風向ボタン90が押し下げられたと判断しなかった場合、処理はステップS100に移行する。
次に、ステップS104において、表示部85に、主吹出口32a〜32dの全風量をまとめて設定するための全風量/全風向調節画面D2(図12(a)〜図12(d)参照)を表示する。
次に、ステップS106において、主吹出口32a〜32dで現在設定中の風量から他の風量への変更要求を受け付けたか否かを判断する。他の風量への変更要求を受け付けた場合、処理はステップ108に移行して、全風量調節動作が行われる。一方、他の風向への変更要求を受け付けなかった場合、処理はステップS110に移行する。
ステップS110において、主吹出口32a、32b、32dで現在設定中の風向から他の風向への変更要求を受け付けたか否かを判断する。他の風向への変更要求を受け付けた場合、処理はステップ112に移行して、全風向調節動作が行われる。一方、他の風向への変更要求を受け付けなかった場合、処理はステップS114に移行する。
ステップS114において、表示部85に基本画面D0を表示する。
次に、ステップS116において、表示部85にメインメニュー画面D1を表示する。
次に、ステップS118において、主吹出口32a〜32dの風向設定確認要求を受け付けたか否かを判断する。主吹出口32a〜32dの風向設定確認要求を受け付けた場合、処理はステップS120に移行する。一方、主吹出口32a〜32dの風向設定確認要求を受け付けなかった場合、処理はステップS122に移行する。
ステップS120において、主吹出口32a〜32dのいずれかの風向個別設定要求を受け付けたか否かを判断する。主吹出口32a〜32dのいずれかの風向個別設定要求を受け付けた場合、処理は図17のステップS126に移行する。一方、主吹出口32a〜32dのいずれかの風向個別設定要求を受け付けなかった場合、処理はステップS100に移行する。
ステップS122において、表示部85に風向設定確認画面D4が表示された後、処理はステップS100に移行する。
[風向個別設定動作]
図17は、本実施形態の風向個別設定動作を示すフローチャートである。
図17に示すステップS126への移行後、ステップS200において、表示部85に風向個別設定の初期画面D3−0(図14(a)参照)を表示する。次に、ステップS202aにおいて、主吹出口32aが選択されたか否かを判断する。主吹出口32aが選択された場合、処理はステップS204aに移行し、フラップ35aの風向が個別設定された風向に調整された後、ステップ206aで表示部85に風向設定確認画面D4が表示される。主吹出口32aが選択されなかった場合、処理はステップS202bに移行し、主吹出口32bが選択されれば、ステップS204bでフラップ35bの風向が調整された後、ステップS206bで風向設定確認画面D4が表示される。また、主吹出口32c、32dについても、ステップS202c〜S206c、ステップS202d〜S206dにおいて同様の処理が行われる。
なお、上述した風量/風向調節動作では、図16に示すように、ステップS108に示す全風量調節動作や、ステップS112に示す全風向調節動作を実行した後に、図17に示すステップS126で風向個別設定動作を実行する例について述べたが、例えば、図17のステップS126に示す風向個別設定動作を実行中に、風量/風向ボタン90が押し下げられた場合に、現在実行中の風向個別設定動作を中断して、ステップS108に示す全風量調節動作や、ステップS112に示す全風向調節動作の割り込み処理が実行されてもよい。
[第1実施形態の空気調和機の特徴]
第1実施形態の空気調和機では、各主吹出口32a〜32dまたは各フラップ35a〜35dの全てについての情報を同時に一覧表示することによって、この表示を見たユーザは、現在設定されている各主吹出口32a〜32dや各フラップ35a〜35dの風向を一括で視認することができる。
また、室内機1において、主吹出口32a〜32d近傍には、互いに異なる標識部60a〜60dが形成されており、表示部85は、標識部60a〜60dに対応した表示を表示可能であることから、標識部60a〜60dを視認するだけで、風向等を変更したいフラップを個別に識別することができると共に、表示部85の表示において、標識部60a〜60dを対応させることによって、複数の吹出口32a〜32dを容易に認識できる。
また、標識部60a〜60dをパネル下面部3bの縁部50a〜50dにおいて凹部となるように立体的に設けることにより、ユーザは標識部60a〜60dを容易に識別することができる。そして、標識部60a〜60dは、平坦面であるパネル下面部3bに形成されていることから、室内のどの方向からも容易に認識しやすくなる。つまり、標識部60a〜60dが、各吹出口よりも外側の位置に形成されているときに、その形成箇所が天井面に対して傾斜している場合には、室内のある方向からは認識しにくいことがある。また、標識部60a〜60dが、各フラップ35a〜35dに直接形成されている場合には、フラップの角度が変更されることによって、室内のある方向からは認識しにくいことがある。
また、標識部60a〜60dを、各図形「□」〜「□□□□」として設けることにより、ユーザは、より確実に各主吹出口32a〜32dや各フラップ35a〜35dを個別に識別することができる。
また、各主吹出口32a〜32dや各フラップ35a〜35dに対応した標識部60a〜60dを、それらに含まれる図形「□」〜「□□□□」が反時計回りに並ぶように形成することにより、ユーザは、より確実に各吹出口32a〜32dや各フラップ35a〜35dを個別に識別することができる。
また、標識部60a〜60dの周囲に光沢無し加工を施すことにより、標識部60a〜60dの外観をその周囲と比べて際立たせることで、ユーザは、より確実に各主吹出口32a〜32dや各フラップ35a〜35dを個別に識別することができる。
また、フラップ毎に凹形状の標識部を設ける場合では、4種類の異なる形状を有する4個のフラップを準備する手間を要するが、化粧パネル3と標識部60a〜60dとを一体成型することにより、4個のフラップを準備する手間を省くことができる。これにより、空気調和機1の製造工程を減らすことができ、空気調和機1の製造コストを削減できる。
また、主吹出口32a〜32dが製品の最も外側であるパネル辺部30a〜30dに配置されることで、最も効率良く空調空気を室内に送り出すことができる。
また、吸込口31が主吹出口32a〜32dの内側に配置されているので、吹出気流がそのまま吸込口から吸い込まれることを防止することができる。
また、標識部60a〜60dが、主吹出口32a〜32dに対して吸込口31側に形成されているので、各フラップ35a〜35dが動いている運転状態であっても、標識部60a〜60dを容易に確認できる。
また、各フラップ35a〜35dが略同一形状に形成されており、ユーザにとって各フラップ35a〜35dを個別に識別することが難しい状況であっても、ユーザは標識部60a〜60dを視認することによって、各フラップ35a〜35dを容易に識別することができる。
また、ワイヤードリモコン83の表示部85を見たユーザは、風向設定確認画面D4上で、各主吹出口32a〜32dと各吹出口で現在設定中の風向とを同時に把握できるので、ユーザにとっての使い勝手を向上できる。
また、風向設定確認画面D4上に各主吹出口32a〜32dの風向状態を一覧表示することにより、ユーザは、表示部85を視認するだけで、各主吹出口32a〜32d全ての風向状態を容易に把握することができる。
また、ワイヤードリモコン83が室内機1から遠く離れた位置に配置されている場合であっても、ユーザは、各吹出口や各フラップに対応する標識部を記憶して、その記憶に基づいてリモコン操作を行うことによって、各フラップ35a〜35dの風向位置を変更できる。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態に係る室内機について、図面に基づいて説明する。
[室内機の基本構成]
図18は、本発明の第2実施形態に係る室内機101の外観斜視図を示す。図19は、室内機101の吸込グリル108を空調室内から見た平面図である。
図18に示すように、室内機101は、天井吊下げ型の室内機であって、4辺に水平方向に開口する主吹出口102a〜102dを有する箱型のケーシング103を備えており、図示しない天井面に設置されている。なお、このケーシング103の内部には、熱交換器やターボファンが収容されている。また、各主吹出口102a〜102dには、室内への空調空気の風向を調整するための各フラップ106a〜106dが回動自在に設けられている。
図18に示すように、ケーシング103の下面には、中央部に吸込口107を有する吸込グリル108が開閉自在に取り付けられている。この吸込グリル108には、図19に示すように、主吹出口102a〜102dの近傍に辺部150a〜150dがそれぞれ構成されている。図18及び図19に示すように、主吹出口102a〜102dは、辺部150a〜150dに沿ってそれぞれ形成されている。吸込口107は、主吹出口102a〜102dの内側に配置されている。
[標識部の構成]
図19に示すように、各辺部150a〜150dには、各番号「1」〜「4」を示すシールが貼り付けられることにより、各主吹出口102a〜102dまたは各フラップ106a〜106dを個別に認識するための標識部160a〜160dが形成されている。これらの番号「1」〜「4」は、それぞれ、主吹出口102a〜102dに対応しており、図19において反時計回りに大きくなる。標識部160a〜160dは、図18及び図19に示すように、主吹出口102a〜102dに対して吸込口107の側に形成されている。
[第2実施形態の空気調和機の特徴]
第2実施形態の空気調和機では、各主吹出口102a〜102d近傍の辺部150a〜150dに形成した標識部160a〜160dを視認するだけで、各フラップ106a〜106dのうち、風向設定等を変更したいフラップを個別に識別することができるので、第1実施形態の空気調和機と同様の効果を得ることができる。
また、各辺部150a〜150dに各番号「1」〜「4」を示すシールを貼り付けることにより容易に、標識部160a〜160dを形成することができる。
<第3実施形態>
以下、本発明の第3実施形態に係る室内機について、図面に基づいて説明する。
[室内機の基本構成]
図20は、本発明の第3実施形態に係る室内機201の外観斜視図を示す。図21は、室内機201の化粧パネル222を空調室内から見た平面図である。図22は、図21のC−C線の矢視断面図である。
室内機201は、天井埋込型の室内機であって、図20に示すケーシング202内に、ファンユニットや熱交換器及び電気品箱等を備えている。ケーシング202は、本体ケーシング221に化粧パネル222を取り付けることにより横長の矩形体として形成されている。また、図20に示すように、化粧パネル222は、本体ケーシング221の下面を覆うように本体ケーシング221に着脱自在に取り付けられている。化粧パネル222の中央部に横長の吸込口223が開設されると共に、前後両側部には横長の主吹出口224a、224bが辺部227a、227bに沿ってそれぞれ設けられている。また、主吹出口224a、224bには、室内への空調空気の風向を調整するためのフラップ226a、226bが回動自在に設けられている。そして、図20に示すように、吸込口223には、吸込グリル225が着脱自在に取り付けられている。吸込口223は、主吹出口224a、224bの内側に配置されている。
[標識部の構成]
図21に示すように、化粧パネル222の主吹出口224a、224bよりも外側近傍には、主吹出口224a、224bやフラップ226a、226bを個別に認識するための標識部260a、260bが形成されている。各標識部260a、260bは、図形「□」、「□□」として形成されている。各図形「□」、「□□」は、それぞれ、主吹出口224a、224bに対応している。標識部260a、260bは、主吹出口224a、224bに対して吸込口223と反対側に形成されている。また、図22に示すように、標識部260a、260bは、化粧パネル222において凸部となるように立体的に設けられている。
[第3実施形態の空気調和機の特徴]
第3実施形態の空気調和機では、主吹出口224a、224b近傍に形成した標識部260a、260bを視認するだけで、各フラップ226a、226bのうち、風向設定等を変更したいフラップを個別に識別することができるので、第1実施形態の空気調和機と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
<変形例>
上述した第1実施形態では、標識部として、各縁部50a〜50dに、凹部となるような標識部60a〜60dを形成し、上述した第2実施形態では、標識部として、各辺部150a〜150dに、各番号「1」〜「4」を示すシールを貼り付けることにより標識部160a〜160dを形成し、上述した第3実施形態では、標識部として、標識部260a、260bを、化粧パネル222において凸部となるような標識部260a、260bを形成する例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、各フラップの色彩を互いに異ならせることにより、各吹出口または各フラップを個別に認識してもよい。また、図23に示すように、パネル本体3aにおいて各吹出口32a〜32dよりも外側の位置に、各標識部60a〜60dを形成してもよく、図24に示すように、各標識部60a〜60dを各フラップ35a〜35dに直接形成してもよい。
また、上述した第1実施形態では、標識部60a〜60dの周囲に光沢無し加工を施されることにより、標識部60a〜60dが、その周囲と比べて相対的に光沢が生じるような構成とする例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、標識部に直接的に光沢が生じるような加工を施してもよいし、暗闇で発光する夜光性の蛍光塗料を塗布した部分(光沢部)を標識部に形成してもよい。さらに、標識部をLED(発光部)等によりカラー表示させてもよいし、各フラップ35a〜35dを透明樹脂で形成すると共にフラップの内部にLED(発光部)等を設けてもよい。
また、上述した第1実施形態では、各吹出口32a〜32dや各フラップ35a〜35dに対応する標識部60a〜60dを、それらに含まれる図形「□」が反時計回りに並ぶように形成する例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、標識部60a〜60dを、それらに含まれる図形「□」が時計回りに並ぶように形成してもよいし、時計回り/反時計回りに並んでいなくてもよい。
また、上述した第1実施形態では、主吹出口32a〜32dと補助吹出口32e〜32hとが形成されたパネル本体3aを有する室内機1に本発明を適用する例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、主吹出口32a〜32dのみが形成されたパネル本体を有する室内機に本発明を適用してもよい。
また、上述した第1実施形態では、室内機1の本体と通信ケーブルを介して接続されたワイヤードリモコン83を用いて室内機1を制御する例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。室内機1の本体と通信ケーブルを介して接続されない無線方式のワイヤレスリモコンを用いて空気調和機を制御してもよい。
また、上述した第1実施形態では、各吹出口32a〜32dに対して1つのファンモータ41と、ファンモータ41に連結されて回転駆動する1つの羽根車42とを設け、各吹出口32a〜32dの全風量を調整する例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、各吹出口32a〜32dごとに1つずつファンモータや羽根車が設けられているような場合、各吹出口32a〜32dごとに個別に風量を調整してもよい。そして、各吹出口32a〜32dごとに風量調整が可能な場合、各吹出口32a〜32dごとの風量状態を表示部85に一覧で表示できるようにしてもよい。また、各吹出口32a〜32dごとに運転モード(暖房/冷房)を切換可能な場合は、各吹出口32a〜32dごとの運転状況を表示部85に一覧表示できるようにしてもよい。
また、上述した第1実施形態では、表示領域105に、「風向1」〜「風向5」及び「スイング」を表示する例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、フラップが全閉状態にあることを示す「全閉状態」を表示してもよい。
また、上述した第1実施形態では、主吹出口32cの風向を予め「風向1」に設定しておくことにより、選択したフラップ35a、35b、35dの風向位置だけをまとめて変更する例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、主吹出口32cの風向を予め「風向1」に設定することなく、選択したフラップ35a、35b、35dの風向位置を直接変更してもよい。
また、上述した第1実施形態では、リモコン83と室内機1とが通信ケーブルWにより接続されている例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されず、外電源の場合に、リモコンが室外機に対して配線により接続されており、リモコンの操作信号が一旦室外機に送られ、室外機から電源の供給とともに室内機1に送られるものであってもよい。
また、上述した第1実施形態では、風向設定確認画面D4において、4つの主吹出口32a〜32dの全ての主吹出口における空調空気の吹出方向を示す情報が同時に表示されているが、これに限定されない。したがって、風向設定確認画面D4において、4つの主吹出口32a〜32dから選択された一部の主吹出口(2つまたは3つの主吹出口)についての情報(例えば、空調空気の吹出方向を示す情報)を同時に表示してもよい。また、風向設定確認画面D4において、4つのフラップ35a〜35dの全てについての情報(例えば、フラップの角度を示す情報)を同時に表示してもよいし、4つのフラップ35a〜35dから選択された一部のフラップ(2つまたは3つのフラップ)についての情報を同時に表示してもよい。また、風向設定確認画面D4において、4つの主吹出口32a〜32dから選択された主吹出口についての情報、及び、4つのフラップ35a〜35dから選択されたフラップについての情報を同時に表示してもよい。
1、101、201 室内機
30a〜30d パネル辺部(辺部)
31、107、223 吸込口
32a〜32d、102a〜102d、224a、224b 吹出口
35a〜35d、106a〜106d、226a、226b フラップ
60a〜60d、160a〜160d、260a、260b 標識部
83 ワイヤードリモコン
85 表示部
87 メニュー確定ボタン(操作部)
88 選択ボタン(操作部)
D0 基本画面
D1 メインメニュー画面
D2 全風量/全風向調節画面
D3 風向個別設定画面
D4 風向設定確認画面
U 天井面
W 通信ケーブル(配線)

Claims (10)

  1. 複数の吹出口にそれぞれ配置されると共に空調空気の吹出方向を個別に変更可能な略同一形状の複数のフラップを有し、前記複数の吹出口近傍または前記複数のフラップに互いに異なる標識部がそれぞれ形成された室内機と共に用いられ、
    前記複数のフラップの位置を操作するための操作入力を受け付ける操作部と、
    前記複数の吹出口近傍または前記複数のフラップにそれぞれ設けられた前記標識部から選択された2以上の標識部に対応した表示と、当該2以上の標識部が示す吹出口における空調空気の吹出方向を示す情報とを同時に表示する表示部とを備えたことを特徴とするコントローラ。
  2. 前記表示部は、前記複数の吹出口の全てにおける空調空気の吹出方向を示す表示を同時に表示することを特徴とする請求項1に記載のコントローラ。
  3. 前記操作部は、前記複数の吹出口における空調空気の吹出方向が変更されるように前記複数のフラップの位置をそれぞれ個別に変更可能であることを特徴とする請求項1または2に記載のコントローラ。
  4. 前記操作部は、前記複数の吹出口における空調空気の吹出方向が変更されるように前記複数のフラップの位置をまとめて変更可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコントローラ。
  5. 前記操作部は、前記複数の吹出口における空調空気の吹出方向が変更されるように前記複数のフラップのうちで選択されたフラップの位置をまとめて変更可能であることを特徴とする請求項に記載のコントローラ。
  6. 前記室内機に対して配線により接続されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のコントローラ。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載のコントローラと、前記室内機とを備えた空気調和機。
  8. 前記標識部は、凸部または凹部となるように立体的に設けられていることを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
  9. 前記標識部は、印刷またはシールの貼付により設けられていることを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
  10. 前記標識部は、文字、図形またはこれらの組み合わせとして設けられていることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の空気調和機。
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