JP4495778B1 - 天井埋め込み型空気調和機およびリモートコントローラ - Google Patents

天井埋め込み型空気調和機およびリモートコントローラ Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の吹出口の任意の1つ以上を閉鎖すること。
【解決手段】 天井埋め込み型空気調和機の室内ユニットは、4つの吹出口5A,5Bを有し、4つの吹出口5A,5Bに空気を送る羽23と、羽23から4つの吹出口5A,5B,5C,5Dそれぞれに通じる4つの通風路13A,13B,13C,13Dと、4つの通風路13A,13B,13C,13Dにそれぞれ対応して設けられ、4つの通風路13A,13B,13C,13Dをそれぞれ閉鎖する4つの遮蔽板11A,11B,11C,11Dと、を備える。
【選択図】 図2

Description

この発明は、天井埋め込み型空気調和機およびリモートコントローラに関し、特に複数の吹出口を有する天井埋め込み型空気調和機およびその空気調和機を遠隔操作するためのリモートコントローラに関する。
天井埋め込み型空気調和機は、室内の空気を効率的に調和させるために4方向に吹出口を有するものが多く、部屋の壁からできるだけ離れた位置、好ましくは天井の中央部分に設置されることが好ましい。しかしながら、例えば、複数人が作業する事務室などにおいては、冷風が直接肌に当たるのを嫌う人もいれば、逆にできるだけ冷風を直接受けることを望む人もいる。このため、特開2003−136382号公報には、吹出口に設けた風向を変更する風向ベーンを独立して制御できるように個別に駆動装置を設けた空気調和機が記載されている。
しかしながら、従来の風向を変更する空気調和機においても、壁側の吹出口から空気が排出されるので、建物の構造、または配管スペース等の問題から部屋の中心ではなく、部屋の4隅の壁に近い位置に設置される場合があり、この場合には次の問題がある。4方向のうち壁側の1方向は、吹出口から吹き出される空気が壁に衝突してしまい、噴出された空気が室内を循環しないといった問題がある。また、壁に結露が発生することもある。さらに、風向を変更するだけでは、変更後の方向に空気が吹き出されるので、変更後の方向に存在する人に冷風が直接当たってしまうといった問題がある。
特開2003−136382号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、複数の吹出口の任意の1つ以上を閉鎖することが可能な天井埋め込み型空気調和機を提供することである。
この発明の他の目的は、天井埋め込み型空気調和機の閉鎖される吹出口を通知することが可能なリモートコントローラを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、天井埋め込み型空気調和機は、複数の吹出口を有する天井埋め込み型空気調和機であって、複数の吹出口に空気を送る送風手段と、送風手段から複数の吹出口それぞれに通じる複数の通風路と、複数の通風路それぞれに対応して設けられ、風向きを変更する風向調整手段と、複数の通風路にそれぞれ対応して風向調整手段とは別に設けられ、複数の通風路をそれぞれ閉鎖する複数の閉鎖手段と、送風手段と、複数の通風路それぞれとの間に設けられた熱交換器と、熱交換器に結露する水を受けるドレインと、を備え、複数の閉鎖手段それぞれは、複数の通風路のうち対応する通風路を閉鎖した状態において、最下部がドレインの上側に位置する。
この局面に従えば、複数の通風路にそれぞれ対応して複数の閉鎖手段が設けられるので、複数の通風路を独立して閉鎖することができる。このため、複数の吹出口の任意の1つ以上を閉鎖することが可能な天井埋め込み型空気調和機を提供することができる。
さらに、閉鎖手段は、通風路を閉鎖した状態において、最下部がドレインの上側に位置するので、閉鎖手段に結露した水がドレインに流れる。このため、閉鎖手段に結露した水が室内に排出されるのを防止することができる。
好ましくは、送風手段が送る空気の量を制御する送風制御手段をさらに備え、送風制御手段は、複数の吹出口のうち閉鎖される吹出口の数に応じて、風量を制御する。
この局面に従えば、複数の吹出口のうち閉鎖されるものの数に係わらず、風量を一定に保つことができる。
好ましくは、複数の吹出口それぞれの状態を表示する第1状態表示手段を、さらに備える。
この局面に従えば、複数の吹出口それぞれの状態が表示されるので、複数の吹出口の状態をユーザに通知することができ、操作の利便性を向上することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、リモートコントローラは、上記天井埋め込み型空気調和機を遠隔制御するためのリモートコントローラであって、複数の吹出口それぞれの状態を表示する第2状態表示手段を備える。
この局面に従えば、天井埋め込み型空気調和機が備える複数の吹出口それぞれの状態が表示されるので、天井埋め込み型空気調和機の閉鎖される吹出口を通知することが可能なリモートコントローラを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。従ってそれらについての詳細な説明は繰り返えさない。
図1は、本実施の形態の1つにおける空気調和機の室内ユニットの概観を示す斜視図である。図1を参照して、空気調和機の室内ユニット1は、設置される天井に露出する化粧板2を備えている。その化粧板2には、4方向それぞれに空気を吹き出すための吹出口5A,5B,5C,5Dと、空気を吸い込む吸込口3と、LED7A、7B,7C,7Dと、リモコン受信部33と、を含む。LED7A,7A,7B,7C,7Dは、吹出口5A,5B,5C,5Dの近傍にそれぞれ配置され、吹出口5A,5B,5C,5Dの状態を表示する。吹出口5A,5B,5C,5Dの状態については、後述するが、吹出口5A,5B,5C,5Dが空気を排出する開状態と、空気を排出しない閉状態とを含む。LED7A,7A,7B,7C,7Dは、吹出口5A,5B,5C,5Dが開状態において青色で点灯し、閉状態において赤色で点灯する。
本実施の形態における空気調和機は、室の外に設置される室外ユニットと、室内に設置される室内ユニット1とを備えた分離型のヒートポンプ式空気調和装置である。室内ユニット1は、室外ユニットと接続されており、室内ユニット1と室外ユニットとの間で冷媒を循環させることにより、室内の空気を冷やすまたは暖める。室外ユニットは、圧縮機、アキュムレータおよび室外熱交換器を有し、従来周知である。また、室外ユニットおよびそれと室内ユニット1との間の構成は、従来周知である。従って、ここでは説明を繰り返さない。
また、空気調和機は、後述するリモートコントローラ61(図4参照)によって、遠隔操作可能である。リモコン受信部33は、リモートコントローラ61から発せられる赤外光を受光する。
なお、ここでは、空気調和機の室内ユニット1は、4方向それぞれに対応する吹出口5A,5B,5C,5Dを有する例を示すが、4方向に限定するものではなく、2以上の吹出口を有する空気調和装置であればよい。
図2は、空気調和機の室内ユニットの断面図である。図2を参照して、室内ユニット1は、室内ユニット1の全体を制御する制御部51と、空気の吸込口3および吹出口5A,5B,5C,5Dと、室内熱交換器25と、空気の吸込口3から吹出口5A,5B,5C,5Dに向けて筐体内に空気を導通させる羽23と、羽23を回転させる送風モータ21と、を備える。
送風モータ21は、制御部51により制御され、羽23を回転させる。羽23が回転することにより、空気の流れが発生し、吸込口3から室内の空気が吸い込まれ、室内熱交換器25、通風路13A,13Bを通って、吹出口5A,5Bから室内に放出される。吸込口3から吸い込まれた空気は、室内熱交換器25によって、熱交換されて、冷房時には冷やされ、暖房時には暖められる。室内熱交換器25の下方には、ドレイン15Aが設けられている。ドレイン15Aは、室内熱交換器25に結露した水を集めて、室外ユニットに導く。
熱交換された空気は、通風路13A,13Bを通って、吹出口5A,5Bから室内に送出される。通風路13A,13Bの下流、吹出口5A、5Bの近傍に、風向を変更するための風向調整板9A,9Bがそれぞれ設けられる。風向調整板9Aは、吹出口5Aの長手方向に平行な軸を中心に回転可能であり、後述する開閉モータ31(図3参照)により駆動されて、風向を変更する。風向調整板9Bは、吹出口5Bの長手方向に平行な軸を中心に回転可能であり、後述する開閉モータ31により駆動されて、風向を変更する。
また、通風路13A、13Bの上流、室内熱交換器25側に、遮蔽板11A,11Bがそれぞれ設けられている。遮蔽板11Aは、吹出口5Aの長手方向に平行な軸を中心に回転可能であり、後述する開閉モータ31により駆動されて、通風路13Aを閉鎖する状態と、開放する状態とのいずれかに状態を変化させる。図2においては、遮蔽板11Aが閉じた状態を実線で示し、開いた状態を点線で示す。遮蔽板11Aが閉じた状態において、遮蔽板11Aの室内熱交換器25側の端部は、ドレイン15Aの上方でドレイン15Aに接する。このため、遮蔽板11Aに結露した水は、ドレイン15Aに流れる。遮蔽板11Bは、吹出口5Bの長手方向に平行な軸を中心に回転可能であり、後述する開閉モータ31により駆動されて、通風路13Bを閉鎖する状態と、開放する状態とのいずれかに状態を変化させる。図2においては、遮蔽板11Bが開いた状態を実線で示し、閉じた態を点線で示す。遮蔽板11Bが閉じた状態において、遮蔽板11Bの室内熱交換器25側の端部は、ドレイン15Bの上方でドレイン15Bに接する。このため、遮蔽板11Bに結露した水は、ドレイン15Bに流れ、室外ユニットに導かれるので、室内に水が排出されるのを防止することができる。
吹出口5A,5Bに対応して、通風路13A,13B、風向調整板9A,9B、遮蔽板11A,11Bがそれぞれ設けられるのと同様に、吹出口5C,5Dに対応して、通風路13C,13D、風向調整板9C,9D、遮蔽板11C,11Dがそれぞれ設けられる。
風向調整板9A,9B,9C,9Dは、独立して制御され、4つの吹出口5A,5B,5C,5Dそれぞれから吹き出される空気の吹き出し角度を、独立して変更可能である。また、遮蔽板11A,11B,11C,11Dは、独立して制御され、開状態と閉状態とに変化することにより、4つの通風路13A,13B,13C,13Dそれぞれを独立して遮断する。
図3は、室内ユニットを制御するための制御部の機能の一例を示すブロック図である。図3を参照して、制御部51は、リモコン受信部33と接続される制御信号受付部55と、開閉モータ31を制御する開閉制御部57と、送風モータ21を制御する送風制御部53と、LED7A,7B,7C,7Dを制御する状態表示部59と、を含む。
リモコン受信部33は、リモートコントローラ61が発する光を受光し、受光した光により定まる制御信号を制御部51に出力する。制御信号受付部55は、リモコン受信部33から入力される制御信号を受け付け、受け付けられた制御信号を送風制御部53および開閉制御部57に出力する。
制御信号は、吹出口5A、5B,5C,5Dそれぞれの状態を決定する信号と、風量を決定する信号とを含む。吹出口5A、5B,5C,5Dそれぞれの状態を決定する制御信号は、吹出口5A、5B,5C,5Dそれぞれに対して、開状態にするための制御信号「開」と、吹出口5A、5B,5C,5Dそれぞれに対して閉状態にするための制御信号「閉」と、を含む。風量を決定する制御信号は、風量が最も多い制御信号「強」と、風量が最も少ない制御信号「弱」と、風量が中間の制御信号「中」とを含む。
開閉制御部57は、開閉モータ31を制御することにより、遮蔽板11A,11B,11C,11Dそれぞれを独立して開閉させる。開閉モータ31を遮蔽板11A,11B,11C,11Dそれぞれに対応して4つを設けるようにしてもよいし、1つの開閉モータ31と4つのクラッチを用いるようにしてもよい。開閉制御部57は、制御信号受付部55から吹出口5Aに対応する「開」の制御信号が入力されると、遮蔽板11Aを開状態にし、吹出口5Aに対応する「閉」の制御信号が入力されると、遮蔽板11Aを閉状態にする。開閉制御部57は、制御信号受付部55から吹出口5Bに対応する「開」の制御信号が入力されると、遮蔽板11Bを開状態にし、吹出口5Bに対応する「閉」の制御信号が入力されると、遮蔽板11Bを閉状態にする。開閉制御部57は、制御信号受付部55から吹出口5Cに対応する「開」の制御信号が入力されると、遮蔽板11Cを開状態にし、吹出口5Cに対応する「閉」の制御信号が入力されると、遮蔽板11Cを閉状態にする。開閉制御部57は、制御信号受付部55から吹出口5Dに対応する「開」の制御信号が入力されると、遮蔽板11Dを開状態にし、吹出口5Dに対応する「閉」の制御信号が入力されると、遮蔽板11Dを閉状態にする。開閉制御部57は、遮蔽板11A,11B,11C,11Dそれぞれの状態を状態表示部59に出力する。
状態表示部59は、開閉制御部57から入力される遮蔽板11A,11B,11C,11Dそれぞれの状態に基づいて、LED7A,7B,7C,7Dを点灯させる。具体的には、遮蔽板11Aの状態が開状態ならば遮蔽板11Aに対応するLED7Aを青色で点灯させ、遮蔽板11Aの状態が閉状態ならばLED7Aを赤色で点灯させる。遮蔽板11Bの状態が開状態ならば遮蔽板11Bに対応するLED7Bを青色で点灯させ、遮蔽板11Bの状態が閉状態ならばLED7Bを赤色で点灯させる。遮蔽板11Cの状態が開状態ならば遮蔽板11Cに対応するLED7Cを青色で点灯させ、遮蔽板11Cの状態が閉状態ならばLED7Cを赤色で点灯させる。遮蔽板11Dの状態が開状態ならば遮蔽板11Dに対応するLED7Dを青色で点灯させ、遮蔽板11Dの状態が閉状態ならばLED7Dを赤色で点灯させる。
状態表示部59が、LED7A,7B,7C,7Dに点灯する色を、遮蔽板11A,11B,11C,11Dの状態に基づいて変更するので、吹出口5A,5B,5C,5Dそれぞれの状態を、ユーザに通知することができる。
送風制御部53は、制御信号受付部55から入力される制御信号に基づいて、送風モータ21の回転数を制御する。送風制御部53は、吹出口5A、5B,5C,5Dそれぞれの状態を決定する信号と、風量を決定する信号とに基づいて、送風モータ21の回転数を決定する。送風制御部53は、吹出口5A、5B,5C,5Dから吹き出される風量が、遮蔽板11A、11B,11C,11Dの状態に係わらず、一定となるように送風モータ21の回転数を決定する。ここでは、送風モータ21の回転数と、羽23の送風量とが比例する場合を例に説明する。風量を決定する制御信号が「強」で吹出口5A、5B,5C,5Dの全てが開状態ならば、最も大きな回転数Tmaxに決定する。風量を決定する制御信号が「強」で吹出口5A、5B,5C,5Dのいずれか1つが閉状態で他の3つが開状態ならば、回転数を最大回転数Tmaxの3/4に決定する。風量を決定する制御信号が「強」で吹出口5A、5B,5C,5Dのいずれか2つが閉状態で他の2つが開状態ならば、回転数を最大回転数Tmaxの1/2に決定する。風量を決定する制御信号が「強」で吹出口5A、5B,5C,5Dのいずれか3つが閉状態で他の1つが開状態ならば、回転数を最大回転数Tmaxの1/4に決定する。風量を決定する制御信号が「強」で吹出口5A、5B,5C,5Dの全てが閉状態ならば、回転数を0に決定する。
風量を決定する制御信号が「弱」で吹出口5A、5B,5C,5Dの全てが開状態ならば、回転数Tmin(Tmin<Tmax)に決定する。風量を決定する制御信号が「弱」で吹出口5A、5B,5C,5Dのいずれか1つが閉状態で他の3つが開状態ならば、回転数を回転数Tminの3/4に決定する。風量を決定する制御信号が「弱」で吹出口5A、5B,5C,5Dのいずれか2つが閉状態で他の2つが開状態ならば、回転数を回転数Tminの1/2に決定する。風量を決定する制御信号が「弱」で吹出口5A、5B,5C,5Dのいずれか3つが閉状態で他の1つが開状態ならば、回転数を回転数Tminの1/4に決定する。風量を決定する制御信号が「弱」で吹出口5A、5B,5C,5Dの全てが閉状態ならば、回転数を0に決定する。
風量を決定する制御信号が「中」で吹出口5A、5B,5C,5Dの全てが開状態ならば、回転数Tmid(Tmin<Tmid<Tmax)に決定する。風量を決定する制御信号が「中」で吹出口5A、5B,5C,5Dのいずれか1つが閉状態で他の3つが開状態ならば、回転数を回転数Tmidの3/4に決定する。風量を決定する制御信号が「中」で吹出口5A、5B,5C,5Dのいずれか2つが閉状態で他の2つが開状態ならば、回転数を回転数Tmidの1/2に決定する。風量を決定する制御信号が「中」で吹出口5A、5B,5C,5Dのいずれか3つが閉状態で他の1つが開状態ならば、回転数を回転数Tmidの1/4に決定する。風量を決定する制御信号が「中」で吹出口5A、5B,5C,5Dの全てが閉状態ならば、回転数を0に決定する。
送風制御部53は、制御信号受付部55から入力される制御信号に基づいて、送風モータ21の回転数を決定するので、吹出口5A、5B,5C,5Dそれぞれから吹き出される空気の量が、ユーザにより決定された「強」「中」「弱」のいずれかの風量とすることができ、遮蔽板11A、11B,11C,11Dの状態に係わらず、一定とすることができる。
図4は、空気調和機を遠隔制御するためのリモートコントローラの概観を示す斜視図である。図4を参照して、リモートコントローラ61は、画像を表示する表示部63と、ユーザによる操作を受け付ける複数のキー65と、を含む。表示部63は、液晶表示装置(LCD)である。なお、液晶表示装置に代えて、有機ELディスプレイまたは、エレクトロルミネッセンスを用いるようにしてもよい。
リモートコントローラ61は、操作を入力するための操作画面を、表示部63に表示し、ユーザが操作画面に従ってキー65を操作することにより、操作に対して予め定められた信号の光を送出する。操作画面は、空気調和機の設定状態を表示するための画面である。
図5は、操作画面の一例を示す図である。図5には、吹出口設定画面の一例を示す。吹出口設定画面は、吹出口5A、5B,5C,5Dそれぞれの状態を表示するための画面であり、また、吹出口5A、5B,5C,5Dそれぞれの状態を変更する操作を入力するための画面である。吹出口設定画面は、吹出口5A、5B,5C,5Dそれぞれに付された名称と、状態とを表示する。ここでは、吹出口5Aに名称「第1吹出口」が、吹出口5Bに名称「第2吹出口」が,吹出口5Cに名称「第3吹出口」が,吹出口5Dに名称「第4吹出口」が、それぞれ割り当てられている。吹出口5A、5B,5C,5Dそれぞれの名称の右に状態が表示される。ここでは、吹出口5A、5B,5C,5Dが、閉状態または開状態のいずれかにそれぞれ設定されていることが示される。
また、「第4吹出口 開」が表された行が、反転表示され、操作対象に選択されていることが示される。なお、図において、反転表示をハッチングで示している。この状態で、複数のキー65のうち、状態を変更するための操作が予め割り当てられたキーがユーザにより操作されると、第4吹出口の名称が割り当てられた吹出口5Dの状態を閉状態に変更するための操作が受け付けられる。この場合、リモートコントローラ61は、吹出口5Dを識別するための情報と、開状態を示す情報とを含む制御信号の光を送出する。
以上説明したように本実施の形態における天井埋め込み型空気調和機の室内ユニット1は、4つの吹出口5A,5B,5C,5Dを有し、4つの吹出口5A,5B,5C,5D羽23と、羽23から4つの吹出口5A,5B,5C,5Dそれぞれに通じる4つの通風路13A,13B,13C,13Dと、4つの通風路13A,13B,13C,13Dにそれぞれ対応して設けられ、4つの通風路13A,13B,13C,13Dをそれぞれ閉鎖する4つの遮蔽板11A,11B,11C,11Dと、を備える。このため、4つの通風路13A,13B,13C,13Dにそれぞれ対応して4つの遮蔽板11A,11B,11C,11Dが設けられるので、4つの通風路13A,13B,13C,13Dを独立して閉鎖することができる。このため、4つの通風路13A,13B,13C,13Dの任意の1つ以上を閉鎖することができる。
また、羽23と、4つの通風路13A,13B,13C,13Dとの間に設けられた室内熱交換器25と、室内熱交換器25に結露する水を受けるドレイン15A,15B,15C,15Dと、をさらに備え、4つの遮蔽板11A,11B,11C,11Dそれぞれは、4つの通風路13A,13B,13C,13Dのうち対応する通風路を閉鎖した状態において、一部がドレイン15A,15B,15C,15Dの上側に位置する。このため、4つの遮蔽板11A,11B,11C,11Dに結露した水がドレイン15A,15B,15C,15Dに流れるので、4つの遮蔽板11A,11B,11C,11Dに結露した水が室内に排出されるのを防止することができる。
また、送風モータ21は、4つの吹出口5A,5B,5C,5Dのうち閉鎖される吹出口の数に応じて、回転数が制御されるので、4つの吹出口5A,5B,5C,5Dのうち閉鎖される数に係わらず、風量を一定に保つことができる。
さらに、4つの吹出口5A,5B,5C,5Dそれぞれの状態を表示するLED7A,7B,7C、7Dを備えるので、4つの吹出口5A,5B,5C,5Dの状態をユーザに通知することができる。
さらに、天井埋め込み型空気調和機を遠隔制御するためのリモートコントローラ61は、4つの吹出口5A,5B,5C,5Dそれぞれの状態を示す吹出口設定画面を表示するので、ユーザに、4つの吹出口5A,5B,5C,5Dの状態を通知することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態の1つにおける空気調和機の室内ユニットの概観を示す斜視図である。 空気調和機の室内ユニットの断面図である。 室内ユニットを制御するための制御部の機能の一例を示すブロック図である。 空気調和機を遠隔制御するためのリモートコントローラの概観を示す斜視図である。 操作画面の一例を示す図である。
1 室内ユニット、2 化粧板、3 吸込口、5A,5B,5C,5D 吹出口、7A,7B,7C,7D LED、9A,9B,9C,9D 風向調整板、11A,11B,11C,11D 遮蔽板、13A,13B,13C,13D 通風路、15A,15B,15C,15D ドレイン、21 送風モータ、23 羽、25 室内熱交換器、31 開閉モータ、33 リモコン受信部、51 制御部、53 送風制御部、55 制御信号受付部、57 開閉制御部、59 状態表示部、61 リモートコントローラ、63 表示部、65 キー。

Claims (4)

  1. 複数の吹出口を有する天井埋め込み型空気調和機であって、
    前記複数の吹出口に空気を送る送風手段と、
    前記送風手段から前記複数の吹出口それぞれに通じる複数の通風路と、
    前記複数の通風路それぞれに対応して設けられ、風向きを変更する風向調整手段と、
    前記複数の通風路にそれぞれ対応して前記風向調整手段とは別に設けられ、前記複数の通風路をそれぞれ閉鎖する複数の閉鎖手段と、
    前記送風手段と、前記複数の通風路それぞれとの間に設けられた熱交換器と、
    前記熱交換器に結露する水を受けるドレインと、を備え、
    前記複数の閉鎖手段それぞれは、前記複数の通風路のうち対応する通風路を閉鎖した状態において、最下部が前記ドレインの上側に位置する、天井埋め込み型空気調和機。
  2. 前記送風手段が送る空気の量を制御する送風制御手段をさらに備え、
    前記送風制御手段は、前記複数の吹出口のうち閉鎖される吹出口の数に応じて、風量を制御する、請求項1に記載の天井埋め込み型空気調和機。
  3. 前記複数の吹出口それぞれの状態を表示する第1状態表示手段を、さらに備えた請求項1または2に記載の天井埋め込み型空気調和機。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載の天井埋め込み型空気調和機を遠隔制御するためのリモートコントローラであって、
    前記複数の吹出口それぞれの状態を表示する第2状態表示手段を備えた、リモートコントローラ。
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