JP2017116120A - 制御装置、及びそれを備えた空気調和システム、並びに制御方法 - Google Patents

制御装置、及びそれを備えた空気調和システム、並びに制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ルーバによる風向制御とドラフト感の調整とを両立し、快適性を維持すること。【解決手段】パネル本体に設けられた下向きに開口する空調風の吹出し口と、前記吹出し口に回動自在に設けられ、前記空調風の吹出し方向を調整するルーバと、前記パネル本体の前記吹出し口の外側に配設され、前記パネル本体に対して面一となる収納位置と、前記吹出し口から吹出される空調風に対向するルーバ方向位置との間で回動自在とされているエアウィングと、前記エアウィングを前記2位置間において回動させる回動機構とを備える空気調和装置の制御装置50であって、空気調和装置の運転状態に応じて、前記ルーバから吹出される空調風を遮らない位置に前記エアウィングを移動させて無効化する制御部52を具備する。【選択図】図8

Description

本発明は、制御装置、及びそれを備えた空気調和システム、並びに制御方法に関するものである。
従来、室内機から吹出される空調風は、吹出し口に設けられる風向ルーバ(以下「ルーバ」という)によって空調風の吹出し方向を調整可能としているが、ルーバの角度等によっては吹出し口の下に居る人に空調風が直接当たり、ドラフト感を与えてしまうことがあった。
下記特許文献1では、パネル本体に対して、吹出し口と対向する位置に空調風を遮って風向を変えるための羽根部材をオプション部品として追加設置することにより、ドラフト感を回避する方法が提案されている。
特開2010−32062号公報
しかしながら、特許文献1のようにオプション部品として追加設置された羽根部材は、ルーバの空調風を遮る位置にパネル本体に対して設置するだけであり、ルーバのように室内機から制御することはできない。また、ルーバによって吹出し方向が調整される機能は生かされず、快適性が損なわれるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ルーバによる風向制御と、ドラフト感の調整とを両立し、快適性を維持できる制御装置、及びそれを備えた空気調和システム、並びに制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、パネル本体に設けられた下向きに開口する空調風の吹出し口と、前記吹出し口に回動自在に設けられ、前記空調風の吹出し方向を調整するルーバと、前記パネル本体の前記吹出し口の外側に配設され、前記パネル本体に対して面一となる収納位置と、前記吹出し口から吹出される空調風に対向するルーバ方向位置との間で回動自在とされているエアウィングと、前記エアウィングを前記2位置間において回動させる回動機構とを備える空気調和装置の制御装置であって、前記空気調和装置の運転状態に応じて、前記ルーバから吹出される空調風を遮らない位置に前記エアウィングを移動させて無効化する制御手段を具備する制御装置を提供する。
本発明の構成によれば、パネル本体に下向きに開口された吹出し口の外側に、パネル本体に対して面一となる収納位置と、吹出し口から吹出される空調風に対向するルーバ方向位置との間で回動自在とされたエアウィングを配設し、そのエアウィングを回動機構により収納位置と、ルーバ方向位置との2位置間において回動自在とし、空気調和装置の運転状態に応じて、前記エアウィングを閉じられる。
ルーバ位置によって吹出し口から吹出される空調風が下方に居る人に直接当たることでドラフト感を与えることがあり、エアウィング位置を制御すると空調風の流れを遮ることができるが、運転状態によっては、下に居る人はドラフト感を感じないこともある。本発明によれば、空気調和装置の運転状態に応じて、ルーバから吹出される空調風を遮らない位置に移動させてエアウィングを無効化して閉じることにより、不要な動作を防ぐことができる。なお、無効化とは、ルーバから吹出される空調風を遮らない位置にエアウィングが移動されればよいので、エアウィングを閉じてパネル本体に対して面一となる収納位置(つまり、閉状態)とされてもよいし、エアウィングを閉状態にせず、ルーバからの空調風を遮らない位置にずらした位置であってもよい。
上記制御装置は、前記空気調和装置のリモコンから指定される、前記吹出し口から吹出される前記空調風の風量が所定風量以下の場合に、前記制御手段は、前記ルーバから吹出される空調風を遮らない位置に前記エアウィングを移動させて無効化してもよい。
空調風の風量が少ない場合には、風量が多い場合と比較してドラフト感を感じにくい。本発明によれば、空調風の風量が所定風量以下の場合には、空調風を遮らない位置に移動させてエアウィングを無効化し、不要な動作を防ぐことができる。
上記制御装置において、前記空気調和装置が運転開始してから所定期間内は、前記ルーバから吹出される空調風を遮らない位置に前記エアウィングを移動させて無効化してもよい。
空気調和装置の運転開始から所定期間においては、ユーザのドラフト感の回避よりも、室内の空調を優先させ、室内の空気を設定温度に近づける制御を優先させる。
上記制御装置において、前記空気調和装置に設定される目標設定温度と、吸込温度との差が所定温度差以上である場合には、前記ルーバから吹出される空調風を遮らない位置に前記エアウィングを移動させて無効化してもよい。
室内温度が、目標設定温度になるまでは、ユーザのドラフト感の回避よりも室内の空調を優先させ、室内の空気を設定温度に近づける制御を優先させる。
上記制御装置において、前記空気調和装置は、人感センサを備え、前記人感センサにより人が検出されない場合には、人が不在であると判定し、前記ルーバから吹出される空調風を遮らない位置に前記エアウィングを移動させて無効化してもよい。
人が検出されない場合には、ドラフト感を考慮する必要がないので、空調風を遮らない位置に移動させてエアウィングを無効化することで、不要な動作を防ぐ。かつ、室内の空気の循環が良くなるので、効率の良い運転をすることが可能である。
上記制御装置において、前記空気調和装置は、前記吹出し口が複数設けられる場合に、前記人感センサにより人がいると検出された方向に設けられる前記吹出し口に対応する前記エアウィングは、前記ルーバから吹出される空調風を遮る位置に移動させて有効化し、人がいないと検出された方向に設けられる前記吹出し口に対応する前記エアウィングは、前記ルーバから吹出される空調風を遮らない位置に移動させて無効化してもよい。
下に人が居る吹出し口に対応するエアウィングのみ空調風を遮る位置に移動させて有効にし、人が居ない吹出し口のエアウィングは空調風を遮らない位置に移動させて無効化し、不要な動作を防ぐ。
上記制御装置において、前記空気調和装置が配置される空調対象領域の周囲湿度が所定湿度以上の場合、前記ルーバから吹出される空調風を遮らない位置に前記エアウィングを移動させて無効化してもよい。
冷風が直接当たる場所は結露しやすいので、エアウィングが結露するおそれがある空調条件の場合には、空調風を遮らない位置に移動させエアウィングを無効化する。なお、結露する範囲は空気調和装置の室内機に予め設定されるものとする。
本発明は、パネル本体に設けられた下向きに開口する空調風の吹出し口に回動自在に設けられ、前記空調風の吹出し方向を調整するルーバと、前記パネル本体の前記吹出し口の外側に配設され、前記パネル本体に対して面一となる収納位置と、前記吹出し口から吹出される空調風に対向するルーバ方向位置との間で回動自在とされているエアウィングと、前記エアウィングを前記2位置間において回動させる回動機構とを備える空気調和装置と、請求項1から請求項7のいずれかに記載の前記空気調和装置を制御する制御装置とを備える空気調和システム。
本発明は、パネル本体に設けられた下向きに開口する空調風の吹出し口と、前記吹出し口に回動自在に設けられ、前記空調風の吹出し方向を調整するルーバと、前記パネル本体の前記吹出し口の外側に配設され、前記パネル本体に対して面一となる収納位置と、前記吹出し口から吹出される空調風に対向するルーバ方向位置との間で回動自在とされているエアウィングと、前記エアウィングを前記2位置間において回動させる回動機構とを備える空気調和装置の制御方法であって、前記ルーバから吹出される空調風を遮らない位置に前記エアウィングを移動させて無効化する制御方法を提供する。
本発明は、ルーバによる風向制御と、ドラフト感の調整とを両立し、快適性を維持できるという効果を奏する。
本発明に係る空気調和装置を下方から見た一部を破断した状態の斜視図である。 空気調和装置のパネル本体に設けられたエアウィングを収納位置とした状態の斜視図である。 空気調和装置のパネル本体に設けられたエアウィングをルーバ方向位置とした状態の斜視図である。 エアウィングを収納位置とするとともに、ルーバを閉位置としたときの位置関係を示す断面図である。 ルーバを水平吹出し位置とするとともに、エアウィングをそのルーバ方向位置としたときの位置関係を示す断面図である。 ルーバを水平吹出し位置とするとともに、エアウィングを閉位置としたときの位置関係を示す断面図である。 ルーバを下方吹出し位置とするとともに、エアウィングをそのルーバ方向位置としたときの位置関係を示す断面図である。 本発明に係る空気調和装置の制御装置の機能ブロック図である。
以下に、本発明の実施形態に係る制御装置、及びそれを備えた空気調和システム、並びに制御方法について図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1から図8を用いて説明する。
図1には、空気調和システム100が示されており、空気調和システム100は、制御装置50と空気調和装置1とを備えている。
図1は、本実施形態に係る空気調和装置1を斜め下方から見た一部を破断した状態の斜視図を示しており、図2は、そのパネル本体に設けられたエアウィングを収納位置とした状態の斜視図、図3は、そのエアウィングをルーバ方向位置とした状態の斜視図が示されている。本実施形態における空気調和装置1は、図1に示されるように、室内の天井面に設置されるタイプの空気調和装置であって、ユニット本体2の下部に設けられるパネル本体3の4方向に吹出し口14が設けられた構成の空気調和装置1が例示されている。
ユニット本体2は、天井内に設置される四方体形の下方が開口された箱体であり、内部の中心部位に設置されたターボファン4と、その周りを囲むように配置された四角形状に曲げ成形されている熱交換器5と、熱交換器5の下部に配置されたドレンパン6と、ドレンパン6の周囲壁とユニット本体2の内周面との間に形成された吹出し風路7と、ターボファン4の吸込み側に配置されたベルマウス8等を備えた構成とされている。なお、この空気調和装置1は、室外機に対して液管およびガス管からなる2本の冷媒配管9および電気配線10を介して接続されることになる。
ユニット本体2の下面を覆うように設置される天井パネル、化粧パネルとも称されるパネル本体3は、略正方形状をなすパネルであって、中央部位に室内の空気を吸込むための開口(吸込み口)11が設けられており、その吸込み口11には、吸込みグリル12が設置されている。吸込みグリル12は、グリル内面側にエアフィルタ(図示略)が設置されており、そのエアフィルタを交換あるいは清掃するため、パネル本体3に対して、ワイヤ13、図示省略の昇降モータ等を介して室内の床面近くまで降下されるように昇降自在に設置されている。なお、エアフィルタを自動清掃するため、エアフィルタ自動清掃機構を組み込んだ構成としてもよい。
また、パネル本体3には、室内空気の吸込み口11の周りを取り囲むように、パネル本体3の4辺に対応して4方向にそれぞれ吹出し口14が設けられており、各吹出し口14から熱交換器5で冷却または加熱された空気が空調風として室内に吹出されるようになっている。4方向の吹出し口14には、それぞれ空調風の吹出し方向(風向)を調整するためのルーバ15が回動自在に設置されており、アクチュエータ(モータ)(図示略)を介して個別に独立して回動されるようになっている。
さらに、パネル本体3には、図2及び図3に示されるように、各吹出し口14の外側に配設され、パネル本体3に対して面一となる収納位置(図2位置)と、吹出し口14から吹出される空調風と対向するルーバ方向位置(図3位置)との間で回動自在とされているエアウィング17が設けられている。エアウィング17は、吹出し口14と対向するルーバ方向位置にせり出すことにより空調風を遮って風向を変える平板状の部材であり、各吹出し口14から吹出される空調風が下方に居る人に直接当たることによるドラフト感を低減あるいは解消するためのものである。
また、図2及び図3に示されるように、パネル本体3には人感センサ30が設けられている。人感センサ30は、対象領域の人の存在や人の位置を検出し、検出信号を制御装置50に出力する。
エアウィング17は、各吹出し口14からルーバ方向に吹出される空調風と対向する位置にせり出して空調風を遮るウィング部18と、そのウィング部18の両端部に一体に設けられているアーム部19とを備えた門型形状をなすものである。エアウィング17は、アーム部19の基端部がパネル本体3に対して、支軸(図示略)を介して回動自在に支持され、パネル本体3と面一となる収納位置(図2位置)と吹出し口14から吹出される空調風と対向するルーバ方向位置(図3位置)との2位置間で回動可能とされている。以下に、エアウィング17の具体的構成について、図4から図7を用いて詳しく説明する。
エアウィング17のウィング部18およびアーム部19は、パネル本体3の一部を形成するものであり、図2に示される収納位置に回動されたとき、各々の表面(下面)がパネル本体3の表面(下面)と面一とされるようになっている。ウィング部18は、吹出し口14と同等の長さを有し、その外側に沿って配置され、パネル本体3の各辺の一部を形成する一定の幅寸法を有する樹脂製の平板状部材であり、その両端部にウィング部18よりも幅の狭いアーム部19が一体に成形された門型形状とされている。このウィング部18および両アーム部19の裏面側には、リブが一体に成形され、各々の強度および剛性が確保されるように構成されている。
また、両アーム部19の基端部には、エアウィング17をパネル本体3に対して回動自在に支持する支軸が一体に設けられている。更に、ウィング部18には、基端側がウィング部18の内端縁側に回動自在に支持され、エアウィング17が収納位置に回動されたとき、外端側がウィング部18の裏面に沿った収納位置(図4参照)とされ、エアウィング17がルーバ方向位置に回動されたとき、外端側が上方に自立して空調風を遮る位置に回動(図5及び図7参照)するサブウィング21が設けられている。
リモコンのON操作時、ルーバ15を回動するアクチュエータの回動位置を検知し、その位置と対応したルーバ方向位置にエアウィング17を回動する構成とされている。
例えば、図5に示されるように、ルーバ15が水平方向吹出し位置とされているとき、エアウィング17はその位置に対応したルーバ方向位置に回動され、自立したサブウィング21がルーバ方向への空調風の流れを遮って変更することにより、ドラフト感を低減する。また、図7に示されるように、ルーバ15が下方吹出し位置とされているとき、エアウィング17はその位置に対応したルーバ方向位置に回動され、自立したサブウィング21がルーバ方向への空調風の流れを遮って変更することにより、ドラフト感を低減または解消し得るようになっている。
また、特に空調風によるドラフト感を感じない場合や、積極的にドラフト感を得たい場合には、ルーバ15から吹出される空調風を遮らない位置にエアウィング17を移動させてもよいし、図6に示されるように、エアウィング17を閉じてパネル本体3に対して面一となる収納位置にさせ、ルーバ15のみを使用することとしてもよい。
制御装置50は、例えば、マイクロコンピュータ等を内蔵し、各種センサや室外機に設けられるコントローラ等からのデータに基づいて冷凍サイクルを制御する。また、後述の各種機能を実現するための一連の処理の過程は、プログラムの形式で記録媒体等に記録されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、後述の各種機能が実現される。
具体的には、制御装置50は、図8に示されるように、格納部(格納手段)51と、制御部(制御手段)52とを備えている。
格納部51は、ルーバ15の位置情報と、該ルーバ15の位置から吹出される空調風を遮るエアウィング17の位置情報とを対応付ける対応情報を格納する。対応情報は、運転モード、吹出温度、吸込温度と吹出温度の温度差、風量等の様々な条件に応じて、ルーバ15とエアウィング17との位置情報の対応付けが設定される(詳細は後述する)。
なお、制御装置50は外部機器と接続するためのI/Oコネクタ等を備えており、I/Oコネクタを介して外部から対応情報を入力し、予め格納部51に格納させる。または、これに限定されず、ユーザがリモコンを操作することによって、リモコンを介してユーザが対応情報を新規に作成してもよいし、格納部51に格納されている対応情報を読み出し、ユーザによるリモコン操作によって読み出した対応情報に適宜変更等を加えてもよい。
制御部52は、対応情報に基づいて、現在のルーバ15の位置に対応するエアウィング17の位置を決定し、決定された位置にエアウィング17を移動させる。具体的には、制御部52は、ルーバ15から吹出される空調風を遮る位置にエアウィング17を移動させて有効化する制御(例えば、図5及び図7参照)と、空気調和装置1の運転状態に応じて、ルーバ15から吹出される空調風を遮らない位置にエアウィング17を移動させて無効化する制御(例えば、図6参照)とを含む。なお、図6では、無効化の一例としてエアウィング17がパネル本体3と面一になる収納位置(つまり、エアウィング全閉状態)にされているが、エアウィング17の無効化はこれに限定されず、ルーバ15から吹出される空調風を遮らない位置に移動されていればよい。
また、制御部52は、人感センサ30から取得した検出信号に基づいて、人が居るか居ないかを判定し、人が居ると判定した場合にはエアウィング17を現在の設定に維持し、人が居ないと判定した場合にはルーバ15から吹出される空調風を遮らない位置にエアウィング17を移動させて無効化してもよい。または、制御部52は、人のいる方向を検出した場合には、複数の吹出し口14のうち、人が居る方向以外のエアウィング17を無効化してもよい。
このように、人が検出されない場合には、ドラフト感を考慮する必要がないので、空調風を遮らない位置に移動させてエアウィングを無効化することで、不要な動作を防ぐ。かつ、室内の空気の循環が良くなるので、効率の良い運転をすることが可能である。
本実施形態における制御部52によるエアウィング17を制御するトリガは、リモコンを介してユーザ所望のタイミングで指令を取得した場合として説明する。
以下に、格納部51に格納される対応情報の一例を説明する。
例えば、対応情報は、吹出し口14ごとに、ルーバ15の位置情報とエアウィング17の位置情報とが対応付けられる。ルーバ15の位置情報とエアウィングの17の位置情報との対応付けが各吹出し口14に対して設定されることにより、吹出し口14ごとにエアウィング17の有効無効が切り替えられる。これにより、1つの空気調和装置1に対して複数の吹出し口14が設けられる場合に、複数の吹出し口14に対して一律に同じエアウィング17の位置情報が設定される場合と比較して、各吹出し口14の下にいるそれぞれのユーザの希望に、より沿った動作をさせることができる。
他の例の対応情報は、空気調和装置1の運転モードに応じて、ルーバ15の位置情報とエアウィング17の位置情報とが対応付けられてもよい。運転モードとは、例えば、暖房、冷房、除湿、送風等である。これにより、例えば、暖房時にはエアウィング17を無効化し、冷房時にはエアウィング17を有効化する等のエアウィング17の有効無効の切り替えを運転モードに応じて行うことができる。
以下に、本実施形態に係る空気調和システム100の作用について説明する。
上記空気調和装置1の運転時、室内空気はターボファン4が回転されることにより、パネル本体3の吸込み口11から吸込みグリル12、ベルマウス8を経てユニット本体2内に吸込まれる。ユニット本体2内でターボファン4から遠心方向に吹出された空気は、ターボファン4の周囲に配置されている熱交換器5を通過する過程で冷媒と熱交換され、冷却または加熱されて温調された後、吹出し風路7、パネル本体3の四方向に設けられている吹出し口14から室内に吹出され、室内の空調に供される。
パネル本体3の吹出し口14から室内に吹出される空調風は、吹出し口14に設けられているルーバ15の角度が変更されることで、吹出し方向が調整される。ルーバ15の角度は、吹出し口14毎にリモコンによりアクチュエータを介して個別に独立して変更できるため、使用者が任意にその角度を設定し、吹出し方向が調整される。
ルーバ15の調整によって設定された空調風が、下に居るユーザに不快感を与えているような場合に、ユーザはリモコンを介してエアウィング17を有効化させる指令を入力する。
入力されたエアウィング17の有効化指令に基づいて、対応情報が読み出され、参照される。対応情報に基づいて、運転モードや吹出し口14に応じて設定される現在のルーバ15の位置に対応するエアウィング17の位置情報が読み出される。読み出されたエアウィング17の位置情報に一致するように、エアウィング17が制御される。
エアウィング17が制御されることにより、吹出し口14から吹出される空調風に対向するルーバ方向位置にエアウィング17がせり出され、ルーバ方向への空調風の流れを遮るように変更されることにより、ドラフト感が低減される。
また、吹出し口14の下に居る人が積極的にドラフト感を得たい場合に、ユーザがリモコンを介してエアウィング17を無効化させる指令を入力することで、ルーバ15から吹出される空調風を遮らない位置にエアウィング17を移動させてもよい。
以上説明してきたように、本実施形態に係る制御装置50、及びそれを備えた空気調和システム100、並びに制御方法によれば、パネル本体3に下向きに開口された吹出し口14の外側に、パネル本体3に対して面一となる収納位置と、吹出し口14から吹出される空調風に対向するルーバ方向位置との間で回動自在とされたエアウィング17を配設し、そのエアウィング17を収納位置とルーバ方向位置との2位置間において回動自在としている。ルーバ15の位置情報とエアウィング17の位置情報とが対応付けられた対応情報に基づいて、現在のルーバ15の位置に対応するエアウィング17の位置が決定され、決定されたエアウィング17の位置となるようにエアウィング17が回動され、移動される。
ルーバ位置によって吹出し口14から吹出される空調風が下方に居る人に直接当たることでドラフト感を与えることがあるが、本実施形態によれば、ルーバ15の位置に応じて決定される位置にエアウィング17が制御されて空調風の流れを遮り、ドラフト感を低減することができる。
また、ルーバ15の位置情報とエアウィング17の位置情報との対応付けが、吹出し口14ごとにされる場合には、吹出し口14ごとにエアウィング17の有効無効を切り替えられ、よりユーザの希望に沿う動作をさせることができる。
また、ルーバ15の位置情報とエアウィング17の位置情報との対応付けが、運転モード(例えば、暖房、冷房、除湿、送風等)に応じてなされる場合には、エアウィング17の有効無効を運転モードごとに設定でき、よりユーザの希望に沿う動作をさせることができる。
[変形例1]
ルーバ15は、可動範囲(例えば、全閉状態から全開状態)の区間において所定間隔で揺動する設定であるスイング設定が選定されることがある。ルーバ15は、エアウィング17を使用時には、エアウィング17を未使用時のスイングの移動速度よりも、遅い移動速度でスイングさせる。エアウィング17は、ルーバ15のスイングに伴って、スイングされる。
このように、エアウィング17を使用し、かつ、ルーバ15をスイングさせる設定の場合には、エアウィング17が未使用でルーバ15単体をスイングさせるときの速度よりも、ルーバ15のスイング速度を遅くさせる。これにより、エアウィング17の動きがルーバ15に追いつけずに、ルーバ15からの空調風がエアウィング17で遮れずに漏れ、空調風を遮れないという状況を防ぎ、確実にドラフト感を防ぐ。
[変形例2]
エアウィング17が有効化されている場合には、ルーバ15のスイング設定の選定を禁止するという設定を行ってもよい。これにより、下向きの空調風を確実に防ぐことができる。
[変形例3]
ルーバ15は、可動範囲(例えば、図4の全閉状態から図7の全開状態)が設定されており、エアウィング17が無効化されている場合の可動範囲は全可動範囲とし、エアウィング17が有効化されている場合の可動範囲は、エアウィング17が無効化されている場合の可動範囲よりも限定して狭い範囲とする。具体的には、ルーバ15から空調風が吹出す方向が下方向となる全開状態から所定範囲の角度にはルーバ15を移動できないように、ルーバ15の可動範囲を限定する(つまり、ルーバ可動範囲を、エアウィング無効化されている場合よりも上方向の可動範囲に限定する)。
これにより、ドラフト感を防ぐとともに、吹出し口14から吹出された空調風を、吸込み口11から周囲空気として吸い込んでしまうショートサーキットを防ぐことができる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態においては、空気調和システムの運転状態に応じてエアウィングを制御する点で第1実施形態と異なる。本実施形態の空気調和システムについて、第1実施形態と共通する点については説明を省略し、図1から図8を用いて異なる点について主に説明する。
格納部51に格納される対応情報は、運転モード(冷房、暖房、除湿、送風等)に応じて、それぞれルーバ15の位置情報とエアウィング17の位置情報とを対応付ける。具体的には、対応情報は、空気調和装置1の複数の運転モードのうち特定の運転モード(例えば、送風)の場合のルーバ15の位置情報に対するエアウィング17の位置情報を基準情報として保有しており、特定の運転モード以外の運転モード(例えば、冷房、暖房、除湿等)の場合のルーバ15の位置情報に対するエアウィング17の位置情報は、基準情報からの補正値が設定されている。
補正値は、例えば、冷房・除湿の場合には、「送風時より所定角度(例えば、3°)、下方側の位置に移動させる」という設定とする。また、暖房の場合には、「送風時より所定角度(例えば、3°)、上方側の位置に移動させる」という設定とする。
これは、冷房・除湿の場合は、周囲温度よりも空気調和装置1からの吹出温度が低いため、吹出された空調風が送風時よりも下側に移動する。そのため、エアウィング17も下側に移動させる。一方、暖房の場合は、周囲温度よりも吹出温度が高いため、吹出された空調風が送風時よりも上側に移動する。そのため、エアウィング17も上側に移動させる。
送風運転では、吹出される空調風は周囲温度と等しいので、周囲温度と温度差がある空調風のように吹出された空調風が上方に移動したり下方に移動したりすることがないので、送風時のルーバの位置情報に対するエアウィング17の位置情報を基準にしている。
制御部52は、対応情報の基準情報に基づいて決定される現在のルーバ15に対応するエアウィング17の位置情報を読み出し、読み出されたエアウィング17の位置情報と補正値に基づいて、エアウィング17を制御する。
制御部52によりエアウィング17を制御させるトリガは、ユーザによって有効無効の指令を取得した場合であってもよいし、空気調和装置1の運転が開始された場合や、運転モードが切り替えられた場合であってもよい。また、制御部52によりエアウィング17を制御させるトリガは、吹出温度、ルーバ位置、設定温度、人感センサ30による人検知等であってもよい。
以下に、本実施形態に係る空気調和システム100の作用について説明する。ここでは、暖房運転を開始し、その後送風運転に切り替えた場合を例に挙げて説明するが、運転切換えの順序はこれに限定されない。
空気調和装置1の暖房運転が開始されると、対応情報が参照され、暖房運転における現在のルーバ位置に対応するエアウィング17の位置情報が読み出される。暖房運転におけるエアウィング17の位置情報は、「送風時の基準情報より3°角度を上方側に移動させる」という補正値が設定されているので、基準情報として設定されているエアウィング17の位置情報を読み出すとともに、その位置情報に対して3°角度を上方側に移動させた分の位置にエアウィング17を制御する。
その後、空気調和装置1の運転が送風運転に切り替えられると、対応情報が参照され、送風運転における現在のルーバ位置に対応するエアウィング17の位置情報、すなわち基準情報が読み出される。エアウィング17は、基準情報の位置になるように制御される。
以上説明してきたように、本実施形態に係る制御装置50、及びそれを備えた空気調和システム100、並びに制御方法によれば、送風運転では、吹出される空調風は周囲温度と等しいので、周囲温度と温度差がある空調風(例えば、冷房運転や除湿運転による冷たい空調風や暖房運転による温かい空調風等)のように吹出された空調風が上方に移動したり下方に移動したりすることがなく、基準にできる。
冷房または除湿の場合は、周囲温度よりも吹き出し温度が低く、吹出した空調風が送風時よりも下側に流れるので、エアウィングを基準より下方側に移動させることで、確実にドラフト感を防ぐことができる。
暖房の場合は、周囲温度よりも吹き出し温度が高いため、吹出した空調風が基準となる送風時よりも上側に流れるので、エアウィングを基準より上方側に移動させることで、確実にドラフト感を防ぐことができる。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態においては、空気調和装置1の吹出し口から吹き出される空調風の温度条件に応じて、エアウィングを制御する点で第1実施形態、第2実施形態と異なる。本実施形態の空気調和システムについて、第1実施形態、第2実施形態と共通する点については説明を省略し、図1から図8を用いて異なる点について主に説明する。
空気調和装置には、図示しない温度センサが設けられており、温度センサによって検出された検出結果が制御装置50に出力される。例えば、温度センサは、吹出し口14から吹出される吹出温度を検出する。
格納部51に格納される対応情報は、ルーバ15の位置情報とエアウィング17の位置情報とが設定されており、かつ、吹出し口14から吹出される空調風の吹出温度に応じてエアウィング17の補正値が対応付けられる。
例えば、暖房運転で用いられる対応情報は、吹出温度が第1所定温度(例えば、35℃)以上である場合と、第1所定温度未満である場合とに応じて設定されている。暖房運転で吹出温度が第1所定温度以上である場合に、ルーバ15の位置情報に対応するエアウィング17の位置情報の補正値は、「所定角度上方側にエアウィング17を移動させる」と設定されており、吹出温度が第1所定温度未満である場合には、ルーバ15の位置情報に対応するエアウィング17の位置情報の補正値は「なし」(つまり、補正しない)と設定されている。
これは、空調風の吹出温度が周囲温度よりも高い場合には、吹出された空調風が送風時よりも上側に流れるためであり、エアウィングを上方側に移動させることで、ドラフト感を防ぐことができる。
冷房運転で用いられる対応情報は、吹出温度が第2所定温度(例えば、15℃)以下である場合と、第2所定温度より大きい場合とに応じて設定されている。冷房運転で、吹出温度が第2所定温度以下である場合には、ルーバ15の位置情報に対応するエアウィング17の位置情報の補正値は、「所定角度下方側にエアウィング17を移動させる」と設定されており、吹出温度が第2所定温度より大きい場合には、ルーバ15の位置情報に対応するエアウィング17の位置情報の補正値は「なし」(つまり、補正しない)という設定になっている。
これは、空調風の吹出温度が周囲温度よりも低い場合には、吹出された空調風が送風時よりも下側に流れるためであり、エアウィングを下方側に移動させることで、ドラフト感を防ぐことができる。
制御部52は、対応情報に基づいて決定される現在のルーバ15に対応するエアウィング17の位置情報及び補正値を読み出し、読み出されたエアウィング17の位置情報及び補正値を勘案した位置にエアウィング17を制御する。
以上説明してきたように、本実施形態に係る制御装置50、及びそれを備えた空気調和システム100、並びに制御方法によれば、空調風の吹出温度が周囲温度よりも高い場合には、吹出された空調風が送風時よりも上側に流れる。そのため、エアウィングを上方側に移動させることで、ドラフト感を防ぐことができる。また、空調風の吹出温度が周囲温度よりも低い場合には、吹出された空調風が送風時よりも下側に流れる。そのため、エアウィングを下方側に移動させることで、ドラフト感を防ぐことができる。
なお、本実施形態においては、温度センサによって吹出温度を検出することとして説明していたが、吹出温度の検出方法はこれに限定されない。例えば、室内熱交温度センサ、室内機の凝縮/蒸発圧力、圧縮機の回転数等によって吹出温度が所定温度以上/以下を判定することとしてもよい。
[第4実施形態]
以下、本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態においては、空気調和装置1の吹出し口から吹き出される空調風の温度条件に応じて、エアウィングを制御する点で第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態と異なる。本実施形態の空気調和システムについて、第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態と共通する点については説明を省略し、図1から図8を用いて異なる点について主に説明する。
空気調和装置1には、図示しない吹出温度センサ及び吸込温度センサが設けられており、吹出温度センサ及び吸込温度センサによって検出された検出結果が制御装置50に出力される。例えば、吹出温度センサは、吹出し口14近傍において吹出される空調風の吹出温度を検出し、吸込温度センサは、吸込み口11近傍において、空気調和装置1の室内機の周囲温度を検出する。
格納部51に格納される対応情報は、ルーバ15の位置情報とエアウィング17の位置情報とが設定されており、かつ、周囲温度と吹出し口14から吹出される空調風の吹出温度との温度差に応じてエアウィング17の補正値が対応付けられる。また、本実施形態においては、対応情報は、空気調和装置1の特定の運転モードを送風とし、送風の場合のルーバ15の位置情報に対するエアウィング17の位置情報を基準情報として保有している。
例えば、冷房運転時における対応情報は、周囲温度と吹出温度との温度差が第1所定温度差(例えば、10℃)以上である(つまり、周囲温度が吹出温度よりも高い)場合には、「エアウィング17を所定角度下方側に移動させる」という補正値を設定し、第1所定温度差未満である場合には、ルーバ15の位置情報に対応するエアウィング17の位置情報の補正値は「なし」とし、基準情報の位置とする。これは、周囲温度よりも吹出温度が低いため、吹出された空調風が送風時よりも下側に向くことを勘案し、エアウィング17も下側に移動させる設定としている。
また、暖房運転時における対応情報は、周囲温度と吹出温度との温度差が第1所定温度差以上である(つまり、周囲温度が吹出温度より低い)場合には、「エアウィング17を所定角度上方側に移動させる」という補正値を設定し、第1所定温度差未満である場合には、ルーバ15の位置情報に対応するエアウィング17の位置情報の補正値は「なし」とし、基準情報の位置とする。これは、周囲温度よりも吹出温度が高いため、吹出された空調風が送風時よりも上側に向くことを勘案し、エアウィング17も上側に移動させる設定としている。
制御部52は、対応情報に基づいて決定される現在のルーバ15に対応するエアウィング17の位置情報及び補正値を読み出し、読み出されたエアウィング17の位置情報及び補正値を勘案した位置にエアウィング17を制御する。
以上説明してきたように、本実施形態に係る制御装置50、及びそれを備えた空気調和システム100、並びに制御方法によれば、冷房運転の場合には、周囲温度よりも吹出温度が低いため、吹出した空調風が送風時よりも下側に流れることを勘案し、周囲温度と吹出温度との温度差が第1所定温度差以上であれば、エアウィングを下方側に移動させることで、ドラフト感を防ぐことができる。
また、暖房運転の場合には、周囲温度よりも吹出温度が高いため、吹出した空調風が送風時よりも上側に流れることを勘案し、周囲温度と吹出温度との温度差が第1所定温度差以上であれば、エアウィングを上方側に移動させることで、ドラフト感を防ぐことができる。また、冷房運転においても暖房運転においても、第1所定温度差未満の場合には、周囲温度と吹出温度との温度差が小さいのでエアウィング17の補正はせず、送風時に設定された基準位置のままとする。
[変形例]
サーモオン時の吸込温度とサーモオフ時の吸込温度とを比較し、所定のサーモオンオフ吸込温度差以上である場合にショートサーキットしていると判定し、サーモオン時とサーモオフ時との吸込温度差が、所定のサーモオンオフ吸込温度差未満となるまでルーバ15またはエアウィング17を移動させるように構成してもよい。
なお、サーモオン時とサーモオフ時の比較は、例えば、圧縮機運転中と停止中との比較であってもよいし、空調運転しているときと空調運転していないときの比較を意味する。
[第5実施形態]
以下、本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態においては、空気調和装置の吹出し口から吹き出される空調風の風量に応じて、エアウィングを制御する点で第1実施形態から第4実施形態と異なる。本実施形態の空気調和システムについて、第1実施形態から第4実施形態と共通する点については説明を省略し、図1から図8を用いて異なる点について主に説明する。
格納部51に格納される対応情報は、ルーバ15の位置情報とエアウィング17の位置情報とが設定されており、かつ、空調風の風量に応じてエアウィング17の補正値が対応付けられる。また、本実施形態において、対応情報は、空気調和装置1の特定の運転モードを送風とし、送風の場合のルーバ15の位置情報に対するエアウィング17の位置情報を基準情報として保有している。
補正値は、例えば、冷房運転で、風量が第1所定風量以下の場合には、エアウィング17を「送風時より所定角度(例えば、2°)、下方側の位置に移動させる」という設定とする。また、暖房運転で、風量が第1所定風量以下の場合には、エアウィング17を「送風時より所定角度(例えば、2°)、上方側の位置に移動させる」という補正値を設定する。
第1所定風量は、例えば、風量設定が5段階(例えば、最強、強、中、弱、最弱)で設定されている場合に、「弱以下」のように設定される。
風量が少ないと吹出風速が小さくなり、吹出風速が遅いと冷房として吹出した空調風はより下向きになり、暖房として吹出した空調風はより上向きになる。また、風量が少ない場合は、周囲温度と吹出温度との温度差による浮力の影響が大きくなり、風向がより変化しやすくなる。こうしたことを勘案したことにより、風量が第1所定風量以下の場合には補正値を設定している。
また、冷房運転であっても暖房運転であっても、風量が第1所定風量より大きい場合には、エアウィング17は基準情報の位置とする。風速が速いと、浮力の影響が少ないので、エアウィング17の位置を補正しない。
制御部52は、対応情報の基準情報に基づいて決定される現在のルーバ15に対応するエアウィング17の位置情報と補正値を読み出し、読み出されたエアウィング17の位置情報と補正値に基づいて、エアウィング17を制御する。
以上説明してきたように、本実施形態に係る制御装置50、及びそれを備えた空気調和システム100、並びに制御方法によれば、空調風の風量に応じて、エアウィング17の位置を決定し、制御する。これにより、空気調和装置1の運転において風量変化が生じた場合であっても、風量の変化に追従してエアウィング17の位置が補正されるので、より確実にドラフト感を防ぐことができる。
[変形例]
他の例として、空気調和装置1の制御により風量が第2所定風量以下に制御された場合や、リモコンによって設定される風量が、例えば「最弱」等の第2所定風量以下に固定値として設定され空気調和装置1の運転で風量変化が生じることがなくドラフト感を与えないことが想定される場合には、エアウィング17が空調風を遮らない位置に移動されて無効化され、エアウィング17による不要な動作を防いでも良い。
[第6実施形態]
以下、本発明の第6実施形態について説明する。本実施形態においては、周囲湿度に応じてエアウィングを制御する点で第1実施形態から第5実施形態と異なる。本実施形態の空気調和システムについて、第1実施形態から第5実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。
空気調和装置は、室内機の吹込空気の湿度を検出する湿度センサ(図示略)と、吸込空気の温度を検出する温度センサ(図示略)を備えている。
空気調和装置が配置される空調対象領域の周囲湿度が所定湿度以上の場合には、ルーバから吹出される空調風を遮らない位置にエアウィングを移動させて無効化するとよい。
冷風が直接当たる場所は結露しやすいので、エアウィングが結露するおそれがある空調条件の場合には、空調風を遮らない位置に移動させエアウィングを無効化する。これにより、エアウィングの結露が防止される。
なお、結露する範囲は空気調和装置の室内機に予め設定されるものとする。
[第7実施形態]
以下、本発明の第7実施形態について説明する。本実施形態においては、空調負荷に応じてエアウィングを制御する点で第1実施形態から第6実施形態と異なる。本実施形態の空気調和システムについて、第1実施形態から第6実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。
空気調和装置が運転開始してから所定期間内は、ルーバから吹出される空調風を遮らない位置にエアウィングを移動させて無効化する設定にしてもよい。これにより、空気調和装置の運転開始から所定期間においては、ユーザのドラフト感の回避よりも室内の空調を優先させることにより、室内の空気を設定温度に近づけることができる。
または、空気調和装置に設定される目標設定温度と吸込温度との差が第2所定温度差以上であり、急冷や急暖が必要な場合には、ルーバから吹出される空調風を遮らない位置にエアウィングを移動させて無効化する設定にしてもよい。これにより、空調対象領域である室内の温度が目標設定温度になるまでは、ユーザのドラフト感の回避よりも室内の空調を優先させ、室内の空気を設定温度に近づけることができる。
このように、空気調和装置に設定される空調負荷が大きい場合には、エアウィングを無効化させることにより、室内の温調を優先させることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更なども含まれる。例えば、第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせてもよいし、全ての実施形態を組み合わせて用いても良い。
1 空気調和装置
3 パネル本体
14 吹出し口
15 ルーバ
17 エアウィング
30 人感センサ
50 制御装置
51 格納部(格納手段)
52 制御部(制御手段)
100 空気調和システム

Claims (9)

  1. パネル本体に設けられた下向きに開口する空調風の吹出し口と、前記吹出し口に回動自在に設けられ、前記空調風の吹出し方向を調整するルーバと、前記パネル本体の前記吹出し口の外側に配設され、前記パネル本体に対して面一となる収納位置と、前記吹出し口から吹出される空調風に対向するルーバ方向位置との間で回動自在とされているエアウィングと、前記エアウィングを前記2位置間において回動させる回動機構とを備える空気調和装置の制御装置であって、
    前記空気調和装置の運転状態に応じて、前記ルーバから吹出される空調風を遮らない位置に前記エアウィングを移動させて無効化する制御手段を具備する制御装置。
  2. 前記空気調和装置のリモコンから指定される、前記吹出し口から吹出される前記空調風の風量が所定風量以下の場合に、
    前記制御手段は、前記ルーバから吹出される空調風を遮らない位置に前記エアウィングを移動させて無効化する請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記空気調和装置が運転開始してから所定期間内は、前記ルーバから吹出される空調風を遮らない位置に前記エアウィングを移動させて無効化する請求項1または請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記空気調和装置に設定される目標設定温度と、吸込温度との差が所定温度差以上である場合には、前記ルーバから吹出される空調風を遮らない位置に前記エアウィングを移動させて無効化する請求項1から請求項3のいずれかに記載の制御装置。
  5. 前記空気調和装置は、人感センサを備え、
    前記人感センサにより人が検出されない場合には、人が不在であると判定し、前記ルーバから吹出される空調風を遮らない位置に前記エアウィングを移動させて無効化する請求項1から請求項4のいずれかに記載の制御装置。
  6. 前記空気調和装置は、前記吹出し口が複数設けられる場合に、
    前記人感センサにより人がいると検出された方向に設けられる前記吹出し口に対応する前記エアウィングは、前記ルーバから吹出される空調風を遮る位置に移動させて有効化し、人がいないと検出された方向に設けられる前記吹出し口に対応する前記エアウィングは、前記ルーバから吹出される空調風を遮らない位置に移動させて無効化する請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記空気調和装置が配置される空調対象領域の周囲湿度が所定湿度以上の場合、前記ルーバから吹出される空調風を遮らない位置に前記エアウィングを移動させて無効化する請求項1から請求項6のいずれかに記載の制御装置。
  8. パネル本体に設けられた下向きに開口する空調風の吹出し口に回動自在に設けられ、前記空調風の吹出し方向を調整するルーバと、前記パネル本体の前記吹出し口の外側に配設され、前記パネル本体に対して面一となる収納位置と、前記吹出し口から吹出される空調風に対向するルーバ方向位置との間で回動自在とされているエアウィングと、前記エアウィングを前記2位置間において回動させる回動機構とを備える空気調和装置と、
    請求項1から請求項7のいずれかに記載の前記空気調和装置を制御する制御装置と
    を備える空気調和システム。
  9. パネル本体に設けられた下向きに開口する空調風の吹出し口と、前記吹出し口に回動自在に設けられ、前記空調風の吹出し方向を調整するルーバと、前記パネル本体の前記吹出し口の外側に配設され、前記パネル本体に対して面一となる収納位置と、前記吹出し口から吹出される空調風に対向するルーバ方向位置との間で回動自在とされているエアウィングと、前記エアウィングを前記2位置間において回動させる回動機構とを備える空気調和装置の制御方法であって、
    前記ルーバから吹出される空調風を遮らない位置に前記エアウィングを移動させて無効化する制御方法。
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