JP2012042182A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Yusuke Seki
勇輔 関
Kaname Sendo
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Abstract

【課題】機構の簡素化を図り、コスト低減に寄与しつつ、冷房運転を選択した場合は冷房立ち上がり時間の短縮化を得られ、暖房運転を選択した場合は暖房立ち上がり時間の短縮化を得られる空気調和機の室内機を提供する。
【解決手段】室内機本体1内部に熱交換器13と送風機14を収容し、前面下部に吹出し口11、上面部に上面吸込み口5、前面下部で吹出し口の上端縁に沿い前面下部吸込み口10を設け、前面下部吸込み口の前面部と吹出し口の前面部を開閉自在に開閉パネル7を取付ける。吹出し口に水平ルーバ8を取付け、吹出し口下面部を開閉自在とする。制御部Dは、冷凍サイクル運転を制御し、空調運転開始から所定時間は水平ルーバを空調運転条件に適応する角度に保持するとともに、開閉パネルを水平ルーバと平行になるように保持し、所定時間経過後は、開閉パネルのみ全開位置に回動保持する。
【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、空気調和機の室内機に関する。
いわゆる壁掛け形の室内機として、室内機本体の上面に吸込み口、前面下部に吹出し口が設けられ、本体内には吸込み口と対向して熱交換器、この熱交換器と吹出し口との間に送風機が配置される構成が一般的である。空調運転時には、送風機が駆動されて室内空気が吸込み口から熱交換器へ導かれ、ここで熱交換したあと吹出し口から吹出される。
ところで、冷房運転を選択した場合は、吹出し口から吹出される冷風が居住人に直接当らないように、吹出し口に設けられる上下方向の風向を調節する水平ルーバを水平位置に向ける。暖房運転を選択した場合は、吹出し口から吹出される温風を居室床面である下方向に向けて、居住人の足元から暖めるのが、快適空調の基本である。
しかるに、冷房運転の立ち上がり時は、居室の上部に熱気が溜まっているため、水平方向に冷気を吹出しても、居室上部が設定温度の冷えた雰囲気になるまでに時間がかかる。暖房運転の開始時は、居室の床面上に冷気が溜まっているため、下方向に温風を吹出しても、居室下部が設定温度の暖かい雰囲気になるまでに時間がかかる。
これに対して、近時、室内機本体の前面から底面にかけて、大きな開口面積の吹出し口を設け、ここに1枚の導風パネルを上下両開き可能に設けた発明が開示されている。上記導風パネルは、内面が吹出された空気を遠方に導く湾曲面に形成される、とある。
特開2009−103413号公報
すなわち、導風パネルを冷房運転時に下開きとし、吹出し口の上壁とロングノズルを形成して冷風は斜め上方向である天井に向って吹出される。暖房運転時には、上開きとし、吹出し口の前方を遮蔽して前方に向って吹出される温風を押さえ込み、床方向に導く。冷房運転の初期時にも同様姿勢として、冷風を床面に向って吹出すようにしている。
しかしながら、本体の底面から前面に亘る表面積における導風パネルの面積が大であり、上開きと下開きのいずれの姿勢においても、本体内部が大きく露出して美観が損なわれる。導風パネルを上開きから下開きに変換する、もしくはその逆に変換する機構が複雑であり、かつそれぞれの姿勢で開き角度を制御しなければならず、より複雑化する。
本実施形態は上記事情にもとづきなされたものであり、機構の簡素化を図り、コスト低減に寄与しつつ、冷房運転を選択した場合は冷房立ち上がり時間の短縮化を得られ、暖房運転を選択した場合は暖房立ち上がり時間の短縮化を得られる空気調和機の室内機を提供する。
本実施形態における空気調和機の室内機は、
室内機本体は、内部に熱交換器および送風機を収容し、前面下部に熱交換空気の吹出し口が設けられ、上面部に熱交換器と対向して上面吸込み口が設けられ、前面下部で吹出し口の上端縁に沿い、かつ熱交換器の前面下端部と対向して前面下部吸込み口が設けられる。
この前面下部吸込み口の前面部に開閉パネルが取付けられ、開閉パネルの下部は吹出し口の前面部まで延設され、前面下部吸込み口の前面部と吹出し口の前面部を開閉自在とする。
吹出し口には上下方向の風向を調節する水平ルーバ取付けられ、吹出し口下面部を水平ルーバで開閉自在とする。
制御手段は、冷凍サイクル運転を制御するとともに、上記開閉パネルおよび水平ルーバの駆動を制御する。
そして制御手段は、空調運転開始から所定時間は、水平ルーバを空調運転条件に適応する角度に保持するとともに、開閉パネルの平面を水平ルーバと平行になるように保持し、所定時間経過後は、開閉パネルのみ全開位置に回動保持する制御をなす。
第1の実施形態に係る、空気調和機の室内機の外観斜視図。 同実施形態に係る、室内機の縦断面図。 同実施形態に係る、前面パネルを取外した状態の室内機の縦断面図。 同実施形態に係る、空調運転停止時における室内機の模式的な断面図と、要部を拡大した断面図。 同実施形態に係る、冷房運転開始から所定時間内までの室内機の模式的な断面図と、要部を拡大した断面図。 同実施形態に係る、暖房運転開始から所定時間内までの室内機の模式的な断面図と、要部を拡大した断面図。 同実施形態に係る、冷房運転時における所定時間経過後の室内機の模式的な断面図と、要部を拡大した断面図。 同実施形態に係る、空調運転に係るフローチャート図。
以下、本実施形態を図面にもとづいて説明する。
図1は、空気調和機の室内機の外観斜視図であり、特に、冷房運転時の状態を示している。
室内機本体1は、後板筐体2と、前側筐体である前面パネル3とからなり、上下方向に対して左右幅方向が長い横長の函体形状をなしている。後板筐体2の背面部が室内壁面高所の取付け板に取付けられる、いわゆる壁掛け形のものである。
上記後板筐体2は、室内機本体1の背面部と、底面一部を構成している。前面パネル3は、いわゆる化粧パネルであって、前面部3aと、左右両側部3bと、上面部3cを備え、背面および底面が開口する箱形状をなしている。この前面パネル3の開口部が後板筐体2に嵌め込まれて室内機本体1が構成される。
前面パネル3の上面部3cは、その大部分が開口され、上面吸込み口5となっている。この上面吸込み口5には枠状の桟6が嵌め込まれていて、上記桟6によって複数の空間部に仕切られ、室内機本体1内部に対して常に開放状態にある。
前面パネル3の前面部下端に沿って後述する開閉パネル7が設けられるとともに、この開閉パネル7と平行に水平ルーバ8が設けられる。これら開閉パネル7と水平ルーバ8によって、前面パネル3の前面部3a下端と左右両側部3b前端および後板筐体2の底面前端とで囲まれる空間部が開閉自在となっている。
図2は、空気調和機の室内機の縦断面図であり、特に、空調運転停止時の状態を示している。
開閉パネル7と水平ルーバ8が取付けられる上記空間部に、前面下部吸込み口10と吹出し口11とが平行に形成される。上記前面下部吸込み口10は上記前面パネル3の前面部3a下端に沿って開口し、上記吹出し口11は前面下部吸込み口10と後板筐体2の底面部前端との間に開口している。
すなわち、この室内機本体1においては、吹出し口11が室内機本体1の前面下部に設けられ、吸込み口は、前面パネル3の上面部3cに設けられる上面吸込み口5と、吹出し口11の上端縁に沿って平行に設けられる前面下部吸込み口10とからなる。
上記開閉パネル7の左右幅方向とは直交する前後方向の幅は、前面下部吸込み口10の同方向全部と、吹出し口11前面部とに亘って設けられ、開閉機構に連結される。上記水平ルーバ8は、吹出し口11を開閉するとともに、吹出し口11から吹出される熱交換空気の吹出し方向を可変するよう駆動機構(いずれも図示しない)に連結される。
上記開閉パネル7は、前面パネル前面部3aの湾曲した断面形状の延長上になる湾曲した断面形状をなす。同様に、水平ルーバ8も開閉パネル7の湾曲した断面形状の延長上になる湾曲した断面形状をなす。空調運転停止時において、外観的に前面パネル前面部3aと、開閉パネル7および水平ルーバ8は、連続曲面を形成していて美観に優れる。
上記水平ルーバ8の上には、複数枚の縦ルーバ9が所定間隔を存して載設されてなる。水平ルーバ8は、回動姿勢によって吹出し口11を開閉し、さらに運転条件に応じて熱交換空気の吹出し方向を設定する。縦ルーバ9は、複数枚ずつが1組となり、各組毎に一斉に回動駆動されて左右方向の風向を変える。
室内機本体1内には、側面視で略くの字状に湾曲成される前側熱交換器部13Aと、斜め直状の後側熱交換器部13Bとを組合せ、略逆V字状に形成される室内熱交換器13が配置される。
前側熱交換器部13Aの上端部を除くほとんど大部分は、前面パネル前面部3aと間隙を存して対向する。特に、前側熱交換器部13Aの下端部は、開閉パネル7によって開閉される前面下部吸込み口10と間隙を存して対向する。前側熱交換器部13Aの下端部を除くほとんど大部分と後側熱交換器部13Bは、上面吸込み口5と対向している。
上記室内熱交換器13の前後側熱交換器部13A,13B相互間には、室内送風機14が配置される。室内送風機14は、支持体に支持されるファンモータと、このファンモータの回転軸に嵌着される横流ファンとから構成される。ファンモータの軸方向長さは室内熱交換器13の幅方向長さに一致し、かつ正しく対向している。
上記前側熱交換器部13Aの下端部は、前ドレンパン15a上に載り、上記後側熱交換器部13Bの下端部は後ドレンパン15b上に載る。前、後ドレンパン15a,15bは、後板筐体2に一体成形され、それぞれの熱交換器部13A,13Bから滴下するドレン水を受け、排水ホースを介して外部に排水できるようになっている。
前後ドレンパン15a,15bの一部側壁外面は室内送風機14に近接して設けられ、これらで室内送風機14の横流ファンに対するノーズを構成している。ノーズとなる前後ドレンパン15a,15bの側壁部分と吹出し口11の各辺部との間は、隔壁部材16によって連結される。
上記隔壁部材16で囲まれる空間が、室内送風機14の駆動により、室内送風機14からノーズと吹出し口11とを連通する吹出し通風路17となる。その一方で、室内送風機14の駆動により、上記上面吸込み口5および前面下部吸込み口10から室内熱交換器13を介して室内送風機14に至る吸込み通風路18が形成される。
前面パネル3の前面部3aおよび上面部3cと、室内熱交換器13との間には、フィルタ支持枠体20が設けられる。このフィルタ支持枠体20には、エアフィルタ(図示しない)を上方向もしくは下方向に移動し支持する。エアフィルタに対向してエアフィルタ清掃ユニット21が取付けられ、エアフィルタに溜まった塵埃を除去し収容する。
図中、Dは制御部(制御手段)であり、実際には上記熱交換器13の一側部に並んで配置される。
図3は、開閉パネル7を含む前面パネル3を後板筐体2から取外した斜視図であり、しかも冷房運転時の状態を示している。
上記室内熱交換器13の幅方向長さとフィルタ支持枠体20の幅方向長さは同一に形成され、かつフィルタ支持枠体20は室内熱交換器13の前面に正しく正対して配置される。これら室内熱交換器13およびフィルタ支持枠体20の一側部(右側部)に制御用電気部品および制御回路が収容される電気部品箱が設けられていて、上述した制御部(制御手段)Dを構成する。
上記制御部Dの下端部は斜めに形成された表示部12となっていて、リモートコントローラ(リモコン)からの指令信号を受けてその内容を表示するとともに、指令信号を直接受ける受信部や、居住人および他の発熱体の存在を検知する人感センサZを備えている。なお、表示部12は吹出し口11と直状に並ぶ位置に設けられる。
すなわち、図1に示すように、前面パネル3を後板筐体2に嵌め込んだ状態で、吹出し口11および、ここに取付けられる水平ルーバ8は表示部12と並んで見える。また、前面パネル3の制御部Dと対向する部位は遮蔽され、制御部Dと対向しない部位に上面吸込み口5と前面下部吸込み口10が開口される。
ただし、開閉パネル7は前面パネル3の前面部3aと一体化する外観を保持するために、前面部3aの左右幅寸法と同一の左右幅寸法に形成される。したがって、前面パネル7の一側部(右側部)は前面下部吸込み口10の一側部を越えて表示部12を覆うよう延長される。この状態でも、先に説明した受信部や人感センサZは露出している。
上記フィルタ支持枠体20は、下端部にエアフィルタ駆動機構を備え、左右幅方向に所定間隔を存して設けられる縦桟20aと、これら縦桟20aと交差して上下方向に所定間隔を存して設けられる横桟20bとが前後方向に二重に重ね合わされ、上記エアフィルタを前側と後側に亘って移動支持する移動路を形成している。
エアフィルタ清掃ユニット21は、移動するエアフィルタに摺接するブラシ体と、このブラシ体がエアフィルタから除去した塵埃を収容するダストボックスから構成される。ダストボックスは、室内機本体から着脱自在にとりつけられる。
上記フィルタ支持枠体20を介して室内熱交換器13が見える。室内熱交換器13とフィルタ支持枠体20の左右幅方向長さは同一に設定され、互いに正対するよう配置される。前側熱交換器部13Aの前面部位に、ここに吸込まれる室内空気の温度を検知する温度センサTと、室内湿度を検知する湿度センサKが取付けられる。
このようにして構成される空気調和機の室内機であって、図2に示す運転停止の状態から運転開始信号が入り空調運転が開始されると、制御部Dは開閉パネル7および水平ルーバ8に対して後述する制御を行う。
同時に、図示しない室外機の圧縮機が駆動されるとともに、室内送風機14の横流ファンが回転して送風作用をなす。圧縮機の駆動にともなって冷凍サイクル運転が開始され、室内熱交換器13に冷媒が導かれる。室内送風機14の駆動により、上面吸込み口5および前面下部吸込み口10から本体1内に室内空気が吸込まれて吸込み通風路18に導かれる。
本体1内に吸込まれた室内空気はエアフィルタを流通し、室内空気に含まれる塵埃が捕捉される。清浄化された室内空気が室内熱交換器13を流通し、圧縮機から吐出され冷凍サイクル回路を導かれた冷媒と熱交換する。冷房運転が選択された場合は冷気となり、暖房運転が選択された場合は暖気となる。
いずれの熱交換空気も吹出し通風路17に沿って導かれ、水平ルーバ8を構成する水平ルーバ8と縦ルーバ9に案内されて吹出し口11から吹出される。
結局、上面吸込み口5ばかりでなく、前面下部吸込み口10を備えることで、室内空気が室内熱交換器13全体に亘って略均等な状態で流通し、熱交換する。前側熱交換器部13Aの下端部には流通し難かった構造の室内機と比較して、吸込み風量が増大し、室内熱交換器13の熱交換効率の向上を得られる。
上記制御部Dは、空調運転停止時と、空調運転開始から所定時間の範囲と、所定時間が経過した後で、かつ冷房運転と暖房運転との選択に応じて、開閉パネル7と水平ルーバ8の回動姿勢を制御する。以下、それぞれの制御について詳述する。
空調運転停止時は、図4(A)に概略的に示し、図4(B)に詳細に示すように、開閉パネル7と水平ルーバ8の回動姿勢が制御される。
すなわち、開閉パネル7は、上端縁が前面パネル前面部3aの下端縁と近接する位置まで延出しており、前面パネル前面部3a下端縁と、吹出し口11上端縁との間に形成される前面下部吸込み口10の前面部は、開閉パネル7によって遮蔽される。
この姿勢での開閉パネル7の下端縁dは、吹出し口11前面部と対向するよう延出しており、前面下部吸込み口10の下部に沿って形成される吹出し口11の前面部を遮蔽している。また、水平ルーバ8は開閉パネル7とh干渉しない範囲で吹出し口11下面部を横断するように位置しており、吹出し口11下面部を遮蔽している。
換言すれば、空調運転停止時は、開閉パネル7と水平ルーバ8とによって吹出し口11は室内機本体1の前方から見て遮蔽状態となっている。
図5は、冷房運転が選択され、冷房運転開始から所定時間(たとえば、10分)が経過するまでの、いわゆる冷房立ち上がり時における、開閉パネル7と水平ルーバ8の位置姿勢を説明する図である。
水平ルーバ8は、冷房運転に適応する通常姿勢に制御され、吹出し口11から吹出される冷気が居住人に当たらないよう、居室上部へ吹出し案内する。以後、この案内姿勢を、「水平吹出し」と呼ぶ。これに対して開閉パネル7は、冷房運転開始から所定時間の範囲内は、水平ルーバ8と略平行姿勢に制御される。
その一方で、上記吹出し通風路17の室内送風機14から吹出し口11に亘り、左右幅方向とは直交する方向である前後方向が漸次拡大する、いわゆるホーン形状をなす。このような断面形状の吹出し通風路17に冷気が導かれ、そのまま吹出し口11から室内へ吹出されると、冷気は前後方向がさらに拡大して風力が減衰し、遠方まで運ばれない。
しかしながら、ここでは吹出し口11に備えられる水平ルーバ8に対して開閉パネル7が略平行姿勢に保持されているから、これらによって案内される冷気は前後方向に拡大することなく、略そのままの厚み(前後方向寸法)で風力が保持される。冷気は、より遠方へ運ばれ、居室全体がより短時間で、設定温度の雰囲気に変ることとなる。
図6は、暖房運転が選択され、暖房運転開始から所定時間(たとえば、10分)が経過するまでの、いわゆる暖房立ち上がり時における、開閉パネル7と水平ルーバ8の位置姿勢を説明する図である。
水平ルーバ8は、暖房運転に適応する通常姿勢に制御され、吹出し口11から吹出される暖気が居室の床面に当たるよう、下方へ向って吹出し案内する。以後、この案内姿勢を、「下方吹出し」と呼ぶ。
上記開閉パネル7は暖房運転開始から所定時間の範囲内は、水平ルーバ8と略平行姿勢に制御される。上述したように吹出し通風路17は、いわゆるホーン形状のの断面をなすため、そのままでは暖気は吹出し口11から室内へ、前後方向がさらに拡大した状態で吹出され風力が減衰する。
しかしながら、ここでは吹出し口11に備えられる水平ルーバ8に対して開閉パネル7が略平行姿勢に変位されているから、これらによって案内される暖気は前後方向に拡大することなく、略そのままの厚み(前後方向寸法)が保持された状態でより遠方へ運ばれる。したがって、居室全体がより短時間で、設定温度の雰囲気に変ることとなる。
図7は、冷房運転を開始して所定時間が経過した後、すなわち冷房立ち上がりが終って安定冷房運転に移行した状態での、開閉パネル7と水平ルーバ8の位置姿勢を説明する図である。
このときも、水平ルーバ8は冷房立ち上がり時と同一の位置姿勢を保持する。したがって、冷気は居室上部へ継続して吹出され、居住人の足元を冷やすことがない快適冷房作用が行われる。特に、上述の構成から冷房立ち上がり時間が短く、早急に安定した冷房状態になるので、快適性がより向上する。
しかるに制御部Dは、開閉パネル7を略水平状態に駆動変位する。開閉パネル7の位置は、吹出し口11から吹出される熱交換空気の吹出し風路17から外れた位置にあって、このときの開閉パネル7の位置姿勢を、「全開位置」と呼ぶ。
ここで、吸込み領域IRの上端は上面吸込み口5全体に相当し、吸込み領域IRの下端は前面下部吸込み口10の下端に相当する。開閉パネル7の回動軸aである枢支部は前面下部吸込み口10に対向する位置に設けられているところから、開閉パネル7の姿勢が全開位置に設定されることで、開閉パネル7は全体的に吸込み領域IRに位置する。
したがって、全開位置にある開閉パネル7の存在が、吹出し口11から吹出される冷気に対する通風抵抗とならずにすみ、冷房効果を損なうことはない。
そして、吹出し口11から吹出される冷気の一部が、吸込み領域IRに吸込まれようとしても、開閉パネル7によって阻止される。吹出し口11と前面下部吸込み口10とが接する構造でありながら、吹出し口11から前面下部吸込み口10への、いわゆるショートサーキットを開閉パネル7が阻止して、熱交換効率の向上に寄与する。
特に図示していないが、暖房運転が開始され所定時間が経過した後、すなわち暖房立ち上がりが終って安定した暖房運転に移行した状態での、開閉パネル7と水平ルーバ8の位置姿勢も同様に制御される。
すなわち、水平ルーバ8は暖房立ち上がり時と同一の位置姿勢を保持し、暖気は居室床面に向って継続して吹出され、居住人の足元から暖める快適暖房作用が行われる。特に、上述の構成から暖房立ち上がり時間が短く、早急に安定した暖房状態になるので、快適性がより向上する。
このとき開閉パネル7は全開位置にあり、吹出し口11から吹出される暖気から外れた位置にある。したがって、上述したように開閉パネル7の存在が吹出し口11から吹出される暖気に対する通風抵抗とならずにすみ、暖房効果を損なうことはない。
そして、吹出し口11から吹出される暖気の一部が、吸込み領域IRに吸込まれようとしても、開閉パネル7によって阻止される。吹出し口11と前面下部吸込み口10とが接する構造でありながら、吹出し口11から前面下部吸込み口10への、いわゆるショートサーキットを開閉パネル7が阻止して、熱交換効率の向上に寄与する。
なお、従来、吹出し口に2枚の水平ルーバを平行に備え、それぞれを駆動機構に連結して、それぞれが別個に制御される構造のものがあるが、この場合は、機構部品が多くなり部品費が嵩むとともに、制御が複雑となる。
さらに、従来、吹出し口に1枚の水平ルーバを備え、これを駆動機構に連結し、制御する構造のものがあるが、この水平ルーバは左右幅方向とは直交する前後方向の長さ寸法を、吹出し口の前後方向長さと略同一に設定しないと、吹出し口全体を遮蔽することができない。
水平ルーバが、1枚の水平ルーバ上に複数枚の縦ルーバを載設した構造であると、たとえば暖房運転時に下吹出し姿勢とすべく水平ルーバを所定角度以上に回動すると、縦ルーバが吹出し通風路を構成する隔壁部分に当る。すなわち、水平ルーバの風向案内角度が規制されて、有効な風向案内ができない。
これに対して本実施形態では、吹出し口11の前面部(を開閉パネル7が遮蔽し、下面部分を水平ルーバ8が遮蔽する。開閉パネル7が存在する分、水平ルーバ8の前後方向長さを短く設定することができると共に、吹出しルーバ8の前方に形成する隙間を開閉パネル7で遮蔽することで、停止時において室内機本体1前方から吹出し口11が見えることを防止出来る。
上面に複数枚の縦ルーバ9を載設してなる構成の水平ルーバ8でありながら、暖房運転時の下吹出し姿勢になるため、この回動角度を大きく取っても、吹出し通風路17を構成する隔壁部材16に当接せず、十分な隙間を確保できる。すなわち、水平ルーバ8の風向案内角度が大きくなり、有効化の向上を得る。
また、本実施形態では、冷房運転と暖房運転のいずれかを選択して、その運転が開始されてから所定時間は開閉パネル7を水平ルーバ8と略平行姿勢に保持し、所定時間が経過後に開閉パネル7を全開位置の姿勢としたが、これに限定されるものではなく、制御部Dは以下に述べるような制御をなす。
図8は、開閉パネル7に対する位置姿勢制御のフローチャート図である。
ステップS1において、リモコンに備えられる空調運転開始のボタンが押されたか否かが判断される。Noの場合は再びステップS1に戻る。運転ボタンが押されてYesの場合は、ステップS2に移って指定された空調運転が開始される。制御部Dにはタイマが備えられおり、運転開始からの時間がカウントされる。
ステップS3において、運転開始から所定時間が経過したか否かが判断される。ここでは所定時間として、「10分」が設定されているが、空気調和機の据付け条件等によってある程度は調整可能である。
所定時間内であるYesの場合は、ステップS4に移って冷房運転が選択されたか、あるいは暖房運転が選択されたかが判断される。ステップS4で冷房運転が選択されていれば、ステップS5に移って前面熱交換器部13Aの前面部に取付けられる湿度センサKからの検知信号を受け、室内湿度が所定値未満であるか否かが判断される。
ここでは、基準値として、室内湿度を60%とし、60%以上の値であれば高湿度、60%以下の値であれば低湿度となる。検知した室内湿度が、たとえば85%であれば所定値以上であるから、ステップS5ではNoとなり、ステップS6に移る。
すなわち、冷房運転開始から所定時間内ではあるが、設定された値の湿度(60%)以上を検知したので、開閉パネル7は水平ルーバ8と略平行姿勢を取らずに、先に図7(A)(B)で説明した全開位置とする。
開閉パネル7に冷気が当ると露付きがあり、これが冷気の流れに乗って室内へ運ばれる虞れがある。そこで所定時間内であるが、開閉パネル7を吸込み領域IRに移動して可能な限り冷気が当らないようにして、露付きを防止する。
ステップS5で室内湿度が60%未満の低湿度を検知した場合は、YesであるのでステップS7に移り、開閉パネル7を水平ルーバ8と略平行姿勢とする、水平吹出し姿勢に制御する。したがって、冷気がより遠方に運ばれて短時間で室内が低温雰囲気となる。
上述したように、所定時間内に高湿度を検知しステップS6に移った場合でも、所定時間内で基準値の60%以下になったことを検知すれば、ステップS7に移ることになる。いずれにしても、ステップS7からステップS3に戻り、所定時間内であるか否かの判断となる。
また、ステップS3で所定時間内であり、ステップS4で暖房運転が選択された場合は、ステップS8に移って水平ルーバ8が下吹きか否かが判断される。このステップで下吹出し姿勢が確認されるYesの場合は、ステップS9に移って開閉パネル7も水平ルーバ8と略平行姿勢になるべく制御される。
暖気がより強く居室の床面に当り、短時間で設定された暖房雰囲気になる。さらにステップS9からステップS3に戻り、所定時間内であるか否かの判断となる。
なお、リモコンによっては、水平ルーバ8の吹出し姿勢を設定できるものもある。この場合、間違って、もしくは意識して、水平ルーバ8を暖房運転に適応した下吹出しではなく、冷房運転に適応した水平吹出しをリモコンに設定する場合もあり得る。
この状態ではステップS8でNoとなり、ステップS6に移って、開閉パネル7を全開位置に保持する。暖房運転でありながら暖気は水平吹出されるので、暖気の通風抵抗とならないよう、開閉パネル7は吹出し領域から外れて吸込み領域に移動する。したがって、暖気は風量が低下することなく吹出し口11から吹出される。
さらに制御部Dは以下に述べる制御をなす。それぞれの制御は図8のフローチャートには含まれておらず、図示していない。
先に図3で説明したように、開閉パネル7の一端部は表示部12に対向していて、運転停止時は表示部12を覆う。空調運転開始とともに所定時間内は水平ルーバ8と略平行姿勢に保持され、表示部12は一応、開放されることとなる。
なお説明すると、冷房運転が選択されていれば、水平吹出しなので開閉パネル7は表示部12をある程度は開放する。しかしながら、暖房運転が選択されると下吹出しとなるので、開閉パネル7は表示部12をほとんど覆い、居住人は表示部12の表示内容を確認し難い状態になる。
このような場合でも、リモコンに対して、たとえば設定室温の変更等の操作を行い、表示部12を見て変更内容の確認を行う必要がある。
上記リモコン操作のほとんどは運転開始直後に行われるので、制御部Dは空調運転開始から所定時間内であっても、リモコンからの指令信号が受信部で受信したことを確認したら、開閉パネル7を全開位置に駆動変位させ、表示部12を見え易くする。居住人はリモコンに対する操作内容を表示部12で容易に確認でき、操作性が向上する。
また、図3で説明したように、前側熱交換器部13Aの前面に室内温度を検知するための温度センサTが取付けられていて、空調運転時には常時、検知信号を制御部Dへ送る。冷房運転と暖房運転のいずれにも係らず、空調運転開始から所定時間内であっても、上記温度センサKからの検知信号がリモコンに設定された室内温度に近づくことがある。
たとえば、暖房運転を継続し、何らかの事情で居室を出る際は、一旦、暖房運転を停止する。しかしながら、思ったよりも処理が短時間で終了し、その居室に戻った場合は、室内温度の低下が極くわずかである。すなわち、設定温度からさほど低下しない状態で暖房運転を再開することになる。
このようにして空調運転が開始されたとき、空調運転開始から所定時間内であっても、温度センサTからの検知信号が、リモコンに設定された室内温度に近づいた場合は、開閉パネル7を全開位置に駆動変位する。吹出し口11から吹出される熱交換空気の風速を下げて、居住人に対するドラフト感を与えないようにする。
また、先に説明したように表示部12に人感センサZを備えていて、居住人他の発熱体の存在を検知できる。これに対してリモコンには、空調運転時に自動で居住人に向けて集中して熱交換空気を送風するよう設定できる機能と、空調運転時に自動で居住人を避けて熱交換空気を送風するよう設定できる機能を備えている。
居住人が、リモコンに対して上記機能のいずれかを選択した場合は、空調運転開始から所定時間内であっても、制御部Dは開閉パネル7を全開位置に回動変位させる。すなわち、上述の風向制御は水平ルーバ8と縦ルーバ9の姿勢を制御することで可能となる。
空調運転開始から所定時間内のように、開閉パネル7を水平ルーバ8と略平行姿勢にすると、開閉パネル7が水平ルーバ8の風向案内を妨害することもあり、意図した方向に送風できない場合もあり得る。そこで、開閉パネル7を全開位置に回動変位させて、水平ルーバ8による風向案内を優先させる。
以上、本実施形態を説明したが、上述の実施形態は、例として提示したものであり、実施形態の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
13…室内熱交換器、14…室内送風機、1…室内機本体、11…吹出し口、5…上面吸込み口、10…前面下部吸込み口、7…開閉パネル、8…水平ルーバ、D…制御部(制御手段)、K…湿度センサ、12…表示部、T…温度センサ、Z…人感センサ。

Claims (6)

  1. 内部に、熱交換器および送風機を収容する室内機本体と、
    この室内機本体の前面下部に設けられる、熱交換空気の吹出し口と、
    室内機本体の上面部に設けられ、上記熱交換器と対向する上面吸込み口および、室内機本体の前面下部で上記吹出し口の上端縁に沿って設けられ、上記熱交換器の前面下端部と対向する前面下部吸込み口と、
    この前面下部吸込み口に取付けられるとともに、一部は上記吹出し口まで延設され、前面下部吸込み口と吹出し口の前面部を開閉自在な開閉パネルと、
    上記吹出し口に取付けられ、開閉パネルが開閉する残り部分の吹出し口を開閉自在な水平ルーバと、
    冷凍サイクル運転とともに、上記開閉パネルおよび水平ルーバの駆動を制御する制御手段と、
    を具備し、
    上記制御手段は、
    空調運転開始から所定時間は、上記水平ルーバを空調運転条件に適応する角度に保持するとともに、上記開閉パネルを水平ルーバと平行になるように保持し、所定時間経過後は、開閉パネルのみ全開位置に回動保持する制御をなす
    ことを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 上記制御手段は、
    冷房運転が選択されたとき、冷房運転開始から所定時間内であっても、設定された湿度を越えた湿度が検出された場合は、上記開閉パネルを全開位置に保持する制御をなす
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  3. 上記制御手段は、
    暖房運転が選択されたとき、暖房運転開始から所定時間内であっても、水平ルーバに対して上吹出しが選択された場合は、上記開閉パネルを全開位置に保持する制御をなす
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  4. 上記室内機本体は、上記吹出し口の一側部に沿って、リモートコントローラ(リモコン)からの指令内容を表示する表示部を備えており、
    上記開閉パネルは、前面下部吸込み口の遮蔽時に、上記表示部の少なくとも一部を覆うよう構成されていて、
    上記制御手段は、
    空調運転開始が選択されたとき、空調運転開始から所定時間内であっても、リモコンから指令信号を受信した場合は、上記開閉パネルを全開位置に保持する制御をなす
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  5. 上記室内機本体に収容される熱交換器の前部に、室内温度を検知するための温度センサが取付けられており、
    上記制御手段は、
    空調運転が選択されたとき、空調運転開始から所定時間内であっても、上記温度センサからの検知信号がリモコンに設定された室内温度に近づいた場合は、上記開閉パネルを全開位置に保持する制御をなす
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  6. 上記室内機本体は、居住者の存在を検知する人感センサを備えており、
    上記制御手段は、
    空調運転が選択されたとき、空調運転開始から所定時間内であっても、上記温度センサからの検知信号がリモコンに設定された室内温度に近づいた場合は、上記開閉パネルを全開位置に保持する制御をなす
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
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