JP5409202B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents
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Description
一般的には、[特許文献1]に開示されるように、吹出し通風路に左右方向風向板が設置され、この吹出し通風路の先端である吹出し口に上下方向風向板(水平方向風向板)が設置される。特に、近時の傾向であり、上下方向風向板は2枚のものが平行に備えられ、それぞれ別の駆動機構を介して駆動源と連結される。
前記風向案内装置は、吹出し口の左右幅方向全長に亘る長さで左右幅方向とは直交する前後方向の略半分の長さを有して、同前後方向に並んで平行に前記吹出し口に設けられ、それぞれが駆動機構を介して別個に回動駆動される第1の上下方向風向板および第2の上下方向風向板と、
前記第2の上下方向風向板の片面部に所定間隔を存して並置して設けられ、駆動機構を介して一斉に左右方向に回動駆動される複数枚の左右方向風向板とを備え、
前記制御手段は、
冷房運転時に、前記第2の上下方向風向板を冷房運転モードで指定された前記左右方向風向板が前記第2の上下方向風向板上部に位置する略水平角度に固定保持した状態で、前記第1の上下方向風向板を回動駆動して上下方向の風向制御を行うとともに、前記左右方向風向板を回動駆動して左右方向の風向制御を行い、スイング動作時は、前記第2の上下方向風向板を冷房運転モードで指定された前記左右方向風向板が前記第2の上下方向風向板上部に位置する略水平角度に固定保持した状態で、前記第1の上下方向風向板を水平吹出しと斜め吹出しおよびこれらの間の姿勢を繰り返すように回動駆動制御を行い、
暖房運転時に、前記第1の上下方向風向板を暖房運転モードで指定された斜め下向きの角度に固定保持した状態で、前記第2の上下方向風向板を略垂直姿勢に向け回動駆動するよう制御して上下方向の風向制御を行うとともに、前記左右方向風向板を回動駆動して左右方向の風向制御を行い、さらにスイング動作時は、前記第1の上下方向風向板を暖房運転モードで指定された斜め下向きの角度に固定保持した状態で、前記第2の上下方向風向板を略垂直姿勢から前記左右方向風向板が下部に位置する前記第1の上下方向風向板と略平行な姿勢およびこれらの間の姿勢を繰り返すように回動駆動を行う。
図1は、空気調和機の室内機の外観を示す斜視図、図2は同室内機の縦断面図である。
前記室内送風機8を駆動することにより、隔壁部材13で囲まれる空間が、ノーズと吹出し口6とを連通する通風路10における吹出し側となる。これに対して、吸込み口5から熱交換器7に至る間が、通風路10における吸込み側になる。
風向案内装置Gは、吹出し口6に前後に並んで嵌め込まれる2枚の上下方向風向板11a,11bと、一方(後側)の上下方向風向板11bに直接設けられ、図2の紙面の方向に沿い所定間隔を存して並置される複数枚の左右方向風向板11cとを備えている。
第2の上下方向風向板11bにおける左右幅方向の両側端に、支持用リブ15が設けられる。図に示す一方側の支持用リブ15にのみ角孔が設けられていて、同形状の角部を備えた駆動軸16Aが嵌め込まれている。図示しない他方の支持用リブは、隔壁部材13の側面壁から突出する支持軸に回転自在に支持される。
以上の構成であるので、第2の上下方向風向板11bの上下方向の回動動作は左右方向風向板11cを載設したまま行われ、かつ第2の上下方向風向板11bの回動/回動停止に係らず、左右方向風向板11cの回動と回動停止を行うことができる。
使用者がリモコン(遠隔操作盤)の運転ボタンを押圧操作すると、制御部Rは室内送風機8を駆動するとともに、室内機と冷媒管を介して連通する室外機において圧縮機を駆動させ、冷凍サイクル運転が開始される。
計測結果として、室内機の吹出し口6の原点位置から水平角度0°の位置が、最も風速が大であることが確認され、それより上方および下方部分に行くにつれて風速が低下している。したがって、完全な水平吹出しとなる。
図6(A)は暖房運転時で下吹出しをなす風向案内装置Gの状態図であり、図6(B)は暖房運転時で斜め吹出しをなす風向案内装置Gの状態図である。
吹出し口6から吹出される暖気は、ほとんど垂直方向へ導かれ、室内にいる居住人の足元に向って吹出される。いわゆる頭寒足熱状態が得られて、快適暖房作用が行われる。
このようにスイング時は、第2の上下方向風向板11bを回動し、第1の上下方向風向板11aは運転モードで指定された角度を維持する。したがって、可能な限り頭寒足熱式の快適暖房を保持しつつ、暖気が吹出されることとなる。
左右方向風向板11cは、水平吹出しとスイング吹出しのいずれにおいても、左右方向に一斉に向けて暖気を左右方向に案内できることは、冷房運転時と何ら変りが無い。
先に図6(A)で説明したように、第1の上下方向風向板11aは暖房運転モードで指定された角度を保持し、第2の上下方向風向板11bは略垂直方向に向けられる。この状態で左右方向風向板11cは第2の上下方向風向板11bとともに略垂直方向に向けられる。
これに対して従来構造である、吹出し口に2枚の上下方向風向板を備え、この後側の通風路に左右方向風向板を備えたものでは、室内機の吹出し口の原点位置から水平角度65°の位置が、最も風速分布が大であることが確認された。
特に第2の上下方向風向板11bは、冷房運転時と暖房運転時に反転する機能を有するので、吹出し口6から吹出される熱交換空気の風向を上下方向に効果的に追従させることが可能である。
したがって、複数のスイングパターンを有することとなり、さらなる快適性の向上を得られるとともに、使用勝手の向上を図れる。
Claims (1)
- 吸込み口および吹出し口が開口され、内部に前記吸込み口と吹出し口とを連通する通風路を備え、この通風路中に熱交換器および送風機が配置され、前記吹出し口に風向案内装置が設けられ、少なくとも風向案内装置を制御する制御手段を備えた空気調和機の室内機であって、
前記風向案内装置は、
前記吹出し口の左右幅方向全長に亘る長さで、かつ左右幅方向とは直交する前後方向の略半分の長さを有して、同前後方向に並んで平行に前記吹出し口に設けられ、それぞれが駆動機構を介して別個に回動駆動される第1の上下方向風向板および第2の上下方向風向板と、
前記第2の上下方向風向板の片面部に所定間隔を存して並置して設けられ、駆動機構を介して一斉に左右方向に回動駆動される複数枚の左右方向風向板とを備え、
前記制御手段は、
冷房運転時に、
前記第2の上下方向風向板を冷房運転モードで指定された前記左右方向風向板が前記第2の上下方向風向板上部に位置する略水平角度に固定保持した状態で、前記第1の上下方向風向板を回動駆動して上下方向の風向制御を行うとともに、前記左右方向風向板を回動駆動して左右方向の風向制御を行い、
スイング動作時は、前記第2の上下方向風向板を冷房運転モードで指定された前記左右方向風向板が前記第2の上下方向風向板上部に位置する略水平角度に固定保持した状態で、前記第1の上下方向風向板を水平吹出しと斜め吹出しおよびこれらの間の姿勢を繰り返すように回動駆動制御を行い、
暖房運転時に、
前記第1の上下方向風向板を暖房運転モードで指定された斜め下向きの角度に固定保持した状態で、前記第2の上下方向風向板を略垂直姿勢に向け回動駆動するよう制御して上下方向の風向制御を行うとともに、前記左右方向風向板を回動駆動して左右方向の風向制御を行い、
さらにスイング動作時は、前記第1の上下方向風向板を暖房運転モードで指定された斜め下向きの角度に固定保持した状態で、前記第2の上下方向風向板を略垂直姿勢から前記左右方向風向板が下部に位置する前記第1の上下方向風向板と略平行な姿勢およびこれらの間の姿勢を繰り返すように回動駆動を行う
ことを特徴とする空気調和機の室内機。
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