JP2009127889A - 空気調和機 - Google Patents

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Hiromi Mori
博美 森
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Sharp Corp
シャープ株式会社
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Abstract

【課題】大パネル両端部を可動アームで支持する構造の空気調和機において、可動アーム表面の結露の発生を抑制可能な空気調和機を提供することを目的とする。
【解決手段】キャビネット3の前面に吹出口5が形成され、この前面を覆うパネル20が設けられ、パネル20は、キャビネット3において吹出口5の両脇に設けられた一対の可動アーム12,12の先端に取り付けられ、可動アーム12の外周角部28aに面取り加工が施された構成とする。
【選択図】 図12

Description

本発明は、室内ユニットに冷暖房運転に応じて開閉するパネルを有する空気調和機に関する。
空気調和機の室内ユニット等の吹出口に設置される風向変更装置として、特許文献1に示すように、出力軸13´を中心に回動する腕部6の先端に風向変更羽根が回動自在に取り付けられた構成のものが知られている。
上記風向変更装置においては、腕部及び風向変更羽根の回動を制御することにより、吹出口から空気流を上下方向に自在に吹き分けることが可能となる。上記構成の風向変更装置においては、左右の腕部の回動及び風向変更羽根はそれぞれ1つのモータにより駆動する構造とされている。
腕部は、吹出口の両脇に設けられ、パネルの左右両端部を支持する構造とされる。腕部は中空とされ、腕部の先端に取付けられた風向変更羽根を回動させるために、腕部に風向変更羽根を回動させるための駆動力伝達機構が内蔵される。
特開2006−138629号公報
ところで、上記風向変更装置における腕部(可動アーム)は、室内ユニットをコンパクト化するためには左右幅をできるだけ狭くすることが望ましく、また、パネルを支持するだけの強度も必要とされる。そうすると、腕部断面は略縦長矩形状とするのが望ましい。
また、上記風向変更装置においては、腕部が吹出口の両脇に設けられているため、吹出口の左右方向に風を吹き出すと、風の一部が腕部の側面に接触する。したがって、腕部の側面の面積が大きくなるほど、腕部に接触する風の流れに乱れが生じる。風の流れの乱れの結果、冷房運転時において腕部周囲の含湿空気が腕部に接触するようになり、図23に示すように、腕部120の表面、特に、腕部120の外周角部のうち、風の流れ方向Wに対して下流側に位置する外周角部において結露Dを生じるおそれがあった。
腕部120表面に発生した結露は、腕部120内部のエンドレスベルト250等の駆動力伝達機構には影響はないものの、風とともに室内に飛散したり、腕部120表面の汚れの原因となるおそれがあった。
そこで、本発明においては、上記課題を解決するため、パネル両端部を可動アームで支持する構造の空気調和機において、可動アーム表面の結露の発生を抑制可能な空気調和機を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために、本発明に係る空気調和機は、キャビネットの前面に吹出口が形成され、この前面を覆うパネルが設けられ、該パネルは、前記キャビネットにおいて吹出口の両脇に設けられた一対の可動アームの先端に取り付けられ、前記可動アームの外周角部に面取り加工が施されたことを特徴とする。
上記構成によれば、可動アームの外周角部に面取り加工を施すことにより、風の流れをスムーズにすることが可能となる。これにより、冷房運転時において、風の流れの乱れに周囲の含湿空気が巻き込まれ、冷却された可動アームに接触することでその表面で結露するといった現象を抑制することができる。特に、可動アームの外周角部のうち、風の流れ方向に対して下流側に位置する外周角部における結露を効果的に抑制することができる。
可動アームは特定の構造に限定されないが、前述のごとく、中空構造とするのが好ましい。可動アームを中空構造とする場合、可動アームの先端と基部とに、それぞれ従動プーリと駆動プーリとが設置され、両プーリは、回転軸線方向が水平になるように配され、可動アーム内を通って両プーリ間に張架されるエンドレスベルトが設けられた構成とし、このエンドレスベルトに囲まれた空間を通って可動アームを貫通する空気流路を形成することもできる。
上記構成においては、空気流路を形成することにより、風は可動アームの外周と空気流路とに分散して流れるようになり、風の流れに乱れが生じにくく、特に可動アームの左右側面の面積が大きい場合にも、効果的に結露の発生を抑制することができる。
上記空気流路は、可動アームの左右側面にそれぞれ形成された開口と、両開口間に形成された内壁とから構成することができ、さらに開口周縁に面取り加工を施すことで、より結露の発生を抑制することができる。
空気流路は、エンドレスベルトに囲まれた空間内に、複数形成することができる。具体的に、可動アームの長さ方向に沿って空気流路を複数配列させた状態で形成することができる。また、空気流路の形状は、丸孔とすることができるが、長孔形状とする方が好ましい。
面取り加工は、可動アームの外周角部を直線状にカットしてもよいが、R加工を施すことでより風の流れをよりスムーズにすることができる。R加工の場合、曲率半径は4mm以上とするのが好ましい。さらに、上記構成の可動アームにおいては、外周面が平面で構成されたものに限定されず、外周面を曲面で構成することも可能である。
以上のように、本発明によれば、可動アームの外周角部に面取り加工を施すようにし、さらに好ましくはアームの左右側面を貫通する空気流路を形成することにより、可動アーム表面の結露の発生を抑制することができる。
本発明に係る実施形態を図面を基に説明する。本実施形態における空気調和機の室内ユニットを図1〜図8に示す。室内ユニットは、熱交換器1および室内ファン2を備え、これらがキャビネット3に内装されている。キャビネット3は、高さよりも奥行きが長い箱状に形成され、前面から底面にかけて湾曲面とされる。キャビネット3の上面に吸込口4が形成され、湾曲面に吹出口5が形成される。
キャビネット3の内部には、吸込口4から吹出口5に至る空気通路6が形成され、この空気通路6に熱交換器1と室内ファン2とが配設される。吸込口5と、熱交換器1との間にフィルタ7が配され、吸込口4から吸込んだ室内の空気から塵埃を除去する。このフィルタ7を清掃する清掃装置8が設けられる。
清掃装置8は、キャビネット3内でフィルタ7を移動させて、塵埃除去部9を通過させて、塵埃除去部9において、フィルタ7に付着した塵埃を除去する。キャビネット3内の前側に、側面視でU字形に湾曲した案内路10が形成され、モータ、ギアからなる移動部が、フィルタ7を案内路10に沿って往復移動させる。塵埃除去部9において、回転ブラシ11により、通過するフィルタ7から塵埃を掻き取り、吸引ファンにより、フィルタ7と略平行方向(左右方向)に空気を流して、掻き取った塵埃を吸引して排出する。
キャビネット3の湾曲面には、吹出口5を開閉する導風パネル20が設けられる。導風パネル20は、湾曲した1枚のパネルによって形成され、キャビネット3の前面を覆う。導風パネル20の幅は、キャビネット3の幅と同寸とされ、吹出口5の幅より大とされている。そして、キャビネット3の前面には、前面の中段部分から底面にかけて、一段低くなるように前パネル21が形成される。
これによって、幅方向全体に凹部が形成され、凹部に導風パネル20が嵌るようになっている。凹部を形成する前パネル21に開口が形成され、この開口が吹出口5である。そのため、導風パネル20は、吹出口5よりも前方に位置することになり、吹出口5および吹出口5の周囲の前パネル21を覆う。このとき、導風パネル20は図1及び図2に示す閉姿勢となる。
導風パネル20が閉姿勢の状態で、導風パネル20の外面がキャビネット3の前面から底面に至る滑らかな湾曲面を構成する。すなわち、導風パネル20が、キャビネット3の前面の一部を構成する部材となる。言い換えれば、キャビネット3のパネルの一部を導風パネル20として利用する。これによって、導風パネル20は、従来の空気調和機に採用されているルーバに比べて全長が長いロングパネルとなる。
なお、吹出口5には、風向板24および図示しない補助ルーバが設けられる。風向板24は、左右方向に角度を変えて、左右方向の風向きを変える。補助ルーバは、導風パネル20の姿勢に応じて上下方向の角度を変え、吹き出される風を整流しながら上下方向の風向きを変える。
上記のように大型化された導風パネル20では、ねじれや撓みが生じやすい。そこで、導風パネル20の内面において、前後方向(短手方向)側の両端縁に補強用の周壁が形成される。周壁は、左右方向(長手方向)全体にわたって形成される。周壁は中空構造とされ、周壁を厚肉にできる。このような周壁により、導風パネル20の強度アップを図れ、撓みを抑制することが可能となる。さらに、左右方向側の両端縁にも、同様の補強用の周壁が形成される。
このように、導風パネル20の四方の端縁を厚肉化して補強することにより、導風パネル20の変形に対する強度を高めることができ、導風パネル20の大型化が可能となる。しかも、導風パネル20は変形しにくい構造となるので、導風パネル20の前後方向の湾曲具合を大きくすることが可能となり、導風パネル20が開いたときの送風方向の制御がしやすくなる。すなわち、冷房運転時には、天井に向かうように冷風を導くことができ、冷風の到達距離を長くできる。暖房運転時には、壁に近づくように温風を導き、温風が床面に達するようになる。
また、周壁の先端側に、傾斜面が形成される。周壁の内側面が傾斜面とされる。外側面は、垂直面とされる。導風パネル20が下開き姿勢にあるとき、吹き出された冷風が左右方向に位置する周壁に当たり、周壁に露が付くことがある。そこで、傾斜面とすることにより、冷風は傾斜面に沿って流れる。冷風は留まることなく流れ、周壁への結露を防止できる。
この周壁に囲まれた導風パネル20の内面に、断熱材30が設けられる。断熱材30は、左右方向の両端側を除き、全面にわたって装着される。断熱材30の左右方向の幅は、吹出口5の幅よりも大とされる。断熱材30の表面は面一とされる。したがって、吹出口5に面する導風パネル20の内面側には突出物がなく、風の流れを妨げない。
図3〜8に示すように、導風パネル20は、可動アーム12を介してキャビネット3に着脱自在に取り付けられる。具体的に説明すると、図16〜19に示すように、導風パネル20の内面の左右方向の両側には、スプライン形状の軸部13aと本体部13bとからなるスプライン軸13と、スプライン軸13の軸部13aの先端(以下、単に先端と呼ぶことがある)を係合支持する軸受14(軸受部14aと本体部14bとからなる)とが1組ずつ形成されている。
スプライン軸13及び軸受14は、導風パネル20の前後方向において、前側寄りに偏心して位置する。スプライン軸13,13は、軸線方向がパネルの左右方向(吹出口の左右方向)Aと平行になるように、かつ軸受14に対して近接離間自在となるように、スプライン軸線方向にスライド可能に設けられる。
図5、7に示すように、前パネル21において、吹出口5の両脇には、可動アーム12が出入りする縦長の孔21aが形成されている。図9〜14に示すように、可動アーム12は、ユニット化されてケース15内に収容される。ケース15は、前側に開口15aを有し、この開口15aが前パネル21の孔21aに臨むようにしてキャビネット3内に固定される。
可動アーム12の先端には、回転体としてのプーリ16が回転自在に配される。プーリ16の中心にはスプライン軸13に嵌合可能なスプライン孔17が形成される。プーリ16は、スプライン孔17の軸線方向がパネル左右方向Aと平行になるように可動アーム12に取り付けられる。なお、スプライン軸13と軸受14とは、軸受14の方が導風パネル20の左右端部に近い側になるように配される。
そして、プーリ16のスプライン孔17にスプライン軸13の軸部13aを嵌合し、スプライン軸13の先端を軸受14の軸受部14aに係合する。これにより、プーリ16がスプライン軸13と軸受14との間に挟み込まれ、導風パネル20がプーリ16に確実に固定される。なお、スプライン軸13と軸受14とを係合させるために、スプライン軸13の先端の中心部に凹部を形成し、軸受14の軸受部14aに凸部を形成し、この凸部を凹部に挿入している。
可動アーム12は、基部がキャビネット3内に形成された固定軸18周りに回動自在に取り付けられる。可動アーム12の後端部には、固定軸18を中心とする円弧状のラック12aが形成される。ラック12aには、駆動ギア19が噛合され、この駆動ギア19はケース15内に設置された開閉モータ22の軸に固定されたギア22aに噛合する。
可動アーム12の固定軸18の近くにはプーリ16を駆動する駆動プーリ23が設置され、駆動プーリ23とプーリ16との間にはエンドレスベルト25が張設されている。駆動プーリ23にはギア23aが同心円状に付設されており、回動モータ27の軸に固定されたギア27aに噛合される。なお、プーリ16と駆動プーリ23との間には、ベルト25の張力を高めるためのテンションローラを設置してもよい。
上記プーリ16、駆動プーリ23、エンドレスベルト25、ギア27a等はカバー体28に収容され、これによって可動アーム12が構成されている。いいかえれば、中空構造のカバー体28の内部にプーリ16、駆動プーリ23、エンドレスベルト25、テンションローラ26、ギア27a等が収容されている。
回動モータ27は、可動アーム12の基部のカバー体28の外面上に設置され、モータ軸がカバー体28内に導入される。したがって、可動アーム12がモータ19によって固定軸18周りに回動するときには、回動モータ27は可動アーム12とともに移動する。なお、ラック12aは、カバー体28に形成される。
また、可動アーム12において、キャビネット3から露出するカバー体28の先端部分は、丸みを帯びた形状とされている。また、孔21aから出入りするカバー体28の部分(言い換えれば、吹出口5の左右方向に冷風を吹出す際に、空気流が当たる可動アーム部分)の正面断面形状は四角形状となっており、角部も丸みを帯びた形状とされている。これらにより、吹出口5の左右方向に冷風を吹き出す際に、空気流が可動アームに当たっても、冷風は可動アーム12の表面に沿って流れるために可動アーム12への結露を防止できる。
空気調和機では、室内ユニットに対して図示しない室外ユニットが室外に設置されている。室外ユニットには、圧縮機、熱交換器、四方弁、室外ファン等が内装され、これらと室内側の熱交換器1とによって冷凍サイクル40が形成される。そして、図19に示すように、冷凍サイクル40を制御する制御装置41が室内ユニットに設けられる。マイコンからなる制御装置41は、ユーザの指示および室温や外気温を検出する温度センサ等の各種のセンサ42の検出信号に基づいて、冷凍サイクル40を制御し、冷暖房運転を行う。このとき、制御装置41は、冷暖房運転に応じて開閉モータ22及び回動モータ27の駆動を制御し、導風パネル20を開閉する。
図13及び図14に示すように、導風パネル20の開いている位置を検出するための位置検出センサ43が、ケース15内において、可動アーム12後端部に隣接する位置に設けられる。なお、本図では、プーリ16と駆動プーリ23との間のテンションローラ26は省略している。また、図2に示すように、前パネル21の下端の段差部分にも、位置検出センサ44が設けられている。
位置検出センサ43は、左右の可動アーム12に設けられ、位置検出センサ44も前パネル21の吹出口5の下壁先端近傍の左右両端部にそれぞれ設けられる。位置検出センサ43、44は、リミットスイッチとされる。制御装置41は、位置検出センサ43,44の検出信号に基づいて、開閉モータ22及び回動モータ27の駆動を制御し、導風パネル20をねじれのない初期状態にするようになっている。
位置検出センサ43、44は、導風パネル20が初期状態にあるとき(本実施形態においては、導風パネル20が閉じた状態のとき)に、スイッチがONとなる。すなわち、可動アーム12の後端部が位置検出センサ43に接触し、導風パネル20の後端が位置検出センサ44に接触する。従って、位置検出センサ43、44は、導風パネル20が初期状態、すなわち閉姿勢にあることを検出する。
次に、導風パネル20の開閉について説明する。制御装置41によって開閉モータ22が駆動されると、ギア19の回転に伴って、可動アーム12が固定軸18周りに回動し、可動アーム12が前パネル21の孔21aから出入りする。
左右の可動アーム12,12は、制御装置41によって、それぞれ別個独立に駆動を制御される。したがって、冷暖房運転を行うとき、左右の可動アーム12,12の動作が同期するように、開閉モータ86としてステッピングモータを用いるとともに、制御装置41は、予め決められたタイミングにしたがって、開閉モータ22及び回転モータ27の駆動をオンオフする。すなわち、各モータ22、27は、シーケンス制御される。
空気調和機では、ユーザがリモコンを操作したときの指示により、あるいはタイマの設定時間になったときに、冷暖房運転が行われる。制御装置41は、冷凍サイクル40を制御するとともに、導風パネル20の開閉を制御する。
導風パネル20は、運転モードに合せて下開き又は上開きすることにより、調和空気の吹出方向を変化させる。具体的に、冷房運転時には、制御装置41は、開閉モータ22を駆動させて、図3及び図4に示すように、固定軸18を中心として可動アーム12を反時計回りに回動させる。可動アーム12は、先端が斜め下向きになるまで回動される。
導風パネル20を固定したまま可動アーム12とともに固定軸18を中心に回動させると、導風パネル20の後端が前パネル21の下端に接触する。したがって、制御装置41は、導風パネル20の後端と前パネル21の下端とが近接する位置で両者が接触しない程度に、可動アーム12の回動に合せて回動モータ27を駆動させ、スプライン軸13の軸部13aを中心に導風パネル20を時計回りに回動させる。
このように、導風パネル20は、冷房運転時には下開きする。この下開き姿勢のとき、導風パネル20の後端は、吹出口5の下壁とつながり(接触しており)、導風パネル20と吹出口5の上壁とによってロングノズルが形成される。導風パネル20は、冷風を斜め上方向に導き、冷風が天井に沿って吹出す。
暖房運転時には、制御装置41が開閉モータ22を駆動させて、固定軸18を中心として可動アーム12を反時計回りに回動させるとともに、導風パネル20をスプライン軸13の軸部13aを中心に時計回りに回動させるのは冷房運転時と同じである。しかしながら、暖房運転時においては、図5及び図6に示すように、可動アーム12は水平方向を向いたところで回動を停止し、導風パネル20の外面が斜め上向きになるまで導風パネル20を回動させる点が冷房運転時と異なる。
この場合、導風パネル20が回動するにしたがってその前端が前パネル21の上部に近づくため、制御装置41は、両者が接触しないように、可動アーム12の回動と導風パネル20の回動(開閉モータ22と回動モータ27の駆動)を制御する。
このように、導風パネル20は、暖房運転時には上開きする。この上開き姿勢のとき、導風パネル20は、吹出口5の前方を遮蔽し、前方に向かって吹き出される温風を抑え込み、温風を床面方向に導く。なお、冷房運転の初期時にも、導風パネル20は上開き姿勢とされ、冷風が床面方向に吹出され、急速冷房が行なわれる。
また、図7及び図8に示すように、可動アーム12は回動させずに、上開き姿勢からさらに導風パネル20をパネル外面が上向きになるまで回動させることも可能である。この最大上開き姿勢をとることにより、通常の上開き姿勢のときよりも、より前方の床面に向かって調和空気を吹出すことが可能となる。
なお、この場合、導風パネル20の前端が前パネル21に接触しないように、前パネルに凹部21bが形成される。また、同様に、ケース15にも対応する位置に凹部15bが形成される。なお、最大上開き姿勢をとる際に、導風パネル20は、可動アーム12の回動に合せて回動させるように制御してもよい。導風パネル20は、運転停止時には、導風パネル20を開く動作とは逆の動作を行なうことによって閉姿勢となり、図1に示すように、吹出口5を覆ってキャビネット5と一体化する。
上記構成の空気調和機において、空気調和機の組立作業時や、メンテナンス等により一旦取り外した導風パネル20をキャビネット3に取付ける場合について説明する。先ず、図19に示すように、導風パネル20の左右に設けられたスプライン軸13をスライドさせ、スプライン軸13と軸受14との間の間隔を広げた状態にする。
つぎに、導風パネル20を両手で持ち、軸受14と可動アーム12のプーリ16とを重ねるように位置合せをする。その状態で、スプライン軸13と軸受14とを摘むようにしてスプライン軸13をスライドさせてスプライン孔17にスプライン軸13の軸部13aを嵌合させるとともに、スプライン軸13の先端を軸受14の軸受部14aに係合支持させる。これにより、導風パネル20を容易かつスムーズにキャビネット3に取り付けることができる。
なお、本実施形態においては、スプライン軸13と軸受14とを係合させた状態で、両者をロックするロック機構(図示せず)が設けられており、これにより、導風パネル20の駆動中に導風パネル20が可動アーム12から外れることを防止することが可能な構造とされている。
ロック機構としては公知の機構を採用すればよく、例えば、スプライン軸13の本体部13bと軸受14の本体部14bのいずれか一方に係止爪を設け、他方に爪受部を設け、スプライン軸13と軸受14とが係合した状態で係止爪が爪受部に係止するようにすることができる。この場合、ロック機構は、簡単な操作により、ロック状態を解除することが可能とされる。
その後、制御装置41に導風パネル20を初期状態にする動作(イニシャル動作)を実行させる。イニシャル動作においては、制御装置41は、位置検出センサ43、44の信号に基づいて左右の可動アーム13,13を別個に制御する。
具体的には、制御装置41は、位置検出センサ44のスイッチがONになるまで導風パネル20を反時計回りに回動させる。このように、導風パネル20の先端が、前パネル21に接触しない状態にした後、位置検出センサ43のスイッチがONになるまで可動アーム12を時計回りに回動させる。
なお、可動アーム12を回動させる途中、可動アーム12とともに導風パネル20が移動するため、位置検出センサ44がOFFになることがあるが、この場合は、位置検出センサ44がONになるまで、随時、導風パネル20を反時計回りに回動させる。このようにして、位置検出センサ43、44がともにONになったときに、導風パネル20が初期状態(本実施形態ではパネル20が閉じた状態)になったと判断してイニシャル動作を終了する。
以上のイニシャル動作を左右の可動アームごとに行なうことにより、導風パネル20のねじれを自動的に解消することができる。制御装置41にイニシャル動作を実行させるには、イニシャル動作を行なうためのスイッチを設けておき、パネルを可動アームに取り付けた後に、イニシャル動作のスイッチをONにすることでパネルのねじれを解消することができる。
可動アーム12について詳細に説明する。カバー体28の断面形状は、左右横方向よりも縦方向長さが長い縦長矩形状とされ、外周角部にはR加工が施され、これにより4箇所の角部にそれぞれR部28aが形成される。なお、本実施形態では、R部28aの曲率半径は4mmとされている。R部28aの曲率半径は4mmに限らず、適切な値を設定すればよい。
図20は、図12におけるA-A断面図であり、可動アーム12の接触した風の流れを示している。図示のように、可動アーム12のカバー体28の内部には、エンドレスベルト25が収容されている。冷房運転時には、図3及び図4に示すように、導風パネル20は下開きする。この状態で吹出口5から吹出す風の向きを左右方向に傾けると、風Wの一部が可動アーム12に接触するようになる。可動アーム12に接触した風Wは、図20に示すように、R部28aに沿ってスムーズに流れるため、結露の発生を抑制することができる。
可動アーム12の別の態様としては、図21及び図22に示すように、エンドレスベルト25に囲まれた空間を通って可動アーム12を貫通する空気流路31を設けることも可能である。空気流路31は、カバー体28の左右両側面に形成された開口32,32と、両開口32,32間に形成された筒状の内壁33とから構成され、両開口32の周縁は、R加工が施されている。なお、本実施形態では、開口32のR部32aの曲率半径も4mmとされている。開口32,32は、可動アームの長さ方向に沿って長く形成された長孔形状とされ、通過する風量が多くなるようにしている。
上記構成の可動アーム12においては、冷房運転時において、吹出口5から吹出す風の向きを左右方向に傾けると、図22に示すように、風Wは可動アーム12の外周と空気流路31とに分散して流れるようになり、風Wの流れに乱れが生じにくく、特に可動アーム12の左右側面の面積が大きい場合にも、効果的に結露の発生を抑制することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。例えば、導風パネルを上開き姿勢又は下開き姿勢にする機構として、導風パネルの前端部及び後端部にそれぞれ上軸及び下軸を設け、上軸と下軸の間に可動アームを取付ける。そして、導風パネルを回動させる際に、上軸又は下軸のいずれかの軸を中心として可動アームを前後方向に移動させることにより、導風パネルを上下いずれかの方向に開くようにすることができる。
また、本実施の形態においては、プーリ16を駆動する駆動プーリ23が設置され、駆動プーリ23とプーリ16との間にはエンドレスベルト25が張設されているが、プーリ16を駆動させるために、駆動プーリ23とプーリ16との間をギアにより連結させてもよい。この場合、空気流路の開口は、駆動プーリ23とプーリ16との間に設けられているギアを避けて設ければよい。
なお、開口は、長孔形状に限らず、丸孔形状であってもよい。また、ひとつでなく、複数の長孔形状や、丸孔形状の開口を設けてもよい。
本発明に係る空気調和機の室内ユニットを示す外観斜視図 図1の室内ユニットの側面断面図 図1において導風パネルが下開きした状態を示す外観斜視図 図3の室内ユニットの側面図 図1において導風パネルが上開きした状態を示す外観斜視図 図5の室内ユニットの側面図 図5においてさらに導風パネルが回動した状態を示す外観斜視図 図7の室内ユニットの側面図 閉じた状態での導風パネルとケースの位置関係を示す斜視図 ケースの外観斜視図 図10からケースの片側を取り外した状態を示す斜視図 図11からモータを取り外した状態を示す斜視図 図12からカバー体の半分を取り外した状態を示す側面図 図13において可動アームが回動した状態を示す側面図 導風パネルを示す斜視図 図15における円内の拡大斜視図 導風パネルを示す斜視図 図17における円内の拡大斜視図 空気調和機の制御ブロック図 図12におけるA-A断面図 可動アームの別の態様を示す一部分解斜視図 図21におけるB-B断面図 従来の風向変更装置における腕部の断面図
符号の説明
1 熱交換器
2 室内ファン
3 キャビネット
4 吸込口
5 吹出口
6 空気通路
12 可動アーム
12a ラック
13 スプライン軸
14 軸受
15 ケース
15a 開口
15b 凹部
16 プーリ
17 スプライン孔
18 固定軸
19 駆動ギア
20 導風パネル
21 前パネル
21a 孔
21b 凹部
22 開閉モータ
23 駆動プーリ
23a ギア
24 風向板
25 エンドレスベルト
26 テンションローラ
27 回動モータ
28 カバー体
28a R部
29 ギア
30 断熱材
31 空気流路
32 開口
32a R部
33 内壁
40 冷凍サイクル
41 制御装置
42 センサ
43、44 位置検出センサ
A パネルの左右方向

Claims (7)

  1. キャビネットの前面に吹出口が形成され、この前面を覆うパネルが設けられ、該パネルは、前記キャビネットにおいて吹出口の両脇に設けられた一対の可動アームの先端に取り付けられ、前記可動アームの外周角部に面取り加工が施されたことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記可動アームが中空構造とされ、該可動アームの先端と基部とに、それぞれ従動プーリと駆動プーリとが設置され、前記両プーリは、回転軸線方向が水平になるように配され、前記可動アーム内を通って前記両プーリ間に張架されるエンドレスベルトが設けられ、前記エンドレスベルトに囲まれた空間を通って前記可動アームを貫通する空気流路が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記空気流路は、前記可動アームの左右側面にそれぞれ形成された開口と、両開口間に形成された内壁とから構成され、前記開口周縁に面取り加工が施されたことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記空気流路が前記可動アームに複数形成されたことを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  5. 前記開口が長孔形状とされたことを特徴とする請求項3又は4に記載の空気調和機。
  6. 前記面取り加工がR加工であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の空気調和機。
  7. 前記可動アームは、外周面が曲面形状に形成されたことを特徴とする請求項5に記載の空気調和機。
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