JP2008175458A - 床置き式空気調和機 - Google Patents

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好章 金子
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Abstract

【課題】空気吸い込み口から吸い込んだ空気が前面の空気吹き出し口から吐出される床置き式空気調和機において、前面パネルの前面に略矩形状の空気吹き出し口を形成して、この空気吹き出し口には、空気の吹き出し方向を上下及び左右に変更できる機構を備えるようにして、空気調和機の設置された状況や、空気調和機の使用状態に合わせて、適宜の吹き出し態様を形成できるようにするものである。
【解決手段】空気吹き出し口に後部に複数枚の縦フラップが並列配置され、前部に複数枚の横フラップが配置され、横フラップは上下2組構成であり、上の組の横フラップは第1電動モータにて上下方向に向きが変更され、下の組の横フラップは第2電動モータにて上下方向に向きが変更され、リモートコントローラのスイッチ手段にて、第1電動モータと第2電動モータ単独制御と連動制御すること。
【選択図】図10

Description

本発明は、空気吸い込み口から吸い込んだ空気が空気吹き出し口へ流れる空気通路に、熱交換器と、前記空気吸い込み口から吸い込んだ空気を前記熱交換器へ送出する送風機が配置された床置き式空気調和機に関する。
床置き式空気調和機の本体の前面パネルの下部に設けられた吸込グリル、この吸込グリルに空気吸込口を臨ませて本体内に設けたケーシング、このケーシング内に設けたシロッコファン(ケーシングとシロッコファンとファンモータで送風機を構成)、送風機の吹出口の上方に下部に対して上部が後方へ傾くように傾斜設置した熱交換器、熱交換器で冷媒と熱交換した空気を室内に向けて送出するために本体の前面上部に設けられた吹出口、及び熱交換器から流下する結露水を受けるように熱交換器の下端部の真下でケーシングの前面上部と前面パネルとの間に設けたドレンパンを備えた床置き式空気調和機がある。(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−200725号公報
特許文献1のものでは、吸込グリルの裏側に30〜50mmの厚さの波形状に曲げたロングライフフィルタを取り付け使用できるように、スペースを確保するために考案されたものであるが、熱交換器で冷媒と熱交換した空気を室内に向けて送出する吹出口が、本体の前面上部に設けられた構成である。この吹出口から吹き出す空気の方向を変更する機構については記載がない。
本発明は、前面パネルの前面に略矩形状の空気吹き出し口を形成して、この空気吹き出し口には、空気の吹き出し方向を上下及び左右に変更できる機構を備えるようにして、空気調和機の設置された状況や、空気調和機の使用状態に合わせて、適宜の吹き出し状態を形成できるようにするものである。
第1の発明の床置き式空気調和機は、空気調和機本体の前面開口部に配置した前面パネルは、空気吸い込み口を形成した下部前面パネルと略矩形状の空気吹き出し口を前面に形成した上部前面パネルとを備え、前記空気吸い込み口から前記空気吹き出し口へ連通するよう前記空気調和機本体内に形成した空気通路には、前記下部前面パネルの後方に空気の入口を前面に備え空気の出口を上面に備えた送風装置が配置され、前記上部前面パネルの後方に下部に対して上部が後方へ傾く傾斜状態に熱交換器が前記空気調和機本体内に横幅広く配置され、前記空気吹き出し口には、後部に複数枚の縦フラップが横に間隔を存して並列配置され、その前部に複数枚の横フラップが縦に並列配置され、前記横フラップは上下に2分割された2組構成であり、上の組の複数の横フラップは第1電動モータによって上下方向に向きが変更される仕組みであり、下の組の複数の横フラップは第2電動モータによって上下方向に向きが変更される仕組みであり、前記空気調和機に対応するリモートコントローラには、前記第1電動モータと前記第2電動モータをそれぞれ単独制御状態と連動制御状態に制御する横フラップ用スイッチ手段を設けたことを特徴とする。
第2の発明の床置き式空気調和機は、第1発明において、前記横フラップ用スイッチ手段(単独制御スイッチ手段C、D、連動制御スイッチ手段E)によって、前記第1電動モータが上の組の複数の横フラップを、下向き状態、水平状態、上向き状態の態様に所定の順序によってステップ制御する手段と、前記第2電動モータが下の組の複数の横フラップを、下向き状態、水平状態、上向き状態の態様に所定の順序によってステップ制御する手段を備えたことを特徴とする。
第3の発明の床置き式空気調和機は、第1発明において、前記空気調和機に対応するリモートコントローラには、前記第1電動モータによって前記上の組の複数の横フラップが、下向き状態、水平状態、上向き状態の態様が所定の順序によって連続的に変化するように制御するスイッチ手段Fと、前記第2電動モータによって前記下の組の複数の横フラップが、下向き状態、水平状態、上向き状態の態様が所定の順序によって連続的に変化するように制御するスイッチ手段Gを設けたことを特徴とする。
第4の発明の床置き式空気調和機は、第1発明において、前記空気調和機に対応するリモートコントローラには、前記第1電動モータによって前記上の組の複数の横フラップが風向を連続的に変化する態様と、この態様とは逆の態様で前記第2電動モータによって前記下の組の複数の横フラップが風向を連続的に変化するように制御するスイッチ手段Iを設けたことを特徴とする。
第5の発明の床置き式空気調和機は、第1発明乃至第4の発明のいずれかにおいて、前記リモートコントローラに、前記縦フラップを左右方向に作動する第3電動モータを制御する縦フラップ用スイッチ手段を設け、前記横フラップ用スイッチ手段と前記縦フラップ用スイッチ手段によって、上下方向の風向制御と左右方向の風向制御が、単独で、または組み合わせによって行なわれることを特徴とする。
第1の発明は、前面パネルを上部前面パネルと下部前面パネルとし、下部前面パネルに空気吸い込み口を形成し、上部前面パネルの前面に空気吹き出し口を形成した構成とし、下部前面パネルの後方に送風装置が配置され、上部前面パネルの後方に熱交換器が配置された構成において、空気吹き出し口には、縦フラップの前部に上下2組の横フラップが配置され、上の組の横フラップを駆動する第1電動モータと、下の組の横フラップを駆動する第2電動モータが、リモートコントローラに設けたスイッチ手段によって、単独制御状態と、連動制御状態に制御される。このため、上の組の横フラップの方向選択と、下の組の横フラップの方向選択とを組み合わせることによって、種々の風向を作り出すことができ、室内に居る人の好みに応じた空気吹き出し方向を作り出すことができる空気調和を行うことができる。
第2の発明では、第1の発明の効果に加えて、第1電動モータと第2電動モータは、それぞれ単独制御スイッチ手段C、Dによって単独制御されるため、空気吹き出し口を上領域と下領域で異なる向きの空気吹き出しが行なえ、また、連動制御スイッチ手段Eによって、上領域と下領域で同じ向きの空気吹き出しが行なえる。このため、上の組の横フラップと下の組の横フラップが共に水平状態の場合は、吹き出し空気が前方へ吹き出される標準モードを形成でき、また、上の組の横フラップと下の組の横フラップが共に上方状態の場合は、吹き出し空気が斜め上前方へ吹き出される上方モードであり、室内の天井部分の空気の流動を促進して、室内全体の空気調和ができ、室内の座敷や床や椅子に座っている人に直接、冷房時の冷風や暖房時の温風が当たらない柔和な空気調和ができる。また、上の組の横フラップと下の組の横フラップが共に下方状態の場合は、吹き出し空気が斜め下方へ吹き出される下方モードであり、湯上り時の体を心地よく冷やす場合や、室内の座敷や床や椅子に座っている人に集中して暖房の温風を当てるのに適する。
更に、上の組の横フラップが水平状態であって、下の組の横フラップが上向き状態の場合は、吹き出し空気が水平状態とその上方領域へ吹き出される広域上方モードとなり、また下の組の横フラップが水平状態であって、上の組の横フラップが下向き状態の場合は、吹き出し空気が水平状態とその下方領域へ吹き出される広域下方モードとなる。このように、種々の吹き出し方向のモードを作ることもでき、室内に居る人の好みに応じた空気吹き出し方向を作り出すことができる空気調和を行うことができる。
第3の発明では、第1発明の効果に加えて、第1電動モータによって上の組の複数の横フラップが、下向き状態、水平状態、上向き状態の態様が所定の順序によって連続的に変化し、第2電動モータによって下の組の複数の横フラップが、下向き状態、水平状態、上向き状態の態様が所定の順序によって連続的に変化するため、上の組の横フラップの方向選択と、下の組の横フラップの方向選択とを組み合わせることによって、連続的に変化する種々の風向を作り出すことができ、室内に居る人の好みに応じた空気吹き出し方向を作り出すことができる空気調和を行うことができる。
第4の発明では、第1発明の効果に加えて、このスイッチ手段Iによって、制御部に設定したモードによって、一方の電動モータが正方向回転するとき他方の電動モータが逆方向回転する関係によって、上の組の横フラップと下の組の横フラップが、互いに逆方向に連続作動する。これによって、上の組の横フラップが水平状態から上方へ(または水平状態から下方へ)移動し、下の組の横フラップが水平状態から下方へ(または水平状態から上方へ)移動することによって、吹き出し空気の範囲が広がりを持つようになり、室内の空気循環をワイド状態とする。また、上の組の横フラップが水平状態から下方(または上方)へ移動し、下の組の横フラップが水平状態から上方(または下方)へ移動するとき、吹き出し空気の乱流状態を形成するため、室内の空気を上下に攪拌して室内温度斑を少なくできる状態となる。
第5の発明では、横フラップ用風向スイッチ手段と縦フラップ用風向スイッチ手段とによって、これらのスイッチ手段の操作によって、上下方向の風向制御と左右方向の風向制御を、単独で、または組み合わせによって達成できる。このため、第1発明乃至第4の発明の効果に加えて、更に左右方向の風向制御を加えた風向が形成できる効果がある。
本発明の床置き式空気調和機は、空気調和機本体の前面開口部に配置した前面パネルは、空気吸い込み口を形成した下部前面パネルと略矩形状の空気吹き出し口を前面に形成した上部前面パネルとを備え、前記空気吸い込み口から前記空気吹き出し口へ連通するよう前記空気調和機本体内に形成した空気通路には、前記下部前面パネルの後方に空気の入口を前面に備え空気の出口を上面に備えた送風装置が配置され、前記上部前面パネルの後方に下部に対して上部が後方へ傾く傾斜状態に熱交換器が前記空気調和機本体内に横幅広く配置され、前記空気吹き出し口には、後部に複数枚の縦フラップが横に間隔を存して並列配置され、その前部に複数枚の横フラップが縦に並列配置され、前記横フラップは上下に2分割された2組構成であり、上の組の複数の横フラップは第1電動モータによって上下方向に向きが変更される仕組みであり、下の組の複数の横フラップは第2電動モータによって上下方向に向きが変更される仕組みであり、前記空気調和機に対応するリモートコントローラには、前記第1電動モータと前記第2電動モータをそれぞれ単独制御状態と連動制御状態に制御するスイッチ手段を設けたものであり、以下に本発明の実施形態を記載する。
次に、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は本発明に係る床置き式空気調和機と室外機の関係を示す斜視図、図2は本発明に係る床置き式空気調和機の下部前面パネルを開いた状態の前面斜視図、図3は図1のC−C箇所の縦断面拡大側面図、図4は本発明に係る床置き式空気調和機の送風装置と前面パネルの関係を示す背面斜視図、図5は本発明に係る床置き式空気調和機の上部前面パネルの空気吹き出し口のフラップ構成を説明する背面斜視図、図6は図1のD−D箇所の断面拡大図、図7は本発明に係る床置き式空気調和機のドレンパン部分を説明する縦断側面図、図8は本発明に係る床置き式空気調和機のリモートコントローラの操作部の説明図、図9は本発明に係る床置き式空気調和機の空気吹き出し口のフラップ構成を示す背面上方斜視図、図10は本発明に係る床置き式空気調和機の空気吹き出し口のフラップ構成を示す背面下方斜視図、図11は本発明に係る床置き式空気調和機の空気吹き出し口のフラップ構成の分解斜視図である。
図において、本発明に係る床置き式空気調和機1は、室内の床に設置されるタイプであり、冷媒の圧縮機と凝縮器とこれらの熱交換用送風機51等を収納した室外機50とで一組の分離型空気調和装置を構成するものであり、空気調和機1と室外機50とは、空気調和機本体2の側面の一方の孔1Aを通って、電気配線53と断熱材で覆われた冷媒配管52とで連結された状態である。孔1Aは空気調和機本体2の左右側面に形成されており、いずれかを選択できるようになっている。空気調和機1は、空気吸い込み口3から吸い込んだ空気が空気吹き出し口4Aへ流れる空気通路に、空気流入面が下側となるように下部に対して上部が後方へ傾くように傾斜設置した熱交換器5と、空気吸い込み口3から吸い込んだ空気を熱交換器5の空気流入面へ送出する送風装置6が配置され、送風装置6は空気吸い込み口3から吸い込んだ空気の入口7と熱交換器5へ空気を送出する出口8を備えたファンケーシング9内にファン10が収納された形態である。
以下に、空気調和機1を具体的に説明する。空気調和機1は、前面開口2Aの空気調和機本体2と、空気調和機本体2に取り付けた前面パネル11によって空気調和機本体2の前面開口2Aを覆った、縦長形状をなしている。前面パネル11に空気吸い込み口3と空気吹き出し口4Aが形成されているが、前面パネル11は、空気吸い込み口3が斜め前方に向いた左右側壁に縦長に形成された下部前面パネル11Aと、空気吹き出し口4Aが前壁11Bの正面に形成された上部前面パネル11Bで構成されている。下部前面パネル11Aは、前壁11A1と、その左右端部に後方へ向けて延びた斜め前方に向いた左右側壁11A2を一体成形した合成樹脂の成形体である。また、上部前面パネル11Bは、上壁と、前壁11B1と、その左右端部に後方へ向けて延びた斜め前方に向いた左右側壁11B2を一体成形した合成樹脂の成形体である。
空気吸い込み口3から空気吹き出し口4へ連通するように、空気調和機本体2内に形成した空気通路には、下部前面パネル11Aの後方に送風装置6が配置され、上部前面パネル11Bの後方には熱交換器5が配置される。送風装置6は、空気の入口7を前面に備え空気の出口8を上面に備えたファンケーシング9内に、電動モータ12で駆動されるシロッコファン10が収納された形態である。シロッコファン10は、仕切り坂10Aの周縁部に多数の羽根10Bが等間隔で円形状に配置された周知の形態であり、回転によって前面開口から空気を吸い込み、多数の羽根10Bの間隔から周辺へ吐出する。電動モータ12はシロッコファン10内に入り込むように、仕切り板10Aの中央部が前方へ窪んでおり、この窪みに位置する状態で、仕切り板10Aの中心に電動モータ12の回転軸に結合された形態である。
ファンケーシング9は、空気の入口7を形成した前壁とその左右から延びた左右側壁を備えて背面が開口した形態である。電動モータ12は、取り付けネジ14によって空気調和機本体2の背壁2Bの所定位置へ取り付けられ、この状態で、ファンケーシング9を、その背面開口を塞ぐように空気調和機本体2の背壁2Bの所定位置に、断熱材56を介して取り付けネジ13によって取り付ける。この取り付けによって、シロッコファン10の前面開口が空気の入口7に対向する。シロッコファン10は、回転によって、その前面開口が空気の入口7から空気を吸い込み、多数の羽根10Bの間隔から周辺へ空気を吐出し、この吐出された空気は、ファンケーシング9の形状に沿って上方の空気の出口8から上方へ送出される。なお、空気調和機本体2の背壁2Bの内面と左右側壁の内面の略全体に亘って断熱材56、57が貼着されている。
図6、図7に示すように、熱交換器5は、略等間隔に並列の縦長のアルミニウム製の板状フィン5Aを冷媒パイプ5Bが貫通する形態であり、熱交換器5は、空気流入面がファンケーシング9の空気の出口8の上方で出口8に斜めに相対面するように、下部に対して上部が後方へ傾く傾斜設置であり、上部が空気調和機本体2の背壁2Bに近接または当接し、下部が空気調和機本体2の前面開口2Aに近接するように傾斜設置である。そして、熱交換器5は、空気調和機本体2内に横幅広く配置されるように、熱交換器5の左右幅が空気調和機本体2の左右側壁近傍まで達する大きさであり、正面投影状態では、上部前面パネル11Bの略全域に亘る大きさである。この構成は、熱交換面積を広く得るためである。空気調和機本体2には、熱交換器5の下端部がドレンパン25の上面開口に臨むように、熱交換器5の下端部の真下にドレンパン25が配置され、熱交換器5から流下する露をドレンパン25で受ける。
送風装置6の空気の出口8から上方へ送出される空気が、熱交換器5の空気流入面に広く供給されるようにするために、ファンケーシング9の空気の出口8の左右幅は、略熱交換器5の左右幅に近い寸法を形成している。
ファンケーシング9の前方において、空気調和機本体2の前面開口2Aの左右部に渡る取り付け板29に電装ボックス30が取り付けられている。電装ボックス30内には、空気調和機1の電源部やプリント基板等の電気部品を含む制御部30Aが収納されている。このため、図2等に示すように、電装ボックス30は、空気調和機本体2から前方へ突出状態に設けられている。
上部前面パネル11Bの前壁11B1の前面には、空気調和機1の運転状態等をLEDで表示する表示部や、リモートコントローラ60からの赤外線信号の受信部等を備えた制御パネル部28が設けられている。制御パネル部28に対応して上部前面パネル11Bの前壁11B1の裏面下部には、ケースに収納されて制御部30Aに電気接続された制御部27が取り付けられている。なお、リモートコントローラ60に替わって、またはリモートコントローラ60と併用にて、制御部30Aの動作を操作する操作部を制御パネル部28に併設してもよい。電装ボックス30内の制御部30Aの動作は、前記リモートコントローラ60またはリモートコントローラ60に替わる前記操作部の操作に基づき行われ、制御部30Aによって空気調和機1の運転制御を行う。
下部前面パネル11Aは、送風装置6や電装ボックス30の点検、修理、配線等を行ない易くするため、及び空気吸い込み口3の裏側に取り付けたフィルタの清掃や交換を行ない易くするために、空気調和機本体2に容易に取り外し可能な取り付け、または空気調和機本体2に開閉可能に支持されている。図示の形態では、下部前面パネル11Aは、図3及び図4に示すように、下端部の支点機能の突起33Aが、空気調和機本体2のべース部に形成した孔に挿入支持されて、上部が前後方向に回動可能に支持しており、図2に示すように開いた状態で持ち上げることによって、上方へ取り外せる構成である。また、下部前面パネル11Aは閉じた状態で、上部左右に設けた係止突起が空気調和機本体2のキャッチャ部33Bに保持される構成である。なお、空気調和機本体2内の底部に換気ユニットを設置した場合には、下部前面パネル11Aを開いた状態で、この換気ユニットの点検や組み込まれたフィルタの交換や清掃を行なうことができる。
一方、上部前面パネル11Bは、熱交換器5を通過した空気が衝突した後、上方の空気吹き出し口4Aから送出される空気流の空気通路の一部分を構成しているため、空気調和機本体2に所定の位置でネジでの固定、係止爪の係止等によって取り付けられており、頻繁に取り外しまたは開閉する構成ではないが、熱交換器5の点検等を行なう場合は、そのネジ等を外して空気調和機本体2から取り外し可能である。図示のものは、上部前面パネル11Bの左右側壁11B2から後方へ延びた複数の係止爪11B3が、空気調和機本体2の前面開口の左右フランジに形成した係止孔2A1に挿入されてその下端に係止することによって、上部前面パネル11Bが空気調和機本体2の前面開口の所定位置に取り付けられる構成である。係止孔2A1から係止爪11B3が外れる高さまで上部前面パネル11Bを持ち上げることによって、上部前面パネル11Bを取り外すことできる。
熱交換器5を通過した空気は、上部前面パネル11Bの前壁11B1の空気吹き出し口4Aから前方へ送出される空気流と、前壁11B1の裏面に衝突した後、上方の空気吹き出し口4Aから送出される空気流がある。空気調和機1が冷房運転される場合は、後者の空気流によって上部前面パネル11Bが冷却され、その前壁11B1及び左右側壁11B2の前面や裏面に結露が生じる虞がある。これを防止するために上部前面パネル11Bの裏面に発泡スチロール等の軽量の断熱材26を貼着している。この断熱材26は、空気吹き出し口4Aの周囲の断熱材26Bと、空気吹き出し口4Aの下方の断熱材26Aとに分割された構成である。断熱材26Aの左右幅は、上部前面パネル11Bの左右側壁11B2に亘る長さを有しており、下端部には結露水をドレンパン25へ落下させる庇部31をドレンパン25の上方へ臨ませて形成している。
上部前面パネル11Bの前壁11B1の上部には、空気吹き出し口4Aが略矩形状に形成されている。この空気吹き出し口4Aは、上部前面パネル11Bの前壁11B1に形成した略矩形状の孔に嵌合状態に取り付けた、フラップ用支持枠45によって確定される略矩形状に形成される。空気吹き出し口4Aには、後部に空気吹き出し口4Aの略縦方向長さの複数枚の合成樹脂製の縦フラップ35が横方向に略等間隔を存して並列配置され、その前部に空気吹き出し口4Aの略横方向長さの複数枚の合成樹脂製の横フラップ36が、縦方向に略等間隔を存して並列配置されている。
縦フラップ35は、空気吹き出し口4Aから吹き出す空気の向きを、左右方向に変える作用をするものであり、上下端部の縦方向軸37が支持枠45の上下辺に回動可能に支持されていて、第3電動モータ40の駆動に伴って、リンク機構41を介して、左右方向に向きが変更できる作動構成である。
横フラップ36は、空気吹き出し口4Aから吹き出す空気の向きを、上下方向に変える作用をするものであり、それぞれ左右端部から中心軸線上を横へ延びる横方向軸44が、支持枠45の左右辺に回動可能に支持されていて、空気吹き出し口4Aを上下に略2等分するように、分割された2組構成である。
上の組の複数(図では3枚)の横フラップ36Aは、支持枠45に取り付けた第1電動モータ38の駆動に伴って、リンク機構42を介して、上下方向に向きが変更できる作動構成である。この構成の実施例として図示した構成は、一つの横フラップ36Aの横方向軸44(図示のものは上から2番目の横フラップ36Aの横方向軸44)が、第1電動モータ38によって回動されるとき、他の全ての横フラップ36Aが同様に回動するようにするために、各横フラップ36Aは、第1電動モータ38の反対側の横方向軸44に、水平方向に突出する突起部42A1を備えた作動腕42Aが略直角に取り付けられ、この各突起部42A1が回動可能に嵌合する嵌合部(孔または軸受け部)42B1を形成した作動板42Bによって、各横フラップ36Aが連結された構成である。
これによって、第1電動モータ38が正回転と逆回転を行うことによって、一つの横フラップ36Aが上下に回動し、この回動に伴ってリンク機構42を介して、他の全ての横フラップ36Aも同様に上下に回動する。
また、下の組も上の組と同様の構成であり、下の組の複数(図では3枚)の横フラップ36Bは、支持枠45に取り付けた第2電動モータ39の駆動に伴って、リンク機構43を介して、上下方向に向きが変更できる作動構成である。この構成の実施例として図示した構成は、一つの横フラップ36Bの横方向軸44(図示のものは下から2番目の横フラップ36Bの横方向軸44)が、第2電動モータ39によって回動されるとき、他の全ての横フラップ36Bが同様に回動するようにするために、各横フラップ36Bは、第2電動モータ39の反対側の横方向軸44に、水平方向に突出する突起部43A1を備えた作動腕43Aが略直角に取り付けられ、この各突起部43A1が回動可能に嵌合する嵌合部(孔または軸受け部)43B1を形成した作動板43Bによって、各横フラップ36Bが連結された構成である。
これによって、第2電動モータ39が正回転と逆回転を行うことによって、一つの横フラップ36Bが上下に回動し、この回動に伴ってリンク機構43を介して、他の全ての横フラップ36Bも同様に上下に回動する。
なお、各横フラップ36A、36Bが、比較的薄い合成樹脂製の板状の場合には、中間部が下方へ弛むことがある。これの防止のための工夫として、支持枠45の上下辺の中間部に、上下方向に取り付けた中間支持部材46を設け、この中間支持部材46に中間支持部を設けている。実施例では、この中間支持部の構成として、中間支持部材46は、横方向軸44と同軸線上に設けられた軸受け部47を備え、各横フラップ36A、36Bの中間部に設けた中間軸48が、この軸受け部47によって回動可能に支持される構成である。このように、各横フラップ36A、36Bは、左右両端部と中間部が、同軸線上に設けられた軸受け部44と47によって支持されるため、上下方向の回動が支障なく行なえると共に、中間部が垂れ下がることも防止できる構成となる。
各横フラップ36(36A、36B)は、閉じた状態では、空気吹き出し口4Aを塞ぐように構成されている。空気調和機1には電源が供給状態であるが、まだ運転・停止スイッチAが操作されず、空気調和機1の運転が開始していない状態では、空気吹き出し口4Aの横フラップ36は、空気吹き出し口4Aを閉じた状態に設定されている。このため、運転状態にあった空気調和機1が運転を停止したときは、横フラップ36が閉じるため、空気調和機1を使用しないときは、空気吹き出し口4Aから塵埃やその他のものの侵入を防止できると共に、前壁11B1と略同一面を形成することにより、外観デザインも向上したものとなる。
空気調和機1の電源が供給状態(入った状態)において、前記リモートコントローラ60等の操作部に設けられた空気調和機1の運転・停止スイッチAのON操作に基づき、制御部30Aによって、電動モータ12、室外機50の圧縮機と熱交換用送風機51等が始動し、空気調和機1が運転を開始する。空気調和機1は、前記リモートコントローラ60等の操作部に設けられた運転モードの切り替えスイッチBによって、冷房運転と暖房運転に切り替えできる。このため、冷房運転の場合は、熱交換器5が所定の温度に冷却された状態で電動モータ12が始動するようにし、また、冷房運転の場合は、熱交換器5が所定の温度に上昇した状態で電動モータ12が始動するようにすれば好ましい。
上記のように、横フラップ36は上下に2分割された2組構成であり、上の組の複数の横フラップ36Aは第1電動モータ38によって上下方向に向きが変更される仕組みであり、下の組の複数の横フラップ36Bは第2電動モータ39によって上下方向に向きが変更される仕組みである。
電動モータ38と電動モータ39はステッピング式モータ方式であり、前記リモートコントローラ60に設けた風向スイッチの操作に基づき、制御部30Aによって、所定数の駆動パルスが電動モータ38と電動モータ39へ供給されて、所定角度回転する仕組みである。
まず、空気吹き出し口4Aの横フラップ36の動作について説明する。上記の構成によって、電動モータ38が逆回転することによって、作動板42Bが下方向に移動し、上の組の横フラップ36Aが横方向軸部44を中心として下方へ回動して空気吹き出し口4Aを閉じる。そして、この状態から電動モータ38が正回転して、作動板42Bが上方向に移動し、上の組の横フラップ36Aは、横方向軸部44を中心として上方へ回動して空気吹き出し口4Aを開く動作をする。
また、下の組の横フラップ36Bも同様であり、電動モータ39が逆回転することによって、作動板43Bが下方向に移動し、下の組の横フラップ36Bが横方向軸部44を中心として下方へ回動して空気吹き出し口4Aを閉じる。そして、この状態から電動モータ39が正回転して、作動板43Bが上方向に移動し、下の組の横フラップ36Bは、横方向軸部44を中心として上方へ回動して空気吹き出し口4Aを開く動作をする。
空気調和機1の電源が入った状態において、前記リモートコントローラ60等の操作部に設けられた空気調和機1の運転・停止スイッチAがON操作されると、制御部30Aによって、前述のように、室外機50の圧縮機と熱交換用送風機51等が始動し、空気調和機1が運転を開始する。空気調和機1の運転が停止状態では、横フラップ36が空気吹き出し口4Aを閉じるように設定されているため、空気調和機1が運転を開始すると、空気吹き出し口4Aを所定の設定状態に開く必要がある。このため、制御部30Aによって、各フラップ36A、36Bは所定の設定状態に開くように制御される。実施例では、制御部30Aによって、斜め下方に開く状態にセットされているが、水平状態に開く状態に開くように設定することもできる。
空気調和機1に対応するリモートコントローラ60には、第1電動モータ38と第2電動モータ39をそれぞれ単独制御するスイッチを設けている。この単独制御スイッチの操作に基づき、制御部30Aによって、第1電動モータ38が上の組の複数の横フラップ36Aを、上向き状態、水平状態、下向き状態のいずれかの状態となるように、ステップ動作によって往復可動するステップ制御手段(閉じた状態を加えたものとすることもできる)と、第2電動モータ39が下の組の複数の横フラップ36Bを、上向き状態、水平状態、下向き状態のいずれかの状態となるように、ステップ動作によって往復可動するステップ制御手段(閉じた状態を加えたものとすることもできる)を備えている。以下、これに関する一つの実施形態について説明する。
これは、次のような動作によって達成される。ここで、前記単独制御スイッチは、リモートコントローラ60に設けた上下風向スイッチのうちの上の組風向スイッチCと下の組風向スイッチDである。これらのスイッチの名称は、これに限定されない。
上記のように、空気調和機1が運転を開始すると、制御部30Aによって、各フラップ36A、36Bは、共に下向き開状態(斜め下向き開状態)に開く。この状態で、上の組の横フラップ36Aは、上の組風向スイッチCを1回ON操作すると、電動モータ38が所定回転して、各フラップ36Aが上方へ1ステップ動作して、空気の吹き出し方向を水平状態とする。次に上の組風向スイッチCを1回ON操作すると、電動モータ38が所定回転して、各フラップ36Aが上方へ1ステップ動作し、空気の吹き出し方向を上向き開状態(斜め上向き開状態)にする。次に上の組風向スイッチCを1回ON操作すると、上の組の電動モータ38が所定回転して、各フラップ36Aが下方へ1ステップ動作(回動)して、空気の吹き出し方向を水平状態にする。
更に、上の組風向スイッチCを1回ON操作すると、電動モータ38が所定回転して、各フラップ36Aが下方へ1ステップ動作して、空気の吹き出し方向を下向き開状態にする。更に上の組風向スイッチCを1回ON操作すると、電動モータ38が所定回転して、各フラップ36Aが上方へ1ステップ動作して、空気の吹き出し方向を水平状態とする。更にまた、上の組風向スイッチCを1回ON操作すると、上の組の電動モータ38が所定回転して各フラップ36Aが上方へ1ステップ動作し、空気吹き出し口4Aを上向き開状態とする。
以後、上記同様に上の組風向スイッチCのON操作ごとに、各フラップ36Aをステップ作動できる。このように上の組風向スイッチCのON操作ごとに風向をステップ制御できる。この場合、下の組の横フラップ36Bは下向き状態に開いたままである。
また、下の組の横フラップ36Bにおいても、上の組の横フラップ36A同様であり、空気調和機1が運転を開始したときは、下向き開状態(斜め下向き状態)に開いた状態にある。この状態で、下の組の横フラップ36Bは、リモートコントローラ60に設けた上下風向スイッチのうちの下の組風向スイッチDを1回ON操作すると、下の組の電動モータ39が所定回転して、各フラップ36Bが上方へ1ステップ動作して水平状態に開く。以後同様にして下の組風向スイッチDのON操作によって、各フラップ36Bが回動して空気の吹き出し方向を、上方、水平、下方、水平状態と順次変更できる。この場合、上の組の横フラップ36Aは下向き状態に開いたままである。
また、前記リモートコントローラ60に設けた空気調和機1の運転・停止スイッチAの再度のON操作によって、空気調和機1の運転が停止するが、上の組の横フラップ36Aも、下の組の横フラップ36Bも、これと共に待機状態、即ち、閉じた状態にセットされるように、制御部30Aによって、電動モータ38と電動モータ39が制御される。
また、横フラップ36A、36Bの開閉状態を、閉じた状態、略30度下方に開いた状態、略60度下方に開いた状態、水平状態、斜め上方に開いた状態のように、開く角度を更に細かく設定するようにしてもよい。この場合、上記のように空気調和機1が運転を開始すると、空気吹き出し口4Aを閉じていた横フラップ36A、36Bが、略30度開いた状態、または略60度開いた状態となるように、制御部30Aによって設定することもできる。
また、上の組風向スイッチCによる各フラップ36Aの方向選択と、下の組風向スイッチDによる各フラップ36Bの方向選択とを組み合わせることによって、種々の風向を作り出すことができる。例えば、横フラップ36Aと横フラップ36Bが共に水平状態の場合は、吹き出し空気が前方へ吹き出される標準モードである。また、横フラップ36Aと横フラップ36Bが共に上方状態の場合は、吹き出し空気が斜め上前方へ吹き出される上方モードであり、室内の天井部分の空気の流動を促進して、室内全体の空気調和ができ、室内の座敷や床や椅子に座っている人に直接、冷房時の冷風や暖房時の温風が当たらない柔和な空気調和ができる。また、横フラップ36Aと横フラップ36Bが共に下方状態の場合は、吹き出し空気が斜め下方へ吹き出される下方モードであり、湯上り時の体を心地よく冷やす場合や、室内の座敷や床や椅子に座っている人に集中して暖房の温風を当てるのに適する。
また、上の組の横フラップ36Aが水平状態であって、下の組の横フラップ36Bが上向き状態の場合は、吹き出し空気が水平状態とその上方領域へ吹き出される広域上方モードとなり、また下の組の横フラップ36Bが水平状態であって、上の組の横フラップ36Aが下向き状態の場合は、吹き出し空気が水平状態とその下方領域へ吹き出される広域下方モードとなる。このように、種々の吹き出し方向のモードを作ることもでき、室内に居る人の好みに応じた空気吹き出し方向を作り出すことができる空気調和を行うことができる。
また、上の組風向スイッチCと下の組風向スイッチDによって、横フラップ36Aと36Bが閉じた状態となるモードが、制御部30Aによって設定されておれば、下の組の横フラップ36Bは閉じたままで、上の組の横フラップ36Aによる風向変更状態や、または、上の組の横フラップ36Bは閉じたままで、下の組の横フラップ36Aによる風向変更状態を作ることができる。このような場合は、横フラップ36Aと横フラップ36Bの両方による風向変更の場合に比して、室内を循環する空気量が少ないモードでの空気調和ができ、室内に居る人の好みに応じた空気吹き出し方向を作り出すことができる空気調和を行うことができる。
また、空気調和機1に対応するリモートコントローラ60には、第1電動モータ38と第2電動モータ39を連動制御する上下連動風向スイッチEを設けることができる。このスイッチの名称は、これに限定されない。このスイッチEを1回ON操作するごとに、電動モータ38と39が同時にステップ作動して、上の組の横フラップ36Aと下の組の横フラップ36Bが同時に、同じ向きに開き、上記同様に、下向き状態、水平状態、上向き状態に、所定の順序によってステップ的に変化する作動を行なう。
なお、単独制御するスイッチC、Dは、一つの押しボタンをON操作するごとに、スイッチC、Dの動作が順次選択できるスイッチ手段の構成でも同じ機能であり、本発明の範囲である。また、単独制御するスイッチC、Dと連動制御するスイッチEが、一つの押しボタンをON操作するごとに、スイッチC、D、Eの動作が順次選択できるスイッチ手段の構成でも同じ機能であり、本発明の範囲である。
また、空気調和機1に対応するリモートコントローラ60には、第1電動モータ38によって上の組の複数の横フラップ36Aが、下向き状態、水平状態、上向き状態の態様が所定の順序によって連続的に変化するように制御する上の組連続風向スイッチFと、第2電動モータ39によって下の組の複数の横フラップ36Bが、下向き状態、水平状態、上向き状態の態様が所定の順序によって連続的に変化するように制御する下の組連続風向スイッチGを設けることができる。これらのスイッチの名称は、これに限定されない。
上の組連続風向スイッチFのON操作によって、制御部30Aによって、第1電動モータ38が連続的に正回転と逆回転を繰り返して、上の組の複数の横フラップ36Aが、閉じた状態から、下向き状態、水平状態、上向き状態の態様が、所定の順序によって連続的に変化するように制御される。また、下の組連続風向スイッチGのON操作によって、制御部30Aによって、第1電動モータ38が連続的に正回転と逆回転を繰り返して、下の組の複数の横フラップ36Bが、下向き状態、水平状態、上向き状態の態様が、所定の順序によって連続的に変化するように制御される。このため、
また、前記リモートコントローラ60等の操作部に、全自動上下同時風向スイッチH(別の名称でもよい)と、全自動上下撹拌風向スイッチI(別の名称でもよい)を設けることができる。この全自動上下同時風向スイッチHをONすることによって、制御部30Aに設定したモードに従って、電動モータ38と39が同時に正方向回転と逆方向回転を繰り返し、各横フラップ36Aと36Bが共に、上下方向に連続可動する同期運転モードとなる。
これらのスイッチF、G、Hは、一つの押しボタンをON操作するごとに、スイッチF、G、Hの動作が順次選択できるスイッチ手段の構成でも同じ機能であり、本発明の範囲である。
また、全自動上下撹拌風向スイッチIをONすることによって、制御部30Aに設定したモードによって、電動モータ38と39の一方が正方向回転するとき他方が逆方向回転し、一方が逆方向回転するとき他方が正方向回転する関係を繰り返すことによって、上の組の横フラップ36Aと下の組の横フラップ36Bが、互いに逆方向に連続作動する、所謂、反同期運転モードを選択できる。これによって、上の組の横フラップ36Aが水平状態から上方へ(または水平状態から下方へ)移動し、下の組の横フラップ36Bが水平状態から下方へ(または水平状態から上方へ)移動することによって、吹き出し空気の範囲が広がりを持つため、室内の空気循環をワイド状態とする。また、上の組の横フラップ36Aが水平状態から下方(または上方)へ移動し、下の組の横フラップ36Bが水平状態から上方(または下方)へ移動するとき、吹き出し空気の乱流状態を形成するため、室内の空気を上下に攪拌して室内温度斑を少なくできる状態となる。
空気調和機1の運転が停止しているときの各縦フラップ35の状態、即ち、各縦フラップ35の待機状態が、正面に向いて空気吹き出し口4Aを垂直に開いた全開状態であるか、または、各フラップ35が閉じた状態であるかは、いずれでもよく、これは、制御部30Aによる制御によって設定できる。以下、前者の場合において説明する。
各縦フラップ35は、上下端部から上下に延びる縦方向軸37が、支持枠45に回動可能に支持されていて、支持枠45に取り付けた第3電動モータ40によって、全ての縦フラップ35が同時に同じ方向に回動するように、リンク機構41を備えている。この構成の実施例として図示した構成は、一つの縦フラップ35(図5、図10では最右端の縦フラップ35)の縦方向軸37が第3電動モータ40によって回動されるとき、他の全ての縦フラップ35が同様に回動するために、全ての縦フラップ35には、縦方向軸37から所定の半径に突起部41Aが設けられ、これらの突起部41Aが回動可能に嵌合する嵌合部(孔または軸受け部)41B1を形成した作動板41Bによって、各縦フラップ35が連結された構成である。
これによって、第3電動モータ40が正回転と逆回転を行うことによって、一つの縦フラップ35が左右に回動し、この回動に伴ってリンク機構41を介して、他の全ての縦フラップ35も同様に左右に回動する。
電動モータ40はステッピング式モータ方式であり、前記リモートコントローラ60に設けた風向スイッチの操作に基づき、制御部30Aによって、所定数の駆動パルスが電動モータ40へ供給されて、所定角度回転する仕組みである。
実施例では、縦フラップ35が第3電動モータ40によって駆動される場合、空気調和機1の電源が入った状態において、空気調和機1の運転開始前は、各フラップ35は垂直に開いた状態である。この状態で、前記リモートコントローラ60等の操作部に設けられた空気調和機1の運転開始スイッチが操作されると、制御部30Aによって、前述のように、空気調和機1が運転を開始する。例えば、各フラップ35は垂直に開いた状態からスタートするとすれば、前記リモートコントローラ60等の操作部に設けられた縦フラップ35の左右風向スイッチJ(別の名称でもよい)を1回ON操作すると、第3電動モータ40が所定回転して、各フラップ35が1ステップ動作して左方向き(または右向き)状態となり、空気の吹き出し方向を正面左方状態(または右方状態)とする。次に左右風向スイッチJを1回ON操作すると、第3電動モータ40が所定回転して、各フラップ35が1ステップ動作して垂直に開いた状態となり、空気の吹き出し方向を正面状態とする。更に、左右風向スイッチJを1回ON操作すると、第3電動モータ40が所定回転して、各フラップ35が1ステップ動作して右方向き(または左向き)状態となり、空気の吹き出し方向を正面右方状態(または左方状態)とする。更にまた、左右風向スイッチJを1回ON操作すると、第3電動モータ40が所定回転して、各フラップ35が1ステップ動作して垂直に開いた状態となり、空気の吹き出し方向を正面状態とする。このように、左右風向スイッチJのON操作ごとに、空気の横方向(左右方向)の吹き出し方向をステップ的に変更できることとなる。
なお、前記リモートコントローラ60等の操作部に、全自動左右風向スイッチK(別の名称でもよい)を設け、この全自動左右風向スイッチKをONすることによって、制御部30Aに設定したモードによって、第3電動モータ40が正方向回転と逆方向回転を繰り返すことによって、各フラップ35が垂直に開いた状態、左方向き状態、垂直に開いた状態、右方向き状態を所定の順次で繰り返して、連続的に空気の横方向(左右方向)の吹き出し方向を変更できることとなる。
また、縦フラップ35も、リモートコントローラ60に設けた空気調和機1の運転停止スイッチAの停止操作(運転状態でのON操作)によって、待機状態、即ち、垂直に開いた状態にセットされるように、制御部30Aによって、電動モータ40が制御される。
空気吹き出し口4Aから吹き出す空気の向きを、電動式によって上下方向と左右方向のいずれにも変更できるようにするために、実施例では上記のように、リモートコントローラ60等の操作部に、横フラップ36を第1電動モータ38と第2電動モータ39によって作動するための上下方向の風向制御を行うための横フラップ用風向スイッチ手段と、縦フラップ35を第3電動モータ40によって作動するために、左右方向の風向制御を行うための縦フラップ用風向スイッチ手段とを設け、これらのスイッチ手段の操作によって、上下方向の風向制御と左右方向の風向制御を、単独で、または組み合わせ制御によって、種々の風向が形成できる構成としている。
なお、縦フラップ35の待機状態が、閉じた状態である場合は、空気調和機1が運転を開始したとき、それに伴って縦フラップ35は、空気吹き出し口4Aを垂直に開いた状態となるように、制御部30Aによって制御するように設定することによって、空気吹き出し口4Aからの空気の吹き出しが阻害されることはない。
上記のように、縦フラップ35は、空気吹き出し口4Aから吹き出す空気の向きを、左右方向に変える作用をするものであり、横フラップ36は、空気吹き出し口4Aから吹き出す空気の向きを、上下方向に変える作用をするものである。そして、横フラップ36は上下に2分割された上の組の複数の横フラップ36Aと、下の組の複数の横フラップ36Bで構成した2分割構成である。
横フラップ36を3分割、4分割のように、より多くの分割構成とすることも考えられるが、そのように空気の吹き出し方向を細分化しても、構成の複雑さによるコストアップや、操作の面倒さ等を考慮すれば、2分割の場合に比して遥かに大きい効果が期待できないので、2分割構成で目的を達成できる。
リモートコントローラ60は、図8に示すように、先端部に赤外線等による信号の授受を行なうセンサ部61と、1時間切りタイマを設定するタイマスイッチ62と、制御する室内温度を設定する温度設定スイッチ63と、各スイッチによる設定状態や操作状態を表示する表示部64や、空気調和機1のその他の機能を制御するスイッチを備えている。
縦フラップ35は、電動式としない場合は、各縦フラップ35の向きが、手動によって変更できる構成とすることができる。この構成は、第3電動モータ40の替わりに、リンク機構41を手動によって作動させればよい。このため、縦フラップ35の一つを手動によって左右に作動させることによって、各縦フラップ35の向きが同時に変更できる。
本発明の空気調和機は、空気調和機1の形態等については、上記実施形態に限定されず、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り、種々の空気調和機に適用できるものである。
本発明に係る床置き式空気調和機と室外機の関係を示す斜視図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機の下部前面パネルを開いた状態の前面斜視図である。(実施例1) 図1のC−C箇所の縦断面拡大側面図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機の送風装置と前面パネルの関係を示す背面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機の上部前面パネルの空気吹き出し口のフラップ構成を説明する背面斜視図である。(実施例1) 図1のD−D箇所の断面拡大図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機のドレンパン部分を説明する縦断側面図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機のリモートコントローラの操作部の説明図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機の空気吹き出し口のフラップ構成を示す背面上方斜視図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機の空気吹き出し口のフラップ構成を示す背面下方斜視図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機の空気吹き出し口のフラップ構成の分解斜視図である。(実施例1)
符号の説明
1・・・・・床置き式空気調和機
2・・・・・空気調和機本体
2A・・・・前面開口
3・・・・・空気吸い込み口
4A・・・・空気吹き出し口
5・・・・・熱交換器
5A・・・・板状フィン
5B・・・・冷媒パイプ
6・・・・・送風装置
7・・・・・空気入口
8・・・・・空気出口
9・・・・・ファンケーシング
10・・・・シロッコファン
11・・・・前面パネル
11A・・・下部前面パネル
11B・・・上部前面パネル
12・・・・電動モータ
25・・・・ドレンパン
26・・・・断熱材
26A・・・下方の断熱材
26B・・・上方の断熱材
27・・・・制御部
28・・・・制御パネル部
30・・・・電装ボックス
31・・・・庇部
35・・・・縦フラップ
36・・・・横フラップ
36A・・・上の組の横フラップ
36B・・・下の組の横フラップ
38・・・・第1電動モータ
39・・・・第2電動モータ
40・・・・第3電動モータ
41・・・・リンク機構
42・・・・リンク機構
43・・・・リンク機構
50・・・・室外機
60・・・・リモートコントローラ
A・・・・・運転・停止スイッチ
B・・・・・運転モードの切り替えスイッチ
C・・・・・上の組風向スイッチ
D・・・・・下の組風向スイッチ
E・・・・・上下連動風向スイッチ
F・・・・・上の組連続風向スイッチ
G・・・・・下の組連続風向スイッチ
H・・・・・全自動上下同時風向スイッチ
I・・・・・全自動上下撹拌風向スイッチ

Claims (5)

  1. 空気調和機本体の前面開口部に配置した前面パネルは、空気吸い込み口を形成した下部前面パネルと略矩形状の空気吹き出し口を前面に形成した上部前面パネルとを備え、前記空気吸い込み口から前記空気吹き出し口へ連通するよう前記空気調和機本体内に形成した空気通路には、前記下部前面パネルの後方に空気の入口を前面に備え空気の出口を上面に備えた送風装置が配置され、前記上部前面パネルの後方に下部に対して上部が後方へ傾く傾斜状態に熱交換器が前記空気調和機本体内に横幅広く配置され、前記空気吹き出し口には、後部に複数枚の縦フラップが横に間隔を存して並列配置され、その前部に複数枚の横フラップが縦に並列配置され、前記横フラップは上下に2分割された2組構成であり、上の組の複数の横フラップは第1電動モータによって上下方向に向きが変更される仕組みであり、下の組の複数の横フラップは第2電動モータによって上下方向に向きが変更される仕組みであり、前記空気調和機に対応するリモートコントローラには、前記第1電動モータと前記第2電動モータをそれぞれ単独制御状態と、連動制御状態に制御する横フラップ用スイッチ手段を設けたことを特徴とする床置き式空気調和機。
  2. 前記横フラップ用スイッチ手段によって、前記第1電動モータが前記上の組の複数の横フラップを、下向き状態、水平状態、上向き状態の態様に所定の順序によってステップ制御する手段と、前記第2電動モータが前記下の組の複数の横フラップを、下向き状態、水平状態、上向き状態の態様に所定の順序によってステップ制御する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の床置き式空気調和機。
  3. 前記空気調和機に対応するリモートコントローラには、前記第1電動モータによって前記上の組の複数の横フラップが、下向き状態、水平状態、上向き状態の態様が所定の順序によって連続的に変化するように制御するスイッチ手段と、前記第2電動モータによって前記下の組の複数の横フラップが、下向き状態、水平状態、上向き状態の態様が所定の順序によって連続的に変化するように制御するスイッチ手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の床置き式空気調和機。
  4. 前記空気調和機に対応するリモートコントローラには、前記第1電動モータによって前記上の組の複数の横フラップが風向を連続的に変化する態様と、この態様とは逆の態様で前記第2電動モータによって前記下の組の複数の横フラップが風向を連続的に変化するように制御するスイッチ手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の床置き式空気調和機。
  5. 前記リモートコントローラに、前記縦フラップを左右方向に作動する第3電動モータを制御する縦フラップ用スイッチ手段を設け、前記横フラップ用スイッチ手段と前記縦フラップ用スイッチ手段によって、上下方向の風向制御と左右方向の風向制御が、単独で、または組み合わせによって行なわれることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の床置き式空気調和機。
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