JP2008175459A - 床置き式空気調和機 - Google Patents

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好章 金子
Kenichi Nakajima
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Abstract

【課題】前面パネルの空気吸い込み口から吸い込んだ空気が前記前面パネルの斜め前方に向いた左右側壁に形成した空気吹き出し口へ流れる空気通路に、空気流入面が下側となるように下部に対して上部が後方へ傾くように傾斜設置した熱交換器と、前記空気吸い込み口から吸い込んだ空気を前記熱交換器の空気流入面へ送出する送風装置が配置された床置き式空気調和機が冷房運転されるとき、前記空気吹き出し口周辺の表面の結露水が、下方に流下して、空気吸い込み口のフィルタやその他の部分を濡らす問題を解決する。
【解決手段】前面パネルの斜め前方に向いた左右側壁に形成した空気吹き出し口周辺の表面の結露水を熱交換器の結露水を受けるドレンパンに導入するよう、左右側壁を表側から裏側へ貫通した排水孔を形成したこと。
【選択図】図9

Description

本発明は、空気吸い込み口から吸い込んだ空気が空気吹き出し口へ流れる空気通路に、熱交換器と、前記空気吸い込み口から吸い込んだ空気を前記熱交換器へ送出する送風機が配置された床置き式空気調和機に関する。
床置き式空気調和機として、床置き式空気調和機の本体をするケーシングの前面に、このケーシングの上下方向の全体に渡って前面パネルが設けられ、前面パネルの左右部分には左右傾斜面が形成され、この左右傾斜面の下半分とケーシングの左右側面に空気吸い込み口が形成され、この左右傾斜面の上半分に空気吹き出し口が形成されている。そして、空気吹き出し口には、空気の吹き出し方向を上下に変更する水平フラップ部と、空気の吹き出し方向を横方向に変更する垂直フラップ部が設けられたものがある。(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−343871号公報
この床置き式空気調和機が冷房運転されるとき、熱交換器で冷却された冷気が空気吹き出し口から吹き出す空気の吹き出し方向は、水平フラップ部と垂直フラップ部によって、上下方向と横方向に変更することができるが、湿度の多い環境においては、空気吹き出し口周辺が冷却されることによって、前面パネルの表面に結露水が発生し、この結露水が流下して下方の空気吸い込み口に設けたフィルタやその他の部分を濡らし、また、床置き式空気調和機が設置された床面を濡らすことが懸念される。
本発明は、このような点に鑑み、前面パネルの空気吹き出し口周辺に発生する結露水を熱交換器から流下する結露水を受けるドレンパンで受けるように構成して、上記のような問題を解決するものである。
第1の発明の床置き式空気調和機は、前面パネルの空気吸い込み口から吸い込んだ空気が前記前面パネルの斜め前方に向いた左右側壁に形成した空気吹き出し口へ流れる空気通路に、空気流入面が下側となるように下部に対して上部が後方へ傾くように傾斜設置した熱交換器と、前記空気吸い込み口から吸い込んだ空気を前記熱交換器の空気流入面へ送出する送風装置が配置され、前記送風装置は前記空気吸い込み口から吸い込んだ空気の入口と前記熱交換器へ空気を送出する出口を備えたファンケーシング内にファンが収納された形態であり、前記熱交換器の下端部は前記ファンケーシングの前面上部と前記前面パネルとの空間に配置したドレンパンの上面開口に臨み、前記熱交換器を通過した空気が前記前面パネルの前壁の裏側に衝突して左右の前記空気吹き出し口から吐出され、前記空気吹き出し口下部の前記左右側壁の表面の結露水を前記ドレンパンに導入する構成であることを特徴とする。
第2の発明の床置き式空気調和機は、第1発明において、前記空気吹き出し口下部の前記左右側壁の表面の結露水を前記ドレンパンに導入する排水孔が前記左右側壁を貫通して形成されたことを特徴とする。
第3の発明の床置き式空気調和機は、空気調和機本体の前面に配置した前面パネルは、空気吸い込み口を形成した下部前面パネルと空気吹き出し口を斜め前方に向いた左右側壁に形成した上部前面パネルを備え、前記空気吸い込み口から前記空気吹き出し口へ連通するよう前記空気調和機本体内に形成した空気通路には、前記下部前面パネルの後方に送風装置が配置され、前記上部前面パネルの後方に熱交換器が配置され、前記送風装置は空気の入口を前面に備え空気の出口を上面に備えたファンケーシング内にモータで駆動されるシロッコファンが収納された形態であり、前記熱交換器は空気流入面が前記ファンケーシングの空気の出口の上方に斜めに相対面するよう下部に対して上部が後方へ傾く傾斜設置であり、前記熱交換器の真下にドレンパンが配置され、前記熱交換器を通過した空気が前記前面パネルの前壁の裏側に衝突して左右の前記空気吹き出し口から吐出される床置き式空気調和機において、前記空気吹き出し口下部の前記左右側面の表面の結露水を前記左右側面の裏側に導く排水孔が前記左右側面を貫通して形成され、前記左右側面の裏側に導かれた結露水を受けるように前記ドレンパンの前端部が前記下部前面パネルの上端部に進入状態であることを特徴とする。
第4の発明の床置き式空気調和機は、空気調和機本体の前面に配置した前面パネルは、空気吸い込み口を形成した下部前面パネルと空気吹き出し口を斜め前方に向いた左右側壁に形成した上部前面パネルを備え、前記空気吸い込み口から前記空気吹き出し口へ連通するよう前記空気調和機本体内に形成した空気通路には、前記下部前面パネルの後方に送風装置が配置され、前記上部前面パネルの後方に熱交換器が配置され、前記送風装置は空気の入口を前面に備え空気の出口を上面に備えたファンケーシング内にモータで駆動されるシロッコファンが収納された形態であり、前記熱交換器は空気流入面が前記ファンケーシングの空気の出口の上方に斜めに相対面するよう下部に対して上部が後方へ傾く傾斜設置であり、前記熱交換器の真下にドレンパンが配置され、前記熱交換器を通過した空気が前記前面パネルの前壁の裏側に衝突して左右の前記空気吹き出し口から吐出される床置き式空気調和機において、前記上部前面パネルの左右側壁には上下方向に長く縦長の窪みが形成され、この窪みは下部が閉塞板部でその上部に縦長の前記空気吹き出し口が形成され、前記窪みには、閉じたとき前記縦長の窪みに嵌まり開いたとき前記空気吹き出し口が開放するよう電動モータで駆動される吹き出し口フラップが設けられ、前記窪みの下端部には、前記閉塞板部を流下する結露水を前記上部前面パネルの裏側に導く排水孔が形成され、前記ドレンパンは、前記排水孔に導かれた結露水を受ける位置まで左右幅を大きくしたことを特徴とする。
第5発明の床置き式空気調和機は、第4発明において、前記縦長の窪みの上下長さの略三分の一が閉塞板部であり略三分の二が前記空気吹き出し口であることを特徴とする。
第6の発明の床置き式空気調和機は、第4発明または第5発明において、前記排水孔には前記結露水を前記ドレンパンへ導く導水部を前記下部前面パネルの裏側に一体成形したことを特徴とする。
第1の発明は、空気吹き出し口下部の左右側壁の表面の結露水は、熱交換器の結露水を受けるドレンパンに導入されるため、この結露水が流下して下方の空気吸い込み口に設けたフィルタやその他の部分を濡らし、また、床置き式空気調和機が設置された床面を濡らすことを防止できる。
第2の発明では、空気吹き出し口下部の左右側壁の表面の結露水は、排水孔から前面パネルの裏側へ流れて下方の熱交換器の結露水を受けるドレンパンへ入る。このため、この結露水が流下して、下方の空気吸い込み口に設けたフィルタやその他の部分を濡らし、また、床置き式空気調和機が設置された床面を濡らすことを防止できる。
第3の発明では、熱交換器の結露水を受けるドレンパンの前端部が、下部前面パネルの上端部に進入状態であるため、排水孔から上部前面パネルの左右側面の裏側を流下する結露水を良好にドレンパンに導入できるものとなる。このため、この結露水が流下して、下方の空気吸い込み口に設けたフィルタやその他の部分を濡らし、また、床置き式空気調和機が設置された床面を濡らすことを防止できる。
第4の発明では、上部前面パネルの左右側壁に形成した縦長の窪みの上部が縦長の空気吹き出し口であり、その下部が閉塞板部で構成し、縦長の吹き出し口フラップでこの窪みを開閉する場合、閉塞板部を流下する結露水は、下部の排水孔から上部前面パネルの裏側へ導かれるが、熱交換器の結露水を受けるドレンパンは、排水孔に導かれた結露水を受ける位置まで左右幅を大きくしているため、この結露水を良好にドレンパンに導入できるものとなる。このため、この結露水が流下して、下方の空気吸い込み口に設けたフィルタやその他の部分を濡らし、また、床置き式空気調和機が設置された床面を濡らすことを防止できる。
第5の発明では、第4発明の効果に加えて、縦長の窪みの上下長さの略三分の一が閉塞板部41であり、略三分の二が空気吹き出し口4であることによって、空気調和に必要な十分な大きさの空気吹き出し口を上部位置に配置し、デザイン的にもバランスのとれた優れたものとなる。
第6の発明では、第4発明または第5発明の効果に加えて、排水孔には結露水をドレンパンへ導く導水樋部を下部前面パネルの裏側に一体成形したことにより、排水孔からドレンパンへの結露水の導入が良好となると共に、排水孔に別ものの結露水案内部材を取り付ける場合に比して、組み立てや部品点数が少なく、コスト面でも優れたものとなる。
本発明の床置き式空気調和機は、前面パネルの空気吸い込み口から吸い込んだ空気が前記前面パネルの斜め前方に向いた左右側壁に形成した空気吹き出し口へ流れる空気通路に、空気流入面が下側となるように下部に対して上部が後方へ傾くように傾斜設置した熱交換器と、前記空気吸い込み口から吸い込んだ空気を前記熱交換器の空気流入面へ送出する送風装置が配置され、前記送風装置は前記空気吸い込み口から吸い込んだ空気の入口と前記熱交換器へ空気を送出する出口を備えたファンケーシング内にファンが収納された形態であり、前記熱交換器の下端部は前記ファンケーシングの前面上部と前記前面パネルとの空間に配置したドレンパンの上面開口に臨み、前記熱交換器を通過した空気が前記前面パネルの前壁の裏側に衝突して左右の前記空気吹き出し口から吐出され、前記空気吹き出し口下部の前記左右側壁の表面の結露水を前記ドレンパンに導入する構成であり、以下に本発明の実施形態を記載する。
次に、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は本発明に係る床置き式空気調和機の正面図、図2は本発明に係る床置き式空気調和機と室外機の関係を示す斜視図、図3は本発明に係る床置き式空気調和機の空気吸い込み口と空気吹き出し口に設けた開閉フラップが開いた状態の説明用正面斜視図、図4は図1のA−A箇所の断面図、図5は本発明に係る床置き式空気調和機の下部前面パネルを開いた状態の空気調和機の前面斜視図、図6は本発明に係る床置き式空気調和機の送風装置と前面パネルの関係を示す背面斜視図、図7は図1のB−B箇所の断面拡大図、図8は本発明に係る床置き式空気調和機のドレンパン部分を説明する縦断側面図、図9は本発明に係る床置き式空気調和機の空気吹き出し口に設けた開閉フラップが開いた状態の拡大正面斜視図、図10は本発明に係る床置き式空気調和機の空気吹き出し口部の結露水の排水部の拡大図、図11は本発明に係る床置き式空気調和機の空気吹き出し口部の結露水の排水部を説明する断面図である。
図において、本発明に係る床置き式空気調和機1は、室内の床に設置されるタイプであり、冷媒の圧縮機と凝縮器とこれらの熱交換用送風機51等を収納した室外機50とで一組の分離型空気調和装置を構成するものであり、空気調和機1と室外機50とは、空気調和機本体2の側面の一方の孔1Aを通って、電気配線53と断熱材で覆われた冷媒配管52とで連結された状態である。孔1Aは空気調和機本体2の左右側面に形成されており、いずれかを選択できるようになっている。
空気調和機1は、空気吸い込み口3から吸い込んだ空気が空気吹き出し口4へ流れる空気通路に、空気流入面が下側となるように下部に対して上部が後方へ傾くように傾斜設置した熱交換器5と、空気吸い込み口3から吸い込んだ空気を熱交換器5の空気流入面へ送出する送風装置6が配置されている。送風装置6は、空気吸い込み口3から吸い込んだ空気の入口7と熱交換器5へ空気を送出する出口8を備えたファンケーシング9内にファン10が収納された形態である。空気調和機本体2には、熱交換器5の下端部がドレンパン25の上面開口に臨むように、熱交換器5の下端部の真下にドレンパン25が配置され、熱交換器5から流下する露をドレンパン25で受ける。
以下に、空気調和機1を具体的に説明する。空気調和機1は、前面開口2Aの空気調和機本体2と、空気調和機本体2に取り付けた前面パネル11によって空気調和機本体2の前面開口2Aを覆った、縦長形状をなしている。前面パネル11に空気吸い込み口3と空気吹き出し口4が形成されているが、前面パネル11は、空気吸い込み口3が斜め前方に向いた左右側壁に縦長に形成された下部前面パネル11Aと、空気吹き出し口4が斜め前方に向いた左右側壁に左右側面と上側面に形成された上部前面パネル11Bで構成されている。吸い込み口フラップ16の後方で空気吸い込み口3の裏側には、空気中の塵埃を捕捉するフィルタ3Fが着脱自在に取り付けられている。下部前面パネル11Aと上部前面パネル11Bは、それぞれ前壁と左右側壁を一体成形した合成樹脂の成形体である。
空気吸い込み口3から空気吹き出し口4へ連通するように、空気調和機本体2内に形成した空気通路には、下部前面パネル11Aの後方に送風装置6が配置され、上部前面パネル11Bの後方には熱交換器5が配置される。送風装置6は、空気の入口7を前面に備え空気の出口8を上面に備えたファンケーシング9内に、電動モータ12で駆動されるシロッコファン10が収納された形態である。シロッコファン10は、仕切り坂10Aの周縁部に多数の羽根10Bが等間隔で円形状に配置された周知の形態であり、回転によって前面開口から空気を吸い込み、多数の羽根10Bの間隔から周辺へ吐出する。電動モータ12はシロッコファン10内に入り込むように、仕切り板10Aの中央部が前方へ窪んでおり、この窪みに位置する状態で、仕切り板10Aの中心に電動モータ12の回転軸に結合された形態である。
ファンケーシング9は、空気の入口7を形成した前壁とその左右から延びた左右側壁を備えて背面が開口した形態である。電動モータ12は、取り付けネジ14によって空気調和機本体2の背壁2Bの所定位置へ取り付けられ、この状態で、ファンケーシング9を、その背面開口を塞ぐように空気調和機本体2の背壁2Bの所定位置に、断熱材56を介して取り付けネジ13によって取り付ける。この取り付けによって、シロッコファン10の前面開口が空気の入口7に対向する。シロッコファン10は、回転によって、その前面開口が空気の入口7から空気を吸い込み、多数の羽根10Bの間隔から周辺へ空気を吐出し、この吐出された空気は、ファンケーシング9の形状に沿って上方の空気の出口8から上方へ送出される。なお、空気調和機本体2の背壁2Bの内面と左右側壁の内面の略全体に亘って断熱材56、57が貼着されている。
図4に示すように、熱交換器5は、略等間隔に並列の縦長のアルミニウム製の板状フィン5Aを冷媒パイプ5Bが貫通する形態であり、熱交換器5は、空気流入面がファンケーシング9の空気の出口8の上方で出口8に斜めに相対面するように、下部に対して上部が後方へ傾く傾斜設置であり、上部が空気調和機本体2の背壁2Bに近接または当接し、下部が空気調和機本体2の前面開口2Aに近接するように傾斜設置である。そして、熱交換器5は、左右幅が空気調和機本体2の左右側壁近傍まで達する大きさであり、正面投影状態では、上部前面パネル11Bの略全域に亘る大きさである。この構成は、熱交換面積を広く得るためである。
送風装置6の空気の出口8から上方へ送出される空気が、熱交換器5の空気流入面に広く供給されるようにするために、ファンケーシング9の空気の出口8の左右幅は、略熱交換器5の左右幅に近い寸法を形成している。
図4、図5に示すように、ファンケーシング9の前方において、空気調和機本体2の前面開口2Aの左右部に渡る取り付け板29に電装ボックス30が取り付けられている。電装ボックス30内には、空気調和機1の電源部やプリント基板等の電気部品を含む制御部30Aが収納されている。このため、電装ボックス30は、空気調和機本体2から前方へ突出状態に設けられている。
上部前面パネル11Bの前壁11B1の前面には、空気調和機1の運転状態等をLEDで表示する表示部や、リモートコントローラ60からの赤外線信号の受信部等を備えた制御パネル部28が設けられている。制御パネル部28に対応して上部前面パネル11Bの前壁11B1の裏面下部には、ケースに収納されて制御部30Aに電気接続された制御部27が取り付けられている。なお、リモートコントローラ60に替わって、またはリモートコントローラ60と併用にて、制御部30Aの動作を操作する操作部を制御パネル部28に併設してもよい。制御部30Aの動作は、前記リモートコントローラ60またはリモートコントローラ60に替わる前記操作部の操作に基づき行われ、制御部30Aによって空気調和機1の運転制御を行う。
上部前面パネル11Bの左右側壁11B2には上下方向に長く縦長の窪み40が形成され、この窪み40は、下部が閉塞板部41であり、その上部に縦長の空気吹き出し口4が形成され、窪み40には、閉じたとき縦長の窪み40に嵌まって窪み40を塞ぎ、開いたとき空気吹き出し口4が開放するように、電動モータ17で駆動される吹き出し口フラップ19が設けられている。このため、吹き出し口フラップ19は、閉じたとき窪み40の全体を塞ぐ大きさに形成されている。これによって、空気調和機1を使用しないときは、吹き出し口フラップ19が閉じるため、空気吹き出し口4から塵埃やその他のものの侵入を防止できると共に、左右側壁11B2と略同一面を形成することにより、外観デザインも向上したものとなる。また、縦長の窪み40の上下長さの略三分の一が閉塞板部41であり、略三分の二が空気吹き出し口4であることによって、空気調和に必要な十分な大きさの空気吹き出し口4を上部位置に配置し、デザイン的にも優れたものとなる。
また、下部前面パネル11Aの左右側壁11A2には上下方向に長く縦長の窪み42が形成され、この窪み42の上下方向の略全体に亘って空気吸い込み口3が形成され、窪み42には、閉じたとき縦長の窪み42に嵌まって窪み42を塞ぎ、開いたとき空気吸い込み口3が開放するように、電動モータ115で駆動される吸い込み口フラップ16が設けられている。このため、吸い込み口フラップ16は、閉じたとき窪み42の全体を塞ぐ大きさに形成されている。これによって、空気調和機1を使用しないときは、吸い込み口フラップ16が閉じるため、空気吸い込み口3から塵埃やその他のものの侵入を防止できると共に、左右側壁11A2と略同一面を形成することにより、外観デザインも向上したものとなる。
下部前面パネル11Aには、電動モータ15で駆動される吸い込み口フラップ16によって各空気吸い込み口3を開閉するフラップ機構を設けている。吸い込み口フラップ16は、窪み42の全体を塞ぐ大きさの長尺形状の板状をなし、吸い込み口フラップ16の両端部は、空気吸い込み口3の長さ方向軸部23によって回動可能に支持され、その一方の軸部23が電動モータ15で駆動される仕組みである。図2、図3に示すように、軸部23が空気吸い込み口3の前部に位置しており、吸い込み口フラップ16は、空気吸い込み口3の前部において左右に開く。
このため、左右の空気吸い込み口3から吸い込む空気は、吸い込み口フラップ16によって横と後方から吸い込まれ、前方からに吸い込みが制限される構成である。このため、空気調和機1の電源が入った状態において、空気調和機1を使う人によって操作されるリモートコントローラ60等の操作部に設けられた空気調和機1の運転開始スイッチの操作に基づき、吸い込み口フラップ16が開く。そして、この操作部に設けられた空気調和機1の運転停止スイッチの操作に基づき、吸い込み口フラップ16が閉じる動作をする。
また、上部前面パネル11Bには、電動モータ18で駆動される吹き出し口フラップ19によって各空気吹き出し口4を開閉するフラップ機構を設けている。各吹き出し口フラップ19は、窪み40の全体を塞ぐ大きさの長尺形状の板状をなし、吹き出し口フラップ19の両端部は、空気吹き出し口4の長さ方向軸部24によって回動可能に支持されている。左右の空気吹き出し口4においては、図2、図3に示すように、軸部24が空気吹き出し口4の後部に位置しており、一方の軸部24または図9に一部を示すリンク機構24Aが電動モータ18で駆動されることにより、吹き出し口フラップ19が開閉する仕組みである。このため、吹き出し口フラップ19は、空気吹き出し口4の後部において斜め前方へ広がるように左右に開き、左右の空気吹き出し口4から吹き出す空気は、吹き出し口フラップ19によって後方へ吹き出すことが制限され、前方へ指向されるようになる。
また、上部の空気吹き出し口4においては、一方の軸部24側においてリンク機構24Aを介して電動モータ18で駆動される仕組みであり、図2、図3に示すように、軸部24が空気吹き出し口4の後部に位置しており、吹き出し口フラップ19は、空気吹き出し口4の後部において斜め前方へ広がるように上方に開く。このため、上部の空気吹き出し口4から吹き出す空気は、吹き出し口フラップ19によって後方へ吹き出すことが制限され、前方へ指向されるようになる。
このような動作は、空気調和機1の電源が入った状態において、前記リモートコントローラ60等の操作部に設けられた空気調和機1の運転開始スイッチの操作に基づき、制御部30Aによって吹き出し口フラップ19が開く。そして、この操作部に設けられた空気調和機1の運転停止スイッチの操作に基づき、制御部30Aによって吹き出し口フラップ19が閉じる動作をする。
吹き出し口フラップ19の閉じた位置と開いた位置の位置決めをするために、吹き出し口フラップ19が閉じたとき、窪み40の底壁45に形成した第1位置決めリブ46に当接したときの電動機18の負荷電流の検知によって閉じた位置とし、吹き出し口フラップ19が開いたとき、窪み40の底壁45に形成した第2位置決めリブ47に当接したときの電動機18の負荷電流の検知によって開いた位置とするように、制御部30Aによって電動機17の回転停止と回転方向の切り替えを制御している。
このため、空気調和機1の電源が入った状態において、先ず、前記リモートコントローラ60等の操作部に設けられた空気調和機1の運転開始スイッチが操作されると、制御部30Aによって空気調和機1の運転開始がすると共に、制御部30Aによって電動モータ18を逆方向回転させるために予め設定した所定数の駆動パルスが入力して、吹き出し口フラップ19が第1位置決めリブ46に当接した閉じた状態に戻す動作を行なう。このような動作を行なう理由は、空気調和機1の運転開始時に、吹き出し口フラップ19が半開き状態のときにも、吹き出し口フラップ19を一旦スタート位置である閉じた位置に戻すことによって、吹き出し口フラップ19の開閉制御を正確に行うためである。
このように吹き出し口フラップ19が第1位置決めリブ46に当接したとき、上記のように制御部30Aによって、電動機18の負荷電流の検知によって吹き出し口フラップ19が閉じた位置にあることが判定される。その状態で制御部30Aによって、電動モータ18を正方向回転させるために予め設定した所定数の駆動パルスが入力して、吹き出し口フラップ19が第2位置決めリブ47に当接する位置へ開く。このような動作が連続して行なわれる。そして、空気調和機1を停止させるときは、空気調和機1の運転停止スイッチの操作に基づき、制御部30Aによって電動モータ18に逆方向回転させるために予め設定した所定数の駆動パルスが入力して、吹き出し口フラップ19が第2位置決めリブ47に当接する位置へ閉じる。
吸い込み口フラップ16についても、上記同様に、窪み42の底壁に形成した第1位置決めリブと第2位置決めリブによって、制御部30Aによって電動機15の回転停止と回転方向の切り替えを制御している。
また、左右の空気吹き出し口4には、吹き出し口フラップ19の内側にあって、電動モータ17で駆動される吹き出し方向可変フラップ20によって、空気の吹き出し方向を上下に変更するフラップ機構を設けている。フラップ20は、左右の空気吹き出し口4の縦方向に略等間隔に配置した複数の板状フラップ(図では6枚)で構成され、各フラップ20は、上部前面パネル11Bに水平方向軸21によって回動可能に支持された状態で、一端部を縦方向連結棒22で連結されている。そして、電動モータ17によって縦方向連結棒22を上下方向に駆動することによって(例えば、フラップ20の一つを駆動することによって縦方向連結棒22を上下方向に駆動する)、各フラップ20は、空気の吹き出し方向を上下に変更する。
各フラップ20の駆動について説明する。空気調和機1の電源が入った状態において、前記リモートコントローラ60等の操作部に設けられた空気調和機1の運転開始スイッチが操作されると、制御部30Aによって、電動モータ12、室外機50の圧縮機と熱交換用送風機51等が始動して、空気調和機1が運転を開始する。この状態で各フラップ20は略水平状態である。この状態において、風向スイッチを1回操作するごとに、制御部30Aによって、電動モータ17が所定回転して、各フラップ20が上方または下方に回動して、空気の吹き出し方向を上方または下方に変更する。
これは例えば次のような動作によって達成される。即ち、風向スイッチを1回ON操作すると、電動モータ17が所定回転して、各フラップ20が上方へ1ステップ動作して、空気の吹き出し方向を上向きとする。次に風向スイッチを1回ON操作すると、電動モータ17が所定回転して、各フラップ20が下方へ1ステップ動作して、空気の吹き出し方向を略水平状態にする。次に風向スイッチを1回ON操作すると、電動モータ17が所定回転して、各フラップ20が下方へ1ステップ動作し、空気の吹き出し方向を下向きとする。更に風向スイッチを1回ON操作すると、電動モータ17が所定回転して、各フラップ20が上方へ1ステップ動作して、空気の吹き出し方向を略水平状態にする。このように風向スイッチのON操作ごとに風向を変更できる。
なお、前記リモートコントローラ60等の操作部に、自動風向スイッチを設け、この自動風向スイッチをONすることによって、制御部30Aによって、電動モータ17が正方向回転と逆方向回転を繰り返して、各フラップ20が上下方向に連続可動する状態に構成することもできる。この場合は、空気の吹出し方向が自動的に上下方向に変動することとなる。前記風向スイッチと前記自動風向スイッチは、別個に配置してもよいが、一体化して、手動風向と自動風向の各操作部を前記リモートコントローラ60等の操作部に設けた構成でもよい。
なお、空気調和機1が運転を開始する時点での各フラップ20の設定状態は、冷房運転と暖房運転において異なる状態とすることもできる。例えば、冷房運転の場合は略水平状態とし、暖房運転の場合は下向き状態となるように設定しておくこともできる。
上部前面パネル11Bの前壁11B1の裏面には、熱交換器5を通過した空気が衝突した後、主として左右と上方へ分流して、それぞれ左右の空気吹き出し口4と上部の空気吹き出し口4から吐出されるため、空気調和機1が冷房運転の場合は、上部前面パネル11Bの前壁11B1が冷却されて、その前面や裏面に結露が生じる虞がある。これを防止するために前壁11B1の裏面に発泡スチロール等の断熱材26を貼着している。
湿度の多い環境において空気調和機1が冷房運転される場合、熱交換器5で冷却された冷気が空気吹き出し口4から吹き出すとき、空気吹き出し口4の周辺に結露水が発生し、この結露水が流下して下方の空気吸い込み口3に設けたフィルタ3Fやその他の部分を濡らし、また、床置き式空気調和機1が設置された床面を濡らすことが懸念される。
本発明では、この問題に対処するために、空気吹き出し口4の周辺に発生する結露水を熱交換器5から流下する結露水を受けるドレンパン25で受けるように構成している。このため、上部前面パネル11Bの左右側壁11B2の表面(外面)の結露水がドレンパン25に導入されるように、左右側壁11B2を貫通して排水孔43を形成している。具体的な構成の一つとして、図に示すように、左右の窪み40の下端部の奥部には、閉塞板部41の表面を流下する結露水を上部前面パネル11Bの裏側に導くように、それぞれ左右の窪み40の底壁45を表側から裏側へ貫通した排水孔43を形成している。排水孔43は、閉塞板部41の下端に沿った長孔で形成され、排水孔43の下端には導水樋48が上部前面パネル11Bと一体成形で形成されている。
排水孔43を流れた結露水は、上部前面パネル11Bの裏側から下方へ流下して、その下方のドレンパン25へ入る。このため、ドレンパン25は、排水孔43に導かれた結露水を受ける位置まで左右幅と前後幅を大きく形成している。
なお、ドレンパン25を熱交換器5の結露水を受けるのみの前後幅が小さな形態とした場合は、排水孔43を流れた結露水を導水樋48に接続したパイプによってドレンパン25へ導くようにしてもよいが、上部前面パネル11Bを取り外し構成とした場合、上部前面パネル11Bを空気調和機本体2に取り付けるとき、このパイプがドレンパン25へ的確に位置する組み立てが面倒である。本発明ではそれが解決できる。
このようにドレンパン25の左右幅と前後幅を大きくことにより、湿度の多い環境において空気調和機1が冷房運転される場合、断熱材26の表面に結露水が生じた場合にも、その結露水をドレンパン25で受けるようにできる効果がある。排水孔43に導かれた結露水と断熱材26の表面の結露水をドレンパン25に導くために、図8に示すように、ドレンパン25は、電装ボックス30の上方にあって、下部前面パネル11Aの上端部に位置して、その前部が下部前面パネル11Aの前壁11A1と左右側壁11A2間で作る空間に進入するように、前方へ延びた状態である。
部品数の削減や組み立てのし易さ等を考慮して、ドレンパン25は、ファンケーシング9の上端部にファンケーシング9と一体に設けている。この場合、ファンケーシング9とドレンパン25は、金属製で構成して一体化することもできるが、製造のし易さとして、ドレンパン25は、ファンケーシング9の上端部に、合成樹脂製のファンケーシング9の成形と共に一体成形している。
実施例では、上部前面パネル11Bの裏側の断熱材26の表面の結露水をドレンパン25に導くために、庇部31が上部前面パネル11Bの下部からドレンパン25の上方に張り出すように形成されている。この庇部31は、上部前面パネル11Bの前壁11B1の下端の折り曲げ、または前壁11B1に取り付けによって形成され、略上部前面パネル11Bの前壁11B1と左右側壁11B2に亘る範囲に設けられている。図示のドレンパン25は、その上部が庇部31に下面に近接状態で、上部前面パネル11Bの前壁11B1と左右側壁11B2間で作る空間に進入するように配置している。
この構成によって、排水孔43に導かれた結露水と断熱材26の表面の結露水は、庇部31によってドレンパン25に導かれ、ドレンパン25の下方空間に電装ボックス30が配置されるため、上部前面パネル11Bの裏側を流下または落下する露は、ドレンパン25で受け止めることができるため、上記のような懸念は解決する。ドレンパン25の下面には、断熱のために断熱材59を貼付しており、ドレンパン25の下面への露つきを防止している。また、ドレンパン25の左右側壁は、空気調和機本体2の左右側壁に当接しているため、断熱のために断熱材58が貼着されている。ドレンパン25内に集められた結露水は、ドレンパン25の一側部に設けた排水孔25Aに接続された排水パイプ(図示せず)から、空気調和機本体2の側面の孔1Aを通って屋外に排水される。
本発明の空気調和機は、空気調和機1の形態等については、上記実施形態に限定されず、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り、種々の空気調和機に適用できるものである。
本発明に係る床置き式空気調和機の正面図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機と室外機の関係を示す斜視図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機の空気吸い込み口と空気吹き出し口に設けた開閉フラップが開いた状態の説明用正面斜視図である。(実施例1) 図1のA−A箇所の断面図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機の下部前面パネルを開いた状態の空気調和機の前面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機の送風装置と前面パネルの関係を示す背面斜視図である。(実施例1) 図1のB−B箇所の断面拡大図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機のドレンパン部分を説明する縦断側面図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機の空気吹き出し口に設けた開閉フラップが開いた状態の拡大正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機の空気吹き出し口部の結露水の排水部の拡大図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機の空気吹き出し口部の結露水の排水部を説明する断面図である。(実施例1)
符号の説明
1・・・・・床置き式空気調和機
2・・・・・空気調和機本体
2A・・・・前面開口
3・・・・・空気吸い込み口
4・・・・・空気吹き出し口
5・・・・・熱交換器
5A・・・・板状フィン
5B・・・・冷媒パイプ
6・・・・・送風装置
7・・・・・空気入口
8・・・・・空気出口
9・・・・・ファンケーシング
10・・・・シロッコファン
11・・・・前面パネル
11A・・・下部前面パネル
11B・・・上部前面パネル
12・・・・電動モータ
16・・・・吸い込み口フラップ
17・・・・電動モータ
18・・・・電動モータ
19・・・・吹き出し口フラップ
20・・・・吹き出し方向可変フラップ
25・・・・ドレンパン
26・・・・断熱材
27・・・・制御部
28・・・・制御パネル部
30・・・・電装ボックス
30A・・・制御部
31・・・・庇部
35・・・・縦フラップ
36・・・・横フラップ
38・・・・電動モータ
39・・・・電動モータ
40・・・・上部前面パネルの左右の窪み
41・・・・閉塞板部
42・・・・下部前面パネルの左右の窪み
43・・・・排水孔
45・・・・窪み40の底壁
48・・・・導水樋
50・・・・室外機
60・・・・リモートコントローラ

Claims (6)

  1. 前面パネルの空気吸い込み口から吸い込んだ空気が前記前面パネルの斜め前方に向いた左右側壁に形成した空気吹き出し口へ流れる空気通路に、空気流入面が下側となるように下部に対して上部が後方へ傾くように傾斜設置した熱交換器と、前記空気吸い込み口から吸い込んだ空気を前記熱交換器の空気流入面へ送出する送風装置が配置され、前記送風装置は前記空気吸い込み口から吸い込んだ空気の入口と前記熱交換器へ空気を送出する出口を備えたファンケーシング内にファンが収納された形態であり、前記熱交換器の下端部は前記ファンケーシングの前面上部と前記前面パネルとの空間に配置したドレンパンの上面開口に臨み、前記熱交換器を通過した空気が前記前面パネルの前壁の裏側に衝突して左右の前記空気吹き出し口から吐出され、前記空気吹き出し口下部の前記左右側壁の表面の結露水を前記ドレンパンに導入する構成であることを特徴とする床置き式空気調和機。
  2. 前記空気吹き出し口下部の前記左右側壁の表面の結露水を前記ドレンパンに導入する排水孔が前記左右側壁を貫通して形成されたことを特徴とする請求項1に記載の床置き式空気調和機。
  3. 空気調和機本体の前面に配置した前面パネルは、空気吸い込み口を形成した下部前面パネルと空気吹き出し口を斜め前方に向いた左右側壁に形成した上部前面パネルを備え、前記空気吸い込み口から前記空気吹き出し口へ連通するよう前記空気調和機本体内に形成した空気通路には、前記下部前面パネルの後方に送風装置が配置され、前記上部前面パネルの後方に熱交換器が配置され、前記送風装置は空気の入口を前面に備え空気の出口を上面に備えたファンケーシング内にモータで駆動されるシロッコファンが収納された形態であり、前記熱交換器は空気流入面が前記ファンケーシングの空気の出口の上方に斜めに相対面するよう下部に対して上部が後方へ傾く傾斜設置であり、前記熱交換器の真下にドレンパンが配置され、前記熱交換器を通過した空気が前記前面パネルの前壁の裏側に衝突して左右の前記空気吹き出し口から吐出される床置き式空気調和機において、前記空気吹き出し口下部の前記左右側面の表面の結露水を前記左右側面の裏側に導く排水孔が前記左右側面を貫通して形成され、前記左右側面の裏側に導かれた結露水を受けるように前記ドレンパンの前端部が前記下部前面パネルの上端部に進入状態であることを特徴とする床置き式空気調和機。
  4. 空気調和機本体の前面に配置した前面パネルは、空気吸い込み口を形成した下部前面パネルと空気吹き出し口を斜め前方に向いた左右側壁に形成した上部前面パネルを備え、前記空気吸い込み口から前記空気吹き出し口へ連通するよう前記空気調和機本体内に形成した空気通路には、前記下部前面パネルの後方に送風装置が配置され、前記上部前面パネルの後方に熱交換器が配置され、前記送風装置は空気の入口を前面に備え空気の出口を上面に備えたファンケーシング内にモータで駆動されるシロッコファンが収納された形態であり、前記熱交換器は空気流入面が前記ファンケーシングの空気の出口の上方に斜めに相対面するよう下部に対して上部が後方へ傾く傾斜設置であり、前記熱交換器の真下にドレンパンが配置され、前記熱交換器を通過した空気が前記前面パネルの前壁の裏側に衝突して左右の前記空気吹き出し口から吐出される床置き式空気調和機において、前記上部前面パネルの左右側壁には上下方向に長く縦長の窪みが形成され、この窪みは下部が閉塞板部でその上部に縦長の前記空気吹き出し口が形成され、前記窪みには、閉じたとき前記縦長の窪みに嵌まり開いたとき前記空気吹き出し口が開放するよう電動モータで駆動される吹き出し口フラップが設けられ、前記窪みの下端部には、前記閉塞板部を流下する結露水を前記上部前面パネルの裏側に導く排水孔が形成され、前記ドレンパンは、前記排水孔に導かれた結露水を受ける位置まで左右幅を大きくしたことを特徴とする床置き式空気調和機。
  5. 前記縦長の窪みの上下長さの略三分の一が閉塞板部であり略三分の二が前記空気吹き出し口であることを特徴とする請求項4に記載の床置き式空気調和機。
  6. 前記排水孔には前記結露水を前記ドレンパンへ導く導水部を前記下部前面パネルの裏側に一体成形したことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の床置き式空気調和機。
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