JPS6073050A - 内燃機関用燃料噴射装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は内燃機関用燃料噴射装置に関するものである。

〔発明の背景〕

一般に、１個の燃料噴射弁を絞り弁上流に配置し、内燃
機関の各吸気マニホルドに燃料を分配供給する、いわゆ
る単点燃料噴射装置は將開昭５８−２３２６６号公報等
に開示されている。

ところで最近、自動車の低高化に伴いエアクリーナと吸
気マニホルドの出口（吸気ボート）の間の実質的な高さ
を短かくすることが要求されている。

そして、上記した公報等で見られるような単点燃料噴射
装置においては、エアクリーナ出口と吸気マニホルドの
集合部とを継ぐ吸気通路は略直角に曲げられており、こ
の場合吸気通路は略鉛直方向に延びる鉛直通路と、吸気
マニホルドの集合部に継がろ水平通路とよりなっている
。そして、この鉛直通路には燃料噴射弁および絞り弁が
配置でれた絞り弁室が設置きれている。

したがって、エアクリーナと吸気マニホルドとの実質的
な高さを短かくするためには鉛直通路の長さを短かくす
れば良いことがわかる。

しかしながら、このような構成を採用すると、燃料噴射
弁から供給された燃料が直ちに鉛直通路と水平通路の接
続部に衝突して、燃料が液膜状の状態を呈し、排気エミ
ッション上好畦しくない結果を生じていた。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、エアクリーナと吸気マニホルドの間の
実質的な高舌を短かくすると共に燃料の液膜化をなくす
ようにすることにある。

〔発明の概要〕

本発明の特徴はエアクリーナの出口から吸気マニホルド
の集合部までの吸気進路全路水平の通路とし、燃料噴射
弁もまた吸気通路中に略水平の状態に配置したところに
ある。

〔発明の実施例〕

第１図は本発明のシステム構成を示すもので、参照番号
１０は内燃機関を示し、内燃機関には吸気マニホルドが
接続されており、この吸気マニホルドは集合部１２より
分岐されている。

集合部１２はサージタンク１４を含む略水平に設置され
た吸気通路１６を介してエアクリーナ１８へ接続されて
いる。

吸気通路１６の途中には絞り弁室２０が配置されており
、この絞り弁室２０には絞り弁２２および略水平に設置
された燃料噴射弁２４が配置きれている。

燃料噴射弁２４には、燃料タンク２６、燃料ポンプ２８
、フィルタ３０、および燃圧ダンパー３２を介して燃料
が供給され、かつ燃圧調整弁３４を介して燃料タンク２
６へ帰還てれている。

また、燃料噴射弁２４にはデジタルコンピュータ３６で
泪算芒れた開弁信号が与えられ、この信号に基づいて燃
料が噴射される。

次に第２に基づき更に詳細を説明すると、絞り弁室２０
には回転自在は絞り弁２２が配置され、その上流の吸気
通路１６の中心軸線付近には燃料噴射弁２４が配置され
ている。

燃料噴射弁２４はホルダー３８の収納部４０に収納さｎ
て保持されており、かつカバー４２が燃燃噴射弁２４を
挾持する形でホルダー３８に固定されることで固定保持
されるものである。このカバー４２とホルダー３８はボ
ルト等によって固定されている。

ホルダー３８に収納された燃料噴射弁２４の開口部２４
　Ａはホルダー３８と液密にてれてボルダ−３８より突
出され、円錐状に燃料を噴射するようになっている。

更にホルダー３８と燃料噴射弁２４の間には燃料入口室
４４と、燃料出口室４６が形成されており、燃料入口室
４４と燃料出口室４６は燃料噴射弁２４の内部に形成し
た燃料帰還通路（図示せず）によって連通されている。

そして、燃料入口室４４と燃料出口室４６はボルダ−３
８に形成した燃料入口通路４８および燃料出口通路５０
に接続でれている。

ここで、燃料入口通路４８と燃料用１０通路５゜は燃料
噴射弁２４の中心軸線を水平面で切ＩＡ’ｌｒ　した面
より天側に向って延びており、かつ燃料噴射弁２４の中
心軸線に対して鋭角ケなしている。

虹に、燃料入口通路４８と燃料出口通路５ｏとは気泡抜
き通路５２により一部が連通式れている。

次に絞υ弁室２０の中心軸線を水平面で切断した面より
天側の絞り弁室２０には燃料流入部５４と燃料流出部５
６が形成されており、これらは燃料入口通路４８と燃料
出口通路５０と各々接続でれている。

そして、絞り弁室２０とホルダー３８は別体に構成をれ
ており、ボルト等によってホルダー３８は絞り弁室２０
に固定されるものである。

以上において、燃料ポンプ２８からの燃料は絞り弁室２
０に形成した燃料流入部５４へ送られ、ホルダー３８の
燃料入口通路４８ｆ：通って燃料入口室４４に至り、そ
の一部が吸気通路１６内に噴射烙れた後、燃料出口室４
６、燃料出口通路５０を通って燃料流出部５６へ至り、
燃料タンク２６へ帰還埒れるものである。

したがって吸気通路１６は略水平の通路として形成して
あシ、かつ燃料噴射弁２４も略水平に配置しておるため
、燃料は液膜化することなく内燃機関の燃焼室へ移送さ
れるものである。

また、このような構成を採用した場合、燃料中の気泡が
燃料噴射弁２４の弁付近に滞溜すると燃料噴射弁２４か
ら燃料が噴射てれない問題があるが、本実施例によれば
燃料入口室４４と燃料出口室４６に継がる燃料入口通路
４８、燃料出口通路５０、燃料流入部５４および燃料流
出部５６のすべてが、絞り弁室２０あるいは燃料ｕＢ射
弁２４の中心軸線を水平面で切断した面より天′ｌｔ’
ｌｌに向って延びるように形成てれているので、燃料中
の気泡は重力とは反対方向の浮力によってヒ昇するため
、気泡が燃料噴射弁２４の升付近に滞溜することがない
ものである。

更に第２図に示しであるように吸気１市路１６の下面に
は温水通路５８が形成されているため、吸気通路１６の
下面に伺着した燃オニｌはすみやかに蒸発されるので液
膜の形成を防止するうえで有利となるものである。

尚、温水通路５８は燃料噴射弁２４の開口部２４Ａ付近
まで延在させることが好オしい。

また、ホルダー３８と絞り弁室２０とは別体に構成しで
あるため、製造１組立が容易となるものである。

〔発明の効果〕

本発明によれば、エアクリーナの出口から吸気マニホル
ドの集合部に至るまでの吸気通路を略水平にすることに
よって、エアクリーナから吸気マニホルドまでの高さを
短かくすることができると共に、燃料噴射弁も略水平に
して吸気通路内に設置することによって、燃料の液膜化
を防止できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明になる内燃機関用燃料噴射装置の構成図
、第２図は第１図の要部断面図である。 １２・・・集合部、１６・・・吸気通路、２０・・・絞
り弁室、２２・・・絞り弁、２２・・・燃料噴射弁、３
８・・・ホルダー、４８・・・燃料入口通路、５０・・
・燃料出口通路、５８・・・温水通路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、各燃焼室に接続づれた吸気マニホルドとエアクリー
   ナの出口寸でを継ぐ吸気通路の途中に前記エアクリーナ
   側から燃料噴射弁、絞り弁を配置した内燃機関用燃料噴
   射装置において、 前記エアクリーナの出口から前記吸気マニホルドの集合
   部までの前記吸気通路全格水平の通路に形成すると共に
   、前記燃料噴射弁を前記吸気通路の中心軸線付近に略水
   平に配置したことを特徴とする内燃機関用燃料噴射装置
   。 ２、特許請求の範囲第１項において、前記絞り弁と前記
   燃料噴射弁とは前記吸気通路の一部を形成する絞り弁室
   に配置されていることを特徴とする内燃機関用燃料１Ｉ
   Ｃ（射装置。 ３　％許請求の範囲第２項において、前記燃料噴射弁に
   供給てれる燃料の通路は前記燃料噴射弁の中）ｂ軸線を
   水平面で切断した面より天側に向って延ひていることを
   特徴とする内燃機関用燃料噴射装置。 ４、特許請求の範囲第３項において、前記燃料噴射弁は
   ホルダー内に保持され、前記燃料噴射弁と前記ホルダー
   の間には・に？ミ料入ロ罠と燃料出口室とが形成され、
   前記燃料入口室および前記燃料出口室は前記ホルダーに
   形成てれ天側に延びる燃料入口通路と燃料出口通路を介
   して前記絞弁室に形成した燃料流入部と燃料流出部へ以
   続されていることを特徴とする内燃機関用燃料噴射装（
   ｈ０５、特許請求の範囲第４項においてｓ　ＭｉＪ記ホ
   ルダーと前記絞り弁室ハそれぞれ別部品であることを特
   徴とする内燃機関用燃料噴射装置ｒ」゛。 ６、特許請求の範囲第４項において、ｎ’＋５記絞り弁
   室の下端面には加熱部が形成ｇｉｎでいることをｔｐケ
   徴とする内燃機関用燃料噴射装置。