JPH0861769A - 空気調和機の風向調節装置 - Google Patents
空気調和機の風向調節装置Info
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- JPH0861769A JPH0861769A JP7205673A JP20567395A JPH0861769A JP H0861769 A JPH0861769 A JP H0861769A JP 7205673 A JP7205673 A JP 7205673A JP 20567395 A JP20567395 A JP 20567395A JP H0861769 A JPH0861769 A JP H0861769A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 風向調節翼とブラケットの取付け構造を改善
して、簡便かつ迅速に組み立てることができる空気調和
機の風向調節装置を提供する。 【解決手段】 複数のヒンジピン（６１、６２、６３、
６４）を設けた風向調節翼（６０）と、これらを上下回
転可能に支持するブラケット（７１、７２、７３、７
４）を設けたハウジング（７０）から構成される風向調
節装置において、同一方向を向いているヒンジピン（６
２、６３、６４）の長さを、順次長くなるように形成し
て、これに対応するブラケット（７２、７３、７４）に
形成されたヒンジホール（８２、８３、８４）に、順次
結合されるようにする。更に、ハウジング（７０）の一
側端に配置されたブラケット（７１）には、そのブラケ
ット（７１）の先端より内側に切取られた切取り部（８
１）が形成されていて、前記のヒンジピン（６２、６
３、６４）と反対方向を向いている１つのヒンジピン
（６１）は、そのブラケット（７１）の前面より嵌め込
まれる。
して、簡便かつ迅速に組み立てることができる空気調和
機の風向調節装置を提供する。 【解決手段】 複数のヒンジピン（６１、６２、６３、
６４）を設けた風向調節翼（６０）と、これらを上下回
転可能に支持するブラケット（７１、７２、７３、７
４）を設けたハウジング（７０）から構成される風向調
節装置において、同一方向を向いているヒンジピン（６
２、６３、６４）の長さを、順次長くなるように形成し
て、これに対応するブラケット（７２、７３、７４）に
形成されたヒンジホール（８２、８３、８４）に、順次
結合されるようにする。更に、ハウジング（７０）の一
側端に配置されたブラケット（７１）には、そのブラケ
ット（７１）の先端より内側に切取られた切取り部（８
１）が形成されていて、前記のヒンジピン（６２、６
３、６４）と反対方向を向いている１つのヒンジピン
（６１）は、そのブラケット（７１）の前面より嵌め込
まれる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の風向
調節装置に係り、特に、組立て作業が容易になるよう
に、風向調節翼に形成されたヒンジピンの構造を改善し
た、空気調和機の風向調節装置に関する。
調節装置に係り、特に、組立て作業が容易になるよう
に、風向調節翼に形成されたヒンジピンの構造を改善し
た、空気調和機の風向調節装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の一般的な空気調和機は、図４に示
すように、ケース１の前面に空気吸入口１０と空気排出
口１１が形成されている。
すように、ケース１の前面に空気吸入口１０と空気排出
口１１が形成されている。
【０００３】また、ケース１の内部には、吸入された室
内空気を冷却する熱交換器１２と、冷却された室内空気
を排出させるファン１３が設置される。
内空気を冷却する熱交換器１２と、冷却された室内空気
を排出させるファン１３が設置される。
【０００４】空気排出口１１には、排出する空気を上下
方向へ調節する風向調節装置１５と、左右方向へ調節す
る風向調節装置１４が設置される。
方向へ調節する風向調節装置１５と、左右方向へ調節す
る風向調節装置１４が設置される。
【０００５】更に、熱交換器１２の前方には、吸入され
る室内空気を浄化するフィルター１６及び空気清浄器１
７が設置される。
る室内空気を浄化するフィルター１６及び空気清浄器１
７が設置される。
【０００６】前記のように構成された空気調和機では、
室内空気がファン１３の作動によって空気吸入口１０を
通じて流入され、熱交換器１２を経ながら冷却された
後、空気排出口１１を通じて室内に排出される。
室内空気がファン１３の作動によって空気吸入口１０を
通じて流入され、熱交換器１２を経ながら冷却された
後、空気排出口１１を通じて室内に排出される。
【０００７】この時、排出される空気の方向は、風向調
節装置１４，１５によって調節される。
節装置１４，１５によって調節される。
【０００８】図５は、従来の風向調節装置１５を図示し
た分解斜視図である。風向調節装置１５は、空気調和機
の内部に流入され冷却された空気の排出方向を調節する
ために、上下方向に回転する第１及び第２風向調節翼２
０ａ，２０ｂと、該風向調節翼２０ａ，２０ｂを収容す
るハウジング３０とから構成される。
た分解斜視図である。風向調節装置１５は、空気調和機
の内部に流入され冷却された空気の排出方向を調節する
ために、上下方向に回転する第１及び第２風向調節翼２
０ａ，２０ｂと、該風向調節翼２０ａ，２０ｂを収容す
るハウジング３０とから構成される。
【０００９】第１風向調節翼２０ａの内壁両端及びその
間には、複数のヒンジピン２１ａ，２２ａ，２３ａが、
相互一定の間隔を成して、その翼２０ａの長さ方向へ突
出される。
間には、複数のヒンジピン２１ａ，２２ａ，２３ａが、
相互一定の間隔を成して、その翼２０ａの長さ方向へ突
出される。
【００１０】第１風向調節翼２０ａの右側端に位置した
ヒンジピン２１ａと、左側端に位置したヒンジピン２３
ａは、第１風向調節翼２０ａの外側を向いて、互いに反
対側へ伸ばされ、その間に位置したヒンジピン２２ａ
は、左側端を向いて伸ばされる。
ヒンジピン２１ａと、左側端に位置したヒンジピン２３
ａは、第１風向調節翼２０ａの外側を向いて、互いに反
対側へ伸ばされ、その間に位置したヒンジピン２２ａ
は、左側端を向いて伸ばされる。
【００１１】第２風向調節翼２０ｂにも、第１風向調節
翼２０ａと同一の形態で、複数のヒンジピン２１ｂ，２
２ｂ，２３ｂが形成されている。
翼２０ａと同一の形態で、複数のヒンジピン２１ｂ，２
２ｂ，２３ｂが形成されている。
【００１２】ハウジング３０の両側端とその間の空気排
出口１１には、第１及び第２風向調節翼２０ａ，２０ｂ
を回転可能になるように支持するために、複数個のブラ
ケット３１，３２，３３が前記の風向調節翼２０ａ，２
０ｂと垂直になるように設置されている。
出口１１には、第１及び第２風向調節翼２０ａ，２０ｂ
を回転可能になるように支持するために、複数個のブラ
ケット３１，３２，３３が前記の風向調節翼２０ａ，２
０ｂと垂直になるように設置されている。
【００１３】各ブラケット３１，３２，３３の先端の上
側には、第１風向調節翼２０ａのヒンジピン２１ａ，２
２ａ，２３ａを収容するためのヒンジホール４１ａ，４
２ａ，４３ａが形成されている。
側には、第１風向調節翼２０ａのヒンジピン２１ａ，２
２ａ，２３ａを収容するためのヒンジホール４１ａ，４
２ａ，４３ａが形成されている。
【００１４】更に、各ブラケット３１，３２，３３の先
端の下側には、第２風向調節翼２０ｂのヒンジピン２１
ｂ，２２ｂ，２３ｂを収容するためのヒンジホール４１
ｂ，４２ｂ，４３ｂが形成されている。
端の下側には、第２風向調節翼２０ｂのヒンジピン２１
ｂ，２２ｂ，２３ｂを収容するためのヒンジホール４１
ｂ，４２ｂ，４３ｂが形成されている。
【００１５】従って、第１風向調節翼２０ａのヒンジピ
ン２１ａ，２２ａ，２３ａが、各々ブラケット３１，３
２，３３の上側に位置したヒンジホール４１ａ，４２
ａ，４３ａに結合され、第２風向調節翼２０ｂのヒンジ
ピン２１ｂ，２２ｂ，２３ｂが、各々ブラケット３１，
３２，３３の下側に位置したヒンジホール４１ｂ，４２
ｂ，４３ｂに結合されることによって、第１及び第２風
向調節翼２０ａ，２０ｂが、ハウジング３０に上下方向
へ回転可能に取り付けられる。
ン２１ａ，２２ａ，２３ａが、各々ブラケット３１，３
２，３３の上側に位置したヒンジホール４１ａ，４２
ａ，４３ａに結合され、第２風向調節翼２０ｂのヒンジ
ピン２１ｂ，２２ｂ，２３ｂが、各々ブラケット３１，
３２，３３の下側に位置したヒンジホール４１ｂ，４２
ｂ，４３ｂに結合されることによって、第１及び第２風
向調節翼２０ａ，２０ｂが、ハウジング３０に上下方向
へ回転可能に取り付けられる。
【００１６】図６は、第１風向調節翼２０ａのヒンジピ
ン２１ａ，２２ａ，２３ａが、各々のブラケット３１，
３２，３３の上側ヒンジホール４１ａ，４２ａ，４３ａ
に、結合された状態を示したものである。
ン２１ａ，２２ａ，２３ａが、各々のブラケット３１，
３２，３３の上側ヒンジホール４１ａ，４２ａ，４３ａ
に、結合された状態を示したものである。
【００１７】第１風向調節翼２０ａの右側端に位置した
ヒンジピン２１ａは、ブラケット３１の左側から右側に
向かってヒンジホール４１ａに嵌められ、ヒンジピン２
２ａ，２３ａは、ブラケット３２，３３の右側から左側
に向かって、ヒンジホール４２ａ，４３ａに嵌められ
る。
ヒンジピン２１ａは、ブラケット３１の左側から右側に
向かってヒンジホール４１ａに嵌められ、ヒンジピン２
２ａ，２３ａは、ブラケット３２，３３の右側から左側
に向かって、ヒンジホール４２ａ，４３ａに嵌められ
る。
【００１８】第２風向調節翼２０ｂも、第１風向調節翼
２０ａと同様の方式にて、そのヒンジピン２１ｂ，２２
ｂ，２３ｂが、それぞれ下側ヒンジホール４１ｂ，４２
ｂ，４３ｂに嵌められる。
２０ａと同様の方式にて、そのヒンジピン２１ｂ，２２
ｂ，２３ｂが、それぞれ下側ヒンジホール４１ｂ，４２
ｂ，４３ｂに嵌められる。
【００１９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の風向調節装置においては、各風向調節翼
２０ａ，２０ｂのヒンジピン２１ａ，ｂ、２２ａ，ｂ、
２３ａ，ｂと、ブラケット３１，３２，３３のヒンジホ
ール４１ａ，ｂ、４２ａ，ｂ、４３ａ，ｂとの結合構造
上、各風向調節翼２０ａ，２０ｂの一側端を折り曲げた
状態において、ハウジング３０への取付け、又は取り外
しをしなければならず、風向調節翼２０ａ，２０ｂのハ
ウジング３０への取付け、及び取り外し作業が甚だ面倒
であるという問題点があった。
たような従来の風向調節装置においては、各風向調節翼
２０ａ，２０ｂのヒンジピン２１ａ，ｂ、２２ａ，ｂ、
２３ａ，ｂと、ブラケット３１，３２，３３のヒンジホ
ール４１ａ，ｂ、４２ａ，ｂ、４３ａ，ｂとの結合構造
上、各風向調節翼２０ａ，２０ｂの一側端を折り曲げた
状態において、ハウジング３０への取付け、又は取り外
しをしなければならず、風向調節翼２０ａ，２０ｂのハ
ウジング３０への取付け、及び取り外し作業が甚だ面倒
であるという問題点があった。
【００２０】即ち、図６に示されるように、風向調節翼
２０ａ，２０ｂの全体の長さＶＬは、ハウジング３０の
両側端に位置したブラケット３１，３３間の長さＢＬよ
り２ＰＬだけ長い。従って、風向調節翼２０ａをハウジ
ング３０に取り付けるためには、先ずその右側端を少な
くとも２ＰＬの長さ、折り曲げて、風向調節翼２０ａを
ハウジング３０の両側端に位置するブラケット３１，３
３の間に位置させなければならない。
２０ａ，２０ｂの全体の長さＶＬは、ハウジング３０の
両側端に位置したブラケット３１，３３間の長さＢＬよ
り２ＰＬだけ長い。従って、風向調節翼２０ａをハウジ
ング３０に取り付けるためには、先ずその右側端を少な
くとも２ＰＬの長さ、折り曲げて、風向調節翼２０ａを
ハウジング３０の両側端に位置するブラケット３１，３
３の間に位置させなければならない。
【００２１】そして、左側を向いて伸ばされたヒンジピ
ン２２ａ，２３ａを、ブラケット３２，３３の上側ヒン
ジホール４２ａ，４３ａと一直線を成すように合わせた
後に、左側に嵌め込み、同時に結合させる。
ン２２ａ，２３ａを、ブラケット３２，３３の上側ヒン
ジホール４２ａ，４３ａと一直線を成すように合わせた
後に、左側に嵌め込み、同時に結合させる。
【００２２】しかし、風向調節翼２０ａ，２０ｂは、伸
縮性のあるプラスチック等の材質で造られており、たわ
みやすいので、左側方向のヒンジピン２２ａ，２３ａ
を、ブラケット３２，３３のヒンジホール４２ａ，４３
ａと、一直線を成すように合わせることが困難である。
縮性のあるプラスチック等の材質で造られており、たわ
みやすいので、左側方向のヒンジピン２２ａ，２３ａ
を、ブラケット３２，３３のヒンジホール４２ａ，４３
ａと、一直線を成すように合わせることが困難である。
【００２３】そして、折り曲げた状態にあった右側端の
ヒンジピン２１ａを、これに対応するブラケット３１
の、上側ヒンジホール４１ａに嵌め込むことによって、
第１風向調節翼２０ａの取付けが完了する。このよう
に、風向調節翼の取付け作業は難しく、煩わしいもので
あった。
ヒンジピン２１ａを、これに対応するブラケット３１
の、上側ヒンジホール４１ａに嵌め込むことによって、
第１風向調節翼２０ａの取付けが完了する。このよう
に、風向調節翼の取付け作業は難しく、煩わしいもので
あった。
【００２４】更に、上述したようして、第１風向調節翼
２０ａが取り付けられ、空気排出口１１の空間が狭くな
った状態において、更に第２風向調節翼２０ｂを前記と
同様な方法にて取り付けなければならないので、第２風
向調節翼２０ｂの取付け作業は、更に難しくなる。
２０ａが取り付けられ、空気排出口１１の空間が狭くな
った状態において、更に第２風向調節翼２０ｂを前記と
同様な方法にて取り付けなければならないので、第２風
向調節翼２０ｂの取付け作業は、更に難しくなる。
【００２５】本発明は、前記のような問題点を解決する
ためになされたもので、その目的は、風向調節翼とブラ
ケットの取付け構造を改善して、簡便かつ迅速に組み立
てることができる空気調和機の風向調節装置を提供する
ことである。
ためになされたもので、その目的は、風向調節翼とブラ
ケットの取付け構造を改善して、簡便かつ迅速に組み立
てることができる空気調和機の風向調節装置を提供する
ことである。
【００２６】
【課題を解決するための手段】本発明に係る空気調和機
の風向調節装置は、空気調和機の内部に流入され冷却さ
れた空気の排出方向を調節するために、その内壁の両端
及びその間に一定の間隔で配置された複数個の垂直部材
とヒンジピンを設けた少なくとも１個の風向調節翼と、
該風向調節翼等を回転可能に支持するために、前記ヒン
ジピンと同一の間隔で配置され前記ヒンジピンを収容す
るヒンジホールが形成された複数個のブラケットを設け
たハウジングから構成され、空気調和機の前面に設置さ
れる。
の風向調節装置は、空気調和機の内部に流入され冷却さ
れた空気の排出方向を調節するために、その内壁の両端
及びその間に一定の間隔で配置された複数個の垂直部材
とヒンジピンを設けた少なくとも１個の風向調節翼と、
該風向調節翼等を回転可能に支持するために、前記ヒン
ジピンと同一の間隔で配置され前記ヒンジピンを収容す
るヒンジホールが形成された複数個のブラケットを設け
たハウジングから構成され、空気調和機の前面に設置さ
れる。
【００２７】前記風向調節翼の一側端に位置した第１の
ヒンジピンは、その垂直部材から垂直外向きに所定の長
さ伸ばされ、前記第１のヒンジピン以外の他のヒンジピ
ンは、各々の垂直部材より、前記第１のヒンジピンの伸
長方向と反対方向へ向かい、かつ、ピンの長さが他側端
に向かって所定の比率で長くなるように形成される。
ヒンジピンは、その垂直部材から垂直外向きに所定の長
さ伸ばされ、前記第１のヒンジピン以外の他のヒンジピ
ンは、各々の垂直部材より、前記第１のヒンジピンの伸
長方向と反対方向へ向かい、かつ、ピンの長さが他側端
に向かって所定の比率で長くなるように形成される。
【００２８】そして、前記風向調節翼は、前記ハウジン
グに取り付けられる時、前記他側端に位置したヒンジピ
ンより順次、各々のヒンジホールに嵌め込まれる。
グに取り付けられる時、前記他側端に位置したヒンジピ
ンより順次、各々のヒンジホールに嵌め込まれる。
【００２９】また、前記一側端に位置したブラケットに
形成されたヒンジホールは、前記ブラケットの先端より
内部に向かって切り取られて形成されており、他のヒン
ジピンがこれに対応するヒンジホールに、順次嵌め込ま
れた後、前記風向調節翼の一側端に形成された第１のヒ
ンジピンが、前記切り取られたヒンジホールの先端より
下方向へ押し込まれて、結合される。
形成されたヒンジホールは、前記ブラケットの先端より
内部に向かって切り取られて形成されており、他のヒン
ジピンがこれに対応するヒンジホールに、順次嵌め込ま
れた後、前記風向調節翼の一側端に形成された第１のヒ
ンジピンが、前記切り取られたヒンジホールの先端より
下方向へ押し込まれて、結合される。
【００３０】
【発明の実態の形態】図１は、本発明による風向調節装
置の分解斜視図を示したものである。
置の分解斜視図を示したものである。
【００３１】この風向調節装置は、排出される空気の流
動を上下方向に調節する第１及び第２風向調節翼６０
ａ，６０ｂと、該風向調節翼６０ａ，６０ｂを収容する
ハウジング７０とから構成され、図４に示したような空
気調和器の空気排出口１１に設置される。
動を上下方向に調節する第１及び第２風向調節翼６０
ａ，６０ｂと、該風向調節翼６０ａ，６０ｂを収容する
ハウジング７０とから構成され、図４に示したような空
気調和器の空気排出口１１に設置される。
【００３２】第１風向調節翼６０ａの内壁の両側端とそ
の間には、互いに一定の間隔で内壁より突出した複数の
垂直部材６５が配置される。該垂直部材６５のそれぞれ
にヒンジピン６１ａ，６２ａ，６３ａ，６４ａが、第１
風向調節翼６０ａの長さ方向へ形成される。
の間には、互いに一定の間隔で内壁より突出した複数の
垂直部材６５が配置される。該垂直部材６５のそれぞれ
にヒンジピン６１ａ，６２ａ，６３ａ，６４ａが、第１
風向調節翼６０ａの長さ方向へ形成される。
【００３３】第１風向調節翼６０ａの両側端に位置した
ヒンジピン６１ａ，６４ａは、その両側端より外向きに
延ばされ、互いに反対方向を向いている。第１風向調節
翼６０ａの両側端の間に配置されたヒンジピン６２ａ，
６３ａは、左側端のヒンジピン６４ａと同様に左方向へ
延ばされる。
ヒンジピン６１ａ，６４ａは、その両側端より外向きに
延ばされ、互いに反対方向を向いている。第１風向調節
翼６０ａの両側端の間に配置されたヒンジピン６２ａ，
６３ａは、左側端のヒンジピン６４ａと同様に左方向へ
延ばされる。
【００３４】本発明の特徴的な点として、同一方向へ延
ばされたヒンジピン６２ａ，６３ａ，６４ａは、その長
さが一定の割合で段階的に長くなるように形成される。
ばされたヒンジピン６２ａ，６３ａ，６４ａは、その長
さが一定の割合で段階的に長くなるように形成される。
【００３５】図２に示したように、本実施の形態では、
ヒンジピン６２ａの長さがＰＬ，ヒンジピン６３ａの長
さがその２倍の２ＰＬ、更に、左側端のヒンジピン６４
ａの長さがその３倍である３ＰＬになるよう構成する。
ヒンジピン６２ａの長さがＰＬ，ヒンジピン６３ａの長
さがその２倍の２ＰＬ、更に、左側端のヒンジピン６４
ａの長さがその３倍である３ＰＬになるよう構成する。
【００３６】この長さの変化率は、適宜変更することが
可能であり、上記と異なるものでも同様な適用効果を得
ることができる。
可能であり、上記と異なるものでも同様な適用効果を得
ることができる。
【００３７】第２風向調節翼６０ｂに形成されたヒンジ
ピン６１ｂ，６２ｂ，６３ｂ，６４ｂは、第１風向調節
翼６０ａの場合と同様であるので、詳細な説明は省略す
る。
ピン６１ｂ，６２ｂ，６３ｂ，６４ｂは、第１風向調節
翼６０ａの場合と同様であるので、詳細な説明は省略す
る。
【００３８】ハウジング７０は、空気排出口１１を形成
するために、前後方向に解放された構造を有し、空気排
出方向へ置かれた複数のブラケット７１，７２，７３，
７４が設けられる。
するために、前後方向に解放された構造を有し、空気排
出方向へ置かれた複数のブラケット７１，７２，７３，
７４が設けられる。
【００３９】該ブラケット７１，７２，７３，７４は、
第１及び第２風向調節翼６０ａ，６０ｂに形成されたヒ
ンジピン６１，６２，６３，６４と同一の間隔で配置さ
れる。
第１及び第２風向調節翼６０ａ，６０ｂに形成されたヒ
ンジピン６１，６２，６３，６４と同一の間隔で配置さ
れる。
【００４０】ブラケット７２，７３，７４には、上下に
各々一対のヒンジホール８２ａ，８２ｂ、８３ａ，８３
ｂ、８４ａ，８４ｂが設けられ、ブラケット７１には、
その先端より下向きに傾斜されて切り取られた一対の切
取り部８１ａ，８１ｂが設けられ、第１及び第２風向調
節翼６０ａ，６０ｂの各ヒンジピンを収容する。
各々一対のヒンジホール８２ａ，８２ｂ、８３ａ，８３
ｂ、８４ａ，８４ｂが設けられ、ブラケット７１には、
その先端より下向きに傾斜されて切り取られた一対の切
取り部８１ａ，８１ｂが設けられ、第１及び第２風向調
節翼６０ａ，６０ｂの各ヒンジピンを収容する。
【００４１】各ブラケットの厚さｔは、最も短いヒンジ
ピン６２ｂの長さＰＬより薄く形成されるが、本実施の
形態においては、説明の便宜上その厚さｔを、１／２Ｐ
Ｌとする（図２参照）。
ピン６２ｂの長さＰＬより薄く形成されるが、本実施の
形態においては、説明の便宜上その厚さｔを、１／２Ｐ
Ｌとする（図２参照）。
【００４２】前記のように構成された風向調節装置にお
いて、第１及び第２風向調節翼６０ａ，６０ｂをハウジ
ング７０に取り付ける方法は次の通りである。
いて、第１及び第２風向調節翼６０ａ，６０ｂをハウジ
ング７０に取り付ける方法は次の通りである。
【００４３】図３は、第１風向調節翼６０ａの各ヒンジ
ピン６２ａ，６３ａ，６４ａが、これに対応するブラケ
ット７２，７３，７４のヒンジホール８２ａ，８３ａ，
８４ａに嵌め込まれる過程を図示したものである。
ピン６２ａ，６３ａ，６４ａが、これに対応するブラケ
ット７２，７３，７４のヒンジホール８２ａ，８３ａ，
８４ａに嵌め込まれる過程を図示したものである。
【００４４】第１風向調節翼６０ａの右側端に位置する
ヒンジピン６１ａは、他のヒンジピン６４ａ，６３ａ、
及び６２ａが順次、嵌め込まれた後に、対応するブラケ
ット７１の切取り部８１ａに組み込まれるので、図３か
らは省略されている。
ヒンジピン６１ａは、他のヒンジピン６４ａ，６３ａ、
及び６２ａが順次、嵌め込まれた後に、対応するブラケ
ット７１の切取り部８１ａに組み込まれるので、図３か
らは省略されている。
【００４５】図３（ａ）に示すように、先ず、第１風向
調節翼６０ａの左側端に位置するヒンジピン６４ａをこ
れに対応するブラケット７４のヒンジホール８４ａに合
わせて配置する。この時、隣接するヒンジピン６３ａ
は、ブラケット７３よりＰＬだけ、また、ヒンジピン６
２ａは、ブラケット７２より２ＰＬだけ離れている。
調節翼６０ａの左側端に位置するヒンジピン６４ａをこ
れに対応するブラケット７４のヒンジホール８４ａに合
わせて配置する。この時、隣接するヒンジピン６３ａ
は、ブラケット７３よりＰＬだけ、また、ヒンジピン６
２ａは、ブラケット７２より２ＰＬだけ離れている。
【００４６】ヒンジピン６４ａをヒンジホール８４ａに
長さＰＬだけ嵌め込めば、ヒンジピン６３ａはこれに対
応するヒンジホール８３ａの直前に位置するようにな
り、ヒンジピン６２ａは、これに対応するヒンジホール
８２ａよりＰＬだけ離れて配置される。該状態は図３
（ｂ）に示されている。
長さＰＬだけ嵌め込めば、ヒンジピン６３ａはこれに対
応するヒンジホール８３ａの直前に位置するようにな
り、ヒンジピン６２ａは、これに対応するヒンジホール
８２ａよりＰＬだけ離れて配置される。該状態は図３
（ｂ）に示されている。
【００４７】次に、ヒンジピン６３ａをヒンジホール８
３ａに合わせ、長さＰＬだけ嵌め込めば、図３（ｃ）に
示されるように、ヒンジピン６４ａは、ヒンジホール８
４ａを貫通して、長さ２ＰＬだけ突出し、ヒンジピン６
２ａは、ヒンジホール８２ａの直前に位置するようにな
る。
３ａに合わせ、長さＰＬだけ嵌め込めば、図３（ｃ）に
示されるように、ヒンジピン６４ａは、ヒンジホール８
４ａを貫通して、長さ２ＰＬだけ突出し、ヒンジピン６
２ａは、ヒンジホール８２ａの直前に位置するようにな
る。
【００４８】最後に、ヒンジピン６２ａをヒンジホール
８２ａに嵌め込めば、図３（ｄ）に示したように、左側
を向いているヒンジピン６２ａ，６３ａ，６４ａの組込
み作業が完了する。
８２ａに嵌め込めば、図３（ｄ）に示したように、左側
を向いているヒンジピン６２ａ，６３ａ，６４ａの組込
み作業が完了する。
【００４９】その後、右側を向いているヒンジピン６１
ａを、これに対応する切取り部８１ａの先端より下方向
に押し込めば、図２に示されるように、第１風向調節翼
６０ａの取付けは完了する。
ａを、これに対応する切取り部８１ａの先端より下方向
に押し込めば、図２に示されるように、第１風向調節翼
６０ａの取付けは完了する。
【００５０】第２風向調節翼６０ｂの取付けは、上述し
た第１風向調節翼６０ａと完全に同一であるので、それ
に関する説明は省略する。
た第１風向調節翼６０ａと完全に同一であるので、それ
に関する説明は省略する。
【００５１】本実施の形態では、一対の風向調節翼と、
４個のブラケットを有した風向調節装置に関して説明し
たが、異なる数の風向調節翼及びブラケット有した風向
調節装置にも本発明が適用され得ることは明らかであ
る。
４個のブラケットを有した風向調節装置に関して説明し
たが、異なる数の風向調節翼及びブラケット有した風向
調節装置にも本発明が適用され得ることは明らかであ
る。
【００５２】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、風向調節翼に形成された同一方向を向いているヒ
ンジピンが、これに対応する複数個のブラケットに形成
されたヒンジホールに、一側端より順次、結合されるの
で、全てのヒンジピンを、同時に各ヒンジホールの中心
に合わせて結合する必要がなくなる。
れば、風向調節翼に形成された同一方向を向いているヒ
ンジピンが、これに対応する複数個のブラケットに形成
されたヒンジホールに、一側端より順次、結合されるの
で、全てのヒンジピンを、同時に各ヒンジホールの中心
に合わせて結合する必要がなくなる。
【００５３】更に、他側端に位置したブラケットに形成
された切取り部が先端より内側に切取られた形状を有
し、結合作業中に風向調節翼がその切取り部を通して配
置されるようにしているので、前記同一方向を向いたヒ
ンジピンと反対方向を向いている一つのヒンジピンを側
面からではなく前面より挿入することができるようにな
り、組み立て時に風向調節翼の一側を折り曲げて作業す
る必要がなくなる。
された切取り部が先端より内側に切取られた形状を有
し、結合作業中に風向調節翼がその切取り部を通して配
置されるようにしているので、前記同一方向を向いたヒ
ンジピンと反対方向を向いている一つのヒンジピンを側
面からではなく前面より挿入することができるようにな
り、組み立て時に風向調節翼の一側を折り曲げて作業す
る必要がなくなる。
【００５４】従って、本発明による風向調節装置は、風
向調節翼をハウジングに取り付けるのが簡便であり、迅
速に組み立てることができる。
向調節翼をハウジングに取り付けるのが簡便であり、迅
速に組み立てることができる。
【図１】本発明による風向調節装置の分解斜視図であ
る。
る。
【図２】図１の風向調節翼がハウジングに取り付けられ
た状態を示す平断面図である。
た状態を示す平断面図である。
【図３】本発明による風向調節翼がハウジングに取り付
けられる過程を示す平断面図である。
けられる過程を示す平断面図である。
【図４】本発明が適用される空気調和機の側断面図であ
る。
る。
【図５】従来の風向調節装置の分解斜視図である。
【図６】図５の風向調節翼がハウジングに取り付けられ
た状態を示した平断面図である。
た状態を示した平断面図である。
１０ 空気吸入口 １１ 空気排出口 １４ 左右風向調節装置 １５ 上下風向調節装置 ６０ａ，６０ｂ 風向調節翼 ６１，６２，６３，６４ ヒンジピン ７０ ハウジング ７１，７２，７３，７４ ブラケット ８１ 切取り部 ８２，８３，８４ ヒンジホール
Claims (2)
- 【請求項１】 空気調和機の内部に流入され冷却された
空気の排出方向を調節するために、その内壁の両端及び
その間に一定の間隔で配置された複数個の垂直部材とヒ
ンジピンを設けた少なくとも１個の風向調節翼と、該風
向調節翼を回転可能に支持するために、前記ヒンジピン
と同一の間隔で配置され前記ヒンジピンを収容するヒン
ジホールが形成された複数個のブラケットを設けたハウ
ジングから構成され、空気調和機の前面に設置される風
向調節装置において、 前記風向調節翼の一側端に位置した第１のヒンジピン
は、その垂直部材より垂直外向きに所定の長さ伸ばさ
れ、 前記第１のヒンジピン以外の他のヒンジピンは、各々の
垂直部材より前記第１のヒンジピンの伸長方向と反対方
向へ向かい、かつ、ピンの長さが、他側端に向かって所
定の比率にて長くなるように形成されており、 前記風向調節翼が、前記ハウジングに取り付けられる
時、前記他側端に位置したヒンジピンより、順次各々の
ヒンジホールに嵌め込まれることを特徴とする空気調和
機の風向調節装置。 - 【請求項２】 前記ハウジングの一側端に位置したブラ
ケットに形成されたヒンジホールは、前記ブラケットの
先端より内部に向かって切り取られて形成されており、
他のヒンジピンがこれに対応するヒンジホールに、順次
嵌め込まれた後、前記第１のヒンジピンが前記切り取ら
れたヒンジホールの先端より、下方向へ押し込まれて結
合されることを特徴とする請求項１記載の空気調和機の
風向調節装置。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JP2596723B2 JP2596723B2 (ja) | 1997-04-02 |
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Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002277041A (ja) * | 2001-03-19 | 2002-09-25 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
| JP2008106951A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
| JP2008175458A (ja) * | 2007-01-18 | 2008-07-31 | Sanyo Electric Co Ltd | 床置き式空気調和機 |
| JP2010065876A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
| WO2016063397A1 (ja) * | 2014-10-23 | 2016-04-28 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
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|---|---|---|---|---|
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| JP3885845B2 (ja) * | 1998-03-16 | 2007-02-28 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機 |
| US6015342A (en) * | 1998-06-03 | 2000-01-18 | Carrier Corporation | Louver apparatus for air conditioning unit |
| JP3709777B2 (ja) * | 2000-09-29 | 2005-10-26 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置 |
| WO2007091768A2 (en) * | 2006-02-07 | 2007-08-16 | Lg Electronics Inc. | Indoor unit of air conditioner |
| KR20100007259A (ko) * | 2008-07-11 | 2010-01-22 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기 |
| JP5371364B2 (ja) * | 2008-10-20 | 2013-12-18 | 東芝キヤリア株式会社 | 空気調和機の室内機 |
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| JP5615360B2 (ja) * | 2010-06-29 | 2014-10-29 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
| JP5728935B2 (ja) * | 2010-12-27 | 2015-06-03 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機 |
| RU2664220C1 (ru) * | 2015-03-02 | 2018-08-15 | Мицубиси Электрик Корпорейшн | Устанавливаемый внутри помещения блок устройства для кондиционирования воздуха |
| CN106051947B (zh) * | 2016-07-19 | 2022-05-17 | 风神空气生态技术工程（上海）有限公司 | 一种改善室内环境的超薄型低噪声节能窗台式送风系统 |
| KR102401787B1 (ko) | 2017-04-28 | 2022-05-26 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기 |
| CN108645000B (zh) * | 2018-05-30 | 2024-03-19 | 珠海格力电器股份有限公司 | 盖板、室内机及空调器 |
| CN114867967B (zh) * | 2019-10-31 | 2024-03-01 | 松下设备空调马来西亚公司 | 具有可拆卸叶片的空调单元 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE251171C (ja) * | ||||
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| US4621570A (en) * | 1985-08-30 | 1986-11-11 | Carrier Corporation | Louver assembly |
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| JP3069577B2 (ja) * | 1990-10-01 | 2000-07-24 | 東芝キヤリア株式会社 | 空気調和装置 |
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1994
- 1994-08-11 KR KR2019940020297U patent/KR0126751Y1/ko not_active IP Right Cessation
-
1995
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- 1995-07-21 DE DE19526747A patent/DE19526747C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-08-07 CN CN95115205A patent/CN1089423C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1995-08-11 JP JP7205673A patent/JP2596723B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-01-16 IT IT1998RM000019U patent/IT235495Y1/it active IP Right Grant
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