JP4429216B2 - 空気調和機および空気調和機の組み立て方法 - Google Patents

空気調和機および空気調和機の組み立て方法 Download PDF

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Description

本発明は空気調和機およびその組み立て方法に関する。
従来から、略箱型の本体を仕切板により熱交換器室と送風機室とに仕切り、当該熱交換器室に熱交換器を配設し、送風機室に送風機ユニットを配設していなる空気調和機が知られている(例えば、特許文献1参照)。ここで、生産ラインにおいて本体に熱交換器を組み込む際の工程について図8を参照して説明する。なお、この図においては仕切板および送風機室の構成を省略している。
生産ラインにおいて本体101への熱交換器102の組み込みは、熱交換器102の左右両端部を固定する左右一対の熱交換器固定板103を本体101内の左右両側に螺子止め固定する第1工程、次いで、熱交換器102を本体101に挿入し当該熱交換器102の左右両端のそれぞれを熱交換器固定板103に位置決めする第2工程、熱交換器102を熱交換器固定板103に螺子止め固定する第3工程、そして、断熱材110や図示せぬ温度センサ等を取り付ける第4工程の4つの工程を経て行われる。
ここで、上記第3工程においては、熱交換器102を熱交換器固定板103に固定する際に、熱交換器固定板103と熱交換器102とを上下2箇所の螺子孔105A、105Bを螺子止め固定することとし、さらに、それぞれの螺子孔105A、105Bのピッチを比較的広くすることで、熱交換器102の固定強度を高めるようにしている。この結果、下側の螺子孔105Bは本体正面パネル101Aよりも低い位置に形成されることとなり、そのままではドライバなどで下側の螺子109を締めることができない。そこで、従来にあっては、本体正面パネル101Aにドライバの先端を挿通するための挿通孔108を設け、この挿通孔108からドライバおよび螺子109を通して、当該螺子109を締めるようにしている。
特開平9−170782号公報
しかしながら、生産ラインにおいては、熱交換器固定板103や熱交換器102、断熱材110を上述した第1工程〜第4工程の手順を踏んで、その都度、組み立てているため、手順が多く、組み立て性が悪いといった問題がある。
さらに、従来の構成では、本体正面パネル101Aに挿通孔108に設け、この挿通孔108から螺子109およびドライバを通すため、当該本体正面パネル101Aの裏側に貼り付けられているシールを兼ねた断熱材(図示せず)に切れ込み等が入り、シール性および断熱性が低下するといった問題もあった。特に、本体正面パネル101Aのシール性が低下すると、空気調和室内の空気が挿通孔108から熱交換器室に入り込み、熱交換器102からの吹き出し温度の検出に誤差が生じるなどして空気調和動作が阻害される恐れもある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、組み立て性を向上させることができ、なおかつ、シール性を損なうことのない空気調和機およびその組み立て方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、仕切板により送風機室と熱交換器室とに仕切られた本体と、前記送風機室に配設された送風機と、一対の熱交換器固定板により前記熱交換器室に固定された熱交換器とを備えた空気調和機において、本体組み込み前の前記熱交換器の両端に前記一対の熱交換器固定板のそれぞれが予め固定されて熱交換器アセンブルを構成するとともに、当該熱交換器アセンブルを前記本体に挿入する際の位置決め用のスリットを前記本体の両側面のそれぞれの内面に設けた断熱材に形成し、前記一対の熱交換固定板のそれぞれの縁部に、前記スリットに係合する断熱材を設けたことを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記熱交換器の端部にU溝を形成すると共に、前記U溝に配線を差し込み、当該配線を前記熱交換器の吹出し側から吸込み側に向けて延在させ、前記U溝の開放端を前記熱交換器固定板が閉じて前記配線を前記U溝内に保持するようにしたことを特徴とする。
また上記目的を達成するために、本発明は、本体内を送風機室と熱交換器室とに仕切り、前記送風機室に送風機を配設し、一対の熱交換器固定板により熱交換器を前記熱交換器室に固定してなる空気調和機の組み立て方法において、前記一対の熱交換器固定板のそれぞれを前記熱交換器の両端に予め固定して熱交換器アセンブルを構成すると共に、前記本体の両側面のそれぞれの内面に設けた断熱材に前記熱交換器アセンブルの位置決め用のスリットを形成し、前記一対の熱交換固定板のそれぞれの縁部に、前記スリットに係合する断熱材を設け、前記熱交換器アセンブルを前記本体に組み込む際には、前記熱交換器アセンブルを前記スリットに合わせて前記本体に挿入した後、前記熱交換器固定板を前記本体に螺子止め固定することを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記熱交換器の端部に設けたU溝に配線を通して前記熱交換器の吹出し側から吸込み側にかけて前記配線を予め延在させ、前記熱交換器の端部に前記熱交換器固定板を固定する際に、当該熱交換器固定板が前記U溝の開放端を閉じて前記配線を前記U溝内に保持するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、一対の熱交換器固定板のそれぞれを熱交換器に予め固定して熱交換器アセンブルを構成したため、生産ラインにおいては、当該熱交換器アセンブルを本体に挿入し螺子止めするだけで良く、熱交換器を本体に組み込む際の作業が簡略化され、組み立て性が向上する。
また、本発明によれば、熱交換器固定板を予め熱交換器に螺子止めしておく構成とし、生産ラインにおいては、熱交換器固定板に熱交換器を固定するための螺子止めが不要となるため、従来のように、本体正面パネルに挿通孔を設ける必要がなく、挿通孔によりシール性が損なわれるのが防止される。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本実施の形態では、空気調和機の一態様として、厨房室の空気調和に用いて好適な天吊型の空気調和機について説明する。なお、本発明は天吊型の空気調和機に限らず、例えば天井埋込型など他の空気調和機にも適用可能であることは勿論である。
図1は本実施の形態に係る空気調和機1の外観構成を示す斜視図である。空気調和機1は略箱型の本体1Aを有し、この本体1Aの正面および下面(天面)に外装パネル2、3が設けられている。本体1Aの左右両側面4、5のそれぞれには2つの掛具8が設けられ、各掛具8に天井から吊り下げられた吊りボルト15(図2参照)が引掛られて、空気調和機1の本体1Aが厨房室の天井板16の下面に設置・固定される。
正面の外装パネル2には風向変更用の横羽根(ルーバ)9を着脱自在に取り付けた空気吹出口10が設けられ、また、下面には吸込グリル11を着脱自在に取り付けられて空気吸込口12が形成されている。さらに、空気吹出口10の左右両側には、スポット空調用ダクト(図示せず)が接続されるダクト用吹出口13が設けられている。すなわち、空気吹出口10から冷温風を吹き出させると同時に空気調和室の隅々まで冷温風をスポット的に吹き出させる場合は、スポット空調ダクトをダクト吹出口13、13のそれぞれに接続することで冷温風の一部がダクト吹出口13、13からスポット空調用ダクトへ導かれ、スポット冷暖房が行われる。このスポット用吹出口13にスポット空調用ダクトを接続しない場合には、裏面に断熱材が貼着されたカバー14でスポット用吹出口13が塞がれる。
また、上記外装パネル2、3や本体1A、横羽根9、吸込グリル11、カバー14は、それぞれステンレスで形成されており、付着した油を洗剤で簡単に拭き取ることができるようになっている。したがって、厨房内の油煙により油が付着したとしても、光沢のあるきれいな面が簡単に再現される。
図2は空気調和機1の本体1A内部の概略構成を示す断面図である。
空気調和機1の本体1A内には仕切板20が設けられ、この仕切板20により本体1A内が前後二室に区画される。空気吹出口10が設けられた前側の室(以下「熱交換器室」という)21には、熱交換器22と、この熱交換器22の下方に設けられた発泡スチロール製のドレンパン23とが配設される。ドレンパン23の上面(熱交換器22との対向面)には断面凹状のドレン溜まり23Aが形成され、また、このドレンパン23にはドレンホースが接続されるホース接続管23B(図3参照)が設けられており、ドレン溜まり23Aに収集されたドレンは図示せぬドレンポンプユニットによりドレンホースを介して吸い上げられて本体1Aの外に排出される。
空気吸込口12が設けられた後側の室(以下「送風機室」という)24には送風機ユニット25が配設される。この送風機ユニット25の下方には、上述した吸込グリル11が配設され、この吸込グリル11に空気清浄用のエアーフィルタ26が取り付けられる。そして、送風機ユニット25が駆動されると吸込グリル11およびエアーフィルタ26を通じて厨房室内の空気が本体1Aに吸い込まれ、熱交換器22で熱交換された後、横羽根9により風向が調整されて、空気吹出口10を通じて厨房室内に冷温風が吹き出される。
図3は本体1Aの送風機室24側の内部構成を示す斜視図である。なお、この図には吸込グリル11を本体1Aから取り外すと共に転地を逆にした状態を背面側からみたものを示している。
同図に示すように、送風機ユニット25は、ファン32Aおよびファンケース32Bを有する二連の両吸込型送風機32と、各送風機32の間に配置された同軸モータ33とで構成され、仕切板20に固定されている。
仕切板20への送風機ユニット25の固定構造について説明すると、仕切板20は、本体1Aにボルト等で固定されて立設する左右一対の仕切板固定板30A、30Bと、これらの仕切板固定板30A、30Bに左右両端部が着脱可能に固定された送風機枠板31とを有して構成され、同軸モータ33を固定する固定具34が設けられ、この固定具34に送風機ユニット25が固定される。この送風機枠板31には、各送風機32の吹出口35(図2参照)が形成され、吹出口35から熱交換器室21に空気が送風される。
送風機枠板31は、本体1Aが天井から吊られた状態において、仕切板固定板30A、30Bに対して仮止め可能な係合構造を有し、これにより、送風機ユニット25のメンテナンスの際などに、送風機枠板31を仕切板固定板30A、30Bに、一旦、仮止めした状態にした後に送風機枠板31ごと送風機ユニット25を本体1Aから取り外すことができるようになっており、高所での送風機ユニット25の取り外し作業の容易化が図られている。
仕切板固定板30Aからは、熱交換器室21側に配置された熱交換器22から延びるガス管36およびオイル管37が送風機室24側に引き出されており、これらのガス管36およびオイル管37には、本体1Aの背面6に形成された開口38から引き込まれた、図示せぬ室外機からの冷媒配管が接続される。また、送風機室24の左側には、その側面に沿って空調制御のための各種電気回路を収容した電装箱40が配置され、上記開口38から本体1A内に引き込まれた配線が電装箱40に接続される。
図4は熱交換器室21の構成を示す分解斜視図である。なお、同図では仕切板20や送風機ユニット25等の送風機室24に配設される各部の図示を省略している。この図に示すように、熱交換器22は左右に延びる略矩形状に形成され、その両端部が左右一対の熱交換器固定板50、51を介して本体1Aに固定される。これら熱交換器固定板50、51は本体1Aの左右側面4、5の内面に当接させて本体1Aに螺子72により固定され、熱交換器固定板50、51および熱交換器22により、熱交換器室21において熱交換器22の吸込側と吹出側とが分離される。
熱交換器22の吹出し面には、センサ保持具56が取り付けられ、このセンサ保持具56に吹出し温度を検出するための温度センサ54が保持されている。なお、温度センサ54から延びるセンサ配線57は熱交換器22の図中右端部を経由して送風機室24側の電装箱40(図3)に導かれるが、これについては後に詳述する。
上述した仕切板20を固定する仕切板固定板30A、30Bのうち、図中左側の仕切板固定板30Aには、ガス管36およびオイル管37を覆うカバー39が螺子止め固定されている。そして、上述したドレンパン23の図中後方側が、このカバー39および図中右側の仕切板固定板30Bに螺子止めされ、また、図中前方側が本体1Aの正面側に螺子止めされて、熱交換器22を覆うように本体1Aに固定されている。このとき、熱交換器固定板50、51のそれぞれに傾斜するように切欠いて形成された肩部50A、51Aに、ドレンパン23の左右の傾斜部23C、23Dが係合するように構成されており、これにより、ドレンパン23、上述した熱交換器22および左右の熱交換器固定板50、51によって、熱交換器22の吸込側と吹出側とが完全に分離される。
また、熱交換器室21においては、左右側面4、5の内面および本体正面パネル7の内面7Aにシールを兼ねた断熱材52が貼り付けられ、さらに、熱交換器22の上面22A、すなわち、ドレンパン23との対向面にも帯状のシールを兼ねた断熱材53が貼り付けられており、これら断熱材52、53によって、熱交換器22の吹出側の断熱性およびシール性の向上が図られている。
ここで、生産ラインにおいて熱交換器22を本体1Aに組み込む際の工程について説明すると、本実施の形態では、熱交換器22の製造時などに幾つかの部材を予め組み込んで熱交換器アセンブル200を構成しておき、生産ラインにおける組み込み工程においては、熱交換器アセンブル200を本体1A内に組み込むこととしている。
熱交換器アセンブル200について詳細には、図5に示すように、熱交換器アセンブル200は、一対の熱交換器固定板50、51のそれぞれを熱交換器22の両端に螺子70A、70Bにより予め固定すると共に、熱交換器22の吹出し面にセンサ保持具56を配設して当該センサ保持具56に温度センサ54を保持させて固定し、一対の熱交換器固定板50、51および熱交換器22の上面(ドレンパン23との当接面)22Aに帯状の断熱材53を貼り付けて構成されている。
また、熱交換器アセンブル200にあっては、図5および図6に示すように、ガス管36およびオイル管37が配設されていない側の熱交換器22の管板60に、当該熱交換器22の延長方向に凹むU溝60Aが形成され、温度センサ54から延びるセンサ配線57がU溝60Aに挿し込まれて熱交換器22の吸込み側に折り返され、熱交換器固定板51を螺子止めした際に、当該熱交換器固定板51によりセンサ配線57が嵌めこまれたU溝60Aの開放端が閉じられてセンサ配線57がU溝60A内に保持されるように構成されている。そして、図7に示すように、センサ配線57とU字溝60との隙間がパテ80にて埋められ、これにより、センサ配線57がU字溝60に固定される。
上述のように構成された熱交換器アセンブル200の本体1Aへの組み込みは、生産ラインにおいて次の第1および第2工程を経て行われる。
第1工程は、熱交換器アセンブル200を本体1Aに挿入し位置決めする工程である。
ここで、図5に示すように、本体1Aの左右側面4、5の内面のそれぞれに貼り付けられた断熱材52には、カッターなどの刃物で切り込みされてなるスリット90が、熱交換器アセンブル200の位置決め用に形成されており、第1工程において、熱交換器アセンブル200を本体1Aに挿入する際の位置決めが容易に行えるようになされている。特に、本実施の形態では、本体1Aの左右側面4、5の上縁4A、5Aのそれぞれに、上記スリット90に対応した位置に台形状の切欠90Aを形成し、スリット90が形成されている位置を本体1Aの上側から的確に把握できるようになっている。
また、熱交換器固定板50、51のそれぞれには、図5に示すように、本体1Aの左右側面4、5と当接する縁部に沿って断熱材91が予め貼り付けられており、第1工程において熱交換器アセンブル200を本体1Aに挿入した際に、断熱材91がスリット90に係合することでシール性を維持するようになっている。
続く第2工程は、熱交換器アセンブル200を螺子止め固定する工程である。すなわち、この第2工程においては、熱交換器アセンブル200に予め固定された左右の熱交換器固定板50、51を本体1Aに螺子72により固定し、これにより、熱交換器アセンブル200が本体1Aに組み込まれる。
このように、本実施の形態によれば、一対の熱交換器固定板50、51のそれぞれを熱交換器22の両端に予め固定して熱交換器アセンブル200を構成したため、生産ラインにおいて熱交換器22を本体1Aに組み込む際には、上記熱交換器アセンブル200を本体1Aに螺子止め固定するだけで良く、これにより、組み立て作業が簡略化され、組み立て性が向上する。
さらに、従来のように、本体正面パネル7にドライバ挿通用の挿通孔を設ける必要がないため、熱交換室21のシール性が損なわれるのが防止される。
また、本実施の形態によれば、本体1Aの両側面4、5のそれぞれの内面に設けた断熱材52に熱交換器アセンブル200の位置決め用のスリット90を形成しているため、熱交換器アセンブル200を本体1Aに挿入する際の位置決めが容易となる。
さらに、一対の熱交換器固定板50、51のそれぞれの縁部にスリット90に係合する断熱材91を設ける構成としたため、断熱材52にスリット90を設けた場合でも、シール性を維持することができる。
また、本実施の形態によれば、断熱材53および温度センサ54を予め熱交換器22に取り付けて熱交換器アセンブル200を構成したため、熱交換器アセンブル200を本体1Aに組み込む際に、断熱材53および温度センサ54の取り付け作業が簡単になる。
特に、本実施の形態によれば、熱交換器22の管板60に設けたU溝60Aにセンサ配線57を通して熱交換器22の吹出し側から吸込み側にかけてセンサ配線57を予め延在させ、このU溝61Aの開放端を熱交換器固定板51により閉じて、センサ配線57をU溝61A内に保持するようにしたため、熱交換器アセンブル200を組み立てる際のセンサ配線57の固定が簡単になる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、任意に変形可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態に係る空気調和機の外観構成を示す図である。 空気調和機の断面図である。 送風機室の構成を示す斜視図である。 熱交換器室の構成を示す斜視図である。 熱交換器室の構成を示す分解斜視図である。 熱交換器アセンブルと熱交換器固定板との取り付け構造を示す図である。 熱交換器アセンブルと熱交換器固定板との取り付け構造を示す図である。 熱交換器の本体への従来の組み込み手順を説明するための図である。
符号の説明
1 空気調和機
1A 本体
21 熱交換器室
22 熱交換器
23 ドレンパン
50、51、91 熱交換器固定板
52、53 断熱材
54 温度センサ
57 センサ配線
60 管板
60A U溝
70A、70B 螺子
90 スリット
90A 切欠
200 熱交換器アセンブル

Claims (4)

  1. 仕切板により送風機室と熱交換器室とに仕切られた本体と、前記送風機室に配設された送風機と、一対の熱交換器固定板により前記熱交換器室に固定された熱交換器とを備えた空気調和機において、
    本体組み込み前の前記熱交換器の両端に前記一対の熱交換器固定板のそれぞれが予め固定されて熱交換器アセンブルを構成するとともに、当該熱交換器アセンブルを前記本体に挿入する際の位置決め用のスリットを前記本体の両側面のそれぞれの内面に設けた断熱材に形成し
    前記一対の熱交換固定板のそれぞれの縁部に、前記スリットに係合する断熱材を設けた
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記熱交換器の端部にU溝を形成すると共に、前記U溝に配線を差し込み、当該配線を前記熱交換器の吹出し側から吸込み側に向けて延在させ、
    前記U溝の開放端を前記熱交換器固定板が閉じて前記配線を前記U溝内に保持するようにした
    ことを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
  3. 本体内を送風機室と熱交換器室とに仕切り、前記送風機室に送風機を配設し、一対の熱交換器固定板により熱交換器を前記熱交換器室に固定してなる空気調和機の組み立て方法において、
    前記一対の熱交換器固定板のそれぞれを前記熱交換器の両端に予め固定して熱交換器アセンブルを構成すると共に、前記本体の両側面のそれぞれの内面に設けた断熱材に前記熱交換器アセンブルの位置決め用のスリットを形成し、前記一対の熱交換固定板のそれぞれの縁部に、前記スリットに係合する断熱材を設け、
    前記熱交換器アセンブルを前記本体に組み込む際には、
    前記熱交換器アセンブルを前記スリットに合わせて前記本体に挿入した後、
    前記熱交換器固定板を前記本体に螺子止め固定する
    ことを特徴とする空気調和機の組み立て方法。
  4. 前記熱交換器の端部に設けたU溝に配線を通して前記熱交換器の吹出し側から吸込み側にかけて前記配線を予め延在させ、
    前記熱交換器の端部に前記熱交換器固定板を固定する際に、当該熱交換器固定板が前記U溝の開放端を閉じて前記配線を前記U溝内に保持するようにした
    ことを特徴とする請求項に記載の空気調和機の組み立て方法。
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