JP2003262388A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2003262388A
JP2003262388A JP2002059102A JP2002059102A JP2003262388A JP 2003262388 A JP2003262388 A JP 2003262388A JP 2002059102 A JP2002059102 A JP 2002059102A JP 2002059102 A JP2002059102 A JP 2002059102A JP 2003262388 A JP2003262388 A JP 2003262388A
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JP
Japan
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air conditioner
panel
lamp lens
section
light
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JP2002059102A
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Kei Matsuda
圭 松田
Masahiko Nakamoto
正彦 中本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減して材料費を低減させるとと
もに、形成プロセスを簡易にし得る空気調和機を提供す
ること。 【解決手段】 内部の光源の光を透過するランプレンズ
部10Bが設けられたパネル部10Aを有し、その動作
状態を表示するディスプレイ部10を具えた空気調和機
において、ランプレンズ部10Bと、パネル部10Aと
を、同一材料により形成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に関
し、特に動作状態を表示するディスプレイ部の構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機では、その運転制御を
リモートコントローラ(以下、これを単にリモコンと称
する)や、バックアップスイッチ等によって行ってい
る。具体的には、ユーザによる操作に応じてリモコンの
上端に設けられた発光器から発信される信号が、空気調
和機の受光部に受信されることにより、この空気調和機
が前記操作に対応して運転制御されるようになってい
る。また、このリモコンを紛失した場合や、リモコンの
故障等における非常時に、空気調和機の本体に配設され
るバックアップスイッチによって応急的に運転・停止を
制御されるようになっている。
【0003】このような空気調和機には、例えば図5
(a)に示すように、その本体の前面側に、空気調和機
の運転状況やタイマ予約状況、フィルタの汚染状況等の
動作状態を表示するためのディスプレイ部1が設けられ
ている。このディスプレイ部1は、図5(b)に示すよ
うに、例えば空気調和機の本体と同色の樹脂材料等から
なるパネル部1Aと、乳白透明な樹脂材料からなるラン
プレンズ部1Bとから構成されており、ランプレンズ部
1Bは、他のパネル部1Aに比べて僅かに突出した形状
でなる場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ディスプレイ部1においては、空気調和機の動作状態を
表示するために、内部に配設される光源(LEDレンズ
等)の発光を外部から目視確認可能にするために、ラン
プレンズ部1Bに乳白透明な樹脂材料を用いている。
【0005】しかしながら、このように、パネル部1A
とランプレンズ部1Bとの材質が異なることから、部品
点数が増加し、材料費が嵩む問題があった。また、これ
らパネル部1Aとランプレンズ部1Bとの材質が異なる
ことから、ディスプレイ部1を形成する際に、パネル部
1Aとランプレンズ部1Bとをそれぞれ個々に形成した
後、組み合わせて形成するため、その形成プロセスも煩
雑になる問題があった。
【0006】本発明は、以上のような問題点に鑑みてな
されたものであり、部品点数を削減して材料費を低減さ
せるとともに、形成プロセスを簡易にし得る空気調和機
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、以下の手段を採用した。請求項1
に記載の空気調和機は、内部の光源の光を透過するラン
プレンズ部が設けられたパネル部を有し、その動作状態
を表示するディスプレイ部を具えた空気調和機におい
て、上記ランプレンズ部と、上記パネル部とを、同一材
料により形成することを特徴としている。
【0008】上述した空気調和機によれば、ディスプレ
イ部におけるランプレンズ部とパネル部とを同一材料に
よって形成するようにしたことにより、それぞれ個々に
材料を用意し、各々形成する手間が省ける分、部品点数
を削減して材料費を低減させることができるとともに、
その形成プロセスを簡易にすることができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の空気調和機において、上記ランプレンズ部と、上記パ
ネル部とを形成する上記同一材料が、乳白透明な樹脂材
料からなり、上記パネル部には、機種バリエーションに
応じたマスキング処理を施すことを特徴としている。
【0010】上述した請求項2の空気調和機によれば、
パネル部に機種バリエーションに応じたマスキング処理
を施すことにより、パネル部では内部の光源の光を拡散
させるとともに、ランプレンズ部ではその光を集中させ
るため、このディスプレイ部を目視する際に、前記光を
強調させて動作状態の確認を容易にすることができる。
また、パネル部のマスキング処理によって、形成したデ
ィスプレイ部の多様化を図ることができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2のいずれかに記載の空気調和機において、上記ランプ
レンズ部が、凹レンズまたは凸レンズ加工を施してなる
ことを特徴としている。
【0012】上述した請求項3の空気調和機によれば、
ランプレンズ部に凹レンズまたは凸レンズ加工を施すこ
とにより、ランプレンズ部において内部の光源からの光
を格段と集中させるため、このディスプレイ部を目視す
る際に、前記光をより一層強調させて動作状態の確認を
さらに容易にすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明にお
ける空気調和機の一実施の形態について詳述する。図1
および図2は、本実施の形態による天井埋込型の空気調
和機を示す縦断面図およびその平面図である。
【0014】図1および図2に示すように、空気調和機
は、天井20に埋設されたケース本体21に、熱交換器
22、遠心ファン23、モータ24、ドレンパン25、
ベルマウス26、および吸込口フィルタ27が内蔵さ
れ、グリル28aおよびルーバ28bを有するパネル2
8でケース本体21の開口を掩蓋して構成されている。
また、このパネル28には、図示しないリモコンから発
信された信号を受光するための受光部31が設けられて
いる。
【0015】モータ24は、ケース本体21の天板21
aに固定されており、このモータ24の軸24aには、
遠心ファン23の円錘部23aが固定されている。この
空気調和機の運転時には、受光部31で受光したリモコ
ンからの信号に応じて、図示しない室内ユニットからの
冷媒が熱交換器22を循環するとともに、モータ24に
よって遠心ファン23が駆動されている。
【0016】この遠心ファン23の駆動により、室内2
9の空気は、パネル28の吸込グリル28aおよび吸込
口フィルタ27を通ってベルマウス26に案内され、遠
心ファン23に吸入されて、羽根23bにより付勢され
る。そして、遠心ファン23から吐出された空気は、熱
交換器22を通過する過程で冷却または加熱され、調和
空気Aとなって吹出口30から吹き出される。
【0017】かかる構成に加えて、本実施の形態におい
ては、上述したパネル28に、空気調和機の動作状態
(運転しているか・タイマが予約されているか・フィル
タが汚れているか等)を表示するためのディスプレイ部
10が設けられている。より具体的には、図3に示すよ
うに、ディスプレイ部10は、パネル部10Aと、ラン
プレンズ部10Bとが、それぞれ同一の乳白透明な樹脂
材料を用いて形成されており、パネル部10A部分にの
み、梨地マスキング処理11が施されている。
【0018】このマスキング処理は、図4に示すような
金型装置40により、ディスプレイ部10に対して施さ
れる。この金型装置40は、上金型40aと下金型40
bとからなり、この下金型40bには、各種マスキング
処理を施すためのコマ41が多数設置されるようになさ
れている。このコマ41のディスプレイ部10と対向す
る側の面は、梨地状・平面状・凹状・凸状等の様々な形
状で形成されており、必要に応じて組み合わせることに
より、ディスプレイ部10の裏面側にマスキング処理を
施し、パネル部10Aとランプレンズ部10Bとを一体
形成し得るようになされている。
【0019】この実施の形態の場合、空気調和機の機種
に応じて、金型装置40の下金型40bにおけるディス
プレイ部10のパネル部10Aと対向する部分に梨地状
のコマ41をセットするとともに、ランプレンズ10B
と対向する部分に平面状のコマ41をセットすることに
より、パネル部10Aにのみ梨地マスキング処理を施さ
れたディスプレイ部10を得ることができる。
【0020】これにより、パネル部10Aでは内部の光
源の光を拡散させるとともに、ランプレンズ部10Bで
はその光を集中させるため、このディスプレイ部10を
目視する際に、前記光を強調させて動作状態の確認を容
易にすることができる。また、パネル部10Aのマスキ
ング処理を、機種バリエーションに応じて交換すること
により、形成したディスプレイ部10の多様化を図るこ
とができる。
【0021】このように、この空気調和機では、ディス
プレイ部10におけるパネル部10Aとランプレンズ部
10Bとを同一材料によって形成するようにしたことに
より、それぞれ個々に材料を用意したり、各々形成する
手間が省ける分、部品点数を削減して材料費を低減させ
ることができるとともに、その形成プロセスを簡易にす
ることができる。
【0022】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲に
おいて、種々の変更を加えることが可能である。例え
ば、上述した実施の形態では、空気調和機に、天井埋込
型のタイプを適用するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、この他、例えば壁掛型の空
気調和機に適用するようにしてもよい。
【0023】また、上述した実施の形態においては、デ
ィスプレイ部10のランプレンズ10Bに平面状のコマ
41を用いてマスキング処理を施すようにした場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、金型装
置40の下金型40bのディスプレイ部10におけるラ
ンプレンズ部10Bと対向する部位に、図示しない凹レ
ンズまたは凸レンズ状のコマ41を用いることにより、
ランプレンズ部10Bにおいて内部の光源からの光を格
段と集中させることができるため、このディスプレイ部
10を目視する際に、前記光をより一層強調させて動作
状態の確認をさらに容易にすることができる利点を得る
ことができる。
【0024】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、ディスプ
レイ部におけるランプレンズ部とパネル部とを同一材料
によって形成するようにしたことにより、それぞれ個々
に材料を用意したり、ランプレンズ部やパネル部を各々
形成する手間が省ける分、部品点数を削減して材料費を
低減させることができるとともに、その形成プロセスを
簡易にし得る空気調和機を実現することができる。
【0025】また、この空気調和機によれば、パネル部
に機種バリエーションに応じたマスキング処理を施すこ
とにより、パネル部では内部の光源の光を拡散させると
ともに、ランプレンズ部ではその光を集中させるため、
このディスプレイ部を目視する際に、前記光を強調させ
て動作状態の確認を容易にすることができる。また、パ
ネル部のマスキング処理によって、形成したディスプレ
イ部の多様化を図ることができる。
【0026】さらに、この空気調和機によれば、ランプ
レンズ部に凹レンズまたは凸レンズ加工を施すことによ
り、ランプレンズ部において内部の光源からの光を格段
と集中させるため、このディスプレイ部を目視する際
に、前記光をより一層強調させて動作状態の確認をさら
に容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による天井埋込型空気調和機の一例を
示す縦断面図である。
【図2】 その空気調和機の平面図である。
【図3】 その空気調和機の要部拡大図であり、本実施
の形態によるディスプレイ部を示す断面図である。
【図4】 本実施の形態によるディスプレイ部の形成に
用いる金型装置を示す断面図である。
【図5】 従来の空気調和機における要部拡大図であ
り、(a)はディスプレイ部の平面図、(b)はその断
面図である。
【符号の説明】
10 バックアップスイッチ 10A パネル部 10B ランプレンズ部 11 梨地マスキング処理 40 金型装置 40a 上金型 40b 下金型 41 コマ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部の光源の光を透過するランプレンズ
    部が設けられたパネル部を有し、その動作状態を表示す
    るディスプレイ部を具えた空気調和機において、 上記ランプレンズ部と、上記パネル部とを、同一材料に
    より形成することを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 上記ランプレンズ部と、上記パネル部と
    を形成する上記同一材料が、乳白透明な樹脂材料からな
    り、 上記パネル部には、機種バリエーションに応じたマスキ
    ング処理を施すことを特徴とする請求項1に記載の空気
    調和機。
  3. 【請求項3】 上記ランプレンズ部が、凹レンズまたは
    凸レンズ加工を施してなることを特徴とする請求項1ま
    たは2のいずれかに記載の空気調和機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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