JP2003262358A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2003262358A
JP2003262358A JP2002059101A JP2002059101A JP2003262358A JP 2003262358 A JP2003262358 A JP 2003262358A JP 2002059101 A JP2002059101 A JP 2002059101A JP 2002059101 A JP2002059101 A JP 2002059101A JP 2003262358 A JP2003262358 A JP 2003262358A
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JP
Japan
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air conditioner
backup switch
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switch
backup
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JP2002059101A
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English (en)
Inventor
Kei Matsuda
圭 松田
Masahiko Nakamoto
正彦 中本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性の低下を防止するとともに、見映えを
向上し得る空気調和機を提供すること。 【解決手段】 その本体に、運転や停止の制御を行うた
めのバックアップスイッチ1を有する空気調和機におい
て、バックアップスイッチ1を、本体表面と一体に平坦
に設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に関
し、特に本体に配設されるバックアップスイッチの構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機では、その運転制御を
リモートコントローラ(以下、これを単にリモコンと称
する)によって行っている。具体的には、ユーザによる
操作に応じてリモコンの上端に設けられた発光器から発
信される信号が、空気調和機の受光部に受信されること
により、この空気調和機が前記操作に対応して運転制御
されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
空気調和機の本体の前面側には、例えばリモコンを紛失
した場合などの非常時に、その運転や停止の制御を行う
ための応急用として用いられるバックアップスイッチが
配設されている。そして、このようなバックアップスイ
ッチは、通常、空気調和機の本体表面の動作状態を表示
するディスプレイ部から突出して配設されている。
【0004】しかしながら、近年、空気調和機の本体
は、流線形状等の形状をもって形成されているため、配
置位置周辺における壁や天井などとの調和をとるのが容
易になってきているものの、バックアップスイッチが本
体表面から突出して配設されていることから、外見上の
見映えが損なわれる場合があった。
【0005】特に、空気調和機が天井埋込型である場
合、その影響はより顕著であり、平坦な天井面に同化し
ている空気調和機の本体表面からバックアップスイッチ
が突出してしまうため、このバックアップスイッチがよ
り強調されて目立ち、見映えを著しく損なっていた。
【0006】このような課題を解決する手法の一つとし
て、従来、例えばバックアップスイッチにキャップとし
ての蓋を設け、この蓋を開閉してバックアップスイッチ
を操作するようにしたものが提案されている。この場
合、外見上の見映えの問題は解決されるものの、バック
アップスイッチを操作する際に蓋を開閉する手間がかか
る分、操作手順を増やし操作性を低下させてしまう未だ
不十分な問題があった。
【0007】また、この場合、空気調和機のディスプレ
イ部に、蓋が設けられることから、部品点数が増加する
上に、ディスプレイ部の表示も一目で確認し難くなって
しまう問題もあった。
【0008】本発明は、以上のような問題点に鑑みてな
されたものであり、操作性の低下を防止するとともに、
見映えを向上し得る空気調和機を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、以下の手段を採用した。請求項1
に記載の発明は、その本体に、運転や停止の制御を行う
ためのバックアップスイッチを有する空気調和機におい
て、上記バックアップスイッチを、上記本体表面と一体
に平坦に設けたことを特徴としている。
【0010】上述した空気調和機によれば、運転や停止
の制御を行うためのバックアップスイッチを、その本体
表面と一体に平坦に設けるようにしたことにより、蓋な
どの開閉動作を行うことなく、直接バックアップスイッ
チを操作できるため、操作性の低下を防止するととも
に、突出部分をなくすことができるため、見映えを向上
することができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の空気調和機において、上記本体が、その動作状態を表
示するディスプレイ部を可動自在に有し、上記ディスプ
レイ部が、上記バックアップスイッチを兼用してなるこ
とを特徴としている。
【0012】上述した請求項2の空気調和機によれば、
動作状態を表示するディスプレイ部が本体に可動自在に
設けられ、このディスプレイ部とバックアップスイッチ
とを兼用するようにしたことにより、バックアップスイ
ッチ用の部品をディスプレイ部の部品と兼用できる分、
全体としての部品点数を削減できるとともに、一見ディ
スプレイ部に見える部分がバックアップスイッチを兼用
していることから見映えをより一層向上することができ
る。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2のいずれかに記載の空気調和機において、上記バック
アップスイッチが、片押し防止手段を有することを特徴
としている。
【0014】上述した請求項3の空気調和機によれば、
バックアップスイッチのスイッチ部材を、バックアップ
スイッチの中心部以外の部位に設ける場合においても、
バックアップスイッチを全体的に均一に押圧することが
できるため、バックアップスイッチの片押しによる操作
不良を未然に防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明にお
ける空気調和機の一実施の形態について詳述する。図1
および図2は、本実施の形態による天井埋込型の空気調
和機を示す縦断面図およびその平面図である。
【0016】図1および図2に示すように、空気調和機
は、天井20に埋設されたケース本体21に、熱交換器
22、遠心ファン23、モータ24、ドレンパン25、
ベルマウス26、および吸込口フィルタ27が内蔵さ
れ、グリル28aおよびルーバ28bを有するパネル2
8でケース本体21の開口を掩蓋して構成されている。
また、このパネル28には、図示しないリモコンから発
信された信号を受光するための受光部31が設けられて
いる。
【0017】モータ24は、ケース本体21の天板21
aに固定されており、このモータ24の軸24aには、
遠心ファン23の円錘部23aが固定されている。この
空気調和機の運転時には、受光部31で受光したリモコ
ンからの信号に応じて、図示しない室内ユニットからの
冷媒が熱交換器22を循環するとともに、モータ24に
よって遠心ファン23が駆動されている。
【0018】この遠心ファン23の駆動により、室内2
9の空気は、パネル28の吸込グリル28aおよび吸込
口フィルタ27を通ってベルマウス26に案内され、遠
心ファン23に吸入されて、羽根23bにより付勢され
る。そして、遠心ファン23から吐出された空気は、熱
交換器22を通過する過程で冷却または加熱され、調和
空気Aとなって吹出口30から吹き出される。
【0019】かかる構成に加えて、本実施の形態におい
ては、上述したパネル28に、バックアップスイッチ1
が設けられているとともに、このバックアップスイッチ
1には、ディスプレイ部2が配設されている。
【0020】より具体的には、例えば図3(a)に示す
ように、バックアップスイッチ1は樹脂材料等からな
り、紙面におけるその上部に取付部3が設けられてい
る。そして、この取付部3を中心に、空気調和機の本体
に対して可動自在に、かつベンディング形状に配設され
ている。これにより、後述するバックアップスイッチ1
のスイッチ部材4を、ディスプレイ部2の内部に配設さ
れる光源の設置位置に伴って、このバックアップスイッ
チ1の中心からずれた位置に配設しなくてはならない場
合においても、バックアップスイッチ1の表面1Aを押
圧された力を常に均一に伝達し、片押しによる操作不良
を未然に防止することができるようになされている。
【0021】また、バックアップスイッチ1の表面1A
のほぼ中央には、空気調和機の動作状態を表示するため
のディスプレイ部2が可視光フィルタ等の材料によって
形成されている。さらに、このディスプレイ部2の内部
には、図示省略する光源(LEDレンズ等)が配設され
ており、空気調和機の動作状態(運転しているか・タイ
マが予約されているか・フィルタが汚れているか等)
を、目視で確認することができるようになっている。
【0022】そして、このバックアップスイッチ1は、
図3(b)に示すように、その表面1A側をユーザによ
って押圧されることにより、内部に配設されるスイッチ
部材4を押圧するようになされている。
【0023】このように、この空気調和機では、例えば
その操作手段であるリモコン(図示せず)を紛失した場
合などの非常時に、バックアップスイッチ1を用いて応
急的にその運転や停止の制御を行うことができる。
【0024】しかも、このバックアップスイッチ1が空
気調和機の本体に蓋などの部材を介すことなく一体に設
けられていることから、見映えも向上することができる
とともに、直接操作することができるため、操作性が低
減するのを防止することができる。
【0025】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲に
おいて、種々の変更を加えることが可能である。例え
ば、上述した実施の形態では、空気調和機に、天井埋込
型のタイプを適用するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、この他、例えば壁掛型の空
気調和機に適用するようにしてもよい。
【0026】また、上述した実施の形態においては、バ
ックアップスイッチ1を樹脂材料を用いて形成し、その
表面1Aのほぼ中央にディスプレイ部2を設けるように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例
えば、図4に示すように、透過性の樹脂材料等を用いて
バックアップスイッチ10を形成し、空気調和機の動作
状態を表示するために内部に配設される図示しない光源
(LEDレンズ等)の表示11を可能とするようにして
もよい。この場合、このバックアップスイッチ10を全
体としてディスプレイ部と兼用することができる分、部
品点数を削減することができる利点を得ることができ
る。
【0027】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、運転や停
止の制御を行うためのバックアップスイッチを、その本
体表面と一体に平坦に設けるようにしたことにより、蓋
などの開閉動作を行うことなく、直接バックアップスイ
ッチを操作でき、また本体表面から突出部分を無くすこ
とができるため、操作性の低下を防止するとともに、見
映えを向上し得る空気調和機を実現することができる。
【0028】また、この空気調和機によれば、動作状態
を表示するディスプレイ部が本体に可動自在に設けら
れ、このディスプレイ部とバックアップスイッチとを兼
用するようにしたことにより、バックアップスイッチ用
の部品をディスプレイ部の部品と兼用できる分、全体と
しての部品点数を削減できるとともに、一見ディスプレ
イ部に見える部分がバックアップスイッチを兼用してい
ることから見映えをより一層向上することができる。
【0029】さらに、この空気調和機によれば、バック
アップスイッチのスイッチ部材を、バックアップスイッ
チの中心部以外の部位に設ける場合においても、バック
アップスイッチを全体的に均一に押圧することができる
ため、バックアップスイッチの片押しによる操作不良を
未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による空気調和機の一例を示す縦断面
図である。
【図2】 その空気調和機の平面図である。
【図3】 その空気調和機の要部拡大図であり、(a)
は本実施の形態によるバックアップスイッチを示す平面
図、(b)はそのバックアップスイッチの断面図であ
る。
【図4】 他の実施の形態における空気調和機の要部拡
大図であり、バックアップスイッチを示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 バックアップスイッチ 1A 表面 2 ディスプレイ部 3 取付部 4 スイッチ部材 10 バックアップスイッチ 11 表示

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その本体に、運転や停止の制御を行うた
    めのバックアップスイッチを有する空気調和機におい
    て、 上記バックアップスイッチを、上記本体表面と一体に平
    坦に具えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 上記本体が、その動作状態を表示するデ
    ィスプレイ部を可動自在に有し、 上記ディスプレイ部が、上記バックアップスイッチを兼
    用してなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和
    機。
  3. 【請求項3】 上記バックアップスイッチが、片押し防
    止手段を有することを特徴とする請求項1または2のい
    ずれかに記載の空気調和機。
JP2002059101A 2002-03-05 2002-03-05 空気調和機 Withdrawn JP2003262358A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20050510